JPH08316273A - 半導体素子 - Google Patents

半導体素子

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JPH08316273A
JPH08316273A JP11693695A JP11693695A JPH08316273A JP H08316273 A JPH08316273 A JP H08316273A JP 11693695 A JP11693695 A JP 11693695A JP 11693695 A JP11693695 A JP 11693695A JP H08316273 A JPH08316273 A JP H08316273A
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JP
Japan
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output
pins
pin
input
mounting
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Application number
JP11693695A
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English (en)
Inventor
Tomohiro Morita
智比呂 森田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP11693695A priority Critical patent/JPH08316273A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テスト用ピンを増加させずに実装不良箇所を
特定できる半導体素子を提供することを目的とする。 【構成】 実装検査をする際に複数の入力ピンと複数の
出力ピンを対応させることにより実装不良のピンを特定
する。また、入力ピンと出力ピンの数が異なる場合は、
多い方のピンの一部を双方向ピンとし、検査時のみ逆方
向の特性を持たせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板に実装す
る半導体素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ゲートアレイやスタティックセルなどユ
ーザが開発する特定用途向けIC(以下ASICとす
る)などの半導体素子は、近年多ピン化が進んでいる。
またプリント基板への実装は表面実装が主流である。必
然的に各ピン間も狭ピッチとなり、実装の際半田ブリッ
ジや未接続などの実装不良が発生しやすくなっている。
このため実装不良を発見するための検査方法が重視され
るようになった。
【0003】検査にはプリント基板テスタが用いられ
る。これは、ASICの入力ピンに電位を加え出力ピン
を観測することにより、導通をチェックするものであ
る。しかし、ASIC内部は回路が複雑であるため、入
力ピンと出力ピンが一対一で対応する場合は極めて少な
い。このため実装不良のピンの特定は非常に困難であっ
た。これを解決するために、実装不良検出回路としてA
SICに実装テスト用の回路を内蔵する方法が示されて
いる(例えば特開平4−337646号公報)。
【0004】図3は、従来の半導体素子の回路図であ
る。図3において、1はASIC本体である。2はAS
IC1が本来の機能を果たすための内部回路である。3
は通常の動作とテスト時の動作を選択するセレクタであ
る。I1〜Inはn本の入力ピンであり、O1〜Omは
m本の出力ピンである。Tは入力ピンI1〜In及び出
力ピンO1〜Onのテストをするためのテスト入力ピン
であり、ASIC1の内部でプルアップされている。
【0005】次に図3を参照しながら従来の実装不良検
出工程を説明する。通常の動作を行う場合、テスト入力
ピンTは開放しておく。すると内部のプルアップ抵抗に
より、テスト入力ピンTはハイレベルに固定される。こ
の時には、セレクタ3は内部回路2側を選択し、ASI
C1は本来の機能を果たす。一方テストモードにしたい
場合は、テスト入力ピンTをグランドに接続することに
よりローレベルにする。これによりセレクタ3はテスト
側を選択する。テスト側はある入力ピン(図ではI1)
が接続されており、これが出力ピンO1に出力される。
これによりテストモードにおいて、入力ピンI1に入力
された信号レベルがそのまま出力ピンO1に出力され
る。この際、図4に示すように、入力ピンI1または出
力ピンO1に半田付け不良があった場合は、入力された
レベルが正しく出力されない。
【0006】図4では入力ピンI1は正しく実装されて
いるが出力ピンO1は実装不良が発生しているところを
示している。両ピンI1、O1とも正しく実装されたと
きには、テストモードで入力用ランドL1に外部よりあ
