JPH0832076A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0832076A JPH0832076A JP16707594A JP16707594A JPH0832076A JP H0832076 A JPH0832076 A JP H0832076A JP 16707594 A JP16707594 A JP 16707594A JP 16707594 A JP16707594 A JP 16707594A JP H0832076 A JPH0832076 A JP H0832076A
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- thin film
- film transistor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力保護回路の設計的自由度を拡大させるこ
とで、入力特性、入力保護回路の性能を向上させる。 【構成】 入力保護回路のうち入力端子1と入力保護用
素子5の間の経路上に薄膜トランジスタ(TFT)12
を挿入し、動作時と非動作時でその抵抗値を変えるよう
にした。
とで、入力特性、入力保護回路の性能を向上させる。 【構成】 入力保護回路のうち入力端子1と入力保護用
素子5の間の経路上に薄膜トランジスタ(TFT)12
を挿入し、動作時と非動作時でその抵抗値を変えるよう
にした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力端子から内部回
路までの経路に設けた入力保護回路を有する半導体装置
に関するものである。
路までの経路に設けた入力保護回路を有する半導体装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の入力保護回路を有する半導体装置
の構成について図8を参照しながら説明する。図8は、
従来のこの種の半導体装置における入力保護回路を示す
回路図である。
の構成について図8を参照しながら説明する。図8は、
従来のこの種の半導体装置における入力保護回路を示す
回路図である。
【0003】図8において、1は入力端子、2は内部回
路、3は電源(VCC)、4はGND、5は電源3とGN
D4の間に接続された入力保護用素子、6は入力抵抗
(R1)、7は抵抗(R2)である。
路、3は電源(VCC)、4はGND、5は電源3とGN
D4の間に接続された入力保護用素子、6は入力抵抗
(R1)、7は抵抗(R2)である。
【0004】つぎに、従来の入力保護回路の動作につい
て図9及び図10を参照しながら説明する。図9は、従
来の入力保護回路の入力抵抗6の値がRaとRbの場合
(Ra<Rb)の入力パルス特性を示す図である。図9
において、8は入力抵抗6がRaの場合のパルス、9は
入力抵抗6がRbの場合のパルスをそれぞれ示す。
て図9及び図10を参照しながら説明する。図9は、従
来の入力保護回路の入力抵抗6の値がRaとRbの場合
(Ra<Rb)の入力パルス特性を示す図である。図9
において、8は入力抵抗6がRaの場合のパルス、9は
入力抵抗6がRbの場合のパルスをそれぞれ示す。
【0005】図10は、従来の入力保護回路における静
電気パルスの時間変化を示す図である。図10におい
て、10は速いパルス、11は遅いパルスをそれぞれ示
す。
電気パルスの時間変化を示す図である。図10におい
て、10は速いパルス、11は遅いパルスをそれぞれ示
す。
【0006】半導体装置は、通常、入力端子1から伝達
される信号以外の電気成分であるノイズ、静電気、サー
ジ等から内部回路2を保護するために、入力保護回路を
有する。この入力保護回路は、電源(VCC)3またはG
ND4に信号以外の電気成分を逃がすための入力保護用
素子5を備え、入力端子1から入力保護用素子5までの
経路に挿入された入力抵抗6と、入力保護用素子5から
内部回路2までの経路に挿入された抵抗7とを有する。
なお、入力抵抗6と抵抗7を合わせた抵抗値は、例えば
500Ω程度であり、入力抵抗6と抵抗7の比は1/3
〜1/20程度である。これは、入力抵抗6と抵抗7を
合わせた全入力抵抗の値が102〜103Ω程度であり、
代表値として500Ωとしたものである。また、入力抵
抗6は数十Ω〜数百Ω、抵抗7は数百Ω〜1kΩであ
る。
される信号以外の電気成分であるノイズ、静電気、サー
ジ等から内部回路2を保護するために、入力保護回路を
有する。この入力保護回路は、電源(VCC)3またはG
ND4に信号以外の電気成分を逃がすための入力保護用
素子5を備え、入力端子1から入力保護用素子5までの
経路に挿入された入力抵抗6と、入力保護用素子5から
内部回路2までの経路に挿入された抵抗7とを有する。
なお、入力抵抗6と抵抗7を合わせた抵抗値は、例えば
500Ω程度であり、入力抵抗6と抵抗7の比は1/3
〜1/20程度である。これは、入力抵抗6と抵抗7を
合わせた全入力抵抗の値が102〜103Ω程度であり、
代表値として500Ωとしたものである。また、入力抵
抗6は数十Ω〜数百Ω、抵抗7は数百Ω〜1kΩであ
