JPH05341014A - 半導体モジュール装置、半導体モジュール単体及び試験方法 - Google Patents

半導体モジュール装置、半導体モジュール単体及び試験方法

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JPH05341014A
JPH05341014A JP4150530A JP15053092A JPH05341014A JP H05341014 A JPH05341014 A JP H05341014A JP 4150530 A JP4150530 A JP 4150530A JP 15053092 A JP15053092 A JP 15053092A JP H05341014 A JPH05341014 A JP H05341014A
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terminal
test
circuit
bonding
semiconductor
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JP4150530A
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Kenji Itagaki
健二 板垣
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤボンディング部を含む信号パターン配
線系統を迅速に、かつ、短時間で検査できる半導体モジ
ュール装置、モジュール単体及び試験方法を提供する。 【構成】 この発明の半導体モジュール装置は、第1及
び第2半導体チップ12、14とを内蔵した第1及び第
2半導体モジュール単体76、78と、これらの各モジ
ュール単体間を結合するボンディング回路と、第1及び
第2半導体チップとボンディング回路間に設けた第1及
び第2テストセレクト回路76、78を具えている。各
テストセレクト回路は、半導体チップとボンディング回
路との接続または試験用外部端子a〜g、h〜nとボン
ディング回路との選択を行う機能を有している。このた
めボンディグ回路を含む半導体モジュール単体間の良否
判定を容易にかつ迅速にできるためワイヤボンディング
の良否判定を容易に、かつ、迅速に短時間で試験でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マルチチップCOB
(チップオンボード)のチップ・チップ間のインタフェ
ース信号の試験方法、この試験方法に供せられる半導体
モジュール装置及びこのモジュール装置を構成するモジ
ュール単体。
【0002】
【従来の技術】マルチチップCOB(チップオンボー
ド)に半導体チップを実装し形成した基板は半導体モジ
ュール装置と呼ばれている。
【0003】図7の(A)は、従来の半導体モジュール
装置の構成例を示す図である。この従来の半導体モジュ
ールは、マルチチップCOBプリント基板10、第1半
導体チップである被試験品I(以下、チップIと呼
ぶ。)12、第2半導体チップである被試験品II(以
下、チップIIと呼ぶ。)14、COBコネクタ端子1
6〜30及び52〜58、チップI12の入力端子とチ
ップI12とを結ぶCOB信号パターン(配線パター
ン)32〜38、電源端子パターン40と42、GND
端子パターン60と62、チップIIの出力端子パター
ン44〜50、COBコネクタ端子52〜58及びチッ
プI12とチップII14とを結ぶ信号線(信号パター
ンまたは配線パターンと称する。)64〜70によリ構
成されている。
【0004】通常、これらチップI及びIIは、信号線
64のそれぞれの両端にワイヤボンデングしてチップI
の出力端子とチップIIの入力端子との間の電気的信号
線路を形成している。ここで両チップI及びIIの端子
間の、ワイヤボンディングによって接続形成された信号
線路をボンディング回路という。
【0005】図7の(B)は、チップI12とチップI
I14とをチップオンボードに実装した半導体モジュー
ル装置の全体の外観図である。
【0006】COBプリント基板10上にチップIとチ
ップIIとが実装され、モジュール端子部分16〜30
及び52〜58で構成されている。尚、図7の(B)
で、基板内部の信号パターンについては省略してある。
