JP2001221957A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JP2001221957A
JP2001221957A JP2000029513A JP2000029513A JP2001221957A JP 2001221957 A JP2001221957 A JP 2001221957A JP 2000029513 A JP2000029513 A JP 2000029513A JP 2000029513 A JP2000029513 A JP 2000029513A JP 2001221957 A JP2001221957 A JP 2001221957A
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fiber bundle
light guide
light
guide fiber
endoscope
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JP2000029513A
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Tsuruo Hatori
鶴夫 羽鳥
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光量ロスを十分に抑えて広角で観察エリアを
照明できるようにするとともに、ライトガイドファイバ
束の入射端部のメンテナンスを容易にできる内視鏡を提
供する。 【解決手段】 内視鏡の操作部から延出されたユニバー
サルケーブル部の端部に設けたコネクタには光源装置に
着脱自在で接続される光源接続部7Aにはライトガイド
ファイバ束26の入射端側が本体枠体25内に挿通さ
れ、本体枠体25とその先端側のカバーガラス35を収
納した円筒カバー部材23との間のカバーガラス支持枠
24の内側には、着脱自在の保持部材28によりカバー
ガラス35とライトガイドファイバ束26の入射端面と
の間にコニカルファイバ部材32としての円錐形光学フ
ァイバ束34をライトガイドファイバ束26の入射端面
に密着するように設けて、光源装置からの照明光を円錐
形光学ファイバ束34を介してライトガイドファイバ束
26の入射端面に広い入射角分布を持つように入射させ
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は観察のために照明光
を伝送するライトガイドファイバ束を備えた内視鏡に関
する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡に用いられる照明用のライトガイ
ドファイバにおいて、実開昭50−102354号公報
や実開昭52−3532号公報に開示されている様に、
ライトガイドファイバ束の入射端の径をテーパー状に広
げる技術が示されている。
【0003】この技術は単純に光源に対する照明光の入
射面積を拡大するだけの効果に留まらず、特開平8−1
36746号公報の図7に開示されている様に、ファイ
バの軸線に対する光線の入射角を、出射端においては角
度を増やす方向に変える効果を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡挿入部の細径化
のために挿入部先端で照明レンズのスペースが確保でき
ないことがあるから、十分な光量で、広い視野エリアを
照明するためにライトガイドファイバ入射端をテーパ状
に拡大する必要性が出てきている。
【0005】一方、内視鏡用の光源の性能アップに伴
い、ライトガイドファイバに入射する光量も増えてきて
いる。これに伴い、ライトガイドファイバ束の入射端が
光量アップのために耐久性が低下し、寿命が短くなる欠
点がある。
【0006】このため、寿命に達した或いは一部が焼け
たライトガイドファイバ束を交換することが必要になる
が、従来例ではこの交換作業が面倒であった。つまり、
ライトガイドファイバ束の入射端部付近のみが劣化した
場合にも、その部分だけを簡単に交換することが出来な
かった。
【0007】(発明の目的)本発明は上記問題点に着目
してなされたもので、光量ロスを十分に抑えて広角で観
察エリアを照明できるようにするとともに、ライトガイ
ドファイバ束の入射端部付近のメンテナンスを容易にで
きる内視鏡を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】内視鏡の挿入先端部から
基端側に設けられた操作部に挿通されたライトガイドフ
