JPH0832420A - ノイズフィルタ装置 - Google Patents

ノイズフィルタ装置

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JPH0832420A
JPH0832420A JP6163630A JP16363094A JPH0832420A JP H0832420 A JPH0832420 A JP H0832420A JP 6163630 A JP6163630 A JP 6163630A JP 16363094 A JP16363094 A JP 16363094A JP H0832420 A JPH0832420 A JP H0832420A
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Mitsuru Sumiguchi
満 炭口
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Toshiba Electronic Device Solutions Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Microelectronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズ除去を高精度に行うことができ、且つ
簡単な回路構成で“H”レベル及び“L”レベルの両方
に対してノイズの除去を行うことができるノイズフィル
タ装置を提供する。 【構成】 入力データをクロックに同期して次段側へシ
フトするシフトジスタを有し、前記入力データに含まれ
たノイズを除去して出力するノイズフィルタ装置におい
て、前記シフトレジスタの出力側に接続され、前記クロ
ックに同期して該シフトレジスタの出力を送出する遅延
型フリップフロップを備え、前記遅延型フリップフロッ
プの出力データと前記シフトレジスタの入力データとが
一致したときに、前記シフトレジスタの出力を所定の論
理レベルに固定するように構成にしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力データに含まれた
ノイズを除去して出力するノイズフィルタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の分野の技術としては例え
ば図5に示すようなものがあった。以下、その構成及び
動作を説明する。
【0003】図5は、従来のノイズフィルタ装置の一構
成例を示す回路図である。
【0004】このノイズフィルタ装置は、2段の遅延型
フリップフロップ(以下、単にD・FFという)10
1,102からなるシフトレジスタと、その各段の出力
のアンドをとって出力データOUTを送出するANDゲ
ート103とで構成されている。前記シフトレジスタ
は、初段のD・FF101に入力された入力データIN
をサンプリングクロックCKに同期して次段のD・FF
102へシフトする機能を有し、また各D・FF10
1,102にはリセット信号CLが供給されるようにな
っている。
【0005】このノイズフィルタ装置によれば、図6の
タイムチャートに示すように、時刻t1では、入力デー
タINは“H”レベルであるので、D・FF101の出
力Qは“H”レベルとなり、この“H”レベルのデータ
が次段のD・FF102に入力される。この“H”レベ
ルのデータは1クロック後の時刻t2にD・FF102
の出力Qに現れる。一方、この時刻t2では、入力デー
タINが“L”レベルとなっているので、D・FF10
1の出力Qは“L”レベルとなり、出力データOUTは
“L”レベルのままである。
【0006】その後の時刻t3では、入力データINが
“H”レベルとなっているので、D・FF101の出力
Qは“H”レベルとなるが、この時はD・FF102の
出力Qは“L”レベルであるので、出力データOUTは
“L”レベルのままである。
【0007】時刻t4に至ると、入力データINが
“H”レベルであるので、D・FF101の出力Qは
“H”レベルであり、この時はD・FF102の出力Q
も“H”レベルであるため、出力データOUTは“H”
レベルを出力する。
【0008】このように、上記従来の回路では、シフト
レジスタの段数分以上のサンプリングクロックCKの立
上りをまたがないデータIN(図6のP1)が入力され
た場合はノイズの見做されて出力OUTに伝搬されず、
シフトレジスタの段数分以上のサンプリングクロックC
Kの立上りをまたぐデータP2のみが出力OUTに伝搬
される、といったフィルタ機能を有している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の回路では次のような問題点があった。
【0010】(1)図7に示すようなノイズ信号、つま
りクロックCKの立上り時には“H”レベルにあるが、
次のクロックが立上る前に“L”レベルへ変化するノイ
ズ信号が入力データINとして入力された場合、正常な
