JPH08317732A - 育苗用ポット及び育苗用棚装置及びそれらからなる育苗装置及び育苗方法 - Google Patents

育苗用ポット及び育苗用棚装置及びそれらからなる育苗装置及び育苗方法

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JPH08317732A
JPH08317732A JP7151064A JP15106495A JPH08317732A JP H08317732 A JPH08317732 A JP H08317732A JP 7151064 A JP7151064 A JP 7151064A JP 15106495 A JP15106495 A JP 15106495A JP H08317732 A JPH08317732 A JP H08317732A
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seedling
raising
pot
shelf
seedlings
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Hiroomi Udo
博臣 有働
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的]育苗用ポットと棚板を使用して苺などの苗を生
育させる際、ライナーの先端部のクラウンを育苗用ポッ
ト内の土に根着かせる作業が容易かつ確実にできるよう
にすることを目的とする。また、育苗用ポットを棚板に
収容して育苗するとき、雨水による水の過剰供給を抑
え、根腐れを起こしにくくすることを目的とする。更に
は、生育した苗を畝土に植え替える作業が容易かつ迅速
にできるようにすることを目的とする。 [構成]育苗用棚装置の棚板20には所要数の装着部2
2が設けてある。装着部22は導液凹部221を備え、
その底部には育苗用ポット装着孔222が設けてある。
下枠21の四隅には脚部材25が折り畳み可能に設けて
ある。棚板20は脚部材25を介し台板26に載置され
ている。育苗用ポット装着孔222には育苗用ポット1
が装着してある。育苗用ポット1は先細りとなった円筒
状に形成され、その先端部には通液孔が設けてある。育
苗用ポット1の上部にはフランジ板14が設けてある。
フランジ板14の上面にはピン受具15が設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苺などの苗を生育させ
る育苗用ポット及び育苗用棚装置及びそれらからなる育
苗装置及び育苗方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】例えば、苺の育苗は次のように行なわれて
いる。 親株から伸びたライナーの先端部に生じるクラウン
を、上部が開口され下部に通液孔を有する細長い育苗用
ポット内の土に根着かせる。 根着いたクラウンからはライナーが伸びるので、そ
の先端部に生じるクラウンを次々に他の育苗用ポットに
根着かせる。 5〜6本の育苗用ポットに根着かせたところでライ
ナーを切り、それぞれ独立した苗とする。 脚台に載せた棚板に設けてある装着孔に苗を根着か
せた育苗用ポットを収容し、上部から水や液肥を散布し
て苗を育てる。 苗が適当な大きさに育ったら育苗用ポット内の苗を
畝に植え替える。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な従来のものには、次のような課題があった。 (a)クラウンを育苗用ポット内の土に根着かせる際に
は、根の成長による反発力あるいは風や僅かなショック
などによってクラウンが育苗用ポットから外れやすい。
このため、別に用意したU字状のピンでライナー先端部
を土に固定する方法が採られている。しかし、この方法
では狭い育苗用ポットの中の土にライナーを挟んだ小さ
なピンを差込む作業が細かい作業となるため作業がしに
くく、効率が悪い。
【0004】(b)棚板に設けてある装着孔は、上面側
に導液斜面を有する構造で、水や液肥が効率よく育苗用
ポット内に導入されるようになっている(後で説明する
図3参照)。しかし、苗はほとんどが屋外で育苗される
ため、この構造では季節的にも雨水による水の供給が過
剰になりやすく、根腐れをおこす心配があった。
【0005】(c)生育した苗を畝土に植え替えるとき
