JPH08313039A - ダンパ装置 - Google Patents

ダンパ装置

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JPH08313039A
JPH08313039A JP14186295A JP14186295A JPH08313039A JP H08313039 A JPH08313039 A JP H08313039A JP 14186295 A JP14186295 A JP 14186295A JP 14186295 A JP14186295 A JP 14186295A JP H08313039 A JPH08313039 A JP H08313039A
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JP
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damper
case
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shaft portion
drive link
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JP14186295A
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Isao Yamada
功 山田
Masahiko Tsuge
晶彦 柘植
Tsuneo Yamamoto
恒雄 山本
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Denso Corp
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダンパ装置の組付の簡略化を図る。 【構成】 空気流路を形成するケース1を複数に分割さ
れたケース部材1a、1bで構成し、この複数のケース
部材1a、1bの分割面1cに、第1、第2の軸受穴
7、8を設ける。この第1、第2の軸受穴7、8によ
り、ダンパ3のダンパ軸部3aおよびリンク機構6の回
動軸9をそれぞれ回動可能に支持する。これにより、複
数のケース部材1a、1bの結合と同時に、ダンパ装置
におけるダンパ軸部3aのケース部材1a、1bへの組
付、およびダンパ駆動用リンク機構6のケース部材1
a、1bへの組付を終了できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気流路を開閉するダン
パ装置に関するもので、自動車用空調装置に用いて好適
なものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のダンパ装置として、特開
平6−147625号公報記載のものがあり、この従来
装置では、ダンパの側面部にリンク機構の一部をなす係
合凹部(駆動力受け部)を一体形成して、ダンパとリン
ク機構の剛性の向上を図っている。
【0003】そして、上記従来装置では、ダンパの軸部
を2分割されたケースの嵌合面にて嵌合保持している。
一方、前記係合凹部に従動リンクの端部に設けた軸部を
嵌合し、この従動リンクの回動軸を、ケースに設けた軸
受穴に回動可能に支持している。また、従動リンクの回
動軸のうち、ケース外部に突出している部分に駆動リン
クの一端を一体に連結し、この駆動リンクの他端にケー
ブル等の駆動力伝達部材を連結している。
【0004】従って、この駆動力伝達部材から駆動リン
クの他端部に駆動力を印加して、駆動リンクを前記回動
軸を中心として回動すると、従動軸も前記回動軸を中心
として回動し、前記係合凹部を介してダンパを回動する
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置では、ダンパの軸部は、2分割されたケースの嵌
合面に、軸部半径方向から組付を行い、一方上記リンク
機構部は、2分割されたケースのいずれか一方に設けら
れた軸受穴に、ダンパ軸部の軸方向から組付を行うこと
になるので、ダンパ装置の組付が非常に煩雑になるとい
う問題があった。
【0006】すなわち、従来装置では、ダンパ自体の組
付と、ダンパ駆動用のリンク機構の組付をそれぞれ別々
に、しかもダンパ軸部の半径方向と軸方向という全く異
なる方向から組付を行わなければならず、組付工数の増
大は不可避である。本発明は上記点に鑑みてなされたも
ので、ダンパ装置の組付の簡略化を図ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明では、空気流路を形成するケース(1)と、この
ケース(1)内に回動可能に配設され、前記空気流路を
開閉するダンパ(3)と、このダンパ(3)に設けら