データとして出力データOUTに伝搬してしまい、上述
のフィルタ機能を果たすことができない。
【0011】(2)図8に示すような“L”レベルのノ
イズが入力された場合は、出力データOUTが“L”レ
ベルに変化してしまうので、“L”レベルのノイズを除
去することはできない。この問題を解決するためには、
図5に示すANDゲート103をORゲート104に置
き換えた図9の示す回路を別に設ける必要となる。この
回路によれば、図10のタイムチャートに示すような動
作を行い、“L”レベルのノイズを除去することができ
る。従って、“H”レベル及び“L”レベルの両方に対
してノイズの除去を行う場合は、図5と図9に示す回路
を組みあらせる必要があり、回路が複雑となる。
【0012】本発明は、上述の如き従来の問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、ノイズ除去を
高精度に行うことができるノイズフィルタ装置を提供す
ることである。またその他の目的は、簡単な回路構成で
“H”レベル及び“L”レベルの両方に対してノイズの
除去を高精度に行うことができるノイズフィルタ装置を
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の本発明の特徴は、入力データをクロックに同
期して次段側へシフトするシフトジスタを有し、前記入
力データに含まれたノイズを除去して出力するノイズフ
ィルタ装置において、前記シフトレジスタの出力側に接
続され、前記クロックに同期して該シフトレジスタの出
力を送出する遅延型フリップフロップを備え、前記遅延
型フリップフロップの出力データと前記入力データとが
一致したときに、前記シフトレジスタの出力を所定の論
理レベルに固定するように構成にしたことにある。
【0014】また、前記第1の発明において、前記シフ
トレジスタの出力を固定する時の前記所定の論理レベル
は、前記遅延型フリップフロップの出力データ及び前記
入力データの論理レベルと等しくすることが望ましい。
【0015】第2の発明の特徴は、入力データをクロッ
クに同期して次段側へシフトするシフトレジスタを有
し、前記入力データに含まれたノイズを除去して出力す
るノイズフィルタ装置において、前記シフトレジスタの
出力側に接続され、前記クロックに同期して該シフトレ
ジスタの出力データを送出する遅延型フリップフロップ
を備え、前記シフトレジスタは、前記遅延型フリップフ
ロップの出力データと前記入力データとに応じてプリセ
ットまたはリセットされる構成にしたことにある。
【0016】第3の発明の特徴は、サンプリングクロッ
クが共通入力される複数段のフリップフロップで構成さ
れ、初段に入力される入力データを前記サンプリングク
ロックに同期して順次次段側へシフトするシフトレジス
タを有し、前記入力データに含まれたノイズを除去して
出力するノイズフィルタ装置において、前記シフトレジ
スタの出力側に接続され、前記サンプリングクロックに
同期して該シフトレジスタの出力データを送出する遅延
型フリップフロップと、前記遅延型フリップフロップの
出力データと前記入力データとの否定論理積をとる第1
の論理ゲートと、前記遅延型フリップフロップの出力デ
ータと前記入力データとの論理和をとる第2の論理ゲー
トとを備え、前記シフトレジスタの各フリップフロップ
は、前記第1の論理ゲートの出力でプリセットされ、前
記第2の論理ゲートの出力でリセットされる構成にした
ことにある。
【0017】前記第3の発明において、前記シフトレジ
スタの各フリップフロップを、遅延型フリップフロップ
で構成することが望ましい。
【0018】
【作用】上述の如き構成の本発明によれば、クロックの
立上り/立下りをN(:シフトレジスタの段数)個以上
に亘って連続するデータが入力データとしてシフトレジ
スタへ入力された場合は該データを有効データと見做し
て出力し、クロックの立上り/立下りをN個以上に亘っ
て連続しないデータがシフトレジスタへ入力された場合
は該データをノイズと見做して出力へ伝搬しないように
作用する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の第1実施例に係るノイズフィル
タ装置の回路図である。
【0020】このノイズフィルタ装置は、D・FF1で
構成された1段のシフトレジスタを有し、その出力側に
はD・FF2が接続されている。これらD・FF1,2
は、サンプリングクロックCKに同期して動作を行うも
ので、それぞれ入力端子D及び出力端子Qを備えるほ
か、D・FF1にはリセット端子CL及びプリセット端
子PRが設けられ、またD・FF2にはリセット端子C
Lが設けられている。
【0021】そして、D・FF1のリセット端子CLに
は、その入力端子Dに印加される入力データINと、D
・FF2から出力される出力データOUTとの論理和を
演算するORゲート3の出力が供給され、また、D・F
F1のプリセット端子PRには、その入力端子Dに印加
