JPH08324720A - 立体格納装置における格納品の出入装置 - Google Patents

立体格納装置における格納品の出入装置

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JPH08324720A
JPH08324720A JP15829095A JP15829095A JPH08324720A JP H08324720 A JPH08324720 A JP H08324720A JP 15829095 A JP15829095 A JP 15829095A JP 15829095 A JP15829095 A JP 15829095A JP H08324720 A JPH08324720 A JP H08324720A
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comb
elevating
hawk
shaped
fixed arm
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JP15829095A
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Inventor
Michio Murakami
道男 村上
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Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 立体格納装置における格納品の出入装置にお
いて、昇降部材5の昇降部の省スペース化を図ると共
に、昇降部材5の設置台数を少なくすることを目的とす
る。 【構成】 この出入装置は、格納品を載置するための載
置部材1と、格納品を把持するための昇降可能な昇降部
材5との組み合わせよりなる。載置部材1には第一櫛形
ホーク3が設けられている。昇降部材5には、第一櫛形
ホーク3と噛み合う回転可能な第二櫛形ホーク8が設け
られている。第二櫛形ホーク8は、昇降部材5が格納品
を把持せずに昇降する際には、昇降方向に垂下してい
る。昇降部材5が格納品を把持するには、第二櫛形ホー
ク8が第一櫛形ホーク3に近接したとき、第二櫛形ホー
ク8が回転して第一櫛形ホーク3と噛み合う。この噛み
合った状態で第二櫛形ホーク8は固定され、格納品を把
持して出入可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や荷物等の格納
品を立体的に入れたり、又は立体的に入れられた格納品
を出したりするのに使用する出入装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車を効率的に駐車するた
めの立体駐車装置としては、種々のものが知られてい
る。例えば、本発明者が提案した特定の構成を持つ多
行,多列,多段の駐車空間を有する立体駐車装置が知ら
れている(特開平3−96576号公報)。この立体駐
車装置は、自動車を載置するためのパレットが多行,多
列,多段に設置されており、最下段を除く各段のパレッ
トには、このパレットを昇降させるための昇降装置が独
立して取り付けられている。なお、最下段は自動車の出
入口と同一平面上にあるため昇降装置は不要である。ま
た、最上段は立体駐車装置の梁等に昇降装置を取り付け
ればよいので、パレットに昇降装置を取り付けなくても
差し支えない。
【0003】各パレットに独立して取り付けられた昇降
装置は、例えば図1に示すように、L字型の台車21で
あって、巻取ドラム23によってワイヤー24を巻き取
り或いは巻き戻しできるようにしたものである。そし
て、ワイヤー24の一端にはパレット25が接続されて
おり、ワイヤー24の巻き戻しによってパレット25を
下降させることができるのである。従って、パレット2
5上に載置された自動車は、昇降装置のワイヤー24の
巻き取り或いは巻き戻しによって昇降させることがで
き、これによって自動車の出入庫を行うのである。
【0004】本発明者が提案した立体駐車装置は、狭い
スペースで多数の自動車を駐車することができ、駐車場
の省スペース化に資するものであるが、上記したよう
に、各パレット25に昇降装置を取り付けなければなら
ず、この点で立体駐車装置が高価になるという欠点があ
った。また、この昇降装置は、その構成上、台車21よ
りも上の位置にパレット25を上昇させることができ
