JP2529946Y2 - 水中ランプ - Google Patents

水中ランプ

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JP2529946Y2
JP2529946Y2 JP5899590U JP5899590U JP2529946Y2 JP 2529946 Y2 JP2529946 Y2 JP 2529946Y2 JP 5899590 U JP5899590 U JP 5899590U JP 5899590 U JP5899590 U JP 5899590U JP 2529946 Y2 JP2529946 Y2 JP 2529946Y2
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昌男 工藤
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昌男 工藤
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は水中撮影時の照明等に使用される水中ランプ
に関する。
〔従来の技術〕
水中照明に使用される水中ランプは、光源としてハロ
ゲン電球が一般的に用いられている。ハロゲン電球は小
電力で高い発光を行う特性を有しており、水中内での照
明に適するものである。従来の水中ランプはハロゲン電
球をハウジング内に封入すると共に、ハウジングの先端
部に反射フードを固着した構造となっており、ハロゲン
電球から出射した光は反射フードによて反射して、集
光、拡散し、被写体を照明している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、一般に被写体の状態や大きさ或いは被写体
との距離に応じて光線の集光距離や拡散度を調整する必
要がある。このため、地上用のランプは反射フード内で
のハロゲン電球の位置を前後にズーミングして集光距離
等を調整する構造が採用されている。ところが、このよ
うな構造にすると水密性の問題が発生し、水中ランプで
はその構造が複雑、かつ大型化する問題があるため、こ
のような構造を採用することが出来ず、反射フードをハ
ウジング内に一体的に固定した構造とならざるを得な
い。従って、従来の水中ランプは、光線の集光度、拡散
度を調整することが出来ず、例えば単なる集光、拡散を
行う水中ランプを複数携帯して適宜取り替えたり、水中
移動して被写体との距離を適正に保つ等の必要があり、
取り扱い上、不便なものとなっていた。これに加えて、
従来の水中ランプでは、ハロゲン電球の点灯状態を確認
する手段を有しておらず、ハロゲン電球の点灯は勘に頼
った暖味なものとなっていた。
本考案は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、光線の集光及び拡散の調整を
簡単に行うことが出来ると共に、ハロゲン電球の点灯状
態の確認を可能とした水中ランプを提供しようとするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本考案は気密状態のハウジ
ング内にハロゲン電球が封入されたランプ本体と、前記
ハウジングに基端部が着脱可能に取り付けられる可撓性
の弾性カバーと、前記ハロゲン電球からの光を反射する
ため弾性カバー内に着脱自在に取り付けられる反射フー
ドと、前記ハロゲン電球の点灯状態を確認するため、前
記反射フード内の光を弾性カバーの外面に導き出すよう
に設けられた光ガイドとを備えていることを特徴として
いる。
〔作用〕
上記構成では、弾性カバーは反射フードの取り付け用
の治具となっており、反射フードはこの弾性カバー内に
嵌め込まれることにより、ハロゲン電球からの光を被写
体方向に集光、拡散する。この弾性カバーはその可撓性
により、反射フードの形状、大きさに合わせて変形出来
るため、形状、大きさの異なる反射フードに対しても、
その取り付け作用を有しており、弾性カバーに対する反
射フードの交換によって被写体に最適な集光及び拡散状
態の光線を得ることが出来る。又、光ガイドは反射フー
ド内の光を弾性カバー外面に導き出すため、光ガイドを
出射した光に基づいてハロゲン電球の点灯確認を行うこ
とが出来る。
〔実施例〕
以下に、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的
