JPH0860929A - ドアストッパー - Google Patents

ドアストッパー

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Publication number
JPH0860929A
JPH0860929A JP20084394A JP20084394A JPH0860929A JP H0860929 A JPH0860929 A JP H0860929A JP 20084394 A JP20084394 A JP 20084394A JP 20084394 A JP20084394 A JP 20084394A JP H0860929 A JPH0860929 A JP H0860929A
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JP
Japan
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handle
door
lever handle
door stopper
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP20084394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Watanabe
征雄 渡辺
Hiroaki Teranishi
宏彰 寺西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Original Assignee
Miwa Lock KK
Miwa Lock Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Miwa Lock KK, Miwa Lock Co Ltd filed Critical Miwa Lock KK
Priority to JP20084394A priority Critical patent/JPH0860929A/ja
Publication of JPH0860929A publication Critical patent/JPH0860929A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05CBOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
    • E05C17/00Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith
    • E05C17/02Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means
    • E05C17/46Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means in which the wing or a member fixed thereon is engaged by a movable fastening member in a fixed position; in which a movable fastening member mounted on the wing engages a stationary member
    • E05C17/50Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means in which the wing or a member fixed thereon is engaged by a movable fastening member in a fixed position; in which a movable fastening member mounted on the wing engages a stationary member comprising a single pivoted securing member
