JPH08335234A - 電子献立作成装置 - Google Patents

電子献立作成装置

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JPH08335234A
JPH08335234A JP14286595A JP14286595A JPH08335234A JP H08335234 A JPH08335234 A JP H08335234A JP 14286595 A JP14286595 A JP 14286595A JP 14286595 A JP14286595 A JP 14286595A JP H08335234 A JPH08335234 A JP H08335234A
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JP
Japan
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information
name
food
menu
material cost
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JP14286595A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Matsuda
和彦 松田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 経済的な都合を考慮した献立を容易に作成す
ることができる電子献立作成装置を提供すること。 【構成】 使用者は、画面に表示されている「材料
名」、「料理分類」、「調理方法」及び「材料費」の4
つの料理検索項目の中から、例えば、「材料費」を選択
し、文字キー12aを用いて所望の材料費のランク(高
い・普通・安い)を入力すると(S18:YES)、そ
の入力されたランクは表示装置14の材料費の項目に表
示されると共に、RAM20内の所定領域に格納される
(S19)。そして、データテーブル18a中の材料費
ランクを参照し、S18において入力されたランクと合
致する料理名が抽出され(S21)、表示装置14に表
示される(S22)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、料理の献立を作成支援
する電子献立作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、料理の献立を作成支援する電子献
立作成装置においては、使用者が所望の材料名や料理分
類、あるいは栄養価等の条件を指定することにより、装
置内に予め用意されている料理名のリストの中から、指
定された条件に合致する料理名を選択し、提示するもの
が考案されている。このような献立作成をコンピュータ
を用いて行う装置として、例えば、特開平5−1281
26号公報に記載された献立計画作成処理システムがあ
る。このシステムでは、予めデータベースに用意されて
いる情報により献立を作成し、さらに、食材の重複、栄
養価のバランス、あるいは材料費バランス等に関するデ
ータベースを基に、作成した献立を入れ替え、条件にあ
った献立が得られるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たようなシステムは、主に給食管理システムとして用い
るものであり、献立を最終的に決定する処理の中に、材
料費のバランスをチェックする処理が組み込まれたもの
である。具体的には、作成する献立の材料費の合計が、
予め設定された予算範囲内に収まっているか否かを判断
し、収まっていない場合には、別の料理名を抽出して材
料費の合計が予算範囲内に収まるように調整するもので
ある。
【0004】従って、各材料の正確な価格情報をデータ
ベースの中に予め設定しておく必要があり、常に最新の
材料価格の情報を更新するために多くの手間がかかると
いう問題があった。
【0005】また、一般家庭で使用する電子献立作成装
置では、できるだけ簡単に、短時間で献立を作成できる
ことが要求されており、例えば、経済的な都合により材
料費を少し抑えた献立を作成したい時等に、材料費の情
報を検索条件として料理名を抽出し、献立を作成する機
能を備えたものはなかった。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、経済的な都合を考慮した献立を
容易に作成することができる電子献立作成装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電子献立作成装置は、所望の材料費に関する
情報を指定するための入力手段と、献立を作成するため
に必要な料理名、その料理に使用する材料名、及び材料
費に関する情報を含む各種情報を格納した献立情報記憶
手段と、前記献立情報記憶手段に格納されている料理名
の中から、前記入力手段によって指定された材料費に関
する情報に適合する料理名を選択する料理名選択手段と
を備えている。
