JP3486961B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

Info

Publication number
JP3486961B2
JP3486961B2 JP15444694A JP15444694A JP3486961B2 JP 3486961 B2 JP3486961 B2 JP 3486961B2 JP 15444694 A JP15444694 A JP 15444694A JP 15444694 A JP15444694 A JP 15444694A JP 3486961 B2 JP3486961 B2 JP 3486961B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
air passage
door
blowout
rotary door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15444694A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0820218A (ja
Inventor
泰彦 角谷
四方  一史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP15444694A priority Critical patent/JP3486961B2/ja
Priority to DE1995604770 priority patent/DE69504770T2/de
Priority to EP19950110510 priority patent/EP0691228B1/en
Priority to CN 95108117 priority patent/CN1049865C/zh
Publication of JPH0820218A publication Critical patent/JPH0820218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3486961B2 publication Critical patent/JP3486961B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/08Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates
    • F24F13/10Air-flow control members, e.g. louvres, grilles, flaps or guide plates movable, e.g. dampers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H1/00671Damper doors moved by rotation; Grilles
    • B60H1/00685Damper doors moved by rotation; Grilles the door being a rotating disc or cylinder or part thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H2001/00707Details of pivots of damper doors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に言って、空気
通路切替装置に関するもので、さらにはこの空気通路切
替装置を用いた車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実開昭50−65151号公報等
では、車両用空調装置の加熱器(ヒータコア)下流側
に、吹出口切替用ドア手段として円筒状のロータリドア
を回動可能に配設し、このロータリドアを回動操作する
ことにより、空調装置ケース部材に設けられた複数の吹
出空気通路部、すなわちフェイス吹出空気通路部、デフ
ロスタ吹出空気通路部、フット吹出空気通路部等の開閉
を行うものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術では、空調装置ケース部材に設ける複数の吹出空気通
路部をロータリドアの円筒形状の円周方向に配設してい
るので、車室内への吹出空気の風量を増加させるには、
ロータリドアの径を大きくするか、あるいはロータリド
アの回動作動角を大きくして、吹出空気通路部の開口面
積を増大する必要がある。
【0004】しかしながら、前者のロータリドアの径拡
大方式は車両用空調装置の大型化を招くので、空調装置
の車室内への設置に際し、その設置レイアウトの自由度
が著しく損なわれるとともに、ロータリドアの重量増加
によりロータリドアの操作力が増大するという問題があ
る。また、後者のロータリドアの回動作動角を大きくす
る方式においては、ドア操作機構の操作量を一定に維持
しようとすると、ドア操作機構とロータリドアとの連結
点をロータリドアの中心寄りの位置に移動させなけれ
ば、ロータリドアの回動作動角を大きくすることができ
ない。
【0005】このように、ドア操作機構とロータリドア
との連結点をロータリドアの中心寄りの位置に移動させ
