JPS583050B2 - 親水性複合フイラメント又は繊維およびその製造法 - Google Patents

親水性複合フイラメント又は繊維およびその製造法

Info

Publication number
JPS583050B2
JPS583050B2 JP52067391A JP6739177A JPS583050B2 JP S583050 B2 JPS583050 B2 JP S583050B2 JP 52067391 A JP52067391 A JP 52067391A JP 6739177 A JP6739177 A JP 6739177A JP S583050 B2 JPS583050 B2 JP S583050B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
fibers
spinning
acrylonitrile
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52067391A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52152515A (en
Inventor
ウルリツヒ・ライネール
クリスチアン・ピーパー
ペーター・クラインシユミツト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS52152515A publication Critical patent/JPS52152515A/ja
Publication of JPS583050B2 publication Critical patent/JPS583050B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F8/00Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof
    • D01F8/04Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof from synthetic polymers
    • D01F8/08Conjugated, i.e. bi- or multicomponent, artificial filaments or the like; Manufacture thereof from synthetic polymers with at least one polyacrylonitrile as constituent
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10S428/913Material designed to be responsive to temperature, light, moisture
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/29Coated or structually defined flake, particle, cell, strand, strand portion, rod, filament, macroscopic fiber or mass thereof
    • Y10T428/2913Rod, strand, filament or fiber
    • Y10T428/2929Bicomponent, conjugate, composite or collateral fibers or filaments [i.e., coextruded sheath-core or side-by-side type]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Multicomponent Fibers (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、合成重合体の、親水性複合繊維類(bi−c
omponent fibers)及び糸類と、それら
を製造する方法に関する。
合成繊維類の開発途上において、手入し易い性質、良好
な加工性及び優れた機械的/技術的性質を、ウールをけ
ん縮する能力と結合することに非常な努力がなされてき
た。
これら繊維類から造られた物品は、それらの明瞭なステ
ッチ形成、良好な組織、それらのウール様風合、機械的
なひずみを受けている際のその弾性及びそれらの良好な
回復性によって特色づけられる。
2本糸のスパイラル型永久けん縮をもつ繊維類の開発に
よって、天然繊維に関連したウールの有利な性質に加え
て、強度及び変形の改良された性質をもつ繊維原材料が
製造されるようになった。
厚さ、細孔容積、又は通気性のような構造上の調節及び
風合挙動が、織物製品を着用する場合の快適さに関して
重要部分として作用する。
これに関連して、糸の吸湿能力は、皮膚に密接して着用
する織物を着用する際に、生理学的な利点となる。
更に、強い吸水能力をもつ繊維のみが適当であるような
多くの応用分野もある。
このことは、テリ織り物品、同様にスポーツ着、又は一
般に、激しい身体動作(例えばスポーツ活動)の結果と
して発汗が増加した際、皮膚から液体の形態で汗を吸収
する位置になければならない衣類に対してあてはまる。
これらの繊維類は、より長時間にわたって皮膚を比較的
乾いた状態に維持しそして快適な着用感を与える。
例えばウールは、65%の相対大気湿度、21℃におい
て、湿分を約13〜15%吸収し、そして約40%の保
水能力をもっている。
従来、2本糸のスパイラル型ウール様けん縮をもつ合成
