JPH08330992A - Fm多重放送受信機の誤り率検出回路 - Google Patents

Fm多重放送受信機の誤り率検出回路

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JPH08330992A
JPH08330992A JP7133052A JP13305295A JPH08330992A JP H08330992 A JPH08330992 A JP H08330992A JP 7133052 A JP7133052 A JP 7133052A JP 13305295 A JP13305295 A JP 13305295A JP H08330992 A JPH08330992 A JP H08330992A
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JP
Japan
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error rate
bic
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Application number
JP7133052A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kimura
和広 木村
Shigeaki Hayashibe
茂明 林部
Yutaka Hirakoso
豊 平社
Takahiko Masumoto
隆彦 増本
Munehiro Suka
宗宏 須加
Shizuka Ishimura
静 石村
Toshiyuki Ozawa
利行 小沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/20Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
    • H04L1/203Details of error rate determination, e.g. BER, FER or WER
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤り率を効率的に検出する。 【構成】 ブロック同期部20のBIC検出部22にお
いてデータのブロックの先頭に位置するBIC(ブロッ
ク識別符号)を検出する。また、これに基づいてブロッ
ク同期をとり、フレームカウンタ42でブロックをカウ
ントする。そして、このカウント結果に基づき、各ブロ
ックの自走BICを予測する。フレーム同期がとれてい
る場合には、自走BICは正しい。そこで、比較部56
の比較結果により、BIC内の誤りビットを検出する。
さらに、所定ブロックにおけるBIC内の誤り数の平均
から平均的なBIC内ビット誤り率を算出する。さら
に、パケット内ビット誤り率検出部70では、誤り訂正
前後のデータの比較により、訂正したビット数をカウン
トし、パケット内ビット誤り率を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信したFM多重デー
タにおける誤り率を検出するFM多重放送受信機の誤り
率検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、FM放送に文字情報を多重して放
送するFM多重放送が開始された。このFM多重放送で
は、文字情報を符号化してFMステレオ信号に多重して
おり、現在のところニュースなどの番組が放送されてい
る。また、自動車のナビゲーションシステム等の有用な
図形情報や渋滞情報などの番組放送についての検討が進
んでいる。
【0003】ここで、従来のラジオ受信機における受信
状態は、選択してる放送局からの電波強度を検出するこ
とによって行っていた。ラジオ受信機における出力はア
ナログの音声出力であり、選択している周波数の受信電
波強度が大きければ、これに対応する放送局からの電波
を十分受信できている場合が多く、余り問題はなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、FM多重放
送では、受信電波からデジタルデータ等を復調し、これ
に基づいて表示などを行う。このため、十分な受信が行
えないと表示が行えなかったり、全く異なったものにな
ってしまう。特に、妨害電波が混入された場合には、受
信電波強度は十分高いものであっても、データの復調に
大きな支障をきたす。
【0005】そこで、FM多重放送の受信機において
は、従来のラジオ受信機とは異なる受信状態の検出方式
が望ましいと考えられる。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、FM多重受信機に好適な受信のデータ誤り率を検
出するFM多重放送受信機の誤り率検出回路を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、受信FM多重
データにおける誤り率を検出する誤り検出回路であっ
て、受信FM多重データの中のブロック識別符号を認識
し、所定ビットで形成されるブロックの同期検出を行う
