JPH08334707A - 内視鏡の照明装置 - Google Patents
内視鏡の照明装置Info
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- JPH08334707A JPH08334707A JP7142306A JP14230695A JPH08334707A JP H08334707 A JPH08334707 A JP H08334707A JP 7142306 A JP7142306 A JP 7142306A JP 14230695 A JP14230695 A JP 14230695A JP H08334707 A JPH08334707 A JP H08334707A
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- Japan
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- mirror
- spheroidal mirror
- source lamp
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】光源ランプから放射された照明光を回転楕円面
鏡によってライトガイドの入射端面付近に収束させる構
成の小型化を実現することのできる内視鏡の照明装置を
提供することを目的とする。 【構成】回転楕円面鏡34の長径(直径)をa、短径
(直径)をb、二つの焦点間の距離をfとしたとき、b
≦f<aなる関係が成立するように構成する。
鏡によってライトガイドの入射端面付近に収束させる構
成の小型化を実現することのできる内視鏡の照明装置を
提供することを目的とする。 【構成】回転楕円面鏡34の長径(直径)をa、短径
(直径)をb、二つの焦点間の距離をfとしたとき、b
≦f<aなる関係が成立するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光源ランプから放射
された光線束を回転楕円面鏡によってライトガイドの入
射端面付近に収束させるようにした内視鏡の照明装置に
関する。
された光線束を回転楕円面鏡によってライトガイドの入
射端面付近に収束させるようにした内視鏡の照明装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に内視鏡内には、被写体を照明する
照明光を伝達するためのライトガイドファイババンドル
が配置されていて、光源ランプから放射された光線束を
そのライトガイドファイババンドルの入射端面付近に収
束させて、照明光をライトガイドファイババンドルに入
射させるようになっている。
照明光を伝達するためのライトガイドファイババンドル
が配置されていて、光源ランプから放射された光線束を
そのライトガイドファイババンドルの入射端面付近に収
束させて、照明光をライトガイドファイババンドルに入
射させるようになっている。
【0003】そのように光源ランプから放射された光線
束を収束させるために、各種の光学系が利用されている
が、スペースに余裕のない構成の場合等には回転楕円面
鏡が用いられ、その第1焦点に光源ランプの発光部を配
置し、第2焦点にライトガイドファイババンドルの入射
端面が配置される。
束を収束させるために、各種の光学系が利用されている
が、スペースに余裕のない構成の場合等には回転楕円面
鏡が用いられ、その第1焦点に光源ランプの発光部を配
置し、第2焦点にライトガイドファイババンドルの入射
端面が配置される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように回転楕円
面鏡を用いれば、光源ランプから放射された光線束を比
較的小さい構成でライトガイドファイババンドルの入射
端面付近に収束させることができる。
面鏡を用いれば、光源ランプから放射された光線束を比
較的小さい構成でライトガイドファイババンドルの入射
端面付近に収束させることができる。
【0005】しかし、具体的にどのような回転楕円面鏡
を用いれば構成をより小さくすることができるかについ
ては十分な検討がされていなかった。そのため、操作部