繊維において、これらの各値をうることは不可能なこと
であった。
それ故、本発明の目的は、吸湿率及び保水能力の点で、
従来公知の合成複合繊維よりも改良されている、複合繊
維及び糸類、そしてそれらを製造する方法を提供するに
あった。
この望ましい改良は、もし溶媒紡糸工程中に、重合体の
ための溶媒に対して、特殊な性質をもつ物質を添加する
ならば得られることを見出した。
それ故本発明は、少くとも50重量%のアクリロニトリ
ル単位を含有する2つの異なる繊維形成性アクリロニト
リル系重合体が互に中心を異にして配置せしめられてい
る親水性複合フィラメント又は繊維を溶液紡糸法に従っ
て製造する方法に関するものであり、 (1)少くとも一方の紡糸原液に対し下記性質、a)紡
糸すべき重合体に対し非溶媒であり、そして b)紡糸溶媒および紡糸されたフィラメントもしくは繊
維の洗滌液体として用いられる水又はその他の洗滌液体
と易混和性である、 を有する物質を、紡糸溶媒および重合体固体に基づいて
5〜50重量%含有せしめ、 (2)得られたフィラメント又は繊維を延伸し、そして (3)延伸の前もしくは後に、得られたフィラメント又
は繊維から該物質を洗滌して除去する、ことを特徴とす
る。
この複合繊維類の製造は、少なくとも2つの異なる重合
体溶液を、サイドバイサイド又はコア/さや構造に複合
紡糸する公知の方法に従って行われる。
アクリロニトリル系量合体が、この仕方で好適に紡糸さ
れる。
これらの重合体は、アクリロニトリル単位を、少なくと
も50重量%、特に好ましくは少なくとも85重量%含
有する。
これらの重合体は、アクリル繊維工業において公知の1
つ又は数種の共重合したコモノマーを含有していてもよ
い。
これらの例には、アクリル酸及びメタクリル酸、同様に
それらの誘導体、例えばエステル、好ましくはアクリル
酸又はメタクリル酸のメチル又はエチルエステルのよう
なアルキルエステル、置換又は未置換のアミド、例えば
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチルアクリ
ルアミド又はN−メチルメタクリルアミド、N,N−ジ
メチルアクリルアミド、N,N−ジメチルメタクリルア
ミドのようなものが、また酢酸ビニルのようなビニルエ
ステルが含まれる。
染料に対して親和性をもつ基、好ましくは酸基を有する
コモノマーを共重合させてもよい。
これらの化合物のうちで好適なものには、アリルスルホ
ン酸、メタリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、スチレ
ンスルホン酸、及びそれらの塩類、好ましくはアルカリ
金属塩類が含まれる。
互いに複合紡糸せしめられる重合体を選定するに当って
は、多成分糸中の各個別の成分の収縮率における差が少
なくとも1%であるように重合体を選定すべきである。
これは、例えば独国特許出願公告第1,494,677
号又は米国特許第3,039,524号明細書の実施例
中に記載されているようなコモノマー含量によって達成
することができるが、もし2つの成分が異なる酸基含量
をもっているならば、好適には、その差は重合体kg当
り500ミリ当量よりも少ない量とすべきである。
繊維類の親水性は、親水性のアミノ−、スルホ−、ヒド
ロキシル−N−メチロール−又はカルボキシル−基をも
つコモノマーを含有する共重合体を加えることによって
増大させることができる。
特に適当な化合物には、アクリル酸、メタクリル酸、メ
タリルスルホン酸、アクリルアミド類、及びN−メチロ
ールアクリルアミドまたN−メチロールメタクリルアミ
ドのような不飽和酸アミドのN−メチロール化合物が含
まれる。
重合体の混合物も使用することができる。
適当な紡糸用溶媒には、溶液紡糸において公知の溶媒、
特にジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシド、N
−メチルピロリドンが含まれるが、好適なものはジメチ
ルホルムアミドである。
本発明による2本糸の糸を公知の標準の処理方法で乾式
紡糸するならば、紡糸用溶媒に添加する物質は、好適に
は、紡糸用溶媒それ自体よりも、より高い沸点をもって
いるべきである。
かくして、紡糸用溶媒のそれよりも約50℃及びそれ以
上に高い沸点をもつ物質が好適である。
そのような物質の例には、下記の各液体が含まれる:ジ
エチレングリコール−モノ−又はジメチル、−エチル及
びブチルエーテル、ジエチレングリコール、トリエチレ
ングリコール、トリプロピレングリコール、トリエチレ
ングリコールジアセテート、テトラエチレングリコール
、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、ブチル
グリコールアセテートのようなグリコールエーテルアセ
テートのような多価アルコールのモノ−及びポリ−置換
アルキルエーテル及び−エステル。
高沸点アルコール類も適しており、例えば2−エチレン
シクロヘキサノール、エステル類若しくはケトン類又は
例えばエチレングリコールアセテート類からの混合物の
ようなものがある。
グリセリンが好適に用いられる。
もちろん、個別液体の他に、液体混合物を使用してもよ
い。
しかしながら、添加する液体が水溶性であり、その結果
それらは繊維類の後処理の段階中で除去され得るという
ことは重要なことである。
更に、使用する紡糸用溶媒と共沸混合物を形成しない液
体の使用は、DMF−グリセリン又はDMF−ジエチレ
ングリコール混合物の場合におけるように、分別蒸留に
よってほとんど完全に回収することができるので、有利
である。
これらの液体は、紡糸用溶媒に対して、溶媒と固体に基
づき、5〜50重量%、好ましくは10〜20重量%の