ブロック同期手段と、ブロック識別符号の内容から所定
複数ブロックで形成されるフレームの同期検出を行うフ
レーム同期手段と、これらブロック同期手段およびフレ
ーム同期手段の検出結果に基づいて、ブロック識別符号
を予測する予測手段と、この予測手段で得たブロック識
別符号と受信したブロック識別符号を比較して、受信し
たブロック識別符号についての誤りを検出する誤り検出
手段と、この誤り検出手段で検出した誤りに基づいて、
誤り率を計算する誤り率算出手段と、を有することを特
徴とする。
【0008】また、本発明は、受信FM多重データにお
ける誤り率を検出する誤り検出回路であって、受信FM
多重信号に対し、所定の単位毎に付加されている誤り訂
正符号によって、誤り訂正を行う誤り訂正手段と、この
誤り訂正手段において訂正したデータ数に基づいて、誤
り率を計算する誤り率算出手段と、を有することを特徴
とする。
【0009】
【作用】フレーム内において、各ブロックのブロック識
別符号の値は、予め定められている。従って、フレーム
同期がとれている状態では、各ブロックのブロック識別
符号を予測することができる。そこで、受信したブロッ
ク識別符号と予測したブロック識別符号を比較すること
によって、ブロック識別符号内の誤りビット数を検出で
き、これに基づいて、誤りビット率が計算される。
【0010】また、FM多重データの中には、誤り訂正
符号が含まれており、この誤り訂正によって、正しいデ
ータが得られる。そこで、この誤り訂正の状況から誤り
率が計算される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面に基づ
いて説明する。アンテナで受信された高周波(放送波)
は、選択された周波数(同調周波数)のもののみが中間
周波数に落とされ、これが増幅、FM検波され、音声信
号として出力される。そして、この音声信号は、スピー
カに供給され、スピーカから音声が出力される。
【0012】ここで、FM検波された信号は、FM多重
信号も含んだコンポジット信号である。そこで、図1に
示すように、コンポジット信号がバンドパスフィルタ1
2に供給され、76kHzの信号がここで取り出され
る。FM多重放送は、LMSK変調によってFM多重デ
ータを通常の音声信号に多重するが、このFM多重デー
タの搬送周波数は、76kHzである。そこで、検波信
号から76kHzの信号を取り出すことによってFM多
重信号を取り出すことができる。
【0013】そして、この信号が多重信号復調部14に
供給され、LMSK変調されていたFM多重データを復
調される。ここで、多重信号復調部14は、単にデータ
を復調するが、復調されたデジタルのFM多重データに
対して、さらに誤り訂正などのデジタル処理が施され
る。
【0014】まず、多重信号復調部14で得られたデジ
タルデータであるFM多重データは、ブロック同期部2
0に供給される。このブロック同期部20は、供給され
るデジタルデータのクロックに同期したクロック発生す
ると共に、BIC(ブロック識別符号)を検出して、こ
れを出力する。そして、ブロック同期部20は、BIC
検出のために、その内部にBIC検出部22を有してお
り、このBIC検出部22は、受信したデータの中から
特定ビット並びのBICを検出し出力する。また、ブロ
ック同期部20には、保護処理部24も設けられてお
り、この保護処理部24は、検出したBICについてそ
れがBICとして適切なものかを判定し、適切でない場
合には、正しいと推定されるBICに入れ替えこれを出
力する。すなわち、BICは、BIC1〜BIC4の4
種類だけであり、その変化も一定の変化しかしないた
め、それ以外の検出BICについては、誤りであること
が分かり、入れ替えることができる。なお、この保護処
理部24において、後述する自走BICを作成し、所望
のブロックに供給してもよい。
【0015】ブロック同期部20の保護処理を受けたB
ICデータを含むFM多重データは、フレーム同期部3
0に供給される。フレーム同期部30は、供給されるB
ICデータから、ブロックに同期するクロックを発生す
ると共に、フレームの区切りを認識し、フレーム毎の区
切り(フレーム同期)についての信号を発生する。
【0016】フレーム同期部30は、このフレームの区
切りの認識のために、その内部にBIC変化点検出部3
2を有している。BIC変化点検出部32は、BICの
内容をチェックし、その変化状態から、フレーム内にお
けるブロックの位置を特定し、フレームの区切りを認識
する。
【0017】ここで、BICの変化点検出について説明
する。まず、FM多重データの1ブロックは、図2に示
すように、各ブロックを特定する16ビットのBIC
と、176ビットのパケットデータと、14ビットのC
RC(サイクリック・リダンダンシー・符号)および8
2ビットのパリティ(誤り訂正符号)からなっている。
そして、FM多重データの1フレームは、図3に示すよ
うに、1ブロックのデータが13、123、13、12
3ブロックの計272ブロックから構成されている。
【0018】ここで、BICについては、1フレームの
中の並びが予め決定されている。すなわちBIC1が1
3ブロック続いた後に、BIC3が2ブロック、BIC
4が1ブロックという3ブロックが1組となりこれが計
