JP3047848B2 - 家具の転倒防止装置 - Google Patents
家具の転倒防止装置Info
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Description
に対する安全対策として有効な家具の転倒防止装置に関
するものである。
転倒するのを防止するための装置として、例えば、家具
本体を支持するベースを球や車輪等の転動体を介して床
等の固定面上に遊動可能に支持させたものが種々開発さ
れている。これらの装置においては、ベースを固定面に
対して遊動可能にしておくだけでは使い勝手に問題が生
じるため、例えば、別途ベースを固定面に対して停止さ
せておくためのブレ−キ機構やロック機構等を設けてお
き、その停止状態を錘を用いた加速度検知機構等により
解除できるようにしている。あるいは、床上に載置した
平板により固定面を形成するとともに、その固定面にお
ける前記転動体の近傍に凸部を設けておき、転動体がそ
の凸部を乗り越えないとベースが自由に遊動できないよ
うにしたものもある。
加速度検知機構は、家具本体及びベースに一定以上の加
速度が加わった瞬間におけるベースや家具本体と錘との
相対偏位を利用して、ロック機構のロック状態等を解除
するようにしたものである。そのため、扉や引き出しを
閉めた際の衝撃等により誤動作して、ベースが不当に遊
動状態になってしまうという問題がある。また、転動体
の近傍に凸部を設けたものも、家具本体に大きな水平方
向の外力が作用すると、転動体が予期に反して凸部を乗
り越えることがあり、同じく扉の開閉や引き出しの操作
により誤動作を招くことが少なくない。
と、通常使用時に加わる衝撃とを明確に区別して免震動
作を開始する機能に欠けており、誤作動を惹起し易いと
いう問題を有している。
ために、本発明は、床等の固定面上に家具本体を支持す
るベースを遊動可能に設けた上で、そのベースと固定面
との間に、常時はベースの遊動を禁止する機能をも有し
た揺れ感知機構を設けておき、前記ベースが固定面に対
して傾動した場合に限り前記揺れ感知機構の働きにより
その遊動禁止状態を解除するようにしたものである。
は、固定面上に遊動可能に載置された家具本体支持用の
ベースと、このベースの固定面に対する遊動を禁止する
とともに前記ベースが固定面に対して傾動した場合に限
りその遊動禁止状態を解除する揺れ感知機構とを具備し
てなる。
可能性のある地震が発生し、家具本体を支持するベース
が固定面に対して傾動した場合に限って、そのベースが
固定面に対して遊動可能となり、免震作用が発動される
ことになる。通常使用時における扉の開閉や引き出しの
操作程度では、家具本体とベースとが固定面に対して傾
動するようなことはほとんど起こり得ないため、誤作動
によりベースの固定状態が解除される不具合も生じ難い
ものとなる。
は、ベースに移動可能に支持された当て具と、この当て
具を一定のロック位置に係止する第1のストッパと、前
記固定面側に設けられ第1のストッパにより係止された
当て具に当接してベースの遊動を禁止する第2のストッ
パと、前記ベースが固定面に対して傾動することにより
当て具が第2のストッパから離れた瞬間に該当て具を第
2のストッパに当接し得ない退避位置にまで移動させる
当て具付勢手段とを具備してなるものを挙げることがで
きる。
に中間部を回動可能に支持させた当て具と、この当て具
の一方の回動端を係止して該当て具をロック位置に保持
する第1のストッパと、前記固定面上に固設され垂下す
る当て具の他方の回動端を係止してベースの遊動を禁止
する第2のストッパと、前記ベースが固定面に対して傾
動することにより当て具が第2のストッパから離れた瞬
間に、この当て具を第2のストッパに当接し得ない退避
位置にまで回転移動させる当て具付勢手段とを具備して
なるものを挙げることができる。
ば、当て具を、屈曲した中間部をベ−スに軸着してなる
側面視略くの字状のものにしておき、当て具付勢手段
を、当て具の略水平方向に延びる一方の回動端部側に重
りを設けたものにするのが望ましい。背反する2方向に
それぞれ転倒する可能性のある家具に適用する場合に
は、ベースを、免震機構を介して固定面上に往復動作可
能に載置しておき、そのベースに、往動作を禁止するた
めの第1の揺れ感知機構と、復動作を禁止するための第
2の揺れ感知機構とを設けておくのがよい。
は、退避位置に移動した当て具を外部からの操作により
強制的にロック位置に復帰させるためのセッティング用
操作機構を設けておくのがよい。ベ−スを、予め第2の
ストッパが固設された固定面上の所定位置に、該ストッ
パの背面側から摺動移動させてセットせざるを得ない場
合には、当て具を、中間部を略水平な軸を介してベース
