JPH08338500A - バックラッシュ反転抑制手段を有するカム装置 - Google Patents

バックラッシュ反転抑制手段を有するカム装置

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JPH08338500A
JPH08338500A JP7170306A JP17030695A JPH08338500A JP H08338500 A JPH08338500 A JP H08338500A JP 7170306 A JP7170306 A JP 7170306A JP 17030695 A JP17030695 A JP 17030695A JP H08338500 A JPH08338500 A JP H08338500A
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cam
gear
backlash
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 互いに噛み合う二つの歯車を経て駆動される
カム装置が歯車のバックラッシュに起因する騒音或いは
振動を発生することを防止する。 【構成】 カムがカム従動体を駆動する回転位相区間よ
りカムがカム従動体により駆動される回転位相区間への
遷移の途中にてバックラッシュが衝撃的に反転すること
を抑制するバックラッシュ反転抑制手段を必要箇所に於
いてのみ作動するように設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カム装置に係り、特に
互いに噛み合う少なくとも二つの歯車を経て回転軸線の
周りに回転駆動されるカムがカム従動体を弾性付勢力に
抗して偏倚させるカム装置に係る。
【0002】
【従来の技術】回転軸線の周りに回転駆動されるカムに
よりカム従動体をそれに作用する弾性付勢力に抗して偏
倚させる構造のカム装置は従来より随所に使用されてい
る。又カム装置は、例えば輪転式孔版印刷装置に於いて
印刷ドラムを回転駆動して印刷を行う際に、印刷ドラム
に印刷用紙を押し付けるプレスローラを印刷ドラムの回
転位相に合わせて、或る第一の回転位相区間では印刷ド
ラムへ向けて押し出し或る第二の回転位相区間では印刷
ドラムより引き離す作用を行うカムの如く、多くの場合
他の作動機構に同期して作動され、カムを回転駆動する
回転軸は多くの場合他の作動機構との同期関係を達成す
る歯車列を介して回転駆動される。
【0003】即ち、輪転式孔版印刷装置は図1に幾分解
図的に示されている如く、穿孔された孔版原紙を巻装さ
れる多孔構造の周縁部を有し中心軸線1の周りに回転す
る印刷ドラム2と、これに印刷用紙を押し付けるプレス
ローラ3とを有し、印刷ドラム2をその中心軸線1の周
りに回転させつつこれとプレスローラ3との間に順次印
刷用紙を送り込み、印刷ドラム2の内部より図には示さ
れていないインク供給手段によりインクを押し出して印
刷用紙上に印刷を行うようになっているが、印刷ドラム
2の周縁の一部には孔版原紙の始端を取り付けるための
台座部4が設けられているので、プレスローラ3はこの
台座部4との衝突を避けるよう印刷ドラム2の回転に同
期して台座部4が通過する位相区間にては印刷ドラム2
より引き離されなければならない。そのためプレスロー
ラ3は図には示されていない印刷装置ハウジングにより
枢動軸線5の周りに枢動可能に支持された枢動軸6によ
り一端を支持された枢動腕7によりその他端に回転可能
に支持され、枢動腕7が印刷ドラム2の回転に同期して
揺動されることにより、台座部4が該プレスローラに向
かい合う位置を通過する位相区間を除く第一の位相区間
にてのみ仮想線3′にて示されている如く印刷ドラム2
の外周面に接する位置へ向けて押し出され、台座部4が
該プレスローラに向かい合う位置を通過する第二の位相
区間では、図にて実線(但し図にてはカムの後方に隠れ
ているので破線)により示されている如く印刷ドラム2
により引き離されるようになっている。
【0004】上記の如き印刷ドラム2の回転に同期した
プレスローラ3の往復動は、印刷ドラム2の回転に同期
して回転駆動されるカム装置を用いることにより容易に
達成される。そのようなカム装置の例が図1に示されて
いる。
【0005】図1に於いて、10はカムであり、歯車1