れ、前記ケース(1)に回動可能に支持されるダンパ軸
部(3a)と、このダンパ軸部(3a)に連結され、こ
のダンパ軸部(3a)にダンパ(3)開閉用の駆動力を
伝達するリンク機構(6)とを備えるダンパ装置であっ
て、前記ケース(1)は、複数に分割されたケース部材
(1a、1b)から構成されており、前記複数のケース
部材(1a、1b)の分割面(1c)に第1の軸受穴
(7)および第2の軸受穴(8)が設けられており、前
記第1の軸受穴(7)に前記ダンパ軸部(3a)が回動
可能に支持され、前記第2の軸受穴(8)に前記リンク
機構(6)の回動軸(9)が回動可能に支持されている
ダンパ装置を特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
のダンパ装置において、前記ケース(1)内に位置する
前記ダンパ(3)の側面には従動リンク(12)が一体
に設けられ、前記回動軸(9)のうち、前記ケース
(1)内に位置する側に第1の駆動リンク(10)が一
体に設けられ、この第1の駆動リンク(10)は前記従
動リンク(12)に連結され、前記回動軸(9)のう
ち、前記ケース(1)外に位置する側に第2の駆動リン
ク(11)が一体に設けられ、この第2の駆動リンク
(11)に、前記ダンパ(3)開閉用の駆動力を伝達す
る駆動力伝達部材(13a)が連結されていることを特
徴とする。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項2に記載
のダンパ装置において、前記ダンパ(3)および前記従
動リンク(12)が樹脂にて一体成形され、前記回動軸
(9)、前記第1の駆動リンク(10)、および前記第
2の駆動リンク(11)が樹脂にて一体成形されている
ことを特徴とする。請求項4記載の発明では、請求項1
に記載のダンパ装置において、前記ダンパ軸部(3a)
のうち、前記ケース(1)外に位置する側に従動リンク
(12)が一体に設けられ、前記回動軸(9)のうち、
前記ケース(1)外に位置する側に駆動リンク110)
が一体に設けられ、この駆動リンク(110)には、前
記従動リンク(12)に連結される第1の連結部(11
0a)、および第2の連結部(110b)が一体に設け
られており、この第2の連結部(110b)には前記ダ
ンパ(3)開閉用の駆動力を伝達する駆動力伝達部材
(13a)が連結されていることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明では、請求項4に記載
のダンパ装置において、前記ダンパ軸部(3a)に前記
従動リンク(12)が樹脂にて一体成形されており、前
記回動軸(9)、前記駆動リンク(110)、前記第1
および第2の連結部(110a、110b)が樹脂にて
一体成形されていることを特徴とする。請求項6記載の
発明では、請求項2に記載のダンパ装置において、前記
ダンパ(3)は金属にて成形されており、この金属製ダ
ンパ(3)に前記ダンパ軸部(3a)が一体に成形さ
れ、さらに前記金属製ダンパ(3)の側面に前記従動リ
ンク(12)が一体に折り曲げ形成されていることを特
徴とする。
【0011】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0012】
【発明の作用効果】請求項1〜6記載の発明によれば、
複数のケース部材の分割面に設けた第1、第2の軸受穴
により、ダンパのダンパ軸部およびリンク機構の回動軸
をそれぞれ回動可能支持しているから、複数のケース部
材の結合と同時に、ダンパ装置におけるダンパ軸部のケ
ース部材への組付、およびダンパ駆動用リンク機構のケ
ース部材への組付を終了できる。
【0013】従って、従来装置のごとくダンパ自体の組
付と、ダンパ駆動用のリンク機構の組付をそれぞれ別々
に、しかも異なる方向から組付するという煩雑な作業が
不要となり、複数のケース部材の結合と同時にダンパ装
置の組付を極めて簡単に終了でき、組付工数を大幅に低
減でき、組付コストを著しく低減できる。上記作用効果
に加えて、請求項3、5記載の発明によれば、樹脂によ
る一体成形にて、ダンパ装置の部品点数をダンパとリン
ク機構との2部品に減らすことができるので、部品点数
削減により、一層のコスト低減を図ることができる。
【0014】また、請求項3、5記載の発明では、部品
点数削減により、部品の寸法ばらつき、組付公差等に起
因するリンク機構の精度悪化を解消でき、そのためリン
ク機構の精度が向上して、ダンパによる空気流路開閉精
度が向上し、風洩れ防止効果を高めることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例について説明
する。 (第1実施例)図1〜図5は第1実施例を示し、図4、
5は本発明装置を適用した自動車用空調装置のクーリン
