JP2979307B1 - 締付けハンドル装置 - Google Patents
締付けハンドル装置Info
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- JP2979307B1 JP2979307B1 JP13161398A JP13161398A JP2979307B1 JP 2979307 B1 JP2979307 B1 JP 2979307B1 JP 13161398 A JP13161398 A JP 13161398A JP 13161398 A JP13161398 A JP 13161398A JP 2979307 B1 JP2979307 B1 JP 2979307B1
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- Japan
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- door
- cam
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- handle device
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Abstract
【要約】
【課題】 扉の閉鎖と、扉の締付けとを同時になし得る
締付けハンドル装置を提供すること。 【解決手段】 ハンドル１の回動に従って扉面に垂直な
軸回りに回転するカム２と、カム２に従属して扉面に平
行な軸回りに回動する締付けバー３とを備え、締付けバ
ー３の当接面３ｂが別の扉枠等の表面に当接、押圧する
ことにより扉の閉鎖及び締付けを行う。
締付けハンドル装置を提供すること。 【解決手段】 ハンドル１の回動に従って扉面に垂直な
軸回りに回転するカム２と、カム２に従属して扉面に平
行な軸回りに回動する締付けバー３とを備え、締付けバ
ー３の当接面３ｂが別の扉枠等の表面に当接、押圧する
ことにより扉の閉鎖及び締付けを行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、業務用冷蔵庫等の
気密性を要する扉に好適な締付けハンドル装置に関す
る。
気密性を要する扉に好適な締付けハンドル装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】扉の閉鎖
を行うハンドル装置は種々提案されているが、通常のハ
ンドル装置では、扉の閉鎖を確実に行えれば十分であ
り、専らその確実な閉鎖を行うための機能に特徴がある
ものが多い。一方、業務用冷蔵庫等における扉では、単
に扉が閉鎖されるだけでなく、その閉鎖時に一定の気密
性が要求される場合が多い。そこで、従来では、扉の閉
鎖を行うハンドル装置の他に、閉鎖された扉の気密性を
高めるための適当な機構、例えば、扉に施されたシール
構造を実効あらしめるべく、扉同士或は扉とその枠体と
を相互に扉面に垂直方向に押圧・締め付ける機構を、当
該扉に別途併設したものも提案されている。しかし、こ
れらはハンドル装置による閉鎖とは別に操作する必要が
あるため、一連の扉の閉鎖操作が煩雑であるという問題
点があった。
を行うハンドル装置は種々提案されているが、通常のハ
ンドル装置では、扉の閉鎖を確実に行えれば十分であ
り、専らその確実な閉鎖を行うための機能に特徴がある
ものが多い。一方、業務用冷蔵庫等における扉では、単
に扉が閉鎖されるだけでなく、その閉鎖時に一定の気密
性が要求される場合が多い。そこで、従来では、扉の閉
鎖を行うハンドル装置の他に、閉鎖された扉の気密性を
高めるための適当な機構、例えば、扉に施されたシール
構造を実効あらしめるべく、扉同士或は扉とその枠体と
を相互に扉面に垂直方向に押圧・締め付ける機構を、当
該扉に別途併設したものも提案されている。しかし、こ
れらはハンドル装置による閉鎖とは別に操作する必要が
あるため、一連の扉の閉鎖操作が煩雑であるという問題
点があった。
【０００３】従って、本発明の目的は、扉の閉鎖と、上
述したような扉の締付けとを同時になし得る締付けハン