る。
【0007】なお、図8では入力保護用素子5の具体例
としてpチャンネルMOSトランジスタTr1とnチャ
ンネルMOSトランジスタTr2で構成した場合を示し
ているが、pチャンネルまたはnチャンネルの片側の極
性だけで構成した場合やダイオードで構成した場合もあ
り、また、図8では電源3とGND4の両側に信号以外
の電気成分を逃がせる回路を示したが、電源3またはG
ND4の片側だけに信号以外の電気成分を逃せる回路も
ある。
としてpチャンネルMOSトランジスタTr1とnチャ
ンネルMOSトランジスタTr2で構成した場合を示し
ているが、pチャンネルまたはnチャンネルの片側の極
性だけで構成した場合やダイオードで構成した場合もあ
り、また、図8では電源3とGND4の両側に信号以外
の電気成分を逃がせる回路を示したが、電源3またはG
ND4の片側だけに信号以外の電気成分を逃せる回路も
ある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
半導体装置では、入力抵抗6が小さければ図9のパルス
8のように不整合によるオーバーシュートやアンダーシ
ュートやリンギングが発生し易くなるため、入力抵抗6
をある程度以上小さくできない。一方、入力抵抗6が大
きくなると、信号以外の電気成分の静電気やサージ等が
入力保護用素子5で電源3に吸収される前に入力抵抗6
で電力を消費してその発熱により入力抵抗6自身が溶断
する場合があり、入力抵抗6の設計的自由度がなく入力
保護回路の性能を制限するという問題点があった。
半導体装置では、入力抵抗6が小さければ図9のパルス
8のように不整合によるオーバーシュートやアンダーシ
ュートやリンギングが発生し易くなるため、入力抵抗6
をある程度以上小さくできない。一方、入力抵抗6が大
きくなると、信号以外の電気成分の静電気やサージ等が
入力保護用素子5で電源3に吸収される前に入力抵抗6
で電力を消費してその発熱により入力抵抗6自身が溶断
する場合があり、入力抵抗6の設計的自由度がなく入力
保護回路の性能を制限するという問題点があった。
【0009】また、入力保護用素子5が電源3に信号以
外の電気成分を逃がすまでに有限のスイッチング時間が
かかるため、図10に示したように静電気パルスには速
いパルス10と遅いパルス11ある時に、遅いパルス1
1は入力保護用素子5で電源3に逃がせても、速いパル
ス10は内部回路2に直接伝達されてしまうので、抵抗
7は大きい方が内部回路2を保護する観点からはよい。
一方、半導体装置としての動作速度の観点からは小さい
方がよいので、抵抗7の設計的自由度がなく入力保護回
路の性能を制限するという問題点があった。
外の電気成分を逃がすまでに有限のスイッチング時間が
かかるため、図10に示したように静電気パルスには速
いパルス10と遅いパルス11ある時に、遅いパルス1
1は入力保護用素子5で電源3に逃がせても、速いパル
ス10は内部回路2に直接伝達されてしまうので、抵抗
7は大きい方が内部回路2を保護する観点からはよい。
一方、半導体装置としての動作速度の観点からは小さい
方がよいので、抵抗7の設計的自由度がなく入力保護回
路の性能を制限するという問題点があった。
【0010】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、設計的自由度を拡大し、入力特性
を劣化させずに入力保護回路の性能を向上でき、また
は、入力保護回路の性能を劣化させずに入力特性の向上
を図ることができる半導体装置を得ることを目的とす
る。
めになされたもので、設計的自由度を拡大し、入力特性
を劣化させずに入力保護回路の性能を向上でき、また
は、入力保護回路の性能を劣化させずに入力特性の向上
を図ることができる半導体装置を得ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る半導体装置は、入力端子から伝達される信号以外の電
気成分から内部回路を保護するための入力保護回路を備
えた半導体装置において、前記入力端子から前記内部回
路までの前記入力保護回路として働く経路に直列に動作
時と非動作時の抵抗値が制御できる薄膜トランジスタを
挿入したものである。
る半導体装置は、入力端子から伝達される信号以外の電
気成分から内部回路を保護するための入力保護回路を備
えた半導体装置において、前記入力端子から前記内部回
路までの前記入力保護回路として働く経路に直列に動作
時と非動作時の抵抗値が制御できる薄膜トランジスタを
挿入したものである。
【0012】この発明の請求項2に係る半導体装置は、
前記薄膜トランジスタを、前記入力端子から外部に信号
以外の電気成分を逃がすための入力保護用素子までの経
路に挿入したものである。
前記薄膜トランジスタを、前記入力端子から外部に信号
以外の電気成分を逃がすための入力保護用素子までの経
路に挿入したものである。
【0013】この発明の請求項3に係る半導体装置は、
前記薄膜トランジスタを、外部に信号以外の電気成分を
逃がすための入力保護用素子から前記内部回路までの経
路に挿入したものである。
前記薄膜トランジスタを、外部に信号以外の電気成分を
