JPH08337427A - ガラス質材料のロッドを造型する装置および方法、並びにそれにより造型されたガラスロッド - Google Patents

ガラス質材料のロッドを造型する装置および方法、並びにそれにより造型されたガラスロッド

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JPH08337427A
JPH08337427A JP8098728A JP9872896A JPH08337427A JP H08337427 A JPH08337427 A JP H08337427A JP 8098728 A JP8098728 A JP 8098728A JP 9872896 A JP9872896 A JP 9872896A JP H08337427 A JPH08337427 A JP H08337427A
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wall
glass
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rod
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Allan Fredholm
フレッドル アラン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B17/00Forming molten glass by flowing-out, pushing-out, extruding or drawing downwardly or laterally from forming slits or by overflowing over lips
    • C03B17/04Forming tubes or rods by drawing from stationary or rotating tools or from forming nozzles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス質材料を溶融状態でモールド内に注型
することによりガラス質材料のロッドを造型する装置に
おいて、このロッドに「冷えきず」を生じさせない。 【解決手段】 多孔性材料の管状内壁、および内壁中に
気体を射出して、気体をモールド3内に蓄積したガラス
質材料1と面する側の壁から排出する、内壁に連結され
た手段からなる。この手段により、内壁からガラス質材
料1を隔てる膜状の気体の間げき流動を構成して、ガラ
ス質材料1と内壁とを直接接触させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス質材料から
なるロッドを造型する装置、より詳しくは、該ガラス質
材料、特に、溶融状態にあるガラスをモールドに注型す
ることにより操作される装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、レンズ等の光学部材を製造する
ために、断片に切断されたガラスロッドからブランクを
形成することにより工程を開始することがある。ここで
は、各々のブランクを、次いで研磨するか、または再溶
融して注型し、レンズの最終形状を製造している。
【0003】「ラミング」として知られている光学部材
の別の製造方法は、ロッドの端部のガラスが軟化するま
でこのロッドの端部を炉内で再加熱し、次いで、プレス
中にこの端部を挿入する工程からなる。このとき、モー
ルドの内部形状は実質的に、作成すべき部材の形状とな
っている。表面が高品質である部材を得るためには、一
般的に「火造り(fire polished )」と称される、表面
品質の良好なロッドが必要とされる。
【0004】延伸により光ファイバを製造するための円
柱状導波管およびブランクのために、ガラスロッドを製
造する他の方法を用いてもよい。このときにも、ロッド
の表面状態が良好であることが必要である。
【0005】ガラスロッドを造型するために、いわゆ
る、「ベロ(vello )」または「ダウンドロー(downdr
aw)」方法が知られている。この方法によると、溶融ガ
ラスが、内部に開口部が形成され、ベルが備えられた容
器の底から注型され、この溶融ガラスがベルの下で一緒
になる前に重力によりベルの表面を流動している。この
ベルの軸に沿って空気をガラス中に注入することによ
り、ベルの下にガラス管を形成することができる。この
軸に沿って空気をポンプで汲み出して、ベルの下で溶融
ガラスの繊維を集めるのを補助することにより、ガラス
コードが形成される。このように形成したガラスコード
またはロッドを引いて、硬くなるまで熱的に調節しても
差支えない。
【0006】これらの方法により、ガラスがまだ可塑状
態にあるロッドの形成中に、このロッドは全く接触しな