ず、自動車の出入口よりも地階に駐車空間を確保するこ
とができないという欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、本発明者
は、自動車を載置するパレットごとに独立して昇降装置
を設けるのではなく、立体駐車装置の最上段から最下段
まで昇降可能な昇降部材を用い、この昇降部材で各段に
格納されている自動車を昇降させて、自動車の出入庫を
可能にしようと考えた。このようにすれば、パレットご
とに昇降装置を設置する必要性がなくなり、例えば最上
段から最下段まで昇降可能な一台の昇降部材を最上段に
設置しておけば、立体駐車装置を安価に提供することが
できる。また、自動車は上方へも下方へも昇降自在とな
るので、自動車の出入口よりも地階に駐車空間を設ける
こともできる。
【0006】しかしながら、従来各種の装置に使用され
ている昇降部材は、例えば、一対のL字型のアームを備
えたものであり、この一対のアームが相対的に逆方向に
水平に移動することによって、荷物等を把持しうるよう
に構成されている。従って、L字型のアームが昇降する
空間を確保する必要があり、またアームが水平に移動す
る空間を確保する必要がある。依って、多行,多列,多
段の立体駐車装置に、このような昇降部材を適用した場
合、各行,各列及び各段に、L字型のアームが昇降する
空間、及びアームが水平に移動する空間を確保しなけれ
ばならず、立体駐車装置の省スペース化が図れなくな
る。
【0007】そこで、本発明は、上下に昇降する際には
L字型にならず、自動車や荷物等の格納品を把持すべき
ときにだけL字型になる把持部を持ち、且つこの把持部
は水平方向に移動させなくても格納品を把持できるよう
にした昇降部材を持つ格納品の出入装置を提供しようと
いうものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の基本的技
術思想は、格納品を載置する載置部材に第一櫛形ホーク
を使用し、格納品を把持して昇降する昇降部材には、第
一櫛形ホークと噛み合う第二櫛形ホークを使用し、第二
櫛形ホークは通常昇降方向に垂下しており、第一櫛形ホ
ークと近接したときだけ第一櫛形ホークと噛み合う方向
に回転して所定の位置で固定され、第一櫛形ホークに載
置されていた格納品を第二櫛形ホークに載置するように
して受け渡し、もって昇降部材で格納品を把持して出入
可能なようにしたことにある。本発明で言う第一櫛形ホ
ークと第二櫛形ホークとが噛み合うというのは、次のよ
うな意義を有するものである。即ち、各櫛形ホークは、
複数本の棒体が所定の間隔で平行して並んでいるもので
ある。このため、所定の間隔を棒体の巾よりも広くすれ
ば、第二櫛形ホークの各棒体は、第一櫛形ホークの各間
隔に入り込むことができるのである。本発明では、第一
櫛形ホークの棒体と第二櫛形ホークの棒体とが、各々他
の棒体の間隔に入り込むことを、噛み合うと表現してい
るのである。従って、本発明の特徴は、載置部材の構成
を工夫したこと、昇降部材の構成を工夫したこと、又は
載置部材と昇降部材の共働によって昇降部材に格納品を
把持できるようにしたことにある。
【0009】このような本発明は、格納品を載置するた
めの載置部材と、格納品を把持するための昇降可能な昇
降部材との組み合わせよりなる立体格納装置における格
納品の出入装置において、前記載置部材には、第一櫛形
ホークが設けられており、前記昇降部材には、前記第一
櫛形ホークと噛み合う回転可能な第二櫛形ホークが設け
られており、前記第二櫛形ホークは、前記昇降部材が格
納品を把持せずに昇降する際には、昇降方向に垂下して
おり、前記第二櫛形ホークが前記第一櫛形ホークに近接
したとき、前記第二櫛形ホークが回転して前記第一櫛形
ホークと噛み合い、この状態で前記第二櫛形ホークは固
定され、前記格納品を把持して出入可能になることを特
徴とする立体格納装置における格納品の出入装置に関す
るものである。また、本発明は、このような出入装置
を、多行,多列,多段の格納空間を有する立体格納装置
に適用したものである。
【0010】本発明に係る出入装置の具体的態様は、次
のとおりである。即ち、格納品を載置するための載置部
材と、格納品を把持するための昇降可能な昇降部材との
組み合わせよりなる立体格納装置における格納品の出入
装置において、前記載置部材には、第一櫛形ホークと案
内段部が設けられており、前記昇降部材には、前記第一
櫛形ホークと噛み合う回転可能な第二櫛形ホークが垂下
した状態で設けられていると共に、前記第二櫛形ホーク
