JPH08321732A - カレントミラー回路および基準電流回路 - Google Patents

カレントミラー回路および基準電流回路

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JPH08321732A
JPH08321732A JP7152295A JP15229595A JPH08321732A JP H08321732 A JPH08321732 A JP H08321732A JP 7152295 A JP7152295 A JP 7152295A JP 15229595 A JP15229595 A JP 15229595A JP H08321732 A JPH08321732 A JP H08321732A
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current mirror
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    • G05F3/00Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
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    • G05F3/08Regulating voltage or current wherein the variable is dc
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    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26Current mirrors
    • G05F3/265Current mirrors using bipolar transistors only
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    • G05F3/16Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20Regulating voltage or current wherein the variable is dc using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/30Regulators using the difference between the base-emitter voltages of two bipolar transistors operating at different current densities

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体集積回路上に、低電圧から動作し、回路
規模の小さい、温度に反比例する電流を出力するカレン
トミラー回路及び基準電流回路の提供。 【構成】第1の抵抗を介してエミッタ接地またはソース
接地されるダイオード接続された第1のトランジスタ
と、ベースまたはゲートが共通接続されエミッタ接地ま
たはソース接地された第2のトランジスタから構成され
る。基準電流回路においては、逆PTATカレントミラ
ー回路がPTATカレントミラー回路で駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カレントミラー回路お
よび基準電流回路に関し、特に低電圧から動作し、高精
度に設定可能で且つ温度に逆比例する電流を発生させる
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、温度に逆比例する電流(温度係数
が負)を発生させるように構成してなる逆PTAT(in
verse proportional to absolute temperature)回路に
おいては、例えば1V程度の低電圧から動作する回路は
存在しなかった。
【0003】電源電圧が高い場合には、例えば図16に
示すように、1つのダイオード接続されたトランジスタ
のバイアス電流と、2つのダイオード接続されたトラン
ジスタのバイアス電流との差電流I1−I2を出力として
取り出すことにより、温度(絶対温度)に逆比例する電
流が得られる。図16を参照して、トランジスタQ1と
Q2からなる第1のカレントミラー回路のミラー電流I
1はトランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧をVBE
として(VSTB−VBE1)/R1、トランジスタQ3とQ