ァイバ束の基端部を光源装置側の入射端面とし、この入
射端面とこの入射端面に対向するカバーガラスとを内設
するコネクタを介して前記光源装置に接続することによ
って照明光を得る内視鏡において、前記ライトガイドフ
ァイバ束の入射端面と前記カバーガラスとの間に、前記
ライトガイドファイバ束の入射端面側の端部が前記カバ
ーガラス側の端部よりも太いテーパ状の光学ファイバ素
子を着脱自在に介設するとともに、この光学ファイバ素
子を前記ライトガイドファイバ束側の入射端面に密着さ
せたことにより、光源装置から供給される照明光をテー
パ状の広い面積の光学ファイバ素子の入射端面で受光し
て、その出射端面からライトガイドファイバ束側の入射
端面に光量ロスを十分に抑制してかつ広い角度分布で入
射させることができ、このライトガイドファイバ束の出
射端面側から広角度で出射される照明光で観察エリアを
広角で照明できるようにすると共に、光学ファイバ素子
を着脱自在としてメンテナンスを簡単に行うことができ
るようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1及び図2は本発明の第1の実
施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の電子内視鏡
の全体を示し、図2はコネクタの先端の光源接続部の構
造を示す。図1に示すように本発明の内視鏡の第1の実
施の形態の電子内視鏡1は、体腔内等に挿入され、先端
に図示しない撮像素子を設けた細長の挿入部2と、この
挿入部2の後端に設けられ、術者が把持して湾曲操作等
を行う操作部3と、この操作部3の後端に設けられ、前
記撮像素子で撮像される内視鏡画像に対する例えばフリ
ーズ画像の表示等の指示操作を行う各種スイッチが設け
られたスイッチボックス4とを備えている。
【0010】また、操作部3の側部から照明光を伝送す
るライトガイドファイバ束と前記撮像素子に接続された
信号ケーブルとが挿通されたユニバーサルケーブル部5
が延出され、このユニバーサルケーブル部5の端部には
コネクタ6が設けられ、このコネクタ6の先端面には前
記ライトガイドファイバ束の端部となり、図示しない光
源装置に着脱自在で接続される光源接続部(ライトガイ
ド口金)7Aが突出するように設けられている。そし
て、光源装置から供給(入射)される照明光を伝送し
て、挿入部2の先端側から出射し、患部等を照明するこ
とができるようにしている。
【0011】また、このコネクタ6の側部から信号ケー
ブル8が延出され、この信号ケーブル7の端部に設けた
信号コネクタ9は図示しないカメラコントロールユニッ
ト(或いはビデオプロセッサ)に着脱自在で接続され
る。そして、カメラコントロールユニットで前記撮像素
子で撮像された信号に対する信号処理を行い、標準的な
映像信号を生成し、図示しないモニタに出力して、患部
等の内視鏡画像を表示できるようにしている。
【0012】挿入部2は先端より先端部11と、この先
端部11の後端に設けられた湾曲自在の湾曲部12と、
この湾曲部1の後端に設けられ、操作部3の前端まで延
びる長尺の軟性管部13とから構成されている。
【0013】先端部11にはライトガイドファイバ束の
先端が固定され、伝送した照明光を出射する照明窓と、
照明された患部等を観察する対物レンズを取り付けた観
察窓等が設けてあり、対物レンズの結像位置にはCCD
等の撮像素子が配置され、この撮像素子で光電変換した
信号を信号ケーブル8等でカメラコントロールユニット
に伝送する。また、操作部3には湾曲操作を行うための
湾曲操作レバー14が設けてあり、この湾曲操作レバー
14を操作することにより、湾曲部12を湾曲できるよ
うにしている。
【0014】また、操作部3の前端付近には高周波処置
具等の内視鏡用処置具を挿入するチャンネル開口部15
が設けてあり、このチャンネル開口部15から高周波処
置具等の内視鏡用処置具を挿入することにより、その内
部の図示しないチャンネルを経て先端部11のチャンネ
ル先端開口部から突出させて経内視鏡的処置を行えるよ
うにしている。
【0015】図2はコネクタ6の先端に設けた光源接続
部7Aの断面構造を示す。光源接続部7Aは大きく分け
て、光源接続部本体部(以下、単に本体部と略記)21
と、この本体部21の先端側に設けたカバーガラスユニ
ット22とからなり、このカバーガラスユニット22は
その先端側のカバーガラス支持枠23の後端のネジ穴部
23aに円筒カバー部材24の先端が螺着で接続され、
またこの円筒カバー部材24の後端に本体部21を構成