【0007】次に、従来のマルチチップCOBプリント
基板10を用いたテスト方法につき説明する。
【0008】まず、COBプリント基板10に組み込む
前にチップI及びチップIIを単体の状態で電気特性試
験を行うため半導体試験装置(テスタ)を用いてチップ
単体の試験を行う。次に、この試験で合格したチップI
及びチップIIをCOBプリント基板10に実装し、ボ
ンディング回路を形成する。然る後、図7の(B)で示
すコネクタ端子16〜30及び52〜58を半導体試験
装置に収容し、電源端子16と18、及びGND端子1
8と20にそれぞれ所定の電圧を印加する。また、チッ
プIの入力端子24〜30には、入力条件としての所定
の入力電圧をそれぞれ印加して、チップIを動作させ、
その後、出力信号を信号パターン64〜70を介してチ
ップIIを動作させる。このようにして出力端子52〜
58から出力信号を検出し、それぞれの出力信号が期待
通りの値となっていれば良品の半導体モジュール素子で
あり、また、期待通りの値となっていなければボンディ
グ回路に異常があり、従って不良品半導体モジュール装
置であると判定する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7を
参照して説明した半導体モジュール装置を用いて行う試
験方法では、チップI及びチップIIの全体の動作を行
わないと出力端子52〜58から出力信号を検出するこ
とができない。また、チップI及びチップIIが正常に
実装されているか否かの判断ができず、検査に長時間を
要するという問題があった。
【0010】更に、半導体モジュール装置の全体が良品
かまたは不良品かの判定は可能であるが、これが不良品
の場合、チップI及びチップII間に設けてある信号パ
ターン64〜70を含むボンディング回路の不良箇所
(ワイヤボンデングの不良箇所)の検出を行うことは事
実上不可能であるという問題点があった。
【0011】この発明は、上述した問題点に鑑みて行わ
れたものであり、従って、この発明の目的は、半導体モ
ジュール装置内のチップ・チップ間のボンディング回路
の良否検出を容易かつ迅速に行える試験方法を提供する
ことにある。
【0012】また、この発明の他の目的は、それ自体に
ボンディング回路の良否検出を容易かつ迅速に行うこと
を可能にした手段を具えている半導体モジュール装置を
提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この半導体モジュール装置によれば、第1及び第2
半導体チップと、前記第1及び第2半導体チップを互い
に結合するボンデング回路と、前記第1半導体チップの
出力端子と前記ボンデング回路の一方の端子との間に設
けられ、第1外部端子と前記第1半導体チップの出力端
子とを切り換えて前記ボンデング回路の一方の端子に選
択的に接続する第1テストセレクト回路と、前記第2半
導体チップの出力端子と前記ボンデング回路の他方の端
子との間に設けられ、第2外部端子と前記第2半導体チ
ップの出力端子とを切り換えて前記ボンデング回路の他
方に選択的に接続する第2テストセレクト回路とを具え
ることを特徴とする。
【0014】また、この発明のモジュール単体によれ
ば、半導体チップと、該半導体チップの出力端子とボン
ディング点との間に設けられ、外部端子と前記半導体チ
ップの出力端子とを切り換えて選択的に前記ボンディン
グ点へ接続するテストセレクト回路とを具えてあること
を特徴とする。
【0015】更に、この発明の試験方法によれば、第1
及び第2半導体モジュール単体間を接続するボンディン
グ回路の試験を行うに当たり、前記ボンディング回路の
両端を前記第1及び第2半導体モジュール単体から電気
的に切り離してから、前記ボンディング回路の一方の端
子から他方の端子にテスト信号を供給して、試験を行う
ことを特徴とする。
【0016】この試験の実施に当たり、好ましくは、電
気的な切り換えを電子スイッチを用いて行い、また、テ
スト信号を第1及び第2半導体モジュール単体の外部か
ら供給するのが良い。
【0017】
【作用】上述したように、この発明の試験方法の構成に
よれば、半導体モジュールを構成している第1半導体チ
ップ及び第2半導体チップからボンディング回路を電気
的に切り離し、それによって独立したボンディング回路
