JPH08337052A - 記録材料 - Google Patents

記録材料

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JPH08337052A
JPH08337052A JP7172754A JP17275495A JPH08337052A JP H08337052 A JPH08337052 A JP H08337052A JP 7172754 A JP7172754 A JP 7172754A JP 17275495 A JP17275495 A JP 17275495A JP H08337052 A JPH08337052 A JP H08337052A
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oil
solvent
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JP7172754A
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Tsunashige Itou
伊藤  維成
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子受容性顕色剤との接触により発色する電
子供与性発色剤を溶解するための溶媒として、悪臭がな
く、生分解性を有する植物油を使用し、そして発色濃度
が高く且つ発色汚れがほとんどない所望の色相の発色像
を得ることが容易な記録材料を提供する。 【構成】 溶媒中に溶解された電子供与性発色剤を内包
するマイクロカプセルと、電子受容性顕色剤とを含む記
録材料であって、該溶媒が、アセチル化ヒマシ油及びア
セチルリシノール酸アルキルエステルの少なくとも1種
と、オレイン酸残基含有量が10〜60重量%の脂肪酸
残基組成を有する植物油との混合物であることを特徴と
する記録材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、悪臭がなく、生分解性
を有し、高い発色濃度で発色し得る記録材料に関する。
【0002】
【従来の技術】溶媒に溶解された電子供与性発色剤(以
下、「発色剤」と言うことがある)を含有するマイクロ
カプセルと電子受容性顕色剤(以下、「顕色剤」と言う
ことがある)とを含み、発色剤と顕色剤との反応により
発色像が形成することを利用した記録材料は古くから知
られており、広く利用されている。
【0003】このような記録材料は、感圧記録材料と感
熱記録材料とに大別される。感圧記録材料は、これに圧
力を加えて発色剤を含有するマイクロカプセルを破壊し
て、発色剤と顕色剤とを反応させることにより発色像を
形成させることを利用したもので、発色剤を含有するマ
イクロカプセルからなる発色剤層(以下、「発色剤層」
と言うことがある)と、顕色剤を含む顕色剤層(以下、
「顕色剤層」と言うことがある)とを別々の支持体の表
面又は同一支持体の別の表面に形成し、発色剤層と顕色
剤層とを接触させて使用するノーカーボン紙型記録材料
と、支持体の同一表面上に発色剤を含有するマイクロカ
プセルと顕色剤とを含む自己発色層を設けた、所謂、自
己発色型感圧記録材料(又は、プレスタイプ紙、セルフ
コンテインド紙)と呼ばれるものとがある。
【0004】ノーカーボン紙型記録材料は、発色剤層を
支持体(一般に紙である)の片面に形成して上用紙と
し、支持体の片面に発色剤層を形成しその反対側の面に
顕色剤層を形成して中用紙とし、顕色剤層を支持体の片
面に形成して下用紙とし、発色剤層と顕色剤層とを接触
させて使用される。
【0005】また、自己発色型感圧記録材料は、自己発
色層が設けられた面に圧力を加えると、マイクロカプセ
ルが破壊されて発色剤と顕色剤とが反応して自己発色層
に発色像が形成されるので、自己発色型感圧記録材料の
自己発色層の上に普通紙を載せて普通紙の上から筆記
具、タイプ等で文字等の画像を記録し、感圧記録材料の
自己発色層に発色像を形成する場合、自己発色型感圧記
録材料の自己発色層にインキリボンを使用しないで直接
タイプ、プリンタ等により印字して発色像を形成する場
合、OCR用の印字をする場合等に用いられている。更
に、複数枚のコピーを作る場合、支持体の一方の面に自
己発色層を設け、その反対側の面に発色剤層を形成した
自己発色型感圧記録材料を、支持体の片面に発色剤層を
設けその反対側の面に顕色剤層を設けた中用紙又は支持
体の片面に顕色剤層を設けた下用紙と組み合わせて使用