いので、良好な表面状態のロッドを得ることができる。
この材料の流速は速くてもよい(約50−300 kg/時
間)。一方、このガラスは、ベルの周りにおいて適当な
高レベルの粘度(50,000Pから100,000 Pまで)を有し
て、形成されるガラスロッドに作用する重力に対抗しな
ければならない。形成されるガラスロッドの直径は、比
較的小さい(せいぜい約30−50mm)かもしれない。
【0007】このことは、低粘度で失透する種類のガラ
スを用いることができないことを意味する。さらに、ロ
ッドの軸の近傍においてガラスが不均質であるために、
得られるガラスロッドの品質は光学用途にとって不十分
である。他にも欠点があるためにこれらの方法は限定さ
れている。特に、ロッドの傾向には楕円形の断面、構成
の難しさ、および断面組成が勾配しているロッドを製造
するのが不可能なことがある。一方、このような勾配
は、特に放射状屈折率勾配を有する光学レンズにおい
て、今日普通に用いられている。
【0008】溶融ガラスを傾斜モールド内に連続注型す
ることによりガラスロッドを製造する方法も知られてい
る。このモールドは通常冷却される。モールドの後で切
断区域に達する前に、熱的に調節する手段およびモール
ドを出るロッドの速度を調節する手段がある。この方法
により、モールドの断面を適切に造型することにより異
なる断面(円形、楕円形、矩形等)を有するロッドを製
造できるようになる。ガラスの失透は、上述した工程よ
りも問題とはならない。得られるガラスは、光学品質の
ものであってもよく、直径の大きいロッドを作成して、
例えば、厚い光学レンズを得てもよい。
【0009】一方、ガラス注型物とモールド壁とが接触
するために、得られるロッドの表面品質は悪い。なぜな
ら、この表面は、「冷えきず(chill wrinkles)」と呼
ばれる波状起伏により印が付けられているからである。
この波状起伏は、機械加工により取り除かねばならず、
このことは、製造コストを上昇させ、原料を損失するこ
とになる。
【0010】さらにガラスロッドを形成する別の方法と
しては、割り型内に溶融ガラスを注型することが挙げら
れる。この割り型には、注型中にモールドの内部を下降
する移動底が備えられている。適切な冷却期間の後、モ
ールドが開けられて、その中に含まれたガラスロッドを
取り出す。ガラスとモールドとが接触しており、傾斜モ
ールド内の注型により行なう方法のように、表面に「冷
えきず」の欠陥が生じる可能性がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、上述した方法を実施する装置の欠陥を示さな
い、ガラス材料からなるロッドを造型する装置を製造す
ることにある。
【0012】特に、本発明の目的は、冷えきずのない優
れた「火造り」型の表面を有するガラス質材料からなる
ロッドを造型する装置を製造し、この装置により、直径
が大きい(100 mmよりも大きい)ロッドを得るととも
に、溶融材料をこの組成の断面分布を乱さずに送り込む
溶融材料の注型の際に確立される組成の断面分布がこの
ロッドに与えられることを確実にし、容易に失透する種
類のガラスにおいてさえも光学品質のガラスロッドの製
造を可能にし、異なる形状のまっすぐな断面を有するロ
ッドを得ることにある。この装置は、ガラスの流速の広
い範囲に亘り適応され、組立て時間が非常に短い。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的および以下
の記載から明らかになる他の目的が、溶融状態にあるガ
ラス質材料をモールド内に注型することにより、このガ
ラス質材料からなるロッドを造型する装置により達成さ
れる。この装置は、モールドが、a)多孔性材料から作
成された円筒状内壁およびb)この内壁中に気体を吹き
付け、モールドの内壁からガラス質材料を隔てる膜状の
気体の間げき流を構成するように、モールド内に蓄積し
たガラス質材料と向かい合う側面を通って壁から気体を
排出する手段からなるために、優れている。
【0014】ガラス質材料とモールドとの間にこのよう
に非常に薄い気体の「クッション」が形成された結果と
して、得られるロッドの形状は、モールドの形状に非常
に近いが、物理的に接触しないままであり、このことに
より、その表面が「冷えきず」のまったくない完全な仕
上がりとなる。
【0015】本発明による装置の別の特徴によると、こ
の装置には、ガラス質材料およびモールドを熱的に調節
する手段が設けられていてもよい。
【0016】本発明による装置のさらなる別の特徴によ
ると、このモールドは、壁の1つが多孔性壁を構成して
いる囲い(enclosure )、およびこの囲い中に圧力下で
気体を射出する手段からなっていてもよい。この囲い
は、モールドの多孔性壁と囲いとの間で熱を伝導できる
多孔性材料により部分的に充填されていてもよい。この
多孔性壁は、ガス気密コーティングにより囲いから隔て