    • E05C17/505Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means in which the wing or a member fixed thereon is engaged by a movable fastening member in a fixed position; in which a movable fastening member mounted on the wing engages a stationary member comprising a single pivoted securing member acting directly on the knob or handle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアの開放状態の保持および解除の操作を容
易にかつ確実に行え、設置取付作業を簡便にする。 【構成】 ドアDの開放状態におけるレバーハンドルH
に対向する壁面Wに設けられ、レバーハンドルHの柄部
H1と当接して柄部H1との係合を案内するガイド部3
と、ガイド部3に連続して形成され柄部H1に係合し柄
部H1を保持する保持部2と、を具備し、ドアDの開放
状態を保持する。なお、前記ガイド部3は、レバーハン
ドルHの柄部H1と当接する面に柄部H1をレバーハン
ドルHの回動方向へ案内する傾斜面3aを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回動するレバーハンド
ルにて開閉を行うドアを開放した際に、このドアの開放
状態を保持するドアストッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ドアを開放した状態で保持させるドアス
トッパーは、従来では、ドアの自由端側の下側縁近傍に
フック状片などの係止金具を設け、また壁面、若しくは
壁面に近い床面に緩衝ゴムを有したリング片などの止受
金具を設けた構造が知られており、これら金具を互いに
係合することでドアの開放状態を保持させるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のドアストッパーは、ドアを開放状態で保持させ
る際、及び開放状態の保持を解除する際に、腰を落とす
など姿勢を変え、狭い空間に手を差し込んで略盲状態で
各金具の掛け外し作業を行わなければならないという欠
点があり、取扱いが煩雑であるとともに、手指を汚損し
たりなど安全面にも問題がある。
【0004】また、この従来のドアストッパーは、ドア
と壁または床のそれぞれに金具を設けるため、取付作業
に手数がかかるとともに、各金具が互いに確実に係合す
るように、位置決めを正確に行わなければならず、取付
作業が非常に煩雑となる問題がある。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解消するた
めに、ドアの開放状態の保持および解除の操作を容易に
かつ確実に行うことができるとともに、設置取付作業の
簡単なドアストッパーを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、上記の目的を達成
するための手段を、実施例に対応する図面を参照して説
明する。この発明のドアストッパー1は、回動するレバ
ーハンドルHにて開閉を行うドアDの開放状態を保持す
るドアストッパー1において、前記ドアDの開放状態に
おける前記レバーハンドルHに対向する壁面Wに設けら
れ、前記レバーハンドルHの柄部H1と当接して該柄部
H1との係合を案内するガイド部3と、該ガイド部3に
連続して形成され前記柄部H1に係合し該柄部H1を保
持する保持部2と、を具備することを特徴としている。
【0007】なお、前記ガイド部3は、前記レバーハン
ドルHの柄部H1と当接する面に該柄部H1を前記レバ
ーハンドルHの回動方向へ案内する傾斜面3aを有する
構成としてもよく、さらに、前記レバーハンドルHの回
動方向へ柄部H1を回動案内する当接ローラ3Aが設け
られている構成としてもよい。
【0008】また、前記ガイド部3は、前記ドアDの開
放による前記柄部H1の移動軌道に対して直交するとと
もに前記レバーハンドルHの回動方向と逆の方向に退行
自在なラッチ機構3Dで構成され、該柄部H1と当接す
る面に傾斜面3aが形成された構成としてもよい。
【0009】さらに、前記保持部2は、L字状に中途が
折曲形成され、前記壁面Wに対し突設されるとともに、
基端2dが前記レバーハンドルHの回動方向と逆の方向
の退行方向に回動自在に軸支され、先端2aが前記基端
2dに対してレバーハンドルHの移動軌道に直交するよ
うに延出し、かつ前記ガイド部3は、該柄部H1と当接