【0008】また、前記材料費に関する情報は、その料
理名の料理を作成するのに要する材料費を数段階のラン
クで表わした情報であることが望ましい。
【0009】さらに、前記ランクを変更するための変更
手段を備えることが望ましい。
【0010】また、前記献立情報記憶手段は、さらに、
前記料理名に対応してその料理分類、及び調理方法に関
する情報を備えており、前記入力手段は、さらに所望の
材料名、料理分類及び調理方法に関する情報を含む複数
種類の情報の中から少なくとも1つの情報を指定する機
能を有し、前記料理名選択手段は、前記材料費に関する
情報、及び前記入力手段によって指定された少なくとも
1つの情報を検索条件として前記献立情報記憶手段に格
納されている前記各種情報を検索し、該当する料理名を
抽出する検索手段を有していることが望ましい。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の電子献立作成装置
では、献立情報記憶手段に献立を作成するために必要な
料理名、その料理に使用する材料名、及び材料費に関す
る情報を含む各種情報が格納されており、料理名選択手
段が、前記献立情報記憶手段に格納されている料理名の
中から、入力手段によって指定された材料費に関する情
報に適合する料理名を選択するので、使用者の経済的な
都合を考慮した献立を容易に作成することができる。
【0012】また、前記材料費に関する情報は、その料
理名の料理を作成するのに要する材料費を数段階のラン
クで表わした情報なので、材料費に関する情報を容易に
指定することができ、また、そのランクに基づいて、該
当する料理名を容易に抽出することができる。
【0013】さらに、前記ランクを変更するための変更
手段を備えているので、使用者の都合に応じてランクを
変更することができ、装置の使い勝手がよくなる。
【0014】また、前記献立情報記憶手段は、さらに、
前記料理名に対応してその料理分類、及び調理方法に関
する情報を備えており、前記入力手段は、さらに所望の
材料名、料理分類及び調理方法に関する情報を含む複数
種類の情報の中から少なくとも1つの情報を指定する機
能を有し、前記料理名選択手段は、前記材料費に関する
情報、及び前記入力手段によって指定された少なくとも
1つの情報を検索条件として前記献立情報記憶手段に格
納されている前記各種情報を検索し、該当する料理名を
抽出する検索手段を有しているので、複数の検索条件を
指定して、それらを満たす料理名を抽出することがで
き、より効率よく所望の献立を作成することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の電子献立作成装置を具体化し
た実施例を図面を参照して説明する。
【0016】図1に示すように、本実施例の電子献立作
成装置は、コンピュータの部品で構成され、装置全体を
制御するデータ処理部10に、キーボードやマウス等で
構成される入力装置12、液晶ディスプレイ等で構成さ
れる表示装置14、及びICカードやCD−ROM等で
構成される外部記憶装置16が接続されている。そし
て、前記入力装置12が、本発明の入力手段を構成して
いる。
【0017】前記入力装置12には、図11に示すよう
に、種々の入力キーが設けられている。使用者は、文字
キー12aを用いて材料名等の名称を入力したり、カー
ソル移動キー12bを用いて表示装置14に表示されて
いるカーソルを上下左右に移動することができ、また、
一覧キー12cを用いて材料名等の一覧の表示装置14
への表示を指示したり、検索キー12dを用いて料理名
の検索を行うように指示することができる。
【0018】また、前記データ処理部10の内部には、
装置を作動させるための各種プログラムや、後述する各
種データテーブルが格納されているROM18、入力装
置12より入力された内容、表示装置14へ出力する表
示内容、及び演算結果等を一時的に記憶するためのRA
M20、前記ROM18に格納されたプログラムに基づ
いて演算を実行したり、前記RAM20の内容を読み書
きするCPU24、及び前記データ処理部10と、入力
装置12、表示装置14及び外部記憶装置16との間に
おいてデータのやりとりをする入出力ポート26が備え
られている。そして、前記データ処理部10が、本発明
の料理名選択手段及び検索手段を構成している。
【0019】尚、前記各種プログラムや各種データテー
ブルは、外部記憶装置16に格納されていてもよい。ま
た、一時的なデータの記憶場所として前記RAM20の
代わりに外部記憶装置16を用いてもよい。
【0020】次に、ROM18内に格納されている前記
各種データテーブルの詳細について、図2〜図4を用い
て説明する。
【0021】ROM18内には、データテーブル18a
〜18cの3つのデータテーブルが設けられている。
【0022】データテーブル18bには、図2の模式図
に示すように、材料名とその材料の栄養価に関する情報
が格納されている。ここで、図2中のID(1、2、・
・・)は、装置内部での演算処理のために各材料名に対
して予め割付けられたコードである。また、図2中に記