量で添加される。
混合される液体量の上限は、実際上、重合体溶液の可紡
性によつて決定される。
紡糸用溶媒に添加する液体の重量割合が高くなればなる
ほど、繊維コア中の気孔率はより強くなり、またこの型
の紡糸溶解混合物から製造される糸の親水性がより大き
くなる。
グリセリンの場合には、DMF中の17重量%ポリアク
リロニトリル溶液に対して、約16重量%まで添加する
ことができる。
紡糸原液の完全な混合をうるためには、紡糸用溶媒、例
えばDMFを、より高沸点の液体と適当に混合し、つい
でそのよくかきまぜた溶液を重合性粉末と混合するのが
よい。
それは、DMF中のポリアクリロニトリル溶液へのグリ
セリンの直接添加中には、沈殿生成が認められるからで
ある。
本発明方法に従って、最良に可能な親水性をもつ繊維類
をうるためには、紡糸処理条件を選定して、紡糸ダクト
中での乾式紡糸工程中に、蒸発する紡糸用溶媒と一緒に
蒸発又は抽出される添加液体の量を、できる限り少量で
あるようにする。
できる限り低く且つ蒸発すべき紡糸用溶媒の沸点よりも
かろうじて高い紡糸ダクト温度、短かい紡糸ダクト、及
び高い紡糸出口、従って紡糸ダクト中での短かい滞留時
間が、非常に有利であることが判明した。
このため、紡糸ダクト中の最大温度は、使用する紡糸用
溶媒の沸騰温度よりも、80℃、好ましくは5〜30℃
高い温度とすべきである。
これらの手段を採用することによって、スライバー中又
は糸中に、混合した液体が実質的割合(通常90%)で
残存する。
それは、単に、後処理の段階において、すすぎによって
除去される。
しかしながら、紡糸用溶媒に添加する物質は、(標準状
態下)固体であってもよい。
原則的には、その物理的性質に関しては、この固体に対
しても前記液体物質に対すると同じ要件が適用される。
すなわち、該固体は、紡糸用溶媒と、またすすぎ用液体
好ましくは水と完全に混和性でなければならず、そして
その沸点又は昇華点は、紡糸用溶媒のそれよりも高くな
ければならない。
標準状態下で固体であるこのような物質の例には、ヘキ
サンジオール−1,6、糖及びその同族体のような1価
若しくは多価アルコール、エステル又はケント、塩化亜
鉛及びピロメリット酸のような無機又は有機塩類及び酸
が含まれる。
固体の場合には、単独物質の代りに、これらの物質の混
合物を使用してもよい。
しかしながら、使用する各物質は易水溶性であり、その
結果、それらは後処理の段階で繊維から除去されうるこ
とが重要なことである。
本発明による2本糸の繊維類を湿式紡糸する場合にも、
乾式紡糸方法について記載した各物質を使用することが
できる。
本発明方法において、2本糸の糸の製造のために使用さ
れる紡糸原液の両方に前記物質を前記したように添加す
る必要はなく、この物質のどれかを紡糸原液の1つに添
加するのが有利である。
上記した非溶媒を含有する紡糸原液から導かれる本発明
に従って製造した複合繊維又はフィラメントのその成分
は、コア/さや構造を示す。
もちろん、両方の紡糸原液が非溶媒を含有する場合には
、その両成分がコア/さや構造をもつ複合繊維が得られ
る。
このことは、複合繊維それ自体が、その一方の成分がコ
アであり、他方がさやであるような構造をもつコア/さ
や繊維であることを意味するものではなく、それはたと
え繊維中における各成分のこの配置が可能であるとして
もいえることである。
しかしながら、本発明に関しては、2つの成分が並んだ
位置(サイドバイサイド)に配置されそしてその少なく
とも1つの成分が該コア/さや構造をもつような複合繊
維類が好適である。
かくして製造した少なくとも1つの成分においてコア/
さや構造をもつ複合繊維類の親水性は、その後処理の様
式及び方法によっても影響を受ける。
例えば、もし本発明による紡糸工程後のDMF−グリセ
リン混合物からのアクリル繊維類を、スチーム又は水中
で延伸し、ついで単に洗浄し、乾燥して仕上処理をする
ならば、その繊維又は糸類の元からのコンパクトなコー
ティング面は、拡散したグリセリンにより強く微孔質と
なり、それによつて特に良好な親水特性をもつアクリル
繊維が得られる。
しかしながら、もし該コア/さや繊維類を、最初に洗浄
し、ついで延伸するならば、グリセリンは延伸前にすす
ぎ落されるからコンパクトなコーティング構造が残存し
、拡散するグリセリンから生じる空間は該延伸工程によ
って再び密閉される。
密度の大きいコーティング面と相当するより小さい親水
特性をもつアクリル繊維類が得られる。
該コア/さや繊維類をすすぐ工程は、100℃までの温
度で行うことができる。
添加した物質を完全に洗去するためには、その滞留時間
は少なくとも10秒間とすべきである。
添加した物質の除去を最大とするためには、該すすぎ工
程中、繊維又は糸のストリップを低い張力下に又は低い
許容収縮率に保つことが、得策であることも判明してい
る。
工業において常法である後処理の各段階、すなわち調質
−けん縮−乾燥−切断に従って、繊維又は糸類のストリ
ップをさらに後処理してもよい。
その場合、繊維類の乾燥条件がその親水性に対して別の
影響を及ぼす。
ドライヤー中、最大160℃、好ましくは80〜140
℃、そして最大1〜3分間の短かい滞留時間を用いる。
できる限り温和な乾燥条件が、非常に良好な親水特性を
もつコア/さや繊維類を与える。
これらの方法によれば、たとえサイドバイサイドに紡糸
しても、少なくとも1つの成分においてコア/さや構造
をもつ複合糸及び繊維類をうることができる。
しかしながら、それらは、内部的には典型的な中心を異
にするサイドバイサイド構造を示し、それが永久けん縮
の原因である。
それらは、少なくとも1.5%の吸湿率、及び少なくと
も10%の保水力をもっている。