のみを半導体モジュール装置以外の適当な試験装置、例
えば、テスター、に接続して試験できるので、ボンディ
ング回路の良否の検出を容易かつ迅速に行うことができ
る。
【0018】また、この発明の半導体モジュール装置に
よれば、第1半導体チップの入力端子とボンディング回
路の一方の端子との間に第1テストセレクト回路を具
え、また第2半導体チップの出力端子とボンディング回
路の他方の端子との間に第2テストセレクト回路を具え
ている。そして、第1テストセレクト回路は、第1半導
体チップの第1端子とこの第1テストセレクト回路の第
1外部端子を切り換えてボンディング回路の一方の端子
に選択的に接続させ、また、第2テストセレクト回路
は、第2半導体チップの第2端子とこの第2テストセレ
クト回路の第2外部端子とを切り換えてボンディング回
路の他方の端子に選択的に接続できる。従ってチップ・
チップ間のボンディング回路部分の試験を行う場合、ボ
ンディング回路の一方の端子の接続をテストセレクト回
路中の第1外部端子側に切り換え、また、ボンディング
回路の他方の端子を第2テストセレクト回路中の第2外
部端子側に切り換えることによって第1テストセレクト
回路、ボンディング回路及び第2テストセレクト回路が
構成される。このため、第1テストセレクト回路の第1
外部入力端子から試験電圧を印加して、第2テストセレ
クト回路の第2外部入力端子から試験電圧を出力として
検出し、この出力信号を外部の検出器で測定すれば良
い。
【0019】試験結果が良好であれば、第1半導体チッ
プ、第1テストセレクト回路、ボンディング回路、第2
テストセレクト回路及び第2半導体チップの回路が構成
されるように第1及び第2テストセレクト回路側の回路
スイッチを切り換えればよい。
【0020】また、半導体チップモジュール単体自体の
試験を行う場合、半導体モジュール内に設けられたテス
トセレクト回路の外部端子側にスイッチを切り換えるこ
とによって外部端子半導体モジュール単体のボンディン
グ点である出力端子とを接続する。そして、外部端子か
ら試験電圧を印加して出力端子側で試験電圧を検出すれ
ば良い。この半導体モジュール単体に対する試験は、半
導体モジュール装置としてモジュール単体を実装する前
に行うことができる。
【0021】このように、この発明によれば、検査が簡
単であり、また、全体的に検査時間の短縮化を図ること
ができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の半導体モ
ジュール装置の構造、モジュール単体及び試験方法につ
いて実施例に基づいて説明する。尚、各図は、これらの
発明が理解できる程度に、各構成成分の形状、大きさお
よび配置関係を概略的に示してあるにすぎない。また、
これらの図において従来と同一な構成成分については同
一の番号を付して示し、特に必要のない場合を除き、そ
の詳細な説明を省略する。
【0023】図1は、この発明の実施例として用いた半
導体モジュール装置の概略を示すブロック図である。
【0024】次に、図1を参照して半導体モジュール装
置の構成について説明する。
【0025】COBプリント基板10には、第1半導体
モジュール単体76及び第2半導体モジュール単体78
を実装して設けてある。また、第1半導体モジュール単
体76には、従来の第1半導体チップI12と第1テス
トセレクト回路72を具え、かつ、第1外部端子a〜d
及びe〜gを具えている。以下、第1外部端子を第1テ
スト用端子と呼ぶこともある。
【0026】一方、第2半導体モジュール単体78は、
従来の半導体チップII14と第2テストセレクト回路
74を具え、かつ、第2外部端子h〜k及びl〜nを具
えている。以下、第2外部端子を第2テスト端子と呼ぶ
こともある。
【0027】尚、16と18はモジュール電源端子、2
0と22はモジュールGND端子、24〜30はモジュ
ール入力端子及び52〜58はモジュール出力端子を表
している。
【0028】次に、図1及び図2を用いて、第1及び第
2半導体モジュール単体76と78の構成につき説明す
る。
【0029】第1半導体モジュール単体76と第2半導
体モジュール単体78とは、回路構成を同一に構成でき
る。
【0030】第1半導体モジュール単体76は、主とし
て従来の検査済の第1半導体チップI、第1テストセレ
クト回路72とで構成されている。