と同様に回転する固定アームと、前記固定アームを固定
するためのストッパーとが設けられており、前記固定ア
ームには、ガイド輪と穿孔が設けられており、前記昇降
部材が前記載置部材に近接したとき、前記案内段部に前
記ガイド輪が接触して、前記案内段部の形状に沿って前
記固定アームを回転せしめると共に前記第二櫛形ホーク
を回転せしめ、前記固定アームが回転して所定の位置に
到達したとき、前記ストッパーが前記穿孔に挿入され
て、前記固定アーム及び前記第二櫛形ホークが固定さ
れ、前記格納品を把持して出入可能になることを特徴と
する立体格納装置における格納品の出入装置に関するも
のである。また、本発明は、この出入装置に使用する載
置部材,昇降部材及び昇降装置に関するものである。更
に、本発明は、このような出入装置を、多行,多列,多
段の格納空間を有する立体格納装置に適用したものであ
る。
【0011】
【作用】請求項1に係る出入装置に使用する昇降部材に
は、格納品が受け渡しされる第二櫛形ホークが昇降方向
に垂下して設けられている。従って、昇降部材を昇降さ
せるためのスペースを小さくすることができる。そし
て、第二櫛形ホークは、載置部材に設けられた第一櫛形
ホークに近接したときだけ、第一櫛形ホークに噛み合う
ように回転して固定されるので、格納品を確実に把持し
て出入することができる。
【0012】請求項3に係る出入装置に使用する昇降部
材には、格納品が受け渡しされる第二櫛形ホークが昇降
方向に垂下して設けられている。従って、昇降部材を昇
降させるためのスペースを小さくすることができる。ま
た、昇降部材には、第二櫛形ホークと同様の回転をする
固定アームが設けられており、この固定アームにはガイ
ド輪が設けられている。一方、載置部材には第二櫛形ホ
ークと噛み合う第一櫛形ホークが設けられていると共に
案内段部が設けられている。昇降部材と載置部材とが近
接したとき、ガイド輪が案内段部と接触することによっ
て、固定アームが回転すると共に、第二櫛形ホークが第
一櫛形ホークと噛み合うように回転する。そして、昇降
部材に設けられたストッパーが、固定アームに設けられ
た穿孔に挿入されることによって、第二櫛形ホークが第
一櫛形ホークと噛み合った状態で固定され、格納品を確
実に把持して出入することができる。
【0013】
【発明の効果】従って、請求項1に係る出入装置を使用
すれば、昇降部材に設けられた第二櫛形ホークが、昇降
する際には垂下した状態となっているため、昇降部の省
スペース化が図れるという効果を奏する。従って、この
出入装置を立体格納装置に適用した場合には、装置自体
を小さくしながら、多数の格納品を格納することができ
るという効果を奏する。また、本発明に係る出入装置に
おいては、載置部材と昇降部材とが別個に設けられてい
るため、載置部材ごとに昇降部材を設ける必要がなく、
例えば1台の昇降部材でもって、多数の格納品の出入を
行うことができる。従って、この出入装置を適用した立
体格納装置は安価に製造しうるという効果を奏する。
【0014】請求項3に係る出入装置は、載置部材に設
けられた案内段部と、昇降部材の固定アームに設けられ
たガイド輪との共働作用によって、昇降部材の第二櫛形
ホークを回転させることができるため、載置部材と昇降
部材とを近接させることによって、自動的に第二櫛形ホ
ークが格納品を把持しうる状態に回転する。従って、第
二櫛形ホークを回転させるための動力が要らず、この出
入装置を適用した立体格納装置は、省エネルギー化が図
れると共に安価に製造しうるという効果を奏する。
【0015】
【実施例】次に、本発明の具体的態様について、図2を
参酌しながら説明する。1は格納品を載置するための載
置部材である。載置部材1には、載置フレーム2に第一
櫛形ホーク3が設けられている。第一櫛形ホーク3は、
2〜10本程度の棒体が適当な間隔で平行して並んでい
るものである。この第一櫛形ホーク3は、載置フレーム
2の両側に四群設けられている。そして、格納品が自動
車である場合には、第一櫛形ホーク3の各群に自動車の
各タイヤが載置され、載置部材1に自動車が載置される
ことになる。第一櫛形ホーク3は、一般的に載置フレー
ム2に固定して設けられているが、使用時で固定しうる
ものであればどのように設けられていてもよい。例え
ば、取り外し可能にしておき、老朽化した第一櫛形ホー
ク3を交換できるようにしておいてもよい。また、第一
櫛形ホーク3を回転可能にしておき、載置部材1が不必