4からなる第2のカレントミラー回路のミラー電流I2
は(VSTB−2VBE)/R2とされ(但し、トランジスタ
Q4とQ7のベース・エミッタ間電圧をVBEとおく)、
トランジスタQ5とQ6からなる第3のカレントミラー
回路は電流I2を折り返し、第4のカレントミラー回路
のトランジスタQ8には差電流I1−I2が基準電流とし
て入力されトランジスタQ9から差電流I1−I2が出力
される。
【0004】図16に示す回路において、温度に逆比例
する電流が得られるのは、ダイオード接続されたトラン
ジスタQ1のバイアス電流は温度に逆比例し(温度の増
大とともに減少、これはベース・エミッタ間電圧VBE
温度係数が約−2mV/℃と負であることによる)、同
様にダイオード接続された2つのトランジスタQ4、Q
7のバイアス電流も温度に逆比例し、ダイオード接続さ
れたトランジスタQ1のバイアス電流の温度特性の2倍
の温度特性を持つことによる。ただし、電源電圧VSTB
は温度特性を持たない基準電圧とすることが必要とされ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図16
に示す回路においては、電源電圧VSTBとして電源・接
地間に直列接続されたトランジスタQ4、Q7のベース
・エミッタ間電圧の和(VBEは0.6〜0.7V、従っ
て1.2〜1.4V程度)よりも大の電圧値が必要とさ
れる。すなわち、従来の温度に逆比例する電流を発生さ
せる逆PTAT回路では、例えば1V程度の低電圧で動
作させることは困難であった。
【0006】従って、本発明は上記問題点を解消し、半
導体集積回路上に、低電圧から動作し、回路規模の小さ
い、温度に逆比例する電流を出力するカレントミラー回
路および基準電流回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、第1の抵抗を介してエミッタ接地される
と共にダイオード接続された第1のトランジスタに基準
電流が入力され、前記第1のトランジスタとベースが共
通接続されエミッタ接地された第2のトランジスタがミ
ラー電流を引き込むことを特徴とするカレントミラー回
路を提供する。
【0008】また、本発明は、第1の抵抗を介してソー
ス接地されると共にダイオード接続された第1のトラン
ジスタに基準電流が入力され、前記第1のトランジスタ
とゲートが共通接続されソース接地された第2のトラン
ジスタがミラー電流を引き込むことを特徴とするカレン
トミラー回路を提供する。
【0009】さらに、本発明は、第1の抵抗を介してベ
ースとコレクタが接続され、第2の抵抗を介してエミッ
タ接地される第1のトランジスタに基準電流が入力さ
れ、前記第1のトランジスタのコレクタにベースが共通
接続されると共にエミッタ接地された第2のトランジス
タがミラー電流を引き込むことを特徴とするカレントミ
ラー回路を提供する。
【0010】そして、本発明は、第1の抵抗を介してゲ
ートとドレインが接続され、第2の抵抗を介してソース
接地される第1のトランジスタに基準電流が入力され、
前記第1のトランジスタのドレインにゲートが共通接続
されると共にソース接地された第2のトランジスタがミ
ラー電流を引き込むことを特徴とするカレントミラー回
路を提供する。
【0011】また、本発明は、正の温度特性を有するP
TAT回路と、一方の電流に対して他方の電流の関係が
温度に対して逆比例する逆PTAT回路が、互いに温度
特性を打ち消すように、電流ループを構成することを特
徴とする基準電流回路を提供する。
【0012】さらに、本発明は、上記カレントミラー回
路により、エミッタ接地され抵抗を介してベースが接地
されたトランジスタが駆動され、前記カレントミラー回
路の基準電流が前記トランジスタに、前記カレントミラ
ー回路のミラー電流が前記抵抗にそれぞれ供給されるこ
とを特徴とする基準電流回路を提供する。
【0013】そして、本発明は、好ましくは、エミッタ
が接地され、抵抗を介してベースが接地された第3のト
ランジスタが、第1の抵抗を介してベースとコレクタが
接続され、エミッタ接地される第1のトランジスタに基
準電流が入力され、前記第1のトランジスタのコレクタ
にベースが共通接続されエミッタ接地された第2のトラ
ンジスタがミラー電流を引き込むカレントミラー回路に
より駆動され、前記カレントミラー回路の基準電流が前
記トランジスタに、前記カレントミラー回路のミラー電
流が前記抵抗にそれぞれ供給されることを特徴とする基
準電流回路を提供する。
【0014】
【作用】本発明のカレントミラー回路および基準電流回
路によれば、低電圧から動作し、回路規模も小さく、し
かも温度に逆比例する逆PTAT特性を持つカレントミ