【0031】この第1半導体チップ12と第1テストセ
レクト回路72とは、モジュール単体76内に内蔵して
おり、従って、第1半導体チップ12の出力端子と第1
テストセレクト回路72の入力端子は、実際には、同一
の配線で形成してある。そして、モジュール単体76
は、第1半導体チップ12の端子25、27、29、3
1等を具えると共に、第1テストセレクト回路72の試
験用の第1外部端子A、B、C、D、E、F、G及び第
1テストセレクト回路72のボンディング回路へ接続す
るための端子65a、67a、69a、71a等を具え
ている。尚、図1に第2半導体モジュール単体78の第
2半導体チップ14の端子を45、47、49、51等
で示してあり、また、第2テストセレクト回路74の試
験用の第2外部端子をH、I、J、K、L、M、N等で
示してあり、かつ、第2テストセレクト回路74のボン
ディング回路への接続用の端子を65b、67b、69
b、71b等で、それぞれ示しててある。
【0032】そして、これら第1及び第2半導体モジュ
ール単体76及び78をCOBプリント基板10に実装
する。
【0033】この実施例では、この実装により第1半導
体モジュール単体76側では、端子25、27、29、
31を配線32、34、36、38にそれぞれ接続し、
端子A、B、C、D、E、F、Gを予め基板10に形成
してある試験用の第1端子パッドa、b、c、d、e、
f、gにそれぞれ接続する。
【0034】更にモジュール単体76の端子65a、6
7a、69a、71aを配線64、66、68、70に
それぞれ接続してボンディング回路の一部分をそれぞれ
形成する。
【0035】一方、第2半導体モジュール単体78側で
は、端子45、47、49、51を配線44、46、4
8、50に接続し、端子H、I、J、K、L、M、Nを
予め基板10に形成してある試験用の第2端子パッド
h、i、j、k、l、m、nにそれぞれ接続する。そし
て、このモジュール単体78の端子65b、67b、6
9b、71bを配線64、66、68、70にそれぞれ
接続して、第1半導体モジュール単体76側の接続と相
まってボンディング回路をそれぞれ形成する。
【0036】この場合、配線64、66、68、70と
各端子(65a、65b)、(67a、67b)、(6
9a、69b)、(71a、71b)とのそれぞれの接
続をワイヤボンディングで行うが、他の端子間等の接続
は、ワイヤボンディングであっても別の手段であっても
よい。
【0037】図2は、第1及び第2テストセレクト回路
72、74の内部回路の一構成例を示すブロック図であ
る。この実施例では、第1テストセレクト回路72は、
従来の信号回路と第1試験用のパッド端子a〜dの切り
換えスイッチ回路101、103、105、107を有
しており、更に、切り換えスイッチ回路の制御信号パタ
ーン(配線パターン)111、113、115、117
を具え、更に、切り換えスイッチ制御用デコーダ回路1
09を具えている。
【0038】また、第1テストセレクト回路72に接続
される試験用の第1端子パッドとしては、端子パッドa
〜d、イネーブル端子パッドe及びデコーダ回路109
の入力信号端子パッドf及びgがある。
【0039】この場合、この実施例では、スイッチ回路
101、103、105、107の一方の端子を試験用
の第1外部端子A、B、C、Dを介してそれぞれの端子
パッドa、b、c、dに接続してあり、残りの端子E、
F、Gをデコーダ回路109に接続し、このデコーダ回
路109から制御信号によって各スイッチ回路101、
103、105、107の切り換え制御するように構成
してある。また、スイッチ回路101、103、10
5、107の他方の端子を第1半導体チップ12(図1
参照)に内部的に接続している。
【0040】また、切り換えスイッチ回路101、10
3、105、107の切り換え接点と対応する端子65
a、67a、69a、71aをそれぞれ接続する。
【0041】第2半導体モジュール単体78も第1半導
体モジュール単体76と同一の構成になっていて、切り
換えスイッチ201、203、205、207と切り換
え回路の制御信号パターン(配線パターン)211、2
13、215、217及び切り換え制御用デコーダ回路
209をそれぞれ具えている。また、試験用の第2端子
パッドとして、端子パッドh、i、j、k、イネーブル