られていてもよく、このとき、このコーティングにより
覆われない壁の表面に結合される壁に気体を射出する手
段および囲い内で循環する冷却液が用いられる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明による装置の他の特徴およ
び利点が以下の記載および図面より明らかとなる。図1
−9は、本発明による装置を実施する異なる方法を示し
ている。
【0018】ここで図1を参照する。図1において、ド
ウ状ガラス用のリザーバ(図示せず)により供給され、
注型管2を通って送られる、ガラス等の、ドウ状態のガ
ラス質材料1が示されている。垂直軸を有する固定され
た円筒状モールド3が管の端部の下方に配置されてい
る。このモールド3の断面は、注型管の断面と等しいか
またはそれより大きい。本発明によると、このモールド
3は多孔性材料から作られている。モールド3の外側か
らは、圧力下で、矢印により示される流動線によりこの
モールドに入り込み、モールドの内部に進入する気体が
供給される。
【0019】モールドの底は開いている。モールド内で
形成され冷却により硬化されるガラスロッドが連続的に
流動してモールドから排出される。モールドの出口に位
置し、ロッドをつかむ案内ローラ41 、42 が、ガラス
ロッドを引き、モールド中に流れ込むガラスの速度を調
節して、ガラスが広がる区域がモールド3の上側表面の
近傍で形成される。したがって、モールドの壁を通って
吹き付けられる気体によるガラスとモールドとの間に形
成される間げき「膜状」気体のおかげで、モールドと接
触することなく、モールドの内部側面にぴったりと従っ
てガラスが作られる。
【0020】本発明による装置を用いると、直径がより
小さい管2から排出されるガラスの流動を増加させるこ
とにより、直径が大きいガラスロッドを製造することが
でき、この直径の小さいガラスの流動により、直径の大
きい流動に時折見られる失透の問題を避けることができ
る。要するに、同一の流速において、直径がより小さい
管を用いて、粘度がより小さいガラスを送り出すことが
できる。
【0021】モールドの底部までガラスが通過する間
に、損傷なく取り扱われ、自重を支持できる程度までガ
ラスが冷える。次いで、ガラスは、熱調節区域および切
断区域(図示せず)まで進む。
【0022】図2に示す本発明による装置を実施する方
法により、ガラスロッドを不連続に製造する。この方法
は、例えば、ジャッキ(図示せず)上に固定された移動
底31 を備えたモールド3を用いて、モールド内のガラ
スを徐々に下降させること、およびモールドからガラス
を排出するためにこのガラスを上昇させることを確実に
するといった点で図1に示した方法とは区別されるもの
である。この種の方法は、遅い流速のガラスに特に適し
ている。実際、この方法により、例えば、回転するタレ
ット上に固定され、注型管2の下に連続的にいくつかの
モールドを備え付けた装置を設計することができる。
【0023】上述したように、克服すべき欠陥は「冷え
きず」(ガラスの外側表面にある環状の波状起伏)であ
る。この欠陥は、本発明によるモールドの上部に位置す
る拡張区域において、ガラスの芯よりもガラスの外皮が
優先的に冷却されるときに生じる。ガラスをモールドか
ら隔てる気体の膜を形成することが、この現象を消失さ
せることになる優勢な要因である。この現象を制限でき
るようにする他の要因の例としては、モールド中に進入
する注型物が広がる比率の制限、ガラスの低粘度、ガラ
スの高流速、熱いモールドの高い部分、およびモールド
の上部から管の底部を隔てる区域の高温雰囲気が挙げら
れる。
【0024】このような雰囲気を設定するために、バー
ナーまたは電気抵抗器からなる加熱手段5をこの位置に
配置してもよい(図1参照)。このような手段をモール
ドの上部に組み込んでもよい。
【0025】本発明による装置の利点の1つは、この装
置により、モールドに進入する溶融ガラスの注型の際に
形成される線対称の組成分布をそのまま移動できること
にある。このような組成分布は、例として、異なる種類
のガラスの連続した同心層の組成分布、または連続層を
最初に形成した後に、図1の点線(1′)により示した
ような界面のこれらの層の部分的な混ざり合いにより得
られた材料の組成分布であってもよい。このような分布
を得ることのできる手段が、本出願人により同日に出願
された、「横方向の組成勾配を示す材料からなるガラス
ロッド、特にガラスロッドを製造する方法および装置」
と題するフランス国の特許出願に記載されている。
【0026】ガラスの異なる層の間の密度および/また
は粘度の差は、分布の移動を妨げがちである。これらの
障害は、ガラス内の平均粘度が大きいこと(>50P)お
よび拡張後にガラスを急速に冷却するモールドの温度分
布により妨げられるかもしれない。
【0027】ある場合には、供給するガラスの流速が小
