JPH08330539A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH08330539A
JPH08330539A JP7156987A JP15698795A JPH08330539A JP H08330539 A JPH08330539 A JP H08330539A JP 7156987 A JP7156987 A JP 7156987A JP 15698795 A JP15698795 A JP 15698795A JP H08330539 A JPH08330539 A JP H08330539A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower electrode
film
semiconductor device
forming
etching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7156987A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2972554B2 (ja
Inventor
Toshiyuki Hirota
俊幸 廣田
Tomomi Kurokawa
智美 黒河
Masanobu Yoshiie
昌伸 善家
Kazuki Yokota
和樹 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7156987A priority Critical patent/JP2972554B2/ja
Priority to US08/655,568 priority patent/US5897983A/en
Priority to TW085106503A priority patent/TW293159B/zh
Priority to KR1019960019943A priority patent/KR100246649B1/ko
Priority to CN96110030A priority patent/CN1097851C/zh
Publication of JPH08330539A publication Critical patent/JPH08330539A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2972554B2 publication Critical patent/JP2972554B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L28/00Passive two-terminal components without a potential-jump or surface barrier for integrated circuits; Details thereof; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L28/40Capacitors
    • H01L28/60Electrodes
    • H01L28/82Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation
    • H01L28/90Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions
    • H01L28/92Electrodes with an enlarged surface, e.g. formed by texturisation having vertical extensions made by patterning layers, e.g. by etching conductive layers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices
    • H10B12/01Manufacture or treatment
    • H10B12/02Manufacture or treatment for one transistor one-capacitor [1T-1C] memory cells
    • H10B12/03Making the capacitor or connections thereto
    • H10B12/033Making the capacitor or connections thereto the capacitor extending over the transistor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はDRAMのキャパシタにおいて少な
い工程数でシリンダ型の下部電極を形成する手段を提供
する。 【構成】 先ず、半導体基板上に形成したMOSトラン
ジスタを覆うように第1の層間絶縁膜(6)を形成す
る。次に前記MOSトランジスタのドレイン領域(4)
上にコンタクトホールを開孔し、ビットライン(7)を
形成した後に、第2の層間絶縁膜(8)を成膜する。次
に、前記MOSトランジスタのドレイン領域(4)上に
コンタクトホールをウェットエッチングとドライエッチ
ングを組み合わせて開孔し、続いてシリコン膜(12)
を成膜する。その後、位相シフト型のマスクを使用した
リソグラフィー技術を用いて規則的に配置された環状パ
ターンを形成し、これをエッチングのマスクとしてシリ
コン膜(12)をエッチングしてシリンダ型の下部電極
とする。次に誘電体膜(13)を形成し上部電極(1