に光源装置を配置して極限までの小型軽量化が求められ
るいわゆる簡易型内視鏡等では、照明光の収束部の小型
化が不十分で、操作性の向上を阻害していた。
を用いれば構成をより小さくすることができるかについ
ては十分な検討がされていなかった。そのため、操作部
に光源装置を配置して極限までの小型軽量化が求められ
るいわゆる簡易型内視鏡等では、照明光の収束部の小型
化が不十分で、操作性の向上を阻害していた。
【0006】そこで本発明は、光源ランプから放射され
た照明光を回転楕円面鏡によってライトガイドの入射端
面付近に収束させる構成の小型化を実現することのでき
る内視鏡の照明装置を提供することを目的とする。
た照明光を回転楕円面鏡によってライトガイドの入射端
面付近に収束させる構成の小型化を実現することのでき
る内視鏡の照明装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の照明装置は、被写体を照明する照
明光を伝達するためのライトガイドの入射端面付近に、
光源ランプから放射された光線束を回転楕円面鏡で反射
させて収束させるように、上記光源ランプを上記回転楕
円面鏡の長軸線上に配置して上記光源ランプの発光体を
上記回転楕円面鏡の焦点位置に配置した内視鏡の照明装
置において、上記回転楕円面鏡の長径(直径)をa、短
径(直径)をb、二つの焦点間の距離をfとしたとき、
b≦f<aなる関係が成立することを特徴とする。
め、本発明の内視鏡の照明装置は、被写体を照明する照
明光を伝達するためのライトガイドの入射端面付近に、
光源ランプから放射された光線束を回転楕円面鏡で反射
させて収束させるように、上記光源ランプを上記回転楕
円面鏡の長軸線上に配置して上記光源ランプの発光体を
上記回転楕円面鏡の焦点位置に配置した内視鏡の照明装
置において、上記回転楕円面鏡の長径(直径)をa、短
径(直径)をb、二つの焦点間の距離をfとしたとき、
b≦f<aなる関係が成立することを特徴とする。
【0008】なお、上記光源ランプが、部分的に上記回
転楕円面鏡の後方から上記回転楕円面鏡内に差し込まれ
ているとよく、上記光源ランプの直径をcとしたとき、
1.5<(b/c)<3.0なる関係が成立するとよ
い。
転楕円面鏡の後方から上記回転楕円面鏡内に差し込まれ
ているとよく、上記光源ランプの直径をcとしたとき、
1.5<(b/c)<3.0なる関係が成立するとよ
い。
【0009】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は、
内視鏡の操作部2部分の背面図であり、操作部2の下端
部には、可撓管によって外装された挿入部1の基端が連
結されている。
内視鏡の操作部2部分の背面図であり、操作部2の下端
部には、可撓管によって外装された挿入部1の基端が連
結されている。
【0010】操作部2の下側約4分の3の部分は握り部
2aであり、その握り部2aと挿入部1との間に、鉗子
挿入口部4が斜め前方に向けて突出して設けられてい
る。3は、気密に構成された内視鏡の内部の圧力を調整
するための圧力調整弁である。
2aであり、その握り部2aと挿入部1との間に、鉗子
挿入口部4が斜め前方に向けて突出して設けられてい
る。3は、気密に構成された内視鏡の内部の圧力を調整
するための圧力調整弁である。
【0011】操作部2の握り部2aより上方の操作機構
部5には、挿入部1の先端部分に形成された湾曲部(図
示せず)を遠隔的に屈曲操作するための湾曲操作レバー
7が側面から後面にかけて配置され、接眼部8が上面に
突設されている。
部5には、挿入部1の先端部分に形成された湾曲部(図
示せず)を遠隔的に屈曲操作するための湾曲操作レバー
7が側面から後面にかけて配置され、接眼部8が上面に
突設されている。
【0012】被写体を照明する照明光を伝達するための
照明用ライトガイドファイババンドル9は、入射端部が
操作機構部5内に配置されていて、挿入部1内と操作部
2の握り部2a内を通り、射出端部は、そこから射出さ
れる照明光によって被写体を照明できるように挿入部1
の先端に配置されている。
照明用ライトガイドファイババンドル9は、入射端部が