逃がすための入力保護用素子から前記内部回路までの経
路に挿入したものである。
【0014】この発明の請求項4に係る半導体装置は、
前記薄膜トランジスタを、CMOS薄膜トランジスタと
したものである。
前記薄膜トランジスタを、CMOS薄膜トランジスタと
したものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1に係る半導体装置において
は、入力端子から伝達される信号以外の電気成分から内
部回路を保護するための入力保護回路を備えた半導体装
置において、前記入力端子から前記内部回路までの前記
入力保護回路として働く経路に直列に動作時と非動作時
の抵抗値が制御できる薄膜トランジスタを挿入したの
で、設計的自由度が拡大し、入力特性と入力保護回路の
性能を向上できる。また、積層構造が可能になり、薄膜
トランジスタの下層にも回路配置ができるのでチップ面
積の増加なく形成できる。さらに、薄膜トランジスタで
可変抵抗を形成した場合、膜厚や不純物の注入量等制御
できるパラメータが多いので、目的のオン抵抗とオフ抵
抗を同時に得ることが容易にできる。
は、入力端子から伝達される信号以外の電気成分から内
部回路を保護するための入力保護回路を備えた半導体装
置において、前記入力端子から前記内部回路までの前記
入力保護回路として働く経路に直列に動作時と非動作時
の抵抗値が制御できる薄膜トランジスタを挿入したの
で、設計的自由度が拡大し、入力特性と入力保護回路の
性能を向上できる。また、積層構造が可能になり、薄膜
トランジスタの下層にも回路配置ができるのでチップ面
積の増加なく形成できる。さらに、薄膜トランジスタで
可変抵抗を形成した場合、膜厚や不純物の注入量等制御
できるパラメータが多いので、目的のオン抵抗とオフ抵
抗を同時に得ることが容易にできる。
【0016】この発明の請求項2に係る半導体装置にお
いては、前記薄膜トランジスタを、前記入力端子から外
部に信号以外の電気成分を逃がすための入力保護用素子
までの経路に挿入したので、非動作時にはオンすること
で抵抗値が下がって信号以外の電気成分によって発熱に
よる溶断を防ぐとともに、動作時にはオフになって抵抗
値が上がって不整合によるリンギング等を防ぐことがで
き、設計的自由度が拡大し、入力特性と入力保護回路の
性能を向上できる。
いては、前記薄膜トランジスタを、前記入力端子から外
部に信号以外の電気成分を逃がすための入力保護用素子
までの経路に挿入したので、非動作時にはオンすること
で抵抗値が下がって信号以外の電気成分によって発熱に
よる溶断を防ぐとともに、動作時にはオフになって抵抗
値が上がって不整合によるリンギング等を防ぐことがで
き、設計的自由度が拡大し、入力特性と入力保護回路の
性能を向上できる。
【0017】この発明の請求項3に係る半導体装置にお
いては、前記薄膜トランジスタを、外部に信号以外の電
気成分を逃がすための入力保護用素子から前記内部回路
までの経路に挿入したので、非動作時にはオフすること
で抵抗値が上がって信号以外の電気成分の内の速いパル
スが内部回路へ伝達されることを防ぐとともに、動作時
にはオンになって抵抗値が下がって動作速度の低下を防
ぐことができ、設計的自由度が拡大し、入力特性と入力
保護回路の性能を向上できる。
いては、前記薄膜トランジスタを、外部に信号以外の電
気成分を逃がすための入力保護用素子から前記内部回路
までの経路に挿入したので、非動作時にはオフすること
で抵抗値が上がって信号以外の電気成分の内の速いパル
スが内部回路へ伝達されることを防ぐとともに、動作時
にはオンになって抵抗値が下がって動作速度の低下を防
ぐことができ、設計的自由度が拡大し、入力特性と入力
保護回路の性能を向上できる。
【0018】この発明の請求項4に係る半導体装置にお
いては、前記薄膜トランジスタを、CMOS薄膜トラン
ジスタとしたので、例えばCMOS薄膜トランジスタを
pチャンネル薄膜トランジスタとnチャンネル薄膜トラ
ンジスタとで構成した場合、非動作時にはオフすること
で入力端子から入力保護用素子までのpチャンネル薄膜
トランジスタの抵抗値が下がって信号以外の電気成分に
よる発熱による入力保護用素子までの抵抗部の溶断を防
ぎ、かつnチャンネル薄膜トランジスタの抵抗値が上が
って信号以外の電気成分の内の速いパルスが内部回路へ
伝達されることを防ぐ。一方、動作時にはオンになって
nチャンネル薄膜トランジスタの抵抗値が下がって動作
速度の低下を防ぐことができ、かつpチャンネル薄膜ト
ランジスタの抵抗値が上がって不整合によるリンギング
等を防ぐことができる。
いては、前記薄膜トランジスタを、CMOS薄膜トラン
ジスタとしたので、例えばCMOS薄膜トランジスタを
pチャンネル薄膜トランジスタとnチャンネル薄膜トラ
ンジスタとで構成した場合、非動作時にはオフすること
で入力端子から入力保護用素子までのpチャンネル薄膜
トランジスタの抵抗値が下がって信号以外の電気成分に
よる発熱による入力保護用素子までの抵抗部の溶断を防
ぎ、かつnチャンネル薄膜トランジスタの抵抗値が上が
って信号以外の電気成分の内の速いパルスが内部回路へ