する円筒形状の本体枠体25の先端側のネジ部25aが
螺着で接続されるようになっている。
【0016】また、本体枠体25の中空部内に挿通され
たライトガイドファイバ束26は、その先端側の結束固
定部は口金部材27で保護され、円筒形状の保持部材2
8内に配置されている。なお、このライトガイドファイ
バ束26は口金部材27で覆われた部分より後方側は可
撓性の保護チューブ29で覆われている。
【0017】上記保持部材28はその後端が本体枠体2
5の先端内周に設けたネジ穴部25bに螺着され、この
保持部材28の外周面は円筒カバー部材24及びカバー
ガラス支持枠23で覆われている。また、口金部材27
はビス31で保持部材28に固定される。
【0018】また、この保持部材28の先端側の内周面
は途中で段差状に拡経にされた拡径部28aが設けら
れ、コニカルファイバ部材32をその内側に固定した口
金部材33がその前端面が面一となるように揃えた状態
でこの拡径部28aに固定されている。
【0019】このコニカルファイバ部材32は、図示の
ように円錐形光学ファイバ束34で構成され、この円錐
形光学ファイバ束34は先端に行くほどファイバ径が太
くなる多数の円錐形光学ファイバを結束固定して全体と
してもその外形が円錐形になっている。この円錐形光学
ファイバ束34は口金部材33内側に配置され、その間
の空隙部分に接着剤を充填して口金部材33に固定して
いる。
【0020】なお、円錐形光学ファイバも(ライトガイ
ドファイバ束26を構成する)ライトガイドファイバと
同様に外周部分の屈折率が小さいクラッド部と、このク
ラッド部で覆われた内側の屈折率が大きいコア部とから
なる。
【0021】先端内周面にこのコニカルファイバ部材3
2が口金部材33を介して固定された保持部材28は上
述したように本体枠体25のネジ穴部25bに螺合する
ネジ部が設けてあり、このネジ部をネジ込んで保持部材
28を後方側(光源装置に装着する先端側に対して反対
側で図2では右側)に移動することにより、その内側に
配置されるライトガイドファイバ束26の先端面(照明
光の入射端面)にコニカルファイバ部材32の後端面を
密着させることができ、この密着させた状態で、ビス3
1により口金部材27に固定することにより、コニカル
ファイバ部材32からライトガイドファイバ束26の先
端面に少ない光量ロスで照明光を導光できるようにして
いる。
【0022】そして、長期の使用により、コニカルファ
イバ部材32が照明光で焼損したような場合には、円筒
カバー部材24を本体枠体25から(螺合を解いて)外
し、さらにビス31を緩め、保持部材28を(本体枠体
25に対して)回転することにより、コニカルファイバ
部材32を取り付けた保持部材28を除去して、新しい
コニカルファイバ部材32を取り付けた保持部材28に
交換して使用できるようにしている。
【0023】また、カバーガラス支持枠23はその先端
の開口部の内側に(その開口部より大きい)カバーガラ
ス35が収納され、その後面面周縁に接するOリング等
の水密部材36を配置し、押圧部材37でこの水密部材
36を先端側に押圧して、カバーガラス35をカバーガ
ラス支持枠23の先端の開口部内側に水密的に固定する
ようにしている。
【0024】上記押圧部材37は円筒形状で、その後端
外周面に上記カバーガラス支持枠23の内周面に設けた
ネジ穴部23aに螺合するネジ部が設けてあり、このネ
ジ穴部23aに螺合させて先端側に移動することによ
り、水密部材36を押圧して、カバーガラス35を水密
的かつ弾性的に固定できるようにしている。
【0025】また、このネジ穴部23aとこれに螺合す
る円筒カバー部材24の先端外周のネジ部とによる螺合
部には例えばシリコン充填剤等が塗布されており、この
螺合部でも水密を確保している。
【0026】また、本体枠体25の先端側のネジ部25
aに隣接する外周部分は円筒カバー部材24のネジ穴部
に隣接する部分にほぼ嵌合し、この嵌合する部分の例え
ば2箇所に周溝を設けて2つのOリング等の水密部材3
8を収納して、水密を確保している。
【0027】また、本体枠体25における円筒カバー部
材24の後端に隣接する外周部分に周溝を設けてCリン
グ39を環装し、光源接続部7を光源装置の光源接続部
受けに装着のため挿入した場合に、このCリング39部
分が光源接続部受けの装着位置に嵌まり込んだ場合にユ
ーザにクリック感を与えるようにして、装着したことが
分かるようにしている。
【0028】本実施の形態では、光源装置に着脱自在で
