JPH09304485A - ブリッジ検出方法及びブリッジ検出回路 - Google Patents

ブリッジ検出方法及びブリッジ検出回路

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JPH09304485A
JPH09304485A JP8145216A JP14521696A JPH09304485A JP H09304485 A JPH09304485 A JP H09304485A JP 8145216 A JP8145216 A JP 8145216A JP 14521696 A JP14521696 A JP 14521696A JP H09304485 A JPH09304485 A JP H09304485A
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JP
Japan
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input
output
buffer amplifier
bridge
bridge detection
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Pending
Application number
JP8145216A
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English (en)
Inventor
Tsukasa Ito
司 伊藤
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストにハンダブリッジの有無を検出する
ことのできるブリッジ検出回路を提供すること。 【解決手段】 所定の信号を入力/出力する入力/出力
端子2を複数設けてなる半導体装置に内蔵されるブリッ
ジ検出回路1であって、2つのバッファアンプ3a,3
bを直列接続してなるバッファアンプ対3を、各入力/
出力端子2に対応して複数設けるとともに、該バッファ
アンプ対3を構成する各バッファアンプ3a,3b間の
接続点を前記入力/出力端子2に接続し、各バッファア
ンプ対3間を、例えば、フリップフロップ等の一定遅延
量を有する遅延回路4を介して直列接続して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンダブリッジの
有無を簡易的に検出するブリッジ検出回路の分野に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、例えば、ゲートアレイ等の半導体
集積装置においては、集積度の飛躍的な増大による高機
能化に伴い、さまざまな実装方式のパッケージが研究開
発されている。特に、近時における多ピン化にあって
は、ピン間距離の狭ピッチ化が進んでいる。
【0003】そして、前記狭ピッチ化に伴い、その実装
技術も高度なものが要求されており、中でも実装不良に
よる半導体集積装置のピン間におけるハンダブリッジの
検出は重要であり、現状での検査では、目視検査による
検出や、ボードテスタ等の専用装置を用いた検出が行わ
れている。
【0004】目視検査によるブリッジ検出は、専門の検
査官によって文字通り直接眼でハンダブリッジの有無を
確認するものである。また、ボードテスタ等の専用装置
を用いたブリッジ検出は、試験対象となる半導体集積装
置をプリント基盤上に実装した状態で、プリント基盤上
に設けられた接続チェック用のスルーホール等の接点に
プローブを当て、試験用のテストパターン信号を流すこ
とによりハンダブリッジの有無を自動診断するものであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のブリッジ検出方法にあっては、まず、目視検
査の場合、人手が介在することにより人的ミスの発生確
率が高くなるという問題点があり、さらに、狭ピッチ化
が進んだ現在の半導体集積装置においては、目視だけで
はハンダブリッジの有無を検出することが難しいという
問題があった。
【0006】また、ボードテスタ等の専用装置を用いた
ブリッジ検出では、目視検査における問題点は解決され
るものの、試験対象となる半導体集積装置及びこの半導
体集積装置が実装されたプリント基盤に対してしか使用
することができないという問題があった。
【0007】すなわち、上記専用装置におけるプローブ
作成は、試験対象物における接点位置に合わせたもの、
つまり、試験対象物に対して特化されたものとなってい
るため、汎用性がまったくない。このため、少量生産さ
れたプリント基盤に対してはコストの面から使用するこ
とができなった。
【0008】本発明の課題は、上記問題点を解消し、低
コストにハンダブリッジの有無を検出することのできる
ブリッジ検出回路を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のブリッジ検出回
路は、所定の信号を入力/出力する入力/出力端子を複
数設けてなる半導体装置に内蔵されるブリッジ検出回路
