JP3461983B2 - 家具の転倒防止装置 - Google Patents

家具の転倒防止装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、壁に沿って配置
された家具が地震等によって転倒するのを防止するため
の家具の転倒防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地震が発生した場合には、家屋の倒壊に
よる人身事故の危険性もさることながら、家具の転倒に
よる危険性も非常に大きい。そこで、最近の家具には、
転倒防止装置を取り付けることが一般に行われている。
【0003】従来の転倒防止装置は、家具の上面に取り
付けられる家具側固定具と、壁に取り付けられる躯体側
固定具と、両固定具の間に張られたチェーン、ベルト等
の連結部材とを備えており、家具を壁に連結することに
よって家具の転倒を防止するようになっている(実公昭
60ー35765号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地震に
よる人身事故の危険性は、家具の転倒を防止するだけで
は十分でない。すなわち、図6に示すように、上部に両
開き扉Dを有するような家具Fにおいては、その転倒を
防止したとしても、家具F内に収納された物品が地震等
の振動により扉Dに突き当たって押し開き、家具Fから
落下して人を傷付けるおそれがあった。
【0005】この発明は、上記事情を考慮してなされた
もので、家具の転倒を防止することができるのは勿論の
こと、家具の扉等が開いて内部に収容された物品が落下
するのを防止することができる家具の転倒防止装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、躯体の壁に沿って配置さ
れた家具が転倒するのを防止する装置であって、上記家
具に固定される基体と、この基体にロック位置と開放位
置との間を移動可能に設けられるとともに、上記躯体に
連結され、上記壁から離間する方向への上記家具の変位
によってロック位置から解放位置へ移動させられる可動
部材と、上記基体に設けられ、上記ロック位置側から上
記解放位置に移動する上記可動部材に突き当たることに
よって上記可動部材を上記解放位置に停止させる後スト
ッパ部と、上記基体に、上記家具の前面から離間した初
期位置と上記家具の前面に対向して上記家具の扉が開く
のを阻止する閉鎖位置との間を回動可能に設けられた閉
鎖部材とを備え、上記可動部材と上記閉鎖部材との間に
は、可動部材がロック位置に位置し、かつ閉鎖部材が初
期位置に位置しているときに、閉鎖部材が初期位置側か
ら閉鎖位置側へ回動するのを阻止する係合機構が設けら
れていることを特徴としている。この場合、上記基体と
上記回動部材との間には、可動部材を上記解放位置側か
ら上記ロック位置側へ付勢する第1の弾性部材を設ける
のが望ましい。また、上記基体と上記閉鎖部材との間に
は、閉鎖部材を上記初期位置側から上記閉鎖位置側へ付
勢する第2の弾性部材を設けるのが望ましい。さらに、
上記基体と上記閉鎖部材との間には、閉鎖部材が閉鎖位
置から初期位置側へ回動するのを阻止する係止機構を設
けるのが望ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図7を参照して説明する。図1〜図6は、こ
の発明の実施の一形態を示すものであり、この形態の転
倒防止装置は、図6に示すように、躯体に固定される躯
体側固定具1と、壁Wに沿って配置された家具Fに固定
される家具側固定具2とを備えている。
【0008】躯体側固定具1は、図4に示すように、断
面略L字状をなしており、固定部11と連結部12とを
有している。固定部11には、挿通孔13が形成されて
おり、この挿通孔13に挿通された木ねじ、ボルト等の
固定手段(図示せず)によって躯体の一部をなす長押C
(図6参照)に固定されている。勿論、躯体側固定具1
は、躯体の一部たる壁Wに固定するようにしてもよい。
一方、連結部12には、連結孔14が形成されている。
この連結孔14には、ベルト15またはチェーン等の連
結部材が挿通されている。
【0009】次に、家具側固定具2について述べると、
家具側固定具2は、図1〜図5に示すように、基板(基
体)20、可動部材30および閉鎖部材40とを主な構
成要素としている。
【0010】基板20は、略正方形状をなす金属製の平
板であり、その四隅部には挿通孔21がそれぞれ形成さ
れている。そして、各挿通孔21に挿通された木ねじ、
ボルト等の固定手段(図示せず)によって通常は家具F
の上面に固定される(図6参照)。基板20の先端部
(壁Wから離間する側の端部。以下、同じ。)の両側部
には、そこを丸めることによって筒部22がそれぞれ形
成されている。両筒部22,22には、1本の軸23が
挿通固定されている。
【0011】また、基板10の中央部から後端に至る部