されることもある。自己発色型感圧記録材料の自己発色
層としては、発色剤を含有するマイクロカプセルを含む
発色剤層と顕色剤を含む顕色剤層とが重層されている二
層タイプと、同一層内に発色剤を含有するマイクロカプ
セルと顕色剤とを含む一層タイプとがある。
【0006】一方、このようなマイクロカプセルを含む
感熱記録材料としては、例えば、特開昭63−2656
82号及び特開平1−105782号公報に記載されて
いるような、発色剤を含有するマイクロカプセルと顕色
剤とを含む感熱層を支持体上に形成した感熱記録材料が
ある。このマイクロカプセルを含む感熱記録材料は、O
HP用に設計できるとか多色の感熱記録材料に設計でき
る等の利点を有するものである。
【0007】上記のような記録材料に含まれるマイクロ
カプセルには、発色剤が溶媒に溶解されて含有されてい
る。この溶媒としては、使用される発色剤を溶解し得る
物質が使用され、一般に灯油、パラフィン、ナフテン
油、アルキル化ビフェニル、アルキル化ターフェニル、
塩素化パラフィン、アルキル化ナフタレン、ジアリール
アルカン、フタル酸エステル等が使用されている。しか
しながらこのような溶媒は一般に悪臭乃至不快臭を有す
るものが多く、環境汚染あるいは製造時、使用時に人体
への悪影響が懸念されるような、エコロジー的に好まし
くないものも含まれている。
【0008】特開昭50−90409号公報には、発色
剤溶液を含有するマイクロカプセル層を支持体上に設け
ることにより感圧記録紙を製造する際に、発色剤を10
5〜260℃に加熱された動物又は植物油に溶解するこ
とを特徴とする感圧記録紙の製造方法が開示されてい
る。
【0009】上記の方法に於て使用される動物油及び植
物油は天然物であり食用にも使用できるものであり、悪
臭乃至不快臭がなく、エコロジー的に安全な物質であ
り、しかも比較的安価であるので、上記マイクロカプセ
ル中の発色剤溶液の溶媒として好ましい溶媒である。
【0010】しかしながら、動物油及び植物油は一般に
使用される発色剤に対する溶解力が小さく、発色剤溶液
中の発色剤の濃度を高くすることが困難であり、記録材
料の発色濃度が低いという問題がある。上記の方法に於
ては、105〜260℃のような高温で発色剤を動物油
又は植物油に溶解しているが、動物油又は植物油を高温
に加熱すると酸化されて変質し易く、不快臭乃至悪臭を
発するようになる恐れもあるという問題点もある。更
に、発色剤によっては発色性が阻害される(減感され
る)場合もある。
【0011】本出願人は、上記植物油を用いて発色性の
向上した記録材料として、上記植物油等のグリセライド
と植物油に溶解する特定のフルオラン化合物あるいは特
定のインドリルフタリドもしくはインドリルアザフタリ
ドを内包したマイクロカプセルからなる記録材料も既に
知られている(特開平6−340169号公報及び特開
平7−81217号公報)。
【0012】しかしながら、上記発色剤以外の植物油に
溶解し難い発色剤も、特定の色相を得るため、あるいは
発色の色相を調整するために使用できるようにしておく
ことは必要であり、また入手が容易な発色剤をできるだ
け多く使用することも、当然望まれることである。例え
ば、青色発色を示す発色剤として広く使用されているク
リスタルバイオレットラクトンを使用する場合、溶媒と
して上記植物油を用いても充分に溶解することができな
い。そして、このような溶解不充分な状態の発色剤溶液
を、マイクロカプセル化した場合、カプセル壁の形成に
与からないカプセル壁形成材料が残渣となって残ること
から、製造上不利であると共に、このようにして得られ
たマイクロカプセルを用いた記録材料は、発色濃度が低
下したり、発色時の汚れが発生し易いとの問題がある。
【0013】特開平5−186395号公報には、発色
剤の溶剤として、植物油と脂肪酸エステルとの混合物を
使用することが開示されている。しかしながら、このよ
うな混合溶剤を使用しても、発色剤の溶解性は幾分向上
するものの、依然としてカプセル壁の形成に与からない
カプセル壁形成材料が残渣となって残る場合が多く、特
にポリウレタンウレアのカプセル壁を形成するためにポ
リイソシアネートを用いた場合に残り易いとの問題があ
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電子
受容性顕色剤との接触により発色する電子供与性発色剤
を溶解するための溶媒として、悪臭がなく、生分解性を
有する植物油及びその誘導体を使用し、そして高い濃度