これらの複合系及び繊維類が本発明の別の主題である。
これらのコア/さや構造におけるそのコアは微孔質であ
り、その平均孔直径は、最大1μである。
それは一般に0.5〜1μの間にある。
繊維を貫く横断面中のコアの面は、一般に、全横断面の
約70%である。
微孔質構造を決定するためには、下記の各物理的な数値
を実験的に決定する: 1)真密度(いわゆるヘリウム密度)、ガス比較密度ボ
ルトを用い、ヘリウムを用いて容積を測定することによ
って決定する、 2)見掛密度、10バールの加圧下における水銀中での
容積を測定することによって決定する、 3)BET法による比表面積、−196℃におけるN2
吸着によって決定する。
気孔率(P)は、下記のようにして算出される:P(%
)=(真密度−見掛密度)/真密度×100さやは、後
処理条件の選定によって、コンパクトにもあるいは微孔
質にもすることができる。
本発明による糸及び繊維類は、マシュルーム−、くちび
る−、三裂−(trilobal−)又は唖鈴−型の横
断面をもっている。
主たる横断面の形は、選択した紡糸条件、同様に紡糸用
溶媒に添加した物質の量によって左右される。
その場合、後者の手段が最も強い影響を及ぼす。
本発明による複合糸及び繊維類は、高い引張強度、破断
伸度及び良好な染料吸収性さらには前記した親水特性の
ような、良好な各繊維特性を表わす。
ウール、木綿及びその他の天然繊維に関連して、これら
の繊維は、そのコア/さや構造によって、沢山の水を吸
収する場合に、水が実質的に繊維コアによって吸収され
るから、皮膚に対して比較的乾いた感じを生じるという
利点をもっている。
それらはまた、良好なけん縮特性をもっている。
けん縮弓状物及びカールの数は、標準の作業規則に従っ
て決定される〔例えばF.ストレッカー(F.Stre
cker) :ファゼルクロイゼルンゲンヘミ−ファゼ
ルン(Faserkr■uselungenChemi
efasern)1974、P852参照〕。
けん縮可逆度(crimping reversibi
lity)Δc.p.c.(Δc.p.c.=1cm当
りのけん縮弓状物の数における変化)は、米国特許第3
,038,236号に従って決定した: 複合糸類のけん縮は、一度それが造られると、それはス
パイラル型で長持ちし、糸のために最小のエネルギー状
態を示す。
それはまた変形によって中断される場合にも、永久的で
ありまた弾性的である。
もし、それを機械的変形によって引裂点まで伸長しても
、それは張力をかけない加熱処理によって再び縮む。
着用中の快適さに関して、本発明による繊維類の他の非
常に大きい利点は、それらのコア/さや構造からもたら
される。
ウールのような天然繊維は、それらが沢山の水を吸収し
ているときにはその間中湿った感じとなるのに対して、
本発明による繊維類の場合には、そのようなことはない
それは、吸収された水が微孔質コア中に拡散することに
起因するものと推測される。
それ故、該繊維は、外側に湿った感じを生ぜず、それが
該繊維を着用した場合の心地よい感じと関連している。
繊維類の保水力は、衣類において測定すべき重要な物理
量である。
強い保水力は、発汗が増強されている間中、皮膚に接近
して着用する織物を比較的乾燥状態に保持する効果を有
し、かくしてそれらを着用する場合の快適さを改善する
保水力WRの決定: 保水力は、DIN規則53814に基づいて決定される
〔メリエンドテクステイールベリヒテ(Mellian
d Textilberichte)4、1973、P
350参照〕。
繊維試料を、0.1湿潤剤を含有する水中に投入する。
ついでこれら繊維を、10,000m/秒2の加速度で
遠心に付し、各繊維中及びその間に保持される水の量を
、重量分折で決定する。
乾燥重量を決定するためには、該繊維を水分が一定とな
るまで105℃で乾燥する。
重量%で表わした保水力WRは下記のとおりである: WR=(mf−mtr)/(mtr)×100mf=湿
った繊維生成物の重量 mtr=乾いた繊維生成物の重量 吸湿率FAの決定: 繊維の吸湿率は、乾燥重量に基づいて重量分析で決定す
る。
このためには、試料を、21℃及び65%又は90%相
対大気湿分の雰囲気に24時間おく。
乾燥重量を決定するために、試料は105℃で一定の重
量となるまで乾燥する。
重量%で表わした吸湿率FAは下記のとおりである:F
A=(mf−mtr)/(mtr)×100mf=21
℃及び65%又は90%相対湿分における繊維の湿潤重
量 mtr=繊維の乾燥重量 添付図面について説明する: 第1図:実施例4による複合繊維の光学顕微鏡による横
断面像 第2図:実施例6による複合繊維の光学顕微鏡による縦
断面像 下記の実施例により本発明を詳細に説明する。
割合及び%に関するデータは、特に断わらない限り重量
に基づく。
実施例 1 93.6%のアクリロニトリル、5.7%のアクリル酸
メチルエステル及び0.7%のメタリルスルホン酸ナト
リウムのアクリロニトリル共重合体5.7kgを、19
.8kgのジメチルホルムアミドと4. 5 kgのグ
リセリンとの混合物中に90℃で溶解した。
5. 5 kgのアクリロニトリルホモ重合体と、91
%のアクリロニトリル、5.6%のアクリル酸メチルエ
ステル及び3.4%のメタリルスルホン酸ナトリウムの
アクリロニトリル共重合体の2kgとから成る7. 5
kgの別のアクリロニトリル共重合体混合物を、ジメ
チルホルムアミド中に100℃で溶解した。
両方の溶液を2本糸ノズル(bifilar)に導き、
1:1の比でサイドバイサイドに乾式紡糸した。
これらの繊維を一緒にしてケーブルとし、沸騰水中で1
:3.6倍に延伸し、すすぎ、調質し、110℃で張力
下乾燥し、けん縮し、切断し、そしてスチーム中で1.