操作機構部5内に配置されていて、挿入部1内と操作部
2の握り部2a内を通り、射出端部は、そこから射出さ
れる照明光によって被写体を照明できるように挿入部1
の先端に配置されている。
【0013】そして、ライトガイドファイババンドル9
に対して照明光を供給するための照明光供給ユニット3
0が、操作機構部5の側面部分に着脱自在に取り付けら
れている。
に対して照明光を供給するための照明光供給ユニット3
0が、操作機構部5の側面部分に着脱自在に取り付けら
れている。
【0014】照明光供給ユニット30には、ライトガイ
ドファイババンドル9に供給するための照明光を放射す
る光源ランプ32と、その光源ランプ32を点灯させる
ための電源である電池100等が内蔵されている。電池
100としては、乾電池または充電可能なニッケルカド
ミウム電池等どのような電池を用いてもよい。
ドファイババンドル9に供給するための照明光を放射す
る光源ランプ32と、その光源ランプ32を点灯させる
ための電源である電池100等が内蔵されている。電池
100としては、乾電池または充電可能なニッケルカド
ミウム電池等どのような電池を用いてもよい。
【0015】電池100は、照明光供給ユニット30の
端部に着脱自在に取り付けられたキャップ部50を外す
ことにより交換自在であり、電池100に代えて交流/
直流アダプタ等を接続することもできる。
端部に着脱自在に取り付けられたキャップ部50を外す
ことにより交換自在であり、電池100に代えて交流/
直流アダプタ等を接続することもできる。
【0016】図1は、操作部2と照明光供給ユニット3
0との接続部付近を示しており、操作部2の操作機構部
5部分を外装する本体ケース11は、電気絶縁性のプラ
スチック製である。
0との接続部付近を示しており、操作部2の操作機構部
5部分を外装する本体ケース11は、電気絶縁性のプラ
スチック製である。
【0017】本体ケース11に大きく形成された側面開
口には、電気絶縁性のプラスチックからなる蓋体15が
嵌め込まれ、その嵌合面にはシール用のOリング16が
装着されていて、隙間から操作部2の内部に水が侵入し
ないようになっている。
口には、電気絶縁性のプラスチックからなる蓋体15が
嵌め込まれ、その嵌合面にはシール用のOリング16が
装着されていて、隙間から操作部2の内部に水が侵入し
ないようになっている。
【0018】また、蓋体15と本体ケース11との嵌合
部には、両者の相対的回転を規制するための回転止めが
形成されている。なお、Oリング16は装着されること
によって潰されるが、図には潰される前の自然状態の断
面が示されている(以下、同じ)。
部には、両者の相対的回転を規制するための回転止めが
形成されている。なお、Oリング16は装着されること
によって潰されるが、図には潰される前の自然状態の断
面が示されている(以下、同じ)。
【0019】蓋体15の中央部分に穿設された貫通孔の
中心軸位置には、基部が操作部2内の金属フレーム(図
示せず)に固定された支持筒17が配置されている。そ
して、支持筒17にネジ止め連結されたライトガイド取
付筒18が、外方に向けて支持筒17の突端から突出し
ている。
中心軸位置には、基部が操作部2内の金属フレーム(図
示せず)に固定された支持筒17が配置されている。そ
して、支持筒17にネジ止め連結されたライトガイド取
付筒18が、外方に向けて支持筒17の突端から突出し
ている。
【0020】ライトガイド取付筒18の中心軸位置に
は、ライトガイドファイババンドル9の入射端部がネジ
止め固定されており、ライトガイド取付筒18の突端部
分には、ライトガイドファイババンドル9の入射端面に
密接して平行平面なカバーガラス20が水密に接合され
ている。
は、ライトガイドファイババンドル9の入射端部がネジ
止め固定されており、ライトガイド取付筒18の突端部
分には、ライトガイドファイババンドル9の入射端面に
密接して平行平面なカバーガラス20が水密に接合され
ている。
【0021】蓋体15に形成された貫通孔には、操作部
2に着脱される照明光供給ユニット30を受ける(接続
する)ための例えばステンレス鋼製のユニット受け口金
27が、外方に向けて突出するように嵌め込まれてお