グユニット部を示している。この図4、5において、1
はクーリングユニット部の空気流路を形成するケース
で、樹脂の成形品から構成されており、本例では上下に
2分割された第1(上側)のケース部材1aと、第2
(下側)のケース部材1bとから構成されている。1c
はこの両ケース部材1a、1bの分割面である。
【0016】そして、上記両ケース部材1a、1bはそ
の分割面1cに設けられた複数箇所の結合用突部1dを
ねじ1eにて結合することにより、脱着可能に一体に結
合されている。2aは車室外空気をケース1内に導入す
る外気導入口で、ケース1のうち、第1(上側)のケー
ス部材1a側に設けられている。2bは車室内空気をケ
ース1内に導入する内気導入口で、ケース1のうち、第
2(下側)のケース部材1b側に設けられている。この
外気導入口2aと内気導入口2bは、ケース1内に形成
される空気流路の一端側(図4左側)に配設されてい
る。
【0017】3は上記外気導入口2aと内気導入口2b
を切替開閉する内外気切替用ダンパで、ダンパ軸部3a
と一体に構成されており、このダンパ軸部3aを中心と
して回動可能となるようにケース1内に配設されてい
る。4は冷房用蒸発器で、自動車用エンジンにより駆動
される圧縮機(図示せず)を有する冷凍サイクルに設け
られ、冷媒の蒸発潜熱により送風空気を冷却する。この
冷房用蒸発器4の下方部には凝縮水を排出するための排
水口4aが設けられている。
【0018】5はクーリングユニットの空気出口で、図
示しないヒータユニットの空気入口部に接続されるもの
である。このヒータユニットには空調用送風機、暖房用
ヒータコア、吹出口切替用ダンパ機構等が内蔵されてい
る。本発明は、上記ダンパ3とその駆動用リンク機構6
とを包含するダンパ装置を特徴としているので、以下こ
のダンパ装置を図1〜3により詳述する。
【0019】ダンパ3は、空気流路を開閉するための長
方形状のダンパ本体部3bを有し、このダンパ本体部3
bと前記ダンパ軸部3aは樹脂にて一体成形されてい
る。そして、ダンパ本体部3bの表裏両面には、空気流
路閉塞時におけるシール効果を高めるため、パッキン材
3cが一体に設けられている。このパッキン材3cは弾
性に富んだスポンジ材(樹脂発砲材)等から形成され、
ダンパ本体部3bに一体成形で固着されている。もちろ
ん、パッキン材3cをダンパ本体部3bに接着で固着し
てもよい。
【0020】前記両ケース部材1a、1bの分割面1c
に円形の第1の軸受穴7および円形の第2の軸受穴8が
設けられている。この第1、第2の軸受穴7、8は、図
1に明示するように前記両ケース部材1a、1bの分割
面1cに設けた半円状の凹部を組み合わせて構成されて
いる。第1の軸受穴7は、前記ダンパ軸部3aの両端部
を回動可能に支持するものであるため、図5に示すよう
に前記両ケース部材1a、1bの分割面1cの2か所に
設けられている。
【0021】また、第2の軸受穴8はリンク機構6の回
動軸9を回動可能に支持するものであるため、前記両ケ
ース部材1a、1bの分割面1cに1か所のみに設けら
れている。次に、リンク機構6の構成について具体的に
説明すると、図3に示すように、前記回動軸9のうち、
前記ケース1内に位置する側の端部に第1の駆動リンク
10が一体に設けられ、回動軸9のうち、前記ケース1
外に位置する側の端部に第2の駆動リンク11が一体に
設けられている。
【0022】そして、第1の駆動リンク10の先端部に
は軸部10aが、また第2の駆動リンク11の先端部に
は軸部11aがそれぞれ一体に設けられている。リンク
機構6の上記部材9、10、10a、11、11aは本
例ではポリプロピレンのような樹脂にて一体成形されて
いる。一方、ダンパ3の側面には従動リンク12が樹脂
にて一体成形されており、この従動リンク12には第1
の駆動リンク10の軸部10aが摺動可能に嵌入される
カム溝12aが形成されている。このカム溝12a内に
軸部10aを摺動可能に嵌入することにより、従動リン
ク12に第1の駆動リンク10が連結されている。
【0023】また、第2の駆動リンク11の先端部の軸
部11aには、図4に示すようにダンパ開閉用の駆動力
を伝達する駆動力伝達部材をなすケーブル13のワイヤ
13aの端部が連結されている。このケーブル13のワ
イヤ13aの他端部は、自動車用空調装置の制御パネル
(図示せず)に設けられた内外気切替レバーに連結され
ているので、この内外気切替レバーを乗員が手動操作す
ると、その操作力(ダンパ駆動力)がケーブル13のワ
イヤ13aを介して第2の駆動リンク11に伝達され
て、回動軸9を中心として第1、第2の駆動リンク1
0、11が回動するようになっている。
【0024】次に、上記構成において本実施例における
ダンパ装置の組付方法を説明すると、図1に示すよう
に、まず最初に、ダンパ3のダンパ本体部3bの側面に