5分間固定した。
この繊維は、3.3dtexの個別繊度、48%の伸度
で1.9p/dtexの強度をもっていた。
これら繊維は、その横断面の光学顕微鏡像に示されるよ
うに、マシュルーム型横断面をもつ、はっきりとしたコ
ア/さや構造を有していた。
さやのへり(hem)の幅は約2μmでありそして細孔
を有するコアよりもコンパクトである。
この複合繊維をNm16/4ヤーンに紡糸し、それを沸
騰染溶中で1時間ロープ染色(rope dyed)し
て、張力をかけずに乾燥した。
この染色したヤーンの吸湿率は、65%相対大気湿度及
び21℃で2.0%、そして90%相対大気湿度及び2
1℃で9.5%であった。
保水力は26%であった。
このヤーンからの繊維は、1cm当り約10個のけん縮
弓状物と11.2%のけん縮率をもっていた。
この繊維は、0.2のけん縮可逆度、21.4%の気孔
率及び8.8(m2/g)の比表面積をもっていた。
この染色したヤーンは、ウール様風合いをもつ膨化体(
plump)であった。
実施例 2 実施例1からの繊維ケーブルの一部を、110℃で乾燥
し、けん縮し、そして25%収縮させた後パイル繊維に
切断した。
この複合繊維は、同様な横断面構造をもち、3.3dt
exの個別繊度、2.1p/dtexの強度及び53%
の伸度をもっていた。
同様にして製造し、染色したヤーンは、65%又は90
%相対大気湿度において2.1%又は8.1%の吸湿率
と20%の保水力をもっていた。
このヤーンの繊維は、1cm当り約12個のけん縮弓状
物と14.7%のけん縮率をもっていた。
これら繊維は、0.3のけん縮可逆度、17.9%の気
孔率、及び3.8(m2/g)の比表面積をもっていた
この染色したヤーンは、非常に膨化し、いくらかより硬
い風合いであった。
実施例 3 4. 5 kgのアクリロニトリルホモ重合体と91%
アクリロニトリル、5.6%アクリル酸メチルエステル
及び34%のメタリルスルホン酸ナトリウムからなるア
クリロニトリル共重合体0. 8kgとからなるアクリ
ロニトリル重合体混合物5.3kgを、20.6kgの
DMFと4.2kgのDL−ソルボーズとの溶液中に9
0℃で溶解した。
93.6%アクリロニトリル、5.7%アクリル酸メチ
ルエステル及び0.7%メタリルスルホン酸ナトリウム
の別のアクリロニトリル共重合体5.3kgを、12.
7kgのDMF中に90℃で溶解した。
両方の溶液を2本糸ノズルに導き、1:1の比でサイド
バイサイドに紡糸した。
これらの糸を一緒にしてケーブルにし、沸騰水中で1:
3.6倍に延伸し、すすぎ、調質し、そして張力をかけ
ずに130℃で乾燥した。
4.6dtexの個別繊度をもつ繊維は、2.1p/d
texの強度と42%の伸度をもっていた。
またこれら繊維は、マシュルールないしくちびる型の横
断面をもつコア/さや構造をもっていた。
さやのへり幅は1〜2μmであった。
この複合繊維は、65%又は90%相対大気湿度及び2
1℃で、1.9%又は9%の吸湿率をもっていた。
その保水力は36%であった。
この繊維は、1cm当り12個のけん縮弓状物と15.