123ブロック続き、次にBIC2が13ブロック続
き、その後BIC3が1ブロックとBIC4が1ブロッ
クがの組が123ブロック続く。
【0019】そこで、BIC変換点検出部32におい
て、BIC4からBIC1への変化点を検出すれば、こ
こがフレームの切れ目であり、このBIC1がフレーム
の先頭ブロックである。同様に、BIC1からBIC
3、BIC4からBIC2、BIC2からBIC3の変
化点は、それぞれ1フレームに1つしかないため、これ
ら変化点を検出することによって、ブロックの位置が特
定される。
【0020】このようにして、BIC変化点検出部32
において、BICの所定の変化点を検出することによっ
て、フレーム同期を検出する。なお、保護処理部34
は、検出された同期が正しくないと推定された場合に、
これを正しい値に入れ替え、後の処理に悪影響が出ない
ようにする。
【0021】本実施例では、ブロック同期およびフレー
ム同期のために、ブロックカウンタ40と、フレームカ
ウンタ42が設けられている。そして、ブロック同期部
20において発生する入力デジタルデータに同期したク
ロックをカウントする。このブロックカウンタ40は、
272ビットのカウンタであり、1ブロック毎にキャリ
ーが発生する。
【0022】ブロックカウンタ40のキャリーは、フレ
ームカウンタ42に供給され、これをフレームカウンタ
42が順次カウントする。このフレームカウンタ42
も、272ビットのカウンタであり、1フレーム分のカ
ウントによって、キャリーが生じる。なお、フレームの
先頭は、上述のようなBICの所定の変化点で検出さ
れ、フレームカウンタ42は、フレームの先頭でリセッ
トされる。
【0023】このようにして、ブロックカウンタ40に
おいて、ブロックの区切りが認識でき、フレームカウン
タ42のカウント値でブロック番号を認識できると共
に、このキャリー発生でフレームの区切りを認識でき
る。
【0024】また、本実施例は、BIC内ビット誤り率
検出部50を有しており、このBIC内ビット誤り率検
出部50は、受信BIC部52、自走BIC部54、比
較部56、誤りビット数計数部58、平均誤り数算出部
60からなっている。そして受信BIC部52は、BI
C検出部22において検出したBICを保持し、比較部
56が、このBIC部52のBICと自走BIC部54
において得られるBICを比較する。自走BIC部54
は、フレームカウンタ42のカウント値である1フレー
ム内のブロック番号(1フレーム内の何番目のブロック
であるかを示す番号)に応じてこれに1対1で対応する
BICを予測する。フレーム同期がとれている場合に
は、自走BIC部54におけるBICの値は正しい値で
ある。そこで、両者が異なっているビット数を比較部5
6で検出することで誤りビット数を検出することができ
る。
【0025】すなわち、BICは、予め定められた16
ビットの値である。そこで、自走BIC部54において
得られる16ビットの自走BICと受信BIC部52に
おいて得られる受信BICの各ビットを排他的オア回路
で論理演算することによって、異なったビットにおい
て、「1」が得られる。そこで、誤りビット数計数部5
8では、排他的オア回路の「1」のビット数を計数する
ことで、1つのBIC内の誤り数を計数できる。
【0026】例えば、図4に示すように、自走BICと
受信BICとで2ビットが相違するれば、誤りビット数
計数部58で2が計数される。そして、この計数結果
は、ブロック毎に平均誤り率算出部60に送られ、所定
数(例えば、N=272個)のブロックにおけるBIC
内の平均誤り数を計算し、これを16(1つのBICの
ビット数)で割り算して、BIC内ビット誤り率を計算
し出力する。
【0027】さらに、本実施例では、パケット内ビット
誤り率検出部70、誤り訂正部90、CRCチェック部
92を有しており、このパケット内ビット誤り率検出部
70は、受信パケットデータ部72、誤り訂正後データ
部74、比較部76、誤りビット数計数部78、平均誤
り率算出部80からなっている。受信パケットデータ部
72は、ブロック同期部20からの出力である1ブロッ
クからBIC、CRC、パリティを除いたデータ(受信
パケットデータ)を記憶する。
【0028】一方、この受信パケットデータは、誤り訂
正部90に供給され、データ内に含まれている誤り訂正
符号によって、受信パケットデータに対する誤り訂正が
行われる。そして、その訂正後のパケットデータについ
て、CRCチェック部92においてCRCチェックが行
われ、誤り訂正データが得られる。
【0029】得られた誤り訂正データは誤り訂正後デー
タ部74に記憶され、これが比較部76において受信パ
ケットデータと比較される。そして、この比較によっ
て、何ビットの誤りが訂正されたかが検出される。この
比較も上述の場合と同様に排他的オア回路によって行う
ことができる。
【0030】そして、このパケットデータの誤り数を誤
りビット数計数部78で計数し、平均誤り率算出部80
において、所定数(例えば、所定数M=272)のブロ
ックにおける誤りビット数の平均を計算し、パケット内
ビット誤り率として出力する。なお、1ブロックのデー
タには、図3に示すように、176ビットのパケットデ