載の「単位」は各材料の栄養価の基準になる単位量であ
り、カロリー、カルシウム、鉄分、たんぱく質、塩分相
当量、繊維、ビタミンC、ビタミンAの8項目につい
て、単位量当りの栄養価の値が材料毎に格納されてい
る。例えば、データテーブル18bにおいて、「牛肉」
という材料は、IDが“1”であり、単位量である10
0g中に、カロリーが200kcal、カルシウムが2
0mg、鉄分が10mg、たんぱく質が20g、塩分相
当量が10mg、繊維が2g、ビタミンCが20mg、
及びビタミンAが4IU含まれている。
【0023】データテーブル18cには、図3の模式図
に示すように、調理方法に関する情報が格納されてい
る。ここで、図3中のID(a、b、・・・)は、装置
内部での演算処理のために各調理方法に対して予め割付
けられたコードである。例えば、データテーブル18c
において、調理方法「焼く」は、IDが“a”である。
【0024】データテーブル18aには、図4の模式図
に示すように、料理名、料理分類、その料理に使用する
材料、調理方法及び材料費に関する情報が格納されてい
る。「料理分類」は、和・中華・洋などの分類で表さ
れ、「材料」は、前記データテーブル18bのIDコー
ドとその料理名に必要とされる分量で表され、各材料毎
に順番に記号(A,B,・・・)が割付けられている。
また、「調理方法」は、前記材料毎に割付けられた記号
とデータテーブル18c中のIDコードとの組合せで表
されている。さらに、「材料費」は、材料費のランクに
関する情報であり、各料理名を作成するのに必要な材料
費を、“高い”、“普通”、“安い”の3段階のランク
で表している。例えば、データテーブル18aにおい
て、料理名が「ハンバーグ」の場合、料理分類は“洋”
であり、材料は、牛肉が200g(A:1x200 )、豚肉
が200g(B:2x200)、玉ねぎが1/2個(C:3x
0.5)、生しいたけが4枚(D:4x4 )、パン粉が10
g(E:5x10)、牛乳が400ml(F:6x400 )、卵
が1/3個(G:7x0.3)、ナツメグが少々(H:8x
s)、塩(I:101)、及びこしょう(J:102)であ
る。
【0025】また、調理方法は、まずパン粉を牛乳でふ
やかし(EFe)、次いで玉ねぎをみじん切りして炒め
(Cdc)、次いで生しいたけを刻んで(Dd)、最後
に、それらと牛肉と豚肉と卵とナツメグと塩とこしょう
とを練って焼く((EFe+Cdc+Dd+ABGHIJ)
fa)。そして、材料費のランクは“普通”である。
【0026】このデータテーブル18aが、本発明の献
立情報記憶手段を構成している。
【0027】尚、上記の各データテーブル18a〜18
cは、ROM18の代わりに外部記憶装置16内に設け
られていてもよい。
【0028】次に、以上のように構成された電子献立作
成装置の動作について、図5のフローチャートに基づい
て説明する。尚、データテーブル18a〜18cの記憶
状況は、図2〜図4の模式図に示すような状態であるも
のとする。
【0029】まず、装置の電源をONすることにより、
ROM18内のプログラムがスタートし、装置全体の初
期設定が行われる(ステップ10、以下S10と略称す
る。他のステップも同様)。そして、図7に示すような
料理検索画面を表示装置14に表示する(S11)。使
用者は、画面に表示されている「材料名」、「料理分
類」、「調理方法」及び「材料費」の4つの料理検索項
目の中から所望の検索項目を選び、入力装置12に設け
られているカーソル移動キー12bを操作してその検索
項目へカーソルを移動し、さらに、文字キー12aを用
いて具体的な検索情報を入力する。
【0030】まず、使用者によって選択された検索項目
が「材料名」の場合、表示装置14に表示されているカ
ーソルをカーソル移動キー12bを用いて「材料名」の
項目に移動し、文字キー12aを用いて料理に使用した
い材料名を入力する(S12:YES)。入力された材
料名は表示装置14の材料名の項目に表示される共に、
RAM20内の所定領域に格納される(S13)。
【0031】使用者によって選択された検索項目が「料
理分類」の場合、表示装置14に表示されているカーソ
ルをカーソル移動キー12bを用いて「料理分類」の項
目に移動し、文字キー12aを用いて所望の料理分類
(和・中華・洋など)を入力する(S14:YES)。
入力された料理分類は表示装置14の料理分類の項目に
表示されると共に、RAM20内の所定領域に格納され
る(S15)。
【0032】また、使用者によって選択された検索項目
が「調理方法」の場合、表示装置14に表示されている
カーソルをカーソル移動キー12bを用いて「調理方
法」の項目に移動し、文字キー12aを用いて所望の調
理方法(煮る・焼く・炒める等)を入力する(S16:
YES)。入力された調理方法は表示装置14の調理方
法の項目に表示されると共に、RAM20内に所定領域
に格納される(S17)。
【0033】さらに、使用者によって選択された検索項
目が「材料費」の場合、表示装置14に表示されている