4)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特にキャパシタを有する半導体記憶装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】1トランジスタ、1キャパシタで一つの
メモリセルを構成するDRAM(Dynamic Ra
ndom Access Memory)の高集積化に
伴い、半導体基板上での単位セルの占有面積は、次第に
縮小され続けている。しかし、DRAMは、α粒子によ
り発生する雑音電荷によるソフトエラーへの耐性を持た
せる為に、ある一定値以上のキャパシタの容量を必要と
するので、如何に限られた占有面積で必要な蓄積電荷容
量を得るかが技術課題となっている。そこで、これまで
にキャパシタの下部電極を立体構造に加工し、電極の表
面積を増やす方法が提案がなされている。例えば、特開
平3−214668、特開平4−99373、特開平4
−264767、特開平3−232271及び特開平6
−29463等には、下部電極をシリンダ状に形成して
表面積を増加させようとする提案がなされている。
【0003】従来技術を図10〜図17に示し説明す
る。図10〜図17は、従来技術の工程要所における半
導体装置の要部断面を模式的に示した図である。以下、
従来の技術を図10〜図17に示す工程順に説明する。
図10に示すように、半導体基板(1)上にフィールド
酸化膜(2)、ソース領域(3)、ドレイン領域
(4)、ゲート電極(5)、第1の層間絶縁膜(6)、
ビットライン(7)、第2の層間絶縁膜(8)が形成さ
れており、シリンダ型の下部電極を形成するには、先ず
層間絶縁膜のエッチング防止層として、窒化膜(10)
を形成し、次にコンタクトホール(9)を所望の位置に
開孔する。
【0004】次に図10に示すように、下部電極の一部
となる不純物を含む第1のシリコン膜(12)を形成
し、その上に図12に示すように、下部電極形状加工用
のスペーサである酸化膜(14)をCVD法により形成
する。次に図13に示すように、既存のリソグラフィー
技術とエッチング技術によって第1のシリコン膜(1
2)と酸化膜(14)を所望の形状に加工し、次に図1
4に示すように第2のシリコン膜(15)を100〜2
00nm形成する。次に、エッチバックを行なって、第
1のシリコン膜(12)と酸化膜(14)の周囲にサイ
ドウォール状に第2のシリコン膜(15)を残し、図1
4に示すように形成する。その後、弗酸によって酸化膜
(14)を選択的にエッチング除去して、図16に示す
ような、下部電極(12)を形成する。
【0005】次に、図17に示すように、容量絶縁膜
(16)と上部電極(プレート電極)(17)を形成
し、DRAMのキャパシタとしていた。このように複雑
な工程を用いる理由は、従来のリソグラフィー技術で
は、シリンダ型の下部電極を形成するための微細な環状
パターンが、縮小露光装置の限界解像以下の寸法であ
り、形成が困難であることと、環状のパターンが形成さ
れても、そのままエッチングを行ったのでは、コンタク
トプラグとの電気的接続がエッチングによって切断され
てしまうためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術では、下部電極を形成するために、シリコンの成膜が
2回、異方性ドライエッチングが2回、ウェットエッチ
ングが1回というように、かなり複雑な工程を用いてお
り、工程数の増大に伴うコストの上昇という問題を抱え
ていた。また、エッチバック工程はエッチング残渣やパ
ーティクルの発生を引き起こしやすく、製品の歩留りを
悪化させるという問題もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下部電極、誘
電体膜、上部電極より構成されるキャパシタを有する半
導体装置の製造方法において、トランジスタ等が作り込
まれている半導体基板の表面を層間絶縁膜で被覆する工
程と、所望の領域にコンタクトホールを開孔する工程
と、CVD法により、シリコン膜を成膜する工程と、位
相シフト型マスクを利用して、ホトレジストからなる規
則的に配置された環状パターンを形成する工程と、前記
ホトレジストからなる規則的に配置された環状パターン
をマスクに、前記シリコンを異方性ドライエッチングし
て、シリンダ型の該下部電極を形成する工程と、該下部
電極の表面を覆う該誘電体膜を形成する工程と、該誘電
体膜を覆うように該上部電極を形成する工程とを含むこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法である。
【0008】また、本発明は、コンタクトホールの形成
方法が、層間絶縁膜上に形成したホトレジストに、リソ
グラフィー技術によってホールパターンを形成した後、
等方性のウェットエッチングを行ない、次に異方性のド
ライエッチングを行なう工程を含むことを特徴とする上
記に記載の半導体装置の製造方法である。また、本発明
は、シリンダ型の下部電極の壁となる部分の一部を、コ
ンタクトホール上に形成することを特徴とする上記に記
載の半導体装置の製造方法である。
【0009】
【作用】本発明の下部電極、誘電体膜、上部電極を有す
る半導体装置の製造方法において、半導体基板の表面を
層間絶縁膜で被覆する工程、コンタクトホールを開孔す
る工程、シリコン膜を成膜する工程、位相シフト型マス
クを利用して環状パターンを形成する工程、異方性ドラ
イエッチング下部電極を形成する工程、誘電体膜を形成
する工程、上部電極を形成する工程とを含むことによ
り、シリコンの成膜が1回、異方性ドライエッチングが
1回と、従来技術と比較して工程を短縮することがで
き、また層間絶縁膜のストッパ、スペーサの成膜も不要