に軸心回りに回動可能に且つ軸心方向に横退避動作可能
に支持されたものにし、前記当て具をスプリングにより
軸心方向に付勢して第2のストッパの係止面に係止され
る正規の位置に保持しておくとともに、前記第2のスト
ッパの反係止面側に、該反係止面側から接近する当て具
をスプリングの付勢力に抗して一時的に側方へ横退避動
作させ該第2のストッパの係止側に案内するセッティン
グ用の案内カム面を形成しておくのが好ましい。
説明する。この実施例における家具1の転倒防止装置
は、図1から図4に示すように、家具本体2を支持する
ベース3を固定面たる床面4上に遊動可能に載置すると
ともに、前記ベース3に対をなす揺れ感知機構5、6を
設けておき、これら揺れ感知機構5、6によりベース3
の床面4に対する遊動を禁止するとともに前記ベース3
が床面4に対して傾動した場合に限りその遊動禁止状態
を解除するようにしたものである。
1と後枠材32とを左右の側枠材33により結合してな
る平面視長方形状をなすもので、左右の側枠材33の近
傍には、前枠材31と後枠材32とを剛結する補強枠材
34が架設してあり、これら各補強枠材34に相互に回
転方向が異なる一対のワンウエイキャスタ35、36を
それぞれ軸着している。補強枠材34の前端部に装着さ
れたワンウエキャスタ35は、図4及び図8に示すよう
に、天壁部35bを補強枠材34に止着してなるブラケ
ット35aと、このブラケット35aの両側壁部35c
に軸35dを介して回転可能に支承させた主車輪35e
と、この主車輪35eの前面側と前記ブラケット35a
の天壁部35b間に形成される空間に揺動可能に臨設し
た逆止用車輪35fと、この逆止用車輪35fを前記天
壁部35bと主車輪35e間に食い込む方向に弾性付勢
するスプリング35gとを具備してなる通常のものであ
り、ベース3が矢印A方向に前進する場合にだけ前記主
車輪35eが回転して床面4上を転動するようになって
いる。補強部材34の後端側に装着されたワンウエイキ
ャスタ36は、天壁部36bを補強枠材34に止着して
なるブラケット36aと、このブラケット36aの両側
壁部36cに軸36dを介して回転可能に支承させた主
車輪36eと、この主車輪36eの背面側と前記ブラケ
ット36aの天壁部36b間に形成される空間に揺動可
能に臨設した逆止用車輪36fと、この逆止用車輪36
fを前記天壁部36bと主車輪36e間に食い込む方向
に弾性付勢するスプリング36gとを具備してなるもの
であり、ベース3が矢印B方向に後退する場合にだけ前
記主車輪36eが回転して床面4上を転動するようにな
っている。各補強枠材34の内側縁には、図1〜図3に
示すように、内壁37が垂設してあり、これら両内壁3
7の内面を、床面4に固設した案内機構38のローラ3
8aにより案内することによって、該ベース3が前後方
向にのみ往復遊動し得るようにしてある。
矢印A方向に前進する際には、前端側のワンウエイキャ
スタ35の主車輪35eのみが転動し、後端側のワンウ
エイキャスタ36の主車輪36eはロックされたままで
床面4上を摺動することになり、逆に、ベース3が矢印
B方向に後退する際には、後端側のワンウエイキャスタ
36の主車輪36eのみが転動し、前端側のワンウエイ
キャスタ35の主車輪35eはロックされたままで床面
4上を摺動することになる。すなわち、地震によってベ
ース3が家具本体2とともに前後方向に往復遊動する際
には、常に移動方向に対して後側に位置するワンウエイ
キャスタ35又は36が床面4上を摺動してその移動を
抑制するように設定してあり、これら4個のワンウエイ
キャスタ35、36により免震機構7を構成している。
示すように、このベース3の前枠材31の中央部と床面
4との間に設けてあり、他方の揺れ感知機構6は、図
1、図2及び図5に示すように、このベ−ス3の後枠材
32の中央部と床面4との間に設けてある。詳述すれ
ば、各揺れ感知機構5、6は、図5及び図9に示すよう
に、ベース3にブラケット51、61を介して中間部5
2c、62cを回動可能に支持させた当て具52、62
と、この当て具52、62の一方の回動端52a、62
aを係止して該当て具52、62をロック位置(図5参
照)に保持する第1のストッパ53、63と、前記床面
4上に固設され垂下する当て具52、62の他方の回動
端52b、62bを係止してベース3の遊動を禁止する
第2のストッパ54、64と、前記ベース3が床面4に
対して傾動することにより当て具52、62が第2のス
トッパ54、64から離れた瞬間に、この当て具52、
62を第2のストッパ54、64に当接し得ない退避位
置(図7参照)にまで回転移動させる当て具付勢手段5
5、65とを具備してなるものである。
ース3の前枠材31又は後枠材32に図示しないボルト