り、支持筒17に螺合する金属製の締め環28によっ
て、内方に押し付けられて固定されている。
2に着脱される照明光供給ユニット30を受ける(接続
する)ための例えばステンレス鋼製のユニット受け口金
27が、外方に向けて突出するように嵌め込まれてお
り、支持筒17に螺合する金属製の締め環28によっ
て、内方に押し付けられて固定されている。
【0022】ただし、ユニット受け口金27と締め環2
8との間には、ユニット受け口金27と締め環28が接
触しないように、電気絶縁性のプラスチックからなる筒
状の絶縁筒29が介装されており、それによって、ユニ
ット受け口金27と締め環28との間が電気的に絶縁さ
れている。
8との間には、ユニット受け口金27と締め環28が接
触しないように、電気絶縁性のプラスチックからなる筒
状の絶縁筒29が介装されており、それによって、ユニ
ット受け口金27と締め環28との間が電気的に絶縁さ
れている。
【0023】なお、蓋体15の孔の内側に配置された各
部材間の嵌合部には、シール用のOリングが装着されて
いて、操作部2は、全ての部分において外部から水が侵
入しない水密構造に構成されている。挿入部1が同様に
水密構造に形成されていることは勿論である。
部材間の嵌合部には、シール用のOリングが装着されて
いて、操作部2は、全ての部分において外部から水が侵
入しない水密構造に構成されている。挿入部1が同様に
水密構造に形成されていることは勿論である。
【0024】照明光供給ユニット30は、全体として真
っ直ぐな筒状に形成されていて、その軸線位置の端部
に、図示されていないソケットに差し込まれた光源ラン
プ32が配置されている。
っ直ぐな筒状に形成されていて、その軸線位置の端部
に、図示されていないソケットに差し込まれた光源ラン
プ32が配置されている。
【0025】光源ランプ32としては、通電されること
によって発光するフィラメント32aを有する豆電球が
用いられている。光源ランプ32の先端には凸レンズ3
2bが形成されており、光源ランプ32は、先端が凸レ
ンズ32bで塞がれた円筒状に形成されている。
によって発光するフィラメント32aを有する豆電球が
用いられている。光源ランプ32の先端には凸レンズ3
2bが形成されており、光源ランプ32は、先端が凸レ
ンズ32bで塞がれた円筒状に形成されている。
【0026】また、照明光供給ユニット30の端部に
は、光源ランプ32から放射された照明光をライトガイ
ドファイババンドル9の入射端面に向けて収束させるた
めの回転楕円面鏡34が、光源ランプ32を囲むように
ユニット本体ケース30aに接着固定されている。
は、光源ランプ32から放射された照明光をライトガイ
ドファイババンドル9の入射端面に向けて収束させるた
めの回転楕円面鏡34が、光源ランプ32を囲むように
ユニット本体ケース30aに接着固定されている。
【0027】そして、その回転楕円面鏡34の前端面に
は、透明なカバーガラス35が押さえナット36によっ
て固定されている。カバーガラス35の外周面にはシー
ル剤が塗布されていて、外部から照明光供給ユニット3
0内に水が侵入しないように封止されている。
は、透明なカバーガラス35が押さえナット36によっ
て固定されている。カバーガラス35の外周面にはシー
ル剤が塗布されていて、外部から照明光供給ユニット3
0内に水が侵入しないように封止されている。
【0028】光源ランプ32は回転楕円面鏡34の長軸
線上に配置されていて、凸レンズ32bの表面がカバー
ガラス35の内面に接し、フィラメント32aが回転楕
円面鏡34の第1焦点位置に位置するように配置されて
いる。
線上に配置されていて、凸レンズ32bの表面がカバー
ガラス35の内面に接し、フィラメント32aが回転楕
円面鏡34の第1焦点位置に位置するように配置されて
いる。
【0029】回転楕円面鏡34の第2焦点位置には、ラ
イトガイドファイババンドル9の入射端面が配置されて
いる。ただし、カバーガラス20,35による光路長の
ずれ等は補正されている。
イトガイドファイババンドル9の入射端面が配置されて
いる。ただし、カバーガラス20,35による光路長の
ずれ等は補正されている。