伝達されることを防ぐ。一方、動作時にはオンになって
nチャンネル薄膜トランジスタの抵抗値が下がって動作
速度の低下を防ぐことができ、かつpチャンネル薄膜ト
ランジスタの抵抗値が上がって不整合によるリンギング
等を防ぐことができる。
【0019】
実施例1.この発明の一実施例について図1を参照しな
がら説明する。図1は、この発明の実施例1の構成を示
す図であり、入力端子1乃至入力保護用素子5、抵抗7
は上述した従来回路のものと同様である。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
がら説明する。図1は、この発明の実施例1の構成を示
す図であり、入力端子1乃至入力保護用素子5、抵抗7
は上述した従来回路のものと同様である。なお、各図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0020】図1において、12はpチャンネル薄膜ト
ランジスタ(p−chTFT、TFT:Thin Film Tran
sistor)、13はそのゲート電極である。
ランジスタ(p−chTFT、TFT:Thin Film Tran
sistor)、13はそのゲート電極である。
【0021】つぎに、この実施例1の動作について説明
する。この場合、pチャンネル薄膜トランジスタ12が
オンする電圧を調整し、非動作時にゲート電極13にオ
ンになる電圧を印加するように設定しておけば、非動作
時にはオンすることで抵抗値が下がって信号以外の電気
成分によって発熱による溶断を防ぐとともに、動作時に
はオフになって抵抗値が上がって不整合によるリンギン
グ等を防ぐことができるようになる。なお、オン抵抗値
は例えばオフ抵抗値の1/100程度である。TFTの
オン抵抗とオフ抵抗の比は3桁〜8桁にすることができ
る。もちろん、2桁も可能である。
する。この場合、pチャンネル薄膜トランジスタ12が
オンする電圧を調整し、非動作時にゲート電極13にオ
ンになる電圧を印加するように設定しておけば、非動作
時にはオンすることで抵抗値が下がって信号以外の電気
成分によって発熱による溶断を防ぐとともに、動作時に
はオフになって抵抗値が上がって不整合によるリンギン
グ等を防ぐことができるようになる。なお、オン抵抗値
は例えばオフ抵抗値の1/100程度である。TFTの
オン抵抗とオフ抵抗の比は3桁〜8桁にすることができ
る。もちろん、2桁も可能である。
【0022】この実施例1によれば、入力保護回路部分
の抵抗を薄膜トランジスタ12で形成した可変抵抗に置
き換えることで、設計的自由度を拡大し、入力特性と入
力保護回路の性能を従来よりよくすることができる。ま
た、可変抵抗を薄膜トランジスタ12で形成すること
で、積層構造が可能になり、薄膜トランジスタ12の下
層にも回路配置ができるのでチップ面積の増加なく形成
できる。さらに、薄膜トランジスタ12で可変抵抗を形
成した場合、膜厚や不純物の注入量等制御できるパラメ
ータが多いので、目的のオン抵抗とオフ抵抗を同時に得
ることが容易にできる。
の抵抗を薄膜トランジスタ12で形成した可変抵抗に置
き換えることで、設計的自由度を拡大し、入力特性と入
力保護回路の性能を従来よりよくすることができる。ま
た、可変抵抗を薄膜トランジスタ12で形成すること
で、積層構造が可能になり、薄膜トランジスタ12の下
層にも回路配置ができるのでチップ面積の増加なく形成
できる。さらに、薄膜トランジスタ12で可変抵抗を形
成した場合、膜厚や不純物の注入量等制御できるパラメ
ータが多いので、目的のオン抵抗とオフ抵抗を同時に得
ることが容易にできる。
【0023】この実施例1ではpチャンネル薄膜トラン
ジスタ12を示したが、nチャンネル薄膜トランジスタ
でもロジックを変えれば同様の半導体装置の入力保護回
路を得ることができる。但し、この場合は非動作時でも
外部からの電源供給が必要となる。
ジスタ12を示したが、nチャンネル薄膜トランジスタ
でもロジックを変えれば同様の半導体装置の入力保護回
路を得ることができる。但し、この場合は非動作時でも
外部からの電源供給が必要となる。
【0024】図2は、上記のpチャンネル薄膜トランジ
スタ12Aの構造の一実施例でボトムゲートタイプの断
面図である。薄膜トランジスタ(TFT)の場合、ゲー
ト電極13をチャンネル部分の下側に配置したものをボ
トムゲートタイプと呼び、ゲート電極13をチャンネル
部分の上側に配置したものをトップゲートタイプと呼
び、製造の容易さや特性上の違いがあるのでこの2種類
を区別している。図3は、上記のpチャンネル薄膜トラ
ンジスタ12Bの構造のトップゲートタイプの断面図で
ある。
スタ12Aの構造の一実施例でボトムゲートタイプの断
面図である。薄膜トランジスタ(TFT)の場合、ゲー
ト電極13をチャンネル部分の下側に配置したものをボ
トムゲートタイプと呼び、ゲート電極13をチャンネル
部分の上側に配置したものをトップゲートタイプと呼
び、製造の容易さや特性上の違いがあるのでこの2種類
を区別している。図3は、上記のpチャンネル薄膜トラ
ンジスタ12Bの構造のトップゲートタイプの断面図で