等を用いて止着された起立壁部51a、61aと、この
起立壁部51a、61aの上縁からベース内方へ延出さ
せた天壁部52b、62bと、この天壁部51b、61
bの左右両側縁部から下方に垂下させた側壁部51c、
61cとを一体に形成してなる板金製のもので、前記両
側壁部51c、61c間に前記当て具52、62を支持
する軸56、66を架設している。
c、62cを前記軸56、66を介して前記ブラケット
51、61の側壁部51c、61cに支持させてなる側
面視略くの字状のものであり、前記当て具付勢手段5
5、65は、当て具52、62の略水平方向に延びる一
方の回動端52a、62a側に重り55a、65aを設
けたものである。この実施例では、当て具52、62の
中間部52c、62cと両回動端52a、62aを含む
全体を1枚の金属板により一体に構成し、その中間部5
2c、62cから一方の回動端52a、62aに至る部
位の両側に、図11に示すように、該当て具52、62
の片半部と同一の輪郭を有した金属板製の重り55a、
65aを重合配置している。この当て具52、62は、
一方の回動端52a、62a側が略水平になる姿勢で、
その一方の回動端52a、62aが第1のストッパ5
3、63を兼ねるブラケット51、61の天壁部51
b、61bの下面に当接して係止されるようにしてあ
る。この係止姿勢においては、図5に示すように、当て
具52、62の他方の回動端52b、62bは下方に垂
下しており、この他方の回動端52b、62bを床面4
上に設けた第2のストッパ54、64の係止面54a、
64aに当接させることによって、ベース3の遊動を禁
止することができるようにしている。第2のストッパ5
4、64は、金属厚板製のもので、図示しないビス等に
より床面4に固定されている。
て説明する。まず、第1、第2の揺れ感知機構5、6の
当て具52、62がそれぞれロック位置にセットされて
いる状態(図5及び図9参照)では、ベース3の遊動は
完全に禁止される。すなわち、第1の揺れ感知機構5の
当て具52は、床面4に固設されたストッパ54の係止
面54aに家具前面側から当接しているため、この当て
具52によりベース3の後退が禁止される。また、第2
の揺れ感知機構6の当て具62は、床面4に固設された
ストッパ64の係止面64aに家具背面側から当接して
いるため、この当て具62によってベース3の前進が禁
止される。
図6に示すように、後方に傾くと、第1の揺れ感知機構
5が床面4から浮上し、該第1の揺れ感知機構5の当て
具52とストッパ54との係合が解除される。当て具5
2の他方の回動端部52bがストッパ54の係止面54
aから離れると、重り55aを有した一方の回動端52
aに作用する重力によって、この当て具52が図中時計
回りに回動し、ベース3の傾動が収まっても前記ストッ
パ54に再度係合することのない退避位置にまで達す
る。その結果、ベース3の後退移動が許容されることに
なる。ベース3が後退すると、第2の揺れ感知機構6の
当て具62が対応するストッパ64の係止面64aから
離間し、該当て具62も退避位置にまで回動する。その
ため、ベース3が前後方向に往復遊動可能となり、前述
した免震機構39の作用を受けつつ家具1が適切に遊動
して前方又は後方への転倒が防止されることになる(図
7及び図8参照)。地震が発生した際に、家具1が最初
に前方に傾いた場合には、以上の説明とは異なり、まず
第2の揺れ感知機構6の当て具62がロック位置(図9
参照)から退避位置(図10参照)に回動し、しかる後
に、第1の揺れ感知機構5の当て具52が退避すること
になる。
備えてなる家具1が地震により転倒するのを防止するこ
とができるが、この実施例では、その家具1を、予めス
トッパ54、64が固設してある床面4上の所定位置に
セットする際の便宜を図るため、次ぎのような工夫がな
されている。すなわち、ベース3には、前記退避位置に
移動している当て具52、62を外部からの操作により
強制的にロック位置に復帰させるためのセッティング用
操作機構8が設けてある。このセッティング用操作機構
8は、図1〜図3に示すように、前記第1、第2の揺れ
感知機構5、6の一側近傍に位置させてベース3の前枠
材31と後枠材32との間に架設した回転軸81と、こ
の回転軸81における各当て具52、62に対応する部
位に固設され上方退避位置(図9の実線参照)から各当
て具の他方の回動端部を下方に押し下げる下方押圧位置
(図9の想像線参照)まで回動する一対の回動アーム8
2と、これら各回動アーム82を上方退避位置方向に付
勢するスプリング83と、前記回転軸81の前端に設け
られ前記両回動アーム82を前記スプリング83の付勢
力に抗して下方押圧位置にまで回動操作するための操作
レバー84とを具備してなる。操作レバー84は、操作