ドル装置を提供することにある。
述したような扉の締付けとを同時になし得る締付けハン
ドル装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ハンド
ルの回動に連動して扉面に垂直な軸回りに回転する傾斜
面を有する肩部を設けたカムと、一端が当該カムの肩部
に当接することによりその回転による前記傾斜面の動き
に従属して扉面に平行な軸回りに回動し、かつ、他端が
当該回動に従って閉鎖対象の表面に当接及び押圧し、扉
の閉鎖を可能とした締付けバーと、を備えた締付けハン
ドル装置が提供される。この手段では、前記ハンドルの
回動に連動して、前記カムが回転し、これに従属して回
動する前記締付けバーが扉面に平行軸回りに、すなわ
ち、扉面に垂直な平面上を回動する。そして、前記取付
バーの他端が扉枠等の表面に当接するまで回動した時に
扉が閉鎖され、かつ、少し押圧するように当接させるこ
とができるので、扉と扉枠等とが密着して（締め付け
て）閉鎖される。従って、本発明の締付けハンドル装置
は、扉の閉鎖と、扉の締付けとを同時になし得るといっ
た効果を奏する。本発明において、前記閉鎖対象とは、
本発明が取り付けられる扉体或は扉枠と共に扉を形成す
る別の扉体或は扉枠等をいう。
ルの回動に連動して扉面に垂直な軸回りに回転する傾斜
面を有する肩部を設けたカムと、一端が当該カムの肩部
に当接することによりその回転による前記傾斜面の動き
に従属して扉面に平行な軸回りに回動し、かつ、他端が
当該回動に従って閉鎖対象の表面に当接及び押圧し、扉
の閉鎖を可能とした締付けバーと、を備えた締付けハン
ドル装置が提供される。この手段では、前記ハンドルの
回動に連動して、前記カムが回転し、これに従属して回
動する前記締付けバーが扉面に平行軸回りに、すなわ
ち、扉面に垂直な平面上を回動する。そして、前記取付
バーの他端が扉枠等の表面に当接するまで回動した時に
扉が閉鎖され、かつ、少し押圧するように当接させるこ
とができるので、扉と扉枠等とが密着して（締め付け
て）閉鎖される。従って、本発明の締付けハンドル装置
は、扉の閉鎖と、扉の締付けとを同時になし得るといっ
た効果を奏する。本発明において、前記閉鎖対象とは、
本発明が取り付けられる扉体或は扉枠と共に扉を形成す
る別の扉体或は扉枠等をいう。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて説明する。図１は、本発明に係る
締付けハンドル装置Ａの正面断面図を示し、図２は図１
の左側面図、図３は図１の右側面図及び図４は図１の一
部破断平面図をそれぞれ示すものである。また、図５
は、カム２の斜視図である。
を添付図面に基づいて説明する。図１は、本発明に係る
締付けハンドル装置Ａの正面断面図を示し、図２は図１
の左側面図、図３は図１の右側面図及び図４は図１の一
部破断平面図をそれぞれ示すものである。また、図５
は、カム２の斜視図である。
【０００６】締付けハンドル装置Ａは、扉板５ａの所定
の取付穴にケース４を挿入し、反対側から取付ナット５
をケース４に螺着することにより扉板５ａを挾持するよ
うにして取り付けられるものであって、主要な構成とし
てハンドル１と、カム２と、締付けバー３と、を備える
ものである。
の取付穴にケース４を挿入し、反対側から取付ナット５
をケース４に螺着することにより扉板５ａを挾持するよ
うにして取り付けられるものであって、主要な構成とし
てハンドル１と、カム２と、締付けバー３と、を備える
ものである。
【０００７】ハンドル１は、ハンドル部１ａと軸部１ｂ
とを有するものであり、軸部１ｂの一部がケース４内に
挿入されピン４ａによりケース４に回転自在に固定さ
れ、扉板５ａの扉面に垂直な軸回りに回転（回動）する
ことができる。また、ハンドル１は、ハンドル部１ａ表
面側からキーが挿入されるシリンダー錠１ｃを内蔵して
おり、このシリンダー錠１ｃがロックされると、ストッ
パーカム１ｄが回転し、これによりストッパー１ｅが変
位してケース４に係合することにより、回転が不能とな
る。