接続され、照明光が供給(入射)されるれ光源接続部7
におけるライトガイドファイバ束26の照明光の入射端
面とその前部に配置されるカバーガラス36との間に入
射側がテーパ状に太径となる(光学素子又は)光学ファ
イバ素子としてのコニカルファイバ部材32をライトガ
イドファイバ束26の入射端面に密着して着脱可能に設
けたことが特徴となっている。
【0029】そして、この光学ファイバ素子の入射端面
側をその出射端面側より面積を広くすることにより、出
射端側でのエネルギ密度を大きくすると共に、照明光の
出射角分布を広げてライトガイドファイバ束26の入射
端面に(密着により少ない伝送ロスで)入射させること
ができ、このライトガイドファイバ束26によりその先
端側に伝送して、その出射端面から(対物光学系によ
る)観察エリアを広角度で照明できるようにしている。
また、光学ファイバ素子を着脱自在とすることにより、
特性が劣化したような場合には、その光学ファイバ素子
付近を交換することにより、簡単にメンテナンスができ
るようにしている。
【0030】このような構成の電子内視鏡1によるその
光源接続部7を光源装置に接続した場合の作用などを説
明する。光源接続部7を光源装置に接続した場合、光源
装置側から出射された照明光は、カバーガラス35を透
過して、コニカルファイバ部材32に入射する。続い
て、ライトガイドファイバ束26にその入射端面から入
射する。
【0031】その際に、コニカルファイバ部材32の後
端面(或いは照明光の出射側端面、図2では右側端面)
とライトガイドファイバ束32の入射端面は密着してい
るので、最小限の光量ロスで照明光を伝達できる。
【0032】また、照明光はコニカルファイバ部材32
の出射端面では、その入射端面での(照明光の)入射角
よりも出射時での出射角の分布を広くした状態でライト
ガイドファイバ束26側に伝達できる。これにより、ラ
イトガイドファイバ束26で伝送してその出射端面から
対物レンズによる観察エリアを広角度で照明することが
でき、照明レンズを不用にしたり、小さい照明レンズで
済むようにできる。
【0033】また、出射端面がライトガイドファイバ束
26の入射端面の面積と殆ど等しく、入射端面側(の面
積)をテーパ状に大きくしたコニカルファイバ部材32
を採用しているので、その照明光を出射端側に伝送して
殆ど等しい面積のライトガイドファイバ束26の入射端
面に伝送することにより、ライトガイドファイバ束26
側へ照明光を効率良く伝達することができる。
【0034】次に着脱自在にしたコニカルファイバ部材
32の交換時の作用を説明する。例えば、強い照明光を
発する光源装置に接続して連続使用することを繰り返し
行ったりして、コニカルファイバ部材32の端面が焼け
てしまったり、特性が劣化したような場合には、以下の
ようにして交換すれば良い。
【0035】まず、カバーガラスユニット22側を本体
部21から外す。つまり、円筒カバー部材24を本体枠
体25側に対して回転してネジ部25aでの螺合を解
き、カバーガラスユニット22側を本体部21から外
す。
【0036】すると、保持部材28が露出する状態にな
る。そこで、次にビス31を緩めた後に、保持部材28
を本体部21に対して保持部材28のネジ部がネジ穴部
25bから緩まる方向に回すと、本体部21にライトガ
イドファイバ束26を残した状態で、保持部材28がコ
ニカルファイバ部材32と一体的に取り外される。
【0037】そして、新たなコニカルファイバ部材32
付きの保持部材28を本体部21に装着することで、コ
ニカルファイバ部材32の交換を行うことができる。
【0038】従って、簡単にメンテナンスを行うことが
できる。つまり、光源装置から強い光が入射される部分
となり、焼損等の特性劣化が起こり易いコニカルファイ
バ部材32を取り付けた保持部材28を交換するのみ
で、ライトガイドファイバ束26全体を交換することを
不用としているので、簡単にメンテナンスを行うことが
できると共に、その費用も低減化することもできる。
【0039】本実施の形態によれば以下の効果を有す
る。光学ファイバ素子の入射端面側をその出射端面側よ
り面積を広くすることにより、光源装置から入射される
照明光のエネルギ密度を大きくすると共に、照明光の出
射角分布を広げてライトガイドファイバ束26の入射端
面に(密着により少ない伝送ロスで)入射させることが
でき、このライトガイドファイバ束26によりその先端
側に伝送して、その出射端面から(対物光学系による)
観察エリアを広角度で照明できる。また、光学ファイバ
素子を着脱自在とすることにより、特性が劣化したよう