ラー回路、および基準電流回路を簡単に実現することが
できる。
【0015】
【実施例】図面を参照して、本発明の実施例を以下に説
明する。
【0016】
【実施例1】図1に、本発明に係るカレントミラー回路
の第1の実施例の構成を示す。本実施例ではバイポーラ
トランジスタを用いた回路構成例を示す。
【0017】素子の整合性は良いものとし、ベース幅変
調を無視すると、トランジスタのベース電圧とコレクタ
電流の関係を規定する指数則より、トランジスタQ1の
コレクタ電流は次式(1)で与えられる。
【0018】
【数1】
【0019】ここでVTは熱電圧であり、VT=kT/q
と表される。ただし、kはボルツマン定数、Tは絶対温
度、qは単位電子電荷である。ISはトランジスタの飽
和電流、KはトランジスタQ1のエミッタ面積比をそれ
ぞれ示している。
【0020】同様に、トランジスタQ2のコレクタ電流
は次式(2)にて与えられる(トランジスタQ2のエミ
ッタ面積比は1)。
【0021】
【数2】
【0022】また、トランジスタQ2のベース・エミッ
タ間電圧VBE2はトランジスタQ1のベース・エミッタ
間電圧VBE1にエミッタ抵抗R1の電位降下R1×I1を加
えたものに等しく、トランジスタQ1とQ2とのベース
・エミッタ間電圧の差ΔVBEは次式(3)にて表わされ
る。
【0023】
【数3】
【0024】なお、ここでは、簡単のために、トランジ
スタの電流増幅率αFは1としてある。
【0025】したがって、上式(3)に上式(1)、
(2)のVBE1、VBE2を代入して、本実施例に係るカレ
ントミラー回路(「逆ワイドラーカレントミラー回路」
ともいう)の基準電流I1とミラー電流I2の関係は次式
(4)で与えられる。
【0026】
【数4】
【0027】従って、逆ワイドラーカレントミラー回路
の微分温度係数TCF(ミラー電流I2の温度微分として
求められる)は、次式(5)で与えられる。
【0028】
【数5】
【0029】上式(5)において、dR1/dT=0
(抵抗R1の温度係数が零)の場合には明らかに微分温
度係数TCF(I2)<0となり、本実施例のカレントミ
ラー回路のミラー電流I2は絶対温度に逆比例する。
【0030】図2に、本発明の第1の実施例に係るカレ
ントミラー回路における基準電流I1とミラー電流I2
の関係を示す。
【0031】図2を参照して、R1/VT=1の特性曲線
を常温(25℃)とみなせば、R1/VT=298/24
8の曲線、およびR1/VT=298/348の曲線は、
それぞれ−30℃と75℃に相当する。
【0032】すなわち、図2から、本発明の第1に係る
実施例のカレントミラー回路は逆PTAT回路(出力電
流が絶対温度に逆比例する回路)であることが理解でき
る。
【0033】図3は、−25℃、25℃、および75℃
における本発明の第1実施例に係るカレントミラー回路
の温度特性の実測値であり、ここでは、R1=100
Ω、TCF(R1)=−300ppm/℃、エミッタ面積
比K=1、トランジスタQ2のコレクタ電圧VCE2
0.5Vとしている。このように、本実施例によれば、
絶対温度に逆比例(「反比例」ともいう)する電流が簡
単に得られる。
【0034】
【実施例2】図4に、本発明に係るカレントミラー回路
の第2の実施例の構成を示す。本実施例は前記第1の実
施例のバイポーラトランジスタをMOSトランジスタで
置き換えたものである。
【0035】素子の整合性は良いものとし、チャネル長
変調と基板効果を無視し、MOSトランジスタのドレイ
ン電流とゲート−ソース間電圧の関係は2乗則に従うも
のとすると、MOSトランジスタM1のドレイン電流
は、次式(6)で与えられる。
【0036】
【数6】
【0037】ここで、βはトランスコンダクタンス・パ
ラメータであり、β=μ(COX/2)(W/L)と表さ
れる。ただし、μはキャリアの実効モビリティ、COX
単位面積当たりのゲート酸化膜容量、W、Lはそれぞれ
ゲート幅、ゲート長を表わし、VGSはゲート−ソース間
電圧、VTHはゲートしきい値電圧をそれぞれ示す。ま
た、KはMOSトランジスタM1の利得係数比(電流駆
動比、ゲート幅WがトランジスタM2のK倍)を示して
いる。
【0038】同様にしてMOSトランジスタM2のドレ
イン電流は、次式(7)で与えられる。
【0039】
【数7】
【0040】また、図4を参照して、トランジスタM
1、M2のゲート−ソース間電圧VGS 1、VGS2の差電圧
ΔVGSは次式(8)で与えられる。
【0041】
【数8】
【0042】上式(6)、(7)からVGS1、VGS2をそ
れぞれI1、I2で表わし、これらを上式(8)を代入し
てミラー電流I2を求めると、次式(9)が得られる。
【0043】
【数9】