さく、粘度が大きく、管2の直径が小さく(例えば、5
kg/時間、5000P、および10mmの直径を有する
管)、大きい拡張比率、例えば、10が望ましい。拡張区
域においては、熱に関する問題には特別な注意を払うべ
きであり、モールドの上部を高温にしなければならず、
加熱手段5を加えて(図1参照)、管2の底部とモール
ド3の上部との間の高温雰囲気を維持してもよい。
【0028】表面状態を良好にする場合には、例とし
て、モールドの多孔性壁を構成するには、グラファイ
ト、ステンレス鋼、ニッケル合金またはブロンズの多孔
性構造体、もしくは多孔性セラミックが適している。相
対的な気体圧力は、グラファイトに関しては、8mmの
壁厚で13%の多孔度の場合で、0.5 −6バールである。
他の材料に関して使用すべき値は、使用する壁厚および
通気性から推測する。
【0029】図3−7は、軸断面図において、本発明を
説明する非限定実施例によりモールドを製造する異なる
方法を示している。このモールドは、本発明による装置
の一部である。これらの図面において、同一の番号は、
同一または同様の要素または部材を示している。
【0030】図3のモールドにおいて、このモールドの
多孔性壁6が、ガラスの入口8が備えられたガス気密囲
い7内に配置されている。これは、壁6の内側表面とモ
ールドに含まれるガラスとの間に膜状で流出すべきであ
る。囲いの外側表面を冷却(例えば、矢印fにより示し
た空気または水の流動)してもよい。しかしながら、こ
のようなモールドの冷却容量は不十分である。このよう
な冷却容量は、図8を参照して以下に説明されるよう
に、遅い流速で運転される装置の下部または非常に遅い
流速に適している。
【0031】図4は、囲いとモールドの多孔性壁6との
間に位置する空間が、微細な多孔性材料9、例えば、壁
6と囲い7との間で熱を伝導する金属粒子(ビーズ、ピ
ン、金属ウールのブレード等)により占められている、
図3のモールドの別の種類である。このように、囲い7
に施される冷却または加熱が(矢印fによる)モールド
の多孔性壁6に伝導される。
【0032】図5のモールドは、図3のものから派生し
たものであり、モールドの内側の多孔性壁6を熱的に調
節する別の手段からなる螺旋管要素10が加えられてお
り、この要素はモールドと接触している。この要素は、
冷却液を循環させる管か、または電気的に加熱する抵抗
器からなっていてもよい。このような要素の2つを積み
重ねて、モールドの上部にある一方で上述したようなモ
ールドを加熱して、モールドの残りの部分にある他方で
モールドを冷却してもよい。
【0033】図6のモールドにおいて、気体は、モール
ドの多孔性壁6の外側表面を通って進入しないが、多孔
性壁を通るように作成されたいくつかの垂直孔を通って
進入する。囲い7の壁内に作られた通路111 、112 およ
び環状溝121 、122 により、気体がこれらの垂直孔1
31 、132 等に進入できる。これらの垂直孔はリング状
に分布している。モールドの多孔性壁6の外側表面は、
例えば、有機材料または無機材料のコーティング14によ
り不透過性になっており、この外側表面は囲いの入口8
とその出口15との間の流体の強制循環により冷却され
る。モールドの外径および多孔性壁6(すなわち、厚
さ)を変えることにより、モールドの長さに沿って冷却
を分布させることができる。
【0034】図6のモールドの変種を図7に示す。ここ
では、多孔性壁6はさらに、水平孔161 、162 を備えて
おり、これら水平孔は、ガス気密外側コーティング14を
通って壁6の内側表面まで到達するかまたはその近くで
止まる。この種類は、非常に長いモールドにとって特に
価値がある。なぜならば、孔により気体を部分的に排出
できるからであり、気体はモールドの上部または下部ま
で完全に行き渡る必要がない。
【0035】モールド全体の必要な長さが相当長い場合
には、図8に示すように、2つ以上のモールド3、3′
を互いに積み重ねて配置してもよい。したがって、モー
ルド間の気体を排出することができ、各々のモールド内
で異なる理論的概念を実施しても差支えない。例えば、
図5に示すように、モールド3の上部を電気抵抗器によ
り加熱してもよく、図4のモールドのように、モールド
3の底部に金属ビーズを備えてもよく、モールド3′が
図3に示すモールドの形状をとってもよい。
【0036】一般的に、本発明による装置のモールド
は、加熱部分、「強力に」冷却される部分、および「弱
く」冷却される部分のうちの少なくとも1つを含んでい
る。
【0037】達成すべき目的は、十分に低い温度(粘度
>107.5 から1015P)までガラスを冷却することにあ
る。この温度の低下は、著しい芯−外皮の温度勾配が発
生しないほど十分に遅くあるべきである。そのような温
度勾配は、機械的制約を生じてしまう。
【0038】モールド内に滞在する時間は、出発粘度、