とを有するものであり、軸部１ｂの一部がケース４内に
挿入されピン４ａによりケース４に回転自在に固定さ
れ、扉板５ａの扉面に垂直な軸回りに回転（回動）する
ことができる。また、ハンドル１は、ハンドル部１ａ表
面側からキーが挿入されるシリンダー錠１ｃを内蔵して
おり、このシリンダー錠１ｃがロックされると、ストッ
パーカム１ｄが回転し、これによりストッパー１ｅが変
位してケース４に係合することにより、回転が不能とな
る。
【０００８】カム２は、略円柱形状をなし、その一方の
端面に肩部２ａを有するものである（図５参照）。この
カム２は、略円筒形状のローター６内に収容され、か
つ、肩部２ａを有する面が締付けバー３の方向を向くよ
うに、ハンドル１の軸部１ｂの後端にねじ２ａ”によっ
て同軸に固定されており、軸部１ｂの回転に従って扉板
５ａの扉面に垂直な軸回りに回転することができる。
端面に肩部２ａを有するものである（図５参照）。この
カム２は、略円筒形状のローター６内に収容され、か
つ、肩部２ａを有する面が締付けバー３の方向を向くよ
うに、ハンドル１の軸部１ｂの後端にねじ２ａ”によっ
て同軸に固定されており、軸部１ｂの回転に従って扉板
５ａの扉面に垂直な軸回りに回転することができる。
【０００９】締付けバー３は、ケース４の後方に収容・
固定された円筒形状のローター６に扉面に平行な軸回り
に回動自在に枢設され、その枢軸に設けられたスプリン
グ６ａにより常時開放方向（図４における点線位置の方
向）に付勢されている。締付けバー３の枢軸付近に設け
られた突起３ｃは、図４における点線位置以上に開放す
ることを防止するためのものである。この締付けバー３
は、その一端にカム２の肩部２ａを有する面に当接する
カム当接面３ａを備え、また、その他端には、扉枠或は
他の扉等の表面に当接する閉鎖対象当接部３ｂを備え
る。カム当接面３ａは、肩部２ａが図４の点線位置にあ
るときに肩部２ａの傾斜面２ａ’に略一致するように配
置されている。
固定された円筒形状のローター６に扉面に平行な軸回り
に回動自在に枢設され、その枢軸に設けられたスプリン
グ６ａにより常時開放方向（図４における点線位置の方
向）に付勢されている。締付けバー３の枢軸付近に設け
られた突起３ｃは、図４における点線位置以上に開放す
ることを防止するためのものである。この締付けバー３
は、その一端にカム２の肩部２ａを有する面に当接する
カム当接面３ａを備え、また、その他端には、扉枠或は
他の扉等の表面に当接する閉鎖対象当接部３ｂを備え
る。カム当接面３ａは、肩部２ａが図４の点線位置にあ
るときに肩部２ａの傾斜面２ａ’に略一致するように配
置されている。
【００１０】係る構成からなる締付けハンドル装置Ａ
は、ハンドル１を回転することにより、カム２が回転
し、その肩部２ａの位置に応じて締付けバー３が回動す
る。すなわち、図４の点線の位置に肩部２ａがある時、
締付けバー３の当接面３ａは肩部２ａの傾斜面２ａ’に
略一致するように位置することができるので、スプリン
グ６ａの付勢により締付けバー３は同図の点線位置にあ
るが、ハンドル１の回転によりカム２が回転して肩部２
ａが同図の実線位置へ移動すると、当接面３ａは肩部２
ａを滑るようにして乗り上げることとなり、これにより
スプリング６ａの付勢に反して締付けバー３が回動し、
図４の実線位置に至る。
は、ハンドル１を回転することにより、カム２が回転
し、その肩部２ａの位置に応じて締付けバー３が回動す
る。すなわち、図４の点線の位置に肩部２ａがある時、
締付けバー３の当接面３ａは肩部２ａの傾斜面２ａ’に
略一致するように位置することができるので、スプリン
グ６ａの付勢により締付けバー３は同図の点線位置にあ
るが、ハンドル１の回転によりカム２が回転して肩部２
ａが同図の実線位置へ移動すると、当接面３ａは肩部２
ａを滑るようにして乗り上げることとなり、これにより
スプリング６ａの付勢に反して締付けバー３が回動し、
図４の実線位置に至る。
【００１１】この時、図１１に示すとおり、扉板５ａに
設置された締付けハンドル装置Ａは、扉枠５ｂの表面に
締付けバー３の閉鎖対象当接部３ｂが当接することによ
