JPH08325832A - 吸湿・制電性アクリロニトリル系繊維 - Google Patents

吸湿・制電性アクリロニトリル系繊維

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JPH08325832A
JPH08325832A JP13541295A JP13541295A JPH08325832A JP H08325832 A JPH08325832 A JP H08325832A JP 13541295 A JP13541295 A JP 13541295A JP 13541295 A JP13541295 A JP 13541295A JP H08325832 A JPH08325832 A JP H08325832A
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JP
Japan
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fiber
acrylonitrile
weight
glycoxyl
polymer
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Application number
JP13541295A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Hosako
芳彦 宝迫
Teruyuki Yamada
輝之 山田
Yoshihiro Sako
佳弘 佐古
Tokue Masui
得江 益井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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  • Artificial Filaments (AREA)
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  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯染色堅牢度及び繊維物性の低下がなく、
着色も生じない、優れた吸湿、制電性能を発揮するアク
リロニトリル系繊維を提供する。 【構成】 グリコキシル基を有するビニル単量体を10
〜50重量%含有するアクリロニトリル系共重合体
(A)のみからなるか、又は該アクリロニトリル系共重
合体(A)20重量%以上と、アクリロニトリル系重合
体(B)80重量%以下とからなる繊維であって、繊維
中にグリコキシル基を有するビニル単量体を10重量%
以上含有し、20℃、65%RHでの平衡水分率が4%
以上、電荷半減期が10秒以下である吸湿・制電性アク
リロニトリル系繊維。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセーター等の衣料用原綿
およびバスマット、カーペット、毛布等のインテリア用
原綿として好適に用いられる吸湿・制電性アクリロニト
リル系繊維に関する。
【0002】
【従来の技術】アクリロニトリル系繊維は、その優れた
物性、天然繊維にないイージーケアー性から衣料、イン
テリア用途に広く利用されているが、吸湿性に乏しいた
め摩擦によって静電気が発生しやすく、衣服に静電気力
で塵埃が付着して汚れるとか、衣服の脱着時にパチパチ
と放電して不快感を与えたり、カーペットなどの床材と
履物底との摩擦によって発生する静電気が人体に帯電
し、ドアの把手等に触れた時放電して電撃ショックを受
ける等の欠点を有しており、商品価値を損なっている。
【0003】アクリロニトリル系繊維のこれら欠点を改
良する試みはこれまで種々行われてきた。例えばポリエ
チレングリコール鎖を有するビニル単量体をアクリロニ
トリルと共重合し、アクリロニトリル系重合体との混合
紡糸又は複合紡糸を行うことによって制電性を付与する
方法が種々提案されている。この方式は制電性能および
繊維物性の面でバランスが取れているもののポリエチレ
ングリコール鎖が染料を吸着するため、染料がポリマー
鎖に十分結合されず、洗濯堅牢度の著しい低下の問題を
有している。
【0004】また導電性を有する微粒子、例えば導電性
カーボン、酸化チタンを繊維に練り混む方式が提案され
ているが、得られる繊維は添加剤による着色、例えばカ
ーボンを使用した場合黒色又は灰色となり、衣料、イン
テリア用の利用範囲を制限するものとなる。
【0005】さらに、吸湿性を有するポリマー、例えば
酢酸セルロースをアクリロニトリル系重合体と混合紡糸
する方法も提案されているが、十分な吸湿、制電性能を
付与するために必要な添加量を加えると繊維の物性を著
しく損なう結果となり、紡績等後加工工程でのトラブル
を余儀なくされる。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】本発明は、上記従来の
問題点を解消し、洗濯染色堅牢度及び繊維物性の低下が
なく、着色も生じない、優れた吸湿、制電性能を発揮す