する面に傾斜面3aが形成されている構成としてもよ
い。
【0010】また、前記ガイド部3の、前記レバーハン
ドルHの柄部H1と当接する面(3a)が樹脂材料で形
成されるか、若しくは前記ガイド部3に当接する前記レ
バーハンドルHの柄部H1の外周面が樹脂材料で形成さ
れたローラ部材H2で覆われている構成としてもよい。
【0011】
【作用】ドアDを開放させた際に、このドアDを壁面W
に近づけると、レバーハンドルHに対向する壁面Wに設
けられたドアストッパー1のガイド部3に、レバーハン
ドルHの柄部H1が当接して該柄部H1との係合が案内
される。そして、このガイド部3に連続して形成された
保持部2に、柄部H2が係合しこの柄部H2は保持され
る。
【0012】なお、前記ガイド部3には、レバーハンド
ルHの柄部H1と当接する面に傾斜面3aが形成され、
柄部H1をレバーハンドルHの回動方向へ案内するよう
に構成される。
【0013】また、前記ガイド部3に、当接ローラ3A
が設けられる構成とされると、前記レバーハンドルHの
回動方向へ柄部H1を回動案内して係合が行われる。
【0014】さらに、前記ガイド部3をラッチ機構3D
で構成した場合では、ドアDを壁面に近づけるとレバー
ハンドルHの柄部H1がこのラッチ機構3Dに係合され
て、柄部H2が保持部2に保持される。
【0015】また、前記保持部2の基端2dが回動自在
に軸支されている構成では、レバーハンドルHが係合す
る際、このレバーハンドルHの回動方向と逆の方向にガ
イド部3とともに退行することで柄部H1の係合が行わ
れる。
【0016】また、前記ガイド部3の、前記レバーハン
ドルHの柄部H1と当接する傾斜面3aなどが樹脂材料
で形成されるか、若しくは前記ガイド部3に当接する前
記レバーハンドルHの柄部H1の外周面が樹脂材料で形
成されたローラ部材H2で覆われている構成では、互い
の接触の際に、傷がつくことなく、係合しあい、保持さ
れる。
【0017】なお、ドアDの開放状態の保持を解除する
には、保持されているレバーハンドルHの裏面に連結さ
れているレバーハンドルを回動させ柄部H1を水平状態
から下方向へ移動させることで行い、その状態でドアD
を引けばドアDの閉鎖操作が行える。
【0018】
【実施例】はじめに、本発明のドアストッパーが設けら
れるドアDについて説明する。このドアDは、例えば、
図1に示すように、蝶番を介して約180°開放するよ
うになっており、レバーハンドルHにて開閉が行われる
ようになっている。なお、この実施例において、レバー
ハンドルHの柄部H1の断面形状は円形とされ、水平状
態の柄部H1を下方向に回動させることで、ラッチボル
トBを後退させる構造のものとする。以下、本発明のド
アストッパー1を各実施例毎に説明するが、各実施例に
おいて同一または同等となる部分には、同一符号を付し
て説明する。
【0019】I.第1実施例 まず、第1の実施例について説明する。このドアストッ
パー1は、図1に示すように、ドアDを開放した際に、
このドアDに設けられているレバーハンドルHが対向す
る壁面Wに設けられる。
【0020】ドアストッパー1は、保持部2とガイド部
3とで構成されており、壁面Wに固定するための基板4
に保持部2が突設され、保持部2の先端2aにガイド部
3が一体に形成されている。
【0021】保持部2は、図2に示すように、基部2b
が基板4に対して垂直に設けられており、先端2a側が
基板4と平行となるように、中途が折曲したL字形状に
形成され、すなわち断面略ユ字形状に形成されている。
なお、この保持部2の基部2b側の水平部分の長さは、
レバーハンドルHの柄部H1の直径よりやや長尺とされ
る。
【0022】ガイド部3は、保持部2の先端2aと一体
に形成されているとともに、外側面がやや湾曲した傾斜
面3aに形成され、略くさび形状となっている。また傾
斜面3aは、ナイロン樹脂などの合成樹脂などより形成
されている。
【0023】そして、このドアストッパー1は、ガイド
部先端3bが下方向となるように、壁面Wに固定され
る。この固定手段としては、図示しないが、ネジによる
固定や接着による固定などである。なお、固定する際
に、ガイド部3が、レバーハンドルHの移動軌道上とな
るように固定する。
【0024】このように構成されたドアストッパー1に
よれば、ドアDを開放させた際に、図3に示すように、
ドアDを壁面Wに近づけると(図3(a))レバーハン
ドルHの柄部H1がガイド部3の傾斜面3aに当接し、
