JP4302478B2 - リクライニング装置及びその組み立て方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シートバックを任意の傾斜角度に調整することができるリクライニング装置に関し、特に車両用に適したリクライニング装置に関する。
リクライニング装置では駆動部とシートバックの傾斜角との減速比を大きく取るため、遊星歯車機構やタウメル機構が良く使われる。これらの機構は、減速比は大きいものの、歯数の異なる歯車を噛合させるため、そのままでは微少なガタが発生し使用感が悪くなる。そこで、くさびカム等を用い、バネで付勢して停止時のガタを取ることがよく行われる。遊星歯車機構を用いたものでは、特開平6−277128号公報に、その図1に示すように太陽歯車を一方に押しつける皿状のバネ(60)を備えたものが提案されている。また、タウメル機構を用いたものでは、特開2000−225032号公報に、円周に近い円弧形状のバネ(10)が回転体(9、9)を付勢し、くさびセグメント(8)を押しつけるようにしたものが提案されている。
特開平6−277128号公報 図1 特開2000−225032号公報 図3
出願人が現在提案しているリクライニング装置は、先行技術を構成するものではないが(特願2003−003139号)、次のようなものである。このリクライニング装置はモータで駆動される遊星歯車機構のパワーリクライニング装置を想定している。図1は、現在提案しているリクライニング装置50を取り付けたシートを示す側面図である。シート80は、シートバック60とシートクッション70とから成る。リクライニング装置50は、後述する遊星歯車式の減速機10と、減速機の一方の内歯側に固定されたブラケット62と、他方の内歯側に固定されたブラケット72とからなる。ブラケット62はシートクッション70に固定され、ブラケット72はシートクッション70側に固定されている。リクライニング装置50は、図示しないスイッチが操作されるとブラケット62とブラケット72との相対回転角度、即ち、シートバック60のシートクッション70に対する角度を調整するよう構成されている。
図2(A)は図1中に示す減速機10の斜視図であり、図2(B)は側面図である。図3は減速機の構成部品を示す分解斜視図である。
図2及び図3に示すように減速機10は、図1に示すシートクッション70側にブラケット72を介して接続される第1内歯12と、シートバック60側にブラケット62を介して接続される第2内歯14とを備える。第2内歯14の表面14bに形成された6つの円形突起14cは、シートバック60のブラケット62に嵌合固定するための突起である。同様に、第1内歯12の表面12bにシートクッション70側のブラケット72に嵌合固定される6つの円形突起12cを有している。第1内歯12の歯数は例えば33に、第2内歯14の歯数は例えば36に形成されている。ここで、3個の遊星歯車を用いる場合、第1内歯12と第2内歯14との歯数の差は3の倍数になる。第1内歯12及び第2内歯14の外側にはカバー36が取り付けられ、側面にはホルダー38(図2参照)が取り付けられる。
図3に示すように、第1内歯12及び第2内歯14の内側には、太陽歯車30と太陽歯車の回りに3個の遊星歯車32A、32B、32Cが配設される。該遊星歯車32A、32B、32Cと第1内歯12との間には、遊星歯車32A、32Bを保持する第1支持板22が、該遊星歯車32A、32B、32Cと第2内歯14との間には、遊星歯車32A、32Bを保持する第2支持板24が配設される。第1支持板22には、第1内歯12側へ突出する偏心カム22aが、中央に通孔22bが形成されている。同様に、第2支持板24には、第2内歯14側へ突出する偏心カム24aが、中央に通孔24bが形成されている。
第1内歯12の中央には、第1支持板22の偏心カム22aを収容する通孔12aが、第2内歯14の中央には、第2支持板24の偏心カム24aを収容する通孔14aが形成されている。第1支持板22の偏心カム22aと第1内歯12の通孔12aとの間には、1対の楔部材28、28が配置される。同様に、第2支持板24の偏心カム24aと第2内歯14の通孔14aとの間には、1対の楔部材28、28が配置される。楔部材28、28はスプリング26により離れ広がる方向に付勢される。楔部材28、28はスプリング26のフック部26aが係合する係合部28a,28a近傍のカム高さが高く、周縁に行くに従ってカム高さが低くなるように形成されている。
遊星歯車機構の動作について図3を参照し説明する。角柱形状のシャフト20に固定された太陽歯車30の周囲には、120度間隔で3個の遊星歯車32A、32B、32Cが取り付けられ、遊星歯車32A、32B、32Cは、第1内歯12と同時に、第2内歯14と噛合している。なお、遊星歯車32A、32Bは、第1支持板22の1対の軸22cにより支持され、遊星歯車32Cは、軸により支持されていない状態で、太陽歯車30と第1内歯12及び第2内歯14との間に保持される。ここで、リクライニング装置の図示しないスイッチが操作されモータによりシャフト20が回転させられると、太陽歯車30が回転し、これに伴い各遊星歯車32A、32B、32Cが自転すると共に、太陽歯車30の回りを公転する。