2により回転軸線14の周りに該歯車と一体になって回
転駆動されるようになっている。歯車12は、これと噛
み合う歯車16により、図にて矢印にて示されている如
く回転軸線14の周りに図にて半時計廻り方向に回転駆
動されるようになっており、一方それと噛み合う歯車8
を経て印刷ドラム2をその中心軸線1の周りに回転駆動
するようになっている。歯車16は、回転軸線18の周
りに、図には示されていない駆動源より、図にて矢印に
より示されている如く時計廻り方向に回転駆動される。
カム10と歯車12の結合体及び歯車16は、それぞれ
図には示されていない支持枠体によりそれぞれ回転軸線
14及び18の周りに回転するよう支持されている。
【0006】20はてこ部材であり、上記の枢動軸6に
より支持され、枢動軸線5の周りに枢動軸6を介して枢
動腕7と一体となって枢動するよう支持されている。て
こ部材20にはローラ24が回動軸線26の周りに自由
に回動するよう取り付けられている。28は引張りコイ
ルばねであり、下端部にて図には示されていない支持枠
体に係止され、上端部にててこ部材20の一端部に係止
され、てこ部材20に対しこれを枢動軸線5の周りに図
にて半時計廻り方向へ枢動させるばね力を付勢してい
る。てこ部材20は、ローラ24にカム10の隆起部1
0aが係合していない時には、引張りコイルばね28の
ばね力により図にて反時計廻り方向に枢動し、プレスロ
ーラ3は印刷ドラム2の周縁面に押し付けられる。尚カ
ムの作動に係りなくプレスローラ3を印刷ドラム2より
引き離すプレスローラ制御装置は腕部30に作用するよ
うになっている。ローラ24にカム隆起部10aが係合
すると、てこ部材20は引張りコイルばね28のばね力
に抗して枢動軸線5の周りに図にて時計廻り方向に枢動
する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図1に示されてる状態
は、カム隆起部10aがローラ24に係合し始めた初期
の状態であり、カム10は引張りコイルばね28により
及ぼされる付勢力に抗してローラ24を回動軸線14よ
り遠ざかる方向へ押し出しており、歯車12の回転には
大きな抵抗が作用し、これに打ち勝って歯車16が歯車
12を進み方向に駆動している。
【0008】カム隆起部10aの頂点がローラ24を過
ぎ、カム装置が図にて仮想線にて示されている位置にく
ると、引張りコイルばね28がてこ部材20に及ぼす付
勢力により逆にローラ24がカム10を進み回転方向へ
駆動し、従って歯車12は歯車16により進み回転方向
へ駆動されるよりもむしろ歯車16によりブレーキをか
けられつつローラ24によりカム10を介して進み方向
へ回転駆動される。
【0009】図2は図1に於いてカム装置が実線にて示
されている状態に於ける歯車12と16の噛み合い関係
の詳細を示す部分図である。この状態では歯車16が歯
車12を進み方向へ駆動しており、従って歯車16の歯
の進み方向前方の歯面16fが歯車12の歯の進み方向
後方の歯面12rと接触し、両歯車間のバックラッシュ
は歯車16の歯の進み方向後方の歯面16rと歯車12
の歯の進み方向前方の歯面12fとの間に生じている。
【0010】図3は図1に於いてカム装置が仮想線にて
示されている位相位置にあるときの歯車12と16の噛
み合い関係を示す図2と同様の図である。この状態に於
いては、歯車12は引張りコイルばね28が及ぼす付勢
力により進み方向へ駆動され、歯車16は歯車12の進
み方向の回転に対しブレーキをかけている状態にある。
従って歯車16の歯はその進み方向後方の歯面16rに
て歯車12の歯の進み方向前方の歯面12fに接してお
り、バックラッシュは歯車16の歯の進み方向前方の歯
面16fと歯車12の歯の進み方向後方の歯面12rと
の間に生じている。従ってカムの作動状態が図1に於い
て実線にて示されている状態より仮想線にて示されてい
る状態へ遷移する途中、即ちカム隆起部10aに対する
ローラ24の当接位置がカム隆起部10aの頂点を幾分
越え、カム隆起部10aのカム面の傾斜角等により定ま
るローラ24の側からカム10へ伝わる駆動トルクの大
きさが或る臨界点に達したところで、歯車12と16の
間のバックラッシュは図2に示されている状態より図3
に示されている状態に切り替わる。この時ローラ24の
回転支持部やてこ部材20の枢動支持部にはかなりの摩