カーソルをカーソル移動キー12bを用いて「材料費」
の項目に移動し、文字キー12aを用いて所望の材料費
のランク(高い・普通・安い)を入力する(S18:Y
ES)。入力されたランクは表示装置14の材料費の項
目に表示されると共に、RAM20内の所定領域に格納
される(S19)。
【0034】例えば、料理検索項目として、材料名に
「卵」、料理分類に「中華」、調理方法に「炒める」及
び材料費に「安い」が指定された場合、図9に示すよう
に表示される。
【0035】尚、料理検索項目については、すべての検
索項目について検索情報を入力する必要はなく、4つの
検索項目の内の少なくとも一つの検索項目について検索
情報が入力されていればよい。また、複数の材料名を指
定して、料理名を検索したい場合のように、一つの検索
項目に複数の検索情報を入力することも可能である。
【0036】上述したS12〜S19の処理によって所
望の検索項目について検索情報が指定された後、使用者
が入力装置12中の検索キー12dを押下すると(S2
0:YES)、ROM18内のデータテーブル18aに
格納されている料理名の中から、S12〜S19の処理
によって指定された検索項目に適合した料理名が抽出さ
れる(S21)。この検索キー12dが押下されるまで
は(S20:NO)、S12〜S19の処理を繰り返
す。そして、S21の処理が、本発明の検索手段として
機能している。
【0037】料理名の抽出処理においては、検索項目に
「材料名」が指定されている場合は、S12・13にお
いて指定された材料名がデータテーブル18a中の材料
の欄に含まれている料理名が抽出され、検索項目に「料
理分類」が指定されている場合は、S14・15におい
て指定された料理分類とデータテーブル18a中の料理
分類とが合致している料理名が抽出され、検索項目に
「調理方法」が指定されている場合は、S16・17に
おいて指定された調理方法がデータテーブル18a中の
調理方法の欄に含まれている料理名が抽出され、そし
て、検索項目に「材料費」が指定されている場合、指定
された材料費のランクとデータテーブル18a中の材料
費のランクとが合致している料理名が抽出される。ま
た、複数の検索項目が指定されている場合は、それらを
満たす料理名が抽出される。
【0038】S21において抽出された料理名は、候補
料理として表示装置14に表示される(S22)。例え
ば、図9に示すように検索項目が指定された状態で、検
索キー12dが操作されると、図10に示すように料理
候補が表示装置14に表示される。
【0039】次に、表示装置14に表示されている料理
候補の中から、使用者が、マウス等を用いて所望の料理
名を選択すると(S23)、その料理名についての詳し
い情報、即ち、材料名とその分量、栄養価及び調理方法
等が表示装置14に表示される(S24)。そして、使
用者にその料理名を献立に登録するか否かを決定させ
(S25)、使用者が登録すると決定した場合には(S
25:YES)、RAM20中の所定領域にその料理名
が格納される(S26)。また、使用者が登録しないと
決定した場合(S25:NO)、あるいはS26におい
てRAM20中に料理名が格納された後、使用者に処理
を終了するか、引続き別の料理名を検索するかを選択さ
せ(S27)、使用者によって終了が選択された場合は
(S27:YES)、装置全体の処理を終了し、別の料
理名を検索することが選択された場合は(S27:N
O)、S11に戻り、再度、図7に示すような料理検索
画面を表示装置14に表示する。
【0040】このように、本実施例の電子献立作成装置
においては、「材料名」、「料理分類」、「調理方法」
及び「材料費」の4つの料理検索項目の中から所望の検
索項目を選択して検索情報を指定することにより、その
指定された検索情報に合致する料理名を選択することが
できるので、容易に所望の献立を作成することができ
る。特に、使用者の経済的な都合により、献立の材料費
を抑えたい場合、検索項目で「材料費」を選択し、所望
のランク、例えば“安い”を検索情報として指定するこ
とで、そのランクに合致する料理名を自動的に抽出し、
表示装置14に表示するので、材料費を考慮した献立を
容易に作成することができる。
【0041】また、複数の料理検索項目の中で、希望す
る項目のみを選択すればよく、使用者の都合に応じた料
理候補を確実に抽出することができる。
【0042】さらに、材料費の検索情報は、“安い”、
“普通”及び“高い”の3段階のランクで設定するよう
に構成されているので、所望の検索情報を容易に指定す
ることができ、また、そのランクに基づいて、該当する
料理名を容易に抽出することができる。
【0043】また、使用者が、図7に示す料理検索画面
において、検索項目の検索情報の指定の仕方が分からな
い場合は、指定したい検索項目にカーソルを移動させた
状態で入力装置12中の一覧キー12cを押下すること
により、検索情報の一覧を表示装置14に表示させるこ
とができる。この処理について、検索項目として「材料
費」を指定する場合(図5中のS19)を例として、図
