JPH0970385A - 簡易型内視鏡装置 - Google Patents

簡易型内視鏡装置

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Publication number
JPH0970385A
JPH0970385A JP7228810A JP22881095A JPH0970385A JP H0970385 A JPH0970385 A JP H0970385A JP 7228810 A JP7228810 A JP 7228810A JP 22881095 A JP22881095 A JP 22881095A JP H0970385 A JPH0970385 A JP H0970385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
source lamp
light source
light guide
spheroidal mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7228810A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Koeda
隆司 小枝
Hiroshi Sano
浩 佐野
Hirohisa Ueda
裕久 植田
Kunitoshi Ikeda
邦利 池田
Kunikiyo Kaneko
邦清 金子
Riyuusuke Adachi
滝介 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP7228810A priority Critical patent/JPH0970385A/ja
Priority to US08/701,045 priority patent/US5743848A/en
Publication of JPH0970385A publication Critical patent/JPH0970385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】いわゆる中抜けの発生しない良好な照明を行う
ことのできる簡易型内視鏡装置を提供すること。 【解決手段】光源ランプ32の頭部を回転楕円面鏡34
の側部に穿設した孔35aから回転楕円面鏡34内に差
し込んで光源ランプ32を固定して、回転楕円面鏡34
の後端部分34aに反射面を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ライトガイドに
照明光を供給するための電球を内蔵する照明光供給ユニ
ットが操作部に取り付けられた簡易型内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】操作部に照明用の発光体を設けたいわゆ
る簡易型の内視鏡装置においては、一般に、被写体を照
明するためのライトガイドの入射端部が操作部に配置さ
れて、そのライトガイドに入射させるための照明光を放
射する豆電球とその豆電球から放射された照明光をライ
トガイドの入射端面に収束させるための回転楕円面鏡等
を内蔵した照明光供給ユニットが操作部に取り付けられ
ている。
【0003】そして、豆電球の頭部は回転楕円面鏡の後
方から回転楕円面鏡内に差し込まれていて、フィラメン
トから放射された光が回転楕円面鏡によって反射され
て、ライトガイドの入射端面に収束するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、豆電球が回転
楕円面鏡内に後方から差し込まれていると、回転楕円面
鏡には照明光を軸線方向に反射するための後端部反射面
がない。そのため、ライトガイドに真っ直ぐに近い角度
で入射する光線がほとんどないので、被写体に照射され
る照明光は中央部分が暗いいわゆる中抜け状態になり、
良好な観察を行えない場合がある。
【0005】そこで本発明は、いわゆる中抜けの発生し
ない良好な照明を行うことのできる簡易型内視鏡装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の簡易型内視鏡装置は、被写体を照明するた
めのライトガイドの入射端部が操作部に配置されて、上
記ライトガイドに入射させるための照明光を放射する光
源ランプと上記光源ランプから放射された照明光を上記
ライトガイドの入射端面に収束させるための回転楕円面
鏡とを内蔵した照明光供給ユニットが上記操作部に取り
付けられた簡易型内視鏡装置において、上記光源ランプ
の頭部を上記回転楕円面鏡の側部に穿設した孔から上記
回転楕円面鏡内に差し込んで上記光源ランプを固定し
て、上記回転楕円面鏡の後端部分に反射面を形成したこ
とを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】図面を参照して実施の形態を説明
する。図4において、可撓管によって外装された挿入部
1の基端側には操作部2が連結されている。
【0008】操作部2の下側約4分の3の部分は握り部
3であり、その握り部3と挿入部1との間に、鉗子挿入
部4が斜め前方に向けて突出して設けられている。操作
部2の握り部3より上の操作機構部5には、挿入部1内
に挿通された鉗子チャンネル(図示せず)を通しての吸
引操作を行うための吸引操作弁6と、挿入部1の先端部
分に形成された湾曲部(図示せず)を遠隔的に湾曲操作
するための湾曲操作レバー7が前面と後面に配置され、
接眼部8が上面に突設されている。
【0009】被写体を照明するためのライトガイドファ
イババンドル9は、入射端部が操作機構部5内に配置さ
れ、挿入部1内と操作部2の握り部3内を通って、射出
端部は挿入部1の先端に配置されている。
【0010】そして、ライトガイドファイババンドル9
に対して照明光を供給するための照明光供給ユニット3