5%のけん縮率をもっていた。
この繊維は、0.2のけん縮可逆度、41%の気孔率及
び13.2(m2/g)の比表面積をもっていた。
実施例 4 93.6%のアクリロニトリル、5.7%のアクリル酸
メチルエステル及び0.7%のメタリルスルホン酸ナト
リウムのアクリロニトリル共重合体5.7kgを、19
.8kgのDMFと4.5kgのグリセリンの混合物中
に90℃で溶解した。
5.3kgの同様なアクリロニトリル共重合体を、12
.7kgのDMF中に同様にして溶解した。
第1の溶液を80℃にし、第2の液を100℃にし、そ
して両方の溶液を、2本糸ノズルで1:1の比でサイド
バイサイドに乾式紡糸した。
これらの糸を一緒にしてケーブルとし、75℃で1:2
.5倍に延伸し、すすぎ、そして130℃で張力をかけ
ずに乾燥した。
5.3dtexの最終繊度をもつこれら繊維は、1cm
当り8個のけん縮弓状物と10%のけん縮率をもってい
た。
その吸湿率は、65%又は90%相対大気湿度及び21
℃において、1.8%又は7.2%であった。
保水力は35%であった。この繊維は、第1図にその横
断面を500倍の倍率の光学顕微鏡像で示したように、
マシュルーム型横断面をもつ、はっきりとしたコア/さ
や構造を有している。
このコーティングのへり幅はおよそ4μmであり、その
微孔を持つコアよりもコンパクトである。
この繊維は、0.01のけん縮可逆度、40.5%の気
孔率及び12.4(m2/g)の比表面積をもっていた
実施例 5 93.6%アクリロニトリル、5.7%アクリル酸メチ
ルエステル及び0.7%メタリルスルホン酸ナトリウム
のアクリロニトリル共重合体5. 3 kgを、13.
6kgのDMF中に90℃で溶解した。
4.5kgのアクリロニトリルホモ重合体と、91%の
アクリロニトリル、5.6%のアクリル酸メチルエステ
ル及び3.4%のメタリルスルホン酸ナトリウムのアク
リロニトリル共重合体0.8kgとの重合体混合物5.
3kgを、さらに、16.3kgのDMF中に100℃
で溶解した。
両溶液を、1:1の比で2本糸ノズルに導き、サイドバ
イサイドに紡糸し、そして実施例1に記載したようにし
て繊維及びヤーンに加工した。
この繊維は、3.4dtexの個別繊度、2.3p/d
texの強度、及び44%の伸度をもっていた。
この繊維は、マシュルーム型横断面を有していた。
染色した糸の吸湿率は、65%又は90%相対大気湿度
及び21℃で、1%又は、1.7%であった。
その保水力は8%の値をもっていた。この繊維は、1c
m当りおよそ12個のけん縮弓状物と約7%のけん縮率
をもっていた。
このけん縮は耐久性があり、沸騰温度に至る水処理中も
ほとんど不変のまま保持された。
この繊維は、0.02のけん縮可逆度、3.7%の気孔
率、及び0.3(m2/g)の比表面積をもっていた。
比較例 1(実施例4との比較) 実施例4からのアクリロニトリル重合体の5.7kgを
、一方を13.0kgのDMF中に、他方を15.4k
gのDMF中に、90℃で溶解した。
第1の溶液を120℃にし、第2の溶液を80℃にし、
そしてその両方の溶液を1.31:1の比で2本糸ノズ
ルに導き、サイドバイサイドで乾式紡糸した。
この糸に実施例4に記載したと同じようにして後処理を
行った。
5.5dtexの個別繊度をもつこの繊維は、1cm.
当り9個のけん縮弓状物と11%のけん縮率をもってい
た。
この繊維の吸湿率は、65%又は90%相対大気湿度及
び21℃で、1%又は2%であった。
その保水力は9%の値をもっていた。
この繊維は、第2図に光学顕微鏡像で示したように、唖
鈴〜マシュルーム型の均質な横断面を有する。
この繊維は、0.05のけん縮可逆度、6.4%の気孔
率、及び2.0(m2/g)の比表面積をもっていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の1実施例によって得た繊維の光学顕
微鏡による横断面像を示し、第2図は本発明に対する比
較例によるものの同じく光学顕微鏡像を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くとも50重量%のアクリロニトリル単位を含有
    する2つの異なる繊維形成性アクリロニトリル系重合体
    が互に中心を異にして配置せしめられている親水性複合
    フィラメント又は繊維であって、 該複合フィラメント又は繊維は、 (1)その複合成分の少くとも一つの成分が微孔質のコ
    アと該コアよりもコンパクトなさやとから成るコア/さ
    や構造を持ち、そして (2)少くとも10%の保水力と、21℃、65%の相
    対大気湿度において少くとも1.5%の吸湿率を有する
    、 ことを特徴とする、親水性複合フィラメント又は繊維。 2 複合成分における上記2つの異なるアクリロニトリ
    ル系重合体の酸基の数が重合体kg当り2.50ミリパ
    ルより少ない量で異なる、特許請求の範囲第1項の複合
    フィラメント又は繊維。 3 少くとも50重量%のアクリロニトリル単位を含有
    する2つの異なる繊維形成性アクリロニトリル系重合体
    が互に中心を異にして配置せしめられている親水性複合
    フィラメント又は繊維を溶液紡糸法に従って製造する方
    法にあって、 (1)少くとも一方の紡糸原液に対し下記性質、(a)
    紡糸すべき重合体に対し非溶媒であり、そして (b) 紡糸溶媒および紡糸されたフィラメントもし
    くは繊維の洗滌液体として用いられる水又はその他の洗
    滌液体と易混和性である、 を有する物質を、紡糸溶媒および重合体固体に基づいて
    5〜50重量%含有せしめ、 (2)得られたフィラメント又は繊維を延伸し、そして (3)延伸の前もしくは後に、得られたフィラメント又
    は繊維から該物質を洗滌して除去する、 ことを特徴とする、親水性複合フィラメント又は繊維の
    製造法。 4 複合成分における上記2つの異なるアクリロニトリ