るレベル(ハイレベルまたはローレベルのいずれか)を
印加すると、プリント基板Bに形成された観測用ランド
L2にそのレベルが出力される。しかし図4の例のよう
に不良が起こったときには、正しく出力されない。また
逆に入力ピンI1に半田不良が発生したときにも観測用
ランドL2には正しく出力されない。このように入力ま
たは出力ピンの一方に、あるいは両方に半田付け不良が
発生したときに不良箇所を限定できる。
【0007】ユーザが開発設計を行うASICにおいて
は入力ピンと出力ピンとの数が一致しないのがむしろあ
たりまえである。このような半導体素子についての実装
不良工程においては、少ない方のピンに対し複数のピン
を対応させることになる。すなわち、2本以上の出力ピ
ンを1本の入力ピンに対応させるものである。そして別
のテスト入力ピンを設け、それにより出力ピンをどの入
力ピンに対応させるかを制御するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の半導
体素子の実装不良検出工程では、半田付け不良が発生し
た際に、その不良箇所が入力ピン側であるか出力ピン側
であるか、あるいはその両方であるのか特定できないと
いう問題点を有していた。また、入力ピンと出力ピンの
数が異なる場合は、ひとつのピンに対して複数のピンを
対応させるために、不良が発生した際にそのピンを特定
するのが更に困難になり、テスト入力ピンが増加すると
いう問題点を有していた。
【0009】そこで本発明は、テスト用ピンを増加させ
ずに実装不良箇所を特定できる半導体素子を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体素子は、
内部回路と、プリント基板に実装をしたときの入出力ピ
ンの実装状態を検査するための検査用回路と、前記内部
回路と前記検査用回路からの出力のいずれかを選択し出
力ピンに信号を伝えるセレクタを備え、実装状態の検査
をする際に複数の入力ピンと複数の出力ピンを対応さ
せ、それらのピンの対応を制御するテスト入力ピンとを
備える。また、互いに数の異なる入力ピンと出力ピンと
を有し、前記入力ピンと前記出力ピンのうち数の多いほ
うのピンの一部が実装検査時のみ逆方向の特性を持たせ
るべく双方向バッファを備え、実装検査時に見かけ上の
入力ピンと出力ピンを同数にしている。
【0011】
【作用】上記構成により、複数の入力ピンと複数の出力
ピンを対応させるか又は入力ピンと出力ピンのうち多い
ほうのピンの一部を双方向に用いることで、ASICな
どにおける実装時の半田不良箇所を特定でき、またテス
トピンをやみくもに増加させることなく効率よく不良箇
所の検出ができる。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。図1は、本発明の第1実施例における
半導体素子の回路図である。1はASIC,2はASI
C1の内部回路である。3は通常の動作とテスト時の動
作を選択するセレクタである。I1〜Inはn本の入力
ピンであり、O1〜Omはm本の出力ピンである。また
T1、T2はテスト入力ピンであり、従来例と同じくA
SIC1の内部でプルアップされている。aは入力ピン
I1からの入力信号、bは入力ピンI2からの入力信号
である。
【0013】本実施例において、セレクタ3は、入力の
中からひとつの信号を選択する。通常の動作の場合は従
来例と同じく内部回路2からの信号を出力ピンO1、O
2に出力する。一方実装検査を行う際には、テスト入力
ピンT1をグランドレベルにすることにより、テストモ
ードに切換える。そして以下の要領で検査を行なう。
【0014】まずテスト入力ピンT2を開放にした場
合、テスト入力ピンT2はASIC1内でプルアップさ
れているためハイレベルとなるが、この時出力ピンO1
には入力信号a、出力ピンO2には入力信号bが出力さ
れる。すなわち、入力ピンI1に印加した入力信号aが
出力ピンO1に、入力ピンI2に印加した入力信号bが
出力ピンO2にそのまま出力される。これにより、実装
不良が発生した場合、不具合箇所が2ピンに限定され
る。ここで仮に出力ピンO1に出力された信号が入力ピ
ンI1に入力された入力信号aと異なり、出力ピンO2
には入力ピンI2の入力信号bが正しく出力されたとす
る。すると、入力ピンI1または出力ピンO1のいずれ
かに不良が発生しており、入力ピンI2および出力ピン
O2は正常であると確認ができる。
【0015】次にテスト入力ピンをグランドレベルにす
ることにより、出力ピンO1に信号b、出力ピンO2に
信号aを出力させるようにする。これにより、出力ピン
O1には入力ピンI2が、出力ピンO2には入力ピンI
1が出力される。ここで、出力ピンO1には入力ピンI
2の信号が観測され、かつ出力ピンO2に入力ピンI1
の信号が観測されなかった場合には、入力ピンI1およ
び出力ピンO2のいずれかが不良ということになる。こ
れと前述の結果を合わせて、不良箇所は入力ピンI1と
いうことになる。また、出力ピンO2の出力が正常で出