ータと、14ビットのCRC、82ビットのパリティ
が、14ビットのBICの他に含まれている。
【0031】このようにして、本実施例によれば、BI
C内ビット誤り率検出部50において、BIC内の誤り
率が計算出力され、パケット内ビット誤り率検出部70
において、パケット内の誤り率が計算出力される。
【0032】次に、BIC内ビット誤り率検出部50に
おけるBIC内ビット誤り率検出の動作について、図5
に基づいて説明する。まず、ビットエラーについての変
数BEを0にセットする(S11)。次に、BIC検出
部22において、検出されたBICを受信する(S1
2)。そして、フレーム同期部30における同期がとれ
ているかを判定し(S13)、同期がとれている場合に
は、自走BICと受信BICを比較してその差のビット
数を誤りビット数ERとして計数する(S14)。一
方、S13において、NOであった場合には、正しい自
走BICが得られないため、誤りビット数ERを得るこ
とができない。そこで、誤りビット数として、かなり大
きな値8(誤り率50%の値)をセットする(S1
5)。
【0033】そして、得られたERをBEに加算し新し
いBEを得(S16)、ERの積算についてNブロック
加算したかを判定する(S16)。Nブロックに達して
いなかった場合には、S12に戻り、誤りビット数ER
の検出加算を繰り返す(S12〜S15)。S17にお
いて、YESであれば、BEにNブロック分の誤りビッ
ト数ERの積算が終了したため、Nブロックの平均に基
づくBIC内ビット誤り率BB(%)を算出する(S1
7)。すなわち、 BB={BE/(16×N)}×100(%) を計算する。そして、この処理を継続するかを判定し
(S19)、継続するのであれば、S11に戻り、継続
しないのであれば、処理を終了する。
【0034】このような処理によって、NブロックのB
ICにおける誤り数の平均からBIC内誤り率が検出さ
れる。
【0035】次に、パケット内ビット誤り率検出部70
の動作について、図6に基づいて説明する。まず、パケ
ット内ビットエラー数を示す変数PEを0にセットする
(S21)。次に、ブロック同期部20から送られてく
る受信パケットデータを受信パケットデータ部72に取
り込む(S22)。また、誤り訂正部90において、こ
の受信パケットデータについて、対応するパリティによ
り、誤り訂正を行う(S23)。そして、この誤り訂正
が行えたかを判定する(S24)。誤りが所定数内であ
れば、誤り訂正が成功し、この場合、CRCチェック部
92において、CRCチェックを行う(S25)。CR
Cチェックでデータに誤りがないことを確認できれば、
誤り訂正後のパケットデータは正しいものであり、この
訂正後のパケットデータと訂正前のパケットデータを比
較部76で比較し、その差から誤りビット数ERを求め
る(S26)。
【0036】一方、S24、S25において、NOであ
れば、正しいデータが得られなかったのであり、ほぼ間
違いなく誤り訂正が不可能なビット数「16」にERを
セットする。
【0037】S26、S27において、誤りビット数E
Rのセットが終了した場合には、PEに検出した誤り数
ERを加算する(S28)。Mブロックの加算が終了し
たかを判定し(S29)、Mブロックの加算が終了した
場合には、得られた誤りビット数PEに基づいて、パケ
ット内ビット誤り率PBを次式を用いて算出する(S3
0)。
【0038】 PB={PE/(272×M)}×100(%) そして、処理を継続するかを判定し(S31)、継続し
ない場合には、処理を終了する。
【0039】このようにして、パケット内誤りビット率
検出部70において、Mブロックにおけるパケット内ビ
ット誤り率を検出することができる。
【0040】なお、上述の例では、誤り訂正前後のデー
タを比較して、誤りビット数ERを算出したが、誤り訂
正部90における誤り訂正過程において、訂正ビットを
行ったビット数をカウントして、その値を誤りビット数
としてもよい。
【0041】また、CRCチェック(S25)におい
て、エラーがあった場合に、S24に戻って再度誤り訂
正を行ってもよい。
【0042】さらに、上述の誤り訂正は、1ブロック内
の誤り訂正についてだけ述べている。しかし、図3に示
すように、後半のブロックのパケットデータは、縦方向
のパリティである。従って、1フレームの受信が終了し
た段階で、縦方向の誤り訂正が行われ、その後ブロック
毎の誤り訂正を行うことによって、さらに多くの誤りが
訂正される。そこで、この縦方向の誤り訂正が行われた
後に、受信パケットデータ内の誤り数を検出し、パケッ
ト内誤りビット率を算出してもよい。なお、縦方向の誤
り訂正を行った後、もう一度横方向(ブロック毎)の誤
り訂正、CRCチェックをやり直す。
【0043】また、パケット内ビット誤り率の検出は、
比較的誤りが少ない場合、すなわち誤り率が0〜0.0
4(=11/272:4%)の範囲である程度の精度を
持って得られることが実験的に確認されている。従っ
て、このパケット内誤り率検出の結果において誤り率が
4%を超える場合には、上述のBIC内誤りビット率を
採用するとよい。
【0044】このようにして検出された誤り率は、受信