であって、2つのバッファアンプを直列接続してなるバ
ッファアンプ対を、各前記入力/出力端子に対応して複
数設けるとともに、該バッファアンプ対を構成する各バ
ッファアンプ間の接続点を前記入力/出力端子に接続
し、各バッファアンプ対間を、例えば、フリップフロッ
プ等の一定遅延量を有する遅延回路を介して直列接続し
て構成している。
【0010】この場合、ブリッジ検出を行うための試験
時に、前記バッファアンプから前記半導体装置内部に出
力される信号、及び、前記半導体装置内部から前記バッ
ファアンプに出力される信号をすべて遮断することが有
効である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図示した一実施形態に基づ
いて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明のブリッ
ジ検出回路の概念構成図である。本ブリッジ検出回路1
は、図1に示すように、入力端子2in,出力端子2o
ut,入出力端子2ioを含む複数の入力/出力端子2
と、バッファアンプ3a,3bからなるバッファアンプ
対3と、遅延回路となるフリップフロップ4と、動作切
替スイッチ5を備えている。
【0012】入力/出力端子2は、半導体装置の内部に
所定の信号を入力したり、半導体装置の外部に所定の信
号を出力するものである。バッファアンプ対3は、ブリ
ッジ検出を行う試験時に、各入力/出力端子2を電気的
に直列接続するためのものであり、フリップフロップ4
は、バッファアンプ対3によって直列接続した際に、各
入力/出力端子2間に一定の時間差を設けるためのもの
である。なお、バッファアンプ対3を構成するバッファ
アンプ3a,3bは、それぞれ入力/出力端子2に対し
て入力方向または出力方向に接続されるため、半導体装
置の内部との信号の入出力には、いずれか一方、または
両方のバッファアンプ3a,3bの出力を用いることに
より実現できる。
【0013】以下、図1に示すブリッジ検出回路1を、
入力端子が2本、入出力端子が1本、出力端子が2本で
構成されるゲートアレイ装置に適用した例を図2に示
す。なお、図2において、図1に示す概念構成図と同一
要素部分には同一符号を付している。
【0014】図2において、ゲートアレイ装置は、入力
端子2in1,2in2、出力端子2out1,2ou
t2、入出力端子2io1の5つの入力/出力端子2を
有し、ブリッジ検出を行う試験時には、入力端子2in
1が初段の入力端となり、出力端子2out2が終段の
出力端となるように設定されている。このため、入力端
子2in1及び出力端子2out2には、回路規模を抑
えるために、バッファアンプ対3ではなく、それぞれ片
方向に信号を伝達する単体のバッファアンプ3a1また
は3b4が設けられている。
【0015】そして、装置内部には、さらに、試験時に
おいて、前記バッファアンプ3aから半導体装置内部に
出力される信号、及び、半導体装置内部からバッファア
ンプ3bに出力される信号をすべて遮断するために、動
作切替スイッチとなるセレクタ5(5a〜5d)が設け
られている。
【0016】このセレクタ5は、試験時において、試験
対象となるゲートアレイにデータを入力する全てのバッ
ファアンプ3aの出力をディスエーブルするとともに、
ゲートアレイからバッファアンプ3bへの入力をディス
エーブルとし、入力端子2in1から出力端子2out
2までの間を直列接続するものである。
【0017】もちろん、通常時には、各バッファアンプ
対3間の接続、及び、各フリップフロップ4は、内部回
路と電気的に独立するようにセレクタ5は切り替えられ
る。この切り替えは、外部から入力される試験モード信
号によって行われ、試験モード信号が“L”であれば通
常動作、試験モード信号が“H”であれば試験動作とな
る。
【0018】次に、上述の実施形態におけるブリッジ回
路1の動作例を図2及び図3に基づいて説明する。図3
は、試験時における各端子での信号パターンを示す波形
図である。
【0019】まず、試験モード信号を“H”とする。す
ると、各セレクタ5は、試験用の信号経路を選択するよ
うに切り替えられる。これによって、内部ゲートアレイ
は完全にフローティングされ、当該ゲートアレイへの入
力、または、ゲートアレイからの出力は完全に遮断され
た状態となる。そして、各セレクタ5の切替動作によ
り、ゲートアレイで使用している信号端子は、試験用端
子及び給電用端子を除いて、全ての信号がバッファアン
プ対3を介してカスケードに接続される。
【0020】この状態で、入力端子2in1に、予め用
意された試験用のチェックパターン信号を入力する(図
3(a)参照)。すると、このチェックパターン信号
は、バッファアンプ3a1→フリップフロップ4a→バ
ッファアンプ3b1を介して入力端子2in2に出力さ
れる(図3(b)参照)。また、さらにこの信号は、フ
リップフロップ4b→セレクタ5a→フリップフロップ
4c→バッファアンプ3b2を介して入出力端子2io
1に出力される(図3(c)参照)。同様にして、最終
