JPH0833087B2 - 引戸の中間停止装置 - Google Patents

引戸の中間停止装置

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JPH0833087B2
JPH0833087B2 JP8700490A JP8700490A JPH0833087B2 JP H0833087 B2 JPH0833087 B2 JP H0833087B2 JP 8700490 A JP8700490 A JP 8700490A JP 8700490 A JP8700490 A JP 8700490A JP H0833087 B2 JPH0833087 B2 JP H0833087B2
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光孝 吉田
洋治 中道
正人 湊
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば、重力により閉成位置に自己復帰さ
せ得るように構成した引戸等を、所望の中間位置で停止
させておきたい場合に好適に使用される引戸の中間停止
装置に関するものである。
[従来の技術] 引戸として、例えば、第13図に示すようなものが知ら
れている。すなわち、このものは開口部aを有した壁面
bにレールcを架設し、このレールcに引戸dを車輪e
を介して懸吊支持させるようにしたものであり、その車
輪eが前記レールc上を転動することにより前記引戸d
が幅方向に開閉動作し得るようになっている。前記レー
ルcは閉成位置方向に向けて若干の下り傾斜を有してお
り、手を放すと前記引戸dが重力により閉成位置にまで
自己復帰するようにしてある。なお、図中fは閉成位置
の手前で、引戸dのアームgと当接して該引戸dの速度
を低下させるための緩衝用シリンダである。
[発明が解決しようとする課題] ところが、このような構成のものでは、引戸dが自動
的に閉まってしまうため、所望の位置で引戸dを開成さ
せたままにしておくことができない。
そのため、このような方式の引戸dを所望の中間位置
で停止させておくための中間停止装置が種々考えられて
いるが、従来のものはいずれも、レバー操作等により係
止手段を動作させて引戸dを停止させるようになってお
り、再びそのレバーに操作を加えないと、その係止状態
を解除できないようにしてある。
そのため、事情を知らない者が半開きの引戸dを無理
に開閉しようとして強い力を加えることがあり、かかる
不測の外力により中間停止装置が破損してしまう虞があ
る。
本発明は、このような不都合を簡単な構成により確実
に解消することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、次のよ
うな構成を採用したものである。
すなわち、本発明に係る引戸の中間停止装置は、壁に
設けたレールに懸吊支持させて左右方向に開閉可能に設
けられ、可能範囲一端側へ自己復帰し得るように付勢さ
れた引戸に装備される中間停止装置であて、押圧子と、
押圧子操作手段と、強制退避手段とを具備してなり、押
圧子は、先端に前記壁に設けた固定面に当接する一定幅
の摩擦面を有したもので、略水平方向に設けられてお
り、押圧子操作手段は、前記摩擦面が前記固定面に非接
触の待機位置から前記摩擦面が前記固定面に密着する係
止位置まで前記押圧子を略水平方向へ旋回させるための
もので、押圧子の基端部を保持する支持軸と、その支持
軸に固設した手動操作部とを備えており、強制退避手段
は、前記押圧子が待機位置側に旋回するのに伴う支持軸
の回動をきっかけに該支持軸を弾性付勢して前記押圧子
を待機位置に安定保持するためのものであり、前記手動
操作部により前記強制退避手段の弾性付勢力に抗して前
記押圧子を一時的に待機位置から係止位置まで旋回させ
てその摩擦面を前記固定面に弾接させ得るように構成し
たことを特徴とする。
押圧子を強度の高いものにするとともに、摩擦面と固
定面との摩擦力を高めておきたい場合には、押圧子を、
金属製の押圧子本体と、この押圧子本体の先端部に固着
した摩擦部材とを具備してなるものにし、その摩擦部材
に一定幅の摩擦面を形成しておくとよい。
押圧子を待機位置で確実に安定保持するには、強制退
避手段を、支持軸の外面に設けた4つの平坦な係止面
と、押圧子が待機位置側に旋回するのに伴う支持軸の回