擦力が作用しているので、上記のバックラッシュの切り
替わりは、ローラ24の側よりカム10の側へ伝わるト
ルクの大きさが上記の摩擦箇所に於ける抵抗値に対応す
る或るかなりの大きさの値を越えたところで崩壊的に生
じ、そのため図2に示された状態より図3に示された状
態へのバックラッシュの切り替わりは瞬間的に或るかな
りの大きさのトルクを伴って衝撃的に生じ、それによっ
て騒音や振動が発生する。
【0011】このようにカムがカム従動体を弾性付勢力
に抗して偏倚させるカム装置は、カムがカム従動体に係
合せず、カム従動体が弾性付勢力により戻り位置にある
アイドル位相区間と、カムがカム従動体に係合し、カム
従動体が弾性付勢力に抗して戻り位置より偏倚された状
態にあるカム作動位相区間とを交互に繰返して作動する
が、カム作動位相区間は、多くの場合、上記の例の如く
更にカムがその上り傾斜の部分にてカム従動体に係合す
ることによりカムがカム従動体を弾性付勢力に抗して積
極的に駆動する第一の作動位相区間と、カムがその下り
傾斜の部分にてカム従動体に係合することによりカムが
弾性付勢力によって逆にカム従動体より積極的に駆動さ
れる第二の作動位相区間とに分かれる。カム作動区間が
かかる第一及び第二の作動位相区間に分かれるカム装置
に於いて、上記の輪転式孔版印刷装置の例に於ける如く
カムが互いに噛み合う少なくとも二つの歯車を経て回転
軸線の周りに回転駆動されるカムであると、カム装置が
第一の作動位相区間より第二の作動位相区間へ遷移する
際、上記の如く二つの歯車の噛み合いに於けるバックラ
ッシュが衝撃的に反転し、騒音や振動を発生する恐れが
ある。
【0012】互いに噛み合う二つの歯車の間のバックラ
ッシュをほぼ完全になくし且つ摩擦抵抗の少ない軽やか
な歯車の噛み合い運転を達成するには、歯車の製作精度
及び軸受を含む歯車支持構造体の製作精度並びに強度及
び剛性を著しく向上させる必要があり、そのための製造
コストの著しい上昇を考えれば、多くのカム用途に於い
て、バックラッシュによる騒音或いは振動の発生を、単
に歯車の噛み合いからバックラッシュを無くすることに
より回避せんとすることは実用的でない。
【0013】本発明は、互いに噛み合う少なくとも二つ
の歯車を経て回転軸線の周りに回転駆動されるカムがカ
ム従動体を弾性付勢力に抗して偏倚させるカム装置に於
ける上記の問題に対処し、装置の製造コストを上昇させ
ることなくバックラッシュに起因する騒音或いは振動の
発生を有効に低減することのできる手段を備えたカム装
置を提供することを課題としている。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその作用効果】上記の
課題は、本発明によれば、互いに噛み合う少なくとも二
つの歯車を経て回転軸線の周りに回転駆動されるカムが
カム従動体を弾性付勢力に抗して偏倚させることにより
前記カムが前記カム従動体を積極的に駆動する第一の回
転位相区間と前記カムが前記カム従動体により積極的に
駆動される第二の回転位相区間とを周期的に繰り返して
作動するカム装置にして、実質的に前記第二の回転位相
区間に於いてのみ作動して前記二つの歯車の噛み合いに
於けるバックラッシュが前記第一の回転位相区間と前記
第二の回転位相区間の間で衝撃的に反転することを抑制
するバックラッシュ反転抑制手段を有するカム装置によ
って達成される。
【0015】上記の如く互いに噛み合う少なくとも二つ
の歯車を経て回転軸線の周りに回転駆動されるカムがカ
ム従動体を弾性付勢力に抗して偏倚させるカム装置に於
いて、二つの歯車の噛み合いに於けるバックラッシュに
起因して騒音或いは振動が発生するのは、カム装置が上
記の第一の回転位相区間より第二の回転位相区間へ遷移
するときにバックラッシュの衝撃的な反転が生ずること
によるものであり、従ってバックラッシュの反転を上記
の第二の回転位相区間に於いてのみ抑制するか或いは該
第二の回転位相区間に於いてのみバックラッシュの反転
を緩やかに行わせる手段が設けられれば、二つの歯車の
噛み合いに於ける他の大半の回転位相区間に於いては、
バックラッシュが放置されていても騒音或いは振動の発
生の観点からは何ら問題とならない。
【0016】従って上記の如き極く限られた局部的バッ
クラッシュ反転抑制手段が設けられれば、カム駆動機構
に於ける歯車装置はバックラッシュが比較的大きく比較