ると、ロータリドアの中心と前記連結点との距離が小さ
くなって、ロータリドアの操作力が増大するという問題
がある。上記操作力増大の問題は、具体的には、ドア操
作機構が手動操作の機構である場合には、乗員の手動操
作力が重くなるという不具合を生じる。また、ドア操作
機構がサーボモータ等のアクチュエータを用いた自動操
作機構である場合には、ドア操作機構の大型化を招くこ
とになる。
【0006】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
円筒状ロータリドアの径拡大や回動作動角の拡大を必要
とすることなく、ケース部材の吹出空気通路部からの風
量を増大できる車両用空調装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、以下の技術的手段を採用する。請求項1記載
の発明では、空調用熱交換器(3)と、この空調用熱交
換器(3)で熱交換される空調空気を送風する送風機
(2)と、この送風機(2)により送風される空気が流
通する空気通路を形成するケース部材(1)と、このケ
ース部材(1)に設けられ、円弧状の周壁面を有するド
ア収納部(10)と、このドア収納部(10)内に回動
可能に収納された円筒状のロータリドア(9)と、この
ロータリドア(9)を回動操作するドア操作機構(1
5、16、18)とを有し、前記ドア収納部(10)に
は、前記ロータリドア(9)の円筒形状軸方向に複数の
吹出空気通路部(6、6a)が設けられており、前記ロ
ータリドア(9)の外周面には、空気開口(91e、9
2e、92f、93e、93f)が設けられており、こ
の空気開口(91e、92e、92f、93e、93
f)は前記ロータリドア(9)の内部を通して前記空気
通路と連通しており、前記ロータリドア(9)の回動位
置の変化により、前記ロータリドア(9)の空気開口
(91e、92e、92f、93e、93f)と、前記
ドア収納部(10)の複数の吹出空気通路部(6、6
a)との重畳及び非重畳関係が選択されて、前記空気通
路と前記ドア収納部(10)の複数の吹出空気通路部
(6、6a)との間の連通、遮断が行われるようにした
車両用空調装置において、 車室中央部寄りの乗員頭部に
向けて空調空気を吹出す中央部のフェイス吹出口(1
2)と、車室側部寄りの乗員頭部及び車室側部の窓ガラ
スに向けて空調空気を吹出すことが可能な側部のフェイ
ス吹出口(23)とを有し、 前記ドア収納部(10)の
複数の吹出空気通路部として、前記中央部のフェイス吹
出口(12)に連通する中央部フェイス吹出空気通路部
(6)と、前記側部のフェイス吹出口(23)に連通す
る側部フェイス吹出空気通路部(6a)を備えることを
特徴としている。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】請求項記載の発明では、請求項記載の
車両用空調装置において、前記中央部フェイス吹出空気
通路部(6)が前記ロータリドア(9)の軸方向中央部
に配置されており、この軸方向中央部に配置された中央
部フェイス吹出空気通路部(6)の両側に、前記側部フ
ェイス吹出空気通路部(6a)が配置されていることを
特徴とする。
【0013】請求項記載の発明では、請求項1または
に記載の車両用空調装置において、乗員足元に向けて
空調空気を吹出すフット吹出口(11)を有し、このフ
ット吹出口(11)に連通するフット吹出空気通路部
(5)が、前記ドア収納部(10)において前記中央部
フェイス吹出空気通路部(6)および前記側部フェイス
吹出空気通路部(6a)とは円周方向に異なる位置に設
けられており、前記フット吹出空気通路部(5)と前記
空気通路との間の連通、遮断も、前記ロータリドア
(9)の回動位置の変化により行うようにしたことを特
徴とする。また、請求項4記載の発明では、請求項1ま
たは2に記載の車両用空調装置において、車両窓ガラス
に向けて空調空気を吹出すデフロスタ吹出口(13)を
有し、このデフロスタ吹出口(13)に連通するデフロ
スタ吹出空気通路部(7)が、前記中央部フェイス吹出
空気通路部(6)および前記側部フェイス吹出空気通路
部(6a)とは円周方向に異なる位置に設けられてお
り、前記デフロスタ吹出空気通路部(7)と前記空気通
路との間の連通、遮断も、前記ロータリドア(9)の回
動位置の変化により行うようにしたことを特徴とする。
【0014】請求項記載の発明では、請求項1ないし
のいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前
記ロータリドア(9)の前記空気開口(91e、92
e、92f、93e、93f)は、前記各吹出空気通路
部(5、6、6a、7)にそれぞれ対応して複数個独立
して設けられており、この複数個の空気開口(91e、
92e、92f、93e、93f)は、その円周方向長
さが前記各吹出空気通路部(5、6、6a、7)の円周
方向長さより大となるように形成されていることを特徴
とする。
【0015】請求項記載の発明では、請求項1ないし
のいずれか1つに記載の車両用空調装置において、前
記ロータリドア(9)は、その軸方向に分割された複数
の円筒体(91、92、93)を一体に結合して円筒状
に形成されていることを特徴とする。請求項記載の発
