JP2933614B1 - 2枚扉の平面状態保持装置 - Google Patents
2枚扉の平面状態保持装置Info
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Abstract
他方の扉を折り畳み式に連結し、両扉を平面状態を保持
した状態で一体に開くことができるようにする。 【解決手段】第1の扉12が建物側にヒンジ14により
回動自在に支持され、第1および第2の扉12,13間
もヒンジ15により回動自在に互いに連結され、両扉1
2,13の回動隣接部にまたがるように水平に位置し
て、本体部18の一端側から突出する基板部19が第2
の扉13の折れ曲がり方向に向く一方の面13aに固定
され、本体部18の他端側に鉛直方向に向く軸20で枢
結されたローラ21が第2の扉13の前記一方の面13
aと同一方向に向く第1の扉12の一方の面12aに当
接するように構成され、本体部18の長さ方向中間部に
設けた鉛直方向に向く係止ピン25を基板部19の他端
部に形成された切り欠き部26に嵌入させて、基板部1
9と本体部18をロック状態とするようにした。
Description
に連結された2枚扉を平面状態を保持した状態で開閉で
きるようにした2枚扉の平面状態保持装置に関するもの
である。
り畳み式に互いに連結された2枚扉1,2により通路3
を開閉するようにしたものが知られている。前記2枚扉
1,2の一方の扉1は建物側にヒンジ4により回動自在
に支持され、両扉1,2間もヒンジ5により回動自在に
互いに連結され、両扉1,2を折り畳んだ状態において
通路3の壁面6に沿って収納され(図8参照)、その状
態から通路3側に突出するように回動し(図9参照)、
さらに一方の扉1に対して他方の扉2が回動して通路3
を閉じる(図10参照)ように構成されている。
1,2が平面状態で図10に示すように通路3を閉じた
状態から一時的な通行のために他方の扉2だけを回動さ
せて通路3を開いた場合、通行幅が狭いと他方の扉2を
一方の扉1に対して重ね合わせ、その状態で両扉1,2
を通路3の壁面6側に回動させなければならなかった。
で、一時的な通行のために通路を開く際、他方の扉を回
動させるだけでは通行幅が狭い場合、他方の扉を開く方
向に力を掛けることにより両扉を平面状態を保持した状
態で一体に開くことができる2枚扉の平面状態保持装置
を提供することを目的とするものである。
に本発明は、第1の扉が建物側にヒンジにより回動自在
に支持され、第1および第2の扉間もヒンジにより回動
自在に互いに連結されてなる扉取り付け部において、第
1および第2の扉の回動隣接部にまたがるように水平に
位置して、本体部の一端側から突出する基板部が第2の
扉の折れ曲がり方向に向く一方の面に固定され、本体部
の他端側に鉛直方向に向く軸で枢結されたローラが前記
第2の扉の折れ曲がり方向に向く一方の面と同一方向に
向く前記第1の扉の一方の面に当接するように構成さ
れ、前記基板部は一端部が本体部の一端側から突出する
ように本体部の一端部に鉛直方向に向く軸を介して枢結
され、本体部はばねによって他端側の前記ローラが前記
第1の扉の一方の面側に当接する方向に付勢され、前記
基板部の他端部には本体部の長さ方向中間部に設けた鉛
直方向に向く係止ピンに係止するように切り欠き部が形
成されており、前記係止ピンはその両端が前記本体部の
長さ方向中間部において形成された長孔に嵌入して本体
部の長さ方向に移動可能となっており、この係止ピンは
前記本体部に回動自在に支持された操作レバーと枢結さ
れ、前記操作レバーはばねにより操作レバーをして前記
係止ピンが前記切り欠き部に嵌入する方向に付勢されて
いることを要旨とするものである。
ジにより回動自在に支持され、第1および第2の扉間も
ヒンジにより回動自在に互いに連結されてなる扉取り付
け部において、両扉の回動隣接部にまたがるように平面
状態保持装置を設けることにより、一時的な通行のため
に通路を開く際、第2の扉を回動させるだけでは通行幅
が狭い場合、第2の扉を開く方向に力を掛けることによ
り両扉を平面状態を保持した状態で一体に開くことがで
き、通行幅を広くすることができるようになる。
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図7において、
11は折り畳み式に互いに連結された第1および第2の
2枚の扉12,13により開閉される通路である。前記
第1および第2の扉12,13の第1の扉12の一端側