分には、その部分が切り起こされることにより、前後方
向(壁Wに対して接近、離間する方向。以下、同じ。)
に延びる2つの案内部24,24が形成されている。案
内部24,24の後端部間には、後ストッパ部25が形
成されている。この後ストッパ部25の中央部には、案
内部24と平行に前方へ向かって延びるばね装着部26
が形成されている。ばね装着部26には、コイルばね
(第1の弾性部材)27が装着されている。また、基板
20には、2つの案内部24,24の中間前方に前スト
ッパ部28が形成されている。
【0012】上記可動部材30は、金属製の平板を曲げ
加工してなるものであり、前後方向と直行する断面にお
ける形状が略コ字状に形成されている。可動部材30の
両側部の中央部には上挟持部31がそれぞれ形成され、
両側部の前後の端部には下挟持部32,32がそれぞれ
形成されている。上挟持部31と下挟持部32,32と
の上下方向の間隔は、案内部24の厚さとほぼ同等に設
定されており、それらの間に案内部24が挿通されるこ
とにより、可動部材30が基板20に前後方向へ移動可
能に支持されている。ただし、可動部材30は、前スト
ッパ部28に突き当たることによってそれ以上の前方へ
の移動が阻止され、後ストッパ部25に突き当たること
によってそれ以上の後方への移動が阻止されている。可
動部材30が前ストッパ部28に突き当たったときの位
置がロック位置であり、後ストッパ部25に付き合った
ときの位置が解放位置である。可動部材30は、上記コ
イルばね27によって解放位置側からロック位置側へ向
かって付勢され、通常時は前ストッパ部28に突き当た
ったロック位置に位置させられている。
【0013】また、可動部材30の先端部には係合突出
部33が形成され、可動部材30の後端部には連結孔3
4が形成されている。この連結孔34には、躯体側固定
具1の連結孔14に挿通されたベルト15が挿通され、
このベルト15を介して可動部材30が躯体の一部たる
長押Cに連結されている。なお、可動部材30につい
は、躯体側固定具1およびベルト15を用いることな
く、躯体たる長押Cまたは壁Wに直接連結してもよい。
【0014】上記閉鎖部材40は、金属の平板を略L字
状に折り曲げてなるものであり、結合部41とこの結合
部41の後端部から起立する当接部42とを有してい
る。結合部41の先端部中央には、そこを丸めることに
よって筒部43が形成されている。この筒部43は、基
板20の筒部22,22間に配置され、軸23が回動自
在に挿通されている。したがって、閉鎖部材40は軸2
3を介して基板20に回動自在に連結されている。閉鎖
部材40の筒部43と基板20の筒部22,22との各
間には、回動ばね(第2の弾性部材)44,44が軸2
3に貫通された状態でそれぞれ配置されている。各ばね
44,44は、閉鎖部材40を図1(B)において反時
計方向へ付勢している。この場合、回動ばね44は、閉
鎖部材40が図1(B)に示す位置(後述するように、
この位置が初期位置である。)から反時計方向へほぼ9
0°回動すると、それ以上付勢しないようになっている
が、閉鎖部材40の回動位置に拘わらず常時同方向へ付
勢するようにしてもよい。
【0015】閉鎖部材40の当接部42の図1(B)に
おいて左方を向く面には、摩擦部材45が固着されてい
る。この摩擦部材45は、摩擦抵抗の大きい材料からな
るものであり、さらに弾性を有するものであるのが望ま
しい。そのような点から、ここででは摩擦部材45をゴ
ムによって形成している。
【0016】また、当接部42には、係合孔46が形成
されている。この係合孔46は、可動部材30の係合突
出部33と係合機構を構成するものであり、係合突出部
33が挿脱自在に挿入されるようになっている。すなわ
ち、閉鎖部材40が図1(B)において実線でように位
置し、かつ可動部材30がロック位置に位置していると
きには、可動部材30の係合突出部33が入り込むよう
になっており、これによって閉鎖部材40の回動ばね4
4による反時計方向への回動が阻止されている。このと
きの閉鎖部材40の位置が初期位置である。一方、可動
部材30がロック位置から解放位置まで移動すると、係
合突出部33が係合孔46から脱出する。この結果、閉
鎖部材40が回動ばね44によって反時計方向へ回動さ
せられる。そして、閉鎖部材40は、摩擦部材45が扉
Dに突き当たることによって停止する。この位置が閉鎖
位置である。この閉鎖位置においては、当接部42がほ
ぼ鉛直下方に延びて家具Fの扉Dと正対するようになっ
ている。
【0017】上記構成の家具転倒防止装置において、い
ま地震等により家具Fの上端部が前方へ回動変位し始め
たものとする。回動当初は、可動部材30がベルト15
によって長押Cに連結されているので、コイルばね27
の付勢力に抗して相対的に後方へ移動する。したがっ
て、家具Fは、可動部材30の後方への移動距離の分だ