要なときは、第一櫛形ホーク3を回転させて折り畳み、
収納しやすいようにしてもよい。なお、図面では第一櫛
形ホーク3が四群設けられているが、このような設け方
に限られず、例えば載置フレーム2に第一櫛形ホーク3
を二群設けることもできる。
【0016】載置部材1には、載置フレーム2の所定の
箇所に案内段部4が設けられている。案内段部4は、昇
降部材5の固定アーム6に設けられたガイド輪7と接触
して、ガイド輪7を載置部材1の内側に導き、固定アー
ム6を回転させるためのものである。従って、案内段部
4は、一般的に、載置部材1の外側から内側に下る傾斜
を持つような形状となっている。勿論、案内段部4はこ
の形状に限られず、固定アーム6に所望の回転を与える
ような形状であれば、どのような形状であってもよい。
また、固定アーム6或いは第二櫛形ホーク8を、案内段
部4によって回転させるのではなく、モーター等の動力
手段で回転させる場合には、載置部材1に案内段部4を
設ける必要はない。
【0017】多行,多列,多段の格納空間を有する立体
格納装置に載置部材1が設けられる場合には、少なくと
も各段ごとに載置部材1を設ける必要がある。即ち、複
数の載置部材1が設置されるのであり、理論的には各格
納空間全部に載置部材1を設けることができる。しか
し、現実には、載置部材1を前後方向或いは左右方向に
移動させて、昇降部材5が昇降しうる空間を確保する必
要があるため、各段における載置部材1は、(行数×列
数)の数よりも少なくとも一つ少ない数、即ち(行数×
列数−1)の数で設置される。また、格納品の出入をス
ムースに行うため、格納品の出入口の一列を空間として
確保する場合には、出入口となる段のみ(行数×列数−
列数)の数で設置してもよい。更に、出入口となる段で
は、載置部材1による載置を行わず、他のパレット17
等による載置又は直接地面に載置することもできるた
め、載置部材1は、昇降部材5との間における自動車の
受け渡し時に必要となるだけであるから、一台のみの設
置であってもよい。
【0018】昇降部材5は、昇降フレーム9と、この昇
降フレーム9に垂下する状態で設けられた第二櫛形ホー
ク8とよりなる。第二櫛形ホーク8は、昇降フレーム9
の対向する二辺に、二群づつ合計四群設けられている。
格納品が自動車の場合には、この第二櫛形ホーク8を昇
降フレーム9の内側に90度回転させて、各第二櫛形ホ
ーク8を自動車のタイヤの下に位置させ、昇降部材5を
上昇させると自動車を把持することができるのである。
なお、第二櫛形ホーク8は、昇降フレーム9の対向する
二辺に、一群づつ合計二群設けられていてもよい。
【0019】昇降部材5には、第二櫛形ホーク8を昇降
フレーム9の内側に90度回転させた後、その位置で第
二櫛形ホーク8を固定するための固定アーム6が設けら
れている。従って、固定アーム6と第二櫛形ホーク8と
は、同様の回転をする。一方、固定アーム6を固定する
ためのストッパー10が、昇降部材5には設けられてい
る。ストッパー10は、突出及び埋入自在の棒体で、一
般的に昇降フレーム9に設けられている。そして、固定
アーム6に設けられた穿孔11に、ストッパー10が挿
入されることによって、固定アーム6が固定され、同時
に第二櫛形ホーク8も固定される。ストッパー10の穿
孔11への挿入及び引抜は、固定アーム6や第二櫛形ホ
ーク8の位置を検出する手段によって、所望の制御手段
によって行われ、その結果、固定アーム6の固定及び固
定の解除が行われる。
【0020】固定アーム6には、載置部材1に設けられ
た案内段部4と接触して、固定アーム6を昇降フレーム
9の内側に回転せしめるガイド輪7が設けられている。
ガイド輪7は、固定アーム6の外側面に突設した状態で
設けられている。これは、ガイド輪7のみが案内段部4
と接触し、固定アーム6は案内段部4と接触しないよう
にするためである。ガイド輪7は、一般的に回転自在の
車輪で構成されており、案内段部4上を転動することに
よって、固定アーム6が回転せしめられるのである。な
お、ガイド輪7は回転しない車輪であってもよく、この
場合には案内段部4上を摺動することによって、固定ア
ーム6が回転せしめられる。
【0021】上記した説明では、昇降フレーム9に固定
アーム6及びストッパー10が設けられ、更に固定アー
ム6にガイド輪7及び穿孔11が設けられているが、こ
れらは全部又は少なくとも一つは設けられていなくても
よい。第二櫛形ホーク8が、モーター等の動力によって
回転せしめられ、またディスクブレーキ等のブレーキに