【0044】上式(9)は本発明の第2実施例に係るカ
レントミラー回路における基準電流I1とミラー電流I2
と関係を規定するものである。
【0045】MOSデバイスにおいては、モビリティμ
が温度特性を持つことから、トランスコンダクタンス・
パラメータβの温度依存性は次式(10)で表される。
【0046】
【数10】
【0047】ただし、β0は常温(=300K)でのβ
の値である。
【0048】上式(9)においては、トランスコンダク
タンス・パラメータβは√内に表されるから、次式(1
1)が成り立つ。
【0049】
【数11】
【0050】図5にトランスコンダクタンス・パラメー
タβについてβ1/2の特性図を示す。図5から判るよう
にβ1/2は負の温度特性(微分温度係数が負)を持つこ
とから、本実施例に係るカレントミラー回路における基
準電流I1とミラー電流I2の関係(上式(9)参照)を
図示すれば、おおよそ、図2と同様の特性が得られる。
すなわち、本実施例に係るカレントミラー回路における
ミラー電流I2は負の温度係数を持つ。
【0051】
【実施例3】次に、図6に、本発明の第3実施例に係る
カレントミラー回路の構成を示す。
【0052】トランジスタQ1のQ2のコレクタ電流を
1、I2としてベース・エミッタ間電圧VBE1とVBE2
それぞれ上式(1)、(2)で与えられる。
【0053】図6を参照して、トランジスタQ1のQ2
のベース・エミッタ間電圧VBE1とVBE2の差ΔVBEに関
して、抵抗R1とエミッタ抵抗R2に流れる電流が共に等
しいものとして(電流増幅率αFを1で近似)、VBE2
BE1=I1(R2−R1)が成り立ち、上式(1)、
(2)から、カレントミラー回路の基準電流I1とミラ
ー電流I2の関係として次式(12)が導出される。
【0054】
【数12】
【0055】従って、カレントミラー回路(ミラー電流
2)の微分温度係数TCFは次式(13)で与えられ
る。
【0056】
【数13】
【0057】抵抗R2、R1がいずれも温度特性を持たな
いものと仮定すると、抵抗値がR2>R1の場合にはカレ
ントミラー回路の微分温度係数TCFは負、すなわちT
F(I2)<0となり、R2<R1の場合にはTC
F(I2)>0となる。
【0058】したがって、図6に示した本実施例に係る
カレントミラー回路は、R2>R1の場合には前記第1実
施例のカレントミラー回路と同様にミラー電流I2の微
分温度係数TCFは負となり、一方、R2>R1の場合に
は良く知られた永田カレントミラー回路と同様に作用す
ることになる。すなわち、本実施例に係るカレントミラ
ー回路の温度係数は抵抗R1とR2によりプログラミング
可能である。
【0059】本実施例において、R2>R1の場合を例
に、図7に−25℃、25℃、および75℃における温
度係数が設定可能なカレントミラー回路の温度特性の実
測値を示す。ここでは、R1=100Ω、R2=150
Ω、TCF(R)=−300ppm/℃、K1=1、V
CE2=0.5Vと設定してある。抵抗での電圧降下が2
T以下の時には、温度係数が正しい値に設定されてい
る。
【0060】
【実施例4】次に、図8に、本発明の第4の実施例に係
るカレントミラー回路の構成を示す。図示の如く本実施
例においてはカレントミラー回路はMOSトランジスタ
で構成されている。
【0061】前記第3の実施例と同様にして、MOSト
ランジスタM1とM2のゲート−ソース間電圧VGS1
GS2の差は次式(14)で与えられる。
【0062】
【数14】
【0063】また、MOSトランジスタM1とM2のド
レイン電流I1、I2は上式(6)、(7)でそれぞれ表
わされることから、式(6)、(7)を上式(14)に
代入して、電流I1とI2の関係として次式(15)と
(16)が得られる。
【0064】
【数15】
【0065】
【数16】
【0066】上式(15)、(16)から本実施例のカ
レントミラー回路における基準電流I1とミラー電流I2
の関係が求められた。すなわち、R2≧R1の場合には本
実施例のカレントミラー回路における基準電流I1とミ
ラー電流I2の関係と同様に、逆PTAT回路となり、
1≧T2の場合にはMOS永田カレントミラー回路とな
り、本発明者が解析したようにPTAT回路となる(文
献「ICICE Transactionson Fundamentals、VOL.E77-A、
NO.2、pp.398-402、Feb.、 1994年」参照)。このよう
に、本実施例に係るカレントミラー回路の温度係数は抵
抗R1とR2によりプログラミング可能である。
【0067】
【実施例5】図9は、本発明のさらに別の実施例(第5
の実施例)として、本発明に係る基準電流回路の一実施
例の構成を示すブロック図である。図9を参照して、本