的安価に製造できるものとされても、バックラッシュに
よる騒音や振動の問題が生じることなく全体として低摩
擦にて軽やかに作動することができる。
【0017】上記のバックラッシュ反転抑制手段は、実
質的に前記第二の回転位相区間に於いてのみ前記二つの
歯車の噛み合いに関与するよう前記二つの歯車のいずれ
か一方に重ね合わされた扇形歯車であってよい。二枚の
歯車を相互の相対的回転位相が微調整され得るように重
ね合わせて一つの歯車として用いることによりバックラ
ッシュを低減する技術は古くから周知である。しかしこ
のように歯車がその全周に亙ってバックラッシュを低減
する処置が施されると、やはり歯車及び軸受の製作精度
並びに互いに噛み合う二つの歯車の軸受を支持する構造
体の精度、強度及び剛性が向上されなければ歯車の噛み
合いに於ける抵抗が増大し、歯車列の駆動が重くなると
いう問題が残る。
【0018】これに対し歯車の全回転位相の極く一部を
占めるに過ぎない前記第二の回転位相区間に於いてのみ
扇形歯車によってバックラッシュが埋められる構造とさ
れれば、歯車や扇形歯車の製作精度或いはその支持構造
の製作精度、強度及び剛性がそれ程高くされなくても、
歯車装置の運転全体に亙って殆ど実質的な支障を生ずる
ことなく軽やかな運転を達成することができる。
【0019】上記のバックラッシュ反転抑制手段は、互
いに噛み合う二つの歯車の一方と一体となって回転し、
該一方の歯車と同心の円弧面を呈する第一の部材と、二
つの歯車の他方と一体となって回転し該他方の歯車と同
心の円弧面部と該円弧面部の円弧輪郭より隆起した隆起
面部とを呈する第二の部材とを含み、前記第二の部材の
前記隆起面部は前記第二の回転位相区間にて前記第一の
部材の円弧面部に対し相互に弾性的に圧縮された状態に
て当接し、前記第二の回転位相区間にて二つの歯車間に
相対的回転位相のずれが生ずることを摩擦的に抑制する
構造とされてもよい。
【0020】或いは又、前記バックラッシュ反転抑制手
段は、互いに噛み合う二つの歯車のいずれか一方に根元
部を担持されて該歯車の半径方向に延在する弾性ばね片
と、該二つの歯車の他方に設けられたばね係合部とを含
み、これら二つの歯車の各々に対する前記ばね片及び前
記係合部の位相位置は実質的に前記第二の回転位相区間
に於いて前記ばね片がその弾性撓みによりばね係合部を
介して前記二つの歯車のうちの被駆動側歯車を駆動側歯
車に対し相対的に回転方向遅れ側に付勢する位相関係に
ある如き構造とされてもよい。
【0021】これらいずれの場合にも、バックラッシュ
反転抑制手段は前記第二の回転位相区間に於いてのみ二
つの歯車の間にバックラッシュの反転を生ずる相対的位
相のずれが生ずることを抑制する作用を行うので、歯車
の全回転位相中の極く一部に於いてのみ互いに噛み合う
二つの歯車の噛み合いに関与し、これら二つの歯車の間
にカムの駆動に伴うトルクが作用している状態でバック
ラッシュが衝撃的に反転することを抑制するが、歯車の
回転位相の大部分を占めるその他の回転位相区間に於い
ては二つの歯車の噛み合いには何ら関与せず、比較的大
きいバックラッシュが設けられた歯車駆動機構の低摩擦
状態での軽やかな運転を実質的に妨げない。
【0022】
【実施例】以下に添付の図4以下をを参照して、本発明
を実施例について更に詳細に説明する。
【0023】添付の図4及び5は本発明によるカム装置
の第一の実施例を示す幾分解図的側面図であり、図1に
示されている輪転式孔版印刷装置に於けるプレスローラ
のための印刷ドラムに同期したカム駆動機構の部分のみ
を取り出し、それに本発明の第一の実施例を適用した機
構を示す。以下の実施例に於いて図1に関して説明した
構成に対応する部分は図1に於ける装置と同じ作動を行
うので、これらの対応する部分については図1に於ける
と同じ符号を付し、その構造及び作動についての説明は
省略する 図4及び5に示されている本発明の第一の実施例に於い
ては、引張りコイルばね28により及ぼされる付勢力に
よってローラ24がカム10を進み回転方向へ駆動する
現象が生ずる歯車12と16の噛み合いに於ける回転位
相区間にのみ実質的に対応して歯車16の一部に、図6
により詳細に示されている要領にて扇形歯車34が取り
付けられている。図6に示されている実施例に於いて
は、扇形歯車34は歯車16の厚みの約半分程度の厚み