明では、請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両
用空調装置において、前記ロータリドア(9)は、樹脂
により円筒状に一体成形されていることを特徴とする。
【0016】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施例記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0017】
【発明の作用効果】請求項1ないし記載の発明によれ
ば、円筒状のロータリドア(9)を収納するドア収納部
(10)に、ロータリドア(9)の円筒形状軸方向に沿
って複数の吹出空気通路部(6、6a)を配置している
から、この吹出空気通路部(6、6a)の開口面積を軸
方向長さの延長により容易に必要面積確保でき、そのた
め円筒状ロータリドア(9)の径拡大や回動作動角の拡
大を必要とすることなく、ケース部材(1)の吹出空気
通路部(6、6a)からの風量を増大できる。 従っ
て、円筒状ロータリドア(9)の大型化による必要取付
スペースの増大、ロータリドア(9)の操作力増大とい
った不具合を生じることなく、吹出空気通路部(6、6
a)からの風量増大を実現できるという優れた効果が得
られる。
【0018】また、本発明によるロータリドア(9)の
円筒形状軸方向に沿って複数の吹出空気通路部(6、6
a)を配置する構成では、従来の円周方向に複数の吹出
空気通路部を配置するものに比して、複数の吹出空気通
路部(6、6a)の配設位置の設定、及び複数の吹出空
気通路部(6、6a)の開口面積の設定の両面で、設計
の自由度が増し、空気通路切替装置としての必要機能を
容易に達成できるという利点もある。
【0019】上記作用効果に加えて、請求項記載の発
明では、ロータリドア(9)の空気開口(91e、92
e、92f、93e、93f)を、前記各吹出空気通路
部(5、6、6a、7)にそれぞれ対応して複数個独立
して設け、この複数個の空気開口(91e、92e、9
2f、93e、93f)を、その円周方向長さが前記各
吹出空気通路部(5、6、6a、7)の円周方向長さよ
り大となるように形成しているから、ドア操作機構(1
5、16、18)のガタなどが生じて、ロータリドア
(9)の停止位置が多少ずれても、この停止位置のズレ
を前記円周方向長さの設定により良好に吸収できる。
【0020】請求項記載の発明では、ロータリドア
(9)を、その軸方向に分割された複数の円筒体(9
1、92、93)を一体に結合して円筒状に形成してい
るから、各円筒体(91、92、93)を樹脂成形で形
成する際に、各円筒体(91、92、93)個々を成形
する型構造が簡単となり、また空気開口の面積、形状の
設定も容易となる。
【0021】請求項記載の発明では、ロータリドア
(9)を、樹脂により円筒状に一体成形しているから、
ロータリドア(9)を最初から一体物として取り扱うこ
とができ、組付が容易となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を車両用空調装置(カーエアコ
ン)に適用した実施例について、図面を参照して説明す
る。図1〜図9は本発明の第1実施例を示すもので、ま
ず、カーエアコンの通風系の全体構成について簡単に述
べる。図1において、空気通路を形成するケース部材1
は、図の上下方向に分割面を有する樹脂製の2分割ケー
スを合体して構成されるものである。
【0023】このケース部材1の内部には、図1の右上
部に位置して送風手段をなす遠心送風機(シロッコファ
ン)2が配設されている。この送風機2の吸入口には図
示しない吸気側ダクトが連結され、この吸気側ダクトを
通してケース部材1内部に空気を吸入して矢印A方向に
送風するようになっている。ここで、図示はしないが、
前記吸気側ダクトには、内気取入口及び外気取入口が設
けられていると共に、それらいずれかを開口させる切替
ダンパが設けられている。さらに、吸気側ダクト内に
は、エバポレータ(冷媒蒸発器)が配設されている。こ
のエバポレータは、冷凍サイクルの運転により冷却手段
として機能するようになっている。この冷凍サイクル
は、車両走行エンジンにより駆動される圧縮機により冷
媒が循環するようになっている。
【0024】また、図1に示すように、前記ケース部材
1内には、右側下部に位置して、加熱手段をなすヒータ
コア3が配設されている。このヒータコア3はエンジン
冷却水(温水)を熱源として送風空気を加熱する温水式
熱交換器である。そして、前記ヒータコア3の空気上流
側部位には、温度調整手段をなすエアミックスドア4が
設けられている。このエアミックスドア4は設定温度に
応じて開度が調整され、前記送風機2により送風された
空気のうち、ヒータコア3を通って矢印B方向に流れる
温風の通気量と、ヒータコア3を通らずに矢印C方向に
流れる冷風の通気量との風量割合を調節して、車室内へ
の吹出空気温度を調整する。
【0025】そして、前記ケース部材1の図1で左上部
分、すなわち前記ヒータコア3及びエアミックスドア4
の空気下流側部分には、円弧状の周壁面を有するドア収
納部10が一体成形されている。このドア収納部10に
は、エアミックスドア4の開度に応じて、前記ヒータコ
ア3で加熱された温風(矢印B参照)と、前記ヒータコ
ア3のバイパス通路8を通る冷風(矢印C参照)が流入
するようになっている。