となるものである。さらに、このように工程が短縮され
るのでエッチング残渣やパーティクルの発生を引き起こ
すことが少なくなりるものである。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について、以下に図面を参照
して説明する。 [実施例1]本発明によりDRAMセルでシリンダ型の
キャパシタを形成する場合の一実施例を64MDRAM
を例に、図1〜図5を参照して説明する。図1〜図5
は、実施例1の各工程要所における半導体装置の要部断
面を模式的に示した図である。図1に示すように、先
ず、LOCOS(Local Oxidation o
f Silicon)等、既知の素子分離方法により半
導体基板(1)上に非活性領域であるフィールド酸化膜
(2)を形成し、それらにより取り囲まれる素子活性領
域を形成する。
【0011】次に、素子活性領域上にゲート電極
(5)、ドレイン領域(4)、ソース領域(3)等から
なるMOSトランジスタを形成し、ゲート電極(5)を
絶縁する為に、既知のCVD法を用いて第1の層間絶縁
膜(6)としてHTO(HighTemetature
Oxide)とBPSG(ボロ・ホスホ・シリケート
ガラス)を順に成膜して750℃〜900℃でアニール
を行い、リフローさせて平坦性を高める。次に、前記M
OSトランジスタのドレイン領域(4)上にコンタクト
ホールを開孔し、タングステンシリサイド(WSi)等
の導電膜を堆積した後、既知の写真蝕刻工程によりパタ
ーニングして、ビットライン(7)を形成する。
【0012】次に、第2の層間絶縁膜(8)としてNS
G(ノンドープト・シリケートガラス)とBPSG(ボ
ロ・ホスホ・シリケートガラス)をCVD法により成膜
し、第1の層間絶縁膜(6)と同様に750℃〜900
℃でアニールを行い、更にCVD法を用いて、シラン
(SiH)と酸素(O)を含むガス系から温度40
0〜500℃でNSG(ノンドープト・シリケートガラ
ス)を100nm〜300nmの膜厚に成膜する。次
に、ホトレジスト(11)を全面に塗布し、既知のリソ
グラフィー技術によって、前記MOSトランジスタのソ
ース領域(3)上にホールパターンを形成する。次に、
弗酸水溶液等によって等方性のウェットエッチングを行
い、続いて異方性のドライエッチングによって、コンタ
クトホール(9)を開孔する(図1)。
【0013】この手法は、配線等の形成で、段差被覆性
の悪いスパッタ法を用いた場合に、コンタクト底部での
断線防止に用いられる手法と同様であるが、本発明で
は、この後説明するシリンダ形成時のエッチングマージ
ンを拡大する目的で行っており、これによって、環状パ
ターンでそのままエッチングしてもコンタクトプラグと
の電気的接続がエッチングによって切断されてしまうこ
とがない。続いて、図2に示すように、ホスフィンとシ
ラン又はジシランからなるガス系より既知の減圧CVD
法により、不純物としてリン(P)を0.5〜1.0E
20atoms/ccの濃度で含む第1のシリコン膜
(12)を500nmの膜厚に成膜する。
【0014】次に、ポジ型のホトレジストを全面に塗布
し位相シフト型のマスクを用いてホトレジストに露光を
行う。図6は、通常マスクと、位相シフトマスクの違い
を模式的に示した図で、図の右側が通常マスク、左側が
位相シフトマスクで、それぞれのマスクについて、マス
ク面の振幅分布、ホトレジスト面の振幅分布、ホトレジ
スト面の光強度分布を+、−で示している。図6に示す
ように、通常のマスクが、マスク上の遮光部からは、光
を完全に通過させない方式なのに対し、位相シフト型の
マスクは、通常のマスクで遮光部であった部分から、位
相が反転した光を透過させる。
【0015】ホトレジスト上には、通常のマスクで露光
部に対応する部分(領域A)からの光と、通常のマスク
で遮光部に対応する部分(領域B)からの光が干渉し、
ホトレジスト面での光強度分布は、領域Aと領域Bの境
界で逆位相の光が打ち消しあい暗部を形成する。従っ
て、領域Aを微小な矩形又は円形又は楕円形にしておけ
ば、ホトレジスト上にはその境界にそって環状のパター
ンが形成される。
【0016】図7は、本実施例を説明するための位相シ
フトマスク(例えば、ハーフトーンマスク)によって形
成されたレジスト面上での光強度分布を模式的に示した
図である。そして、例えば、i線(波長365nmの光
源)により、1.3μm×0.5μmの矩形の領域Bを
幅0.35μmの領域Aで仕切った位相シフトマスクを
用いて、NA(開口数)=0.63、σ=0.3で露光
した場合のレジスト面での光強度パターンを示したもの
である。露光量を適切に設定すれば、図7に実線で囲ま
れた部分は感光しないので、続く現像工程でこの部分は
ポジ型のレジストでは残ることになる。
【0017】以上のようにして、ホトレジスト(13)
を露光し、既知の技術で現像した後、出来たホトレジス
ト(13)のパターンをエッチングのマスクとして異方
性のドライエッチングを行い、図4に示すように、シリ
ンダ型の下部電極(12)を形成する。すなわち、ホト
レジスト(13)が、図3に示すように環状パターンを
形成し、ホトレジスト(13)からなる環状パターンマ
スクで第1のシリコン膜(12)シリコンを異方性ドラ
イエッチングして、図4に示すようにシリンダ型の下部
電極(12)を形成するものである。
【0018】次に、希弗酸で下部電極(12)の表面に
存在する自然酸化膜を除去し、自然酸化膜の再成長を防
止する為にアンモニア雰囲気中で、850〜900℃で
30〜60秒間の急速熱窒化を行なった後、図5に示す
ように、既知の減圧CVD法により窒化シリコン膜を7
〜5nmの膜厚に成膜し、さらに800〜900℃の水
蒸気雰囲気で、10〜30分間パイロジェニック酸化を