【0030】ユニット本体ケース30aの先端外周面に
は、ユニット受け口金27の内周面に形成された雌ネジ
と螺合する雄ネジが形成されており、その両ネジを結合
させることにより、照明光供給ユニット30が操作部2
に連結された状態になる。
は、ユニット受け口金27の内周面に形成された雌ネジ
と螺合する雄ネジが形成されており、その両ネジを結合
させることにより、照明光供給ユニット30が操作部2
に連結された状態になる。
【0031】すると、光源ランプ32のフィラメント3
2aから放射された照明光のうち、軸線方向に放射され
た光線束は光源ランプ32先端の凸レンズ32bによっ
てライトガイドファイババンドル9の入射端面に収束
し、周辺方向に放射された光線束は回転楕円面鏡34で
反射されてライトガイドファイババンドル9の入射端面
に収束する。そのようにして、照明光がライトガイドフ
ァイババンドル9に入射されて、挿入部1の先端側に伝
達される。
2aから放射された照明光のうち、軸線方向に放射され
た光線束は光源ランプ32先端の凸レンズ32bによっ
てライトガイドファイババンドル9の入射端面に収束
し、周辺方向に放射された光線束は回転楕円面鏡34で
反射されてライトガイドファイババンドル9の入射端面
に収束する。そのようにして、照明光がライトガイドフ
ァイババンドル9に入射されて、挿入部1の先端側に伝
達される。
【0032】本実施例の回転楕円面鏡34は、図3に示
されるように、長径(直径)をa、短径(直径)をb、
二つの焦点F1,F2間の距離をfとしたとき、b≦f
<aなる関係が成立するように、例えば、b:f:a=
7:8:11に設定されている。
されるように、長径(直径)をa、短径(直径)をb、
二つの焦点F1,F2間の距離をfとしたとき、b≦f
<aなる関係が成立するように、例えば、b:f:a=
7:8:11に設定されている。
【0033】ここで、fを小さくすると、図4に示され
るように回転楕円面鏡34の径が大きくなってしまい、
fを大きくすると、図5に示されるように回転楕円面鏡
34の長さが長くなってしまう。そこでb≦f<aなる
関係が成立する範囲であれば、回転楕円面鏡34を適度
な太さで適度な長さに、全体として小さく形成すること
ができる。
るように回転楕円面鏡34の径が大きくなってしまい、
fを大きくすると、図5に示されるように回転楕円面鏡
34の長さが長くなってしまう。そこでb≦f<aなる
関係が成立する範囲であれば、回転楕円面鏡34を適度
な太さで適度な長さに、全体として小さく形成すること
ができる。
【0034】また、図1に示されるように、光源ランプ
32は全体が回転楕円面鏡34内に差し込まれるのでは
なく、部分的に回転楕円面鏡34の後方から回転楕円面
鏡34内に差し込まれている。したがって、小さく形成
された回転楕円面鏡34の第1焦点位置にフィラメント
32aを正しくセットすることができる。
32は全体が回転楕円面鏡34内に差し込まれるのでは
なく、部分的に回転楕円面鏡34の後方から回転楕円面
鏡34内に差し込まれている。したがって、小さく形成
された回転楕円面鏡34の第1焦点位置にフィラメント
32aを正しくセットすることができる。
【0035】また、光源ランプ32の軸線回りの直径を
cとしたとき、回転楕円面鏡34の短径(直径)b(即
ち開口部直径)に対して、1.5<(b/c)<3.0
なる関係が成立するように、この実施例では、(b/
c)=2に設定されている。
cとしたとき、回転楕円面鏡34の短径(直径)b(即
ち開口部直径)に対して、1.5<(b/c)<3.0
なる関係が成立するように、この実施例では、(b/
c)=2に設定されている。
【0036】ここで、(b/c)を大きくすると回転楕
円面鏡34が大きくなって装置が大型化し、(b/c)
を小さくすると反射されずにロスしてしまう照明光の量
が多くなってしまう。そこで1.5<(b/c)<3.
0なる関係が成立する範囲であれば、回転楕円面鏡34
をできるだけ小型化しながら照明光のロスを小さくする
ことができる。
円面鏡34が大きくなって装置が大型化し、(b/c)
を小さくすると反射されずにロスしてしまう照明光の量
が多くなってしまう。そこで1.5<(b/c)<3.