り、扉の閉鎖を可能とし、併せて閉鎖対象当接部３ｂが
扉枠５ｂの表面を少し押圧することにより締付け、閉鎖
時の気密効果を得ることができる。次に、本発明に係る
別の締付けハンドル装置Ｂについて、図６乃至図１０を
参照して説明する。図６は正面断面図を示し、図７は図
６の左側面図、図８は図６の右側面図及び図９は図６の
一部破断平面図をそれぞれ示すものである。また、図１
０は、カム１２の斜視図である。締付けハンドル装置Ｂ
は、扉板１５ａの所定の取付穴にケース１４を挿入し、
反対側から取付ナット１５をケース１４に螺着すること
により扉板１５ａを挾持するようにして取り付けられる
ものであって、主要な構成としてハンドル１１と、カム
１２と、締付けバー１３と、を備えるものである。
設置された締付けハンドル装置Ａは、扉枠５ｂの表面に
締付けバー３の閉鎖対象当接部３ｂが当接することによ
り、扉の閉鎖を可能とし、併せて閉鎖対象当接部３ｂが
扉枠５ｂの表面を少し押圧することにより締付け、閉鎖
時の気密効果を得ることができる。次に、本発明に係る
別の締付けハンドル装置Ｂについて、図６乃至図１０を
参照して説明する。図６は正面断面図を示し、図７は図
６の左側面図、図８は図６の右側面図及び図９は図６の
一部破断平面図をそれぞれ示すものである。また、図１
０は、カム１２の斜視図である。締付けハンドル装置Ｂ
は、扉板１５ａの所定の取付穴にケース１４を挿入し、
反対側から取付ナット１５をケース１４に螺着すること
により扉板１５ａを挾持するようにして取り付けられる
ものであって、主要な構成としてハンドル１１と、カム
１２と、締付けバー１３と、を備えるものである。
【００１２】ハンドル１１は、ハンドル部１１ａと軸部
１１ｂとを有するものであり、軸部１１ｂの一部がケー
ス１４内に挿入されピン１４ａによりケース１４に回転
自在に固定され、扉板１５ａの扉面に垂直な軸回りに回
動することができる。また、ハンドル１１は、ハンドル
部１１ａ表面側からキーが挿入されるシリンダー錠１１
ｃを内蔵しており、このシリンダー錠１１ｃがロックさ
れると、ストッパーカム１１ｄが回転し、これによりス
トッパー１１ｅが変位してケース１４に係合することに
より、回動が不能となる。
１１ｂとを有するものであり、軸部１１ｂの一部がケー
ス１４内に挿入されピン１４ａによりケース１４に回転
自在に固定され、扉板１５ａの扉面に垂直な軸回りに回
動することができる。また、ハンドル１１は、ハンドル
部１１ａ表面側からキーが挿入されるシリンダー錠１１
ｃを内蔵しており、このシリンダー錠１１ｃがロックさ
れると、ストッパーカム１１ｄが回転し、これによりス
トッパー１１ｅが変位してケース１４に係合することに
より、回動が不能となる。
【００１３】カム１２は、略円柱形状をなし、その一方
の端面に肩部１２ａを有するものである（図１０参
照）。このカム２は、ケース１４の後端側に収容され、
かつ、肩部１２ａを有する面が締付けバー３の方向を向
くように、ハンドル１１の軸部１１ｂの後端にねじ１２
ａ”によって同軸に固定されており、軸部１ｂの回転に
従って扉板５ａの扉面に垂直な軸回りに回転することが
できる。このカム１２の肩部１２ａは、上述した締付け
ハンドル装置Ａにおけるカム２の肩部２ａのものより、
急な斜面１２ａ’を有するものである。
の端面に肩部１２ａを有するものである（図１０参
照）。このカム２は、ケース１４の後端側に収容され、
かつ、肩部１２ａを有する面が締付けバー３の方向を向
くように、ハンドル１１の軸部１１ｂの後端にねじ１２
ａ”によって同軸に固定されており、軸部１ｂの回転に
従って扉板５ａの扉面に垂直な軸回りに回転することが
できる。このカム１２の肩部１２ａは、上述した締付け
ハンドル装置Ａにおけるカム２の肩部２ａのものより、
急な斜面１２ａ’を有するものである。
【００１４】締付けバー１３は、ケース１４の後端にお
いて扉面に平行な軸回りに回動自在に枢設され、その枢
軸に設けられたスプリング１６ａにより常時開放方向
（図９における点線位置の方向）に付勢されている。こ
の締付けバー１３は、その一端にカム１２の肩部１２ａ