を有し、歯車16の対応する箇所に設けられた扇形窪み
36内に納められ、その歯のピッチ円の中心軸線に整合
した孔38が歯車16に設けられたボス40に嵌め合わ
されることにより、歯車16に対しその相対回転位相を
微調節され得るようになっている。歯車16に対する扇
形歯車34の微調節された回転位相位置は、扇形歯車3
4に設けられた長孔42を通って歯車16にあけられた
ねじ孔44に捩じ込まれるねじ46の締め付けにより保
持されるようになっている。かかる扇形歯車34が歯車
16の回転位相の該当部分に取り付けられることによ
り、カム装置が図5に示された状態にあるとき歯車12
と16の間の噛み合いは図7に示されている如き状態と
なり、この回転位相区間にて両歯車間のバックラッシュ
は扇形歯車により埋められ、歯車12と16の間の噛み
合いが、カムよりカム従動体が積極的に駆動される回転
位相区間より逆にカムがカム従動体により駆動される回
転位相区間へ遷移したときにも、両者の噛み合いは図4
に示された状態より図5に示された状態に変化すること
なく図7に示された状態となり、実質的に図4に示され
た噛み合い状態と同じ状態が維持される。
【0024】カムの作動状態が、図5に示された状態よ
り更に進み、カム隆起部10aとローラ24との係合が
外れる回転位相位置に来ると、両歯車の噛み合いに対す
る扇形歯車34の関与はなくなり、歯車12と16の間
の噛み合いに於けるバックラッシュは自由に解放された
状態となる。しかしこの時には、歯車12と16の間に
はいずれの相対的回転方向にも何ら実質的な力は作用し
ないので、バックラッシュの存在によって両者の歯面間
に騒音や振動を生ずる衝撃的衝突が生ずることはない。
【0025】尚、扇形歯車34は歯車12の側に設けら
れても上記のバックラッシュの衝撃的反転を抑制する同
様の作用を行うことができるが、図1に示されている輪
転式孔版印刷装置に於ける如く歯車12が更に印刷ドラ
ム2を駆動する歯車8と噛み合っている如き構造に於い
ては、歯車12と歯車8との間の均一な噛み合いを損な
うことのないよう、扇形歯車34は図示の実施例に於け
る如く歯車16の側に設けられるのが好ましい。
【0026】図8及び9は本発明によるカム装置の第二
の実施例を示す幾分解図的側面図であり、図8に示され
ているカムの作動状態は図4に示されている状態に対応
し、図9に示されているカムの作動状態は図5に示され
ているカムの作動状態に対応している。図8及び9に於
いては、図4及び5に示されている部分に対応する部分
は図4及び5に示されている符号と同一の符号を付され
ており、それらの符号を付された部分の構成及び作動は
図4及び5に示されている第一の実施例に於けると同じ
であるので、これらの部分についての詳細な説明は重複
を避けるため省略する。
【0027】図8及び図9に示されている実施例に於い
ては、図8に示されている如くカム10がローラ24を
積極的に駆動する第一の回転位相区間より図9に示され
ている如くカム10がローラ24の側より積極的に駆動
される第二の回転位相区間へ遷移するとき歯車12と1
6の間の噛み合いに於けるバックラッシュの衝撃的反転
が生ずることを抑制するバックラッシュ反転抑制手段
は、歯車16と一体となって回転し歯車16と同心の円
筒面48を呈する円板状の部材50と、歯車12と一体
となって回転し歯車12と同心の円筒面部52と円筒面
部52の円筒状輪郭54より円弧状に隆起した隆起面部
56とを呈する弾性の概略円板状の部材58とから構成
されている。
【0028】部材50の円筒面48と部材58の円筒面
部52とは、それぞれ歯車16及び12のピッチ縁の直
径と等しいかそれより僅かに小さい直径を有するよう作
られており、両面は実質的に接触しない状態にある。こ
れに対しローラ24の側よりカム10が駆動される回転
位相区間に対応して設けられた隆起面部56が部材50
の円筒面48に向かい合う回転位相区間に於いては、隆
起面部56は部材58の弾性変形の下に部材50の円筒
面48に沿う位置迄半径方向に圧縮され、かかる弾性部
材58の隆起面部56に於ける弾性圧縮変形により両者
の間の接触は強い摩擦接触となり、歯車12と16の間
の相対的回転位相は、該接触が始まる時点に於ける状
態、即ち図3に示されている噛み合い状態に保持される
か、或いは図3に示されている状態より図4に示されて