行ない、SiO/Si構造の誘電体膜(容量絶
縁膜(16))を形成する。続いて、上部電極(17)
として既知の減圧CVD法により、シリコン膜150n
mの膜厚に成膜し、その後、POC13をソースとし
て、燐(P)を850℃で10〜15分熱拡散させ、上
部電極(17)に不純物を導入する。なお、本実施例で
は、ビットライン(7)の上にキャパシタを形成してい
るが、ビットライン(7)の下にキャパシタを形成して
いるが、ビットライン(7)の下にキャパシタを形成し
ても良い。
【0019】また、本実施例では、第1のシリコン膜
(12)に含まれる不純物を成膜と同時にドープしてい
るが、ノンドープのシリコン膜で下部電極(12)を形
成後(図4)に、POC13をソースとして、リン
(P)を熱拡散させ、下部電極(22)に不純物を導入
しても良い。また、本実施例では、上部電極(14)を
ノンドープのシリコン膜を堆積した後、POC13をソ
ースとして、リン(P)を熱拡散させているが、下部電
極と同様にして、成膜と同時にリンをドープしても良
い。
【0020】[実施例2]本発明の第2の実施例とし
て、上記第1の実施例より、さらに集積度が進んだ25
6MDRAMの場合について示す。その製造は、上記第
1の実施例と同様に図1〜図5の各工程要所の半導体装
置の要部断面に示すとおりである。また、上記第1の実
施例で図6に説明したような位相シフト型のマスクを用
いるものである。図8は、本発明の実施例2を説明する
ための位相シフトマスクによって形成されたレジスト面
上での光強度分布を模式的に示した図である。
【0021】この図8は、KrF(波長248nmの光
源)を用いた場合のレジスト面での光強度パターンを示
したものである。すなわち、さらに集積度が進んだ25
6MDRAMの場合、i線ではやはり解像力に限界があ
るので、KrF(波長248nmの光源)を用いる必要
がある。例えば、KrFを用い、0.7μm×0.35
μmの矩形の領域Bを幅0.25μmの領域Aで仕切っ
た位相シフトマスクを用いて、NA(開口数)=0.6
0、σ=0.3で露光した場合のレジスト面での光強度
パターンを図8に示す。これも上記第1の実施例と同様
に、適切な露光量を設定することで、図8に示した、実
線の部分のみをエッチングのマスクとして残すことが可
能である。
【0022】[実施例3]本発明の第3の実施例を図9
の示す。これは製造された半導体装置の要部断面を模式
的に示した図である。図9に示すように、半導体基板
(1)上に非活性領域であるフィールド酸化膜(2)、
それらにより取り囲まれる素子活性領域上にゲート電極
(5)、ドレイン領域(4)、ソース領域(3)が形成
され、その上に第1の層間絶縁膜(6)、ビットライン
(7)、第2の層間絶縁膜(8)が形成されている。次
いでホトレジストを全面に塗布し、ソース領域(3)上
にホールパターンを形成しエッチングを行いコンタクト
ホールを開孔し、第1のシリコン膜(下部電極)(1
2)が形成され、そして、容量絶縁膜(16)、上部電
極(17)が形成されているものである。
【0023】第1の実施例では、等方性のウェットエッ
チングと異方性ドライエッチングを用い、シリンダ型の
下部電極と、コンタクトのプラグ部分との電気的接続が
保たれるようにしているが、必ずしもシリンダ型の下部
電極の中心と、コンタクトホールの中心が一致する必要
はなく、この第3の実施例の図9に示すように、シリン
ダ型の下部電極(12)の壁の部分がコンタクトホール
の中心にくるように予めずらして行っても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シリンダ型の下部電極を形成するのに従来技術と比較し
て、シリコンの成膜を2回から1回へと、異方性ドライ
エッチングを2回から1回へと、それぞれ短縮すること
が可能である。また層間絶縁膜のストッパ(窒化シリコ
ン膜)や、スペーサ(酸化膜)の成膜も不要となる等、
工程を大幅に短縮できるという効果がある。さらに、エ
ッチング残渣や、パーティクルの発生しやすいエッチバ
ック工程が省けるので、製品の歩留りが向上するという
効果が奏されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の工程要所における半導体装
置の要部断面を模式的に示した図である。
【図2】本発明の実施例1の図1に続く工程要所におけ
る半導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図3】本発明の実施例1の図2に続く工程要所におけ
る半導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図4】本発明の実施例1の図3に続く工程要所におけ
る半導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図5】本発明の実施例1の図4に続く工程要所におけ
る半導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図6】通常マスクと、位相シフトマスクの違いを模式
的に示した図である。
【図7】本発明の実施例1を説明するための位相シフト
マスクによって形成されたレジスト面上での光強度分布
を模式的に示した図である。
【図8】本発明の実施例2を説明するための位相シフト
マスクによって形成されたレジスト面上での光強度分布
を模式的に示した図である。
【図9】本発明の実施例3の工程要所における半導体装
置の要部断面を模式的に示した図である。
【図10】従来技術の工程要所における半導体装置の要
部断面を模式的に示した図である。
【図11】従来技術の図10に続く工程要所における半