を有する面に当接するカム当接面１３ａを備え、また、
その他端には、扉枠或は他の扉等の表面に当接する閉鎖
対象当接部１３ｂを備える。カム当接面１３ａは、肩部
１２ａが図９の点線位置にあるときに肩部１２ａの傾斜
面１２ａ’に略一致するように配置されている。
いて扉面に平行な軸回りに回動自在に枢設され、その枢
軸に設けられたスプリング１６ａにより常時開放方向
（図９における点線位置の方向）に付勢されている。こ
の締付けバー１３は、その一端にカム１２の肩部１２ａ
を有する面に当接するカム当接面１３ａを備え、また、
その他端には、扉枠或は他の扉等の表面に当接する閉鎖
対象当接部１３ｂを備える。カム当接面１３ａは、肩部
１２ａが図９の点線位置にあるときに肩部１２ａの傾斜
面１２ａ’に略一致するように配置されている。
【００１５】係る構成からなる締付けハンドル装置Ｂ
は、ハンドル１１を回動することにより、カム１２が回
転し、その肩部１２ａの位置に応じて締付けバー１３が
回動する。すなわち、図９の点線の位置に肩部１２ａが
ある時、締付けバー１３の当接面１３ａは肩部１２ａの
傾斜面１２ａ’に略一致するように位置することができ
るので、スプリング１６ａの付勢により締付けバー３は
同図の点線位置にあるが、ハンドル１１の回転によりカ
ム１２が回転して肩部１２ａが同図の実線位置へ移動す
ると、当接面１３ａは肩部１２ａを滑るようにして乗り
上げることとなり、これによりスプリング１６ａの付勢
に反して締付けバー１３が回動し、図９の実線位置に至
る。この時、上述した締付けハンドル装置Ａと同様に所
定の扉の閉鎖を可能とし、併せて閉鎖対象当接部１３ｂ
が扉枠等の表面を少し押圧することにより締付け、閉鎖
時の気密効果を得ることができる。
は、ハンドル１１を回動することにより、カム１２が回
転し、その肩部１２ａの位置に応じて締付けバー１３が
回動する。すなわち、図９の点線の位置に肩部１２ａが
ある時、締付けバー１３の当接面１３ａは肩部１２ａの
傾斜面１２ａ’に略一致するように位置することができ
るので、スプリング１６ａの付勢により締付けバー３は
同図の点線位置にあるが、ハンドル１１の回転によりカ
ム１２が回転して肩部１２ａが同図の実線位置へ移動す
ると、当接面１３ａは肩部１２ａを滑るようにして乗り
上げることとなり、これによりスプリング１６ａの付勢
に反して締付けバー１３が回動し、図９の実線位置に至
る。この時、上述した締付けハンドル装置Ａと同様に所
定の扉の閉鎖を可能とし、併せて閉鎖対象当接部１３ｂ
が扉枠等の表面を少し押圧することにより締付け、閉鎖
時の気密効果を得ることができる。
【００１６】締付けハンドル装置Ｂでは、肩部１２ａの
傾斜面１２ａ’を急な傾斜としたので、上述した締付け
ハンドル装置Ａの場合と比較して、締付けバー１３が開
放位置にあるときの開度が大きくなり、最大の回動量が
より大きなものとなっている。このように傾斜面１２
ａ’の傾斜角度を適宜調整することにより、締付けバー
１３の回動範囲を調整することが可能となる。
傾斜面１２ａ’を急な傾斜としたので、上述した締付け
ハンドル装置Ａの場合と比較して、締付けバー１３が開
放位置にあるときの開度が大きくなり、最大の回動量が
より大きなものとなっている。このように傾斜面１２
ａ’の傾斜角度を適宜調整することにより、締付けバー
１３の回動範囲を調整することが可能となる。
【００１７】
【発明の効果】本発明は、ハンドルの回動に連動して傾
斜面を有する肩部を設けたカム扉面に垂直な軸回り（カ
ム回転の中心軸）が回転し、そのカムに従属して回動す
る締付けバーが、バーの一端（締付けバーの枢着してい
る位置）で回動し、かつこの回動に従ってバーの他端を
扉体などの表面に次第に近づき、当接及び押圧して扉の
閉鎖を可能にしたものであり、ハンドルの回動動作のみ
で扉体を単にロックする だけでなく、枠に対して扉を気
密に締め付け閉鎖できるようにしたものである。
斜面を有する肩部を設けたカム扉面に垂直な軸回り（カ
ム回転の中心軸）が回転し、そのカムに従属して回動す
る締付けバーが、バーの一端（締付けバーの枢着してい