実施例は、PTAT(proportional to absolute tempe
rature)型カレントミラー回路を相互バイアス化して構
成される。そして、逆PTATカレントミラー回路102
はPTATカレントミラー回路101で駆動される。な
お、PTAT回路は不図示の起動回路(start-up回路;
好ましくは永田カレントミラー回路等により構成され
る)により所定の安定動作点に導かれる。
【0068】図9のPTAT回路としては、よく知られ
たワイドラーカレントミラー回路や永田カレントミラー
回路、あるいは定電流駆動されたトランジスタのベース
バイアス抵抗に流れる電流回路等を用いてよい。本実施
例においては、ワイドラーカレントミラー回路等のPT
AT型カレントミラー回路を逆ワイドラーカレントミラ
ー回路で構成された逆PTAT回路で受けることによ
り、ゼロ温度係数(温度特性を持たない一定電流)の基
準電流回路が得られる。
【0069】
【実施例6】図10に、本発明の更に別の実施例とし
て、本発明に係る基準電流回路の第2の実施例の構成を
示す。本実施例ではバイポーラ素子が用いられている。
【0070】図10には、図1に示した前記第1実施例
のカレントミラー回路(トランジスタQ2、Q3とエミ
ッタ抵抗R2から構成される逆ワイドラーカレントミラ
ー回路)とベース抵抗R1を介してバイアスされるトラ
ンジスタQ6とを含み、零と負の温度特性を持つ基準電
流回路の構成が示されている。なお、電流ISTRTは不図
示の起動回路(例えば永田カレントミラー回路で構成さ
れる)から引き込まれるものとする。
【0071】トランジスタQ1のベース・エミッタ間電
圧VBE1の温度依存性は−2mV/℃程度であり、また
抵抗R1の端子間電圧についてI11=VBE1が成り立つ
ことから、電流I1の温度特性を導くと次式(17)が
成り立つ。
【0072】
【数17】
【0073】上式(17)において、抵抗R1がゼロ温
度係数であり、ベース・エミッタ間電圧VBE1が常温で
丁度600mVであれば、図10の電流I1の微分温度
係数TCF(I1)は−3,333(=2/600)pp
m/degとなる。
【0074】したがって、もし抵抗R1がゼロ温度係数
であれば、逆ワイドラーカレントミラー回路で構成され
た逆PTAT回路を介して、図10の基準電流回路から
温度特性を持たない基準電流I2と負の温度特性を持つ
基準電流I1が得られる。
【0075】図11に、永田カレントミラー回路を起動
回路とした相互バイアスされた零と負の温度特性を持つ
基準電流回路における出力電流の、−25℃、25℃、
および75℃における温度特性の実測値を示す。ここで
は、R1=3KΩ、R2=100Ω、抵抗の温度係数TC
F(R)=−300ppm/℃、トランジスタQ4のコ
レクタ電圧VCE4=0.7V、トランジスタQ5のコレ
クタ電圧VCE5=0.5Vとされている。
【0076】
【実施例7】図12は、本発明に係る基準電流回路の更
に別の実施例の構成を示す図であり、2つの単純カレン
トミラー回路で電流を折り返した零と負の温度特性を持
つ基準電流回路を示す。図12を参照して、本実施例
は、前記第1実施例に係るカレントミラー回路を構成す
るトランジスタQ2、Q3のコレクタ電流(基準電流と
ミラー電流)を、トランジスタQ4、5からなる第1の
単純カレントミラー回路と、トランジスタQ6、Q7か
らなる第2の単純カレントミラー回路とでそれぞれ折り
返し、トランジスタQ1にコレクタ電流I2、バイアス
抵抗R1に電流I1を供給している。
【0077】図13は、図12に示す本実施例に係る基
準電流回路において、永田カレントミラー回路を起動回
路とした零と負の温度特性を持つ基準電流回路の、−2
5℃、25℃、および75℃における温度特性である。
ここでは、R1=50Ω、R2=100Ω、各抵抗の温度
係数はTCF(R)=−300ppm/℃である。図示
の如く、本実施例に係る基準電流回路において電流
1、I2は負の温度特性を有する。
【0078】
【実施例8】図14は、本発明に係る基準電流回路の更
にまた別の実施例の構成を示す図であり、図1に示した
前記第1実施例のカレントミラー回路(トランジスタQ
3、Q4と抵抗R2で構成される逆PTATカレントミ
ラー回路)と、永田カレントミラー回路(トランジスタ
Q1、Q2と抵抗R1で構成される)と、トランジスタ
Q5、Q6からなる第1の単純カレントミラー回路と、
トランジスタQ7、Q8からなる第2の単純カレントミ
ラー回路から構成され、逆PTATカレントミラー回路
の基準電流とミラー電流は第1、第2のカレントミラー
回路で折り返されて、永田カレントミラー回路の基準電
流とミラー電流とされ、基準電流回路は零と負の温度特