直径、およびガラスの種類に依存する。下記の表は、ガ
ラスがモールド内に滞在する時間に使用できる最小値を
示している。
【0039】
【表1】
【0040】これらの最小値は、特に、遅い流速および
/または大きい直径の場合には、大幅に越えられてもよ
い。例えば、10kg/時間の流速でロッドの直径が80m
mの場合には、少なくとも10cmのモールド軸長さが推
奨される。この長さは、少なくとも450 秒の時間に相当
する。
【0041】図9に示すモールドには、モールドの出口
に熱調節手段が設けられている。これらの手段(17、1
8)は、ガラスの温度を均一にするように機能して、そ
の内部応力を減少させ、ガラスを切断可能にする。これ
らの手段は、固定された部分17と、ことによると、引っ
込められて矢印19によりガラスを切断できるようにする
部分18からなっていてもよい。流速が遅い場合には、こ
れらの手段(17、18)はガラスをアニールするように機
能してもよい。そうでなければ、切断したロッドを従来
のアニーリング装置に送り込む。これらの手段17、18に
おいて、ローラ201 が、図1の装置のローラ41 、42
の役割を果たす。
【0042】本発明による装置は、1−30,000P辺り
の、好ましくは、10−10,000Pの非常に広範囲の粘度を
有する種類のガラスから、ことによると直径の大きい、
ロッドに造型するのに適している。
【0043】容易に失透する種類のガラスには、最低の
粘度が好ましい。したがって、本発明により、1−10P
の粘度で失透する種類のガラスから「火造り」表面を有
する光学品質のロッドが製造できる。
【0044】注型管のようなガラス供給システムの出口
で得られる組成分布の移動の際には、最高粘度を用い
る。このような移動には、実際に高粘度が必要とされる
かもしれない(1,000 −30,000P)。この点に関して、
本出願人により同日に出願された上記特許出願を参照し
てもよい。このように、「硬い」、すなわち、溶融の困
難なガラス(例えば、ホウケイ酸塩またはガラスセラミ
ック)のガラスロッドの造型には、高粘度を使用する。
このような種類のガラスに関して、低粘度を得るには、
高温(例えば、>1,500 ℃)で運転する供給システムが
必要となるかもしれない。このことを実施するのは、技
術的に困難である。したがって、本発明により、好まし
い条件下でこのような種類のガラスを製造できるように
する。
【0045】下記の表は調節要素の非限定実施例を示し
ている。
【0046】a) 均質なガラスに関して、
【0047】
【表2】
【0048】b) 組成分布が変えられるガラスに関し
て、
【0049】
【表3】
【0050】もちろん、本発明は上述した実施の形態に
限定されるものではない。これらの実施の形態は、例と
してのみに示したものである。したがって、本発明は、
円柱状のロッドの製造に限定されるものではない。正方
形、矩形、三角形、角柱等の部分を含む他の形状を、そ
れらの角度が鋭利でなければ、製造してもよい(曲率半
径>1mm)。
【0051】細長い形状の部分の場合には、「鯉の尻尾
(carp's tail )」のような、線対称の流動というより
むしろガラス繊維を分布させる、ガラス供給システムが
好ましい。
【0052】装置の好ましい方向は垂直である。しかし
ながら、傾斜した方向(約45℃まで)を考慮して、特
に、装置に必要とされる垂直の空間を減少させてもよ
い。
【0053】同様に、本発明は、ガラスまたはガラス質
材料のロッドの造型に限定されず、可塑性材料またはセ
ラミックのような、周囲温度で固体であり、周囲温度よ
り高い所定の温度で流体または可塑性となる他の材料に
も拡張される。さらに、上述した物以外の多孔性材料
が、さらされる温度に耐えることのできるものから選択
される限り、これらの材料を用いてモールドの内壁を構
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】注型管により送られるガラス質材料を示す本発
明の装置の断面図
【図2】移動する底を備えたモールドを有する従来技術
の装置の断面図
【図3】気体の入口を備えたガス気密囲いに挿入された
モールドの孔性壁を示す断面図
【図4】囲いとモールドの多孔性壁との間に微小多孔性
材料を含む図3のモールドの別の例を示す断面図
【図5】内側の多孔性壁を調節する螺旋管要素を含む図
3のモールドの別の例を示す断面図
【図6】気体が多孔性壁の外側表面を通っては進入しな
いが、いくつかの垂直孔を通って進入する、本発明の装
置の実施の形態を示す断面図
【図7】多孔性壁が、ガス気密外側コーティングを通る
水平孔を備える図6の装置の別の例を示す断面図
【図8】2つのモールドが、一方の上に他方が重なるよ
うに配列された本発明の装置の実施の形態を示す断面図
【図9】熱調節装置がモールドの外部にそなえられら、
ガラスの温度を均一にしている本発明の装置の別の実施
