JPH0530862A - 植木鉢 - Google Patents
植木鉢Info
- Publication number
- JPH0530862A JPH0530862A JP21167091A JP21167091A JPH0530862A JP H0530862 A JPH0530862 A JP H0530862A JP 21167091 A JP21167091 A JP 21167091A JP 21167091 A JP21167091 A JP 21167091A JP H0530862 A JPH0530862 A JP H0530862A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- bottom member
- flower pot
- body part
- flower
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 適当に成育した草花や苗等を、根を傷めるこ
となく取り出すことの出来る植木鉢を提供する。 【構成】 周側面を従来の植木鉢と同一の形状の鉢形と
し、底面を切欠して、その部分の内周面に係合突起、ま
たは係合突条3を突設した本体部分1と、外形を本体部
分1の底部の内周面の寸法よりも僅かに小さく形成した
底面部材4とにより植木鉢を構成する。
となく取り出すことの出来る植木鉢を提供する。 【構成】 周側面を従来の植木鉢と同一の形状の鉢形と
し、底面を切欠して、その部分の内周面に係合突起、ま
たは係合突条3を突設した本体部分1と、外形を本体部
分1の底部の内周面の寸法よりも僅かに小さく形成した
底面部材4とにより植木鉢を構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、植木鉢に関するもので
ある。
ある。
【0002】
【従来の技術】植木鉢は高さが数十cm程度以下の矮小な
観賞用樹木や草花、及びそれらの苗等を育成する容器
で、底面に排水用の孔が穿けられていて、培養土中の水
分量を適宜に調節する事が出来るようになっている。
観賞用樹木や草花、及びそれらの苗等を育成する容器
で、底面に排水用の孔が穿けられていて、培養土中の水
分量を適宜に調節する事が出来るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】普通、使用されている
植木鉢は直径が20cm程度以下の小形のもので、これに植
えられる草花は根張りが制限されるので、草花や苗等が
一定以上に成育したり、増殖したりすると、それを更に
大きな植木鉢や花壇等に植え変える。ところが上記した
ように植木鉢は小さくて、シャベルを用いて草花や苗等
を掘り出すことが出来ないために、植木鉢から草花や苗
等を取り出すには、その茎の部分を握って植木鉢から引
き抜かざるを得ない。そのため、根張りが不十分で、根
によって培養土が固定されていないものは、引き抜く際
にこれが崩れるので、根が損傷する度合が大きくなるこ
とは避けられない。従って、このような草花や苗等であ
って、根が弱くて損傷し易く、しかもそれによって以後
の成育が阻害されるものは、植木鉢から植え変えること
が出来ないと云う不具合があった。本発明は、適当に成
育した草花や苗等を、根を傷めることなく取り出すこと
の出来る植木鉢を提供することを目的とする。
植木鉢は直径が20cm程度以下の小形のもので、これに植
えられる草花は根張りが制限されるので、草花や苗等が
一定以上に成育したり、増殖したりすると、それを更に
大きな植木鉢や花壇等に植え変える。ところが上記した
ように植木鉢は小さくて、シャベルを用いて草花や苗等
を掘り出すことが出来ないために、植木鉢から草花や苗
等を取り出すには、その茎の部分を握って植木鉢から引
き抜かざるを得ない。そのため、根張りが不十分で、根
によって培養土が固定されていないものは、引き抜く際
にこれが崩れるので、根が損傷する度合が大きくなるこ
とは避けられない。従って、このような草花や苗等であ
って、根が弱くて損傷し易く、しかもそれによって以後
の成育が阻害されるものは、植木鉢から植え変えること
が出来ないと云う不具合があった。本発明は、適当に成
育した草花や苗等を、根を傷めることなく取り出すこと
の出来る植木鉢を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、植木鉢の本体
部分と、その底面を構成する底面部材とを別体に形成
し、植木鉢の下から底面部材を突き上げることが出来る
ようにする手段により、上記した目的を達成している。
底面部材は皿状にする事も出来、また多数の凹凸を形成
して、排水性を高めることも出来る。
部分と、その底面を構成する底面部材とを別体に形成
し、植木鉢の下から底面部材を突き上げることが出来る
ようにする手段により、上記した目的を達成している。
底面部材は皿状にする事も出来、また多数の凹凸を形成
して、排水性を高めることも出来る。
【0005】