性を示す。
【0079】図14に示す永田カレントミラー回路(ト
ランジスタQ1、Q2と抵抗R1で構成される)の基準
電流I1とミラー電流(mirror current)I2の関係とし
て、トランジスタQ1、2のベース・エミッタ間電圧V
BE1、VBE2とコレクタ電流I1、I2の関係(次式18
a、18b参照)、トランジスタQ1、2のベース・エ
ミッタ間電位差に関するキルヒホフ電圧則(次式(1
9))から次式(20)が導かれる。
【0080】
【数18】
【0081】
【数19】
【0082】
【数20】
【0083】上式(20)を基準電流I1で微分し、d
2/dI1=0を求めると次式(21)が得られる。
【0084】
【数21】
【0085】従って、上式(20)、(21)からミラ
ー電流I2のピーク値は次式(22)となる。
【0086】
【数22】
【0087】上式(22)から、トランジスタQ2、Q
1のエミッタ面積比K1をe(=2.7183)(おおよそ1
1/4)に設定すると、永田カレントミラー回路のミラ
ー電流I2のピーク値は基準電流値I1と等しくなる。
【0088】また、永田カレントミラー回路の微分温度
係数(TCF)は次式(23)で与えられる。
【0089】
【数23】
【0090】抵抗R1の温度係数が零(dR1/dT=
0)の場合には明らかに微分温度係数TCF(I2)>0
となり、永田カレントミラー回路のミラー電流I2は絶
対温度に比例する。すなわち、PTAT回路となってい
る。
【0091】本実施例に係る基準電流回路においては、
永田カレントミラー回路はPTAT回路として用いら
れ、ピーク点を越えた領域で作動するものとし、回路内
で負帰還電流ループを形成して安定に動作させている。
【0092】図15は、前記第1実施例に係る逆PTA
Tカレントミラー回路において、それぞれのトランジス
タに流れる電流を2つの単純カレントミラー回路を介し
て、永田カレントミラー回路のそれぞれのトランジスタ
に流すように構成し、永田カレントミラー回路を起動回
路として零と負の温度特性を持つ基準電流回路の、−2
5℃、25℃、および75℃における温度特性である。
ここでは、R1=50Ω、R2=100Ω、TCF(R)
=−300ppm/℃、エミッタ面積比K1=3であ
る。
【0093】図11、図13、図15より、零と負の温
度特性を持つ基準電流回路の回路電圧は、例えば数mA
オーダーの出力電流をとると、電源電圧VCCは1.4V
以上必要になっている。なお、抵抗の温度特性等の影響
で、完全に温度特性が零の出力電流は得られていない。
そして、上記各実施例に係る基準電流回路の超低電圧動
作を実現するためには、出力電流を数百μAオーダー以
下に設定すれば良い。
【0094】また、トランジスタQ1のベース・エミッ
タ間電圧VBE1が常温で600mV以上で、R1、R2
負の温度特性を持てば、TCF(I1)は−3,333p
pm/degよりも高くなる。したがって、ミラー電流
2は正の温度特性となる。この場合には、図10、図
12に示した基準電流回路の出力電流の温度特性は、正
の温度特性を持つ出力電流と負の温度特性を持つ出力電
流を適当な重み付けで加算すれば温度特性をキャンセル
できる。
【0095】このようにして得られる出力電流は、カレ
ントミラー回路の基準電流として各種のファンクション
・ブロックの駆動電流として用いられる。いずれの回路
も、回路電流を少なくし、あるいはトランジスタのエミ
ッタ面積を大きくすれば電源電圧1Vでの超低電圧動作
が可能である。
【0096】以上説明した、図10、図12に示した本
発明の実施例に係る基準電流回路は、バイポーラトラン
ジスタをMOSトランジスタに置き換えても同様にして
負の温度特性を持つ逆PTAT基準電流回路が実現でき
る。
【0097】さらに、図14に示した本発明の実施例に
係る基準電流回路も、バイポーラトランジスタをMOS
トランジスタに置き換えても同様に負の温度特性を持つ
逆PTAT基準電流回路が実現できる。
【0098】以上、本発明を上記各実施例に即して説明
したが、本発明は上記態様にのみ限定されるものでな
く、本発明の原理に準ずる各種態様及び変形を含むこと
は勿論である。一例として、本発明のカレントミラー回
路のバイポーラ素子として、NPN型トランジスタのみ
ならずPNP型トランジスタにも適用可能である。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカレント
ミラー回路および基準電流回路は、低電圧から動作し、
回路規模も小さく、しかも温度に逆比例する逆PTAT
特性を持つカレントミラー回路、および基準電流回路を