でかつ発色汚れのない発色像を得ることが容易な記録材
料を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的は、溶媒中に溶
解された電子供与性発色剤を内包するマイクロカプセル
と、電子受容性顕色剤とを含む記録材料であって、該溶
媒が、アセチル化ヒマシ油及びアセチルリシノール酸ア
ルキルエステルの少なくとも1種と、オレイン酸残基含
有量が10〜60重量%の脂肪酸残基組成を有する植物
油との混合物であることを特徴とする記録材料により達
成することができる。
【0016】本発明の上記マイクロカプセルの製造方法
の好適な態様は下記の通りである。 1)上記マイクロカプセルの壁が、ポリウレタンウレ
ア、ポリウレタン又はポリウレア(特にポリウレタンウ
レア)である上記記録材料。 2)電子供与性発色剤がクリスタルバイオレットを含む
上記記録材料。 3)アセチル化ヒマシ油及びアセチルリシノール酸アル
キルエステルの少なくとも1種と、植物油との混合比
が、重量比で9:1〜1:9の範囲にある上記記録材
料。 4)アセチル化ヒマシ油と、植物油との混合比が、重量
比で9:1〜1:9の範囲(好ましくは7:3〜3:
7)にある上記記録材料。 5)アセチルリシノール酸アルキルエステルと、植物油
との混合比が、重量比で9:1〜1:9の範囲(好まし
くは6:4〜1:9)にある上記記録材料。 6)上記電子供与性発色剤が溶媒中に3〜12重量%溶
解されている上記記録材料。 7)上記電子供与性発色剤が、さらにベンゾイルロイコ
メチレンブルー、フルオラン化合物、インドリルフタリ
ド化合物およびインドリルアザフタリド化合物からなる
群より選ばれる少なくとも一種を含む上記2)の記録材
料。 8)アセチルリシノール酸アルキルエステルのアルキル
基が、炭素原子数1〜5のアルキル基(特にメチル)で
ある上記記録材料。 9)上記記録材料が感圧記録材料である。
【0017】本発明の記録材料は、その形態は特に限定
されない。即ち、上記記録材料は、前記のような発色剤
層と顕色剤層とが別々の支持体の表面又は支持体の別の
表面に形成されたノーカーボン紙型感圧記録材料、支持
体の同一表面上に発色剤を含有するマイクロカプセルと
顕色剤とを含む自己発色層が設けられた自己発色型感圧
記録材料、及び発色剤を含有するマイクロカプセルと顕
色剤とを含む感熱層が支持体上に形成された感熱記録材
料の何れの形態のものであってもよい。そして前記のよ
うに本発明の記録材料は、マイクロカプセルに含まれる
発色剤を溶解している溶媒が、特定の化合物であるアセ
チル化ヒマシ油又はアセチルリシノール酸アルキルエス
テルと植物油の混合物に限定されていることに特徴を有
するものである。
【0018】本発明において発色剤を溶解するために使
用される溶媒は、アセチル化ヒマシ油又はアセチルリシ
ノール酸アルキルエステルと、10〜60重量%のオレ
イン酸残基含有量の脂肪酸残基組成を有する植物油であ
る。上記植物油としては、例えば、大豆油(脂肪酸残基
組成中のオレイン酸残基含有量(OA)=20〜35重
量%)、トウモロコシ油(OA=25〜45重量%)、
ナタネ油(OA=10〜35重量%)、綿実油(OA=
15〜30重量%)、ゴマ油(OA=35〜46重量
%)、落花生油(OA=35〜60重量%)、ヒマワリ
油(OA=15〜35重量%)等を挙げることができ
る。中でも特に、大豆油、トウモロコシ油、ナタネ油、
綿実油等が、使用される発色剤の溶解性が高い、顕色剤
と反応させたときの発色性が高い、工業的に容易に入手
できる等の点で好ましい。これらの植物油は単独で使用
しても混合して使用してもよい。
【0019】オリーブ油(OA=70〜85重量%)等
のように、脂肪酸残基組成中のオレイン酸残基含有量が
60重量%より大きい植物油は、発色剤を溶解する力
(溶解力)が低く好ましくない。
【0020】本発明に於ては、上記植物油と共にアセチ
ル化ヒマシ油又はアセチルリシノール酸アルキルエステ
ルが使用される。アセチル化ヒマシ油は、ヒマシ油をア
セチル化することにより得られるものであり、このヒマ
シ油を構成する脂肪酸の主成分であるリシノール酸をア
セチル化及びエステル化することにより得られたものが
アセチルリシノール酸アルキルエステルである。従っ
て、アセチル化ヒマシ油もアセチルリシノール酸アルキ
ルエステルも共に、アセチルリシノール酸エステルの誘
導体ということができる。そして、このリシノール酸を
アセチル基が、ポリイソシアネート等のカプセルの壁
材、あるいは発色剤の溶解性を向上させることから、本