【0026】そして、このドア収納部10には、後で詳
述する円筒状のロータリドア9が回動可能に収納されて
おり、このロータリドア9は複数個、本例では3個の吹
出空気通路部5,6,7(図2〜図6参照)を開閉する
空気通路切替装置として作用するものである。前記3個
の吹出空気通路部5,6,7のうち、フェイス用吹出空
気通路部6とデフロスタ用吹出空気通路部7は、図7に
示すように、ロータリドア9の円筒形状軸方向に並べて
設けられている。本例では、軸方向の中央位置に、フェ
イス用吹出空気通路部6が配置され、その左右両側に、
デフロスタ用吹出空気通路部7が配置されている。
【0027】このフェイス用吹出空気通路部6とデフロ
スタ用吹出空気通路部7は図2〜図6に示すように、ド
ア収納部10の円周方向に対しては、上方位置に配置さ
れ、そして円周方向の下方部に、フット用吹出空気通路
部5が配置されている。前記フット用吹出空気通路部5
は、車内の乗員足元に空調空気(主に温風)を吹き出す
フット用吹出口11に連通されている。また、フェイス
用吹出空気通路部6は乗員頭部に向けて空調空気(主に
冷風)を吹き出すフェイス用吹出口12に連通されてい
る。また、デフロスタ用吹出空気通路部7は自動車前面
窓ガラスに向けて空調空気(主に温風)を吹き出すデフ
ロスタ用吹出口13に連通されている。これらの各吹出
口11、12、13は周知のものであるので、詳細な説
明は省略する。
【0028】上記構成にて、送風機2が駆動されると、
内気あるいは外気が吸気側ダクトから吸込まれてエバポ
レータを通ってケース部材1内に導かれ、さらにケース
部材1内を矢印A,B,Cのように流れて、エアミック
スドア4の開度にて設定温度に調整され、いずれかの吹
出空気通路部5,6,7を介して車内の各吹出口11、
12、13から吹出されるようになっている。なお、詳
しくは後述するが、本実施例では、3個の吹出空気通路
部5,6,7により、5つの吹出モードによる空気の吹
出しを選択することができるようになっている。
【0029】さて、このケース部材1内には、前記各吹
出空気通路部5,6,7を開閉して空気通路を切替える
ための空気通路切替装置を構成するロータリドア9が設
けられている。以下、本実施例に係る空気通路切替装置
について、図2ないし図9も参照して詳述する。この空
気通路切替装置は、回動可能な円筒状のロータリドア9
を有し、このロータリドア9と、ケース部材1のドア収
納部10との間の隙間は、フィルム、パッキン等のシー
ル部材14でシールされるようになっている。
【0030】ここで、ロータリドア9は、本例では、樹
脂の成形品からなる3つの円筒体91、92、93を結
合して構成されている。中央部の円筒体91は、軸方向
の左右両側の端部に放射状に多数のステー91aを有
し、その中心部には非円形状(本例では茸状)の軸穴9
1bが形成されている。そして、前記ステー91a相互
の間には空気穴91cが形成されている。また、円筒体
91の円周面91dには、図2〜6(a)に示すよう
に、180°を越える大きな角度範囲(本例では、21
0°程度)に及び空気開口91eが開口している。従っ
て、円筒体91の円周面91dは150°程度の角度範
囲を持った円弧状になっている。
【0031】前記空気開口91eは、フェイス吹出空気
通路6への連通路としての役割と、バイパス通路8から
の冷風及びヒータコア3からの温風をロータリドア9内
へ受け入れるための入口流路としての役割を兼ねてい
る。左右両側の円筒体92、93はそれぞれその側面を
閉塞する円形側板部92a、93aを有し、その中心部
に軸方向両側に突出する軸部92b、93bが一体に設
けられている。この軸部92b、93bの両側の先端に
は、非円形状(本例では茸状)の係合部92c、93c
が形成されている。
【0032】そして、円筒体92、93の円周面92
d、93dには、図2〜6(b)及び図8に示すよう
に、軸方向に長細い2個の空気開口部92e、92f、
93e、93fが開口している。この2個の空気開口部
92e、92f、93e、93fはフット用吹出空気通
路部5またはデフロスタ用吹出空気通路部7への連通路
としての役割を果たす。
【0033】また、円周面92d、93dの内壁には、
それぞれ複数(本例では2個)のリブ92g、93gが
一体に成形され、その先端は円周面92d、93dの端
部より中央の円筒体91側へ突出している。上記3つの
円筒体91、92、93は、図9に示すように、軸部9
2b、93bの内方側先端の係合部92c、93cと軸
穴91bとを圧入嵌合するとともに、円筒体91の円周
面91dの内周側にリブ92g、93gの先端を圧入嵌
合することにより、一体に結合されている。ここで、係
合部92c、93cと軸穴91bとを非円形状で圧入嵌
合しているので、3つの円筒体91、92、93は確実
に回り止めして結合できる。
【0034】また、軸部92b、93bの外方側部分は
ケース部材1の壁面に設けられた円形の軸穴1a(図7
参照)に回動可能に支持されるようになっており、そし
て外方側先端の係合部92c、93cのいずれか一方
は、ケース部材1の外側に配設されるドア操作機構のレ
バー15(図1参照)の中心穴部に非円形形状の嵌合に
より回り止めして一体に結合されている。
【0035】そして、レバー15の先端部には操作ケー