される入力データINと、D・FF2から出力される出
力データOUTとの否定論理積を演算するNANDゲー
ト4の出力が供給される。さらに、D・FF2のリセッ
ト端子CLにはリセット信号CLが供給されるようにな
っている。
【0022】本実施例では、サンプリングクロックCK
の立上りをN(=1:シフトレジスタの段数)+2個以
上に亘ってまたぐデータが入力データINとして入力さ
れた場合に、そのデータを有効データと見做し出力デー
タOUTに伝搬し、サンプリングクロックの立上りをN
+2個以上またがないデータが入力データINとして入
力された場合には、そのデータを無効データ(ノイズ)
と見做して除去するように動作する。
【0023】以下、本実施例の動作(A),(B),
(C)について、図2及び図3のフローチャートを用い
て説明する。
【0024】(A)有効データ入力時の動作 まず、出力データOUTが“L”レベルの時に入力デー
タINとして“H”レベルの有効データが入力される場
合は、次のような動作を行う。
【0025】図2の時刻t11以前においては、入力デ
ータIN及び出力データOUTが共に“L”レベルであ
るため、ORゲート3の出力が“L”レベルとなり、D
・FF1はリセットされ、D・FF1の出力Qは“L”
レベルに固定されている。
【0026】時刻t11に至り、入力データINが
“L”レベルから“H”レベルへ変化すると、ORゲー
ト3の出力が“H”レベルとなり、D・FF1のリセッ
トが解除される。そして、次のサンプリングクロックC
Kの立上り時(時刻t12)を経過するタイミングでD
・FF1の出力Qは“H”レベルとなり、この“H”レ
ベルのデータはD・FF2へシフトされる。
【0027】この“H”レベルのデータは、更に次のサ
ンプリングクロックCKの立上り時刻t13を経過する
タイミングでD・FF2の出力Q、つまり出力データO
UTに現れる。入力データINが“H”レベルの時に出
力データOUTが“H”レベルになると、NANDゲー
ト4の出力が“L”レベルとなるので、D・FF1はプ
リセットされ、出力データOUTは“H”レベルに固定
される。
【0028】また、出力データOUTが“H”レベルの
状態の時に、入力データINとして“L”レベルの有効
データが入力される場合は、上述の図2のタイムチャー
トにおいて、入力データIN、D・FF1の出力Q、及
び出力データOUTの各論理レベルを反転した動作とな
る。すなわち、上記の入力データINとして“H”レベ
ルの有効データが入力される場合は、リセット→“H”
データシフト→プリセットの順で動作したが、本例の
“L”レベルの有効データが入力される場合は、プリセ
ット→“L”データシフト→リセットの順で動作する。
【0029】より具体的には、“L”レベルの入力デー
タINが入力される前は、出力データOUT及び入力デ
ータINは共に“H”レベルの状態であるので、D・F
F1はプリセットされて、出力データOUTは“H”レ
ベルに固定されている。その後に入力データINが
“H”レベルから“L”レベルへ変化したときD・FF
1のプリセットが解除され、次のサンプリングクロック
CKの立上り時を経過するタイミングでD・FF1の
“L”レベルの出力QがD・FF2へシフトされる。
【0030】この“L”レベルは、更に次のサンプリン
グクロックCKの立上り時を経過するタイミングで出力
データOUTに現れる。このとき、入力データINと出
力データOUTは共に“L”レベルであるので、ORゲ
ート3の出力が“L”レベルとなる結果、D・FF1は
リセットされ、出力データOUTは“L”レベルに固定
される。
【0031】(B)無効データ入力時の動作 出力データOUTが“L”レベルの状態で、入力データ
INとして“H”レベルの無効データ(ノイズ)が入力
された場合は次のような動作を行う。
【0032】図3の時刻t21以前においては、入力デ
ータIN及び出力データOUTが共に“L”レベルであ
るため、ORゲート3の出力が“L”レベルとなり、D
・FF1はリセットされ、D・FF1の出力Qは“L”
レベルとなっている。
【0033】時刻t21に至り、入力データINが
“L”レベルから“H”レベルへ変化すると、ORゲー
ト3の出力が“H”レベルとなり、D・FF1のリセッ
トが解除される。そして、次のサンプリングクロックC
Kの立上り時(時刻t22)を経過するタイミングでD
・FF1の出力Qは“H”レベルとなり、この“H”レ
ベルのデータはD・FF2へシフトされる。
【0034】ところが、次のサンプリングクロックCK
の立上り前の時刻t23に入力データINが“H”レベ
ルから“L”レベルへ変化することにより、ORゲート
3の出力は“L”レベルとなり、D・FF1は再びリセ
ットされ、D・FF2へシフトした“H”レベルデータ
がキャンセルされる。これによって、時刻t24のサン
プリングクロックCKの立上り時では、“H”レベルの
出力データOUTが出力されない。
【0035】これにより、前述した図7に示すようなノ