さらにドアDを押圧することで、この傾斜面3aにより
柄部H1が水平状態から下方向へ摺動案内され、レバー
ハンドルHを回動させる(図3(b))。
【0025】そして、レバーハンドルHの柄部H1がガ
イド部3を通過すると、レバーハンドルHは、レバーハ
ンドル自体が持つ復帰方向の回動で柄部H1を水平状態
に戻し、これにより柄部H1が保持部2の内側部分に係
合し、この保持部2と基板4とが成す略コ字形状部分に
保持される(図3(c))。
【0026】また、ドアDの開放状態の保持を解除する
には、保持されているレバーハンドルHの裏面に連結さ
れている他方のレバーハンドルH’を回動させ柄部H1
を水平状態から下方向へ移動させることで行い、その状
態でドアDを引けばドアDの閉鎖操作が行える。
【0027】従って、このドアストッパー1によれば、
既存のレバーハンドルHを用い、壁W側のみに構成され
るとともに、床面ではなくレバーハンドルHの高さに取
り付けるよう構成されているので、取付作業が容易とな
るとともに、後付工事なども簡便に行うことができる。
【0028】また、従来のような金具の係合作業を行わ
ずに、ドアDを壁面Wに押しつける動作のみで、開放状
態が保持されるので、保持操作が容易になるとともに、
保持状態の解除についてもレバーハンドルHを操作する
ことで解除できるので、安全にかつ迅速に取り扱える。
【0029】さらに、ドアDの開放状態の保持及び解除
をレバーハンドル自体の付勢力を用いるため、このドア
ストッパー1の構造は簡素な構造となり、廉価に実施で
きる。
【0030】また、このドアストッパー1によれば、壁
面Wのみ取り付けられる構成であるので、ドアDの意匠
性を損なうことがない。
【0031】II.第2実施例 次に、第2の実施例について説明する。図4は本発明に
よるドアストッパー1の第2の実施例を示す斜視図であ
る。このドアストッパー1は、前述した第1の実施例と
同様にドアDを開放した際の、ドアDのレバーハンドル
Hと対向する壁面Wに設けられる。
【0032】このドアストッパー1は、前述した第1の
実施例と同様に、保持部2とガイド部3とで構成されて
おり、壁面Wに固定するための基板4に保持部2が突設
され、保持部2の先端2aにガイド部3が設けられてい
る。
【0033】保持部2は、図4に示すように、基部2b
が基板4に対して垂直に設けられており、先端2a側が
基板4と平行となるように、中途が折曲したL字形状に
形成され、すなわち断面略ユ字形状に形成されている。
なお、この保持部2の基部2b側の水平部分の長さは、
レバーハンドルHの柄部H1の直径よりやや長尺とされ
る。
【0034】また、ガイド部3は、ナイロン樹脂などの
合成樹脂などより形成されている円筒状の当接ローラ3
Aが、保持部先端2aの両側部に突設された一対の軸受
部2cを介して回動自在に設けられている。
【0035】そして、このドアストッパー1は、ガイド
部3が下方向となるとともに、このガイド部3の当接ロ
ーラ3AがレバーハンドルHの移動軌道上となるよう
に、壁面Wに固定される。この固定手段としては、図示
しないが、ネジによる固定や接着による固定などであ
る。
【0036】このように構成されたドアストッパー1に
よれば、ドアDを開放させた際に、ドアDを壁面Wに近
づけるとレバーハンドルHの柄部H1がガイド部3の当
接ローラ3Aに当接し、さらにドアDを押圧することで
この当接ローラ3Aによって柄部H1が水平状態から下
方向へ案内され、レバーハンドルHを回動させる。
【0037】そして、レバーハンドルHの柄部H1がガ
イド部3を通過すると、レバーハンドルHは、レバーハ
ンドル自体が持つ復帰方向の回動で柄部H1を水平状態
に戻し、これにより柄部H1が保持部2の内側部分に係
合し、この保持部2と基板4とが成す略コ字形状部分に
保持される。
【0038】また、ドアDの開放状態の保持を解除する
には、保持されているレバーハンドルHの裏面に連結さ
れているレバーハンドルH’を回動させ柄部H1を水平
状態から下方向へ移動させることで行い、その状態でド
アDを引けばドアDの閉鎖操作が行える。
【0039】従って、このドアストッパー1によれば、
上述した第1実施例と同様の効果を得られるとともに、
ガイド部3の当接ローラ3Aによって柄部H1の係合へ
の案内がスムーズに行われるとともに、当接ローラ3A
が樹脂材料より形成されていることから柄部H1が傷つ
かない。
【0040】III .第3実施例 次に、第3の実施例について説明する。図5は本発明に