ある。
【0025】実施例2.この発明の実施例2について図
4を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施例
2の構成を示す図であり、入力端子1乃至入力抵抗6は
上述した従来回路のものと同様である。
4を参照しながら説明する。図4は、この発明の実施例
2の構成を示す図であり、入力端子1乃至入力抵抗6は
上述した従来回路のものと同様である。
【0026】図4において、14はnチャンネル薄膜ト
ランジスタ(n−chTFT)、15はそのゲート電極
である。
ランジスタ(n−chTFT)、15はそのゲート電極
である。
【0027】つぎに、この実施例2の動作について説明
する。この場合、nチャンネル薄膜トランジスタ14が
オンする電圧を調整し、非動作時にゲート電極15にオ
フになる電圧を印加するように設定しておけば、非動作
時にはオフすることで抵抗値が上がって信号以外の電気
成分の内の速いパルスが内部回路2へ伝達されることを
防ぐとともに、動作時にはオンになって抵抗値が下がっ
て動作速度の低下を防ぐことができるようになる。
する。この場合、nチャンネル薄膜トランジスタ14が
オンする電圧を調整し、非動作時にゲート電極15にオ
フになる電圧を印加するように設定しておけば、非動作
時にはオフすることで抵抗値が上がって信号以外の電気
成分の内の速いパルスが内部回路2へ伝達されることを
防ぐとともに、動作時にはオンになって抵抗値が下がっ
て動作速度の低下を防ぐことができるようになる。
【0028】この実施例2によれば、入力保護回路部分
の抵抗を薄膜トランジスタ14で形成した可変抵抗に置
き換えることで、設計的自由度を拡大し、入力特性と入
力保護回路の性能を従来よりよくすることができる。ま
た、可変抵抗を薄膜トランジスタ14で形成すること
で、積層構造が可能になり、薄膜トランジスタ14の下
層にも回路配置ができるのでチップ面積の増加なく形成
できる。さらに、薄膜トランジスタ14で可変抵抗を形
成した場合、膜厚や不純物の注入量等制御できるパラメ
ータが多いので、目的のオン抵抗とオフ抵抗を同時に得
ることが容易にできる。
の抵抗を薄膜トランジスタ14で形成した可変抵抗に置
き換えることで、設計的自由度を拡大し、入力特性と入
力保護回路の性能を従来よりよくすることができる。ま
た、可変抵抗を薄膜トランジスタ14で形成すること
で、積層構造が可能になり、薄膜トランジスタ14の下
層にも回路配置ができるのでチップ面積の増加なく形成
できる。さらに、薄膜トランジスタ14で可変抵抗を形
成した場合、膜厚や不純物の注入量等制御できるパラメ
ータが多いので、目的のオン抵抗とオフ抵抗を同時に得
ることが容易にできる。
【0029】この実施例2ではnチャンネル薄膜トラン
ジスタ14を示したが、pチャンネル薄膜トランジスタ
でもロジックを変えれば同様の半導体装置を得ることが
できる。但し、この場合は非動作時でも外部からの電源
供給が必要となる。なお、この実施例2と前述した実施
例1を組み合わせてもよい。
ジスタ14を示したが、pチャンネル薄膜トランジスタ
でもロジックを変えれば同様の半導体装置を得ることが
できる。但し、この場合は非動作時でも外部からの電源
供給が必要となる。なお、この実施例2と前述した実施
例1を組み合わせてもよい。
【0030】図5は、上記のnチャンネル薄膜トランジ
スタ14Aの構造の一実施例でボトムゲートタイプの断
面図である。また、図6は、上記のnチャンネル薄膜ト
ランジスタ14Bの構造のトップゲートタイプの断面図
である。
スタ14Aの構造の一実施例でボトムゲートタイプの断
面図である。また、図6は、上記のnチャンネル薄膜ト
ランジスタ14Bの構造のトップゲートタイプの断面図
である。
【0031】実施例3.この発明の実施例3について図
7を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施例
3の構成を示す図であり、入力端子1〜入力保護用素子
5は上述した従来回路のものと同様である。
7を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施例
3の構成を示す図であり、入力端子1〜入力保護用素子
5は上述した従来回路のものと同様である。
【0032】図7において、16はCMOS薄膜トラン
ジスタ(CMOSTFT)、17はそのゲート電極であ
る。
ジスタ(CMOSTFT)、17はそのゲート電極であ
る。
【0033】この場合、CMOS薄膜トランジスタ16
がオンする電圧を調整し、非動作時にゲート電極17に
オフになる電圧を印加するように設定しておけば、非動
作時にはオフすることで入力端子1から入力保護用素子
5までのpチャンネル薄膜トランジスタの抵抗値が下が
って信号以外の電気成分による発熱による入力保護用素
子5までの抵抗部の溶断を防ぎ、かつnチャンネル薄膜
トランジスタの抵抗値が上がって信号以外の電気成分の
内の速いパルスが内部回路2へ伝達されることを防ぐ。
がオンする電圧を調整し、非動作時にゲート電極17に
オフになる電圧を印加するように設定しておけば、非動