いる状態に遷移するとしても、その遷移は緩やかに行わ
れ、歯車12と16の間の噛み合いに於けるバックラッ
シュが図3に示されている状態より図4に示されている
状態に衝撃的に変化することにより騒音或いは振動が生
ずる恐れは確実に回避される。
【0029】尚図8及び図9に示されている実施例に於
いては、部材50は360度に亙る円筒面48を呈し、
又部材58は隆起面部56を除く部分にて円筒面部52
を呈するよう構成されているが、部材50及び58のい
ずれについても、隆起面部56の上記の如き作動に関与
しない部分に於いては、適宜図示の実施例より欠損した
円弧状を呈する構造とされてよく、その様な修正は本発
明の目的、作用及び効果に照らして本発明の範囲内にあ
ることは明らかであろう。又部材50は金属等の剛固な
材料にて作られてよいが、部材50も又弾性材料より作
られてもよいことは明らかであろう。更に又部材50或
いは少なくともその周縁部が弾性材料にて作られ、逆に
部材58が金属等の剛固な材料にて作られてもよい。
【0030】図10及び11は本発明によるカム装置の
第三の実施例を示す幾分解図的側面図であり、図10に
示された作動状態は図4或いは図8に示された作動状態
に対応し、又図11に示されている作動状態は図5或い
は図9に示されている作動状態に対応している。図10
及び11に於いても先の第一及び第二の実施例に於ける
部分に対応する部分は対応する符号にて示されており、
それらの作動は先の実施例に於けると同じであるため、
それらの共通の構成についての説明は重複を避けるため
省略する。
【0031】図10及び11に示されている実施例に於
いては、図10に示されている如くカム10がローラ2
4を積極的に駆動する第一の回転位相区間から図11に
示されている如くカム10がローラ24の側より逆に積
極的に駆動される第二の回転位相領域への変遷の際に歯
車12と16の噛み合いに於けるバックラッシュが衝撃
的に反転することを抑制するバックラッシュ反転抑制手
段は、歯車12に根元部を担持されて歯車12の半径方
向に延在するばね片60と、歯車16に設けられたばね
係合部62とから構成されており、カム装置が図10に
示されている如き作動状態から図11に示されている如
き作動状態へ遷移するに先だって、ばね片60がばね係
合部62に係合し、両者の回転が進むにつれて、ばね板
60の取り付け位相とばね係合部62の取り付け位相と
の間の差及び両者の係合位置が歯車12の回転中心14
と歯車16の回転中心18との間の中点より回転中心1
8の側にずれていることとによりばね片60に生ずる撓
み変形によって発生するばね力により歯車12が歯車1
6に対し回転方向遅れ側へ付勢され、その付勢力により
バックラッシュの反転或いは急激な反転が抑制される。
【0032】ばね片60は設計上必要とされる所定の曲
げ弾性率を呈する板ばねよりなっていてよく、又ばね係
合部62は歯車16にこれより軸線方向に突き出るよう
植設されたピン状の突起であってよい。
【0033】図10及び11に示されている実施例に於
いては、歯車12の側にばね片60が設けられ、歯車1
6の側に係合部62が設けられたが、ばね片60が歯車
16の側に設けられ、係合部62が歯車12の側に設け
られるような変更が可能である。この場合ばね片60は
係合部62に対し歯車の回転方向前面にて当接し、ばね
片60の湾曲方向は図11に示されている方向とは逆に
なる。
【0034】以上に於ては本発明を大別して3種類に分
けられる実施例について詳細に説明したが、カムがカム
従動体を積極的に駆動する第一の回転位相区間よりカム
がカム従動体により積極的に駆動される第二の回転位相
区間への遷移の途中に於いてカムを回転駆動する二つの
歯車の噛み合いのバックラッシュに急激な反転が生ずる
ことを抑制するバックラッシュ反転抑制手段を歯車の全
回転位相のうちの必要な最小回転位相区間に対してのみ
作用するよう設けることにより、比較的大きなバックラ
ッシュを伴って作動する経済的駆動歯車列を用いてもバ
ックラッシュに起因する騒音或いは振動を生じないカム
装置を提供するという技術思想は、ここに実施例として
開示された構成より当業者が容易に考えつく範囲の他の
種々の構成により実施され得ることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】輪転式孔版印刷装置の印刷ドラムとプレスロー
