JP3326012B2 - 泡立ち性に優れたボディタオル - Google Patents

泡立ち性に優れたボディタオル

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  • Woven Fabrics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は泡立ち性,泡ぎれ性,洗
浄性,触感等に優れたボディタオルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、浴用等の直接皮膚に用いるボディ
タオルは、サラリとした風合や吸水性,制電性等が要求
されるため、綿紡績糸のみを用いて織製,編製したもの
が大部分であった。しかしながら、綿からなるボディタ
オルは泡立ち性や洗浄性や触感性に欠けるという問題が
あった。このため、高度の泡立ち性や洗浄性を得るため
にポリアミド等の合成繊維が用いられてきたが、ポリア
ミドからなるボディタオルは非常に硬く、ざらざらした
皮膚触感であり、長期間に渡って使用すると色素が沈着
する、所謂黒皮症の問題がいわれている。
【0003】近年、健康面およびスキンケアに対する関
心の高さからよりソフトでしかも洗浄力に優れたボディ
タオルが求められてきた。このためナイロンフィラメン
トを部分的に用いることにより木綿タオルの風合を損な
わず、垢すり機能を併有せしめたタオル(実開昭59−
164592号公報参照)や、麻を用いたタオルが用い
られてきたが、泡立ち性や洗浄力において充分満足でき
るものは得られていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、従来の
ボディタオルの欠点を徹底的に究明し、かつその改善に
鋭意努力の結果、本発明にかかる泡立ち性に優れたボデ
ィタオルを完成するに到ったものである。本発明の目的
は、泡立ち性及び泡切れ性に優れると共にざらざらした
硬い刺激がなく、しかも高い洗浄力を持つボディタオル
を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、経糸と挿
入糸から構成される編地であり、少なくとも挿入糸が単
糸デニール1〜3dのアクリル系合成繊維からなる10
〜52番手の紡績糸であることを特徴とする泡立ち性に
優れたボディタオルにより達成される。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明の編地は、経糸と挿入糸からなるも
ので、ラッシェル経編機等により編成される。丸編等の
編物はすべり抵抗が小さく刺激感に劣るので好ましくな
い。またかや織等の織物はボリューム感に欠け、洗浄力
に劣るので好ましくない。編地の組織密度は、製品上経
糸密度6〜12ウエール、挿入糸密度10〜20コース
程度が好ましい。粗い方が空気を巻込み易く、泡立ち性
は良好となるが、あまり粗いと組織乱れ等が発生するの
で好ましくない。そして目付は100〜200g/m2
が好ましい。
【0008】編地の経糸としては、綿,麻,ポリアミ
ド,ポリエステル,アクリル等を用いることができる。
その中でもポリアミド,ポリエステル,アクリル等のノ
ンバルキー糸を用いると泡ぎれが良く非常に好ましいも
のとなる。
【0009】編地の挿入糸としては、単位デニール1〜
3dのアクリル系合成繊維からなる10〜52番手の紡
績糸を用いる。アクリル系合成繊維としては、少なくと
も40重量%のアクリロニトリルを構成単位として含有
するものであり、繊維形成能を有するものが好ましい。
すなわちアクリロニトリルを40重量%以上と他のビニ
ル系モノマー、例えばアクリル酸,メタクリル酸,或い
はこれらのアルキルエステル類、酢酸ビニル,塩化ビニ
ル,塩化ビニリデン,アリルスルホン酸ソーダ,メタリ
ルスルホン酸ソーダ,ビニルスルホン酸ソーダ,スチレ
ンスルホン酸ソーダ,2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸ソーダなどを適宜組合せたものを6
0重量%以下の割合で共重合せしめたものが挙げられ
る。特にアクリロニトリル80重量%以上と20重量%
以下のビニル系モノマー及びスルホン酸基含有モノマー
の共重合体、又はアクルロニトリルを40重量%以上と
塩化ビニリデン及びスルホン酸基含有モノマーを20〜
60重量%含有する共重合体が好ましい。
【0010】かかるアクリル系合成繊維の単糸デニール
は1〜3dの範囲のものを使用することができる。1d