作時にはオフすることで入力端子1から入力保護用素子
5までのpチャンネル薄膜トランジスタの抵抗値が下が
って信号以外の電気成分による発熱による入力保護用素
子5までの抵抗部の溶断を防ぎ、かつnチャンネル薄膜
トランジスタの抵抗値が上がって信号以外の電気成分の
内の速いパルスが内部回路2へ伝達されることを防ぐ。
【0034】一方、動作時にはオンになってnチャンネ
ル薄膜トランジスタの抵抗値が下がって動作速度の低下
を防ぐことができ、かつpチャンネル薄膜トランジスタ
の抵抗値が上がって不整合によるリンギング等を防ぐこ
とができるようになる。
ル薄膜トランジスタの抵抗値が下がって動作速度の低下
を防ぐことができ、かつpチャンネル薄膜トランジスタ
の抵抗値が上がって不整合によるリンギング等を防ぐこ
とができるようになる。
【0035】この実施例3ではCMOS薄膜トランジス
タ16のpチャンネル薄膜トランジスタを入力端子1に
近い側にした例を示したが、ロジックを変えればnチャ
ンネル薄膜トランジスタを入力端子1に近い側にして同
様の半導体装置の入力保護回路を得ることができる。但
し、この場合、非動作時でも電源の供給が必要になる。
タ16のpチャンネル薄膜トランジスタを入力端子1に
近い側にした例を示したが、ロジックを変えればnチャ
ンネル薄膜トランジスタを入力端子1に近い側にして同
様の半導体装置の入力保護回路を得ることができる。但
し、この場合、非動作時でも電源の供給が必要になる。
【0036】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る半導体装置
は、以上説明したとおり、入力端子から伝達される信号
以外の電気成分から内部回路を保護するための入力保護
回路を備えた半導体装置において、前記入力端子から前
記内部回路までの前記入力保護回路として働く経路に直
列に動作時と非動作時の抵抗値が制御できる薄膜トラン
ジスタを挿入したので、設計的自由度が拡大し、入力特
性と入力保護回路の性能を向上できる。また、積層構造
が可能になり、薄膜トランジスタの下層にも回路配置が
できるのでチップ面積の増加なく形成できる。さらに、
薄膜トランジスタで可変抵抗を形成した場合、膜厚や不
純物の注入量等制御できるパラメータが多いので、目的
のオン抵抗とオフ抵抗を同時に得ることが容易にできる
という効果を奏する。
は、以上説明したとおり、入力端子から伝達される信号
以外の電気成分から内部回路を保護するための入力保護
回路を備えた半導体装置において、前記入力端子から前
記内部回路までの前記入力保護回路として働く経路に直
列に動作時と非動作時の抵抗値が制御できる薄膜トラン
ジスタを挿入したので、設計的自由度が拡大し、入力特
性と入力保護回路の性能を向上できる。また、積層構造
が可能になり、薄膜トランジスタの下層にも回路配置が
できるのでチップ面積の増加なく形成できる。さらに、
薄膜トランジスタで可変抵抗を形成した場合、膜厚や不
純物の注入量等制御できるパラメータが多いので、目的
のオン抵抗とオフ抵抗を同時に得ることが容易にできる
という効果を奏する。
【0037】この発明の請求項2に係る半導体装置は、
以上説明したとおり、前記薄膜トランジスタを、前記入
力端子から外部に信号以外の電気成分を逃がすための入
力保護用素子までの経路に挿入したので、非動作時には
オンすることで抵抗値が下がって信号以外の電気成分に
よって発熱による溶断を防ぐとともに、動作時にはオフ
になって抵抗値が上がって不整合によるリンギング等を
防ぐことができ、設計的自由度が拡大し、入力特性と入
力保護回路の性能を向上できるという効果を奏する。
以上説明したとおり、前記薄膜トランジスタを、前記入
力端子から外部に信号以外の電気成分を逃がすための入
力保護用素子までの経路に挿入したので、非動作時には
オンすることで抵抗値が下がって信号以外の電気成分に
よって発熱による溶断を防ぐとともに、動作時にはオフ
になって抵抗値が上がって不整合によるリンギング等を
防ぐことができ、設計的自由度が拡大し、入力特性と入
力保護回路の性能を向上できるという効果を奏する。
【0038】この発明の請求項3に係る半導体装置は、
以上説明したとおり、前記薄膜トランジスタを、外部に
信号以外の電気成分を逃がすための入力保護用素子から
前記内部回路までの経路に挿入したので、非動作時には
オフすることで抵抗値が上がって信号以外の電気成分の
内の速いパルスが内部回路へ伝達されることを防ぐとと
もに、動作時にはオンになって抵抗値が下がって動作速
度の低下を防ぐことができ、設計的自由度が拡大し、入
力特性と入力保護回路の性能を向上できるという効果を
奏する。
以上説明したとおり、前記薄膜トランジスタを、外部に
信号以外の電気成分を逃がすための入力保護用素子から
前記内部回路までの経路に挿入したので、非動作時には
オフすることで抵抗値が上がって信号以外の電気成分の
内の速いパルスが内部回路へ伝達されることを防ぐとと
もに、動作時にはオンになって抵抗値が下がって動作速
度の低下を防ぐことができ、設計的自由度が拡大し、入
力特性と入力保護回路の性能を向上できるという効果を