6に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0044】図5のフローチャートにおいて、表示装置
14に表示されているカーソルをカーソル移動キー12
bを用いて「材料費」の項目に移動し(S18:YE
S)、一覧キー12cが押下されると(図6中のS3
0:YES)、図8に示すように、材料費のランクを示
す一覧が表示装置14に表示される(S31)。ここ
で、使用者が希望する材料費のランクを選択し、文字キ
ー12aの中の数字キーを用いて入力すると(S3
2)、入力されたランクが表示装置14の材料費の項目
に表示され(S33)、さらにRAM20内の所定領域
に格納され(S34)、図5のフローチャートに戻る。
【0045】一方、表示装置14に表示されているカー
ソルが材料費の項目に位置している時に、使用者が一覧
キー12cでなく、文字キー12aを押下した場合(S
30:NO,S35:YES)、“高い”や“安い”等
の希望する材料費のランクが入力され(S36)、上記
と同様にS33,34の処理を行う。
【0046】このように、使用者が電子献立作成装置の
操作に慣れておらず、検索項目の検索情報の指定方法が
分からない場合、本実施例においては、一覧キー12c
を押下することにより検索情報の一覧を表示装置14に
表示させ、その中から所望の検索情報を指定することが
できるので、使用者が装置に慣れていない場合でも、容
易に献立を作成することができる。
【0047】尚、本発明は、上記した実施例に限定され
るものではなく、種々の変更を加えることができる。
【0048】例えば、本実施例においては、ROM18
中のデータテーブル18aに格納されている材料費のラ
ンクは、予め装置内で設定されていて、変更不可能に構
成されているが、使用者によって自由に変更可能に構成
してもよい。この場合、例えば、RAM20中に材料費
のランク専用のランクデータテーブルを設け、その中に
データテーブル18aに記憶されている料理名とその料
理名の材料費のランクとを対応させて記憶しておく。ま
た、入力装置12中に「ランク修正」のための専用キー
を設けておく。
【0049】そして、図12に示すフローチャートに基
づいて、材料費のランク修正処理を行う。まず、入力さ
れたキーが、前記ランク修正キーか否かを判断し(S4
0)、ランク修正キーでない場合は、その他のキーが入
力されたとみなし、その他の処理を行う(S41)。ま
た、入力されたキーが、ランク修正キーの場合は(S4
0:YES)、前記ランクデータテーブルに基づいて、
その時点で設定されている材料費のランクを料理名と共
に表示装置14に表示する(S42)。もし、使用者
が、その表示されたランクを修正したい場合には、その
位置にカーソルを移動し、文字キー12aを用いて所望
のランクに修正する。
【0050】次に、使用者によって修正がなされたか否
かを判断し(S43)、修正がある場合には(S43:
YES)、前記ランクデータテーブル中の該当する箇所
のランクを修正して記憶する(S44)。そして、使用
者によって終了が指示されたか否かを判断し(S4
5)、終了が指示された場合は(S45:YES)、材
料費のランク修正処理を終了し、指示されない場合は
(S45:NO)、S43に戻り同様の処理を繰り返
す。
【0051】そして、その後の料理名の検索では修正さ
れたランクが参照されることになる。これらの処理が、
本発明の変更手段として機能している。
【0052】これによって、使用者の都合に応じて容易
にランクが変更できるので、例えば、通常はランクとし
て“安い”が適切な料理名であっても、ある材料が通常
の値段より大幅に値上がりし、そのランクが不適切にな
ることがある。この場合、使用者がランクを変更してお
くことにより、料理検索項目で材料費“安い”が指定さ
れてもその変更された料理名は抽出されないので、より
適切な料理名が抽出されることになる。
【0053】また、上記実施例では本装置のROM18
内のデータテーブル18aに格納されている材料費の情
報として、“高い”、“普通”及び“安い”という3段
階のランクを用いたが、3段階以外のランクを用いるよ
うに構成してもよい。例えば、ランクを1〜5の数値で
表わし、数値が大きくなるほど材料費が高くなるように
設定してもよい。
【0054】さらに、料理検索項目として材料費を選択
した場合、本実施例では、“高い”、“普通”及び“安
い”という3段階のランクで検索情報を指定するように
構成されているが、具体的な金額、例えば、「1000
円以内」というように指定するように構成してもよい。
この場合、データーテーブル18aの方でも材料費の情
報を金額に対応するような形態で記憶しておく必要があ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の電子献立作成装置によれば、献立情報記憶手段に
献立を作成するために必要な料理名、その料理に使用す
る材料名、及び材料費に関する情報を含む各種情報が格
納されており、料理名選択手段が、前記献立情報記憶手
段に格納されている料理名の中から、入力手段によって