ブル16の一端が結合されており、このケーブル16の
他端は、車室内計器盤部に設けられている空調制御パネ
ル17の吹出モード切替部材をなす吹出モード切替レバ
ー18に連結されている。この吹出モード切替レバー1
8は乗員の手動操作により操作されるものである。従っ
て、ロータリドア9は、吹出モード切替レバー18の操
作に基づいて回転方向(図1で矢印D及びE方向)に変
位されることになる。これにて、ロータリドア9は空気
通路切替装置としての役割を果たし、後述の作動説明に
て述べるように、吹出モード切替レバー18の操作位置
に応じて各吹出空気通路部5,6,7の開閉が行われる
ようになっている。
【0036】空調制御パネル17には、吹出モードレバ
ー18の他に、エアミックスドア4の開度を制御する温
度制御レバー19、送風機2の風量を制御する風量制御
レバー20、吸入空気の内外気切替を制御する内外気切
替レバー21、冷凍サイクルの圧縮機の運転を断続する
エアコンスイッチ22等が備えられている。次に、上記
構成において本実施例装置の作動について述べる。送風
機2を作動させると、前述のように、その送風空気がケ
ース部材1内を図1の矢印Aのように流れ、そしてエア
ミックスドア4の開度に応じて、バイパス通路8を通る
冷風は矢印Cのように流れ、またヒータコア3で加熱さ
れた温風は矢印Bのように流れる。
【0037】次いで、この冷風と温風はロータリドア9
の中央部円筒体91の空気開口91eからロータリドア
9の内周側に至り、ここで混合され、所望温度の空調風
となる。本実施例では、使用者が車内の吹出モード切替
レバー18を操作することにより、その操作力がコント
ロールケーブル16及びレバー15を介して直接的にロ
ータリドア9に伝達され、ロータリドア9が矢印Dある
いはE方向に回動変位する。このとき、具体的には、ロ
ータリドア9が図2〜図6に示す各位置に変位して、以
下述べる5つの吹出モードのうちのいずれかが選択され
る。
【0038】即ち、吹出モード切替レバー18により
「FACEモード」(フェイス吹出モード)が選択され
ているときには、図2(a)に示すように、ロータリド
ア9の中央部の円筒体91の空気開口91eがフェイス
用吹出空気通路部6と全面的に重畳し、フェイス用吹出
空気通路部6を全開する。また、左右の円筒体92、9
3はデフロスタ用吹出空気通路部7及びフット用吹出空
気通路部5を全閉している。
【0039】従って、空調風は矢印Fで示すように、フ
ェイス用吹出空気通路部6のみを通ってスェイス吹出口
12から乗員頭部に向かって吹出して、FACEモード
を実現する 図3(a)、(b)は「バイレベルモード」が選択され
た際のロータリドア9の状態を示し、この場合には、ロ
ータリドア9の中央部の円筒体91の空気開口91eが
フェイス用吹出空気通路部6を一部開口する。また、同
時に、左右の円筒体92、93の空気開口92f、93
fがフット用吹出空気通路部5を一部開口するととも
に、デフロスタ用吹出空気通路部7を全閉する。
【0040】これにより、ロータリドア9内に流入した
空気は、矢印G1,G2で示すように、両吹出空気通路
部5,6を通ってフット用吹出口11及びフェイス用吹
出口12の双方から同時に吹出され、バイレベルモード
となる。図4(a)、(b)は「FOOTモード」(フ
ット吹出モード)が選択された際のロータリドア9の状
態を示し、この場合には、ロータリドア9の中央部の円
筒体91がフェイス用吹出空気通路部6を全閉する。ま
た、同時に、左右の円筒体92、93の空気開口92
f、93fがフット用吹出空気通路部5と全面的に重畳
し、フット用吹出空気通路部5を全開するとともに、デ
フロスタ用吹出空気通路部7を全閉する。
【0041】これにより、ロータリドア9内に流入した
空気は、矢印Hで示すように、フット用吹出空気通路部
5を通ってフット用吹出口11のみから吹出され、FO
OTモードとなる。図5(a)、(b)は「FOOT/
DEFモード」(フット・デフロスタ併用モード)が選
択された際のロータリドア9の状態を示し、この場合に
は、ロータリドア9の中央部の円筒体91が引き続き、
フェイス用吹出空気通路部6を全閉する。また、同時
に、左右の円筒体92、93の空気開口92f、93f
がフット用吹出空気通路部5と部分的に重畳し、フット
用吹出空気通路部5を一部開口するとともに、空気開口
92e、93eがデフロスタ用吹出空気通路部7と部分
的に重畳し、デフロスタ用吹出空気通路部7を一部開口
する。
【0042】これにより、ロータリドア9内に流入した
空気は、矢印I1,I2で示すように、両吹出空気通路
部5,7を通ってフット用吹出口11及びデフロスタ用
吹出口13の双方から吹出される。図6(a)、(b)
は「DEFモード」(デフロスタモード)が選択された
際のロータリドア9の状態を示している。この状態で
は、ロータリドア9の中央部の円筒体91が引き続き、
フェイス用吹出空気通路部6を全閉する。また、同時
に、左右の円筒体92、93がフット用吹出空気通路部
5を全閉するとともに、空気開口92e、93eがデフ
ロスタ用吹出空気通路部7と全面的に重畳し、デフロス
タ用吹出空気通路部7を全開する。
【0043】これにより、ロータリドア9内に流入した
空気は、矢印Jで示すように、デフロスタ用吹出空気通
路部7を通ってデフロスタ用吹出口13のみから吹出さ