なお、遊星歯車32A、32Bを支持する第1支持板22、第2支持板24は、遊星歯車32A、32Bと共に太陽歯車30の回りを公転する。遊星歯車32A、32B、32Cの自転、公転により、遊星歯車32A、32B、32Cに同時に噛合する第1内歯12と第2内歯14との間に回転差が生じ、第2内歯14側と連動するシートバック60が、第1内歯12側に固定されたシートクッション70に対して角度調整される。
ここで、遊星歯車機構におけるガタ取り機構の動作について、図3を参照して説明する。第1支持板22の1対の軸22cにより自転可能に支持された遊星歯車32A、32Bは、偏心カム22a、24aにより残り1個の遊星歯車32Cと反対方向(図中で上方向)へ偏位させられる。該2個の遊星歯車32A、32Bは、それぞれの中心とシャフト20の中心とを結ぶ線分から外れた方向に偏位させられるため、それぞれ自転方向へのモーメントが生じる。即ち、遊星歯車32Aには反時計方向のモーメントが生じ、遊星歯車32Bには時計方向のモーメントが生じ、互いに近づく公転方向へ移動しようとする。
しかしながら、遊星歯車32A、32Bは、それぞれ太陽歯車30と噛合しており、且つ、第1支持板22、第2支持板24により公転方向への移動が規制させられるため、遊星歯車32A、32Bは第1内歯12、第2内歯14と強固に噛合する。これにより、停止状態での遊星歯車32A、32Bと第1内歯12、第2内歯14との間で隙間が無くなり、両者間でのバックラッシュ、がたつきを無くすことができる。
即ち、図3で上方向への変位により、第1内歯12、第2内歯14のいずれか一方に対して、第1支持板22、第2支持板24及び遊星歯車32A、32Bは、噛み合い方向へ押圧され、同時に、他方の内歯に対して、第1支持板22、第2支持板24及び遊星歯車32A、32Bは引き付けられる。これにより、第1内歯12と第2内歯14とが相対的に反対方向へ押圧され、遊星歯車32A、32Bと第1内歯12、第2内歯14との間で隙間が無くなる。これに伴い、歯数差があり、同一の歯形ではない上に、加工精度にバラツキの出る第1内歯12、第2内歯14を用いても、遊星歯車32A、32Bによって押圧される。この2個の遊星歯車32A、32Bは、太陽歯車30のシャフト20を支点とする第1支持板22の軸22cで支持されるため、確実にガタ、遊びを無くすことができる。
このように、このリクライニング装置では、スプリング26の楔部材28、28に対する付勢力を適切に調整することで、遊星歯車減速機10の停止時には、偏心カム22a、24aにより、遊星歯車32A、32Bは図3で上方向へ偏位し、回転時には、第1内歯12、第2内歯14側からの抵抗力により、遊星歯車32A、32Bは偏位位置から円滑に回転し得る位置まで押し戻される。これにより、揺動回転が生じないよう設定されている。
図4は、上記遊星歯車機構の従来のガタ除去機構の要部を示す分解斜視図である。第2内歯14の内側から、つまり、内歯が形成されている側から第2支持板24が組み込まれ、第2内歯14の外側から、2つの楔部材28、28と、楔部材28、28を広げるように付勢するスプリング26が組み込まれる。第2内歯14には中央に通孔14aが形成され、第2支持板24には偏心カム24aが形成されている。スプリング26はそのフック部26a,26aが軸方向に突出し、2つの楔部材28、28の係合部28a、28aを押圧する。このため、2つの楔部材28、28は離れる方向に付勢される。
図5は、第2内歯14にガタ除去機構を組み込んだ状態を示す斜視図である。第2内歯14の表面14bに形成された6つの円形突起14cは、シートバック60のブラケット62に嵌合固定するための突起である。第2内歯14の通孔14a内に第2支持板24、2つの楔部材28、28、スプリング26が組み込まれる。このとき、スプリング26のフック部26aを除いた部分は第2内歯14の表面14bより突出した位置に位置することになり、リクライニング装置の厚みを厚くする要因となっていた。
上記のように、これらのリクライニング装置は、ガタをなくすためのバネが円形で大きい。さらに、バネを遊星歯車機構の本体の外側から組み込むため、バネが遊星歯車機構本体等の減速機構本体から軸方向に突出した形となり、リクライニング装置の厚みが厚くなるという問題点があった。わずか10数mmの厚みの増加でも、自動車の座席として使用するリクライニング装置では大きな問題となる。