端子パッドl、デコーダ回路209の入力信号用の端子
パッドm及びnがある。この場合、第2半導体モジュー
ル単体74においても第1半導体モジュール単体72の
場合と同様に対応する接続を形成しておく。尚、上述し
た各切り換えスイッチ回路101〜107、201〜2
07、をFETその他所望の電子スイッチとして形成す
るのが良い。
【0042】次に、図2の(A)を参照して第1テスト
セレクト回路72の動作方法について説明する。
【0043】初期状態のとき、デコーダ回路109に接
続されているイネーブル端子eは、ディーセブル状態と
なっている。このため、スイッチ回路101から107
は、第1半導体チップ12側に切り換えた状態で保持さ
れている。このため、入力回路信号は、信号パターン
(配線パターン)65a〜71aに出力される。
【0044】次に、図1で示した第1半導体モジュール
単体76と第2半導体モジュール単体78の信号パター
ン(配線パターン)64〜70に任意の信号を出力する
場合につき説明する。
【0045】まず、図2の(A)に示したイネーブル端
子パッドeに“L”レベルの電圧を入力する。次に、デ
コーダ回路109に入力信号を端子パッドf及びgから
入力し、切り換えスイッチ制御信号111〜117を制
御し、スイッチ回路101〜107を試験用の端子パッ
ドa、b、c、d側へと切り換え動作させる。その結
果、第1テスト用端子a〜dに外部試験装置から試験信
号を入力させると、端子65a、67a、69a、71
aへこの信号をそれぞれ出力させることができる。
【0046】尚、図1で示した第1半導体モジュール単
体76は、第1テストセレクト回路72を第1半導体チ
ップ12の出力端子信号部側に設けてあるのに対し、第
2半導体モジュール単体78では、第2テストセレクト
回路74を第2半導体チップ14の入力端子部側に設け
てある点に違いがある。このため、デコーダ回路209
に制御信号を与え、切り換えスイッチ回路201〜20
7の動作によって試験用の第2外部端子H〜K側に切り
換えて出力信号パターン(配線パターン)65a、67
a、69a、71aへと接続できる。尚、上述の記載に
ついては、主に、第1及び第2テストセレクト回路の制
御信号を選択しスイッチを切り換えて使用する場合につ
いて述べたがテストセレクト回路を切り換えないときは
従来の試験と全く同一にできることはいうまでもない。
【0047】次に、これらの第1テストセレクト回路7
2及び第2テストセレクト回路74をCOBプリント基
板10に実装したとき、試験用端子を具えた半導体モジ
ュール装置の全体的な様子を説明する。
【0048】図3は、半導体モジュール装置内に第1及
び第2テストセレクト回路72及び74用の試験用の第
1及び第2端子パッドa〜nを具えた例である。各端子
16〜30、52〜58は、半導体モジュール装置のコ
ネクタ部100に設けてある。
【0049】この半導体モジュール装置では、外部から
テストセレクト回路の制御信号を端子パッドe〜g及び
l〜nに入力し、外部入力または出力用として用いた試
験用の端子パッドa〜d、h〜kとの間でインタフェー
スを取ることができる。
【0050】図4は、第1及び第2テストセレクト回路
試験用の端子パッドa〜nを半導体モジュール装置のコ
ネクタ端子部に設けた例である。
【0051】この実施例では、コネクタ端子部80の端
子パッドe〜g及びl〜nからテストセレクト回路の制
御信号を入力し、外部入力または出力テスト用に用いた
試験用の端子パッドa〜g及びh〜kとのインターフェ
ースを取ることができる。
【0052】図5は、COBプリント基板10中に第1
半導体モジュール単体76及び第2半導体モジュール単
体78を実装した半導体モジュール装置の実施例であ
る。
【0053】第1半導体モジュール単体76内には、第
1テストセレクト回路72が設けられ、かつ、試験用の
第1端子パッドa〜gが設けてある。一方、第2半導体
モジュール単体78内にも第2テストセレクト回路74
を設けてあり、かつ、試験用の第2端子パッドh〜nが
設けてある。
【0054】第1及び第2半導体モジュール単体72及
び74の間には、ボンディング回路の信号パターン(配
線パターン)64〜70が設けてある。
【0055】次に、モジュール単体76と78間の接続
部をテストする方法につき説明する。