状態を正確に表すものであり、この誤り率に応じて放送
局を選択することにより、好適な放送局の選択が行え
る。また、受信機の設計時やセットの製造工程で誤り率
を検出することで、各種調整が容易になるという効果も
得られる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ブロック識別符号内の誤りビット数を検出でき、これに
基づいて、誤りビット率が計算される。このブロック識
別符号内の誤りビット率は、算出の基になるデータ数が
比較的少なく、誤り率が比較的大きい場合でもある程度
確かな値が得られ、またその検出も容易である。
【0046】また、本発明によれば、誤り訂正の状況か
ら誤り率が計算される。従って、所定量のデータ処理に
基づいて、正確な誤り率の算出が行える。
【0047】そして、誤り率により、放送局からのFM
多重データの受信状況を正確に把握することができ、適
切な放送局の選択などを行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 FM多重データの1ブロックの構成を示す図
である。
【図3】 FM多重データの1フレームの構成を示す図
である。
【図4】 BICの比較を示す図である。
【図5】 BIC内ビット誤り率の検出を示すフローチ
ャートである。
【図6】 パケット内ビット誤り率の検出を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
12 バンドパスフィルタ、14 多重信号復調部、2
0 ブロック同期部、22 BIC検出部、30 フレ
ーム同期部、32 BIC変化点検出部、40ブロック
カウンタ、42 フレームカウンタ、50 BIC内ビ
ット誤り率検出部、56 比較部、58 誤りビット数
計数部、60 平均誤り率算出部、70 パケット内ビ
ット誤り率検出部、76 比較部、78 誤りビット数
計数部、80 平均誤り率算出部、90 誤り訂正部、
92 CRCチェック部。
フロントページの続き (72)発明者 増本 隆彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 須加 宗宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石村 静 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小沢 利行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信FM多重データにおける誤り率を検
    出する誤り検出回路であって、 受信FM多重データの中のブロック識別符号を認識し、
    所定ビットで形成されるブロックの同期検出を行うブロ
    ック同期手段と、 ブロック識別符号の内容から所定複数ブロックで形成さ
    れるフレームの同期検出を行うフレーム同期手段と、 これらブロック同期手段およびフレーム同期手段の検出
    結果に基づいて、ブロック識別符号を予測する予測手段
    と、 この予測手段で得たブロック識別符号と受信したブロッ
    ク識別符号を比較して、受信したブロック識別符号につ
    いての誤りを検出する誤り検出手段と、 この誤り検出手段で検出した誤りに基づいて、誤り率を
    計算する誤り率算出手段と、 を有することを特徴とするFM多重放送受信機の誤り率
    検出回路。
  2. 【請求項2】 受信FM多重データにおける誤り率を検
    出する誤り検出回路であって、 受信FM多重信号に対し、所定の単位毎に付加されてい
    る誤り訂正符号によって、誤り訂正を行う誤り訂正手段
    と、 この誤り訂正手段において訂正したデータ数に基づい
    て、誤り率を計算する誤り率算出手段と、 を有することを特徴とするFM多重放送受信機の誤り率
    検出回路。
JP7133052A 1995-05-31 1995-05-31 Fm多重放送受信機の誤り率検出回路 Pending JPH08330992A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7133052A JPH08330992A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 Fm多重放送受信機の誤り率検出回路
KR1019960018724A KR100224050B1 (ko) 1995-05-31 1996-05-30 Fm 다중 방송 수신기의 에러율 검출 회로
CN96110345A CN1130049C (zh) 1995-05-31 1996-05-31 Fm多路广播接收机的误差率检测电路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7133052A JPH08330992A (ja) 1995-05-31 1995-05-31 Fm多重放送受信機の誤り率検出回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
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