れ、窓ガラスの曇りを除去するデフロスタモードとな
る。このように第1実施例によれば、複数の吹出空気通
路部5,6,7の開閉を1個のロータリドア9の回転変
位により行って、5つの吹出モードの切替を行うことが
できる。
【0044】図10は第2実施例を示すもので、吹出空
気通路部の配置構成を第1実施例とは変更したものであ
る。すなわち、ドア収納部10に内蔵されているロータ
リドア9の軸方向に配置する吹出空気通路部として、軸
方向中央にフェイス用吹出空気通路部6を配置するとと
もに、その左右両側に、側部フェイス用吹出空気通路部
6aを配置している。
【0045】この側部フェイス用吹出空気通路部6aは
車両計器盤の左右両端部に配設された側部フェイス用吹
出口23に接続され、この側部フェイス用吹出口23は
車室側部寄りの乗員頭部及び車室側部の窓ガラスに向け
て空調空気を吹出し可能なものである。そして、ドア収
納部10の円周方向において、フェイス用吹出空気通路
部6の後面側に、デフロスタ用吹出空気通路部7を配置
し、ドア収納部10の下方部にフット用吹出空気通路部
5を配置している。
【0046】なお、ドア収納部10に空調空気が流入す
る開口部は、デフロスタ用吹出空気通路部7の下方側
(図10の背面側)に形成されている。図11は第3実
施例を示すもので、ロータリドア9として、前記第1実
施例のごとき3分割の円筒体91、92、93を一体に
結合する構成でなく、半円筒状の3つの部分91′、9
2′、93′を樹脂にて一体成形したものである。この
第3実施例によれば、ロータリドア9を一体成形してい
るため、空調装置の組付が非常に簡単となる。
【0047】また、前述の第1実施例において、ロータ
リドア9の空気開口91e、92e、93e、93f、
93fは、各吹出空気通路部5、6、7にそれぞれ対応
して独立して設けられているが、この複数個の空気開口
91e、92e、93e、93f、93fの円周方向長
さは前記各吹出空気通路部5、6、7の円周方向長さよ
り大となるように形成することが以下の理由から好まし
い。
【0048】すなわち、ドア操作機構のガタなどにより
ロータリドア9の停止位置のズレが生じるたとがある
が、このズレを上記円周方向長さの設定により吸収でき
るという利点がある。また、ロータリドア9の円筒面に
設ける空気開口91e、92e、93e、92f、93
fの形状を、網状の多数の小穴から構成してもよい。
【0049】さらには、ロータリドア9の駆動構造とし
ても、吹出モード切替レバー18によりコントロールケ
ーブル17を介してロータリドア9を直接駆動するもの
に限らず、例えば電気的スイッチとそのスイッチ操作に
基づいて制御回路を介して駆動制御されるモータ等の駆
動源とによってロータリドア9を回転変位させるように
構成しても良い。
【0050】その他、本発明は上記実施例に限定される
ものではなく、例えば車両用の空調装置に限らず空気通
路を開閉するための各種装置に適用することができ、要
旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す自動車用空調装置の
縦断面図である。
【図2】本発明装置のフェイスモード時の状態を示すも
ので、(a)は図7のA−A断面図、(b)は図7のB
−B断面図である。
【図3】本発明装置のバイレベルモード時の状態を示す
もので、(a)は図7のA−A断面図、(b)は図7の
B−B断面図である。
【図4】本発明装置のフットモード時の状態を示すもの
で、(a)は図7のA−A断面図、(b)は図7のB−
B断面図である。
【図5】本発明装置のフット・デフロスタ併用モード時
の状態を示すもので、(a)は図7のA−A断面図、
(b)は図7のB−B断面図である。
【図6】本発明装置のデフロスタモード時の状態を示す
もので、(a)は図7のA−A断面図、(b)は図7の
B−B断面図である。
【図7】第1実施例のドア収納部の正面図である。
【図8】(a)は第1実施例のロータリドアの分解斜視
図、(b)は同ロータリドアの組付後の斜視図である。
【図9】(a)は第1実施例のロータリドアの要部断面
図、(b)は図9(a)のC−C断面図である。
【図10】第2実施例のドア収納部の斜視図である。
【図11】第3実施例のロータリドアの斜視図である。
【符号の説明】
1 ケース部材 2 送風機 3 ヒータコア 5、6、7 吹出空気通路部 9 ロータリドア 10 ドア収納部 11 フット吹出口 12 フェイス吹出口 13 デフロスタ吹出口 91、92、93 円筒体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−68414(JP,A) 特開 昭47−6365(JP,A) 実開 昭57−67816(JP,U) 実開 昭50−11352(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 - 3/06

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調用熱交換器と、 この空調用熱交換器で熱交換される空調空気を送風する
    送風機と、 この送風機により送風される空気が流通する 空気通路を
    形成するケース部材と、 このケース部材に設けられ、円弧状の周壁面を有するド
    ア収納部と、 このドア収納部内に回動可能に収納された円筒状のロー