0が、操作機構部5の側面部分に着脱自在に取り付けら
れている。
【0011】図1は、操作部2から照明光供給ユニット
30が取り外された状態の断面を拡大して示している。
操作部2の操作機構部5部分を外装する本体ケース11
は、プラスチック製である。湾曲操作レバー7を支持す
る軸受筒12と吸引操作弁6は、本体ケース11に穿設
された貫通孔に嵌挿されて、各々そこで水密にシールさ
れている。軸受筒12と吸引操作弁6の基部は各々操作
部2内のフレーム13に固定されている。
【0012】本体ケース11に大きく形成された側面開
口には蓋体15が嵌め込まれ、その嵌合面にはシール用
のOリング16が装着されていて、隙間から内部に水が
侵入しないようになっている。なお、Oリング16は装
着されることによって潰されるが、図には潰される前の
自然状態の断面が図示されている(以下、同じ)。
【0013】蓋体15の中央部分に形成された孔の中心
軸位置には、基部が操作部2内のフレーム13に固定さ
れた支持筒17が配置されている。そして、支持筒17
にネジ止め連結されたライトガイド取付筒18が外方に
突出していて、そのライトガイド取付筒18の中心軸位
置に、ライトガイドファイババンドル9の入射端部がネ
ジ止め固定されている。
【0014】ライトガイド取付筒18の突出端側には、
先端部分に凸メニスカスレンズ20が水密に接合された
筒状のレンズ取付筒19が、キャップ状に被せられて螺
合固定されていて、それによって、凸メニスカスレンズ
20がライトガイドファイババンドル9の入射端面9a
に近接して対向する位置に位置決めされている。
【0015】支持筒17とライトガイド取付筒18との
接続部においてその周りを囲んで配置されたOリング受
け枠22は、外面において蓋体15中央の孔と嵌合し、
内面においてレンズ取付筒19の外面と嵌合しており、
その嵌合部には各々シール用のOリング24,25が装
着されていて、隙間から内部に水が侵入しないようにな
っている。
【0016】また、レンズ取付筒19からOリング受け
枠22にまたがる部分を囲んで配置された接続筒23
は、基部が蓋体15の孔の内面にネジ止め固定されてい
て、中間部分の外周面には雄ネジ23aが螺設され、そ
れより先側の外周面は次第に細くなるテーパ面に形成さ
れていて、そのテーパ面の途中にシール用のOリング2
6が装着されている。
【0017】照明光供給ユニット30は、全体としてL
字形の筒状に形成されており、プラスチック製の電池室
ケース31とランプ室ケース47とが着脱自在に直角の
向きに連結されている。
【0018】シール用のOリング36を挟んで筒状のラ
ンプ室ケース47内に後方から嵌め込まれたランプ室充
填部材35には、回転楕円面鏡34が、軸線がライトガ
イドファイババンドル9の軸線と一致するようにライト
ガイドファイババンドル9の入射端面9aの方に向けて
形成されている。
【0019】豆電球が用いられている光源ランプ32
は、その基部の電極が電池室ケース31の先端部分の内
側に配置されたランプソケット33に対して真っ直ぐに
差し込まれて固定されている。そして、光源ランプ32
の頭部は、ランプ室充填部材35の側部に穿設された孔
35aを通って、回転楕円面鏡34内に側方から差し込
まれている。
【0020】光源ランプ32のフィラメント32aは、
長手方向を光源ランプ32の軸線と直交する向きに配置
して光源ランプ32の先端内に封止されていて、回転楕
円面鏡34の軸線上にあり、フィラメント32aの中心
位置を回転楕円面鏡34の焦点位置にほぼ合致させてあ
る。そのために孔35aは、回転楕円面鏡34の焦点位
置の側方に穿設されている。
【0021】したがって、回転楕円面鏡34の反射面
は、光源ランプ32が差し込まれている側面の孔部分だ
けが欠損していて、軸線に近い後端部分34a周辺には
反射面が欠損なく形成されている。
【0022】電池室ケース31とランプ室ケース47と
を分離した状態を示す図2に示されるように、光源ラン
プ32は電池室ケース31の頭部に突出して取り付けら
れている。
【0023】したがって、電池室ケース31とランプ室
ケース47とを連結することにより、光源ランプ32が
上述の所定位置にセットされる。なお、電池室ケース3
1とランプ室ケース47との連結固定は螺合、バヨネッ
ト或いはクリック等どのような機構を用いてもよい。
【0024】図1に戻って、電池室ケース31の内部に
は電池38が収容されている。電池38としては、乾電
池または充電可能なカドニカ電池等どのような電池を用
いてもよい。
【0025】電池室ケース31の電池収容部の端部開口
部には、プラスチック製の電池ケース蓋39が着脱自在
に螺合されており、両者の境界面にはシール用のOリン
グ40が装着されていて、隙間から内部に水が侵入しな
いようになっている。電池ケース蓋39を電池室ケース
31から取り外せば、電池38を交換することができ
る。
【0026】41と42は、電池ケース蓋39と電池室
ケース31内に配置された負極側電極、43は電池室ケ
ース31内に配置された正極側電極であり、各々光源ラ
ンプ32に接続されている。
【0027】なお、その配線の途中には光源ランプ32
への通電をオンオフ操作するためのスイッチが設けられ
ているが、その図示は省略されている。そのスイッチ部
分も、外部から内部に水が侵入しないように水密にシー
ルされている。
【0028】ランプ室ケース47の端部開口部には、操
作部2に設けられた接続筒23のテーパ面に係合する形
状のテーパ状開口部を有する接続筒受け筒46が、ラン
プ室充填部材35に螺合接続されている。
【0029】そして、接続筒受け筒46とランプ室ケー
ス47との嵌合面には、シール用のOリング48が装着
されていて、隙間から内部に水が侵入しないようになっ
ており、接続筒受け筒46の内端部には、平行平面状の
透明板49が水密に接合されている。
