JPH08338323A - 車両用キャニスタ - Google Patents

車両用キャニスタ

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Publication number
JPH08338323A
JPH08338323A JP16807495A JP16807495A JPH08338323A JP H08338323 A JPH08338323 A JP H08338323A JP 16807495 A JP16807495 A JP 16807495A JP 16807495 A JP16807495 A JP 16807495A JP H08338323 A JPH08338323 A JP H08338323A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
canister
vehicle
hole
space
bulkhead
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16807495A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsutomo Fujimori
睦友 藤森
Takeshi Hara
武志 原
Teruo Wakashiro
輝男 若城
Kazumi Yamazaki
和美 山▲崎▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP16807495A priority Critical patent/JPH08338323A/ja
Publication of JPH08338323A publication Critical patent/JPH08338323A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体内の空間の有効活用を図り得る車両用キ
ャニスタを提供することである。 【構成】 本発明の車両用キャニスタ1は、内部が隔壁
20により二つの室8、9に仕切られた容器4からな
る。隔壁20は、車体側から突出した支持部30が挿入
される空間21を有する。支持部30は、垂直面内に配
列されてた板状部材32を含み、空間21は板状部材3
1を受容するように形成されている。また、支持部30
はボルト43を含み、貫通孔41ボルト43を受容する
ように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の燃料タンク等の
燃料貯留室より蒸発した燃料を吸着処理して、蒸発燃料
が大気中に放出されるのを防止する車両用キャニスタに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のキャニスタの車両への取り付け構
造は、図1の従来のキャニスタの取り付け構造の説明図
に示すように、一般的にキャニスタ50に設けられた楔
状の突起部51と、この突起部51が差し込まれるよう
に形状づけられており、図示しない車体側に設けられた
支持部52とからなる(実開平3ー41154号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
キャニスタ50の取り付け構造においては、キャニスタ
50の突起部51が車体側の支持部52に差し込まれる
構造のため、キャニスタ50を車体内に配置するために
は、突起部51及び支持部52の寸法分の空間を必要と
する。これは、キャニスタが直方体の場合に顕著であ
る。また、近年、大気中に蒸散する燃料蒸発を低減する
目的のキャニスタの大型化や、エンジンルーム内の高密
度化により、車体内の空間の有効活用が望まれている。
【0004】従って、本発明は、車体内の空間の有効活
用を図り得る車両用キャニスタを提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1の車両用キャニスタは、内部が隔壁によ
り二つの室に仕切られた容器からなる車両用キャニスタ
において、前記隔壁が、車体側から突出した支持部を受
容する貫通孔を有することを特徴とする。
【0006】前述の目的を達成するために、請求項2の
車両用キャニスタは、請求項1の車両用キャニスタにお
いて、前記支持部が、垂直面内に配列された板状部材を
含み、前記貫通孔が前記板状部材と相補的な形状である
ことを特徴とする。
【0007】前述の目的を達成するために、請求項3の
車両用キャニスタは、請求項1の車両用キャニスタにお
いて、前記支持部がボルトを含み、前記貫通孔が前記ボ
ルトを受容するように形成されていることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】請求項1の車両用キャニスタによれば、内部が
隔壁により二つの室に仕切られた容器からなる車両用キ
ャニスタにおいて、隔壁が、車体側から突出した支持部
を受容する貫通孔を有するが故に、車両用キャニスタを
車体に取り付けるために装置本体に設けられた突起部を
不要とし得、装置の取り付け寸法を減らすことができ
る。その結果、車体内の空間の有効活用を図り得る。
【0009】請求項2の車両用キャニスタによれば、支
持部が、垂直面内に配列された板状部材を含み、貫通孔
が板状部材と相補的な形状であるが故に、隔壁の厚さを
薄く構成し得、その結果、装置を小型化できる。
【0010】請求項3の車両用燃料蒸発装置によれば、
支持部がボルトを含み、貫通孔がボルトを受容するよう
に形成されているが故に、支持部の構成を簡素化でき
る。
【0011】
【実施例】以下、図2の本発明の装置の実施例の概略構
成図を参照しながら、本発明の装置の実施例を説明す
る。
【0012】キャニスタ1は、内部空間が隔壁20によ
って二つの空間に仕切られた容器4からなる。これらの
二つの空間は隔壁20の下部の部分で連通している。こ
れらの空間の夫々は、フィルター2、3によって上下方
向に三つの室に仕切られる。ここでは、上位の室を夫々
室6と、室7と称し、中位の空間を夫々室8と、室9と
称する。室6及び室8が一方の空間に位置し、室7及び
室9が他方の空間に位置する。
【0013】室6の対応位置において容器4には、チャ
ージポート10及びパージポート11が設けられてい
る。チャージポート10は、チャージ通路13を介して
燃料タンク12に接続されており、パージポート11は
パージ通路14を介して内燃エンジンの吸気系15に接
続されている。
【0014】また、室7の対応位置において容器4に
は、大気通路19が設けられている。
【0015】チャージ通路13には2方向弁16が設け
られている。2方向弁16は、燃料タンク12の内圧が
正圧になった時燃料タンク12内の蒸発燃料がキャニス
タ1へ流れるように開弁し、逆に燃料タンク12の内圧
が負圧になった時気体がキャニスタ1から燃料タンク1
2に流れるように開弁する。
【0016】パージ通路14には電磁弁17が設けられ
ている。電磁弁17は、パージポート11を通ってエン
ジンの吸気系15に吸引される蒸発燃料の流量をエンジ
ンの運転状態に応じて制御する。
【0017】以下、本実施例のキャニスタ1における隔
壁を図3の本発明の装置の実施例の斜視図、及び図4の
本発明の装置の縦断面図を参照しながら説明する。
【0018】図3において、図1と同じ構成要素には同
じ参照番号が付されている。これらの構成要素の説明は
図1の説明と同様である。隔壁20は、中に貫通孔とし
ての空間21を有する。この空間21は、容器4を容器
4の横方向に貫通する。空間21の横断面形状は鉛直方