【0056】まず、電源端子16及び18には試験電圧
を印加し、GND端子にはGND電圧0Vを印加する。
次に、テストセレクト回路72及び74のイネーブル端
子e及びlに“L”レベルを印加し、f、g及びm、n
のデコーダ入力端子に“L”レベルの電圧を印加する。
このとき、各テストセレクト回路72及び74は、第1
及び第2半導体チップとは電気的に切り離されて端子a
〜dからボンディング回路、端子h〜kに至る回路が形
成される。このような状態の下で、第1テスト用端子a
に任意の試験電圧を印加して、h端子の出力電圧を測定
する。このとき出力電圧が入力電圧と同じであればモジ
ュール単体76と78との間の配線系統64は正常であ
ると判断する。
【0057】以下、同様な方法でbとi、cとj、dと
k間の電圧を測定することによって、66、68及び7
0の各配線系統の状態をテストすることができる。
【0058】図6は、この発明に供する半導体モジュー
ル単体の主要部を示す外観図である。
【0059】入力端子側に半導体チップ12を設け、出
力端子側にこの発明で組み込んだテストセレクト回路7
2を設けた半導体モジュール単体として構成する。
【0060】また、入力端子80〜86、電源端子9
6、GND端子98及び出力端子(ボンディング点)8
8〜94を具えている。
【0061】次に、出力端子88〜94までの配線系統
のテスト方法につき説明する。
【0062】まず、電圧端子96に試験電圧を印加し、
GND端子側は0Vにする。
【0063】次に、テストセレクト回路72のイネーブ
ル端子eに“L”レベル電圧を印加し、fとgのデコー
ダ入力端子に“L”レベルの電圧を印加することによっ
て、テストセレクト回路72を半導体チップ12から電
気的に切り離し、端子a〜dからボンディング点までの
回路が形成される。その後、第1テスト用端子aに任意
の電圧を印加し、出力端子88の電圧を測定する。この
とき第1テスト用端子aと出力端子88の電圧が同一で
あればボンディング点90までの回路は、正常と判断す
る。
【0064】以下、fとgのデコーダ入力端子に制御信
号を与えてbと90、cと92及びdと94を順次組み
合わせて出力電圧を取り出すことができる。このように
して、88〜94の各ボンディング点までのテストを行
うことができる。
【0065】
【発明の効果】上述した説明からも理解できるように、
この発明の半導体モジュール装置によれば、第1及び第
2半導体モジュール単体とこれらのモジュール単体間を
結合するボンデング回路と、第1及び第2半導体チップ
及びボンディング回路間に設けた第1テストセレクト回
路及び第2テストセレクト回路を具えている。各テスト
セレクト回路は、半導体チップとボンディング回路との
接続、または、試験用の外部端子とボンディング回路と
の選択を行う機能を有している。
【0066】従って、この発明の試験方法に従ってボン
ディング回路の試験を行う場合、第1テストセレクト回
路中で第1半導体チップから試験用第1外部端子へと接
続を切り換えてボンディング回路側に接続させ、一方、
第2テストセレクト回路中で第2半導体チップから試験
用第2外部端子へと接続を切り換えて、ボンディング回
路側に接続する。
【0067】このような状態の下で第1テストセレクト
回路側の第1端子a〜dから試験電圧を印加させること
によって第2テストセレクト回路の第2端子h〜kに電
圧を出力させることができる。このためボンデング回路
の状態を試験できる。従って、従来では試験できなかっ
たワイヤボンデングの良否を容易に、かつ、迅速に短時
間で試験ができる。
【0068】また、半導体モジュール単体は、テストセ
レクト回路を具えているためモジュール単独でも試験で
きる。このため、テスト端子a〜dから電圧を印加する
ことによって入力端子または出力端子から電圧を選択的
に検出できる。このため、従来のように半導体チップの
複雑な回路動作のテストパターンを印加することなく、
テストセレクト回路動作のみでテストできるため、テス
トプログラム設計も短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の半導体モジュール装置のブロック図
である。
【図2】第1発明の半導体モジュール内部に組み込まれ
たテストセレクト回路を示す図である。
【図3】実施例1の半導体モジュール装置の外観図であ