発明の高い濃度の発色像の形成、壁材残渣の低減等の効
果を得ることができると考えられる。アセチル化ヒマシ
油は、一般にヒマシ油と酢酸との反応により得られる。
本発明では、アセチル化ヒマシ油はできるだけ多くアセ
チル化されていることが好ましく、水酸基価として20
以下好ましく、特に10以下のものが好ましい。水酸基
価が高くなると、例えばカプセル壁材料としてポリイソ
シアネートを用いた場合、ポリイソシアネートの溶媒へ
の溶解性が低下し、カプセル壁形成時に残渣として残る
ポリイソシアネートが増加し好ましくない。
【0021】本発明のアセチルリシノール酸アルキルエ
ステルは、下記の構造式: CH3(CH2)5CH(OCOCH3)CH2CH=CH(CH2)7COOR (但し、Rは炭素原子数1〜5のアルキル基である) を有する。Rは、メチル、エチルまたはイソプロピルで
あることが好ましく、特にメチルが好ましい。
【0022】アセチル化ヒマシ油及びアセチルリシノー
ル酸アルキルエステルの少なくとも1種と、植物油との
混合比は、重量比で9:1〜1:9の範囲が一般的であ
る。上記アセチル化ヒマシ油と植物油との混合比は、重
量比で9:1〜1:9の範囲が一般的であり、好ましく
は7:3〜3:7、特に4:6〜6:4が好ましい。上
記アセチルリシノール酸アルキルエステルと植物油との
混合比は、重量比で9:1〜1:9の範囲が一般的であ
り、好ましくは6:4〜1:9、特に5:5〜2:8が
好ましい。また、アセチル化ヒマシ油及びアセチルリシ
ノール酸アルキルエステルの両方を使用しても勿論良
い。アセチル化ヒマシ油及びアセチルリシノール酸アル
キルエステルも、植物油と同様に生分解性を有するが、
植物油よりは劣るため、植物油をできるだけ多く使用す
ることがエコロジーの観点から好ましく、従って上記好
ましい比率が好ましい。
【0023】本発明に於て、溶媒として前記植物油を含
む混合溶剤と共に従来使用されている溶媒を、記録媒体
に不快臭を与えないような量(一般に、混合溶剤の合計
の30重量%以下の量)で使用してもよい。
【0024】本発明に於て使用される発色剤は、一般に
クリスタルバイオレットラクトンを含む発色剤である
が、上記アセチル化ヒマシ油またはアセチルリシノール
酸アルキルエステル及び植物油を主成分とする溶媒に溶
解する限りクリスタルバイオレットラクトン以外の公知
の発色剤も使用することができる。発色剤としては、ク
リスタルバイオレットラクトン以外のトリフェニルメタ
ンフタリド系化合物、フルオラン系化合物、フェノチア
ジン系化合物、インドリルフタリド系化合物、インドリ
ルアザフタリド系化合物、ロイコオーラミン系化合物、
ローダミンラクタム系化合物、トリフェニルメタン系化
合物、トリアゼン系化合物、スピロピラン系化合物等の
各種の発色剤を挙げることができる。これらの中で、ベ
ンゾイルロイコメチレンブルー、フルオラン化合物、イ
ンドリルフタリド化合物およびインドリルアザフタリド
化合物が好ましい。前述のように本発明の植物油を含む
混合溶剤は、クリスタルバイオレットラクトンを溶解す
るのに好適である。更に、本発明における、クリスタル
バイオレットラクトンの使用量は発色剤合計量の20重
量%以上含んでいることが好ましい。特に、30〜10
0重量含んでいることが好ましい。
【0025】発色剤を含有するマイクロカプセルを製造
するに際し、本発明の植物油を含む混合溶剤に発色剤を
溶解して発色剤溶液を調製するが、混合溶剤に上記発色
剤を溶解する際の温度は80〜140℃であることが好
ましい。上記範囲よりも低い温度では発色剤が植物油に
溶解し難く、上記範囲よりも高い温度では植物油等が変
質する恐れがある。また、上記発色剤溶液中の発色剤の
濃度は植物油に対して、3〜12重量%、特に4〜10
重量%であることが好ましい。
【0026】発色剤を内包するマイクロカプセルは、そ
れ自体公知の任意の方法、例えば、界面重合法、内部重
合法、相分離法、外部重合法、コアセルベーション法等
の方法により製造することができる。
【0027】上記マイクロカプセルの壁材としては、従
来感圧記録材料の発色剤含有マイクロカプセルの壁材と
して使用されている水不溶性、油不溶性のポリマーであ
れば特に限定されることなく使用できるが、ポリウレタ
ンウレア壁、ポリウレタン壁、ポリウレア壁、メラミン
・ホルムアルデヒド壁、ゼラチン壁等を挙げることがで
きる。熱カブリに対する耐性が大きいことからマイクロ
カプセルの壁材は、ポリウレタンウレア樹脂であること
が特に好ましい。