に説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、ランプ
本体1と、ランプ本体1に着脱自在に取り付けられるフ
ード部材10とを備えている。このランプ本体1は筒体3
と電球カバー4によってハウジングが形成され、このハ
ウジング内にハロゲン電球2が封入されることにより構
成される。ハロゲン電球2は発光管2a及び発光管2aを支
持する側面略T字状のソケット2bを備えており、ソケッ
ト2bからはバッテリに接続されるコード2cが引き出され
ている。このハロゲン電球2はソケット2bが筒体3の先
端部に嵌め込み固定されることにより、筒体3に支持さ
れて発光する。かかるハロゲン電球2はその特質上、高
い発光効率を有しており、小容量給電によって撮影に充
分な明るさで照明するとが出来る。
ハウジングは前記したように、基端側の筒体3と先端
側の電球カバー4とにより形成されている。筒体3は空
気流通が可能なように中空状になっており、その先端部
及び基端部材の各外面にはネジ部3a、3bが形成されてい
る。この筒体3は既述のように、先端部にハロゲン電球
2が嵌め込まれ、この嵌め込み状態で先端部側のネジ部
材3aに電球カバー4が螺合される。一方、基端部側のネ
ジ部3bにはキャップ5が螺合される。第2図中、6は筒
体3の基端部側に挿入される栓体である。この栓体6は
ゴム等の弾性体によって円錐台形状に成形されていると
共に、ハロゲン電球2のコード2cが軸方向に挿通される
ようになっている。栓体6はその大径部の端部が筒体3
の基端部よりも外側に位置するように筒体3に挿入され
る。そして、この筒体3の基端部側のネジ部3bにキャッ
プ5を螺合して締め付けると、栓体6が弾性変形して筒
体3の基端部を閉鎖する。これにより、筒体3の基端部
の密封がなされて水の侵入が防止される。かかる筒体3
はアルミニューム、ジュラルミン等の耐蝕性金属によっ
て成形されており、これにより良好な熱伝動性を有し、
内部の高熱を水中に拡散するようになっている。図示例
においては、筒体3の外周面にフィン3cが形成されて放
熱面積の増大が図られており、効率的な熱放散をするよ
うになっている。
一方、電球カバー4はハロゲン電球2からの光が透過
する耐熱ガラス、アクリル樹脂等の透明体によて有底円
筒形状に成形されている。この電球カバー4は基部側が
大径部4aとなっており、この大径部4aに筒体3の先端部
のネジ部3aを螺合させることにより、気密状態のハウジ
ングが組み立てられる。
前記フード部材10はこのようなランプ本体1の先端側
に取り付けられる。このフード部材10は外側の弾性カバ
ー11と内側の反射フード12との二重構造となっており、
弾性カバー11がランプ本体1のハウジングに着脱自在に
取り付けられる。図示例では、弾性カバー11の基端部が
ランプ本体1の電球カバー4における大径部4aに固定さ
れることにより、弾性カバー11の取り付けが行われる。
第1図及び第2図中、13は弾性カバー11の基端部に巻回
された締付バンドであり、その締付け力によって弾性カ
バー11の外れ止めを行うようになっている。
第3図はこのようなフード部材10の分解斜視図、第4
図は組み立て状態の断面図を示す。外側の弾性カバー11
は電球カバー4が挿入される基端部11aから前方に向か
って径が大きくなるラッパ形状に成形されており、その
先端部は径方向内側に折曲されてリング状の当接片11b
が形成されている。この弾性カバー11は全体がゴム等の
可撓性素材により成形されており、後述するように、内
側の反射フード12の径や長さに追随して弾性変形し、こ
の特性を利用することによって反射フード12の取付治具
として使用されている。一方、内側の反射フード12はハ
ロゲン電球2からの光を反射して被写体方向への集光、
拡散を行うものであり、全体或いは少なくとも内面が光
反射性材料により構成されている。この反射フード12は
所定の軽及び長さのラッパ形状に成形されるが、両端部
は開放された自由端となっており、第3図矢印のように
弾性カバー11の先端側から同カバー11内に挿入されて嵌
め込まれる。この嵌め込みにあっては、第4図に示すよ
うに、反射フード12の基端部がランプ本体1の電球カバ
ー4の大径部4aの先端面に当接すると共に、反射フード
12の先端部が弾性カバー11の先端部の当接片11bに当接
して同当接片11bにより外れ止めが行われる。このよう
に、両端部が当接して固定される構造のため、反射フー
ド12は弾性カバー11に対して着脱自在となっており、適