    ル系重合体の酸基の数が重合体kg当り250ミリパル
    より少ない量で異なる、特許謂求の範囲第3項の方法。
JP52067391A 1976-06-10 1977-06-09 親水性複合フイラメント又は繊維およびその製造法 Expired JPS583050B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2625908A DE2625908C2 (de) 1976-06-10 1976-06-10 Hydrophile Bikomponentenfäden aus Acrylnitrilpolymerisaten und ihre Herstellung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52152515A JPS52152515A (en) 1977-12-19
JPS583050B2 true JPS583050B2 (ja) 1983-01-19

Family

ID=5980178

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52067391A Expired JPS583050B2 (ja) 1976-06-10 1977-06-09 親水性複合フイラメント又は繊維およびその製造法

Country Status (14)

Country Link
US (1) US4163078A (ja)
JP (1) JPS583050B2 (ja)
AT (1) AT355184B (ja)
BE (1) BE855577A (ja)
CA (1) CA1106562A (ja)
DD (1) DD132506A5 (ja)
DE (1) DE2625908C2 (ja)
DK (1) DK255677A (ja)
FR (1) FR2354402A1 (ja)
GB (1) GB1540941A (ja)
IE (1) IE44939B1 (ja)
IT (1) IT1077235B (ja)
LU (1) LU77502A1 (ja)
NL (1) NL7706310A (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2719019A1 (de) * 1977-04-28 1978-11-02 Bayer Ag Hydrophile faeden und fasern
DE2657144C2 (de) * 1976-12-16 1982-12-02 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung hydrophiler Fasern
DE2752821A1 (de) * 1977-11-26 1979-05-31 Bayer Ag Hydrophile acrylfasern niedriger dichte
DE2755341C2 (de) 1977-12-12 1983-09-08 Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal Hydrophile Polyesterfasern
FR2442901A1 (fr) * 1978-11-30 1980-06-27 Rhone Poulenc Textile Fibres acryliques mixtes a double constituant
JPS56118910A (en) * 1980-02-15 1981-09-18 Japan Exlan Co Ltd Water absorbing acrylonitrile fiber
JPS6037202B2 (ja) * 1981-08-10 1985-08-24 日本エクスラン工業株式会社 吸水性アクリル繊維
NL8320077A (nl) * 1982-02-05 1984-01-02 Sheldon Maurice Atlas Antistatische weefsels waaronder speciale vezels met hoge vochtopname, alsmede daaruit vervaardigde voorwerpen.
US4443515A (en) * 1982-02-05 1984-04-17 Peter Rosenwald Antistatic fabrics incorporating specialty textile fibers having high moisture regain and articles produced therefrom
DE3854186T2 (de) * 1987-12-10 1996-02-29 Japan Exlan Co Ltd Wasserabsorbierender Bogen für Nahrungsmittel.
US6093491A (en) * 1992-11-30 2000-07-25 Basf Corporation Moisture transport fiber
US5759926A (en) * 1995-06-07 1998-06-02 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Fine denier fibers and fabrics made therefrom
US6203905B1 (en) * 1995-08-30 2001-03-20 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Crimped conjugate fibers containing a nucleating agent
ES2188803T3 (es) 1995-11-30 2003-07-01 Kimberly Clark Co Elemento laminar no tejido de microfibras superfinas.