【0030】接続筒受け筒46の外周側には、接続筒2
3の雄ネジ23aに螺合する雌ネジ50aが形成された
締め付け輪50が、軸方向に抜け出さないように取り付
けられている。
【0031】したがって、図1に示される状態から、照
明光供給ユニット30を操作部2側に接近させて、接続
筒23と接続筒受け筒46のテーパ面どうしを密着さ
せ、締め付け輪50の雌ネジ50aを接続筒23の雄ネ
ジ23aに締め込めば、図3に示されるように、照明光
供給ユニット30が操作部2に接続された状態になる。
【0032】このようにして照明光供給ユニット30が
操作部2に取り付けられると、光源ランプ32のフィラ
メント32aから放射された光線束が、回転楕円面鏡3
4で反射されたあと、透明板49及び凸メニスカスレン
ズ20を通過してライトガイドファイババンドル9の入
射端面9aに収束し、ライトガイドファイババンドル9
に入射する。
【0033】このとき、回転楕円面鏡34の後端部分3
4aには反射面が存在し、光源ランプ32の基部は側方
にあって反射光を遮らないので、ライトガイドファイバ
バンドル9には入射端部の軸線に近い方向の光線束もよ
く入射する。したがって、被写体に対する照明には中心
付近が暗くなるいわゆる中抜け現象が発生せず、良好な
観察像を得ることができる。
【0034】なお、回転楕円面鏡34には光源ランプ3
2が差し込まれる孔35aが側面に穿けられていて、そ
の部分では照明光が反射されないが、孔35aの占める
面積はその周面(反射面)のごく一部でしかないので、
照明ムラに与える影響は小さい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、光源ランプの頭部を回
転楕円面鏡の側部に穿設した孔から回転楕円面鏡内に差
し込んで光源ランプを固定して、回転楕円面鏡の後端部
に反射面を形成したことにより、ライトガイドに対して
入射端部の軸線に近い方向の光線束がよく入射するの
で、被写体に対する照明の中心付近が暗くなるいわゆる
中抜け現象が発生せず、良好な観察像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の操作部と照明光供給ユニ
ットとを分離した状態の平面断面図である。
【図2】本発明の実施の形態のランプ室と電池室とを分
離した状態の平面断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の操作部に照明光供給ユニ
ットが取り付けられた状態の平面断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の操作部に照明光供給ユニ
ットが取り付けられた状態の側面図である。
【符号の説明】
2 操作部 9 ライトガイドファイババンドル 30 照明光供給ユニット 32 光源ランプ 34 回転楕円面鏡 34a 後端部分 35a 孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 邦利 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 金子 邦清 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (72)発明者 安達 滝介 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写体を照明するためのライトガイドの入
    射端部が操作部に配置されて、上記ライトガイドに入射
    させるための照明光を放射する光源ランプと上記光源ラ
    ンプから放射された照明光を上記ライトガイドの入射端
    面に収束させるための回転楕円面鏡とを内蔵した照明光
    供給ユニットが上記操作部に取り付けられた簡易型内視
    鏡装置において、 上記光源ランプの頭部を上記回転楕円面鏡の側部に穿設
    した孔から上記回転楕円面鏡内に差し込んで上記光源ラ
    ンプを固定して、上記回転楕円面鏡の後端部分に反射面
    を形成したことを特徴とする簡易型内視鏡装置。
JP7228810A 1995-08-31 1995-09-06 簡易型内視鏡装置 Pending JPH0970385A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7228810A JPH0970385A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 簡易型内視鏡装置
US08/701,045 US5743848A (en) 1995-08-31 1996-08-21 Portable endoscope system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7228810A JPH0970385A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 簡易型内視鏡装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0970385A true JPH0970385A (ja) 1997-03-18

Family

ID=16882219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7228810A Pending JPH0970385A (ja) 1995-08-31 1995-09-06 簡易型内視鏡装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0970385A (ja)

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