は建物側にヒンジ14により回動自在に支持され、第1
の扉12の他端側と第2の扉13の一端側との間もヒン
ジ15により回動自在に互いに連結され、両扉12,1
3を折り畳んだ状態において通路11の壁面16に沿っ
て収納され(図1参照)、その状態から通路11側に突
出するように回動し(図2参照)、さらに第1の扉12
に対して第2の扉13が回動して通路11を閉じる(図
3参照)ように構成されている。
けられる本実施の形態の2枚扉の平面状態保持装置であ
って、この2枚扉の平面状態保持装置17は第1および
第2の扉12,13の回動隣接部にまたがるように位置
して本体部18の一端側から突出する基板部19が第2
の扉13の折れ曲がり方向に向く一方の面13aにビス
止めされ、本体部18の他端側に鉛直方向に向く軸20
で枢結されたローラ21が前記第2の扉13の折れ曲が
り方向に向く一方の面13aと同一方向に向く前記第1
の扉12の一方の面12aに当接するように構成され
て、平面状態保持装置17は水平方向に向いて取り付け
られている。両扉12,13の上下方向における平面状
態保持装置17の取り付け位置は両扉12,13の回動
隣接部の上下方向中間部に設定されている。
詳細に述べると、前記基板部19は断面]状を呈し、一
端部が本体部18の一端側から突出するように本体部1
8の一端部に鉛直方向に向く軸22を介して枢結され、
本体部18は前記軸22に外嵌する筒状体40に外嵌さ
せたコイルばね23によって他端側の前記ローラ21が
前記第1の扉12の一方の面12a側に当接する方向に
付勢されている。前記基板部19の他端部における上下
の板部24には本体部18の長さ方向中間部に設けた鉛
直方向に向く係止ピン25に係止するように切り欠き部
26が形成されているとともに、この切り欠き部26に
嵌入した係止ピン25をつかむ爪片27が各板部24の
内側に設けられている。この各板部24の内側に設けら
れた2枚の爪片27は各板部24に端部が支持された鉛
直方向に向く軸28の両端近傍部に枢支され、2枚の爪
片27間をつなぐ板部29には前記軸28に外嵌するコ
イルばね30の一端が当接し、このコイルばね30の他
端は基板部19の中央の板部31の内面に当接して、爪
片27を前記係止ピン25をつかむ方向に付勢してい
る。前記本体部18は断面[状を呈し、この本体部18
の長さ方向中間部における上下の板部32に長さ方向に
向く長さの短い長孔33が形成され、前記係止ピン25
はその両端が前記長孔33に嵌入して本体部18の長さ
方向に移動可能となっており、この係止ピン25には、
前記本体部18の上下の板部32に端部が支持された鉛
直方向に向く軸34に回動自在に支持された操作レバー
35の一端と枢結されている。なお、操作レバー35の
他端は前記本体部18の中央の板部36に形成された開
口部37から前方に突出している。また、操作レバー3
5は前記軸34に外嵌するコイルばね38の一端が当接
し、このコイルばね38の他端は操作レバー35に形成
された開口部39を通って前記本体部18の中央の板部
36の内面に当接して、操作レバー35をして前記係止
ピン25が前記切り欠き部26に嵌入する方向に付勢さ
れている。ところで、上記構成の平面状態保持装置17
は前記ローラ21を除いて金属により作られ、ローラ2
1は合成樹脂により作られている。
および第2の扉12,13により通路11を閉じた状態
から第2の扉13のみを開く場合は、前記操作レバー3
5を前記コイルばね38の付勢力に抗して回動させるこ
とにより前記切り欠き部26に嵌入している係止ピン2
5を切り欠き部26から脱出させる。これにより前記基
板部19に対して本体部18が前記コイルばね23の付
勢力により回動するとともに、前記爪片27は前記コイ
ルばね30の付勢力により回動し、その結果、前記係止
ピン25が爪片27の頭部に当って前記操作レバー35
の復帰が止められる。これにより、前記基板部19と本
体部18の縁が切れて、本体部18がフリーな状態で回
動できるようになり、基板部19を連結する第2の扉1
3は第1の扉12に対して開動できるようになる。第2
の扉13が開動することにより前記操作レバー35は前
記コイルばね38の付勢力により瞬時に復帰しており、
第2の扉13が閉じられると前記係止ピン25は切り欠
き部26に嵌入し、その部分で基板部19と本体部18
はロック状態となる。第1および第2の扉12,13を
一体に開く場合は、基板部19と本体部18がロック状
態のまま、第2の扉13を開く方向に力を掛けることに