な場合には、その光学ファイバ素子付近を交換すること
により、簡単にメンテナンスができる。
【0040】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図3を参照して説明する。図3は本発明の
第2の実施の形態における光源接続部7Bの構成を示
す。この光源接続部7Bは図2の光源接続部7Aにおい
て、コニカルファイバ部材32として、(複数の円錐形
光学ファイバを束ねた)円錐形光学ファイバ束34の代
わりに一つの円錐形光学ファイバ41とした。この単フ
ァイバである円錐形ファイバ41は、第1実施の形態と
同様に、コア部とクラッド部で構成され、テーパ状に形
成されている。
【0041】その他は第1の実施の形態と同じ構成であ
る。本実施の形態の作用は第1の実施の形態と殆ど同じ
である。従って、その説明を省略する。本実施の形態は
以下の効果を有する。
【0042】第1の実施の形態における複数のテーパ状
光学ファイバを束ねた円錐形光学ファイバ束34では、
ファイバ間に隙間が生じ、照明光を伝えられないエリア
が存在する。すなわち、そのエリアで受けた照明光はラ
イトガイドファイバ束26には伝えられないので、その
分の光量ロスが生じる。しかし、本実施の形態の円錐形
光学ファイバ41では、端面全体で照明光を受けるので
そのような光量ロスがない。その他は第1の実施の形態
と同様の効果を有する。
【0043】(第3の実施の形態)次に本発明の第3の
実施の形態を図4を参照して説明する。図4は本発明の
第3の実施の形態における光源接続部7Cの構成を示
す。この光源接続部7Cは図2に示す第1の実施の形態
の光源接続部7Aにおいて、保持部材28の拡径部28
aの長さを長くして、円錐形光学ファイバ束34の前端
部分にコア部とクラッド部からなる単ファイバのロッド
レンズ42を配置した構造にしている。
【0044】つまり、保持部材28の拡径部28aに
は、コア部とクラッド部とを持つロッドレンズ42と、
円錐形光学ファイバ束34とが前後に密着して配設した
状態で接着固定され、円錐形光学ファイバ束34の後端
には図2と同様にライトガイドファイバ束26の前端が
密着するように固定された構造にしている。その他は第
1の実施の形態と同じ構成である。
【0045】次に本実施の形態の作用を説明する。カバ
ーガラス35を透過した照明光は、まずロッドレンズ4
2に入射する。ロッドレンズ42は、光源装置から照射
された照明光が受光面に対してフラット(均一)な分布
を持っていないときでも、内面反射によって、光強度の
分布を均一化する。そして、均一な状態で円錐形光学フ
ァイバ束34に入射し、さらにライトガイドファイバ束
26へと入射していく。
【0046】本実施の形態は以下の効果を有する。内視
鏡の視野内の対象域をより均一な光量で照明することが
可能となる。その他は第1の実施の形態と同様の効果を
有する。なお、上述の実施の形態において、例えば図1
では撮像素子を内蔵した電子内視鏡1の場合で説明した
が、撮像素子を内蔵しないで、イメージガイドを内蔵し
たファイバスコープ等の光学式内視鏡の場合にも適用で
きる。
【0047】(第4の実施の形態)次に本発明の第4の
実施の形態を図5ないし図7を参照して説明する。図5
は本発明の第4の実施の形態の電子内視鏡の挿入部の先
端側を斜視図で示し、図6は図5のA−A平面の断面図
を示し、図7は本実施の形態の使用例によりその作用を
示す。
【0048】本実施の形態の電子内視鏡1の全体構成は
例えば図1に示す電子内視鏡1と同じ構成であり、従っ
てその全体構成の説明を省略する。また、挿入部2の先
端側の構成は図5に示すようになっている。挿入部2の
先端から見て、対物レンズ44、チャンネル先端開口部
45、リーク線46の端面が縦に配列されている。対物
レンズ44及びチャンネル先端開口部45の両側には照
明レンズ47が設けてある。
【0049】図6に図5のA−A平面での断面構造を示
す。先端部11は例えばセラミックやポリエーテルエー
テルケトンなどの絶縁性部材よりなる硬質の先端部本体
48で形成され、この先端部本体48に設けた孔部に撮
像ユニット49の先端側が接着固定されている。また、
撮像ユニット49の先端外周は絶縁性の接着剤で封止さ
れ、気密及び水密を確保している。
【0050】この撮像ユニット49に隣接して設けたチ
ャンネル先端開口部45の奥の内周面には、チャンネル
51を形成するチャンネルチューブ52の先端が接続管
53を介して先端部本体48に接着固定されている。ま