け前方へ回動可能である。しかし、可動部材30が後ス
トッパ部25に突き当たると、家具Fはそれ以上回動す
ることができなくなる。これによって、家具Fの転倒が
防止される。
【0018】また、可動部材30が後ストッパ部25に
突き当たるまで移動すると、つまり解放位置まで移動す
ると、係合突出部33が係合孔46から抜け出る。この
結果、閉鎖部材40が回動ばね44によって初期位置か
ら閉鎖位置側へ回動させられ、摩擦部材45が扉Dに突
き当たる。このとき、摩擦部材45が弾性材から構成さ
れているので、扉Dが傷付くのを防止することができ
る。
【0019】また、閉鎖部材40が摩擦部材45を介し
て扉Dに突き当たることにより、扉Dが開くのを防止す
ることができる。すなわち、摩擦部材45が扉Dに突き
当たった状態においては、扉Dが開く(図1(B)にお
いて左方へ移動する)と、それに伴って閉鎖部材40が
時計方向へ回動させられる。閉鎖部材40が時計方向へ
回動すると、摩擦部材45は左方へ移動するのみなら
ず、扉Dに接触しつつ上方へ移動する。このとき、摩擦
部材45が摩擦抵抗の大きい材質から構成されているの
で、摩擦部材45と扉Dとの間には、多大の摩擦抵抗が
発生する。この結果、摩擦部材45の上方への移動が阻
止され、ひいては閉鎖部材40の時計方向への回動が阻
止される。これによって、扉Dの開回動が阻止される。
したがって、家具F内の物品が扉Dを押し開いて落下す
るのを防止することができる。勿論、摩擦部材45が扉
Dに突き当たったときにおいても、回動ばね44が閉鎖
部材40を反時計方向へ付勢するようにしておけば扉D
が開くのをより一層確実に防止することができる。
【0020】上記の転倒防止装置では、扉Dが開くのを
摩擦部材45の摩擦力や回動ばね44の付勢力によって
防止しており、扉Dに作用する開回動力が比較的弱い場
合にはそれで十分である。しかし、扉Dに作用する開回
動力が大きい場合には、扉Dが開いてしまう可能性があ
る。
【0021】図7に示す転倒防止装置は、そのような点
をも考慮したものである。すなわち、閉鎖部材40は、
軸23に回動可能に支持されるのみならず、軸23の長
手方向へ移動可能に支持されている。また、基板20の
一方の円筒部22Aと閉鎖部材40の円筒部43との対
向する各端部には、ほぼ半周にわたって延びる切欠き部
22a,43aがそれぞれ形成されており、切欠き部2
2a,43aが形成されることにより、各円筒部22
A,43の対向する端部には突出部22b,43bが形
成されている。突出部22b,43bは、閉鎖部材40
が初期位置から閉鎖位置に達するまでは、先端面どうし
が接触するようになっている。したがって、閉鎖部材4
0は、初期位置から閉鎖位置側へは回動可能である。し
かし、閉鎖部材40が閉鎖位置に達すると、円筒部22
Aの突出部22bが円筒部43の切欠き部43aに嵌ま
り込むとともに、円筒部43の突出部43bが円筒部2
2Aの切欠き部22aに嵌まり込む。これによって、閉
鎖部材40の閉鎖位置から初期位置側への回動が阻止さ
れるようになっている。これから明らかなように、切欠
き部22a,43aおよび突出部22b,43bによっ
て係止機構が構成されている。
【0022】また、基板20の他方の円筒部22Bと円
筒部43との間には、回動ばね(第2の弾性部材)47
が配置されている。この回動ばね47は、閉鎖部材40
を閉鎖位置側へ付勢する点において回動ばね44と同様
であるが、それのみならず閉鎖部材40を円筒部22A
側へ付勢するようになっている。
【0023】上記の転倒防止装置においては、当初、突
出部22b,43bの先端面どうしが接触しているの
で、閉鎖部材40は初期位置から閉鎖位置へ回動可能で
ある。しかるに、閉鎖位置に達すると、各突出部22
b,43bが切欠き部43a,22aに嵌まり込む。こ
れによって、閉鎖部材40が閉鎖位置から初期位置側へ
回動するのを阻止される。このように、この実施の形態
では、切欠き部22a,43aと突出部22b,43b
との係合によって閉鎖部材40の閉鎖位置から初期位置
側への回動を阻止しているので、扉Dが開くのを確実に
防止することができる。なお、閉鎖位置に回動した閉鎖
部材40を初期位置に戻すには、閉鎖部材40を回動ば
ね47の付勢力に抗して円筒部22B側へ移動させ、各
突出部22b,43bを切欠き部22a,43aから抜
き出す。そして、閉鎖部材40を初期位置まで回動させ
ればよい。
【0024】この発明は上記の実施の形態に限定される
ものでなく、適宜設計変更可能である。例えば、上記の
実施例においては、可動部材30をコイルばね27によ
ってロック位置に位置させているが、基板20と可動部
材30との間に、可動部材30を所定の大きさ以上の力
で後方へ引くと可動部材30の後方への移動を許容し、
それ以下の力では可動部材30の後方への移動を阻止す
るロック機構を設け、このロック機構によって可動部材