の形態を示す断面図
【符号の説明】
1 ガラス質材料 2 注型管 3 モールド 4、20 ローラ 5 加熱手段 6 多孔性壁 7 ガス気密囲い 8 入口 9 多孔性材料 10 螺旋管要素 11 通路 12 環状溝 13 垂直孔 14 コーティング 15 出口 16 水平孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス質材料を溶融状態でモールド内に
    注型することにより該ガラス質材料のロッドを造型する
    装置であって、 a) 多孔性材料の円筒状内壁、および b) 該内壁から前記ガラス質材料を隔てる膜状の気体
    の間げき流動を構成するために、該内壁中に気体を射出
    して、該気体を前記モールド内に蓄積した前記ガラス質
    材料と面する側の壁から排出する、該内壁に連結された
    手段、からなることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記内壁が、グラファイト、ステンレス
    鋼、ニッケル合金、ブロンズ、およびセラミックからな
    る群より選択される材料の多孔性構造物から作られるこ
    とを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記ガラス質材料および前記モールドを
    熱的に調節する手段を含み、必要に応じて、前記モール
    ドを冷却するか、または該モールドの少なくとも上部を
    加熱する手段を含むか、もしくは、前記モールド中への
    入口の近傍にある溶融状態にある前記ガラス質材料の注
    型物を加熱する手段を含むことを特徴とする請求項1記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 (a) 前記モールドの底が開いてお
    り、案内ローラが、該モールドの底から連続的に排出さ
    れる冷却材料のロッドに作用して、該ロッドの排出され
    る速度を調節すること、 (b) 前記モールドが、該モールドの上部と底部との
    間で移動性の底を移動させる機構に固定された該移動性
    の底を含むこと、および (c) 前記装置が、壁の1つが前記多孔性材料からな
    る内壁を構成する囲い、およびこの囲い中に圧力下で気
    体を射出する手段を含み、必要に応じて、該囲いが、前
    記内壁と該囲いとの間で熱を伝導できる微細多孔性材料
    により部分的に充填されていること、からなる特性の少
    なくとも1つを有することを特徴とする請求項1記載の
    装置。
  5. 【請求項5】 前記多孔性材料からなる内壁がガス気密
    コーティングにより前記囲いから隔離され、ここで、該
    内壁内に気体を射出する手段が、該コーティングにより
    覆われない該内壁の表面に連結されており、冷却液が該
    囲い内で循環している、および/または前記内壁が、前
    記コーティングを貫通する漏れ孔により少なくとも部分
    的に貫通されていることを特徴とする請求項4記載の装
    置。
  6. 【請求項6】 前記装置が、同軸に積み重ねられている
    いくつかのモールドを含むことを特徴とする請求項5記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 前記装置が、前記モールドの下流に、熱
    的に後調節する手段および該モールドから排出される前
    記ガラス質材料のロッドを切断する手段を含むことを特
    徴とする請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記モールドの内壁が円筒状であり、該
    モールドが垂直軸を有することを特徴とする請求項1記
    載の装置。
  9. 【請求項9】 ガラス質材料を溶融状態でモールド内に
    注型することにより形成されるガラスロッドであって、
    前記モールドが、 a) 多孔性材料の管状内壁、および b) 該内壁から前記ガラス質材料を隔てる膜状の気体
    の間げき流動を構成するために、該内壁中に気体を射出
    して、該気体を前記モールド内に蓄積した前記ガラス質
    材料と面する側の壁から排出する、該内壁に連結された
    手段、からなることを特徴とするガラスロッド。
  10. 【請求項10】 内壁を有するモールド中にガラス質材
    料を溶融状態で注型することにより該ガラス質材料をロ
    ッドに造型する方法であって、前記ガラス質材料が、必
    要に応じて、気体のクッションによって前記内壁から隔
    てられることにより、前記モールドの内壁とは直接接触
    しないことを特徴とする方法。
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