【0028】上記のような発色剤を内包するポリウレタ
ンウレア壁のマイクロカプセルは、多価イソシアネート
と多価ヒドロキシ化合物及び上記電子供与性発色剤を、
上記アセチル化ヒマシ油又はアセチルリシノール酸アル
キルエステルと植物油との混合溶媒に溶解した溶液を、
親水性液体中に乳化分散した後、乳化分散液中に多価ア
ミンを添加し、疎水性液滴をポリウレタンウレア膜で被
覆することによって調製することができる。こうして得
られたマイクロカプセルを含む分散液は、発色剤層形成
用塗布液として使用することができる。
【0029】ポリウレタンウレア壁の形成に使用される
多価イソシアネートとしては、水添キシリレンジイソシ
アネート(一般に水添XDIと呼ばれる)のイソシアヌ
レート体、イソホロンジイソシアネート(一般にIPD
Iと呼ばれる)のイソシアヌレート体、4,4′−ジフ
ェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソ
シアネートとトリメチロールプロパンとの付加物、ヘキ
サメチレンジイソシアネートのビウレット体、ヘキサメ
チレンジイソシアネートのイソシアヌレート体、ポリメ
チレンポリフェニルイソシアネート、カルボジイミド変
性ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソ
シアネートとトリメチロールプロパンとの付加物、キシ
リレンジイソシアネートとトリメチロールプロパンとの
付加物、トリレンジイソシアネートのイソシアヌレート
体、水添キシリレンジイソシネートとトリメチロールプ
ロパンとの付加体、イソホロンジイソシネートとトリメ
チロールプロパンとの付加体、キシリレンジイソシアネ
ートのビウレット体及びトリス−(p−イソシアネート
フェニル)チオホスファイト等を挙げることができる。
【0030】これらの中で、水添キシリレンジイソシア
ネートのイソシアヌレート体及びイソホロンジイソシア
ネートのイソシアヌレート体が、植物油に対する溶解性
が優れているので好ましい。これら二種の多価イソシア
ネートと芳香族多価イソシアネートを混合して使用する
ことが好ましく、その混合比は、重量で8:2〜2:8
の範囲(二種:芳香族)が好ましく、特に7:3〜3:
7の範囲が好ましい。
【0031】多価イソシアネートと重合する化合物は、
水、多価ヒドロキシ化合物及び/又は多価アミンであ
る。上記の多価ヒドロキシ化合物の具体例としては、脂
肪族又は芳香族の多価アルコール、ヒドロキシポリエス
テル、ヒドロキシポリアルキレンエーテル、多価アミン
のアルキレンオキサイド付加物等を挙げることができ
る。
【0032】また上記の多価アミン化合物は、分子中に
二個以上の−NH−基又は−NH2基を有し、親水性液
体に可溶性である化合物である。この多価アミン化合物
の具体例としては、エチレンジアミン、ジエチレントリ
アミン、トリエチレンテトラミン、テトラエチレンペン
タミン、1,3−プロピレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、フェニレンジアミン、ジアミノナフタレン、
キシリレンジアミン等が挙げられる。
【0033】上記のようにして調製されたマイクロカプ
セルの分散液はそのまま発色剤層形成用塗布液とする
か、又はこのマイクロカプセル分散液に更にバインダ
ー、カプセル保護剤等を添加して発色剤層形成用塗布液
を調製し、それ自体公知の方法によって支持体上に塗布
し、乾燥することによりノーカーボン紙型感圧記録材料
の発色剤層を形成する。バインダーとしては水溶性バイ
ンダー、ラテックス系バインダー等を使用することがで
き、カプセル保護剤としては、セルロース粉末、デンプ
ン粒子、タルク等を使用することができる。
【0034】支持体としては、従来感圧記録材料、感熱
記録材料の支持体として使用されているどのような支持
体、例えば、木材パルプからの紙、この紙を表面処理し
た紙、プラスチックス材料からの合成紙、プラスチック
スフィルム等を使用することができる。
【0035】支持体に塗布する発色剤の最終塗布量は、
0.05〜0.30g/m2 、好ましくは0.08〜
0.20g/m2 が適当である。
【0036】本発明のノーカーボン紙型感圧記録材料の
顕色層に含有される顕色剤としては、酸性白土、活性白
土、アタパルジャイト、ゼオライト、ベントナイト、カ
オリンのような粘土物質、芳香族カルボン酸(例えば、
サリチル酸の誘導体)の金属塩、フェノールホルムアル
デヒド樹脂等を挙げることができる。エコロジーの面か