30をロック位置に位置させるようにしてもよい。
【0025】また、閉鎖部材40を回動ばね44,47
によって閉鎖位置側へ付勢しているが、回動ばね44,
47は必ずしも必要ではない。なぜならば、家具Fが前
方へ回動すると、閉鎖部材40も家具Fと共に前方へ回
動する。そして、家具Fの前方への回動が転倒防止装置
によって停止させられるとともに、係合突出部33が係
合孔46から抜け出ると、閉鎖部材40は慣性によって
初期位置から閉鎖位置まで回動するからである。
【0026】さらに、上記の転倒防止装置では、家具F
の扉Dが開くのを防止するようにしているが、上部に引
き出しを有するような家具であれば、その引き出しが家
具から落下するのを防止することも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、家具の転倒を防止することができるのみな
らず、家具に収容された物品や引き出しが落下するのを
防止することができる。請求項2に係る発明によれば、
第1の弾性部材により可動部材を確実にロック位置に位
置させて基体と係合させておくことができる。請求項3
に係る発明によれば、可動部材がロック位置から開放位
置へ移動したときに、第2の弾性部材により閉鎖部材を
初期位置から閉鎖位置側へ確実に回動させることができ
る。 請求項4に係る発明によれば、閉鎖部材が閉鎖位置から
初期位置側へ回動するのを確実に防止することができ、
これによって物品や引き出しの落下を確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態たる家具の転倒防止装置
の家具側固定具を示す図であって、図1(A)はその平
面図、図1(B)は図1(A)のB−B断面図である。
【図2】図1(A)のX矢視図である。
【図3】図1(A)のY−Y断面図である。
【図4】同転倒防止装置の全体を示す斜視図である。
【図5】図1に示す家具側固定具の分解斜視図である。
【図6】同転倒防止装置を躯体と家具との間に設置した
状態を示す斜視図である。
【図7】この発明に係る家具の転倒防止装置の他の実施
形態を示す一部省略斜視図である。
【符号の説明】 C 長押(躯体) D 扉 F 家具 W 壁 1 躯体側固定具 2 壁側固定具 20 基板(基体) 22a 切欠き部 22b 突出部 30 可動部材 27 コイルばね(第1の弾性部材) 33 係合突出部 40 閉鎖部材 43a 切欠き部 43b 突出部 44 回動ばね(第2の弾性部材) 46 係合孔 47 回動ばね(第2の弾性部材)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体の壁に沿って配置された家具が転倒
    するのを防止する装置であって、上記家具に固定される
    基体と、この基体にロック位置と開放位置との間を移動
    可能に設けられるとともに、上記躯体に連結され、上記
    壁から離間する方向への上記家具の変位によってロック
    位置から解放位置へ移動させられる可動部材と、上記基
    体に設けられ、上記ロック位置側から上記解放位置に移
    動する上記可動部材に突き当たることによって上記可動
    部材を上記解放位置に停止させる後ストッパ部と、上記
    基体に、上記家具の前面から離間した初期位置と上記家
    具の前面に対向して上記家具の扉が開くのを阻止する閉
    鎖位置との間を回動可能に設けられた閉鎖部材とを備
    え、上記可動部材と上記閉鎖部材との間には、可動部材
    がロック位置に位置し、かつ閉鎖部材が初期位置に位置
    しているときに、閉鎖部材が初期位置側から閉鎖位置側
    へ回動するのを阻止する係合機構が設けられていること
    を特徴とする家具の転倒防止装置。
  2. 【請求項2】 上記基体と上記可動部材との間には、可
    動部材を上記解放位置側から上記ロック位置側へ付勢す
    る第1の弾性部材が設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の家具の転倒防止装置。
  3. 【請求項3】 上記基体と上記閉鎖部材との間には、閉
    鎖部材を上記初期位置側から上記閉鎖位置側へ付勢する
    第2の弾性部材が設けられていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の家具の転倒防止装置。
  4. 【請求項4】 上記基体と上記閉鎖部材との間には、閉
    鎖部材が閉鎖位置から初期位置側へ回動するのを阻止す
    る係止機構が設けられていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の家具の転倒防止装置。
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