よるドアストッパーの第3の実施例を示す斜視図であ
る。このドアストッパー1は、前述した第1及び第2の
実施例と同様にドアDを開放した際の、ドアDのレバー
ハンドルHと対向する壁面Wに設けられ、保持部2とガ
イド部3とで構成されており、壁面Wに固定するための
基板4に保持部2が突設され、保持部2の先端2aにガ
イド部3が設けられている。
【0041】保持部2は、図5に示すように、基部2b
が基板4に対して垂直に設けられており、先端2a側が
基板4と平行となるように、中途が折曲したL字形状に
形成され、すなわち断面略ユ字形状に形成されている。
なお、この保持部2の基部2b側の水平部分の長さは、
レバーハンドルHの柄部H1の直径よりやや長尺に設定
され、また、垂直な先端2a側は中空に形成され、下方
を向く先端面が開口形成されている。
【0042】また、ガイド部3は、ラッチヘッド3Bと
圧縮コイルバネ3Cとを具備するラッチ機構3Dで構成
され、図6に示すように、保持部2の垂直な先端2a側
の中空部分に圧縮コイルバネ3Cが内装されるととも
に、開口からラッチヘッド3Bの先端が下方へ突出する
ように保持部2の先端2aに摺動自在に設けられ、すな
わち、保持部2の先端2aからラッチヘッド3Bが圧縮
コイルバネ3Cによって進退自在となるように設けられ
ている。
【0043】なお、ラッチヘッド3Cは外側面がやや湾
曲した傾斜面3aに形成され、断面略三角形状に形成さ
れているとともに、傾斜面3aが、ナイロン樹脂などの
合成樹脂などより形成されている。また、圧縮コイルバ
ネ3Cの付勢力は、レバーハンドル自体が持つ回動付勢
力より小さく設定される。
【0044】そして、このドアストッパー1は、ガイド
部3のラッチヘッド3Bが下方向となりレバーハンドル
Hの移動軌道に対して直交させるとともに、このラッチ
ヘッド傾斜面3aがレバーハンドルHの移動軌道上とな
り、かつ、保持部2の先端2aがこのレバーハンドルH
の移動軌道から外れるように、壁面Wに固定される。こ
の固定手段としては、図示しないが、ネジによる固定や
接着による固定などである。
【0045】このように構成されたドアストッパー1に
よれば、ドアDを開放させた際に、図6(a)に示すよ
うに、ドアDを壁面に近づけるとレバーハンドルHの柄
部H1がガイド部3のラッチヘッド傾斜面3aに当接し
(図6(b))、さらにドアDを押圧することで、この
ラッチヘッド3Bが柄部H1によって突出状態から上方
向へ、すなわちレバーハンドルHの回動方向とは逆の方
向に退行した状態となる(図6(c))。
【0046】そして、レバーハンドルHの柄部H1がガ
イド部3を通過すると、ガイド部3のラッチヘッド3B
は圧縮コイルバネ3Cの復帰力で突出状態に戻り、これ
により柄部H1がラッチヘッド3Bの裏面及び保持部2
の内側部分に係合され、この保持部2と基板4とが成す
略コ字形状部分に保持される。
【0047】また、ドアDの開放状態の保持を解除する
には、保持されているレバーハンドルHの裏面に連結さ
れているレバーハンドルH’を回動させ柄部H1を水平
状態から下方向へ移動させることで行い、その状態でド
アDを引けばドアDの閉鎖操作が行える。
【0048】従って、このドアストッパー1によれば、
上述した第1,第2の実施例と略同様に既存のレバーハ
ンドルHを用い、壁W側のみに構成されるとともに、床
面ではなくレバーハンドルHの高さに取り付けるよう構
成されているので、取付作業が容易となるとともに、後
付工事なども簡便に行うことができる。
【0049】また、従来のような金具の係合作業を行わ
ずに、ドアDを壁面に押しつける動作のみで、開放状態
が保持されるので、保持操作が容易になるとともに、保
持状態の解除についてもレバーハンドルHを操作するこ
とで解除できるので、安全にかつ迅速に取り扱える。
【0050】また、このドアストッパー1によれば、ド
アD側に取り付ける部材がなく、壁面Wのみに取り付け
る構成であるので、ドアDの意匠性を損なうことがな
い。
【0051】IV.第4実施例 次に、第4の実施例について説明する。図7は本発明に
よるドアストッパーの第4の実施例を示す斜視図であ
る。このドアストッパー1は、前述した第1〜第3の実
施例と同様にドアDを開放した際の、ドアDのレバーハ
ンドルHと対向する壁面Wに設けられ、保持部2とガイ
ド部3とで構成されており、壁面Wに固定するための基
板4に保持部2が突設され、保持部2の先端2aにガイ
ド部3が設けられている。