には、手で土を掘って植え替え用の穴を形成している。
この方法では、穴の深さが一定になりにくいなど、作業
の効率が悪く迅速な植え替えができない。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記課題を解消するもので、
育苗用ポットと棚板を使用して苺などの苗を生育させる
際、ライナーの先端部のクラウンを育苗用ポット内の土
に根着かせる作業が容易かつ確実にできるようにするこ
とを目的とする。また、育苗用ポットを棚板に収容して
育苗するとき、雨水による水の過剰供給を抑え、根腐れ
を起こしにくくすることを目的とする。更には、生育し
た苗を畝土に植え替える作業が容易かつ迅速にできるよ
うにすることを目的とする。
【0007】
【目的を達成するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の手段
にあっては、育苗用ポットであって、この育苗用ポット
は、内部に土が保持可能な筒状に形成されており、下部
には通液孔を有し、上部開口部の近傍には、苗から伸び
るライナーの先端部のクラウンを育苗用ポット上部に実
施的に固定するための定置手段を備えている、育苗用ポ
ットである。
【0008】第2の手段にあっては、下部が畝土に差込
み可能なように先細りに形成されている、第1の手段に
係る育苗用ポットである。
【0009】第3の手段にあっては、育苗用棚装置であ
って、この棚装置は、棚板と、この棚板の上面に設けて
ある所要数の導液凹部と、この導液凹部の底部に設けて
ある育苗用ポット装着孔と、この育苗用ポット装着孔に
装着される育苗用ポットを装着状態から相対的に上昇さ
せることができる育苗用ポット上昇手段と、を備えてい
る、育苗用棚装置である。
【0010】第4の手段にあっては、育苗用棚装置であ
って、この棚装置は、棚板と、この棚板の上面に設けて
ある所要数の導液凹部と、この導液凹部の底部に設けて
ある育苗用ポット装着孔と、上記育苗用ポット装着孔に
導入される液体を導液凹部外へ排出することができる排
液手段と、を備えている、育苗用棚装置である。
【0011】第5の手段にあっては、育苗装置であっ
て、この装置は、第1または第2の手段に係る育苗用ポ
ットと、育苗用棚装置と、を備えており、上記育苗用棚
装置は、棚板と、この棚板の上面に設けてある所要数の
導液凹部と、この導液凹部の底部に設けてある育苗用ポ
ット装着孔と、を備えている、育苗装置である。
【0012】第6の手段にあっては、育苗装置であっ
て、この装置は、第1または第2の手段に係る育苗用ポ
ットと、第3または第4の手段に係る育苗用棚装置と、
を備えている、育苗装置である。
【0013】第7の手段にあっては、育苗用ポットと育
苗用棚装置を使用した育苗方法であって、この方法は、
育苗用ポットから苗を土ごと取り出すステップ、育苗用
ポットを畝土に差し込んで苗穴をあけるステップ、上記
苗穴に、取り出した苗の根部を入れて植えるステップ、
を含む、育苗方法である。
【0014】
【作用】育苗用ポット内に保持される土に、親株から伸
びたライナーの先端部にあるクラウンを載せる。このク
ラウンを定置手段によって育苗用ポット上部に実質的に
固定する。これにより、根の成長による反発力や風など
でクラウンが育苗用ポットから簡単に外れてしまうこと
を防止できる。
【0015】下部が畝土に差込み可能なように先細りに
形成してある育苗用ポットにあっては、苗を畝土に植え
替えるときに、苗の根部が丁度収まる形状の苗穴を畝土
に差し込むだけで簡単に形成できる。
【0016】棚板の育苗用ポット装着孔に係止装着され
た育苗用ポットには導液凹部により雨水や液肥が集めら
れて効率よく導入される。雨が多く、育苗用ポットへの
雨水の導入量を抑えたいときには、育苗用ポット上昇手
段を備えたものでは、育苗用ポットを上げるかあるいは
棚板を下げるなどして、育苗用ポットを装着状態から相
対的に上昇させる。これにより、育苗用ポットの上部開
口部が育苗用ポット装着孔の孔口から上方へ離れるの
で、雨水などは育苗用ポット内へ導入されなくなる。ま
た、排水手段を備えたものでは、導液凹部から導入され
る水などの一部または全部が排出され、育苗用ポットに
導入される水などの量が調整できる。
【0017】育苗装置を使用した育苗方法を説明する。 親株の側の土に、内部に土を詰めた育苗用ポットを
軽く差し込んで立てておく。 親株から伸びたライナーの先端部に生じるクラウン