るアクリロニトリル系繊維の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、グリコキシル
基を有するビニル単量体を10〜50重量%含有するア
クリロニトリル系共重合体(A)からなる繊維であっ
て、20℃、65%RHでの平衡水分率が4%以上、電
荷半減期が10秒以下であることを特徴とする吸湿・制
電性アクリロニトリル系繊維、及びグリコキシル基を有
するビニル単量体を10〜50重量%含有するアクリロ
ニトリル系共重合体(A)20重量以上と、アクリロニ
トリル系重合体(B)80重量%以下とからなる繊維で
あって、繊維中にグリコキシル基を有するビニル単量体
を10重量%以上含有し、20℃、65%RHでの平衡
水分率が4%以上、電荷半減期が10秒以下であること
を特徴とする吸湿・制電性アクリロニトリル系繊維によ
って上記課題を解決するものである。
【0008】本発明に用いられるアクリロニトリル系共
重合体(A)はグリコキシル基を有するビニル単量体を
10〜50重量%含有する必要がある。グリコキシル基
を含有するビニル単量体が10重量%未満では繊維に十
分な吸湿・制電性能を付与することができず、逆に50
重量%を越えるとポリマー製造が難しく、また紡糸工程
での操業性を損なう等工業的な意味から不利になるため
である。グリコキシル基を含有するビニル単量体として
はグリコキシルエチルメタクリレート、グリコキシルエ
チルアクリレート等が挙げられる。
【0009】共重合体(A)中に含有するグリコキシル
基を有する単量体の量は、共重合体(A)単独からなる
繊維の場合は紡糸操業性の面で10〜20重量%が好ま
しく、また、共重合体(A)と重合体(B)とからなる
繊維(混合紡糸繊維や複合紡糸繊維)の場合は、その混
合比率又は複合比率にもよるが20〜50重量%が好ま
しい。
【0010】グリコキシル基を有するビニル単量体およ
びアクリロニトリル以外に、酢酸ビニル(以下AV)、
アクリル酸メチル(以下MA)、アクリル酸エチル、ア
クリル酸ブチル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、メタク
リル酸メチル、メタクリル酸エチル等を共重合成分とし
て用いることができる。
【0011】更に、必要に応じてアリルスルフォン酸、
メタアリルスルフォン酸、スチレンスルフォン酸又はそ
の塩等酸性ビニル単量体や、ジエチルアミノエチルメタ
クリレート等カチオン系ビニル単量体等を用いることが
できるが、これらに限定されるものではない。
【0012】アクリロニトリル系重合体(B)は衣料、
インテリア用途に供されるアクリロニトリル系繊維の製
造に使用されるものであればなんら限定されるものでは
ないが、アクリロニトリル系繊維の有する本来の特徴を
保持する上では50重量%以上のアクリロニトリルを含
有するアクリロニトリル系重合体であることが好まし
い。
【0013】本発明に用いられる重合体の製造方法とし
ては、一般にアクリロニトリル系重合体の製造に用いら
れる重合方式である水系懸濁重合、溶液重合、乳化重合
等で良い。
【0014】アクリロニトリル系共重合体(A)は単独
でも本発明の繊維を製造する事が可能であるが、重合体
(B)と混合紡糸あるいは複合紡糸を行うことによって
紡糸操業性の改善が可能となる。この理由は、グリコキ
シル基によって親水性を付与された重合体はアクリル繊
維を最も効率よく生産し得る湿式紡糸において、一般的
に使用される凝固剤である水を凝固剤として使用する場
合、グリコキシル基の含有量の増加に伴って凝固しにく
くなるためである。かかる理由から、共重合体(A)を
芯成分とし重合体(B)を鞘成分とする芯鞘型複合紡糸
を採用することが、グリコキシル基を有する単量体を含
有した重合体の凝固しにくさの問題を解消できる上、ア
クリロニトリル系繊維が本来有する表面特性を損なわな
い点で最も好ましい。
【0015】グリコキシル基を有するビニル単量体は繊
維中に10重量%以上含有されている必要があり、10
重量%未満では十分な吸湿・制電性能が得られない。
【0016】共重合体(A)と重合体(B)との混合方
法としては、両者を混合してから溶解する方法あるいは
別個に溶解した両者の溶液をスタチックミキサー等で所
定量混合する方法が採用される。また複合方法としては
公知のサイドバイサイド型複合紡糸ノズルあるいは芯鞘
型複合紡糸ノズルを用いて行うことができる。
【0017】本発明の繊維を得る紡糸方法は、一般に用
いられる湿式紡糸法、乾式紡糸法、乾湿式紡糸法の中か
ら選択される。溶剤も一般に用いられるもの、例えばジ
メチルフォルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルフォキシド等の有機溶剤、及びロダン塩水溶液、
濃硝酸、塩化亜鉛水溶液等無機溶媒の中から選択され
る。紡糸された凝固糸は一般のアクリロニトリル系繊維
と同様に公知の方式で洗浄延伸を行った後、油剤を付与
し乾燥を行う。必要に応じて緩和処理を行うことも可能
である。
【0018】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