イズ信号も確実に除去することができる。
【0036】また、出力データOUTが“H”レベルの
状態で入力データINとして“L”レベルの無効データ
が入力された場合は、上述の図3のタイムチャートにお
いて、入力データIN、D・FF1の出力Q、及び出力
データOUTの各論理レベルを反転した動作となる。す
なわち、上記の入力データINとして“H”レベルの無
効データが入力される場合は、リセット→“H”データ
シフト→リセットの順で動作したが、本例の“L”レベ
ルの無効データが入力される場合は、プリセット→
“L”データシフト→プリセットの順で動作する。
【0037】より具体的には、“L”レベルの入力デー
タINが入力される前は、出力データOUT及び入力デ
ータINは共に“H”レベルの状態であるので、D・F
F1はプリセットされて、出力データOUTは“H”レ
ベルに固定されている。その後に入力データINが
“H”レベルから“L”レベルへ変化したときD・FF
1のプリセットが解除され、次のサンプリングクロック
CKの立上り時を経過するタイミングでD・FF1の
“L”レベルの出力QがD・FF2へシフトされる。
【0038】ところが、次のサンプリングクロックCK
の立上り前に入力データINが“L”レベルから“H”
レベルへ変化することにより、NORゲート4の出力は
“L”レベルとなり、D・FF1は再びプリセットさ
れ、D・FF2へシフトした“L”データがキャンセル
される。これによって、出力データOUTには“L”レ
ベルの出力データOUTが出力されない。
【0039】従って、前述した図8に示すようなノイズ
信号が入力されても、確実に除去することができる。
【0040】このように本実施例によれば、前述した図
7及び図8に示すようなノイズ信号も確実に除去するこ
とができるほか、簡単な回路構成で、“H”レベル及び
“L”レベルの両方のノイズに対してフィルタ機能を果
たすことができる。
【0041】図4は、本発明の第2実施例に係るノイズ
フィルタ装置の回路図である。
【0042】本実施例は、上記第1実施例においてシフ
トレジスタを多段に構成にしたものであり、図1のD・
FF1に相当するD・FF1−1〜D・FF1−N-1,
D・FF1−Nと、ORゲート3に相当するORゲート
3−1〜ORゲート3−N-1,ORゲート3−Nと、N
ANDゲート4に相当するNANDゲート4−1〜NA
NDゲート4−N-1,NANDゲート4−Nとが設けら
れ、前記D・FF1−1〜D・FF1−Nで構成される
シフトレジスタの最終段の出力側には、D・FF2が接
続されている。
【0043】このようにシフトレジスタを多段に構成し
たものであっても、上記第1実施例と同様に、サンプリ
ングクロックの立上りをN(=シフトレジスタの段数)
+2個以上に亘ってまたぐデータが入力データINとし
て入力された場合に、そのデータを有効データと見做し
出力データOUTに伝搬し、サンプリングクロックの立
上りをN+2個以上またがないデータが入力データIN
として入力された場合に、そのデータを無効データ(ノ
イズ)と見做して除去するように動作する。
【0044】従ってシフトレジスタの段数を増やすこと
により、サンプリング精度を高めることが可能となる。
【0045】なお、上記第1及び第2の実施例では、シ
フトレジスタにD−FFを用いたので、その出力側に接
続されるD−FF2と同様にして製造することができ、
製造プロセスを簡単化することができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳細に説明したように第1の発明に
よれば、遅延型フリップフロップの出力データとシフト
レジスタの入力データとが一致したときに、例えばその
論理レベルで前記シフトレジスタの出力を固定するよう
に構成にしたので、クロックの立上り(または立下り)
時には“H”レベルにあるが、次のクロックが立上る
(または立下る)前に“L”レベルへ変化するノイズ信
号が入力された場合であっても、これを無効データと見
做してキャンセルすることができ、高精度にノイズ除去
を行うことが可能となる。
【0047】さらに、“H”レベル及び“L”レベルの
両方のノイズに対してフィルタ機能を果たすことがで
き、回路構成の簡単化が可能となる。
【0048】第2の発明によれば、シフトレジスタを、
遅延型フリップフロップの出力データと該シフトレジス
タの入力データとに応じてプリセットまたはリセットす
る構成としたので、第1の発明と同様の効果があるほ
か、簡易且つ的確にノイズを除去することができる。
【0049】第3の発明によれば、サンプリングクロッ
クに同期してシフトレジスタの出力データを送出する遅
延型フリップフロップと、前記遅延型フリップフロップ
の出力データと前記シフトレジスタの入力データとの否
定論理積をとる第1の論理ゲートと、前記遅延型フリッ
プフロップの出力データと前記シフトレジスタの入力デ
ータとの論理和をとる第2の論理ゲートとを備え、前記