動をきっかけに前記係止面の対向する2面に先端部側が
それぞれ弾接して押圧子を待機位置側に弾性付勢する板
状の弾性部材とを具備してなるものにするのがよい。そ
の場合に、弾性部材は、線状のものであってもよい。
特に、強制退避手段の構造を簡略化したい場合には、
強制退避手段を、支持軸の外面に設けた略直交する2つ
の平坦な係止面と、押圧子が待機位置側に旋回するのに
伴う支持軸の回動をきっかけに前記係止面の1つに先端
部側が弾接して押圧子を待機位置に安定保持する板状の
弾性部材とを具備してなるものにするのがよい。この場
合、弾性部材は、単一の線状のものであってもよい。
特に、組立作業の簡略化を図りたい場合には、角柱パ
イプ状のハウジングを引戸に固定し、このハウジング内
に支持軸を収容しておくとよい。
[作用] このような構成のものであれば、押圧子の摩擦面が固
定面に弾性的に密着している場合には、引戸の自走が停
止されることになる。このような係止状態から引戸に力
を加えて左右いづれかの方向へ移動させると、摩擦面と
固定面との摩擦により前記押圧子が一時的に弾性変形し
つつ引戸の移動方向とは逆の方向へ旋回する。強制退避
手段は、押圧子の旋回に伴って押圧子操作手段の支持軸
が回動するのをきっかけに、その支持軸を弾性付勢する
ため、摩擦面が固定面から離れると、押圧子が待機位置
まで旋回され、該待機位置に保持される。その結果、引
戸の係止状態が解除されるとともに、引戸の移動中に押
圧子の摩擦面が固定面に接触するのが回避される。引戸
を所望の中間位置まで移動させた後、手動操作部に操作
力を加えて押圧子を待機位置から係止位置まで強制退避
手段の弾性付勢力に抗して強制的に旋回させると、前述
のように、押圧子の摩擦面が固定面に弾接して、引戸の
自走が停止されることになる。すなわち、この摩擦面は
一定幅を有しているため、引戸に一定以上の力を作用さ
せて該押圧子を弾性変形させないと、この押圧子を待機
位置まで回動させることはできない。したがって、この
押圧子により引戸の自走を停止させることができるもの
である。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第9図を参照して
説明する。
開口部1aを有した壁1にレール11を固設し、このレー
ル11に懸吊支持された引戸2に中間停止装置3を設けて
ある。
レール11は、前記開口部1aの幅寸法に対して約2倍の
長さ寸法を有したもので、引戸2の閉成位置方向に向け
て若干の下り傾斜を有している。
引戸2は、上端2aをレール11の下面11aに対向させて
あるとともに、上端2aの左右両側に設けた車輪21を介し
て前記レール11に懸吊支持させてある。この引戸2は、
車輪21が前記レール11上を転動することにより左右に開
閉動作し得るようになっており、閉成位置の途中で手を
放すと、重力により車輪21がレール11上を転動して閉成
位置にまで自己復帰するようしてある。
中間停止装置3は、押圧子4と、押圧子操作手段5
と、強制退避手段6とを具備している。
押圧子4は、金属製の押圧子本体41と、押圧子本体41
の先端部41aに固着した弾性材製の摩擦部材42とを具備
し、その摩擦部材42の先端に固定面たる壁1の一側面1b
に当接する摩擦面42aを形成してある。この摩擦面42a
は、引戸2が移動する方向に一定幅を有している。
押圧子操作手段5は、第4図に示すように、前記摩擦
面42aが壁1の一側面1bに非接触の待機位置Aから前記
摩擦面42aが壁の一側面1bに密着する係止位置Bまで前
記押圧子4を略水平方向に旋回させるためのもので、押
圧子4の基端部41bを保持する支持軸51と、その支持軸5
1に設けた手動操作部52とを備えたもので、この手動操
作部52を引戸2の両面側から略水平方向に約90゜の範囲
内で旋回操作し得るようになっている。なお、手動操作
部52は、引戸2の表面に設けた窓22から外部に若干突出
させてあり、支持軸51等を引戸2内に収納した後に前記
支持軸51に固設するようにしている。
強制退避手段6は、前記押圧子4が待機位置A側へ旋
回するのに伴う支持軸51の回動をきっかけに該支持軸51
を弾性付勢して押圧子4の旋回動作を助勢し、押圧子4
を待機位置Aに安定保持するためのもので、前記支持軸
51の外面に設けた4つの平坦面な係止面61と、これらの
係止面61の対向する2面にそれぞれ弾接する弾性部材62