時のみに回転軸81に装着できるようにしておくのが望
ましい。
枠材32に設けた第2の揺れ感知装置6の軸66を一側
方向に延長することによって当て具62を、軸心方向に
も横退避動作可能に支持しておき、その当て具62を前
記軸66の延長部66aに巻装したスプリング66bに
より軸心方向に付勢して第2のストッパ64の係止面6
4aに係止される正規の位置(図11参照)に保持して
いる。そして、図13に示すように、前記第2のストッ
パ64の反係止面側に、該反係止面側から接近する当て
具62をスプリング66bの付勢力に抗して一時的に側
方へ横退避動作させるためのセッティング用の案内カム
面64bを形成している。
位置にセットする際には、まず、図13の(a)に示す
ように、所定位置の若干手前に家具1を位置させた上
で、操作レバー84を操作して、第1、第2の揺れ感知
機構5、6の当て具52、62を退避位置からロック位
置に回動させる。その状態を維持したままで、家具1全
体を所定のセット位置に向けてスライド移動させると、
第2の揺れ感知機構6の当て具62の回動端62bが対
応する第2のストッパ64の案内カム面64bに摺接す
ることになる。その結果、図12及び図13の(b)に
示すように、家具1のスライドに伴ってこの当て具62
が一側方へ案内され、最終的にこのストッパ64を通過
した段階、すなわち、図13の(c)に示すように家具
1が所定の位置にセットされた段階で該当て具62がス
プリング66bの付勢力により正規の位置に復帰して、
該ストッパ63の係止面63aに当接又は極近接するこ
とになる。このようにして家具1が正規の位置にセット
されると、図13の(c)に示すように、第1の揺れ感
知機構5の当て具52も対応するストッパ54の係止面
54aに当接する。そのため、この段階で操作レバー8
4に対する操作を止めて回動アーム82を上待機位置に
自己復帰させても、両当て具52、62は対応するスト
ッパ54、64の係止面54a、64aにそれぞれ当接
しているため、これら両当て具52、62はロック位置
に保持される。したがって、ベース3の床面4に対する
遊動は禁止され、前述したように地震によりベース3が
傾動しない限り、その禁止状態は解除されることはなく
なる。
あるいは、その遊動を抑制するための免震機構等は、前
記実施例のものに限定されないのは勿論であり、本発明
の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。ま
た、揺れ感知機構の構成も、図示実施例のものに限定さ
れるものではなく、例えば、当て具付勢手段は、当て具
をスプリング力等によりロック位置から退避位置に回動
させるようにしたものであってもよい。
ば、床上に載置した平板の上面等であってもよい。
に対してベースが傾動しない限り、揺れ感知機構による
ベースの遊動禁止状態を解除し得ないようにしているの
で、通常使用時における扉や引き出しの開閉などによっ
て、誤ってベースの遊動が惹起されるという不具合を解
消することができ、地震の際だけにベースに免震機能を
発揮させて家具の転倒を適切に防止することができるも
のである。
ク位置から待機位置に回動させてベースの遊動禁止状態
を解除するようにしておけば、部品点数を可及的に少な
くすることができる。また、ベースを、免震機構を介し
て固定面上に往復動作可能に載置されておき、そのベー
スに、往動作を禁止するための第1の揺れ感知機構と、
復動作を禁止するための第2の揺れ感知機構とを設けて
おけば、背反する2方向にそれぞれ転倒する可能性のあ
る家具に好適に使用することが可能となる。
からの操作により強制的にロック位置に復帰させるため
のセッティング用操作機構を設けておけば、セッティン
グ時の操作性を特に良好なものにすることができる。ま
た、前後一対の揺れ感知機構を設けている場合に、固定
面に固設されたストッパの反係止面側に前述したような
案内カム面を設けておけば、家具をセットすべき所定位
置にスライド移動させるだけで、両揺れ感知機構の当て
具を、それぞれロック位置にセットすることが可能にな
り、セッティング作業を特に円滑に行うことができる。
家具を所定位置に前面側からセットする場合には、後側
の第2ストッパだけに案内カム面を設けておけばよい
が、家具を所定位置に背面側からセットすることもある
場合には、前側の第2にストッパにも案内カム面を設け
ておくのがよい。
図。
て示す概略側面図。
略側面図。
略側面図。
面図。
説明するための側断面図。
を説明するための側断面図。
図。
の拡大断面図。
Claims (7)
- 【請求項1】固定面上に遊動可能に載置された家具本体
支持用のベースと、このベースの固定面に対する遊動を
禁止するとともに前記ベースが固定面に対して傾動した