よって固定される場合には、固定アーム6,ストッパー
10,ガイド輪7,穿孔11のいずれもが昇降部材5に
設けられていなくてもよい。また、第二櫛形ホーク8の
回転は、固定アーム6とガイド輪7によって自動的に行
われるが、第二櫛形ホーク8の固定がブレーキでなされ
るときは、ストッパー10,穿孔11のいずれもが昇降
部材5に設けられていなくてもよい。
【0022】昇降部材5は、立体格納装置の最上段から
最下段まで下降及び上昇して移動するものである。昇降
部材5を、このように移動させる方法としては、最上段
に設けられた支持フレーム12にワイヤー13によって
吊着しておけばよい。ワイヤー13は、支持フレーム1
2に設けられた滑車14に巻回されており、ワイヤー1
3を巻き取ることによって昇降部材5は上昇し、ワイヤ
ー13を巻き戻すことによって昇降部材5が下降する。
また、昇降部材5は、このような支持フレーム12及び
ワイヤー13を用いないで、下降及び上昇させることも
可能である。例えば、立体格納装置の支柱15に昇降フ
レーム9の四隅を摺動自在に係止しておき、支柱15に
沿って昇降フレーム9を下降及び上昇させることによっ
て、昇降部材5を移動させてもよい。
【0023】昇降部材5は、立体格納装置中に少なくと
も一台設置されていればよい。そして、この昇降部材5
を必要な行及び列に移動させ、そして下降又は上昇させ
ることによって、必要な段に移動させればよい。昇降部
材5を支持フレーム12及びワイヤー13によって下降
及び上昇させる場合には、支持フレーム12を最上段に
少なくとも一台設置しておけばよい。そして、昇降部材
5をワイヤー13を巻き取ることによって、最上段まで
上昇させ、この状態で支持フレーム12及び昇降部材5
を必要な行及び列に移動させればよい。昇降部材5や支
持フレーム12は、一般的に一台設置するのが最も合理
的であるが、例えば各列ごとに昇降部材5を設置して列
数に相当する台数を設置してもよいし、また各行ごとに
設置して行数に相当する台数を設置してもよい。また、
昇降部材5を行方向及び列方向に移動不能とし、一区画
内の段を昇降するようにして、(行数×列数)に相当す
る台数を設置してもよい。
【0024】次に、載置部材1に載置された格納品を、
昇降部材5で把持する機構について、図3に基づき説明
する。まず、昇降部材5が、格納品が載置される載置部
材1に近接するようにして下降する。このとき、第二櫛
形ホーク8は、昇降部材5に垂下した状態(図中の実線
部)となっている。そして、昇降部材5が更に載置部材
1に近接したとき、第二櫛形ホーク8は第一櫛形ホーク
3の間をすり抜けて下降する。即ち、第二櫛形ホーク8
と第一櫛形ホーク3とは噛み合うように設けられている
ため、第二櫛形ホーク8の各棒体は第一櫛形ホーク3の
各棒体の間をすり抜けて下降するのである。そして、昇
降部材5を更に載置部材1に近接させると、固定アーム
6に設けられたガイド輪7が、載置部材1に設けられて
いる案内段部4と接触する。そして、ガイド輪7が案内
段部4の形状に沿って転動若しくは摺動し、固定アーム
6が上方に回転する。従って、固定アーム6と同様に回
転する第二櫛形ホーク8も上方に回転する。そして、ほ
ぼ90度回転した時点(図中の点線部)で、固定アーム
6に設けられた穿孔11に、昇降フレーム9に設けられ
たストッパー10が挿入され、固定アーム6が固定され
ると共に第二櫛形ホーク8も固定される。このとき、第
一櫛形ホーク3と第二櫛形ホーク8とは、相互に噛み合
った状態となる。
【0025】この状態で、昇降部材5が上昇すると、第
一櫛形ホーク3で支持されていた格納品は第二櫛形ホー
ク8に受け渡され、そのまま上昇する。そして、出入口
が、この載置部材1よりも下方にあるときは、載置部材
1を前後又は左右に移動させて空所を形成し、昇降部材
5を下降させて出入口のある段に移動させる。そして、
出入口のある段に設けられた載置部材に格納品を受け渡
す。この受け渡しは、固定された第二櫛形ホーク8が第
一櫛形ホーク3と噛み合った時点で、ストッパー10を
昇降フレーム9中に埋入させ、固定アーム6の固定を解
除する。そして、昇降部材5を上昇させると、第二櫛形
ホーク8が次第に垂下し、第二櫛形ホーク8に支持され
ていた格納品は、第一櫛形ホーク3に受け渡されるので
ある。この後、載置部材1と共に格納品を外へ出す、或
いは格納品のみを外へ出せばよいのである。
【0026】なお、上記した説明では、第二櫛形ホーク
8は、昇降部材5に設けられた固定アーム6,ガイド輪