た、このチャンネルチューブ52は、先端側からその基
端側にかけて、曲げられても内腔がつぶれないようにす
るための螺旋管54で被覆されている。
【0051】さらに、先端部本体48におけるチャンネ
ル先端開口部45の下方側に隣接する位置にその軸方向
に設けた貫通孔に、リーク線46が挿通して接着固定さ
れている。このリーク線46は例えばステンレススチー
ル線等の金属線その他の導電性部材よりなる。
【0052】また、先端部本体48の基端側には第1の
湾曲駒(最先端湾曲駒)55aの先端部が接着固定され
ており、リーク線46の後端は、ステンレススチール等
の金属部材で形成されたこの第1の湾曲駒55aの先端
付近に半田等で固定され、リーク線46はこの第1の湾
曲駒55aと導通性を保持して接続されている。
【0053】この第1の湾曲駒55aは撮像ユニット4
9の硬質部を覆うように後方側に延出され、この第1の
湾曲駒55aの後端はリベット56により第2の湾曲駒
55bに回動自在に連結され、図示しないがさらにこの
第2の湾曲駒55bの後端はリベットにより第3の湾曲
駒に回動自在に連結される具合で、多数の湾曲駒を互い
に回動自在に縦列接続して湾曲自在の湾曲部12を形成
している。
【0054】例えば第1の湾曲駒55aの後端付近、つ
まり実際に湾曲可能となる湾曲部12を構成する部分の
湾曲駒55a,55b等の外側は網管57で覆われ、さ
らにこの網管57の外側(及びこの網管57で覆われて
いない第1の湾曲駒55aの先端側の外側部分)は絶縁
性の保護用ゴムチューブ58で覆われている。
【0055】また、この網管57はステンレススチール
線等の金属線その他の導電性部材よりなり、この網管5
7は軟性管部13側にも延出されている。この網管57
は第1の湾曲駒55aを介してリーク線46と導通して
いる。軟性管部13の最外層も絶縁性の樹脂チューブ5
9(図7参照)で被覆されている。
【0056】本実施の形態では、このように撮像ユニッ
ト49、チャンネルチューブ52等の内蔵物を水密を保
ちながら、リーク線46の先端面を除き、挿入部2の先
端側では導電性の金属部材が露出しない構造にしている
と共に、リーク線46は露出していない挿入部2の内部
の湾曲駒55a,55b及び網管57等の金属部材と導
通している。
【0057】次に撮像ユニット49の構成を説明する。
撮像ユニット49は先端側より、対物レンズユニット6
1と、この対物レンズユニット61の後端に接続固定さ
れるCCDユニット62に大別される。対物レンズユニ
ット61は被写体像を結像する対物レンズ群63を対物
レンズ枠64に装着した状態でユニット化されている。
【0058】この対物レンズ枠64はCCDユニット6
2を構成するCCDホルダ65に対して、相対的に軸方
向に移動可能なように嵌合し、組立時にピント調整がで
きるようになっている。CCDユニット62はCCDホ
ルダ65の後端に赤外カットフィルタ等の光学素子を介
挿して(対物レンズ群63による像が結像される)CC
D67が位置決め固定され、このCCD67の裏面側に
はCCD67で光電変換した信号を増幅或いはCCD6
7を制御するためのIC等がマウントされた基板68が
配置され、信号ケーブル69の先端側が接続されてい
る。
【0059】CCDユニット62の最外装には、例えば
フッ素樹脂の熱収縮チューブ等よりなる絶縁性の樹脂チ
ューブ71で被覆されている。また、樹脂チューブ71
の内側で基板68の周囲は絶縁性の充填剤72で覆われ
ている。撮像ユニット49全体は対物レンズ枠64を介
して、接着剤等により先端部本体48に固定されてい
る。対物レンズ枠64は、例えばステンレス等による金
属部材よりなる。
【0060】次に本実施の形態の作用を図7に示す高周
波処置具74を使用した場合で説明する。電子内視鏡1
のチャンネル51に高周波処置具74を挿通して、図7
に示すように挿入部2を膀胱75内に挿入して高周波電
流を流して処置を行う場合がある。
【0061】この高周波処置具74より漏れた高周波電
流は、挿入部2内の内部金属に向けて流れようとする
が、挿入部2の表面を形成する部品として、唯一内部金
属との導通路を有するリーク線46の開放面に集中す
る。
【0062】そして、図6に示すように先端部本体48
のリーク線46から湾曲駒55a側へと流れ、挿入部2
内の内部金属となる網管57側を伝わり、この網管57
の外周面を広い面積で覆う広い面積の樹脂チューブ59
を介して低い電流密度で生体部分を通り、生体に広い面
積で接触させた回収電極(アース電極)76を経て高周