る位置）で回動し、かつこの回動に従ってバーの他端を
扉体などの表面に次第に近づき、当接及び押圧して扉の
閉鎖を可能にしたものであり、ハンドルの回動動作のみ
で扉体を単にロックする だけでなく、枠に対して扉を気
密に締め付け閉鎖できるようにしたものである。
【図１】本発明に係る締付けハンドル装置Ａの正面断面
図である。
図である。
【図２】図１の左側面図である。
【図３】図１の右側面図である。
【図４】図１の一部破断平面図である。
【図５】カム２の斜視図である。
【図６】本発明に係る締付けハンドル装置Ｂの正面断面
図である。
図である。
【図７】図６の左側面図である。
【図８】図６の右側面図である。
【図９】図６の一部破断平面図である。
【図１０】カム１２の斜視図である。
【図１１】締付けハンドル装置Ａによる扉の閉鎖態様を
示す図である。
示す図である。
Ａ、Ｂ 締付けハンドル装置 １、１１ ハンドル ２、１２ カム ２ａ、１２ａ 肩部 ３、１３ 締付けバー ４、１４ ケース ５、１５ 取付ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) E05C 3/10 E05B 1/00 311
Claims (1)
- 【請求項１】 ハンドルの回動に連動して扉面に垂直な
軸回りに回転する傾斜面を有する肩部を設けたカムと、
一端が当該カムの肩部に当接することによりその回転に
よる前記傾斜面の動きに従属して扉面に平行な軸回りに
回動し、かつ、他端が当該回動に従って閉鎖対象の表面
に当接及び押圧し、扉の閉鎖を可能とした締付けバー
と、を備えた締付けハンドル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13161398A JP2979307B1 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 締付けハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13161398A JP2979307B1 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 締付けハンドル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2979307B1 true JP2979307B1 (ja) | 1999-11-15 |
| JPH11324419A JPH11324419A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15062167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13161398A Expired - Fee Related JP2979307B1 (ja) | 1998-05-14 | 1998-05-14 | 締付けハンドル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2979307B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4520232B2 (ja) * | 2004-06-30 | 2010-08-04 | タキゲン製造株式会社 | 扉用ハンドルのロック装置 |
| CN102425351B (zh) * | 2011-12-02 | 2014-07-16 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 用于冰箱的闭门器和具有该闭门器的冰箱 |
-
1998
- 1998-05-14 JP JP13161398A patent/JP2979307B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11324419A (ja) | 1999-11-26 |
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