奏する。
【0039】この発明の請求項4に係る半導体装置は、
前記薄膜トランジスタを、CMOS薄膜トランジスタと
したので、例えばCMOS薄膜トランジスタをpチャン
ネル薄膜トランジスタとnチャンネル薄膜トランジスタ
とで構成した場合、非動作時にはオフすることで入力端
子から入力保護用素子までのpチャンネル薄膜トランジ
スタの抵抗値が下がって信号以外の電気成分による発熱
による入力保護用素子までの抵抗部の溶断を防ぎ、かつ
nチャンネル薄膜トランジスタの抵抗値が上がって信号
以外の電気成分の内の速いパルスが内部回路へ伝達され
ることを防ぎ、一方、動作時にはオンになってnチャン
ネル薄膜トランジスタの抵抗値が下がって動作速度の低
下を防ぐことができ、かつpチャンネル薄膜トランジス
タの抵抗値が上がって不整合によるリンギング等を防ぐ
ことができるという効果を奏する。
前記薄膜トランジスタを、CMOS薄膜トランジスタと
したので、例えばCMOS薄膜トランジスタをpチャン
ネル薄膜トランジスタとnチャンネル薄膜トランジスタ
とで構成した場合、非動作時にはオフすることで入力端
子から入力保護用素子までのpチャンネル薄膜トランジ
スタの抵抗値が下がって信号以外の電気成分による発熱
による入力保護用素子までの抵抗部の溶断を防ぎ、かつ
nチャンネル薄膜トランジスタの抵抗値が上がって信号
以外の電気成分の内の速いパルスが内部回路へ伝達され
ることを防ぎ、一方、動作時にはオンになってnチャン
ネル薄膜トランジスタの抵抗値が下がって動作速度の低
下を防ぐことができ、かつpチャンネル薄膜トランジス
タの抵抗値が上がって不整合によるリンギング等を防ぐ
ことができるという効果を奏する。
【図1】 この発明の実施例1を示す回路図である。
【図2】 この発明の実施例1のpチャンネルTFTの
ボトムゲートタイプの構造を示す断面図である。
ボトムゲートタイプの構造を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施例1のpチャンネルTFTの
トップゲートタイプの構造を示す断面図である。
トップゲートタイプの構造を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施例2を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施例2のnチャンネルTFTの
ボトムゲートタイプの構造を示す断面図である。
ボトムゲートタイプの構造を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施例2のnチャンネルTFTの
トップゲートタイプの構造を示す断面図である。
トップゲートタイプの構造を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施例3を示す回路図である。
【図8】 従来の半導体装置の入力保護回路を示す回路
図である。
図である。
【図9】 従来の半導体装置の入力保護回路における入
力パルスの入力抵抗依存性を示す入力特性図である。
力パルスの入力抵抗依存性を示す入力特性図である。
【図10】 従来の半導体装置の入力保護回路における
静電気パルスの時間変化を示す図である。
静電気パルスの時間変化を示す図である。
1 入力端子、2 内部回路、3 電源(VCC)、4
GND、5 入力保護用素子、12 pチャンネルTF
T、13 ゲート電極、14 nチャンネルTFT、1
5 ゲート電極、16 CMOSTFT。
GND、5 入力保護用素子、12 pチャンネルTF
T、13 ゲート電極、14 nチャンネルTFT、1
5 ゲート電極、16 CMOSTFT。
Claims (4)
- 【請求項1】 入力端子から伝達される信号以外の電気
成分から内部回路を保護するための入力保護回路を備え
た半導体装置において、前記入力端子から前記内部回路
までの前記入力保護回路として働く経路に直列に動作時
と非動作時の抵抗値が制御できる薄膜トランジスタを挿
入したことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記薄膜トランジスタは、前記入力端子
から外部に信号以外の電気成分を逃がすための入力保護
用素子までの経路に挿入したことを特徴とする請求項1
記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記薄膜トランジスタは、外部に信号以
外の電気成分を逃がすための入力保護用素子から前記内
部回路までの経路に挿入したことを特徴とする請求項1
記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記薄膜トランジスタは、CMOS薄膜
トランジスタであることを特徴とする請求項1〜3のい
ずれかに記載の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16707594A JP3319879B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16707594A JP3319879B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0832076A true JPH0832076A (ja) | 1996-02-02 |