を、育苗用ポット内の土に載せて、定置手段によって上
部開口部近傍に実質的に固定する。 水や液肥を与え、クラウンを育苗用ポット内の土に
根着かせる。 根着いたクラウンから伸びたライナーの先端部に生
じるクラウンを順次他の育苗用ポットに根着かせる。
【0018】 一本のライナーにつき5〜6本の育苗
用ポットに根着かせたところでライナーを切り、定置手
段も外してそれぞれ独立した苗とする。 育苗用棚装置の棚板に設けてある育苗用ポット装着
孔に、苗を根着かせた育苗用ポットを収容し、上部から
水や液肥を与えて苗を育てる。 苗が適当な大きさに育ったら、棚板から育苗用ポッ
トを取り外す。 育苗用ポットから苗を土ごと抜き取り、残った育苗
用ポットを畝土に差し込んで苗穴を形成する。 育苗用ポットから抜き取った苗の根部を苗穴に挿入
して植え替える。
【0019】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は本発明に係る育苗用ポットの一実
施例を示す斜視図である。符号1は育苗用ポットであ
る。育苗用ポット1は合成樹脂製で、下側がやや細くな
った円筒状の胴部11を備えており、その下部には下端
側が更に細く窄まるように形成された先部12が設けて
ある。先部12の先端部には通液孔13が設けてあり、
先端部近傍の側壁部には相対向して二箇所に通液側孔1
3aが設けてある。胴部11の上部開口部の縁部には円
環状のフランジ板14が設けてある。フランジ板14の
上面の直径線上には定置手段を構成するC状の受部を有
するピン受具15が相対向して設けてある。
【0020】図2は本発明に係る育苗用棚装置の一実施
例を示しており、育苗用ポット装着孔の表示を一部省略
した分解斜視図、図3は育苗用ポット装着孔と育苗用ポ
ットの係止状態を示す要部断面図である。符号2は育苗
用棚装置で、木または合成樹脂でつくられた長方形の棚
板20を備えている。棚板20の下面の周縁部には下枠
21が設けてある。また、棚板20には所要数の装着部
22が設けてある。装着部22は円形の導液凹部221
を備え、導液凹部221の周面は下方へ収束するように
湾曲傾斜して形成されている。導液凹部221の底部中
央には育苗用ポット装着孔222が貫通して設けてあ
る。また、育苗用ポット装着孔222の口縁部は水平な
係止部223となっている。
【0021】下枠21の四隅部の下面には脚部材25が
折り畳み可能に設けてある。脚部材25は軸受具23に
軸ピン24によって取り付けてあり、ロック装置(図示
省略)によって垂直状態でロックできるようにしてあ
る。また、符号26は四隅部に支脚27を備えた台板で
ある。上記棚板20は脚部材25を立てるかあるいは折
り畳んだ状態でこの台板26に載置されて使用される。
【0022】なお、脚部材25の各部のサイズは、後述
するように、立てたときは育苗用ポット装着孔222に
装着した育苗用ポット1の下端部が台板26からやや浮
き上がり、折り畳んだときは育苗用ポット1の下端部が
台板26と接触して上部のフランジ板14が棚板20の
上面より上に位置するように設定されている。
【0023】(作 用)図4は育苗用ポットに設けてあ
るピン受具の使用状態を示す説明図、図5は育苗用ポッ
トを棚板の育苗用ポット装着孔に装着している状態を示
す説明図、図6は図5に示す状態から棚板を下げて相対
的に育苗用ポットを上昇させた状態を示す説明図、図7
は育苗用ポットから畝土に苗を植え替える方法を示す説
明図である。図1ないし図7を参照して本実施例の作用
を説明する。
【0024】 親株の側の土に、内部に土5をつめた
育苗用ポット1を先部を差し込んで立てる。 親株から伸びたライナー31の先端部に生じるクラ
ウン32を、育苗用ポット1内の土5に載せて、ピン受
具15にピン4を嵌め込み、ライナー31を上から押え
るようにしてクラウン32を育苗用ポット1上部に実質
的に固定する(図4参照)。 水や液肥を与え、クラウン32を育苗用ポット1内
の土5に根着かせる。 根着いたクラウン32から伸びたライナー31の先
端部に生じるクラウン32を上記と同様に順次他の育苗
用ポット1に根着かせる。
【0025】 一本のライナー31につき5〜6本の
育苗用ポット1に根着かせたところでライナー31を切
り、ピン4も外してそれぞれ独立した苗6とする。 育苗用棚装置2の棚板20に設けてある育苗用ポッ
ト装着孔222に苗6を根着かせた育苗用ポット1を収