らは顕色剤は粘土物質であることが好ましい。
【0037】上記顕色剤層を形成するための塗布液は、
それ自体公知の方法により調製することができ、例え
ば、この塗布液には更に、バインダーとして、スチレン
−ブタジエン共重合体ラテックス、酢酸ビニル系ラテッ
クス、アクリル酸エステル系ラテックス、ポリビニルア
ルコール、ポリアクリル酸、無水マレイン酸−スチレン
−共重合体、デンプン、カゼイン、アラビアゴム、ゼラ
チン、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース
等の合成又は天然高分子物質が含有されていてもよい。
前記のような支持体上への顕色剤層の形成もそれ自体公
知の方法により行うことができる。
【0038】支持体に塗布する顕色剤の最終塗布量は、
0.1g/m2 〜4.0g/m2 、好ましくは0.2g
/m2 〜3.0g/m2 が適当である。
【0039】本発明のノーカーボン紙型感圧記録材料
は、発色剤を溶解するための溶媒として前記特定の植物
油を使用する他は、従来公知のノーカーボン紙型感圧記
録材料と同様に構成されており、同様にして製造するこ
とができる。
【0040】以上、ノーカーボン紙型感圧記録材料につ
いて本発明の記録材料を説明したが、前記のような自己
発色型感圧記録材料及び感熱記録材料についても、上記
のように特定のマイクロカプセル使用する他は、それぞ
れについて従来公知の記録材料と同様に構成し、同様に
して製造することができる。
【0041】
【実施例】次に、実施例及び比較例により本発明を更に
詳細に説明する。
【0042】[実施例1] [発色剤層形成用塗布液の調製]発色剤として、クリス
タルバイオレットラクトン4.5gと3−(4−ジエチ
ルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−n−オ
クチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド
4.5gを用い、これらをアセチル化ヒマシ油(水酸基
価:2.9)50gとナタネ油50gの混合物に130
℃に加熱して溶解した。得られた油性液に、多価イソシ
アネートとして水添XDIのイソシアヌレート体(武田
薬品(株)製、商品名「タケネートD−127N」、7
5重量%酢酸エチル溶液)8.0gとカルボジイミド変
性ジフェニルメタンジイソシアネート(三井東圧化学
(株)製、商品名「コスモネートLK」、固形分100
%)3.0g並びにエチレンジアミンのブチレンオキサ
イド付加体(エチレンジアミンに対するブチレンオキサ
イドの付加モル数16.8モル、分子量1267)1.
5gを溶解し、一次溶液を調製した。
【0043】次に、水140gにポリビニルアルコール
10g及びカルボキシメチルセルロース5gをステンレ
ススチール製容器中で加熱溶解して二次溶液を調製し
た。二次溶液を激しく攪拌しながら、これに上記一次溶
液を注いで水中油滴型エマルジョンを形成させた。オイ
ルドロップレットのサイズが6.0μmになったところ
で攪拌を弱め、次いでこの乳化物中に20℃の水100
gとテトラエチレンペンタミン2.0gを添加した後、
系の温度を徐々に80℃にまで上昇させ、この温度で9
0分間維持してカプセル分散液を調製した。
【0044】このようにして得られたカプセル液にポリ
ビニルアルコールの15%水溶液80g、カルボキシ変
性SBRラテックスを固形分として15g及びデンプン
粒子(平均粒径15μm)40gを添加した。次いで水
を添加して固形分濃度を20重量%に調節し、発色剤を
含有するマイクロカプセルを含む発色剤層形成用塗布液
(マイクロカプセル分散液)を調製した。
【0045】[発色剤シートの作製]50g/m2 の原
紙の片面に、上記発色剤層形成用塗布液を5.0g/m
2 の固形分が塗布されるようにエアーナイフコーターを
使用して塗布し、乾燥して、発色剤シートを作製した。
この発色剤シートは臭気が非常に少ないものであった。
【0046】[顕色剤シートの作製]水100gに20
重量%水酸化ナトリウム水溶液5gと10重量%ヘキサ
メタリン酸ソーダ1gを添加した。得られた溶液に、酸
化マグネシウム2gと顕色剤として活性白土(水澤化学
工業(株)製、商品名「シルトンF−242」)60g
を添加して、ホモジナイザー(AM−7、日本精機
(株)製)を用いて10000rpmにて5分間分散
し、顕色剤分散液を得た。小麦粉5gを1重量%水酸化
ナトリウム水溶液100gに溶解して澱粉水溶液を調製