【作用】本発明は、植木鉢の本体部分と、その底面を構
成する底面部材とを別体に形成したことにより、底面部
材を植木鉢の下から突き上げると、これに詰められた培
養土が草花等と共に殆んど崩れることなく植木鉢から取
り出される。
成する底面部材とを別体に形成したことにより、底面部
材を植木鉢の下から突き上げると、これに詰められた培
養土が草花等と共に殆んど崩れることなく植木鉢から取
り出される。
【0006】
【実施例】以下、本発明に係る植木鉢を図示の実施例に
基ずいて具体的に説明する。図1は植木鉢の縦断面図を
示すもので、このものは本体部分1と底面部材2とから
成り、両者は別体に形成されている。本体部分1は、周
側面が従来の植木鉢と同一の形状の鉢形をしており、従
来の植木鉢と同じく素焼きやプラスチックによって成形
されている。また、その底面は切欠されていて、その部
分の内周面に係合突起、または係合突条3が突設されて
いる。底面部材2は、外形が植木鉢の底部の内周面の寸
法よりも僅かに小さくて、植木鉢に納めたときに、係合
突条3に載って位置決めされて、植木鉢の底面を構成す
るようになっている。このものも、従来の植木鉢の底面
と同じく素焼きやプラスチックによって成形されてお
り、適宜な大きさの排水孔4が穿孔されていて、培養土
C中の水分量を適宜に調節することが出来るようになっ
ている。底面部材2の形状については、特に限定はしな
い。育成しようとする草花や苗等の種類や、培養土Cの
性質等によって適宜に決められるのであって、例えば、
植木鉢から草花や苗等を取り出す際に培養土Cの崩れる
度合いの少ない場合にはこれを円板状にし、培養土Cが
崩れ易いものである場合には皿状に形成して、崩れを防
ぐようにするのである。又、育成しようとする草花や苗
等によっては、底面部材2は、図2に示すように上下両
面に多数の凹凸を形成すると共に、多数の排水孔4を穿
孔して、排水性を高めたものが使用されるのである。
基ずいて具体的に説明する。図1は植木鉢の縦断面図を
示すもので、このものは本体部分1と底面部材2とから
成り、両者は別体に形成されている。本体部分1は、周
側面が従来の植木鉢と同一の形状の鉢形をしており、従
来の植木鉢と同じく素焼きやプラスチックによって成形
されている。また、その底面は切欠されていて、その部
分の内周面に係合突起、または係合突条3が突設されて
いる。底面部材2は、外形が植木鉢の底部の内周面の寸
法よりも僅かに小さくて、植木鉢に納めたときに、係合
突条3に載って位置決めされて、植木鉢の底面を構成す
るようになっている。このものも、従来の植木鉢の底面
と同じく素焼きやプラスチックによって成形されてお
り、適宜な大きさの排水孔4が穿孔されていて、培養土
C中の水分量を適宜に調節することが出来るようになっ
ている。底面部材2の形状については、特に限定はしな
い。育成しようとする草花や苗等の種類や、培養土Cの
性質等によって適宜に決められるのであって、例えば、
植木鉢から草花や苗等を取り出す際に培養土Cの崩れる
度合いの少ない場合にはこれを円板状にし、培養土Cが
崩れ易いものである場合には皿状に形成して、崩れを防
ぐようにするのである。又、育成しようとする草花や苗
等によっては、底面部材2は、図2に示すように上下両
面に多数の凹凸を形成すると共に、多数の排水孔4を穿
孔して、排水性を高めたものが使用されるのである。
【0007】この植木鉢で育成した草花や苗等を他の植
木鉢や花壇等に植え変えるために、植木鉢からこれを取
り出すときは、図3に示すように、先ず、押し上げスタ
ンド5を用意し、の上に植木鉢を当てがって、本体部分
1を押し下げる。すると、底面部材2が相対的に押し上
げられ、植木鉢から本体部分1が取り外される状態とな
る。そして、草花等は培養土Cと共に殆んど崩れること
なく、元のままの状態で底面部材2の上に残り、而し
て、植木鉢から取り出されるのである。
木鉢や花壇等に植え変えるために、植木鉢からこれを取
り出すときは、図3に示すように、先ず、押し上げスタ
ンド5を用意し、の上に植木鉢を当てがって、本体部分
1を押し下げる。すると、底面部材2が相対的に押し上
げられ、植木鉢から本体部分1が取り外される状態とな
る。そして、草花等は培養土Cと共に殆んど崩れること
なく、元のままの状態で底面部材2の上に残り、而し
て、植木鉢から取り出されるのである。
【0008】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、植木鉢の
底面を、本体部分とは別体の、円盤状、或いは皿状の底
面部材によって構成して、これを植木鉢の下から突き上
げることが出来るようにしたもので、これを突き上げる
ことにより鉢内の培養土が殆んど崩れることなく植木鉢
から取り出される。従って、根が傷み易く、しかも根の
傷みによって成育が阻害される草花や苗等も他の植木鉢
や花壇等に植え変えることが出来るので、このような草
花等も植木鉢で育成することが可能になったのである。
底面を、本体部分とは別体の、円盤状、或いは皿状の底