導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図12】従来技術の図11に続く工程要所における半
導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図13】従来技術の図12に続く工程要所における半
導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図14】従来技術の図13に続く工程要所における半
導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図15】従来技術の図14に続く工程要所における半
導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図16】従来技術の図15に続く工程要所における半
導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【図17】従来技術の図16に続く工程要所に於ける半
導体装置の要部断面を模式的に示した図である。
【符号の説明】
1:半導体基板 2:フィールド酸化膜 3:ソース領域 4:ドレイン領域 5:ゲート電極 6:第1の層間絶縁膜 7:ビットライン 8:第2の層間絶縁膜 9:コンタクトホール 10:窒化膜 11:ホトレジスト(PR) 12:第1のシリコン膜 13:ホトレジスト(PR) 14:酸化膜 15:第2のシリコン膜 16:容量絶縁膜 17:上部電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/822 (72)発明者 横田 和樹 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部電極、誘電体膜、上部電極より構成
    されるキャパシタを有する半導体装置の製造方法におい
    て、トランジスタ等が作り込まれている半導体基板の表
    面を層間絶縁膜で被覆する工程と、所望の領域にコンタ
    クトホールを開孔する工程と、シリコン膜を成膜する工
    程と、位相シフト型マスクを利用して、ホトレジストか
    らなる規則的に配置された環状パターンを形成する工程
    と、前記ホトレジストからなる規則的に配置された環状
    パターンをマスクに、前記シリコンを異方性ドライエッ
    チングして、シリンダ型の該下部電極を形成する工程
    と、該下部電極の表面を覆う該誘電体膜を形成する工程
    と、該誘電体膜を覆うように該上部電極を形成する工程
    とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 コンタクトホールの形成方法が、層間絶
    縁膜上に形成したホトレジストに、リソグラフィー技術
    によってホールパターンを形成した後、等方性のウェッ
    トエッチングを行ない、次に異方性のドライエッチング
    を行なう工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 シリンダ型の下部電極の壁となる部分の
    一部を、コンタクトホール上に形成することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
JP7156987A 1995-05-31 1995-05-31 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP2972554B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7156987A JP2972554B2 (ja) 1995-05-31 1995-05-31 半導体装置の製造方法
US08/655,568 US5897983A (en) 1995-05-31 1996-05-30 Method for forming a capacitor in a memory cell in a dynamic random access memory device
TW085106503A TW293159B (ja) 1995-05-31 1996-05-31
KR1019960019943A KR100246649B1 (ko) 1995-05-31 1996-05-31 다이나믹 랜덤 액세스 메모리 디바이스의 메모리 셀에 커패시터를 형성하는 방법
CN96110030A CN1097851C (zh) 1995-05-31 1996-05-31 形成电容器的方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7156987A JP2972554B2 (ja) 1995-05-31 1995-05-31 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08330539A true JPH08330539A (ja) 1996-12-13
JP2972554B2 JP2972554B2 (ja) 1999-11-08

Family

ID=15639705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7156987A Expired - Fee Related JP2972554B2 (ja) 1995-05-31 1995-05-31 半導体装置の製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5897983A (ja)
JP (1) JP2972554B2 (ja)
KR (1) KR100246649B1 (ja)