【0052】保持部2は、図7に示すように、基部2b
が基板4に対して垂直に設けられているとともに基端2
d側に関節部2Aが設けられており、先端2a側が基板
4と平行となるように、中途が折曲したL字形状に形成
され、すなわち断面略ユ字形状に形成されている。
【0053】関節部2Aは、軸2Bが水平に設けられ、
基端2d側に対して中途の折曲部分と先端2a側とがこ
の軸支された関節部2Aを回動中心として、上方向に回
動できるように構成されている。また、この関節部2A
には、図示しないが、捩じりコイルバネや板バネなどが
装着されて、基部2bが常に水平な真直状態となるよう
付勢力が働いている。なお、この保持部2の基端2d側
の関節部2Aを含む水平部分の長さは、レバーハンドル
Hの柄部H1の直径よりやや長尺に設定されている。
【0054】また、ガイド部3は、保持部2の先端2a
と一体に形成されているとともに、外側面がやや湾曲し
た傾斜面3aに形成され、略くさび形状となっていると
ともに、傾斜面3aが、ナイロン樹脂などの合成樹脂な
どより形成されている。
【0055】そして、このドアストッパー1は、ガイド
部3の先端3bを下方向としてこのガイド部3の傾斜面
3aがレバーハンドルHの移動軌道上とさせるととも
に、保持部2の先端2aがこのレバーハンドルHの移動
軌道に対して直交して延出するように、かつ、この保持
部2の基端2dの回動方向がレバーハンドルHの回動方
向と逆の方向となるように壁面Wに固定される。この固
定手段としては、図示しないがネジによる固定や接着に
よる固定などである。
【0056】このように構成されたドアストッパー1に
よれば、ドアDを開放させた際に、図8(a)に示すよ
うに、ドアDを壁面Wに近づけるとレバーハンドルHの
柄部H1がガイド部3の傾斜面3aに当接し、さらにド
アDを押圧することで、この柄部H1によってガイド部
3とともに保持部2の軸支部分である関節部2Aを回動
中心として上方向へ、すなわちレバーハンドルHの回動
方向とは逆の方向の退行方向にガイド部3及び保持部2
の先端2a側が回動した状態となる(図8(b))。
【0057】そして、レバーハンドルHの柄部H1がガ
イド部3を通過すると、ガイド部3及び保持部2の先端
2a側は、関節部2Aのバネの復帰力で保持部2の基部
2bが水平な初期状態に戻り、これにより柄部H1がガ
イド部3の裏面及び保持部2の内側部分に係合され、こ
の保持部2と基板4とが成す略コ字形状部分に保持され
る。
【0058】また、ドアDの開放状態の保持を解除する
には、保持されているレバーハンドルHの裏面に連結さ
れているレバーハンドルH’を回動させ柄部H1を水平
状態から下方向へ移動させることで行い、その状態でド
アDを引けばドアDの閉鎖操作が行える。
【0059】従って、このドアストッパー1によれば、
上述した第3の実施例と略同様の効果が得られるととも
に、保持部2の水平な基部2bに関節部2Aを設けたの
で、レバーハンドルHの柄部H1は、保持部2の内側及
びガイド部3の裏面に確実に保持されることとなり、ド
アDの開放状態の保持が確実となる。
【0060】なお、上述した第1〜第4の各実施例で
は、ガイド部3の柄部H1が当接する傾斜面3aなどの
面に樹脂材料を設けた例について述べたが、図9に示す
ように、レバーハンドルHの柄部H1におけるガイド部
3と当接する部分に、ローラ状のローラ部材としての当
接部材H2を設ける構成としてもよい。この当接部材H
2は、柄部H1に対して周方向に回転が可能とされ、特
に第1の実施例のドアストッパー1の場合に、係合がス
ムーズに行われる。
【0061】また、上述した第1〜第4の各実施例で
は、保持部2の基部2b側の水平部分の長さを、レバー
ハンドルHの柄部H1の直径よりやや長尺とする固定さ
れた長さに設定されているが、この水平部分の長さを調
整する機構を設けた構造としてもよい。
【0062】この長さ調整機構5は、図10に示すよう
に、保持部2の基部2b側を前後に分割形成させるとと
もに、基端2d側の後部にやや細径な凸部6を設け、前
部にはこの凸部6が嵌入する凹部7を形成させて、互い
に嵌合できるよう構成されている。そして、凸部6には
ネジ孔6aが複数カ所形成され、凹部7側には上面より
貫通する固定孔7aが形成されて、凸部6と凹部7とを
嵌合させた後、所望の長さに設定し調整した後、ネジ8
等で互いを固定させるようになっている。
【0063】また、この長さ調整機構5の他の例として
は、図11に示すように、保持部2の基部2b側を上下