る。
【図4】実施例2の半導体モジュール装置の外観図であ
る。
【図5】ボンデング回路の試験方法を説明するための半
導体モジュール装置である。
【図6】半導体チップ単体試験方法を説明するための回
路図である。
【図7】従来の半導体モジュール装置を示す図である。
【符号の説明】
10:COBプリント基板 12:第1半導体チップ 14:第2半導体チップ 16、18:電源端子 20、22:GND端子 25、27、29、31:第1半導体チップの端子 45、47、49、51:第2半導体チップの端子 24、26、28、30:モジュール入力端子 52、54、56、58:モジュール出力端子 32、34、36、38、44、46、48、50:入
出力信号パターン 40、42:電源供給用パターン 60、62:GND用パターン 64、66、68、70:モジュール単体間の信号パタ
ーン 65a、67a、69a、71a:第1モジュール単体
の端子 65b、67b、69b、71b:第2モジュール単体
の端子 72:第1テストセレクト回路 74:第2テストセレクト回路 76:第1半導体モジュール単体 78:第2半導体モジュール単体 A〜G:第1外部端子 H〜N:第2外部端子 a〜g:第1端子パッド h〜n:第2端子パッド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2半導体チップと、 前記第1及び第2半導体チップを互いに結合するボンデ
    ィング回路と、 前記第1半導体チップの出力端子と前記ボンディング回
    路の一方の端子との間に設けられ、第1外部端子と前記
    第1半導体チップの出力端子とを切り換えて前記ボンデ
    ング回路の一方の端子に選択的に接続する第1テストセ
    レクト回路と、 前記第2半導体チップの出力端子と前記ボンデング回路
    の他方の端子との間に設けられ、第2外部端子と前記第
    2半導体チップの出力端子とを切り換えて前記ボンディ
    ング回路の他方の端子に選択的に接続する第2テストセ
    レクト回路とを具えることを特徴とする半導体モジュー
    ル装置。
  2. 【請求項2】 半導体チップと、 該半導体チップの出力端子とボンディング点との間に設
    けられ、外部端子と前記半導体チップの出力端子とを切
    り換えて選択的に前記ボンディング点へ接続するテスト
    セレクト回路とを具えてあることを特徴とする半導体モ
    ジュール単体。
  3. 【請求項3】 第1及び第2半導体モジュール間を接続
    するボンディング回路の試験を行うに当たり、 前記ボンディング回路の両端を前記第1及び第2半導体
    モジュール単体から電気的に切り離してから、前記ボン
    ディング回路の一方の端子から他方の端子にテスト信号
    を供給して、試験を行うことを特徴とするボンディング
    回路の試験方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の電気的な切り離しを電子スイ
    ッチで行い、また、請求項3のテスト信号を前記第1及
    び第2半導体モジュール単体の外部から供給することを
    特徴とするボンディング回路の試験方法。
JP4150530A 1992-06-10 1992-06-10 半導体モジュール装置、半導体モジュール単体及び試験方法 Withdrawn JPH05341014A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6018462A (en) * 1997-06-30 2000-01-25 Nec Corporation Multi-tip module
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US6885095B2 (en) 2000-10-20 2005-04-26 Oki Electric Industry Co., Ltd. Test circuit and multi-chip package type semiconductor device having the test circuit

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