的には、出力端子2out2に信号が出力される(図3
(e)参照)。
【0021】ここで、入力端子2in1から入力された
チェックパターン信号は、フリップフロップ4により一
定時間間隔だけ遅延した波形となって、各入力/出力端
子2から得られる。したがって、入力端子2in1から
入力されたチェックパターン信号と出力端子2out2
から出力される信号との各パターンを比較することによ
り、ハンダブリッジ等の不良を容易に確認することがで
きる。
【0022】もし、試験対象のゲートアレイの端子間に
ハンダブリッジ等の障害があった場合には、入力端子2
in1から入力されたチェックパターン信号と出力端子
2out2から出力される最終出力信号との間にパター
ンの不一致が検出されるため、端子間ブリッジ等の不良
が発生していると判断できる。この場合、チェックパタ
ーン用信号と各端子間の信号と比較することにより、ど
の箇所で不良が発生しているのかも特定することができ
る。
【0023】以上説明したように、本実施形態では、製
造不良の発生率の高い高集積/狭ピッチのゲートアレイ
等の半導体装置を実装するプリント基盤において、特
に、ハンダブリッジの発生箇所の多い、端子間における
不良の有無を容易に検出することができる。これによっ
て、製造不良の検出が簡単になり、検査時間と設備費用
とを抑えることができる。
【0024】なお、前述の実施形態では、本発明のブリ
ッジ検出回路1をゲートアレイに適用した場合について
述べているが、入力/出力端子を複数備える半導体装置
全般に適用することができる。また、前述の実施形態で
は、一定の遅延時間を得るためにフリップフロップ4を
設けているが、他にもラッチ回路や、遅延時間の長い信
号線路によって代用しても構わない。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、すべての入力/出力端子を内部回路と電気的
に独立した状態で直列接続して試験を行うことで、低コ
ストにハンダブリッジの有無を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブリッジ検出回路の概念構成図。
【図2】本発明のブリッジ検出回路の適用例を示す図。
【図3】試験時における各端子での信号パターンを示す
波形図
【符号の説明】
1 ブリッジ検出回路 2 入力/出力端子 2in 入力端子 2out 出力端子 3 バッファアンプ対 3a バッファアンプ 3b バッファアンプ 4 フリップフロップ(遅延回路) 5 セレクタ(動作切替スイッチ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/34 512

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の信号を入力/出力する入力/出力端
    子を複数設けてなる半導体装置に内蔵されるブリッジ検
    出回路であって、 ブリッジ検出を行うための動作モードが選択された場
    合、すべての入力/出力端子間をそれぞれ一定遅延量を
    もって直列に接続し、 任意の入力/出力端子からの入力信号を、当該入力/出
    力端子に対応する入力/出力端子から出力することを特
    徴とするブリッジ検出方法。
  2. 【請求項2】所定の信号を入力/出力する入力/出力端
    子を複数設けてなる半導体装置に内蔵されるブリッジ検
    出回路であって、 2つのバッファアンプを直列接続してなるバッファアン
    プ対を、各入力/出力端子に対応して複数設けるととも
    に、該バッファアンプ対を構成する各バッファアンプ間
    の接続点を前記入力/出力端子に接続し、 各バッファアンプ対間を一定遅延量を有する遅延回路を
    介して直列接続してなることを特徴とするブリッジ検出
    回路。
  3. 【請求項3】前記遅延回路は、前記バッファアンプ対間
    にそれぞれ設けられたフリップフロップであることを特
    徴とする請求項2記載のブリッジ検出回路。
  4. 【請求項4】ブリッジ検出を行うための試験時に、前記
    バッファアンプから前記半導体装置内部に出力される信
    号、及び、前記半導体装置内部から前記バッファアンプ
    に出力される信号をすべて遮断することを特徴とする請
    求項2または3記載のブリッジ検出回路。
JP8145216A 1996-05-15 1996-05-15 ブリッジ検出方法及びブリッジ検出回路 Pending JPH09304485A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010191053A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Hitachi Displays Ltd 表示装置およびその試験方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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