指定された材料費に関する情報に適合する料理名を選択
するので、使用者の経済的な都合を考慮した献立を容易
に作成することができる。
【0056】また、前記材料費に関する情報は、その料
理名の料理を作成するのに要する材料費を数段階のラン
クで表わした情報なので、材料費に関する情報を容易に
指定することができ、また、そのランクに基づいて、該
当する料理名を容易に抽出することができる。
【0057】さらに、前記ランクを変更するための変更
手段を備えているので、使用者の都合に応じてランクを
変更することができ、装置の使い勝手がよくなる。
【0058】また、前記献立情報記憶手段は、さらに、
前記料理名に対応してその料理分類、及び調理方法に関
する情報を備えており、前記入力手段は、さらに所望の
材料名、料理分類及び調理方法に関する情報を含む複数
種類の情報の中から少なくとも1つの情報を指定する機
能を有し、前記料理名選択手段は、前記材料費に関する
情報、及び前記入力手段によって指定された少なくとも
1つの情報を検索条件として前記献立情報記憶手段に格
納されている前記各種情報を検索し、該当する料理名を
抽出する検索手段を有しているので、複数の検索条件を
指定して、それらを満たす料理名を抽出することがで
き、より効率よく所望の献立を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の電子献立作成装置の概略を示すブロ
ック図である。
【図2】材料の栄養価に関する情報が格納されたテーブ
ルの模式図である。
【図3】調理方法に関する情報が格納されたテーブルの
模式図である。
【図4】料理名、料理分類、材料、調理方法及び材料費
に関する情報が格納されたテーブルの模式図である。
【図5】本実施例の電子献立作成装置の動作を表すフロ
ーチャートである。
【図6】本実施例の電子献立作成装置の動作を表すフロ
ーチャートである。
【図7】料理検索を行う表示画面の一例を示す図であ
る。
【図8】材料費ランクの一覧が表示された表示画面の一
例を示す図である。
【図9】検索条件が入力された状態の表示画面の一例を
示す図である。
【図10】料理検索結果が表示された表示画面の一例を
示す図である。
【図11】入力装置のキー配置の一例を示す図である。
【図12】本実施例の電子献立作成装置の動作を表すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 データ処理部 12 入力装置 18 ROM 20 RAM 24 CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の材料費に関する情報を指定するた
    めの入力手段と、 献立を作成するために必要な料理名、その料理に使用す
    る材料名、及び材料費に関する情報を含む各種情報を格
    納した献立情報記憶手段と、 前記献立情報記憶手段に格納されている料理名の中か
    ら、前記入力手段によって指定された材料費に関する情
    報に適合する料理名を選択する料理名選択手段と、 を備えたことを特徴とする電子献立作成装置。
  2. 【請求項2】 前記材料費に関する情報は、その料理名
    の料理を作成するのに要する材料費を数段階のランクで
    表わした情報であることを特徴とする請求項1に記載の
    電子献立作成装置。
  3. 【請求項3】 前記ランクを変更するための変更手段を
    備えたことを特徴とする請求項2に記載の電子献立作成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記献立情報記憶手段は、さらに、前記
    料理名に対応してその料理分類、及び調理方法に関する
    情報を備えており、 前記入力手段は、さらに所望の材料名、料理分類及び調
    理方法に関する情報を含む複数種類の情報の中から少な
    くとも1つの情報を指定する機能を有し、 前記料理名選択手段は、前記材料費に関する情報、及び
    前記入力手段によって指定された少なくとも1つの情報
    を検索条件として前記献立情報記憶手段に格納されてい
    る前記各種情報を検索し、該当する料理名を抽出する検
    索手段を有していることを特徴とする請求項1に記載の
    電子献立作成装置。
JP14286595A 1995-06-09 1995-06-09 電子献立作成装置 Pending JPH08335234A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002236829A (ja) * 2000-12-04 2002-08-23 Ajinomoto Co Inc 献立情報提供方法およびシステム
JP6370461B1 (ja) * 2017-11-13 2018-08-08 クックパッド株式会社 レシピ情報提供装置、レシピ情報提供方法およびレシピ情報提供プログラム

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