に分割形成させるとともに、上基部9の下面9aと、こ
の下面9aに対向する下基部10の上面10aとにセレ
ーション11を形成させ、互いを噛み合わせることで互
いを連結させるようになっている。そして、上基部9に
は長孔9bが形成され、下基部10にはネジ孔10bが
形成されて、上下各基部9,10を所望の長さににて噛
み合わせてネジ12等にて互いを固定させるようになっ
ている。
【0064】さらに、上述した各実施例の第1〜第3実
施例では、ドアストッパー1を壁面Wから突出するよう
に設ける構成とした例について述べたが、図12〜図1
4に示すように、壁面Wに凹部Waを形成し、この凹部
Wa内に各実施例のドアストッパー1を設けた構成とし
てもよい。この場合、上述した各実施例では基板4を有
した構造であるが、保持部2とガイド部3とが設けられ
ている構成、すなわち、図に示すように壁面Wの上縁に
沿ってガイド部3を設け、凹部Wa内の上部空間が保持
部2となり、上記同様の効果を得ることができ、また、
ドアストッパー1が壁面Wに対して突出しないので、壁
面W側の意匠性を向上させることができる。なお、この
構成のドアストッパー1では、凹部Waの大きさを、レ
バーハンドルH全体が容易に進入できる大きさとすると
ともに、上下方向の長さをレバーハンドルHがやや回動
でき、ドアストッパー1から柄部H1を容易に解除でき
る長さに設定する。
【0065】また、上述した各実施例では、ドアストッ
パー1のガイド部3が下向きとなって壁面Wに設けられ
た構成とされ、柄部H1を水平状態から下方向に回動さ
せることで操作するレバーハンドルHの例として述べた
が、本発明のドアストッパー1は、レバーハンドルHの
初期状態が水平でなく、傾斜している場合や、垂直とな
っている場合のレバーハンドルでも対応できることはい
うまでもない。
【0066】さらに、上述した各実施例では、ドアスト
ッパーの形状を直方体を組み合わせた角部分を有する形
状とした例とし、図示したが、これに限定されることな
く曲面を組み合わせた形状などとしてもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるドアス
トッパーでは、ドアに取り付けられている既存のレバー
ハンドルを用い、壁側のみに構成されるとともに、床面
ではなくレバーハンドルの高さに取り付けるよう構成さ
れているので、取付作業が容易となるとともに、後付工
事なども簡便に行うことができるという効果がある。
【0068】また、従来のような金具の係合作業を行わ
ずに、ドアを壁面に押しつける動作のみで、開放状態が
保持されるので、保持操作が煩雑にならず容易になると
ともに、保持状態の解除についてもレバーハンドルを操
作することで解除できるので、安全にかつ迅速に取り扱
えるという効果がある。
【0069】さらに、このドアストッパーによれば、ド
アに取り付ける部材がなく、壁面のみに取り付けられる
構成であるので、ドアの意匠性を損なうことがない。
【0070】また、特に請求項2及び3のドアストッパ
ーによれば、ドアの開放状態の保持及び解除をレバーハ
ンドル自体の付勢力を用いるため、このドアストッパー
の構造が簡素な構造となり、廉価に実施できるという効
果がある。
【0071】さらに、請求項4及び5のドアストッパー
によれば、レバーハンドルの柄部がドアストッパーに係
合させる際、レバーハンドルが回動せずに行われること
から、このドアの開放保持の操作がドアを閉鎖する際の
操作に似ており、使用感覚がよいという効果がある。
【0072】また、請求項6及び7のドアストッパーに
よれば、レバーハンドルとドアストッパーとの互いに接
触する部分が樹脂材料で覆われるので、互いに傷を付け
あうことがなく、また、互いに係合する際に、スムーズ
に係合が行われるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるドアストッパーが設けられるドア
周辺の概略斜視図
【図2】本発明によるドアストッパーの第1の実施例を
示す斜視図
【図3】同実施例によるドアストッパーの動作説明図
【図4】本発明によるドアストッパーの第2の実施例を
示す斜視図
【図5】本発明によるドアストッパーの第3の実施例を
示す斜視図
【図6】同実施例によるドアストッパーの動作説明図
【図7】本発明によるドアストッパーの第4の実施例を
示す斜視図
【図8】同実施例によるドアストッパーの動作説明図
【図9】他の実施例を示すドアストッパーの斜視図