また、リクライニング装置を組み立てる際に、例えば特許文献2ではバネ(10)をその付勢力に抗して撓ませた状態で移動する部材(回転体9、9)に組み付けねばならず、移動する部材の間隔に応じてバネ(10)に力を加える必要があり、組み付け工数がアップするという問題点があった。
本発明は、上記の問題点を解決するためなされたものであり、第1の発明の目的は、減速機構本体から軸方向に突出した部分をなくして、できるだけ厚みの薄いリクライニング装置を提供することにある。第2の発明の目的は、リクライニング装置の組み付け工数を低減することにある。
上記の目的を達成するため、第1の発明では、図6に例示するように、遊星歯車機構若しくはタウメル機構を用いたリクライニング装置において、上記機構の停止時のガタをなくすための部材を付勢するバネ126が、遊星歯車機構若しくはタウメル機構の内歯102の内径より小さな第1の円103とより径の小さな第2の円104に囲まれた環状帯105の中で展開角αが180°より小さな円弧帯状部分106に収容される屈曲された形状の線材からなるバネ126であって、そのフック部126a、126bが上記円弧帯状部分106の中央付近に軸方向に向いて位置するようにされていることを特徴とするリクライニング装置が提供される。
そして、第2の発明では、図7に例示するように、遊星歯車機構若しくはタウメル機構を用いたリクライニング装置の上記機構の停止時のガタをなくすための部材28、28を付勢するバネ126が、遊星歯車機構若しくはタウメル機構の内歯14の内径より小さな第1の円とより径の小さな第2の円に囲まれた環状帯の中で展開角が180°より小さな円弧帯状部分に収容される屈曲された形状の線材からなるバネ126であって、そのフック部126a、126bが上記円弧帯状部分の中央付近に軸方向に向いて位置するようにされていることを特徴とするリクライニング装置の組み立て方法であって、前記バネ126のフック部126a、126bをバネ126の付勢力に抗した位置に保持する保持部材140に挿入してバネ126を撓ませた状態に保持する工程と、前記バネ126と保持部材140が一体となったものを遊星歯車機構若しくはタウメル機構の内歯14の中に組み込む工程と、前記内歯14の中に停止時のガタをなくすための部材28、28を組み込む工程と、前記保持部材140を軸方向に移動させ保持部材140をバネ126のフック部126a、126bから外す工程と、を備えることを特徴とするリクライニング装置の組み立て方法が提供される。
第1の発明は、展開角が180°より小さな円弧帯状部分106に収容される屈曲された形状の線材からなるバネ126が用いられるから、遊星歯車機構若しくはタウメル機構の内部の空いた空間にバネ126を収納することができ、バネが外側に突出することがない。それ故、リクライニング装置の厚さを薄くすることができるという効果を奏する。
第2の発明は、予めバネ126を撓ませた状態で保持部材に保持し、内歯14の中に組み込むものであるから、バネ126の組み込みが容易であり、組み込みが終了した後に保持部材140を引き抜き外せば、バネ126の付勢力が停止時のガタをなくすための部材28、28に負荷されるので、リクライニング装置の組み立て工数が低減するという効果を奏する。
本発明に係るリクライニング装置は、図1乃至図5で説明した従来例と同じ原理の遊星歯車機構からなるリクライニング装置であり、前記従来例とはスプリング26の形状と組み付ける方向が異なり、それに付随して第1支持板22及び第2支持板24の板部下部の形状がわずかに異なるのみである。従って、同じ部材には同じ符号を付して説明を省略する。相当する部材には下2桁に同じ符号を付し、関係を明確にした。
図7は、遊星歯車機構のガタ除去機構の要部を示す分解斜視図であり、図4に対応する図である。第2内歯14は図4で説明したものと全く同じものであり、中央の通孔14aと、表面14bに形成された6つの円形突起14cを有する。内歯の歯車は裏側に形成されていて見えない。2つの楔部材28、28も図4で説明したものと同じであり、それぞれに係合部28a、28aを有する。第2支持板部材124は、図4の第2支持板24に相当するもので、通孔124b、偏心カム124aを有することは同じであるが板部下方に切り欠き部124dを有する点が異なる。
バネ126は、図4のスプリング26と異なり、略円周形状をなさず略円弧形状をしている。そして、フック部126a、126bが開く方向に付勢する。保持部材140は、断面が長円形をした筒状の部材であり、バネ126のフック部126a、126bを係止する取り付け治具である。ここで、バネ126が第2内歯14の表面側(図面左方)ではなく、第2内歯14の裏面側(図面右方)に位置していることに注目されたい。バネ126はその付勢力に抗してフック部126a、126b間の間隙を狭められ、フック部126a、126bを保持部材140に挿入されて保持される。