波電源のリターン端子に流れる漏れ電流回収経路が形成
される。そして、先端部本体48に流れた高周波電流
は、撮像ユニット49には作用しないようにできる。
【0063】本実施の形態によれば、内視鏡先端面に内
視鏡内部金属と導通する導通部材を設けたことで接着材
層や先端絶縁部材が絶縁破壊せず、また、電子内視鏡内
部に流れた高周波電流が撮像ユニット49に印加されな
いことから、導電性の液体中の中でも内視鏡画像にノイ
ズが載らないようにでき、また電子内視鏡が壊れにくい
ようにできる電子内視鏡を提供することができる。
【0064】上記のことより、クリヤな視野を保ちなが
ら、導電性液中でも高周波処置ができる様になるので、
術者は高周波処置に集中でき、安全性を維持した状態で
短時間に処置を行い易いようにできる。
【0065】(第5の実施の形態)次に本発明の第5の
実施の形態を図8を参照して説明する。図8は第5の実
施の形態における電子内視鏡の挿入部の先端部11の先
端面を示す。本実施の形態は第4の実施の形態における
リーク線46の代わりにリーク板78を設けたものであ
る。
【0066】つまり、図8に示すようにチャンネル先端
開口45に隣接する部分に例えば、円弧状にしたリーク
板78が露出するように設けてあり、このリーク板78
は内部で第1湾曲駒に導通させてある。その他の構成は
第4の実施の形態と同様である。また、本実施の形態の
作用と効果は第4の実施の形態と同じとなる。
【0067】[付記] 1.内視鏡の挿入先端部から基端側に設けられた操作部
に挿通されたライトガイドファイバ束の基端部を光源装
置側の入射端面とし、この入射端面とこの入射端面に対
向するカバーガラスとを内設するコネクタを介して前記
光源装置に接続することによって照明光を得る内視鏡に
おいて、前記ライトガイドファイバ束の入射端面と前記
カバーガラスとの間に、前記ライトガイドファイバ束の
入射端面側の端部が前記カバーガラス側の端部よりも太
いテーパ状の光学ファイバ素子を着脱自在に介設すると
ともに、この光学ファイバ素子を前記ライトガイドファ
イバ束側の入射端面に密着させたことを特徴とする内視
鏡。
【0068】2.内視鏡内に配設したライトガイドファ
イバをコネクタを介して光源装置に接続することによっ
て照明光を得る内視鏡において、少なくともライトガイ
ドファイバの入射端面に、光源側端面が太いテーパ型の
光学素子を密着して装着し、その光学素子をコネクタか
ら脱着自在な装着手段を設けたことを特徴とする内視
鏡。
【0069】3.付記2において、前記光学素子は複数
のテーパ型光学ファイバを束ねたものであることを特徴
とする内視鏡。 4.付記2において、前記光学素子は、単ファイバのテ
ーパ型光学ファイバであることを特徴とする内視鏡。 5.付記2において、前記光学素子の光源側端面に、そ
の入射端径と同等以上の径のロッドファイバを設けたこ
とを特徴とする内視鏡。
【0070】6.先端部より対物レンズユニットと、撮
像素子支持手段、撮像素子本体、該撮像素子本体を制御
する電子部品からなる撮像素子ユニットとで構成される
撮像ユニットを、その先端面を電気的に封止して内視鏡
挿入先端の先端部本体に固定支持した電子内視鏡におい
て、先端部本体を非導電性の材料で形成し、かつ、先端
部本体より基端側の挿入部を非導電性部材で被覆すると
ともに、導電部材の一端を先端部本体上に露出させ、他
端を挿入部内に連続する導電性材料に導通させたことを
特徴とする電子内視鏡。
【0071】(付記6の背景) (従来の技術)高周波処置が安全に施行できる電子内視
鏡の技術として、特開平11−32985に示されてい
る技術があった。すなわち、可撓管の最外層を絶縁性の
樹脂材とし、湾曲部の外層を絶縁性のゴム部材とし、絶
縁性の先端カバーにて先端を被覆し、挿入部全体を絶縁
部材で覆う方法である。
【0072】(解決しようとする課題)しかし、従来の
技術には膀胱の様な液体中で高周波処置を施行するには
以下の様な問題があった。例えば、膀胱、胆道、子宮な
ど、還流液等を満たして内視鏡観察を行う部位がある。
それらの部位に対して、非導電性の灌流液を使用するこ
ともできるが、例えば、膀胱内で高周波処置を行う際に
は、時間の経過とともに尿管からの尿が灌流液に購入し
て大幅に抵抗値が下がり、生理食塩水程度の抵抗値が下
がってしまうこともある。
【0073】その際には、処置具に流れる高周波電流の
一部が灌流液中に漏れることが避けられないが、その漏
れた電流が、内視鏡先端部の最も絶縁層の薄い部分を透
過して一部絶縁破壊を起こす可能性があるとともに、撮