宜の径、長さを有した反射フード12への取り替えが可能
となっている。
第5図(a)〜(c)は弾性カバー11に対して反射フ
ード12を取り替えた状態を示している。同図(a)は長
さl、出射端半径rを有した基準の反射フード12の取り
付け状態であり、同図(b)は出射端半径が同一(r)
で長さがl1(l1>l)の反射フードの取り付け状態、同
図(c)は長さが同一(l)で出射端半径がr1(r1
r)の反射フードの取り付け状態を示す。いずれの反射
フード12の取り付けにおいても、弾性カバー11が反射フ
ード12の形状、大きさに追随して変形して反射フード12
を固定するため、脱落のない確実な取り付けが出来ると
共に、反射フード12の交換を容易に行うことが出来る。
このため、反射フード12のみを取り替えることにより、
被写体の状態や大きさ或いは距離に応じた照明を行うこ
とが出来、水中での取り扱い性が向上する。又、反射フ
ード12の交換においては、ランプ本体1へ外力や構造変
化等の影響がないため、ランプ本体1の気密性を失うこ
ともない。更に、反射フード12を金属により成形するこ
とも出来、これにより反射フード12内の放熱も良好に行
うことが出来、連続点灯時間を長くすることが出来る。
以上の構成に加えて、本考案においては、ハロゲン電
球の点灯を視認するため、光ガイドを備えている。図
中、15は光ガイドとしての光ファイバである。この光フ
ァイバ15は第4図及び第5図に示すように、ランプ本体
1の軸方向と平行か、幾分傾斜するように、弾性カバー
11の基部側を貫通して取り付けられている。又、弾性カ
バー11に挿入された先端部分は反射フード12をも貫通し
て、同フード12の内側に進入している。第3図中、16は
この光ファイバ15の先端部分が挿入されるため、反射フ
ード12に形成された挿入穴である。このような光ファイ
バ15は反射フード12内に挿入されることにより、ハロゲ
ン電球2からの光が導入かれて弾性カバー11の外側に出
射するようになっている。従って、ダイバーは光ファイ
バ15からの光の出射の有無をランプ本体1側から確認す
ることにより、ハロゲン電球2の点灯状態を把握するこ
とが出来るため、使用上便利なものとなる。このような
光ガイドは光ファイバ15に限定されるものではなく、透
光性プラスチックのピンを使用しても良く、或いは反射
フード12及び弾性カバー11に透明窓を対向するように形
成して、反射フード12内の光を弾性カバー11外面に導き
出すようにしても良い。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように、弾性カバーによって反
射フードを着脱自在に取り付ける構造としたため、ラン
プ本体の気密性に悪影響を与えることなく、反射フード
の交換を容易に出来、これにより被写体の大きさは距離
に適した照明を行うことが出来、取り扱い性が向上す
る。又、光ガイドの付設によりハロゲン電球の点灯状態
を視認出来るため、使用上極めて便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体斜視図、第2図は
その分解斜視図、第3図はフード部材を示す分解斜視
図、第4図はその破断側面図、第5図(a)〜(c)は
異なった反射フードの取り付け状態を夫々示す断面図で
ある。 1……ランプ本体、2……ハロゲン電球、3……筒体
(ハウジング)、4……電球カバー(ハウジング)、10
……フード部材、11……弾性カバー、12……反射フー
ド、15……光ファイバ(光ガイド)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密状態のハウジング内にハロゲン電球が
    封入されたランプ本体と、前記ハウジングに基端部が着
    脱可能に取り付けられる可撓性の弾性カバーと、前記ハ
    ロゲン電球からの光を反射するため弾性カバー内に着脱
    自在に取り付けられる反射フードと、前記ハロゲン電球
    の点灯状態を確認するため、前記反射フード内の光を弾
    性カバーの外面に導き出すように設けられた光ガイドと
    を備えていることを特徴とする水中ランプ。
JP5899590U 1990-06-04 1990-06-04 水中ランプ Expired - Lifetime JP2529946Y2 (ja)

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