とを備えている。弾性部材62は、第5図に示すように、
基端部62aを一体化した板状のもので、先端部62b側が略
水平方向に弾性変形するようになっており、基端部62a
を引戸2に固定したハウジング7に、例えば、スポット
溶接により固着してある。
ハウジング7は、横断面コ字形のチャンネル材71同士
を相互に対向させて角柱パイプ状に接合したもので、前
記手動操作部52に対応する箇所には、第3図および第6
図に示すように、窓72を設けてある。しかして、この中
間停止装置3は、ハウジング7に組付けてユニット化し
てあり、このハウジング7を引戸2の内部に複数のビス
等(図示せず)を用いて固定してある。なお、8は、閉
成位置の手前で、引戸2のアーム23と当接して該引戸2
の速度を低下させるための緩衝用シリンダである。ま
た、9は、前記レール11の上端部にビス等(図示せず)
を介して固着した薄肉のカバーである。
このような構成によると、第7図に示すように、押圧
子4の摩擦面42aが壁1の一側面1bに密着している場合
には、引戸2の自走が停止される。このような係止状態
から、第8図に示すように、引戸2に力を加えて左右い
づれかの方向へ移動させると、摩擦部材42の摩擦面42a
と壁1の一側面1bとの摩擦により前記押圧子4が引戸2
の移動方向Rとは逆の方向へ支持軸51を中心にして旋回
する。この旋回時には、この摩擦部材42が一時的に弾性
変形する。押圧子4の旋回に伴って支持軸51が押圧子4
と同方向へ回動すると、その回動をきっかけにして弾性
部材62の先端部62bから支持軸51の係止面61に該支持軸5
1を回動させる方向へ付勢力が作用し、支持軸51および
押圧子4の旋回動作を助勢する。そして、押圧子4の摩
擦面42aが壁1の一側面1bから離れると、押圧子4を待
機位置Aまで旋回させて、該待機位置Aに安定保持する
ことになる。その結果、引戸2の係止状態が解除される
とともに、引戸2の移動中に押圧子4の摩擦面42aが壁
1の一側面1bに接触するようなことがなく、押圧子4が
引戸2の移動に障害となるような不具合が回避される。
引戸2を所望の中間位置まで移動させた後、第9図に示
すように、手動操作部52に操作力Fを加え、弾性部材62
の弾性付勢力に抗して強制的に押圧子4を待機位置Aか
ら係止位置B方向へ水平旋回させると、先ず、摩擦部材
42が壁1に接触する。その状態からさらに手動操作部52
を操作して押圧子4を強制的に旋回させ、前述のよう
に、摩擦面42aを壁1の一側面1bに密着させると、引戸
2の自走が停止される。すなわち、前記摩擦面42aは、
左右方向に一定幅を有しているため、壁1の一側面1bに
弾性的に密着すると、外力を加えない限りその状態が維
持され、引戸2は係止位置Bに保持されることになる。
したがって、このような構成のものであれば、引戸2
を所望の中間位置まで移動させた後、手動操作部52を水
平方向へ約45゜旋回させると、簡単かつ確実に引戸2を
所望の中間位置で開成させたままにしておくことができ
る。また、引戸2の係止状態を解除したい場合には、引
戸2を左右のいづれかへ若干移動させるだけで確実にそ
の係止状態を解除することができる。そのため、事情を
知らない者が半開きの引戸2を開閉操作するようなこと
があっても、中間停止装置3を無理な外力が加えられる
ような不具合が生じることもない。
また、押圧子4を、金属製の押圧子本体41と、この押
圧子本体41の先端部41aに固着した摩擦部材42とを具備
してなるものにし、その摩擦部材42に一定幅の摩擦面42
aを形成すれば、押圧子4を強度の高いものにすること
ができ、その耐久性を有効に高めることができる。しか
も、摩擦部材42に滑り摩擦の高いものを用いて、摩擦面
42aと壁1の一側面1bとの摩擦力を有効に高めることが
できるので、所望の中間位置で確実に引戸を停止させて
おくことができる。
さらに、強制退避手段6を、支持軸51の外面に設けた
4つの平坦な係止面61と、対向する係止面61を挾持する
板状の弾性部材62とを具備したものにしておけば、押圧
子4が待機位置A側へ旋回するのをきっかけに、該押圧
子4が速やかに待機位置Aまで旋回させることができ
る。待機位置Aでは、弾性部材62の先端部62bと係止面6
1とが密着し、支持軸51の回動を阻止するため、押圧子
4を確実に待機位置Aに安定保持することができる。