向に伸長する長方形である。
【0019】図示しない車体側には、支持部30が取り
付けられている。支持部30は、車体側に取り付けられ
る板状部材31と、板状部材31の中央部から、板状部
材31の面に対して垂直に伸長すると共に垂直面内に配
列されてた板状部材32と、板状部材31の下端に取り
付けられた二つの板状突起33とを含んでいる。板状部
材32の先端には穴34が設けられている。穴34に
は、止め具35を介してボルト36が挿入される。板状
突起33はキャニスタ1の容器4の底部を支持するよう
に形成されている。
【0020】以下、キャニスタ1の支持部30への固定
方法について説明する。
【0021】キャニスタ1の隔壁9に設けられた空間2
1を板状部材32に外挿し、板状部材32の先端に設け
られた穴34に止め具35を介してボルト36を通し固
定する。キャニスタ1の容器4の底部は板状突起33で
支持され、キャニスタ1の姿勢の保持と重量の支持が確
実になされる。
【0022】本実施例によれば、キャニスタ1の車体側
への取り付けのために突起部を不要とし得、キャニスタ
1の取り付け寸法を減らすことができる。その結果、車
体内の空間の有効活用を図り得る。
【0023】以下、図5の本発明の装置の実施例の変形
例の斜視図を参照しながら本実施例の変形例を説明す
る。
【0024】図5において、図3と同じ構成要素には同
じ参照番号が付されている。これらの構成要素の説明は
図3の説明と同様である。以下、相違点のみ説明する。
【0025】隔壁9に設けられた空間41は、断面円の
円筒状である。また、板状部材31の中央部にはねじ穴
42が設けられている。
【0026】キャニスタ1の支持部30への固定方法
は、まず、キャニスタ1を板状突起33に載せ、ボルト
43を空間41に通した後穴42にねじ込んで固定す
る。
【0027】本変形例によれば、前述の実施例と同様
に、キャニスタ1の車体側への取り付けのために突起部
を不要とし得、キャニスタ1の取り付け寸法を減らすこ
とができる。その結果、車体内の空間の有効活用を図り
得、加えて支持部の構成を簡素化できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の車両用
キャニスタによれば、内部が隔壁により二つの室に仕切
られた容器を有する車両用キャニスタにおいて、隔壁
が、車体側から突出した支持部を受容する貫通孔を有す
るが故に、車両用キャニスタを車体に取り付けるために
装置本体に設けられた突起部を不要とし得、装置の取り
付け寸法を減らすことができる。その結果、車体内の空
間の有効活用を図り得る。
【0029】請求項2の車両用キャニスタによれば、支
持部が、垂直面内に配列された板状部材を含み、貫通孔
が板状部材と相補的な形状であるが故に、隔壁の厚さを
薄く構成し得、その結果、装置を小型化できる。
【0030】請求項3の車両用燃料蒸発装置によれば、
支持部がボルトを含み、貫通孔がボルトを受容するよう
に形成されているが故に、支持部の構成を簡素化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来のキャニスタの取り付け構造の説明
図である。
【図2】図2は本発明の装置の実施例の概略構成図であ
る。
【図3】図3は本発明の装置の実施例の斜視図である。
【図4】図4は本発明の装置の縦断面図である。
【図5】図5は本発明の装置の実施例の変形例の斜視図
である。
【符号の説明】
1 キャニスタ 2、3 フィルター 5 活性剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 和美 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が隔壁により二つの室に仕切られた
    容器からなる車両用キャニスタにおいて、前記隔壁が、
    車体側から突出した支持部を受容する貫通孔を有するこ
    とを特徴とする車両用キャニスタ。
  2. 【請求項2】 前記支持部が、垂直面内に配列された板
    状部材を含み、前記貫通孔が前記板状部材と相補的な形
    状であることを特徴とする請求項1に記載の車両用キャ
    ニスタ。
  3. 【請求項3】 前記支持部がボルトを含み、前記貫通孔
    が前記ボルトを受容するように形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の車両用キャニスタ。
JP16807495A 1995-06-09 1995-06-09 車両用キャニスタ Pending JPH08338323A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16807495A JPH08338323A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 車両用キャニスタ

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JP16807495A JPH08338323A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 車両用キャニスタ

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JPH08338323A true JPH08338323A (ja) 1996-12-24

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JP16807495A Pending JPH08338323A (ja) 1995-06-09 1995-06-09 車両用キャニスタ

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JP (1) JPH08338323A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10124127B4 (de) * 2000-06-06 2013-01-03 Honda Giken Kogyo K.K. Kanisterbefestigungsvorrichtung
DE102010016621B4 (de) * 2009-04-30 2021-03-18 Ford Global Technologies, Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Kraftstoffverdunstungssteuerungsbehälter für ein Kraftfahrzeug

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10124127B4 (de) * 2000-06-06 2013-01-03 Honda Giken Kogyo K.K. Kanisterbefestigungsvorrichtung
DE102010016621B4 (de) * 2009-04-30 2021-03-18 Ford Global Technologies, Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Kraftstoffverdunstungssteuerungsbehälter für ein Kraftfahrzeug

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