場合に限りその遊動禁止状態を解除する揺れ感知機構と
を具備してなることを特徴とする家具の転倒防止装置。 - 【請求項2】揺れ感知機構が、ベースに移動可能に支持
された当て具と、この当て具を一定のロック位置に係止
する第1のストッパと、前記固定面側に設けられ第1の
ストッパにより係止された当て具に当接してベースの遊
動を禁止する第2のストッパと、前記ベースが固定面に
対して傾動することにより当て具が第2のストッパから
離れた瞬間に該当て具を第2のストッパに当接し得ない
退避位置にまで移動させる当て具付勢手段とを具備して
なるものである請求項1記載の家具の転倒防止装置。 - 【請求項3】揺れ感知機構が、ベースに中間部を回動可
能に支持させた当て具と、この当て具の一方の回動端を
係止して該当て具をロック位置に保持する第1のストッ
パと、前記固定面上に固設され垂下する当て具の他方の
回動端を係止してベースの遊動を禁止する第2のストッ
パと、前記ベースが固定面に対して傾動することにより
当て具が第2のストッパから離れた瞬間に、この当て具
を第2のストッパに当接し得ない退避位置にまで回転移
動させる当て具付勢手段とを具備してなるものである請
求項1記載の家具の転倒防止装置。 - 【請求項4】当て具が、屈曲した中間部をベ−スに軸着
してなる側面視略くの字状のものであり、当て具付勢手
段が、当て具の略水平方向に延びる一方の回動端部側に
重りを設けたものである請求項3記載の家具の転倒防止
装置。 - 【請求項5】ベースが、免震機構を介して固定面上に往
復動作可能に載置されており、そのベースに、往動作を
禁止するための第1の揺れ感知機構と、復動作を禁止す
るための第2の揺れ感知機構とを設けている請求項1記
載の家具の転倒防止装置。 - 【請求項6】退避位置に移動した当て具を外部からの操
作により強制的にロック位置に復帰させるためのセッテ
ィング用操作機構を備えている請求項1、2、3、4又
は5記載の家具の転倒防止装置。 - 【請求項7】当て具が、中間部を略水平な軸を介してベ
ースに軸心回りに回動可能に且つ軸心方向に横退避動作
可能に支持されたものであり、前記当て具をスプリング
により軸心方向に付勢して第2のストッパの係止面に係
止される正規の位置に保持しておくとともに、前記第2
のストッパの反係止面側に、該反係止面側から接近する
当て具をスプリングの付勢力に抗して一時的に側方へ横
退避動作させ該第2のストッパの係止面側に案内するセ
ッティング用の案内カム面を形成している請求項3又は
4記載の家具の転倒防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9065533A JP3047848B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 家具の転倒防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP9065533A JP3047848B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 家具の転倒防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10243833A JPH10243833A (ja) | 1998-09-14 |
JP3047848B2 true JP3047848B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=13289757
Family Applications (1)
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JP9065533A Expired - Fee Related JP3047848B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | 家具の転倒防止装置 |
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JP (1) | JP3047848B2 (ja) |
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1997
- 1997-03-03 JP JP9065533A patent/JP3047848B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10243833A (ja) | 1998-09-14 |
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