    タリドアと、 このロータリドアを回動操作するドア操作機構とを有
    し、 前記ドア収納部には、前記ロータリドアの円筒形状軸方
    向に複数の吹出空気通路部が設けられており、 前記ロータリドアの外周面には、空気開口が設けられて
    おり、この空気開口は前記ロータリドアの内部を通して
    前記空気通路と連通しており、 前記ロータリドアの回動位置の変化により、前記ロータ
    リドアの空気開口と、前記ドア収納部の複数の吹出空気
    通路部との重畳及び非重畳関係が選択されて、前記空気
    通路と前記ドア収納部の複数の吹出空気通路部との間の
    連通、遮断が行われるようにした車両用空調装置であっ
    て、 車室中央部寄りの乗員頭部に向けて空調空気を吹出す中
    央部のフェイス吹出口と、 車室側部寄りの乗員頭部及び車室側部の窓ガラスに向け
    て空調空気を吹出すことが可能な側部のフェイス吹出口
    とを有し、 前記ドア収納部の複数の吹出空気通路部として、前記中
    央部のフェイス吹出口に連通する中央部フェイス吹出空
    気通路部と、前記側部のフェイス吹出口に連通する側部
    フェイス吹出空気通路部を備える ことを特徴とする車両
    用空調装置。
  2. 【請求項2】 前記中央部フェイス吹出空気通路部が前
    記ロータリドアの軸方向中央部に配置されており、 この軸方向中央部に配置された中央部フェイス吹出空気
    通路部の両側に、前記側部フェイス吹出空気通路部が配
    置されていることを特徴とする請求項記載の車両用空
    調装置。
  3. 【請求項3】 乗員足元に向けて空調空気を吹出すフッ
    ト吹出口を有し、 このフット吹出口に連通するフット吹出空気通路部が、
    前記ドア収納部において前記中央部フェイス吹出空気通
    路部および前記側部フェイス吹出空気通路部とは円周方
    向に異なる位置に設けられており、 前記フット吹出空気通路部と前記空気通路との間の連
    通、遮断も、前記ロータリドアの回動位置の変化により
    行うようにしたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の車両用空調装置。
  4. 【請求項4】 車両窓ガラスに向けて空調空気を吹出す
    デフロスタ吹出口を有し、 このデフロスタ吹出口に連通するデフロスタ吹出空気通
    路部が、前記中央部フェイス吹出空気通路部および前記
    側部フェイス吹出空気通路部とは円周方向に異なる位置
    に設けられており、 前記デフロスタ吹出空気通路部と前記空気通路との間の
    連通、遮断も、前記ロータリドアの回動位置の変化によ
    り行うようにした ことを特徴とする請求項1または2
    記載の車両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記ロータリドアの前記空気開口は、前
    記各吹出空気通路部にそれぞれ対応して複数個独立して
    設けられており、 この複数個の空気開口は、その円周方向長さが前記各吹
    出空気通路部の円周方向長さより大となるように形成さ
    れていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか
    1つに記載の車両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記ロータリドアは、その軸方向に分割
    された複数の円筒体を一体に結合して円筒状に形成され
    ていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1
    つに記載の車両用空調装置。
  7. 【請求項7】 前記ロータリドアは、樹脂により円筒状
    に一体成形されていることを特徴とする請求項1ないし
    のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
JP15444694A 1994-07-06 1994-07-06 車両用空調装置 Expired - Fee Related JP3486961B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15444694A JP3486961B2 (ja) 1994-07-06 1994-07-06 車両用空調装置
DE1995604770 DE69504770T2 (de) 1994-07-06 1995-07-05 Luftkanälensystem und Klimaanlage in einem Kraftfahrzeug
EP19950110510 EP0691228B1 (en) 1994-07-06 1995-07-05 Air passage switching system and vehicular air conditioning system
CN 95108117 CN1049865C (zh) 1994-07-06 1995-07-06 空气通路转换装置及车用空调装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15444694A JP3486961B2 (ja) 1994-07-06 1994-07-06 車両用空調装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0820218A JPH0820218A (ja) 1996-01-23