また、角柱パイプ状のハウジング7を引戸2に固定
し、このハウジング7内に支持軸51等を収容して支持さ
せるようにすれば、中間停止装置3をユニット化してお
くことができる。このため、引戸2への組付けを簡便に
行うことができ、組立作業の簡略化を図ることができ
る。
なお、強制退避手段は、前記実施例のものに限らず、
例えば、第10図〜第12図に概略的に示すようなものでも
よい。第10図の強制退避手段106は、支持軸151の外面に
設けた4つの平坦な係止面161と、線状の弾性部材162と
を具備してなり、固定面101bに当接させるべき摩擦面14
2aを有した押圧子104が引戸102の移動に伴って待機位置
側に旋回するのをきっかけに、前記係止面161の対向す
る2面に弾性部材162の先端部162b側を弾接させて、押
圧子104を待機位置に安定保持させるようにしたもので
ある。第11図に示す強制退避手段206は、支持軸251の外
面に設けた直交する2つの平坦な係止面261と、板状の
弾性部材262とを具備してなり、固定面201bに当接させ
るべき摩擦面242aを有した押圧子204が引戸202の移動に
伴って待機位置側に旋回するのをきっかけに、前記係止
面261の1つに弾性部材262の先端部262b側を弾接させ
て、押圧子204を待機位置に安定保持させるようにした
ものである。第12図の強制退避手段306は、支持軸351の
外面に設けた直交する2つの平坦な係止面361と、線状
の弾性部材362とを具備してなり、固定面301bに当接さ
せるべき摩擦面342aを有した押圧子304が引戸302の移動
に伴って待機位置側に旋回するのをきっかけに、前記係
止面361の1つに弾性部材362の先端部362b側を弾接させ
て、押圧子304を待機位置に安定保持させるようにした
ものである。
[発明の効果] 本発明は以上のような構成であるから、引戸を所望の
中間位置で確実かつ簡単に開成させたままにしておくこ
とができるとともに、引戸を左右のいづれかへ若干移動
させるだけで容易に引戸の係止状態を解除することがで
き、格別な解除操作が不要となる。その結果、中間停止
装置に無理な外力が加えられるようなことがなく、その
機能を長期に亙って維持することができる。
また、押圧子を、金属製の押圧子本体と、この押圧子
本体の先端部に固着した摩擦部材とを具備してなるもの
にし、その摩擦部材に一定幅の摩擦面を形成するように
した場合には、押圧子を強度の高いものにできるととも
に、摩擦面と固定面との摩擦力を有効に高めることがで
きる。そのため、押圧子の耐久性を高めることができる
とともに、所望の中間位置で引戸を確実に停止させてお
くことができる。
さらに、強制退避手段を、支持軸の外面に設けた4つ
の平坦な係止面と、前記係止面の対向する2面に先端部
側がそれぞれ弾接して押圧子を待機位置側に弾性付勢す
る板状、又は線状の弾性部材とを具備してなるものにし
た場合には、引戸を移動させる際に押圧子を速やかに待
機位置まで旋回させて、該待機位置に安定保持すること
ができるので、引戸の移動時に前記押圧子が障害になる
ようなことはない。
また、強制退避手段を、支持軸の外面に設けた略直交
する2つの平坦な係止面と、前記係止面の1つに先端部
側が弾接して押圧子を待機位置側に弾性付勢する単一の
板状、又は線状の弾性部材とを具備してなるものにした
場合には、特に、構造が簡単なものにできる。
また、角柱パイプ状のハウジングを引戸に固定し、こ
のハウジング内に支持軸等を収容して支持させるように
した場合には、中間停止装置をユニット化しておくこと
ができる。このため、引戸への組付けを簡便に行うこと
ができ、組立作業の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第9図は本発明の一実施例を示し、第1図は一
部断面の側面図、第2図は全体の正面図、第3図は中間
停止装置の正面図、第4図は押圧子を拡大して示す平面
図、第5図は強制退避手段を拡大して示す平面図、第6
図は押圧子操作手段を拡大して示す平断面図、第7図、
第8図および第9図は作用説明図である。第10図、第11
図および第12図はそれぞれ本発明の他の実施例を示す概
略的な平面図である。第13図は従来例を示す第2図相当