容し、上部から水や液肥を与えて苗6を育てる。 苗6が適当な大きさに育ったら、棚板20の育苗用
ポット装着孔222から育苗用ポット1を取り外す(以
下、図7参照)。 育苗用ポット1から苗6を土5ごと抜き取り、残っ
た育苗用ポット1を畝土7に差し込んで苗穴71を形成
する。この苗穴71を設ける作業は、育苗用ポット1の
先部12が先細りに形成してあるので、土の抵抗もあま
りなくスムーズに作業できる。 育苗用ポット1から抜き取った苗6の根部61を苗
穴71に挿入して植え替える。
【0026】上記の工程においては、通常は図5に示
すように棚板20の脚部材25は立ててあり、育苗用ポ
ット装着孔222に装着した育苗用ポット1の下端部が
台板26からやや浮き上がっている。この状態では、棚
板20上の雨水や液肥は導液凹部221により効率よく
集められ、育苗用ポット1に導入される。しかし、雨が
多いときは水の供給が過剰になりやすく、これによって
根腐れが起こることがある。
【0027】それを防止するために、雨が多く水の供給
が過剰になると思われる場合は、図6に示すように脚部
材25を折り畳んで台板26に載置する。この状態では
棚板20の高さがやや低くなるので、育苗用ポット1の
下端部が台板26と接触して上部のフランジ板14が棚
板20の上面より上に上がることになる。これによる
と、雨天時の棚板20上の雨水は導液凹部221にたま
るだけで溢れるので、育苗用ポット1に入ることはな
く、過剰な水の供給を防止できる。
【0028】図8は育苗用ポットの他の実施例を示す要
部斜視図である。本実施例では、リング状のピン挿通具
15aがフランジ板14上面の直径線上に対向して設け
てある。作用効果については上記育苗用ポット1とほぼ
同様であるが、ピン4は横から挿通されるので外れにく
く、また耐久性にも優れている利点がある。
【0029】図9は棚板に設けてある排水装置の構造を
示す説明図である。本実施例においては、各導液凹部2
21の係止部223には排水装置を構成する排水孔22
0が設けてある。また、棚板20の底部には直線上に並
ぶ排水孔220に対応するスライド板29が接面して配
置してある。スライド板29は直線上に複数設けられた
軸受具28にスライド可能に挿通してある。スライド板
29には排水孔220と対応する同じ大きさの合わせ孔
291が設けてある。290は操作用のツマミである。
【0030】この構造によれば、常態では図9に示すよ
うに排水孔220と合わせ孔291をずらしておき排水
孔220を塞いで導液凹部221から導入される水など
が育苗用ポット1内に導入されるようにしておく。ま
た、雨水で水が過剰な場合はツマミ290をつまんで奥
へスライドさせる。これにより排水孔220と合わせ孔
291が合わさって貫通孔があき、雨水などを導液凹部
221の外部へ排出できるので、育苗用ポット1内に導
入される雨水などの量を調整できる。なお、本発明は図
示の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲
の記載内において種々の変形が可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)本発明に係る育苗用ポットによれば、親株から伸
びたライナーの先端部にあるクラウンは、従来のように
U字状のピンで育苗用ポット内の土に直接固定するので
はなく、定置手段により育苗用ポット上部に実質的に固
定される。すなわち、育苗用ポット内での細かな作業が
不要となり、外部で固定作業ができるようになるので、
作業性が向上し、迅速な根着け作業が可能となる。
【0032】(b)本発明に係る育苗用棚装置によれ
ば、雨が多くて水の供給が過剰になると思われる場合
は、育苗用ポット上昇手段を備えたものは育苗用ポット
を上げるかあるいは棚板を下げるなどして、育苗用ポッ
トを装着状態から相対的に上昇させる。これにより、育
苗用ポットの上部開口部が育苗用ポット装着孔の孔口か
ら上方へ離れるので棚板上の雨水などは導液凹部から溢
れるだけで育苗用ポット内に導入されなくなる。また、
排水手段を備えたものでは導液凹部から導入される雨水
などの一部または全部が排出できるので、育苗用ポット
に導入される雨水などの量が調整できる。従って、水の
過剰な供給が防止され、これによる根腐れなども防止で
きる。
【0033】(c)本発明に係る育苗方法によれば、生
育した苗を畝土に植え替えるときに、育苗用ポットを畝