図8は、組み付け途中を示す斜視図である。図7を併せ参照し、第2内歯14の内側から、つまり、内歯が形成されている側から第2支持板部材124が組み込まれる。そして、保持部材140に保持されたバネ126が、第2内歯14の内側から保持部材140と共に組み込まれる。次いで、2つの楔部材28、28が、第2内歯14の外側から、第2内歯14の通孔14aと第2支持板部材124の偏心カム124aとの間に配設され組み込まれる。2つの楔部材28、28を組み込んだ後に治具である保持部材140を外側に引き抜く。これにより、バネ126のフック部126a、126bを押さえていたものが無くなり、バネ126の弾性によりフック部126a、126bが楔部材28、28の係合部28a,28aに当接し、2つの楔部材28、28が離れる方向に付勢する。このように、予めバネ126を撓ませて保持部材140に保持し、組み込むので、バネ126を第2内歯14の内側から組み込む場合も、組み立てが容易であるという利点がある。
図9は、バネ126や楔部材28、28を組み込んだ状態を第2内歯14の内側から見た斜視図である。今まで見られなかった第2内歯14の歯14dを見ることができる。歯14dが構成する内歯の内径の中に、第2支持板部材124、バネ126、2つの楔部材28、28が組み込まれている。ここで、バネ126のフック部126a、126bは第2支持板部材124の切り欠き部124dから前方に突出している。そして、バネ126本体は歯14dの構成する円周より小さな径の円周段14eと第2支持部材124とに囲まれた円弧帯状部分に収容され、第2内歯14の厚さの中に収容される。このため、第2内歯14から外側にバネ126が飛び出すことが無い。
第1内歯12についても、同様に、第1支持板部材、バネ126、2つの楔部材28、28が組み込まれ、それぞれの部材が組み込まれた内歯12、14に太陽歯車30、遊星歯車32A、32B、32Cが組み込まれてカバー36でかしめられ一体とされてリクライニング装置となる。この実施の形態では、バネ126が内歯12、14の厚さの中に収納されるため、従来のスプリング26が内歯12、14の外側に突出していたものと比べ、リクライニング装置の厚さを約2/3に低減することができた。
リクライニング装置を取り付けたシートを示す側面図である。 (A)はリクライニング装置の斜視図であり、(B)は側面図である。 リクライニング装置の構成部品を示す分解斜視図である。 遊星歯車機構の従来のガタ除去機構の要部を示す分解斜視図である。 内歯に従来のガタ除去機構を組み込んだ状態を示す斜視図である。 第1の発明の構成を示す模式図である。 本発明に係る遊星歯車機構のガタ除去機構の要部を示す分解斜視図である。 本発明に係るリクライニング装置の組み付け途中を示す斜視図である。 バネや楔部材を組み込んだ状態を第2内歯の内側から見た斜視図である。
符号の説明
14 第2内歯
14a 通孔
14b 表面
14c 円形突起
14d 歯
28 楔部材
30 太陽歯車
32 遊星歯車
124 第2支持板部材
124a 偏心カム
124b 通孔
124d 切り欠き部
126 バネ
126a フック部
126b フック部
140 保持部材

Claims (2)

  1. 遊星歯車機構若しくはタウメル機構を用いたリクライニング装置において、
    上記機構の停止時のガタをなくすための部材を付勢するバネが、遊星歯車機構若しくはタウメル機構の内歯の歯の構成する円周より小さな径の円周段前記円周段より小さなの円に囲まれた環状帯の中で展開角が180°より小さな円弧帯状部分の前記内歯の厚さの中に収容される屈曲された略円弧形状の線材からなるバネであって、そのフック部が上記円弧帯状部分の中央付近に軸方向に向いて位置するようにされていることを特徴とするリクライニング装置。
  2. 遊星歯車機構若しくはタウメル機構を用いたリクライニング装置の上記機構の停止時のガタをなくすための部材を付勢するバネが、遊星歯車機構若しくはタウメル機構の内歯の内径より小さな第1の円とより径の小さな第2の円に囲まれた環状帯の中で展開角が180°より小さな円弧帯状部分に収容される屈曲された形状の線材からなるバネであって、そのフック部が上記円弧帯状部分の中央付近に軸方向に向いて位置するようにされていることを特徴とするリクライニング装置の組み立て方法であって、
    前記バネのフック部をバネの付勢力に抗した位置に保持する保持部材に挿入してバネを撓ませた状態に保持する工程と、
    前記バネと保持部材が一体となったものを遊星歯車機構若しくはタウメル機構の内歯の中に組み込む工程と、
    前記内歯の中に停止時のガタをなくすための部材を組み込む工程と、
    前記保持部材を軸方向に移動させ保持部材をバネのフック部から外す工程と、
    を備えることを特徴とするリクライニング装置の組み立て方法。
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