より、前記ローラ21が前記第1の扉12の一方の面1
2a側に当接したままであるので、第2の扉13だけが
開動することはなく、第1の扉12と第2の扉13は平
面状で一体に開動する。
面状態保持装置17は両扉12,13の回動隣接部の上
下方向中間部1個所に設けられているが、複数箇所に設
けるようにしても良い。
が建物側にヒンジにより回動自在に支持され、第1およ
び第2の扉間もヒンジにより回動自在に互いに連結され
てなる扉取り付け部において、両扉の回動隣接部にまた
がるように平面状態保持装置を設けることにより、一時
的な通行のために通路を開く際、第2の扉を回動させる
だけでは通行幅が狭い場合、第2の扉を開く方向に力を
掛けることにより両扉を平面状態を保持した状態で一体
に開くことができ、通行幅を広くすることができるよう
になる。
畳んだ状態において通路の壁面に沿って収納した状態を
示す概略平面図である。
るように回動させた状態を示す概略平面図である。
を閉じた状態を示す概略平面図である。
る。
を示す平面状態保持装置の断面図である。
いて通路の壁面に沿って収納した状態を示す概略平面図
である。
るように回動させた状態を示す概略平面図である。
路を閉じた状態を示す概略平面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の扉が建物側にヒンジにより回動自
在に支持され、第1および第2の扉間もヒンジにより回
動自在に互いに連結されてなる扉取り付け部において、
第1および第2の扉の回動隣接部にまたがるように水平
に位置して、本体部の一端側から突出する基板部が第2
の扉の折れ曲がり方向に向く一方の面に固定され、本体
部の他端側に鉛直方向に向く軸で枢結されたローラが前
記第2の扉の折れ曲がり方向に向く一方の面と同一方向
に向く前記第1の扉の一方の面に当接するように構成さ
れ、前記基板部は一端部が本体部の一端側から突出する
ように本体部の一端部に鉛直方向に向く軸を介して枢結
され、本体部はばねによって他端側の前記ローラが前記
第1の扉の一方の面側に当接する方向に付勢され、前記
基板部の他端部には本体部の長さ方向中間部に設けた鉛
直方向に向く係止ピンに係止するように切り欠き部が形
成されており、前記係止ピンはその両端が前記本体部の
長さ方向中間部において形成された長孔に嵌入して本体
部の長さ方向に移動可能となっており、この係止ピンは
前記本体部に回動自在に支持された操作レバーと枢結さ
れ、前記操作レバーはばねにより操作レバーをして前記
係止ピンが前記切り欠き部に嵌入する方向に付勢されて
いることを特徴とする2枚扉の平面状態保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21014498A JP2933614B1 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 2枚扉の平面状態保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21014498A JP2933614B1 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 2枚扉の平面状態保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2933614B1 true JP2933614B1 (ja) | 1999-08-16 |
JP2000045641A JP2000045641A (ja) | 2000-02-15 |
Family
ID=16584507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21014498A Expired - Lifetime JP2933614B1 (ja) | 1998-07-27 | 1998-07-27 | 2枚扉の平面状態保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2933614B1 (ja) |
-
1998
- 1998-07-27 JP JP21014498A patent/JP2933614B1/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000045641A (ja) | 2000-02-15 |
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