像ユニットを固定している先端部本体に流れ、撮像ユニ
ットに高周波漏れ電流が印加されることで、モニタ上に
ノイズが載るおそれがあるという問題があった。
【0074】(付記6の目的)上記問題点に着目して成
されたもので、導電性の液体中の中でも、内視鏡が絶縁
破壊せず、内視鏡画像にノイズが載らない電子内視鏡を
提供することを目的とする。
【0075】(課題を解決するための手段)先端部より
対物レンズユニットと、CCD支持手段とCCD本体と
CCDを制御する電子部品とCCDユニットとを撮像ユ
ニットとして一体的に設けた該ユニットを、その先端面
を電気的に封止して内視鏡挿入部先端の先端部本体に固
定支持した電子内視鏡において、先端部本体を非導電性
の材料で形成し、かつ、先端部本体より基端側の挿入部
を非導電性部材で被覆するとともに、導電部材の一端を
先端部本体上に露出させ、他端を挿入部内に連続する導
電性材料に導通させたことで、内視鏡先端面と内視鏡内
部金属との間に電気的導通路を設けたことを特徴とす
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
視鏡の挿入先端部から基端側に設けられた操作部に挿通
されたライトガイドファイバ束の基端部を光源装置側の
入射端面とし、この入射端面とこの入射端面に対向する
カバーガラスとを内設するコネクタを介して前記光源装
置に接続することによって照明光を得る内視鏡におい
て、前記ライトガイドファイバ束の入射端面と前記カバ
ーガラスとの間に、前記ライトガイドファイバ束の入射
端面側の端部が前記カバーガラス側の端部よりも太いテ
ーパ状の光学ファイバ素子を着脱自在に介設するととも
に、この光学ファイバ素子を前記ライトガイドファイバ
束側の入射端面に密着させているので、光源装置から供
給される照明光をテーパ状の広い面積の光学ファイバ素
子の入射端面で受光して、その出射端面からライトガイ
ドファイバ束側の入射端面に光量ロスを十分に抑制して
かつ広い角度分布で入射させることができ、このライト
ガイドファイバ束の出射端面側から広角度で出射される
照明光で観察エリアを広角で照明できるようにすると共
に、光学ファイバ素子を着脱自在としてメンテナンスを
簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子内視鏡の全体
を示す側面図。
【図2】コネクタの先端の光源接続部の構造を示す断面
図。
【図3】本発明の第2の実施の形態におけるコネクタの
先端の光源接続部の構造を示す断面図。
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるコネクタの
先端の光源接続部の構造を示す断面図。
【図5】本発明の第4の実施の形態の電子内視鏡の挿入
部の先端側を示す斜視図。
【図6】図6は図5のA−A平面の断面図。
【図7】第4の実施の形態の使用例によりその作用を示
す図。
【図8】本発明の第5の実施の形態の電子内視鏡の挿入
部の先端面を示す図。
【符号の説明】
1…電子内視鏡 2…挿入部 3…操作部 5…ユニバーサルケーブル部 6…コネクタ 7A…光源接続部 8…信号ケーブル 9…信号コネクタ 11…先端部 12…湾曲部 13…軟性管部 21…本体部 22…カバーガラスユニット 23…円筒カバー部材 24…カバーガラス支持枠 25…本体枠体 26…ライトガイドファイバ束 27,33…口金部材 28…保持部材 31…ビス 32…コニカルファイバ部材 34…円錐形光学ファイバ束 35…カバーガラス 36,38…水密部材 37…押圧部材 39…Cリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入先端部から基端側に設けら
    れた操作部に挿通されたライトガイドファイバ束の基端
    部を光源装置側の入射端面とし、この入射端面とこの入
    射端面に対向するカバーガラスとを内設するコネクタを
    介して前記光源装置に接続することによって照明光を得
    る内視鏡において、 前記ライトガイドファイバ束の入射端面と前記カバーガ
    ラスとの間に、前記ライトガイドファイバ束の入射端面
    側の端部が前記カバーガラス側の端部よりも太いテーパ
    状の光学ファイバ素子を着脱自在に介設するとともに、
    この光学ファイバ素子を前記ライトガイドファイバ束側
    の入射端面に密着させたことを特徴とする内視鏡。
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