一体成形された従動リンク12のカム溝12aに、リン
ク機構6の第1の駆動リンク10の軸部10aを予め嵌
入しておく。次に、ダンパ3のダンパ軸部3a、および
リンク機構6の回動軸9を、それぞれケース部材1a、
1bの第1、第2の軸受穴7、8に対応する位置に保持
して、ケース部材1a、1bの分割面1cを当接、嵌合
する。
【0025】次に、両ケース部材1a、1bの分割面1
cに設けられた複数箇所の結合用突部1dをねじ1eに
て結合することにより、両ケース部材1a、1bを一体
に結合する。これにより、 両ケース部材1a、1bの
結合と同時に、ダンパ装置におけるダンパ軸部3aの両
ケース部材1a、1bへの組付、およびダンパ駆動用リ
ンク機構6の両ケース部材1a、1bへの組付を終了で
きる。
【0026】なお、ケーブル13のワイヤ13aは上記
組付の終了後に、第2の駆動リンク11の軸部11aに
結合すればよい。 (第2実施例)図6は第2実施例を示すもので、樹脂製
ダンパ3のダンパ軸部3aのうち、ケース1外に位置す
る側に従動リンク12を一体成形している。従って、本
例では、従動リンク12がケース1外に位置している。
【0027】一方、リンク機構6においては、回動軸9
のうち、ケース1外に位置する側に駆動リンク110が
樹脂にて一体成形されている。そして、この駆動リンク
110には第1の軸部(第1の連結部)110aおよび
第2の軸部(第2の連結部)110bが一体成形されて
いる。第1の軸部110aは従動リンク12に設けられ
たカム溝12a内に摺動可能に嵌入されて、駆動リンク
110と従動リンク12とが連結されている。また、第
2の軸部110bには、ダンパ開閉用の駆動力を伝達す
るケーブル13のワイヤ13a(図4参照)が連結され
るようになっている。
【0028】本第2実施例においても、ダンパ3のダン
パ軸部3aおよびリンク機構6の回動軸9を、ケース部
材1a、1bの分割面1cに設けた第1、第2の軸受穴
7、8に嵌合し、回動可能に支持する点は第1実施例と
同じである。従って、第1実施例と同様に、ダンパ3お
よびリンク機構6のケース1への組付を簡単に行うこと
ができる。 (第3実施例)図7、8は第3実施例を示すもので、本
例ではダンパ3を樹脂製とせずに、鉄板のような金属に
て成形しており、従って金属製のダンパ3の側面に従動
リンク12が一体に折り曲げ形成されている。この従動
リンク12にはカム溝12aが形成されている。このカ
ム溝12aは、従動リンク12部分にプレスにより打ち
抜き穴を加工した後に、この打ち抜き穴の周縁部を折り
曲げることにより形成されている。
【0029】また、金属製ダンパ3のダンパ軸部3a
は、ダンパ本体部3bからの突出部をカーリング(曲げ
加工)することにより一体成形されている。以上によ
り、金属製のダンパ3にカム溝12aを持つ従動リンク
12部分とダンパ軸部3aが一体成形されている。な
お、ダンパ本体部3bの表裏両面にシール効果を高める
ためのパッキン材3c(図8参照)が設けられているの
は、第1、第2実施例と同じである。
【0030】図8は第3実施例におけるダンパ装置の具
体的適用例を示すもので、第1、第2実施例と同様に、
ダンパ3は外気導入口2aと内気導入口2bを切替開閉
する内外気切替用ダンパとして構成されている。図8の
例では、ケース1は内外気切替装置のケースを構成して
おり、この内外気切替装置のケース1の下方部に、遠心
式ファン20、ファン駆動用モータ21等から構成され
る空調用送風機23を配置している。
【0031】図8において、図1〜図6と同一符号は同
一部分であるので、説明を省略する。なお、上記第1〜
第3実施例では、自動車用空調装置の内外気切替用のダ
ンパ装置に本発明を適用した場合について説明したが、
自動車用空調装置の他のダンパ装置、すなわち温度制御
用のエアミックスダンパ、吹出口切替用のダンパ等にも
本発明を適用できることはもちろんである。
【0032】また、自動車用空調装置以外の他の用途の
ダンパ装置にも本発明は広く適用できる。また、上記第
1〜第3実施例では、ダンパ3を、ケーブル13のワイ
ヤ13aを介して伝達される手動操作力により開閉する
場合について述べたが、ダンパ3をモータなどの電気的
アクチュエータにより自動的に開閉制御する場合にも本
発明を適用できることはもちろんである。
【0033】また、上記第1〜第3実施例では、第1、
第2のケース部材1a、1bの分割面1cに設けられた
複数箇所の結合用突部1dをねじ1eにて結合すること
により、両ケース部材1a、1bを一体に結合するよう
にしているが、ねじ1eの代わりに、金属スプリング材
から構成された略U字状のクリップを用い、このクリッ
プにて前記複数箇所の結合用突部1dを脱着可能に結合