CN (1) CN1097851C (ja)
TW (1) TW293159B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100334980B1 (ko) * 1998-06-12 2002-05-02 가네꼬 히사시 반도체 메모리 장치 및 그 제조방법
US6445028B1 (en) 1998-08-27 2002-09-03 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device and method of fabricating the same
US6586794B2 (en) 2000-04-06 2003-07-01 Fujitsu Limited Semiconductor device and its manufacture
JP2004253784A (ja) * 2003-02-17 2004-09-09 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子のキャパシタ製造方法
CN1299352C (zh) * 1998-07-02 2007-02-07 三星电子株式会社 制造动态随机存取存储器单元电容器的方法
US7282407B1 (en) 1997-06-10 2007-10-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device and method of manufacturing for preventing bit line oxidation
JP2013161945A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Sony Corp 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、及び、電子機器

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100299513B1 (ko) 1999-06-21 2001-11-01 박종섭 반도체 메모리 소자의 제조방법
US20020182893A1 (en) * 2001-06-05 2002-12-05 International Business Machines Corporation Oxidation of silicon nitride films in semiconductor devices
US7859883B2 (en) * 2007-05-14 2010-12-28 Hong Kong Applied Science And Technology Research Institute Co. Ltd. Recordable electrical memory

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04365375A (ja) * 1991-06-13 1992-12-17 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH05299579A (ja) * 1992-04-23 1993-11-12 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0677430A (ja) * 1992-08-28 1994-03-18 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950376B2 (ja) * 1976-10-13 1984-12-07 松下電器産業株式会社 排ガス浄化用触媒
JPS596540A (ja) * 1982-07-05 1984-01-13 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JPS6077430A (ja) * 1983-10-04 1985-05-02 Oki Electric Ind Co Ltd 有機材料膜を剥離する方法
JPH0496270A (ja) * 1990-08-03 1992-03-27 Sharp Corp 半導体装置の製造方法
JP3203776B2 (ja) * 1992-06-15 2001-08-27 ソニー株式会社 半導体装置の製造方法
KR970000225B1 (ko) * 1993-08-19 1997-01-06 현대전자산업 주식회사 반도체 장치의 캐패시터 제조방법
JP2682509B2 (ja) * 1995-04-28 1997-11-26 日本電気株式会社 半導体装置の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04365375A (ja) * 1991-06-13 1992-12-17 Mitsubishi Electric Corp 半導体記憶装置およびその製造方法
JPH05299579A (ja) * 1992-04-23 1993-11-12 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0677430A (ja) * 1992-08-28 1994-03-18 Hitachi Ltd 半導体装置及びその製造方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7282407B1 (en) 1997-06-10 2007-10-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory device and method of manufacturing for preventing bit line oxidation