7及びストッパー10と、載置部材1に設けられた案内
段部4との共働作用によって、回転及至は固定するもの
であるが、固定アーム6,ガイド輪7,ストッパー1
0,案内段部4がなくても、他の機構を使用して、同様
に回転及至は固定させてもよい。例えば、第二櫛形ホー
ク8の位置を検出する手段を設け、第二櫛形ホーク8が
所望の位置に到達したとき、モーター等の動力によっ
て、第二櫛形ホーク8を回転させてもよい。また、第二
櫛形ホーク8の固定は、各種ブレーキ等によって固定し
てもよい。固定の解除についても、第二櫛形ホーク8の
位置を検出する手段によって、第二櫛形ホーク8が所望
の位置に到達したとき、ブレーキ等を解除すればよい。
また、第二櫛形ホーク8を元の位置(昇降部材5に垂下
される位置)に戻すときも、モーター等の動力によって
回転させて戻してもよい。
【0027】更に、本発明に係る立体格納装置が立体駐
車場に適用された場合について、説明する。図4は、地
下二階地上四階の立体駐車場の斜視的概念図であり、四
行三列よりなるものである。従って、(6段×4行×3
列)=72の駐車区画があるが、昇降部材5が昇降する
ための空所を各段に少なくとも一ヶ所設ける必要がある
ため、最大(72−6)=66の駐車区画の存在するも
のである。ただ、図4では、自動車の出入がスムースに
なるように、出入口となる列(前Y列)を駐車区画とし
ていないため、63の駐車区画の存在するものである。
【0028】そして、各駐車区画(出入口となる段にお
ける駐車区画を除く段における駐車区画)には、載置部
材1が置かれている。この立体駐車場の場合、真ん中の
列(X列)に置かれた載置部材1は、列方向(駐車して
いる自動車から見ると左右方向)にのみ移動するもので
ある。そして、その他の列(後Y列及び前Y列)に置か
れた載置部材1は、行方向(駐車している自動車から見
ると前後方向)にのみ移動するものである。そして、出
入口となる段における駐車区画において、X列には列方
向に移動するパレット17が三台置かれており、且つパ
レット17の下でパレット17とは独立して列方向に移
動する載置部材1が一台置かれている。更に、後Y列に
は、パレット17も載置部材1も置かれておらず、後Y
列の自動車は自走によって出入庫するのである。また、
地上四階の上段、即ち最上段には昇降部材5を吊着する
支持フレーム12が設置されている。支持フレーム12
は、最上段のX列に設置されており、列方向に自由に移
動するようになっている。
【0029】このような立体駐車場において、自動車を
地下2階の前Y列4行の駐車区画に入庫する際の動作に
ついて、図5に基づいて説明する。図5のAは、自動車
の入庫前の状態を示すものである。自動車が1階のX列
4行に入る場合、1階のパレット17上に載置されてい
る自動車、即ちX列3行とX列4行にある自動車は、パ
レット17ごと各々、X列2行及びX列3行に移動させ
られ、X列4行が空きスペースとなる。この空きスペー
スに、X列2行にあった載置部材1が移動させられ、入
庫する自動車16aが載置部材1上に載置される(図5
のB)。これと同時に、各段のX列にある自動車は、X
列4行が空きスペースになるように、載置部材1ごと移
動させられる。但し、入庫する段である地下2階のX列
4行には、前Y列4行にあった載置部材1を行方向に移
動させ待機させておく。
【0030】その後、最上段にあった昇降部材5が、地
上各段の空きスペースを通って下降し、1階のX列4行
にある載置部材1に近接する。そして、昇降部材5に垂
下して設けられた第二櫛形ホーク8が、前述した要領で
回転及び固定され、載置部材1の第一櫛形ホーク3と噛
み合う。この後、昇降部材5を若干上昇させて、自動車
16aを昇降部材5によって把持した状態で待機させる
間に、1階のX列4行にある載置部材1を、X列他行に
あるパレット17の下に移動させる。このようにして、
1階のX列4行を空きスペースとした後、昇降部材5を
地下2階まで下降させる(図5のC)。昇降部材5はあ
らかじめ待機していた地下2階の載置部材1に近接し、
第二櫛形ホーク8と第一櫛形ホーク3とが噛み合う。こ
の時点で、第二櫛形ホーク8の固定を解除し、第二櫛形
ホーク8を垂下させて、載置部材1に自動車16aを受
け渡す。そして、昇降部材5を上昇させると共に、載置
部材1を行方向に移動させ、前Y列4行に置くことによ
って、自動車16Aの入庫が完了するのである(図5の
D)。
【0031】次に、地上4階の後Y列1行に入庫されて
