JPH11197105A - 簡易型内視鏡装置 - Google Patents
簡易型内視鏡装置Info
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- JPH11197105A JPH11197105A JP10006590A JP659098A JPH11197105A JP H11197105 A JPH11197105 A JP H11197105A JP 10006590 A JP10006590 A JP 10006590A JP 659098 A JP659098 A JP 659098A JP H11197105 A JPH11197105 A JP H11197105A
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- light
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- illumination light
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- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
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Abstract
たまま、光源ランプからライトガイドに入射する光量損
失を少なくして被写体を明るく照明することができる簡
易型内視鏡装置を提供すること。 【解決手段】操作部2と光源ユニット30とが各々外部
から内部に水が侵入しない水密構造に形成されて、光源
ユニット30の照明光射出窓と操作部2の照明光入射窓
とに各々透明カバー50,10が取り付けられた簡易型
内視鏡装置において、透明カバー50,10の少なくと
も一方が、屈折率の高い透明部材からなるコアの外周に
屈折率の低い透明部材からなるクラッドを被覆して形成
された光伝導ロッドによって形成されている。
Description
照明光を供給するための光源ユニットが操作部に対して
着脱自在に設けられた簡易型内視鏡装置に関する。
に行うために水密構造にするのが当然のことになってお
り、簡易型内視鏡装置の場合には、操作部に取り付けら
れる光源ユニットも単独で水密に構成する必要がある
(特願平8−10220号)。
作部の照明光入射窓と光源ユニットの照明光射出窓の各
々に透明カバーガラスを水密に取り付け、内部への水分
の侵入を防いでいる。
成により、図7に示されるように光源ランプ91とライ
トガイドファイババンドル92の入射端面92aとの間
に二つのカバーガラス93,94が介在して、光源ラン
プ91と入射端面92aとの間の距離が遠くなると、光
源ランプ91から放射された光のうち外方に広がったま
まライトガイドファイババンドル92に入射しない光が
多くなってしまう。91aは、光源ランプ92の先端に
形成された凸レンズである。
照明光が暗くなり、良好な観察を行うことができない場
合がある。かと言って、操作部の照明光入射窓と光源ユ
ニットの照明光射出窓の各々に透明カバーを設けない
と、水密構造にするのが困難である。
各々の水密性を維持したまま、光源ランプからライトガ
イドに入射する光量損失を少なくして被写体を明るく照
明することができる簡易型内視鏡装置を提供することを
目的とする。
め、本発明の簡易型内視鏡装置は、被写体を照明するた
めのライトガイドの入射端部が内視鏡の操作部に配置さ
れて、そのライトガイドに照明光を供給するための光源
ランプを内蔵した光源ユニットが上記操作部に対して着
脱自在に設けられ、上記操作部と上記光源ユニットとが
各々外部から内部に水が侵入しない水密構造に形成され
て、上記光源ユニットの照明光射出窓と上記操作部の照
明光入射窓とに各々透明カバーが取り付けられた簡易型
内視鏡装置において、上記透明カバーの少なくとも一方
が、屈折率の高い透明部材からなるコアの外周に屈折率
の低い透明部材からなるクラッドを被覆して形成された
光伝導ロッドによって形成されていることを特徴とす
る。
端面全面に対向する状態に配置されているとよく、その
場合、上記コアと上記ライトガイドの入射端面とが同径
であってもよい。
上記操作部の照明光入射窓とに取り付けられた透明カバ
ーが、共に上記光伝導ロッドによって形成されていても
よく、その場合、上記二つの光伝導ロッドのコアが同径
であってもよい。
が形成された豆電球であってもよく、上記光伝導ロッド
がガラス製であってもよい。
態を説明する。図3は、内視鏡の操作部2部分の側面
図、図4は背面図であり、操作部2の下端部には、可撓
管によって外装された挿入部1の基端が連結されてい
る。
2aであり、その握り部2aと挿入部1との間に、鉗子
挿入口部4が斜め前方に向けて突出して設けられてい
る。3は、気密に構成された内視鏡の内部の圧力を調整
するための圧力調整弁である。
部5には、挿入部1内に挿通された鉗子チャンネル(図
示せず)を通して吸引操作を行うための吸引操作弁6
と、挿入部1の先端部分に形成された湾曲部(図示せ
ず)を遠隔的に屈曲操作するための湾曲操作レバー7と
が前面と後面に配置され、接眼部8が上面に突設されて
いる。
照明用ライトガイドファイババンドル9は、入射端部が
操作機構部5内に配置されていて、挿入部1内と操作部
2の握り部2a内を通って、射出端部は挿入部1の先端
に配置されている。
に対して照明光を供給するための光源ユニット30が、