US5972499A (en) * 1997-06-04 1999-10-26 Sterling Chemicals International, Inc. Antistatic fibers and methods for making the same
US5888651A (en) * 1997-08-25 1999-03-30 Basf Corporation Colored bicomponent fibers
WO1999055944A1 (fr) * 1998-04-28 1999-11-04 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Vetement composite
KR20070106013A (ko) * 2005-02-23 2007-10-31 데이진 화이바 가부시키가이샤 흡수에 의해 입체적으로 구조 변화하는 복합 포백 재료 및섬유 제품
PL2325384T3 (pl) 2009-11-24 2014-01-31 Fibertex Personal Care As Trwale hydrofilowa włóknina

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3473998A (en) * 1963-08-07 1969-10-21 Du Pont Sulfobetaine monomers,polymers thereof and composite filaments prepared from said polymers
CH482845A (de) * 1965-07-27 1969-12-15 American Cyanamid Co Verfahren zur Herstellung eines Acrylmischgarnes
CH755770A4 (ja) * 1966-02-02 1972-02-29
US3515627A (en) * 1966-03-26 1970-06-02 Japan Exlan Co Ltd Acrylic composite fibers having irreversible three - dimensional coil crimps
US3671619A (en) * 1967-03-08 1972-06-20 Monsanto Co Crimp reservation process
GB1199115A (en) * 1968-03-22 1970-07-15 Ici Ltd Producing Sheath/Core Conjugate Polyester Filaments
GB1316259A (en) * 1969-07-28 1973-05-09 Ici Ltd Bi-component filaments
US3624195A (en) * 1969-10-13 1971-11-30 Asahi Chemical Ind Process for the preparation of acrylic manmade fiber
GB1345266A (en) * 1970-05-15 1974-01-30 Mitsubishi Rayon Co Hygroscopic acrylic fibres and a process
DE2112877B2 (de) * 1971-03-17 1978-06-29 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung von Fäden und Fasern mit verbesserten Anschmutzeigenschaften aus faserbildendem Acrylnitril-Polymerisat oder -Copolymerisat
US3984601A (en) * 1971-10-14 1976-10-05 E. I. Du Pont De Nemours And Company Acrylonitrile polymer filaments
NL7203038A (ja) * 1972-03-07 1973-09-11
US3846226A (en) * 1973-05-09 1974-11-05 American Cyanamid Co High luster,antisoiling acrylic fibers
US4059949A (en) * 1974-02-15 1977-11-29 E. I. Du Pont De Nemours And Company Sheath-core cospun heather yarns
US4075378A (en) * 1975-09-12 1978-02-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyamide filaments with a basic-dyeable sheath and an acid-dyeable core and dyeing process therefor
DE2554124C3 (de) * 1975-12-02 1986-07-10 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung von hydrophilen Fasern und Fäden aus Acrylnitrilpolymerisaten

Also Published As

Publication number Publication date
GB1540941A (en) 1979-02-21
DK255677A (da) 1977-12-11
FR2354402A1 (fr) 1978-01-06
DE2625908A1 (de) 1977-12-22
JPS52152515A (en) 1977-12-19
IE44939B1 (en) 1982-05-19
DD132506A5 (de) 1978-10-04
IT1077235B (it) 1985-05-04
LU77502A1 (ja) 1978-01-26
US4163078A (en) 1979-07-31
CA1106562A (en) 1981-08-11
BE855577A (fr) 1977-12-12
AT355184B (de) 1980-02-25
ATA407577A (de) 1979-07-15
IE44939L (en) 1977-12-10
DE2625908C2 (de) 1985-08-14
FR2354402B1 (ja) 1983-01-07
NL7706310A (nl) 1977-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS583050B2 (ja) 親水性複合フイラメント又は繊維およびその製造法
US4297412A (en) Two-component mixed acrylic fibres wherein acrylic components have different amounts of non-ionizable plasticizing comonomer
US4336214A (en) Process for hygroscopic, fibres and filaments of synthetic polymers
JPS5837407B2 (ja) 高い吸湿率と保水能力をもつ合成のフイラメント類及び繊維類
JPS604284B2 (ja) 親水性フイラメント類又は繊維類の製造法
WO2001027364A1 (fr) Fibre acrylique poreuse, son procede de production et tissu en etant fait
JPS5971412A (ja) 親水性の水−吸収性アクリロニトリル重合体繊維
WO2000070133A1 (fr) Fibre creuse thermoretractable pour tissu a poils, procede de production de celle-ci et produit a poils
JPH10237721A (ja) 高収縮性アクリル繊維及びパイル用原綿
JP7177986B2 (ja) 収縮性吸湿アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体
JP3364099B2 (ja) 分割性アクリル系合成繊維及びその製造方法
IE46743B1 (en) Hygroscopic fibers and filaments
JPS607047B2 (ja) 合成重合体から親水性の繊維類及びフイラメント類を製造する方法
US3560603A (en) Process for preparing acrylic fibers
JPS6050883B2 (ja) 新規なアクリロニトリル系合成繊維およびその製造方法
JP2019007122A (ja) 3次元捲縮を有する扁平アクリロニトリル系繊維及び該繊維を用いたパイル布帛
JP7219418B2 (ja) 捲縮性吸湿アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体
JPWO2003072618A1 (ja) アクリル系合成繊維用合成樹脂及びそれからなるアクリル系合成繊維並びにアクリル系合成繊維の製造方法
JP2001181926A (ja) 捲縮除去性に優れた立毛布帛用アクリル系合成繊維及びその製造方法。
JP2000290832A (ja) 多孔質繊維およびその製造方法
JPS6211083B2 (ja)
JPH0457911A (ja) 保水性の良好な多孔性アクリル系繊維およびその製造方法
JPH05148709A (ja) アクリル系異形断面繊維及びその製造方法
JPH03234808A (ja) 保水性の良好なアクリル系繊維及びその製造方法
JPS60139816A (ja) 制電性複合合成繊維