簡単に実現することができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカレントミラー回路の第1の実施
例の構成を示す図である。
【図2】本発明に係るカレントミラー回路の第1の実施
例の特性を示す図である。
【図3】本発明に係るカレントミラー回路の温度特性の
実測値を示す図である。
【図4】本発明に係るカレントミラー回路の第2の実施
例の構成を示す図である。
【図5】本発明に係るカレントミラー回路の第2の実施
例の温度特性を説明するための特性図である。
【図6】本発明に係るカレントミラー回路の第3の実施
例の構成を示す図である。
【図7】本発明に係るカレントミラー回路の第3の実施
例の温度特性の実測値を示す図である。
【図8】本発明に係るカレントミラー回路の第4の実施
例の構成を示す図である。
【図9】本発明に係る基準電流回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図10】本発明に係る基準電流回路の第2の実施例の
回路構成を示す図である。
【図11】本発明に係る基準電流回路の第2の実施例の
温度特性の実測値を示す図である。
【図12】本発明に係る基準電流回路の第3の実施例の
回路構成を示す図である。
【図13】本発明に係る基準電流回路の第3の実施例の
温度特性の実測値を示す図である。
【図14】本発明に係る基準電流回路の第4の実施例の
回路構成を示す図である。
【図15】本発明に係る基準電流回路の第4の実施例の
温度特性の実測値を示す図である。
【図16】従来の回路構成を示す図である。
【符号の説明】
101 PTATカレントミラー回路 102 逆PTATカレントミラー回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の抵抗を介してエミッタ接地されると
    共にダイオード接続された第1のトランジスタに基準電
    流が入力され、前記第1のトランジスタとベースが共通
    接続されエミッタ接地された第2のトランジスタがミラ
    ー電流を引き込むことを特徴とするカレントミラー回
    路。
  2. 【請求項2】第1の抵抗を介してソース接地されると共
    にダイオード接続された第1のトランジスタに基準電流
    が入力され、前記第1のトランジスタとゲートが共通接
    続されソース接地された第2のトランジスタがミラー電
    流を引き込むことを特徴とするカレントミラー回路。
  3. 【請求項3】第1の抵抗を介してベースとコレクタが接
    続され、第2の抵抗を介してエミッタ接地される第1の
    トランジスタに基準電流が入力され、前記第1のトラン
    ジスタのコレクタにベースが共通接続されると共にエミ
    ッタ接地された第2のトランジスタがミラー電流を引き
    込むことを特徴とするカレントミラー回路。
  4. 【請求項4】第1の抵抗を介してゲートとドレインが接
    続され、第2の抵抗を介してソース接地される第1のト
    ランジスタに基準電流が入力され、前記第1のトランジ
    スタのドレインにゲートが共通接続されると共にソース
    接地された第2のトランジスタがミラー電流を引き込む
    ことを特徴とするカレントミラー回路。
  5. 【請求項5】正の温度特性を有するPTAT回路と、一
    方の電流に対して他方の電流の関係が温度に対して逆比
    例する逆PTAT回路が、互いに温度特性を打ち消すよ
    うに、電流ループを構成することを特徴とする基準電流
    回路。
  6. 【請求項6】請求項1記載のカレントミラー回路によ
    り、エミッタ接地され抵抗を介してベースが接地された
    トランジスタが駆動され、前記カレントミラー回路の基
    準電流が前記トランジスタに、前記カレントミラー回路
    のミラー電流が前記抵抗にそれぞれ供給されることを特
    徴とする基準電流回路。
  7. 【請求項7】エミッタが接地され、抵抗を介してベース
    が接地された第3のトランジスタが、第1の抵抗を介し
    てベースとコレクタが接続され、エミッタ接地される第
    1のトランジスタに基準電流が入力され、前記第1のト
    ランジスタのコレクタにベースが共通接続されエミッタ
    接地された第2のトランジスタがミラー電流を引き込む
    カレントミラー回路により駆動され、前記カレントミラ
    ー回路の基準電流が前記トランジスタに、前記カレント
    ミラー回路のミラー電流が前記抵抗にそれぞれ供給され
    ることを特徴とする基準電流回路。
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