いる自動車16bを出庫する際の動作について、図6に
基づいて説明する。まず、自動車16bをX列に移動さ
せるため、X列1行にある自動車をX列2行に移動させ
る。X列1行が空きスペースとなった後、自動車16b
を載置している載置部材1を、自動車16bと共に行方
向に移動させてX列1行に置く(図6のB)。同様に、
地上段におけるX列1行は、昇降部材5が昇降可能にす
るため空きスペースとし、1階のX列1行には載置部材
1を待機させておく。一方、昇降部材5は最上段のX列
1行に移動させた後、昇降部材5を下降させ載置部材1
に近接させる。そして、昇降部材5に垂下して設けられ
た第二櫛形ホーク8が、前述した要領で回転及び固定さ
れ、載置部材1の第一櫛形ホーク3と噛み合う。この
後、昇降部材5を若干上昇させて、自動車16bを昇降
部材5によって把持した状態で待機させている間に、4
階のX列1行にある載置部材1を元の後Y列1行に移動
させて、4階のX列1行を空きスペースとする(図6の
C)。
【0032】その後、昇降部材5を1階まで下降させ、
1階のX列1行に待機していた載置部材1に近接させ、
第二櫛形ホーク8と第一櫛形ホーク3とを噛み合わせ
る。この時点で、第二櫛形ホーク8の固定を解除し、載
置部材1に自動車16bを受け渡す(図6のC)。その
後自動車16bは自走によって出庫され、昇降部材5は
上昇して所定の位置に戻るのである(図6のD)。以上
のようにして、自動車16bの出庫が完了する。
【0033】以上説明した立体駐車場の例では、X列に
存在する載置部材1は列方向にのみ移動し、後Y列及び
前Y列に存在する載置部材1は行方向にのみ移動するよ
うにしたが、載置部材1は列方向にも行方向にも移動可
能なようにしてもよい。また、出入口となる1階では、
載置部材1を一台しか設けず、X列ではパレット17に
よって自動車を列方向に移動させるようにし、後Y列で
は自動車の自走によって移動させるようにしたが、各駐
車区画に載置部材1をそれぞれ設置し、列方向及び/又
は行方向に移動するようにしてもよい。また、昇降部材
5についても、X列において列方向にのみ移動するよう
にしたが、列方向及び行方向のいずれにも移動可能にし
てもよい。また、昇降部材5を1台設置した例を示した
が、各列において列方向にのみ移動する昇降部材5を3
台設置してもよい。即ち、本発明においては、載置部材
1の台数や移動方式、及び昇降部材5の台数及び移動方
式には何らの制限もないものである。
【0034】本発明の最大の特徴が、昇降部材5に垂下
して設けられた第二櫛形ホーク8の回転及び固定によっ
て、第一櫛形ホーク3に支持され載置部材1に載置され
た格納品を受け渡すことができ、それによって格納品の
出入を行えるようにした点に存することは、本発明の作
用及び効果の説明によって明らかであろう。従って、載
置部材1や昇降部材5の移動方式がどのようなものであ
っても、本発明は適用しうるものである。また、載置部
材1や昇降部材5の設置台数がどのようなものであって
も、本発明は適用しうるものである。更に、本発明は、
格納品についても、自動車だけでなく、他のあらゆる荷
物や貨物等にも適用しうることは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例に係る各パレットごとに設置された昇降
装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の一例に係る載置部材と昇降部材を示す
斜視図である。
【図3】載置部材と昇降部材とを示した正面図である。
【図4】本発明の一例に係る立体駐車場の斜視的概念図
である。
【図5】本発明の一例に係る立体駐車場の入庫時の動作
を示す斜視的概念図である。
【図6】本発明の一例に係る立体駐車場の出庫時の動作
を示す斜視的概念図である。
【符号の説明】
1 載置部材 2 載置フレーム 3 第一櫛形ホーク 4 案内段部 5 昇降部材 6 固定アーム 7 ガイド輪 8 第二櫛形ホーク 9 昇降フレーム 10 ストッパー 11 穿孔 12 支持フレーム 13 ワイヤー 14 滑車 15 支柱 16a 自動車 16b 自動車 17 パレット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格納品を載置するための載置部材と、格
    納品を把持するための昇降可能な昇降部材との組み合わ
    せよりなる立体格納装置における格納品の出入装置にお