【図10】他の実施例を示すドアストッパーの斜視図
【図11】他の実施例を示すドアストッパーの側断面図
【図12】他の実施例を示すドアストッパーの側断面図
【図13】他の実施例を示すドアストッパーの側断面図
【図14】他の実施例を示すドアストッパーの側断面図
【符号の説明】
1…ドアストッパー 2…保持部 2a…先端 2d…基端 3…ガイド部 3a…傾斜面 3A…当接ローラ 3D…ラッチ機構 D…ドア H…レバーハンドル H1…柄部 H2…ローラ部材(当接部材) W…壁面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動するレバーハンドルにて開閉を行う
    ドアの開放状態を保持するドアストッパーにおいて、 前記ドアの開放状態における前記レバーハンドルに対向
    する壁面に設けられ、前記レバーハンドルの柄部と当接
    して該柄部との係合を案内するガイド部と、該ガイド部
    に連続して形成され前記柄部に係合し該柄部を保持する
    保持部と、を具備することを特徴とするドアストッパ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部は、前記レバーハンドルの
    柄部と当接する面に該柄部を前記レバーハンドルの回動
    方向へ案内する傾斜面を有することを特徴とする請求項
    1記載のドアストッパー。
  3. 【請求項3】 前記ガイド部は、前記レバーハンドルの
    回動方向へ柄部を回動案内する当接ローラが設けられて
    いることを特徴とする請求項1記載のドアストッパー。
  4. 【請求項4】 前記ガイド部は、前記ドアの開放による
    前記柄部の移動軌道に対して直交するとともに前記レバ
    ーハンドルの回動方向と逆の方向に退行自在なラッチ機
    構で構成され、該柄部と当接する面に傾斜面が形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のドアストッパ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記保持部は、L字状に中途が折曲形成
    され、前記壁面に対し突設されるとともに、基端が前記
    レバーハンドルの回動方向と逆の方向の退行方向に回動
    自在に軸支され、先端が前記基端に対してレバーハンド
    ルの移動軌道に直交するように延出し、かつ前記ガイド
    部は、該柄部と当接する面に傾斜面が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のドアストッパー。
  6. 【請求項6】 前記ガイド部は、前記レバーハンドルの
    柄部と当接する面が樹脂材料で形成されていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のドアスト
    ッパー。
  7. 【請求項7】 前記ガイド部に当接する前記レバーハン
    ドルの柄部の外周面が樹脂材料で形成されたローラ部材
    で覆われていることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1つに記載のドアストッパー。
JP20084394A 1994-08-25 1994-08-25 ドアストッパー Pending JPH0860929A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2457724A (en) * 2008-02-25 2009-08-26 Kevin Anthony Price Door retention hook
KR101628031B1 (ko) * 2016-03-25 2016-06-08 (주)케이씨엠건축사사무소 공동주택용 내부도어 열림고정장치
KR200481503Y1 (ko) * 2015-04-07 2016-10-10 임형택 도어가 닫히는 것을 방지하는 도어장치
WO2017086409A1 (ja) * 2015-11-20 2017-05-26 谷口裕治 ストッパーおよびストッパーシステム
CN109025566A (zh) * 2018-09-26 2018-12-18 深圳市华海科技研发有限公司 门把手挡门器

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