未満の細い繊維を用いると、ぬめり感が強く、洗浄力や
刺激感の全く乏しいものとなる。一方3dを越えると、
刺激感が強過ぎ好ましくない。また、10〜52番手の
紡績糸を用いる。ファラメントを用いると、洗浄時に滑
り易く好ましくなく、10番手未満であると洗浄時の手
持感が悪く使いにくく、洗剤も多く必要となり、一方5
2番手を越えるとボリューム感に欠け、また泡立ち性が
悪く好ましくない。
【0011】そして、挿入糸に用いるアクリル系合成繊
維としてはアクリロニトリルを主要な構成単位とする重
合体(A)と、該重合体と混和性がありかつ非相溶性の
重合体とよりなり、且つ両者が相分離状態で存在し、空
孔率Vが0.05〜0.75cm3 /gで空孔の表面積
Aが15m2 /g以下である多孔性のアクリル系合成繊
維を用いるのが特に好ましい。
【0012】重合体(A)は、少なくとも40重量%の
アクリロニトリルを構成単位として含有するものであ
り、繊維形成能を有するものが好ましい。すなわちアク
リロニトリルを40重量%以上と他のビニル系モノマ
ー、例えばアクリル酸,メタクリル酸,或いはこれらの
アルキルエステル類、酢酸ビニル,塩化ビニル,塩化ビ
ニリデン,アリルスルホン酸ソーダ,メタリルスルホン
酸ソーダ,ビニルスルホン酸ソーダ,スチレンスルホン
酸ソーダ,2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸ソーダなどを適宜組合せたものを60重量%以
下の割合で共重合せしめたものが挙げられる。特にアク
リロニトリル80重量%以上と20重量%以下のビニル
系モノマー及びスルホン酸基含有モノマーの共重合体、
又はアクルロニトリルを40重量%以上と塩化ビニリデ
ン及びスルホン酸基含有モノマーを20〜60重量%含
有する共重合体が好ましい。
【0013】重合体(B)は、重合体(A)と混和性か
ありかつ非相溶性である事が必須の条件である。混和性
があるとは、重合体同士または、重合体溶液同士が凝集
又はゲル化する事なくよく混和出来る性質をいい、また
非相溶性とは重合体(A)の溶液と重合体(B)の溶液
とを混合した時、両者が互いに溶解せず相分離している
か、または脱溶剤、成形中に重合体(A)と重合体
(B)が相分離する事、もしくは重合体(A)と重合体
(B)を混合又は混練したのちも互いに均一ブレンドさ
れず相分離している事を意味する。重合体(B)は二種
以上の重合体を使用する事も可能であるが、この場合も
重合体(A)と混和性がありかつ非溶性である事が必要
である。
【0014】重合体(B)としては重合体(A)と混和
性がありかつ非相溶性であれば特に限定されないが、ア
セチルセルローズ,アセチルプロピオニルセルロース,
アセチルビチルセルローズ等のセルローズ誘導体、ポリ
ビニルホルマーレ,ポリビニルブチラール等のポリビニ
ルアセタール、シアノエチル化ポリビニルアルコール等
のポリビニルアルコール系誘導体、ポリ酢酸ビニル,酢
酸ビニル−エチレン共重合体等の酢酸ビニル系共重合
体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体,塩化ビニル−ア
クリロニトリル共重合体等の塩化ビニル系重合体、ポリ
スチレン,アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共
重合体等のスチレン系重合体、ポリメタクリル酸メチ
ル,メタクリル酸メチルを主成分とする共重合体等であ
り、特にアセチルセルローズ又はポリビニルアルコール
系誘導体が好ましい。
【0015】本発明に用いる多孔性アクリル系合成繊維
は繊維中に重合体(B)が繊維軸方向に筋状又は球状に
相分離状態で分離しており、その内部及び重合体(A)
との界面に空孔を有する。
【0016】多孔性アクリル系合成繊維は空孔の表面積
Aが15m2 /g以下、好ましくは0.02〜10m2
/gで空孔率Vが0.05〜0.75cm3 /g、好ま
しくは0.05〜0.6cm3 /gである。また、V/
Aは特に限定されないが、好ましくは1/30以上、特
に好ましくは1/20以上である。
【0017】繊維中の空孔の表面積A(m2 /g)は、
液体窒素温度において繊維に窒素ガスを吸着させ、BE
T式により繊維の全表面積を求め、その値から繊維外皮
の表面積を差し引く事によって求めた。ここで測定に供
する繊維の量としては、測定される全表面積の1m2
上になるよう調整した。又、空孔率V(cm3 /g)
は、繊維と同一組成の十分に緻密に作成したフィルムの