土に差し込むだけで苗の根部が丁度収まる形状の苗穴が
簡単に形成できる。これにより、従来のように苗穴を手
で掘る場合と比較して、植え替え作業が容易かつ迅速に
できる。また、下部が畝土に差込み可能なように先細り
に形成してある育苗用ポットを使用すれば、作業性がよ
り向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る育苗用ポットの一実施例を示す斜
視図。
【図2】本発明に係る育苗用棚装置の一実施例を示す育
苗用ポット装着孔の表示を一部省略した分解斜視図。
【図3】育苗用ポット装着孔と育苗用ポットの係止状態
を示す要部断面図。
【図4】育苗用ポットに設けてあるピン受具の使用状態
を示す説明図。
【図5】育苗用ポットを棚板の育苗用ポット装着孔に装
着している状態を示す説明図。
【図6】図5に示す状態から棚板を下げて相対的に育苗
用ポットを上昇させた状態を示す説明図。
【図7】育苗用ポットから畝土に苗を植え替える方法を
示す説明図。
【図8】育苗用ポットの他の実施例を示す要部斜視図。
【図9】棚板に設けてある排水装置の構造を示す説明
図。
【符号の説明】
1 育苗用ポット 11 胴部 12 先部 13 通液孔 13a 通液側孔 14 フランジ板 15 ピン受具 15a ピン挿通具 2 育苗用棚装置 20 棚板 21 下枠 22 装着部 220 排水孔 221 導液凹部 222 育苗用ポット装着孔 223 係止部 23 軸受具 24 軸ピン 25 脚部材 26 台板 27 支脚 28 軸受具 29 スライド板 290 ツマミ 291 合わせ孔 31 ライナー 32 クラウン 4 ピン 5 土 6 苗 61 根部 7 畝土 71 苗穴

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗用ポットであって、この育苗用ポッ
    トは、 内部に土が保持可能な筒状に形成されており、下部には
    通液孔を有し、上部開口部の近傍には、苗から伸びるラ
    イナーの先端部のクラウンを育苗用ポット上部に実施的
    に固定するための定置手段を備えていることを特徴とす
    る、 育苗用ポット。
  2. 【請求項2】 下部が畝土に差込み可能なように先細り
    に形成されていることを特徴とする、 請求項1記載の育苗用ポット。
  3. 【請求項3】 育苗用棚装置であって、この棚装置は、 棚板と、 この棚板の上面に設けてある所要数の導液凹部と、 この導液凹部の底部に設けてある育苗用ポット装着孔
    と、 この育苗用ポット装着孔に装着される育苗用ポットを装
    着状態から相対的に上昇させることができる育苗用ポッ
    ト上昇手段と、を備えていることを特徴とする、 育苗用棚装置。
  4. 【請求項4】育苗用棚装置であって、この棚装置は、 棚板と、 この棚板の上面に設けてある所要数の導液凹部と、 この導液凹部の底部に設けてある育苗用ポット装着孔
    と、 上記育苗用ポット装着孔に導入される液体を導液凹部外
    へ排出することができる排液手段と、を備えていること
    を特徴とする、 育苗用棚装置。
  5. 【請求項5】 育苗装置であって、この装置は、 請求項1または2記載の育苗用ポットと、 育苗用棚装置と、を備えており、 上記育苗用棚装置は、 棚板と、 この棚板の上面に設けてある所要数の導液凹部と、 この導液凹部の底部に設けてある育苗用ポット装着孔
    と、を備えていることを特徴とする、 育苗装置。
  6. 【請求項6】 育苗装置であって、この装置は、 請求項1または2記載の育苗用ポットと、 請求項3または4記載の育苗用棚装置と、を備えている
    ことを特徴とする、 育苗装置。
  7. 【請求項7】 育苗用ポットと育苗用棚装置を使用した
    育苗方法であって、この方法は、 育苗用ポットから苗を土ごと取り出すステップ、 育苗用ポットを畝土に差し込んで苗穴をあけるステッ
    プ、 上記苗穴に、取り出した苗の根部を入れて植えるステッ
    プ、を含む、 育苗方法。
JP7151064A 1995-05-24 1995-05-24 育苗用ポット及び育苗用棚装置及びそれらからなる育苗装置及び育苗方法 Pending JPH08317732A (ja)

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