    いて、 前記載置部材には、第一櫛形ホークが設けられており、 前記昇降部材には、前記第一櫛形ホークと噛み合う回転
    可能な第二櫛形ホークが設けられており、 前記第二櫛形ホークは、前記昇降部材が格納品を把持せ
    ずに昇降する際には、昇降方向に垂下しており、 前記第二櫛形ホークが前記第一櫛形ホークに近接したと
    き、前記第二櫛形ホークが回転して前記第一櫛形ホーク
    と噛み合い、この状態で前記第二櫛形ホークは固定さ
    れ、前記格納品を把持して出入可能になることを特徴と
    する立体格納装置における格納品の出入装置。
  2. 【請求項2】 多行,多列,多段の格納空間を有する立
    体格納装置において、最上段まで上昇可能な請求項1に
    記載された昇降部材が少なくとも一台設置され、各段に
    は、少なくとも前記昇降部材の昇降を可能とする空所が
    一ヶ所設けられるようにして、請求項1に記載された載
    置部材が設置されていることを特徴とする立体格納装
    置。
  3. 【請求項3】 格納品を載置するための載置部材と、格
    納品を把持するための昇降可能な昇降部材との組み合わ
    せよりなる立体格納装置における格納品の出入装置にお
    いて、 前記載置部材には、第一櫛形ホークと案内段部が設けら
    れており、 前記昇降部材には、前記第一櫛形ホークと噛み合う回転
    可能な第二櫛形ホークが垂下した状態で設けられている
    と共に、前記第二櫛形ホークと同様に回転する固定アー
    ムと、前記固定アームを固定するためのストッパーとが
    設けられており、 前記固定アームには、ガイド輪と穿孔が設けられてお
    り、 前記昇降部材が前記載置部材に近接したとき、前記案内
    段部に前記ガイド輪が接触して、前記案内段部の形状に
    沿って前記ガイド輪が導かれることにより、前記固定ア
    ームを回転せしめると共に前記第二櫛形ホークを回転せ
    しめ、 前記固定アームが回転して所定の位置に到達したとき、
    前記ストッパーが前記穿孔に挿入されて、前記固定アー
    ム及び前記第二櫛形ホークが固定され、前記格納品を把
    持して出入可能になることを特徴とする立体格納装置に
    おける格納品の出入装置。
  4. 【請求項4】 載置フレームに第一櫛形ホークが突設さ
    れると共に、昇降部材に設けられたガイド輪と接触する
    案内段部が設けられていることを特徴とする立体格納装
    置における格納品の出入装置に使用する載置部材。
  5. 【請求項5】 昇降フレームと、 前記昇降フレームの下方に垂下された回転可能な第二櫛
    形ホークと、 前記第二櫛形ホークと同様に回転する前記昇降フレーム
    に設けられた固定アームと、 前記固定アームを固定するために前記昇降フレームに設
    けられたストッパーとで構成され、 前記固定アームには、載置部材に設けられている案内段
    部と接触するガイド輪と、前記ストッパーが挿入される
    穿孔とが設けられていることを特徴とする立体格納装置
    における格納品の出入装置に使用する昇降部材。
  6. 【請求項6】 支持フレームと、前記支持フレームに設
    けられた巻き取り及び巻き戻しが可能なワイヤーと、前
    記ワイヤーの一端に連結された請求項5に記載の昇降部
    材とよりなり、 前記ワイヤーの巻き取り及び巻き戻しによって前記昇降
    部材を昇降させることができる立体格納装置における格
    納品の出入装置に使用する昇降装置。
  7. 【請求項7】 多行,多列,多段の格納空間において、
    支持フレームが最上段に設けられると共に、行方向及び
    /又は列方向に移動可能である請求項6記載の立体格納
    装置における格納品の出入装置に使用する昇降装置。
  8. 【請求項8】 多行,多列,多段の格納空間を有する立
    体格納装置において、請求項7に記載された昇降装置が
    少なくとも一台設置され、各段には、少なくとも請求項
    7に記載された昇降部材の昇降を可能とする空所が一ヶ
    所設けられるようにして、請求項4に記載された載置部
    材が各段に設置されていることを特徴とする立体格納装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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