密度ρ(g/cm3 )を測定し、かつ写真法によって求
めた繊維の空孔を含んだ平均断面積S(cm2 )とし、
式より求めた繊維の空孔を含まない部分の真の平均断
面積をSo(cm2 )として式により求められるもの
である。 So=De/900000 × ρ 但しDeは繊維のデニールである。 V=1/9 × S−So/Sρ
【0018】空孔率Vが0.05cm3 /g未満では繊
維の吸水性が十分でなく、一方0.75cm3 /gを越
えると繊維の強度,伸度が低下するばかりでなく、光
沢,染色性にも悪影響を及ぼすので避けなければならな
い。又、空孔の表面積Aが15m2 /gを越えると繊維
内に微小な空孔が増加し、強度,伸度が低下するのみで
なく、染色性,耐熱性を低下させるので避けなければな
らない。更に、V/Aが1/30未満では吸水性が不充
分となるか、又は強度,伸度のみならず耐熱性,染色性
等が低下し好ましくない。
【0019】多孔性アクリル系合成繊維は通常重合体
(B)2〜20重量部、好ましくは3〜15重量部と重
合体(A)80〜98重量部、好ましくは85〜97重
量部とよりなる重合体を含有する紡糸原液を高々30
℃、好ましくは25℃、更に好ましくは20℃の凝固浴
中に紡出し微細空孔の形成が抑制された繊維となし続い
て1次延伸をして得られた巨大孔隙構造を分散含有する
繊維を乾燥して、実質的に微細空孔を消滅せしめ、次い
で2次延伸を行ない巨大孔隙構造を助長せしめる事によ
って製造される。
【0020】多孔性のアクリル系合成繊維の製造に当っ
て重合体(A)と重合体(B)の混合はいずれの方法で
もよく、例えば両方の溶液をホモミキサー等を用いて攪
拌混合する方法がとられる。
【0021】多孔性アクリル系合成繊維の製造に当って
適用される溶剤は使用する重合体を溶解するものが使用
可能であるが、好ましくは通常アクリル系合成繊維の使
用されるジメチルホルムアミド.ジメチルスルホキシ
ド,ジメチルアセトアミド,アセトン,エチレンカーボ
ネート等の有機溶剤及びロダン塩,塩化亜鉛,及び硝酸
の濃厚溶液等の無機溶剤である。特に重合体(A)及び
重合体(B)の溶解性、及び紡糸原液の粘度,安定性,
取扱いやすさ等より有機溶剤が好ましい。
【0022】凝固浴としては紡糸原液に使用した溶剤の
水溶液やイソプロピルアルコール、ケロシン等の有機溶
剤の使用が可能であるが、溶剤の回収、精製の点で前者
が好ましい。紡出は通常のアクリル系合成繊維と同様に
直接凝固中へ紡出する湿式紡糸法や、一旦空中に紡出し
ちに凝固液中へ通す乾湿式紡糸法によ行う。紡糸
ドラフトは通常の条件で差し支えないがミクロボイドの
発生を抑制する為に湿式紡糸においては低い方が好まし
い。凝固浴温度は好ましくは高々30℃、更に好ましく
は25℃以下、特に好ましくは20℃以下である。
【0023】1次延伸は好ましくは2.5〜8倍更に好
ましくは3〜6倍である。一次延伸を行なった糸は通常
重合体(B)の筋状或いは球状の分散及び重合体(A)
との相分離により発生した空孔が、より明確になってい
る。又、この繊維中には、通常の膨潤ゲルトウが本来含
有するミクロボイドも多数含まれている。このミクロボ
イドは一般的に繊維の吸水性への寄与は小さく、繊維の
耐熱性,染色性,光沢などを低下させる為に好ましくな
い。この為ミクロボイドと巨大空孔(大きなボイド)が
混在する繊維を乾燥し、ミクロボイドを消去するが、こ
の場合の乾燥条件としては、通常100〜180℃の温
度で乾燥することにより、ミクロボイドのみを消去し相
分離による大きなボイドは残す事が出来る。
【0024】乾燥には、繊維と高温の金属面が接するよ
うな熱ローラー型乾燥機を使用するのが好ましい。又、
補助的に120〜170℃の温度をもつ熱風の吹き付け
による乾燥も併用すれば、乾燥の均一性向上という点で
はより好ましいものとなる。乾燥上りの繊維のもつ水分
率は、好ましくは1.0%以下である。
【0025】乾燥後の繊維は、繊維中の重合体(A)と
重合体(B)の相分離をより明確にし吸水性,吸汗性を
向上させるため及び適度の繊維物性をもたせる為に、湿
熱下に2次延伸を行なう。2次延伸倍率は通常5倍以
下、好ましくは1.05〜2倍である。2次延伸後、通
常、湿熱収縮,オイリング,クリンプ付与,クリンプセ
ット等の良好な紡績性及び性能を付与する後処理工程を
経て繊維となす。
【0026】
【実施例】
実施例1 アクリロニトリル(AN)/メチルアクリレート(M