KR100334980B1 (ko) * 1998-06-12 2002-05-02 가네꼬 히사시 반도체 메모리 장치 및 그 제조방법
US6387752B1 (en) 1998-06-12 2002-05-14 Nec Corporation Semiconductor memory device and method of fabricating the same
CN1299352C (zh) * 1998-07-02 2007-02-07 三星电子株式会社 制造动态随机存取存储器单元电容器的方法
US6445028B1 (en) 1998-08-27 2002-09-03 Oki Electric Industry Co., Ltd. Semiconductor device and method of fabricating the same
US6586794B2 (en) 2000-04-06 2003-07-01 Fujitsu Limited Semiconductor device and its manufacture
US6693002B2 (en) 2000-04-06 2004-02-17 Fujitsu Limited Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device and its manufacture
JP2004253784A (ja) * 2003-02-17 2004-09-09 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子のキャパシタ製造方法
JP4667742B2 (ja) * 2003-02-17 2011-04-13 株式会社ハイニックスセミコンダクター キャパシタの製造方法
JP2013161945A (ja) * 2012-02-06 2013-08-19 Sony Corp 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、及び、電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2972554B2 (ja) 1999-11-08
KR100246649B1 (ko) 2000-03-15
US5897983A (en) 1999-04-27
TW293159B (ja) 1996-12-11
CN1147694A (zh) 1997-04-16
CN1097851C (zh) 2003-01-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3640486B2 (ja) メモリ・セルおよびメモリ・セル構造を製造する方法
KR0151197B1 (ko) 반도체 메모리장치 및 그 제조방법
JPH11354735A (ja) 半導体素子の製造方法
JP2972554B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2780156B2 (ja) 半導体メモリ装置及びその製造方法
JPH06216331A (ja) 半導体メモリセルの製造方法
JPH10125865A (ja) 半導体装置、半導体記憶装置、およびその製造方法
US6833293B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
TW465028B (en) Semiconductor device and method of production thereof
JPH0629463A (ja) 半導体素子の製造方法
JP2000269333A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH11330067A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH1197529A (ja) 半導体装置の製造方法
KR100480905B1 (ko) 반도체장치의제조방법
US5691221A (en) Method for manufacturing semiconductor memory device having a stacked capacitor
US6919246B2 (en) Semiconductor device and fabricating method thereof
JP3172229B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0964294A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH09331043A (ja) 半導体記憶装置の製造方法
US6218240B1 (en) Method of fabricating low voltage coefficient capacitor
KR970000225B1 (ko) 반도체 장치의 캐패시터 제조방법
KR0166495B1 (ko) 반도체소자의 저장전극 제조방법
JPH0870106A (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR100460704B1 (ko) 에스램의바텀게이트형박막트랜지스터제조방법
JPH05335515A (ja) 半導体記憶装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees