JPH0833321B2 - 重量計測装置 - Google Patents

重量計測装置

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JPH0833321B2
JPH0833321B2 JP61083385A JP8338586A JPH0833321B2 JP H0833321 B2 JPH0833321 B2 JP H0833321B2 JP 61083385 A JP61083385 A JP 61083385A JP 8338586 A JP8338586 A JP 8338586A JP H0833321 B2 JPH0833321 B2 JP H0833321B2
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和文 内藤
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  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 開示技術は、高速計量が要求されるチェッカーや組合
せ計量装置等に用いて有効な重量計測装置に関するもの
で、特に、重量検出器の出力信号に含まれるノイズ成分
をフィルタ等で減衰させるようにした信号処理回路の技
術分野に属する。
(従来技術) 周知の如く、重量計測装置の検出信号に含まれるノイ
ズには、ロードセル等の重量検出系の固有振動に起因す
るものと、床振動等の外部振動に起因するものと、装置
本体のアクチュエーター等が発生する振動に起因するも
のとがある。そして、これらの振動ノイズに対しては、
ローパスフィルタをアナログ信号処理回路に挿入接続し
て減衰除去したり、或いは、特に高速計量が要求される
ものでは、特願昭60−298746号で出願人が開示したよう
に、ノッチフィルタで信号レベルの高いノイズ成分を減
衰除去するようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記振動ノイズの内、重量検出系の固有振
動に起因するノイズは、その周波数が、載荷された被測
定物重量によって変化するので、ノッチフィルタで、か
かる振動ノイズを減衰除去する場合は、カットオフ周波
数の異なるノッチフィルタを複数縦続接続して、周波数
変化に対応できる帯域幅を形成しなければならないとい
う難点がある。
しかし、チェッカーのように、重量検出系の固有振動
周波数が大幅に変動するものにおいては、ノッチフィル
タの段数がいたずらに増加し、かえって回路が複雑にな
るという問題がある。
一方、ローパスフィルタで床振動等の振動ノイズを減
衰除去する場合は、該フィルタのカットオフ周波数を安
全率を見込んでかなり低く設定しなければならないの
で、計量速度が犠牲にされるという問題がある。
この発明の目的は、こうした問題点を解決すべき技術
的課題とし、計量速度を向上させながら、より簡単な回
路構成で重量信号に含まれるノイズ成分を効果的に減衰
除去できる重量計測装置を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段・作用) この発明の構成は、重量検出器から出力される重力信
号に含まれるノイズ成分を、重量検出器の固有振動周波
数とほぼ一致するカット周波数が設定されたスイッチト
キャパシタフィルタおよび外部振動や装置本体の振動ノ
イズを減衰させるローパスフィルタに入力して減衰させ
るとともに、ノイズ成分が減衰された重量信号を演算処
理手段で演算処理して測定重量値を得るようにした重量
計測装置であって、前記演算処理手段において、測定重
量に基づき予め設定された変換テーブル等によって重量
検出器の固有振動周波数変化に追従する演算処理を施
し、この演算結果に基づいて前記スイッチトキャパシタ
フィルタのカットオフ周波数を被測定物の重量に応じて
変化させるように構成したものであり、計量速度を向上
させながら、ノイズ成分を効果的に減衰させるようにし
た技術手段を講じたものである。
(実施例−構成) 次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、各図において、同一態様部分は、同一符号を用い
ている。
第1図は、チェッカーや組合せ計量装置等に用いる重
量計測装置の基本的なブロック線図で、1はロードセル
等からなる重量検出器、2は該重量検出器1の出力段に
接続さた増幅器、3は重量検出器1の固有振動に起因す
るノイズ成分を減衰させるスイッチトキャパシタフィル
タ、4は床振動等の外部振動に起因するノイズや装置本
体のアクチュエーター等が発生する振動ノイズを減衰さ
せるローパスフィルタ、5は該ローパスフィルタ4の出
力段に接続されて、無載荷状態の時の重量検出器1の初
期荷重出力をほぼ零レベルに設定するレベルシフト回
路、6はA/D変換器、7はマイクロコンピュータであ
る。そして、該コンピュータ7は、A/D変換器6から入
力したデジタル量に所定の演算処理を施して、表示器、
プリンタ等(何れも図示せず)を動作させたり、また組
合せ計量装置にあっては、組合せ演算処理を行うマイク
ロコンピュータ(図示せず)に測定重量を送信する作用
をなすものである。
上記スイッチトキャパシタフィルタ3は、特性の異な
るノッチフィルタを2段縦続接続したものからなり、そ
の一方のクロック入力端子Finには、第1のV/F変換器81
のクロック出力端子Foutが接続され、他方のクロック入
力端子Finには、第2のV/F変換器82のクロック出力端子
Foutが接続されて、各フィルタのカットオフ周波数が、
第1、第2のV/F変換器81、82出力で自由に変えられる
ようにされている。
また、第1、第2のV/F変換器81、82は、上記2段構
成の各ノッチフィルタの帯域幅が一部オーバーラップす
るように、その出力周波数に若干の一定の偏差が設けら
れて、両フィルタの合成帯域幅が、常に一定となるよう
に設定されている。
9は各V/F変換器81、82の各々の電圧入力端子Vinと接
続されたD/A変換器で、そのデイタル入力端子Dinには、
上記マイクロコンピュータ7の出力端子Doutが接続され
て、その出力電圧がマイクロコンピュータ7の制御によ
って自由に変えられるようにされている。
第2図に示すものは、その出力周波数が、プログラム
によって自由に変えられるようにされたマイクロコンピ
ュータ7のクロック出力端子CLK1,CLK2を、直接、スイ
ッチトキャパシタフィルタ3のクロック入力端子Fin,Fi
nに接続して、第1図に示すものと同等の作用、効果を
生じさせるようにしたもので、これによると、D/A変換
器9やV/F変換器81,82が省略でき、したがって、上記フ
ィルタ3のカットオフ周波数の設定が、誤差なくダイレ
クトにできるとともに、コストダウンを図ることもでき
る。
(実施例−作用) 上述構成において、重量検出器1が無載荷状態である
時のスイッチトキャパシタフィルタ3に設定されるカッ
トオフ周波数は、その無載荷状態の時の重量検出器1の
固有振動周波数とほぼ一致するように予め設定されてお
り、そして、被測定物が載荷されると、その載荷された
被測定物重量に応じて重量検出器1の固有振動周波数は
減少して行く。一方、マイクロコンピュータ7は、逐次
入力する測定重量に基づいて、予め設定された所定の変
換テーブル、或いは、所定の演算式によって、上記周波
数変化に追従するように、D/A変換器9、V/F変換器81、
82を介して、或いは、第2図のものにおいては、直接的
に上記フィルタ3のカットオフ周波数を変化させて行
く。これにより、重量検出器1の固有振動周波数変化が
非常に大きくても、計量速度を損なわずに、その変化に
追従して、ノッチフィルタの減衰領域をシフトしていく
ことができ、信号レベルの高いノイズ成分を効果的に減
衰させることができる。
以上、この発明の実施例を説明したが、その実施態様
は、これに限定されるものではなく、種々の態様が採用
可能である。例えば、床振動やアクチュエーター等によ
って生ずる振動ノイズをローパスフィルタで構成したス
イッチトキャパシタフィルタで減衰除去させる態様が採
用可能であるし、また、上記スイッチトキャパシタフィ
ルタをノッチフィルタとローパスフィルタとで構成する
態様も採用可能である。さらには、スイッチトキャパシ
タフィルタ3のカットオフ周波数を、振動ノイズの周波
数成分に応じて自動的に、或いは手動で変更できるよう
にして、設置場所の環境条件によって変わる振動ノイズ
を、回路素子等の付き替えなしに、簡単な操作で効果的
に減衰除去させる態様も採用可能である。
(発明の効果) 以上、この発明によれば、演算処理手段において、測
定重量に基づき予め設定された変換テーブル等によって
重量検出器の固有振動周波数変化に追従する演算処理を
施し、この演算結果に基づいてスイッチトキャパシタフ
ィルタのカットオフ周波数を被測定物の重量に応じて変
化させるようにしたので、従来のように、カットオフ周
波数の異なるノッチフィルタを複数縦続接続して、周波
数変化に対応できる帯域幅を形成する必要がなく、簡単
な構成で被測定物重量に応じて変化する重量検出器の固
有振動ノイズを効果的に減衰させることができる。
また、ローパスフィルタで床振動等に起因する振動ノ
イズを減衰除去する場合においても、従来のように該フ
ィルタのカットオフ周波数を安全率を見込んでかなり低
く設定しておく必要がないので、ローパスフィルタによ
る応答遅れを可能な限り少なくすることができ、したが
って、従来よりも計量速度を速くすることができる。
加えて、フィルタを構成する回路素子を変更しなくて
も、自由にそのカットオフ周波数を変更することができ
るので、設置条件により回路素子の付け替え操作が不要
となり、さらには、回路基板を共通化してコストダウン
を図ることもできるので、その経済的効果は極めて高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、重量計測装置の概略構成を示すブロック線
図、第2図は、その変形実施例の要部ブロック線図であ
る。 1……重量検出器、2……増幅器 3……スイッチトキャパシタフィルタ 4……ローパスフィルタ、5……レベルシフト回路 6……A/D変換器、7……マイクロコンピュータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量検出器から出力される重力信号に含ま
    れるノイズ成分を、重量検出器の固有振動周波数とほぼ
    一致するカット周波数が設定されたスイッチトキャパシ
    タフィルタおよび外部振動や装置本体の振動ノイズを減
    衰させるローパスフィルタに入力して減衰させるととも
    に、ノイズ成分が減衰された重量信号を演算処理手段で
    演算処理して測定重量値を得るようにした重量計測装置
    であって、 前記演算処理手段において、測定重量に基づき予め設定
    された変換テーブル等によって重量検出器の固有振動周
    波数変化に追従する演算処理を施し、この演算結果に基
    づいて前記スイッチトキャパシタフィルタのカットオフ
    周波数を被測定物の重量に応じて変化させるようにした
    ことを特徴とする重量計測装置。
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JP2010133767A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Epson Toyocom Corp 物理量検出装置

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JPS60114723A (ja) * 1983-11-26 1985-06-21 Anritsu Corp 測定装置
JPS60161517A (ja) * 1984-02-02 1985-08-23 Anritsu Corp 測定装置
JPS60209120A (ja) * 1984-03-31 1985-10-21 Anritsu Corp 計量装置

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