A)/2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホ
ン酸ソーダ(SAM)=91.2/8.0/0.8の組
成をもつアクリル系重合体80部と酢酸セルロース20
倍よりなる重合体濃度20%のジメチルホルムアミド
(DMF)溶液を紡糸原液とし、20℃、60%DMF
水溶液中に紡出し、紡糸後1次延伸を5倍行い、120
℃の熱ローラ型乾燥機に於いて水分率が0.5%になる
まで乾燥し、100℃の湿熱下で2次延伸を1.1倍行
った。クリンプ付与,クリンプセット後、1.5デニー
ルの繊維を得た。得られた繊維の空孔率Vは0.357
cm3 /g,表面積Aは2.04m2 /g、V/Aは1
/5.7であった。
【0027】かかる多孔性アクリル系合成繊維を51m
mカットし、前紡工程にて1.4ゲレンの粗糸となし、
かかる粗糸2本を引き揃えてチーズに捲取り、精紡工程
用の粗糸玉を作成した。次に、該粗糸玉を精紡機のクリ
ールに仕掛け、引き出した2本1組の粗糸を単一のドラ
フト域に供給し、公知のサイロスパン紡績法により26
番手(メートル)及び40番手(メートル)の合撚糸を
得た。
【0028】8ゲージのラッシェル編機を用い、経糸に
上記の26番手の多孔性アクリル系合成繊維、挿入糸に
上記の40番手の多孔性アクリル系合成繊維を使用して
経編地を作成した。
【0029】図1に示すように経糸(1)はくさり編組
織で、経糸密度8ウエールで編み、図2に示すように挿
入糸(2)は4コースに2回2針,2回1針振って、同
時に図3に示す様に挿入糸(3)は挿入糸(2)と反対
方向に4コースに2回3針,2回1針振り、共に4コー
スの1完全組織とし挿入糸密度14コースでヨコの組織
を作った。このように30cm幅で製編した編地を10
0cmの長さで裁断し、オーバーロックミシンにて端を
縫製し、ボディタオルを作成した。このタオルの重量は
50g/枚であった。
【0030】比較例1 実施例1において、経糸として綿16番単糸、挿入糸と
して綿16番双糸を用いた他は実施例1と同様の処理を
行い、比較例1の製品を得た。
【0031】比較例2 実施例1において経糸として50デニールのナイロン
6、挿入糸として210デニール/10フィラメントの
ナイロン6を用いた他は実施例1と同様の処理を行い、
比較例2の製品を得た。
【0032】実施例1,比較例1及び比較例2で得られ
た製品の泡立ち性,泡切れ性,使用時の触感,洗浄力を
100人のパネラーにより評価した。
【0033】
【表1】
【0034】表1から明らかな様に実施例で得られた製
品は泡立ち性,泡切れ性,使用時の触感,洗浄力に優れ
ていることがわかる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように本発明で得られた製
品は、泡立ちが迅速できめ細く、泡切れが良く、使用時
の触感に優れるため黒皮症の心配がなく、洗浄力に優れ
ボディタオルとして頗る有用である。また通常の工程で
製造できるため産業上有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】経糸(1)のラッピング状態を分解して示す編
組織図である。
【図2】挿入糸(2)のラッピング状態を分解して示す
編組織図である。
【図3】挿入糸(3)のラッピング状態を分解して示す
編組織図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47K 10/02 A47K 7/02 D04B 21/00 D01F 6/18 D03D 27/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経糸と挿入糸から構成される編地であ
    り、少なくとも挿入糸が単糸デニール1〜3dのアクリ
    ル系合成繊維からなる10〜52番手の紡績糸であるこ
    とを特徴とする泡立ち性に優れたボディタオル。
  2. 【請求項2】 経糸がノンバルキー糸であり、挿入糸が
    アクリロニトリルを主要な構成単位とする重合体と、該
    重合体と混和性がありかつ非相溶性の重合体とよりな
    り、且つ両者が相分離状態で存在し、空孔率Vが0.0
    5〜0.75cm3 /gで空孔の表面積Aが15m2
    g以下である多孔性のアクリル系合成繊維であることを
    特徴とする請求項1記載の泡立ち性に優れたボディタオ
    ル。
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