する。尚、実施例・比較例における平衡水分率の測定は
JIS L1013、半減期測定はJIS L1094
にそれぞれ拠った。
【0019】[比較例1、実施例1、2]グリコキシエ
チルメタクリレート(以下GEMA)とアクリロニトリ
ル(以下AN)を表1に示す割合で添加し、重合触媒と
して(NH4 2 2 8 /NaHSO3 を用いて水系
懸濁重合を行い、共重合体(A1)[GEMA5重量
%、AN95重量%]、共重合体(A2)[GEMA1
0重量%、AN90重量%]及び共重合体(A3)[G
EMA15重量%、AN85重量%]を得た。得られた
3種の共重合体(A1)〜(A3)各々20部をジメチ
ルアセトアミド80部に溶解し、孔径0.075mm
φ、孔数75のノズルよりジメチルアセトアミド55部
/水45部からなる温度40℃の凝固浴に押し出した
後、沸水中で洗浄および5倍の延伸を行い、油剤を付与
した後乾燥し、単繊維繊度約3デニールの繊維を得、上
記評価方式で20℃/65%RHでの吸湿率および電荷
半減期を測定した。その結果を表1に示す。
【0020】
【表1】
【0021】[比較例2、実施例3〜5]共重合体(A
3)、実施例1と同様な方法で重合した共重合体(A
4)[GEMA30重量%、AN70重量%]および共
重合体(A5)[GEMA50重量%、AN50重量
%]の各々と、アクリロニトリル93重量%と酢酸ビニ
ル7重量%からなる重合体(B)を表2に示すような比
率で混合した4種の重合体各々20部をジメチルアセト
アミド80部に溶解し、実施例1と同様な方法で湿式紡
糸して単繊維繊度約3デニールの混合繊維を得た。得ら
れた混合繊維の測定結果を表2に示す。
【0022】
【表2】
【0023】[比較例3、実施例6、7]実施例3に使
用した共重合体(A4)と重合体(B)各々20部を8
0部のジメチルアセトアミドに溶解し、共重合体(A
4)と重合体(B)の溶液を得た。次いで、孔径0.0
75mmφ、孔数37、孔ピッチ12mmの芯鞘型複合
紡糸ノズルを用い、共重量体(A4)の溶液を芯部よ
り、重合体(B)の溶液を鞘部より、表3に示す複合比
率でジメチルアセトアミド40部/水60部、温度40
℃の凝固浴に吐出し、水洗後沸騰水中で5倍の延伸を行
った。得られた水膨潤糸条を連続的に油浴槽に浸漬した
後乾燥し、単繊維繊度約3デニールの複合繊維を得た。
得られた複合繊維の測定結果を表3に示す。
【0024】
【表3】
【0025】
【発明の効果】本発明の吸湿・制電性アクリロニトリル
系繊維は、洗濯染色堅牢度及び繊維物性の低下がなく、
着色も生じず、優れた吸湿・制電性能を発揮する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D01F 8/08 D01F 8/08 A (72)発明者 益井 得江 広島県大竹市御幸町20番1号 三菱レイヨ ン株式会社中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリコキシル基を有するビニル単量体を
    10〜50重量%含有するアクリロニトリル系共重合体
    (A)からなる繊維であって、20℃、65%RHでの
    平衡水分率が4%以上、電荷半減期が10秒以下である
    ことを特徴とする吸湿・制電性アクリロニトリル系繊
    維。
  2. 【請求項2】 グリコキシル基を有するビニル単量体を
    10〜50重量%含有するアクリロニトリル系共重合体
    (A)20重量%以上と、アクリロニトリル系重合体
    (B)80重量%以下とからなる繊維であって、繊維中
    にグリコキシル基を有するビニル単量体を10重量%以
    上含有し、20℃、65%RHでの平衡水分率が4%以
    上、電荷半減期が10秒以下であることを特徴とする吸
    湿・制電性アクリロニトリル系繊維。
  3. 【請求項3】 吸湿・制電性アクリロニトリル系繊維
    が、アクリロニトリル系共重合体(A)を芯成分とし、
    アクリロニトリル系重合体(B)を鞘成分とする芯鞘型
    複合繊維であって、(A):(B)の重量比率が20:
    80〜50:50である請求項2記載の吸湿・制電性ア
    クリロニトリル系繊維。
JP13541295A 1995-06-01 1995-06-01 吸湿・制電性アクリロニトリル系繊維 Pending JPH08325832A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010007728A1 (ja) 2008-07-16 2010-01-21 日本エクスラン工業株式会社 制電性アクリル繊維およびその製造方法
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CN111088528A (zh) * 2018-10-24 2020-05-01 中国石油化工股份有限公司 一种导电纺丝原液、制备方法及其制备导电腈纶的用途

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