した。上記顕色剤分散液100gに澱粉水溶液35g及
びSBRラテックス15g(固形分)を添加し、さらに
水を加えて固形分濃度が20重量%になるように調整し
て顕色剤層形成用塗布液を調製した。50g/m2 の原
紙の片面に、上記顕色剤層形成用塗布液を5.0g/m
2 の固形分が塗布されるようにバーコーターを使用して
塗布し、乾燥して、顕色剤シートを作製した。
【0047】[実施例2] [発色剤シートの作製]実施例1に於ける発色剤層形成
用塗布液の調製の際に使用したアセチル化ヒマシ油50
gとナタネ油50gの混合物の代わりに、アセチルリシ
ノール酸メチル30gとナタネ油70gとの混合物を使
用した以外は実施例1と同様にして調製した発色剤層形
成用塗布液を使用して、実施例1と同様にして発色剤シ
ートを作製した。また実施例1と同様にして顕色剤シー
トを作製した。
【0048】[実施例3] [発色剤シートの作製]実施例1に於ける発色剤層形成
用塗布液の調製の際に使用した発色剤のクリスタルバイ
オレットラクトン4.5gと3−(4−ジエチルアミノ
−2−エトキシフェニル)−3−(1−n−オクチル−
2−メチルインドール−3−イル)フタリド4.5gの
代わりに、クリスタルバイオレットラクトン3.0g、
2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−イソ
ペンチルアミノフルオラン3.0g及び2−アニリノ−
3−メチル−6−N,N’−ジブチルアミノフルオラン
3.0gを使用した以外は実施例1と同様にして調製し
た発色剤層形成用塗布液を使用して、実施例1と同様に
して発色剤シートを作製した。また実施例1と同様にし
て顕色剤シートを作製した。
【0049】[実施例4] [発色剤シートの作製]実施例2に於ける発色剤層形成
用塗布液の調製の際に使用した発色剤のクリスタルバイ
オレットラクトン4.5gと3−(4−ジエチルアミノ
−2−エトキシフェニル)−3−(1−n−オクチル−
2−メチルインドール−3−イル)フタリド4.5gの
代わりに、クリスタルバイオレットラクトン3.0g、
2−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−イソ
ペンチルアミノフルオラン3.0g及び2−アニリノ−
3−メチル−6−N,N’−ジブチルアミノフルオラン
3.0gを使用した以外は実施例2と同様にして調製し
た発色剤層形成用塗布液を使用して、実施例2と同様に
して発色剤シートを作製した。また実施例2と同様にし
て顕色剤シートを作製した。
【0050】[比較例1] [発色剤シートの作製]実施例1に於ける発色剤層形成
用塗布液の調製の際に使用したアセチル化ヒマシ油50
gとナタネ油50gの混合物の代わりに、ナタネ油10
0gを使用した以外は実施例1と同様にして調製した発
色剤層形成用塗布液を使用して、実施例1と同様にして
発色剤シートを作製した。また実施例1と同様にして顕
色剤シートを作製した。
【0051】[比較例2] [発色剤シートの作製]実施例3に於ける発色剤層形成
用塗布液の調製の際に使用したアセチル化ヒマシ油50
gとナタネ油50gの混合物の代わりに、ナタネ油10
0gを使用した以外は実施例1と同様にして調製した発
色剤層形成用塗布液を使用して、実施例1と同様にして
発色剤シートを作製した。また実施例1と同様にして顕
色剤シートを作製した。
【0052】[比較例3] [発色剤シートの作製]実施例1に於ける発色剤層形成
用塗布液の調製の際に使用したアセチル化ヒマシ油50
gとナタネ油50gの混合物の代わりに、2−エチルヘ
キシルココエイト50gとナタネ油50gを使用した以
外は実施例1と同様にして調製した発色剤層形成用塗布
液を使用して、実施例1と同様にして発色剤シートを作
製した。また実施例1と同様にして顕色剤シートを作製
した。
【0053】(1)上記実施例及び比較例で得られた発
色剤溶液および発色剤層形成用塗布液(マイクロカプセ
ル分散液)について下記の試験を行なった。 a)発色剤溶液の安定性 発色剤溶液を40℃にて 時間放置し、析出物の有無
を目視で観察した。 b)多価イソシアネートの溶解性 発色剤溶液に多価イソシアネートを添加・混合した時の
溶液の状態を目視で観察した。 c)マイクロカプセル分散液の残渣 得られたマイクロカプセル分散液1000gを250メ
ッシュの篩でろ過し、篩上に残った固形物を100℃で
1時間乾燥してその重量を測定した。
【0054】(2)上記実施例及び比較例で得られた発
色剤シートと顕色剤シートとを用いて下記の試験を行な