操作機構部5の側面部分に側方から着脱自在に取り付け
られている。
には、ライトガイドファイババンドル9に供給するため
の照明光を放射する光源ランプ32と、その光源ランプ
32を点灯させるための電源である電池100等が内蔵
されている。電池100としては、乾電池または充電可
能なニッケルカドミウム電池等どのような電池を用いて
もよい。
着脱自在に取り付けられたキャップ部50を外すことに
より交換自在であり、電池100に代えて、交流/直流
アダプタ等を接続することもできる。
部5の側面に突設されたユニット受け筒27に対して着
脱自在に差し込まれており、図5は、光源ユニット30
がユニット受け筒27から取り外された状態を示してい
る。
ユニット30の先端部分には、ユニット受け筒27に形
成された雌ネジと螺合する雄ネジ40と、ユニット受け
筒27の内周面に密着するシール用のOリング41が設
けられている。
続された状態の接続部を示し、図2は操作部2から光源
ユニット30が取り外された状態を示しており、操作部
2の操作機構部5部分を外装する本体ケース11は、電
気絶縁性のプラスチック製である。
口には、電気絶縁性のプラスチックからなる蓋体15が
嵌め込まれ、その嵌合面にはシール用のOリング16が
装着されていて、隙間から操作部2の内部に水が侵入し
ないようになっている。なお、Oリング類は装着される
ことによって潰されるが、図には潰される前の自然状態
の断面が示されている。
中心軸位置には、基部が操作部2内の金属フレーム(図
示せず)に固定された支持筒17が配置されている。そ
して、支持筒17にネジ止め連結されたライトガイド取
付筒18が、外方に向けて支持筒17の突端から突出し
ている。
は、ライトガイドファイババンドル9の入射端部がネジ
止め固定されている。そして、ライトガイド取付筒18
の突端部分には、ライトガイドファイババンドル9の入
射端面9aに密着して透明カバー10が水密に接合され
ており、そこが照明光の入射窓になっている。
ト受け口金27が外方に向けて突出するように嵌め込ま
れて、支持筒17に螺合する金属製の締め環28によっ
て、内方に押し付けられて操作機構部5に固定されてい
る。
8との間には、ユニット受け口金27と締め環28が接
触しないように、電気絶縁性のプラスチックからなる筒
状の絶縁筒29が介装されており、それによって、ユニ
ット受け口金27と締め環28との間が電気的に絶縁さ
れている。
合部には、シール用のOリングが装着されていて、操作
部2は、全ての部分において外部から水が侵入しない水
密構造に構成されている。挿入部1が同様に水密構造に
形成されていることは勿論である。
ト受け筒27内に差し込まれるランプ室ケース33によ
って外装されていて、その内部に、例えば先端に凸レン
ズが一体に形成された凸レンズ付き豆電球からなる光源
ランプ32が、凸レンズ32aを前方に向けて配置され
ている。32bはフィラメントである。
ト受け筒27に差し込まれたときにユニット受け筒27
の内周面に密着するシール用のOリング35が装着され
ており、光源ユニット30が操作部2に接続された状態
の時に、接続部内に外部から水が侵入しないようになっ
ている。
は、透明カバー50が水密に接合されていて、そこが照
明光の射出窓になっている。なお光源ユニット30は、
他の部分も全て外部から水が侵入しない水密構造に構成
されている。
室ケース33の先端外周面に形成された雄ネジ40と螺
合する雌ネジ20が形成されており、光源ユニット30
の先側をユニット受け口金27内に差し込んで、その両
ネジを結合させることにより、図1に示されるように、
光源ユニット30が操作部2に連結された状態になる。
2bから放射された照明光は、凸レンズ32aで少し収
束されて、光源ユニット30の照明光射出窓と操作部2
の照明光入射窓とに取り付けられた二つの透明カバー5
0,10を通ってライトガイドファイババンドル9に入
射する。
されるように、両透明カバー50,10がいずれも、屈
折率の高いガラス等の透明部材からなるコア50a,1
0aの外周に屈折率の低いガラス等の透明部材からなる
クラッド50b,10bを被覆して形成された径が一定
な一本の光伝導ロッド50,10によって形成されてい
る。
0を通過する際に、光軸に対して一定の角度以下の向き
に進行する光線は、図6に矢印で略示されるように、コ
ア50a,10aとクラッド50b,10bとの境界面
でコア50a,10a側に全反射してコア50a,10
a内を進み、ライトガイドファイババンドル9の入射端
面9aに入射する。
は、いずれも、コア50a,10aがライトガイドファ
イババンドル9の入射端面9a全面に対向するように形
成、配置されている。
50a,10aが共にライトガイドファイババンドル9
の入射端面9aと同径に形成されている。したがって、
照明光がコア50a,10a部分で遮られることなくラ
イトガイドファイババンドル9の入射端面9aに達す
る。
が各々水密に構成された簡易型内視鏡装置において、光
源ランプ32から放射された照明光を少ない光量ロスで
ライトガイドファイババンドル9に入射させることがで
きる。
るものではなく、例えば光源ユニット30の照明光射出
窓と操作部2の照明光入射窓のいずれか一方に光伝導ロ
ッドを設ければ、上記実施の形態の半分程度の照明光量
ロス低減効果を得ることができる。
射出窓と操作部の照明光入射窓とに取り付けられた透明
カバーの少なくとも一方を、屈折率の高い透明体の外周
に屈折率の低い透明体を被覆して形成された光伝導ロッ