シフトレジスタの各フリップフロップは、前記第1の論
理ゲートの出力でプリセットされ、前記第2の論理ゲー
トの出力でリセットされる構成にしたので、第1及び第
2の発明と同様の効果があるほか、シフトレジスタの段
数を増やすことにより、サンプリング精度を高めること
が可能となる。
【0050】また、第3の発明において、前記シフトレ
ジスタの各フリップフロップを、遅延型フリップフロッ
プで構成することにより、その出力側に接続される遅延
型フリップフロップと同一プロセスで製造することがで
き、製造プロセスを簡単化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るノイズフィルタ装置
の回路図である。
【図2】第1実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図3】第1実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図4】本発明の第2実施例に係るノイズフィルタ装置
の回路図である。
【図5】従来のノイズフィルタ装置を示す回路図であ
る。
【図6】図5に示す回路の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図7】従来の課題を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図8】従来の課題を説明するためのタイムチャートで
ある。
【図9】従来の他のノイズフィルタ装置を示す回路図で
ある。
【図10】図9に示す回路の動作を示すタイムチャート
である。
【符号の説明】
1 D・FF 1−1〜1−N D・FF 2 D・FF 3 ORゲート 3−1〜3−N ORゲート 4 NANDゲート 4−1〜4−N NANDゲート CL リセット端子 PR プリセット端子 IN 入力データ OUT 出力データ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データをクロックに同期して次段側
    へシフトするシフトジスタを有し、前記入力データに含
    まれたノイズを除去して出力するノイズフィルタ装置に
    おいて、 前記シフトレジスタの出力側に接続され、前記クロック
    に同期して該シフトレジスタの出力を送出する遅延型フ
    リップフロップを備え、 前記遅延型フリップフロップの出力データと前記シフト
    レジスタの入力データとが一致したときに、前記シフト
    レジスタの出力を所定の論理レベルに固定するように構
    成にしたことを特徴とするノイズフィルタ装置。
  2. 【請求項2】 前記シフトレジスタの出力を固定する時
    の前記所定の論理レベルは、前記遅延型フリップフロッ
    プの出力データ及び前記シフトレジスタの入力データの
    論理レベルと等しいことを特徴とする請求項1記載のノ
    イズフィルタ装置。
  3. 【請求項3】 入力データをクロックに同期して次段側
    へシフトするシフトレジスタを有し、前記入力データに
    含まれたノイズを除去して出力するノイズフィルタ装置
    において、 前記シフトレジスタの出力側に接続され、前記クロック
    に同期して該シフトレジスタの出力データを送出する遅
    延型フリップフロップを備え、 前記シフトレジスタは、前記遅延型フリップフロップの
    出力データと前記シフトレジスタの入力データとに応じ
    てプリセットまたはリセットされる構成にしたことを特
    徴とするノイズフィルタ装置。
  4. 【請求項4】 サンプリングクロックが共通入力される
    複数段のフリップフロップで構成され、初段に入力され
    る入力データを前記サンプリングクロックに同期して順
    次次段側へシフトするシフトレジスタを有し、前記入力
    データに含まれたノイズを除去して出力するノイズフィ
    ルタ装置において、 前記シフトレジスタの出力側に接続され、前記サンプリ
    ングクロックに同期して該シフトレジスタの出力データ
    を送出する遅延型フリップフロップと、 前記遅延型フリップフロップの出力データと前記シフト
    レジスタの入力データとの否定論理積をとる第1の論理
    ゲートと、 前記遅延型フリップフロップの出力データと前記シフト
    レジスタの入力データとの論理和をとる第2の論理ゲー
    トとを備え、 前記シフトレジスタの各フリップフロップは、前記第1
    の論理ゲートの出力でプリセットされ、前記第2の論理
    ゲートの出力でリセットされる構成にしたことを特徴と
    するノイズフィルタ装置。
  5. 【請求項5】 前記シフトレジスタの各フリップフロッ
    プを、遅延型フリップフロップで構成したことを特徴と
    する請求項4記載のノイズフィルタ装置。
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