った。 d)発色濃度試験 上記作製した発色剤シートと顕色剤シートとを重ね、電
子タイプライター(IBM6747型)で、アルファベ
ットの小文字のmを連続的に打って印字し、顕色剤層上
に発色させた。得られた発色像を、室温下で24時間放
置した後、顕色剤層の発色剤の濃度(D)をマクベス反
射濃度計を使用して測定した。 e)発色剤シートの発色汚れ 発色剤シートの発色剤層と顕色剤シートの顕色剤層を互
いに接触するように重ね合わせ、その上に500gの荷
重をかけて40℃、90%RHの条件下で48時間放置
した。放置後の顕色剤層の発色剤の濃度(D)をマクベ
ス反射濃度計を使用して測定した。
【0055】上記結果を表1に示す。
【0056】
【表1】 表1 ──────────────────────────────────── a)発色剤 b)イソシア c)カプセル d)発色 e)発色 溶液安定性 ート溶解性 分散液残渣(mg) 濃度 汚れ ──────────────────────────────────── 実施例1 白濁なし 白濁なし 7.2 0.54 0.05 実施例2 白濁なし 白濁なし 4.2 0.55 0.04 実施例3 白濁なし 白濁なし 6.3 0.53 0.05 実施例4 白濁なし 白濁なし 3.9 0.54 0.06 ──────────────────────────────────── 比較例1 白濁有り 白濁有り 182.6 0.50 0.14 比較例2 白濁有り 白濁有り 165.2 0.50 0.13 比較例3 白濁やや有り 白濁有り 140.0 0.51 0.12 ────────────────────────────────────
【0057】実施例で得られた記録材料を作製するため
に使用された発色剤溶液は、安定性に優れ及びまたその
カプセル分散液も残渣の少ないものであった。また、こ
れらの塗布液を用いて得られた発色剤シートを、顕色剤
シートと組み合わせて記録材料として使用したとき、顕
色剤シートに発色濃度の高く、発色汚れのほとんどない
発色像を形成させることができた。これに対して、発色
剤を溶解する溶媒として、植物油のみ用いた比較例1〜
2では、発色剤溶液の安定性に劣り及びカプセル分散液
の残渣も多いものであり、顕色剤シートと組み合わせて
使用したとき発色濃度も低く、発色汚れも多かった。植
物油と脂肪酸エステルを用いた比較例3では、発色剤溶
液の安定性は若干向上するがカプセル分散液の残渣は多
いものであり、顕色剤シートと組み合わせて使用したと
き発色濃度も低く、発色汚れも多かった。
【0058】
【発明の効果】本発明の記録材料は、不快臭乃至悪臭が
なく、エコロジー的に高い安全性を有し、通常植物油に
溶解し難いとされているクリスタルバイオレットラクト
ン等の発色剤を使用することができるものであり、しか
も高い発色濃度の発色像を形成させることが可能であ
り、その際の発色汚れが発生し難いとの顕著に優れた効
果を示すものである。特に、ポリウレタンウレアのカプ
セル壁を形成した場合、ポリイソシアネートが充分に溶
解しないために生ずる残渣が少ないため、得られる発色
像の濃度が高く、また発色汚れの発生も少ないとの顕著
に優れた効果が得られる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶媒中に溶解された電子供与性発色剤を
    内包するマイクロカプセルと、電子受容性顕色剤とを含
    む記録材料であって、該溶媒が、アセチル化ヒマシ油及
    びアセチルリシノール酸アルキルエステルの少なくとも
    1種と、オレイン酸残基含有量が10〜60重量%の脂
    肪酸残基組成を有する植物油との混合物であることを特
    徴とする記録材料。
  2. 【請求項2】 上記マイクロカプセルの壁がポリウレタ
    ンウレアからなる請求項1に記載の記録材料。
  3. 【請求項3】 電子供与性発色剤がクリスタルバイオレ
    ットを含む請求項1に記載の記録材料。
  4. 【請求項4】 アセチル化ヒマシ油及びアセチルリシノ
    ール酸アルキルエステルの少なくとも1種と、植物油と
    の混合比が、重量比で9:1〜1:9の範囲にある請求
    項1に記載の記録材料。
JP7172754A 1995-06-14 1995-06-14 記録材料 Withdrawn JPH08337052A (ja)

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