JP3319879B2 JP3319879B2 (ja) | 2002-09-03 |
Family
ID=15842947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16707594A Expired - Fee Related JP3319879B2 (ja) | 1994-07-19 | 1994-07-19 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3319879B2 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09252089A (ja) * | 1996-03-16 | 1997-09-22 | Kaho Denshi Kofun Yugenkoshi | Cmos集積回路の内部保護回路 |
JP2005142279A (ja) * | 2003-11-05 | 2005-06-02 | Ricoh Co Ltd | 抵抗体素子およびそれを用いた温度検出回路 |
JP2013258413A (ja) * | 2006-12-18 | 2013-12-26 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 半導体装置 |
JP2015159329A (ja) * | 2015-05-08 | 2015-09-03 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
JP2016518700A (ja) * | 2013-03-14 | 2016-06-23 | クアルコム,インコーポレイテッド | 誘電体基板上への複製回路および変成器の統合 |
US9906318B2 (en) | 2014-04-18 | 2018-02-27 | Qualcomm Incorporated | Frequency multiplexer |
US10002700B2 (en) | 2013-02-27 | 2018-06-19 | Qualcomm Incorporated | Vertical-coupling transformer with an air-gap structure |
US10354795B2 (en) | 2013-08-30 | 2019-07-16 | Qualcomm Incorporated | Varying thickness inductor |
-
1994
- 1994-07-19 JP JP16707594A patent/JP3319879B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09252089A (ja) * | 1996-03-16 | 1997-09-22 | Kaho Denshi Kofun Yugenkoshi | Cmos集積回路の内部保護回路 |
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US10002700B2 (en) | 2013-02-27 | 2018-06-19 | Qualcomm Incorporated | Vertical-coupling transformer with an air-gap structure |
JP2016518700A (ja) * | 2013-03-14 | 2016-06-23 | クアルコム,インコーポレイテッド | 誘電体基板上への複製回路および変成器の統合 |
US10116285B2 (en) | 2013-03-14 | 2018-10-30 | Qualcomm Incorporated | Integration of a replica circuit and a transformer above a dielectric substrate |
US10354795B2 (en) | 2013-08-30 | 2019-07-16 | Qualcomm Incorporated | Varying thickness inductor |
US9906318B2 (en) | 2014-04-18 | 2018-02-27 | Qualcomm Incorporated | Frequency multiplexer |
JP2015159329A (ja) * | 2015-05-08 | 2015-09-03 | 三菱電機株式会社 | 半導体装置 |
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---|---|
JP3319879B2 (ja) | 2002-09-03 |
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