ドによって形成したことにより、内視鏡と光源ユニット
の各々の水密性を維持したまま、光源ランプからライト
ガイドに入射する光量損失を少なくして、被写体を明る
く照明することができる。
ットが接続された状態の接続部の断面図である。
ニットが取り外された状態の接続部の断面図である。
ットが接続された状態の側面図である。
ットが接続された状態の背面図である。
ニットが取り外された状態の背面図である。
面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】被写体を照明するためのライトガイドの入
射端部が内視鏡の操作部に配置されて、そのライトガイ
ドに照明光を供給するための光源ランプを内蔵した光源
ユニットが上記操作部に対して着脱自在に設けられ、上
記操作部と上記光源ユニットとが各々外部から内部に水
が侵入しない水密構造に形成されて、上記光源ユニット
の照明光射出窓と上記操作部の照明光入射窓とに各々透
明カバーが取り付けられた簡易型内視鏡装置において、 上記透明カバーの少なくとも一方が、屈折率の高い透明
部材からなるコアの外周に屈折率の低い透明部材からな
るクラッドを被覆して形成された光伝導ロッドによって
形成されていることを特徴とする簡易型内視鏡装置。 - 【請求項2】上記コアが上記ライトガイドの入射端面全
面に対向する状態に配置されている請求項1記載の簡易
型内視鏡装置。 - 【請求項3】上記コアと上記ライトガイドの入射端面と
が同径である請求項2記載の簡易型内視鏡装置。 - 【請求項4】上記光源ユニットの照明光射出窓と上記操
作部の照明光入射窓とに取り付けられた透明カバーが、
共に上記光伝導ロッドによって形成されている請求項
1、2又は3記載の簡易型内視鏡装置。 - 【請求項5】上記二つの光伝導ロッドのコアが同径であ
る請求項4記載の簡易型内視鏡装置。 - 【請求項6】上記光源ランプが、先端に凸レンズが形成
された豆電球である請求項1、2、3、4又は5記載の
簡易型内視鏡装置。 - 【請求項7】上記光伝導ロッドがガラス製である請求項
1、2、3、4、5又は6記載の簡易型内視鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10006590A JPH11197105A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 簡易型内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10006590A JPH11197105A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 簡易型内視鏡装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11197105A true JPH11197105A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11642557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10006590A Pending JPH11197105A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 簡易型内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11197105A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006158859A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Olympus Corp | 内視鏡及び内視鏡システム |
JP2006255296A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Kyocera Corp | ファイバ用の光源及びファイバ光源装置とそれを用いた内視鏡 |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP10006590A patent/JPH11197105A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006158859A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Olympus Corp | 内視鏡及び内視鏡システム |
US8517922B2 (en) | 2004-12-10 | 2013-08-27 | Olympus Corporation | Endoscope and endoscope system |
JP2006255296A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Kyocera Corp | ファイバ用の光源及びファイバ光源装置とそれを用いた内視鏡 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041213 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070622 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071025 |