して、両ケース部材1a、1bの結合を行うようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す要部分解図である。
【図2】第1実施例の要部説明図である。
【図3】第1実施例におけるリンク機構部の斜視図であ
る。
【図4】本発明装置を適用した自動車用空調装置のクー
リングユニットの正面図である。
【図5】図4のクーリングユニットにおいて、上側のケ
ース部材を取り外した状態を示す上面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す要部説明図である。
【図7】本発明の第3実施例を示すダンパ部の斜視図で
ある。
【図8】第3実施例のダンパ装置を用いた自動車用空調
装置の内外気切替装置および送風機部の正面図である。
【符号の説明】
1…ケース、1a、1b…ケース部材、1c…分割面、
3…ダンパ、3a…ダンパ軸部、3b…ダンパ本体部、
6…リンク機構、7…第1の軸受穴、8…第2の軸受
穴、9…回動軸、10、11…第1、第2の駆動リン
ク、12…従動リンク、13…ケーブル、110…駆動
リンク。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気流路を形成するケースと、 このケース内に回動可能に配設され、前記空気流路を開
    閉するダンパと、 このダンパに設けられ、前記ケースに回動可能に支持さ
    れるダンパ軸部と、 このダンパ軸部に連結され、このダンパ軸部にダンパ開
    閉用の駆動力を伝達するリンク機構とを備えるダンパ装
    置であって、 前記ケースは、複数に分割されたケース部材から構成さ
    れており、 前記複数のケース部材の分割面に第1の軸受穴および第
    2の軸受穴が設けられており、 前記第1の軸受穴に前記ダンパ軸部が回動可能に支持さ
    れ、 前記第2の軸受穴に前記リンク機構の回動軸が回動可能
    に支持されていることを特徴とするダンパ装置。
  2. 【請求項2】 前記ケース内に位置する前記ダンパの側
    面には従動リンクが一体に設けられ、 前記回動軸のうち、前記ケース内に位置する側に第1の
    駆動リンクが一体に設けられ、 この第1の駆動リンクは前記従動リンクに連結され、 前記回動軸のうち、前記ケース外に位置する側に第2の
    駆動リンクが一体に設けられ、 この第2の駆動リンクに、前記ダンパ開閉用の駆動力を
    伝達する駆動力伝達部材が連結されていることを特徴と
    する請求項1に記載のダンパ装置。
  3. 【請求項3】 前記ダンパおよび前記従動リンクが樹脂
    にて一体成形され、 前記回動軸、前記第1の駆動リンク、および前記第2の
    駆動リンクが樹脂にて一体成形されていることを特徴と
    する請求項2に記載のダンパ装置。
  4. 【請求項4】 前記ダンパ軸部のうち、前記ケース外に
    位置する側に従動リンクが一体に設けられ、 前記回動軸のうち、前記ケース外に位置する側に駆動リ
    ンクが一体に設けられ、 この駆動リンクには、前記従動リンクに連結される第1
    の連結部、および第2の連結部が一体に設けられてお
    り、 この第2の連結部には前記ダンパ開閉用の駆動力を伝達
    する駆動力伝達部材が連結されていることを特徴とする
    請求項1に記載のダンパ装置。
  5. 【請求項5】 前記ダンパ軸部に前記従動リンクが樹脂
    にて一体成形されており、 前記回動軸、前記駆動リンク、前記第1および第2の連
    結部が樹脂にて一体成形されていることを特徴とする請
    求項4に記載のダンパ装置。
  6. 【請求項6】 前記ダンパは金属にて成形されており、
    この金属製ダンパに前記ダンパ軸部が一体に成形され、 さらに前記金属製ダンパの側面に前記従動リンクが一体
    に折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項2に
    記載のダンパ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008540205A (ja) * 2005-05-03 2008-11-20 ベール フランス ルファッシェ エス・アー・エス 自動車の通気設備、暖房設備または空調設備の少なくとも3つのフラップのための操作装置

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JP2008540205A (ja) * 2005-05-03 2008-11-20 ベール フランス ルファッシェ エス・アー・エス 自動車の通気設備、暖房設備または空調設備の少なくとも3つのフラップのための操作装置

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