力ピンO1の出力が異常であった場合は出力ピンO1が
不良箇所である。さらに出力ピンO1、O2共に異常で
あった場合は、入力ピンI1と出力ピンO1が不良箇所
ということになる。
【0016】このようにして本実施例では、ASIC実
装時における半田不良の箇所を明確にかつ簡便な方法で
特定できる。
【0017】次に図2を参照しながら、本発明の第2実
施例を説明する。この第2実施例においては、入力ピン
の数と出力ピンの数とが異なる場合の例を示している。
図2中、4は双方向バッファである。
【0018】図2では入力ピンがn本、出力ピンがm本
あるとして、n<mの関係がある例を示している。ここ
で、双方向バッファ4を設けることにより、数の多い出
力ピンの一部On+2〜Omを双方向ピンに変更してい
る。
【0019】通常動作をさせるときは、テスト入力ピン
T1を開放、すなわち内部プルアップ抵抗によるハイレ
ベルにしておく。この時、出力ピンO1〜Omの全て
は、出力ピンとして機能する。一方、実装検査をする場
合は、テスト入力ピンT1をグランドレベルにする。こ
れにより、テストモードになるが、この際双方向バッフ
ァ4によって、出力ピンの一部(図2では出力ピンOn
+2〜Om)は入力ピンの働きをする。以降の動作は上
述したとおりであり、実装不良箇所を特定するのが容易
となる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、ASICの実装状態の検査を
行う際に、複数の入力ピンと複数の出力ピンを対応させ
ることにより実装不良のピンを特定する。また、入力ピ
ンと出力ピンの数が異なる場合は、多い方のピンの一部
を双方向ピンとし、検査時のみ逆方向の特性を持たせ
る。これにより、半田不良箇所を特定でき、またテスト
ピンをやみくもに増加させることなく効率よく不良箇所
の検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における半導体素子の回路
【図2】本発明の第2実施例における半導体素子の回路
【図3】従来の半導体素子の回路図
【図4】従来の半導体素子がプリント基板に実装された
状態を示す側面図
【符号の説明】 1 ASIC 2 内部回路 3 セレクタ 4 双方向バッファ In 入力ピン Om 出力ピン T1,T2 テスト入力ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部回路と、プリント基板に実装をしたと
    きの入出力ピンの実装状態を検査するための検査用回路
    と、前記内部回路と前記検査用回路からの出力のいずれ
    かを選択し出力ピンに信号を伝えるセレクタを備え、実
    装状態の検査をする際に複数の入力ピンと複数の出力ピ
    ンを対応させ、それらのピンの対応を制御するテスト入
    力ピンとを備えることを特徴とする半導体素子。
  2. 【請求項2】内部回路と、プリント基板に実装をしたと
    きの入出力ピンの実装状態を検査するための検査用回路
    と、前記内部回路と前記検査用回路からの出力のいずれ
    かを選択し出力ピンに信号を伝えるセレクタと、互いに
    数の異なる入力ピンと出力ピンとを有し、前記入力ピン
    と前記出力ピンのうち数の多い方のピンの一部が実装検
    査時のみ逆方向の特性を持たせるべく双方向バッファを
    備え、実装検査時に見かけ上の入力ピンと出力ピンを同
    数にしたことを特徴とする半導体素子。
JP11693695A 1995-05-16 1995-05-16 半導体素子 Pending JPH08316273A (ja)

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JP11693695A JPH08316273A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 半導体素子

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JP11693695A JPH08316273A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 半導体素子

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JPH08316273A true JPH08316273A (ja) 1996-11-29

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JP11693695A Pending JPH08316273A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 半導体素子

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