の正面図である。 1……壁、1b……固定面(一側面) 2、102、202、302……引戸 3……中間停止装置 4、104、204、304……押圧子 5……押圧子操作手段 6、106、206、306……強制退避手段 7……ハウジング、11……レール 41……押圧子本体 42a、142a、242a、342a……摩擦 42b……基端部 51、151、251、351……支持軸 52……手動操作部 61、161、261、361……係止面 62、162、262、362……弾性部材 62a、162a、262a、362a……摩擦面 62b、162b、262b、362b……先端部 101b、201b、301b……固定面 A……待機位置、B……係止位置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁に設けたレールに懸吊支持させて左右方
    向に開閉可能に設けられ、可能範囲一端側へ自己復帰し
    得るように付勢された引戸に装備される中間停止装置で
    あて、押圧子と、押圧子操作手段と、強制退避手段とを
    具備してなり、 押圧子は、先端に前記壁に設けた固定面に当接する一定
    幅の摩擦面を有したもので、略水平方向に設けられてお
    り、 押圧子操作手段は、前記摩擦面が前記固定面に非接触の
    待機位置から前記摩擦面が前記固定面に密着する係止位
    置まで前記押圧子を略水平方向へ旋回させるためのもの
    で、押圧子の基端部を保持する支持軸と、その支持軸に
    固設した手動操作部とを備えており、 強制退避手段は、前記押圧子が待機位置側に旋回するの
    に伴う支持軸の回動をきっかけに該支持軸を弾性付勢し
    て前記押圧子を待機位置に安定保持するためのものであ
    り、 前記手動操作部により前記強制退避手段の弾性付勢力に
    抗して前記押圧子を一時的に待機位置から係止位置まで
    旋回させてその摩擦面を前記固定面に弾接させ得るよう
    に構成したことを特徴とする引戸の中間停止装置。
  2. 【請求項2】押圧子が、金属製の押圧子本体と、この押
    圧子本体の先端部に固着した摩擦部材とを具備してな
    り、その摩擦部材に一定幅の摩擦面を形成していること
    を特徴とする請求項1記載の引戸の中間停止装置。
  3. 【請求項3】強制退避手段が、支持軸の外面に設けた4
    つの平坦な係止面と、押圧子が待機位置側に旋回するの
    に伴う支持軸の回動をきっかけに前記係止面の対向する
    2面に先端部側がそれぞれ弾接して押圧子を待機位置に
    安定保持する板状の弾性部材とを具備してなることを特
    徴とする請求項1記載の引戸の中間停止装置。
  4. 【請求項4】強制退避手段が、支持軸の外面に設けた4
    つの平坦な係止面と、押圧子が待機位置側に旋回するの
    に伴う支持軸の回動をきっかけに前記係止面の対向する
    2面に先端部側がそれぞれ弾接して押圧子を待機位置に
    安定保持する線状の弾性部材とを具備してなることを特
    徴とする請求項1記載の引戸の中間停止装置。
  5. 【請求項5】強制退避手段が、支持軸の外面に設けた略
    直交する2つの平坦な係止面と、押圧子が待機位置側に
    旋回するのに伴う支持軸の回動をきっかけに前記係止面
    の1つに先端部側が弾接して前記押圧子を待機位置に安
    定保持する板状の弾性部材とを具備してなることを特徴
    とする請求項1記載の引戸の中間停止装置。
  6. 【請求項6】強制退避手段が、支持軸の外面に設けた略
    直交する2つの平坦な係止面と、押圧子が待機位置側に
    旋回するのに伴う支持軸の回動をきっかけに前記係止面
    の1つに先端部側が弾接して前記押圧子を待機位置に安
    定保持する線状の弾性部材とを具備してなることを特徴
    とする請求項1記載の引戸の中間停止装置。
  7. 【請求項7】角柱パイプ状のハウジングを引戸に固定
    し、このハウジング内に支持軸を収容していることを特
    徴とする請求項1、3、4、5又は6記載の引戸の中間
    停止装置。
JP8700490A 1990-03-31 1990-03-31 引戸の中間停止装置 Expired - Lifetime JPH0833087B2 (ja)

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