ラに係る機構の一例を示す幾分解図的側面図。
【図2】図1に示されている二つの歯車の噛み合い状態
を詳細に示す部分図。
【図3】図2に示されている歯車の噛み合い状態よりバ
ックラッシュが反転した状態を示す同様の図。
【図4】本発明によるカム装置の第一の実施例を幾分解
図的に示す側面図。
【図5】図4に示されている装置を異なる作動状態にて
示す同様の図。
【図6】図4及び5に示されている実施例に於ける構造
の要部を取り出し且つ分解して示す斜視図
【図7】図5に示されている歯車の噛み合い状態の詳細
を示す部分図。
【図8】本発明によるカム装置の第二の実施例を示す幾
分解図的側面図。
【図9】図8に示されている装置を異なる作動状態にて
示す同様の図。
【図10】本発明によるカム装置の第三の実施例を示す
幾分解図的側面図。
【図11】図10に示されている装置を異なる作動状態
にて示す同様の図。
【符号の説明】
1…中心軸線 2…印刷ドラム 3…プレスローラ 4…台座部 5…枢動軸線 6…枢動軸 7…枢動腕 8…歯車 10…カム 10a…カムの隆起部 12…歯車 14…回転軸線 16…歯車 18…回転軸線 20…てこ部材 24…ローラ 26…回転軸線 28…引張りコイルばね 30…腕部 34…扇形歯車 36…扇形窪み 38…孔 40…ボス 42…長孔 44…ねじ孔 46…ねじ 48…円筒面 50…円板状の部材 52…円筒面部 54…円筒状輪郭 56…隆起面部 58…ほぼ円板状の部材 60…ばね片 62…ばね係合部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16H 57/12 F16H 57/12 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに噛み合う少なくとも二つの歯車を経
    て回転軸線の周りに回転駆動されるカムがカム従動体を
    弾性付勢力に抗して偏倚させることにより前記カムが前
    記カム従動体を積極的に駆動する第一の回転位相区間と
    前記カムが前記カム従動体により積極的に駆動される第
    二の回転位相区間とを周期的に繰り返して作動するカム
    装置にして、実質的に前記第二の回転位相区間に於いて
    のみ作動して前記二つの歯車の噛み合いに於けるバック
    ラッシュが前記第一の回転位相区間と前記第二の回転位
    相区間の間で衝撃的に反転することを抑制するバックラ
    ッシュ反転抑制手段を有するカム装置。
  2. 【請求項2】前記バックラッシュ反転抑制手段は実質的
    に前記第二の回転位相区間に於いてのみ前記二つの歯車
    の噛み合いに関与するよう前記二つの歯車のいずれか一
    方に重ね合わされた扇形歯車である請求項1のカム装
    置。
  3. 【請求項3】前記バックラッシュ反転抑制手段は前記二
    つの歯車の一方と一体となって回転し該一方の歯車と同
    心の円弧面を呈する第一の部材と、前記二つの歯車の他
    方と一体となって回転し該他方の歯車と同心の円弧面部
    と該円弧面部の円弧輪郭より隆起した隆起面部とを呈す
    る第二の部材とを含み、前記第二の部材の前記隆起面部
    は実質的に前記第二の回転位相区間にてのみ前記第一の
    部材の円弧面部に対し相互に弾性的に圧縮された状態に
    て当接し、前記第二の回転位相区間にて前記二つの歯車
    間に相対的回転位相のずれが生ずることを摩擦的に抑制
    するようになっている請求項1のカム装置。
  4. 【請求項4】前記バックラッシュ反転抑制手段は前記二
    つの歯車のいずれか一方に根元部を担持されて該歯車の
    半径方向に延在する弾性ばね片と、前記二つの歯車の他
    方に設けられたばね係合部とを含み、前記二つの歯車の
    各々に対する前記ばね片及び前記ばね係合部の位相位置
    は実質的に前記第二の回転位相区間に於いて前記ばね片
    がその弾性撓みにより前記ばね係合部を介して前記二つ
    の歯車のうちの被駆動側歯車を駆動側歯車に対し相対的
    に回転方向遅れ側に付勢する位相関係にある請求項1の
    カム装置。
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