0なる関係が成立する範囲であれば、回転楕円面鏡34
をできるだけ小型化しながら照明光のロスを小さくする
ことができる。
【0037】なお、回転楕円面鏡34によって反射され
た照明光の収束位置は、ライトガイドファイババンドル
9の入射端面の中心に正確に位置させなければならない
わけではなく、光学的諸条件等に合わせて、入射端面の
中心から少しずれるようにしてもよい。
た照明光の収束位置は、ライトガイドファイババンドル
9の入射端面の中心に正確に位置させなければならない
わけではなく、光学的諸条件等に合わせて、入射端面の
中心から少しずれるようにしてもよい。
【0038】また、本発明は簡易型内視鏡以外の各種内
視鏡用光源装置に適用することができる。
視鏡用光源装置に適用することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、回転楕円面鏡の楕円の
長径(直径)をa、短径(直径)をb、二つの焦点間の
距離をfとしたとき、b≦f<aなる関係が成立するよ
うにしたことにより、回転楕円面鏡を適度な太さで適度
な長さに、全体として小さく形成することができ、光源
ランプから放射された照明光を回転楕円面鏡によってラ
イトガイドの入射端面付近に収束させる構成を小型軽量
化することができる。
長径(直径)をa、短径(直径)をb、二つの焦点間の
距離をfとしたとき、b≦f<aなる関係が成立するよ
うにしたことにより、回転楕円面鏡を適度な太さで適度
な長さに、全体として小さく形成することができ、光源
ランプから放射された照明光を回転楕円面鏡によってラ
イトガイドの入射端面付近に収束させる構成を小型軽量
化することができる。
【0040】そして、光源ランプを回転楕円面鏡に後方
から部分的に差し込むようにすることにより、小さく形
成された回転楕円面鏡の第1焦点位置に光源ランプの発
光体を正しくセットすることができ、回転楕円面鏡の小
型化を実現することができる。
から部分的に差し込むようにすることにより、小さく形
成された回転楕円面鏡の第1焦点位置に光源ランプの発
光体を正しくセットすることができ、回転楕円面鏡の小
型化を実現することができる。
【0041】また、光源ランプの直径をcとしたとき、
1.5<(b/c)<3.0なる関係が成立するように
することにより、回転楕円面鏡をできるだけ小型化しな
がら照明光のロスを小さくすることができる。
1.5<(b/c)<3.0なる関係が成立するように
することにより、回転楕円面鏡をできるだけ小型化しな
がら照明光のロスを小さくすることができる。
【図1】実施例の光源ランプからライトガイドへの照明
光線束入射部分の側面断面図である。
光線束入射部分の側面断面図である。
【図2】実施例の簡易型内視鏡装置の背面図である。
【図3】実施例の回転楕円面鏡を説明するための側面断
面略示図である。
面略示図である。
【図4】太い回転楕円面鏡が用いられた照明光線束入射
部分の側面断面図である。
部分の側面断面図である。
【図5】長い回転楕円面鏡が用いられた照明光線束入射
部分の側面断面図である。
部分の側面断面図である。
9 ライトガイドファイババンドル 32 光源ランプ 32a フィラメント 34 回転楕円面鏡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 邦利 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 金子 邦清 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 安達 滝介 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】被写体を照明する照明光を伝達するための
ライトガイドの入射端面付近に、光源ランプから放射さ
れた光線束を回転楕円面鏡で反射させて収束させるよう
に、上記光源ランプを上記回転楕円面鏡の長軸線上に配
置して上記光源ランプの発光体を上記回転楕円面鏡の焦
点位置に配置した内視鏡の照明装置において、 上記回転楕円面鏡の長径(直径)をa、短径(直径)を
b、二つの焦点間の距離をfとしたとき、 b≦f<a なる関係が成立することを特徴とする内視鏡の照明装
置。 - 【請求項2】上記光源ランプが、部分的に上記回転楕円
面鏡の後方から上記回転楕円面鏡内に差し込まれている
請求項1記載の内視鏡の照明装置。 - 【請求項3】上記光源ランプの直径をcとしたとき、 1.5<(b/c)<3.0 なる関係が成立する請求項1又は2記載の内視鏡の照明
装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7142306A JPH08334707A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 内視鏡の照明装置 |
US08/557,821 US5746494A (en) | 1994-11-22 | 1995-11-14 | Illuminating apparatus of endoscope |
DE19543570A DE19543570B4 (de) | 1994-11-22 | 1995-11-22 | Beleuchtungseinheit für ein Endoskop |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7142306A JPH08334707A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 内視鏡の照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08334707A true JPH08334707A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15312307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7142306A Pending JPH08334707A (ja) | 1994-11-22 | 1995-06-09 | 内視鏡の照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08334707A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006255296A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Kyocera Corp | ファイバ用の光源及びファイバ光源装置とそれを用いた内視鏡 |
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1995
- 1995-06-09 JP JP7142306A patent/JPH08334707A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006255296A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Kyocera Corp | ファイバ用の光源及びファイバ光源装置とそれを用いた内視鏡 |
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