面部材によって構成して、これを植木鉢の下から突き上
げることが出来るようにしたもので、これを突き上げる
ことにより鉢内の培養土が殆んど崩れることなく植木鉢
から取り出される。従って、根が傷み易く、しかも根の
傷みによって成育が阻害される草花や苗等も他の植木鉢
や花壇等に植え変えることが出来るので、このような草
花等も植木鉢で育成することが可能になったのである。
【図1】本発明に係る植木鉢の一実施例を示す縦断面図
である。
である。
【図2】底面部材の他の一例を示す一部切欠正面図であ
る。
る。
【図3】植木鉢の底面を押し上げる状態を示す縦断面図
である。
である。
【符号の説明】 1 本体部分 2 底面部材 3 係合突条 4 排水孔 5 押し上げスタンド
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 周側面が従来の植木鉢と同一の形状の鉢
形をしており、底面は切欠されていて、その部分の内周
面に係合突起、又は係合突条が突設された本体部分と、
外形が上記本体部分の底部の内周面の寸法よりも僅かに
小さく形成された底面部材とから成り、両者は別体に形
成されているものであることを特徴とする植木鉢。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21167091A JPH0530862A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 植木鉢 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21167091A JPH0530862A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 植木鉢 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530862A true JPH0530862A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16609652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21167091A Pending JPH0530862A (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 植木鉢 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530862A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0923752A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-28 | Hiroko Suzuki | ベンリーポット |
US20120047802A1 (en) * | 2010-08-30 | 2012-03-01 | Michael Patrick Murray | Invertomato dual purpose invertible planter |
CN112913515A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-06-08 | 颍上县保成葡萄专业合作社 | 一种草莓种植用新品种培育用育苗装置 |
US20220039329A1 (en) * | 2020-08-05 | 2022-02-10 | Lucy A. Mitchell | Planter with a removable floor |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP21167091A patent/JPH0530862A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0923752A (ja) * | 1995-07-07 | 1997-01-28 | Hiroko Suzuki | ベンリーポット |
US20120047802A1 (en) * | 2010-08-30 | 2012-03-01 | Michael Patrick Murray | Invertomato dual purpose invertible planter |
US20220039329A1 (en) * | 2020-08-05 | 2022-02-10 | Lucy A. Mitchell | Planter with a removable floor |
CN112913515A (zh) * | 2021-01-22 | 2021-06-08 | 颍上县保成葡萄专业合作社 | 一种草莓种植用新品种培育用育苗装置 |
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