JP3486961B2 true JP3486961B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=15584393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15444694A Expired - Fee Related JP3486961B2 (ja) 1994-07-06 1994-07-06 車両用空調装置

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0691228B1 (ja)
JP (1) JP3486961B2 (ja)
CN (1) CN1049865C (ja)
DE (1) DE69504770T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102848879A (zh) * 2011-07-01 2013-01-02 威斯通全球技术公司 鼓风机吸气装置

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3505834B2 (ja) * 1995-03-23 2004-03-15 株式会社デンソー 空気通路切換装置
DE19757194B4 (de) * 1997-12-22 2010-06-02 Behr Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zur Luftmengensteuerung und Luftverteilung in Heizungs- und Klimageräten
FR2778151B1 (fr) * 1998-04-30 2000-06-30 Valeo Climatisation Dispositif repartiteur d'un flux d'air dans un habitacle, notamment d'un vehicule automobile
JP2000238525A (ja) * 1998-12-25 2000-09-05 Denso Corp 車両用空調装置
JP3937626B2 (ja) 1999-01-28 2007-06-27 株式会社デンソー 車両用空調装置
DE10204813A1 (de) * 2002-02-06 2003-08-14 Behr Gmbh & Co Luftverteilvorrichtung für eine Fahrzeugklimatisierungseinrichtung
WO2004078497A1 (en) * 2003-01-11 2004-09-16 Halla Climate Control Corp. Air conditioning system for automobiles
FR2859134B1 (fr) * 2003-08-29 2007-09-28 Valeo Climatisation Module de distribution d'air pour une installation de ventilation, chauffage et/ou climatisation d'habitacle
JP3954048B2 (ja) * 2004-06-24 2007-08-08 本田技研工業株式会社 車両用収納部構造
BRPI0800275B1 (pt) * 2008-01-18 2019-09-24 Valeo Sistemas Automotivos Ltda Portinhola única para fechamento das saídas de ar central e lateral em um sistema de climatização do habitáculo de um veículo automotivo
JP5827542B2 (ja) * 2011-10-25 2015-12-02 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置
US20150025738A1 (en) * 2013-07-22 2015-01-22 GM Global Technology Operations LLC Methods and apparatus for automatic climate control in a vehicle based on clothing insulative factor
KR101724941B1 (ko) * 2015-11-02 2017-04-07 현대자동차주식회사 자동차용 공조장치의 토출 풍향 조절 장치
KR102519931B1 (ko) * 2016-01-07 2023-04-11 삼성전자주식회사 공기조화기
JP6421776B2 (ja) * 2016-03-18 2018-11-14 株式会社デンソー 車両用空調装置
WO2018176627A1 (zh) * 2017-03-30 2018-10-04 广东美的制冷设备有限公司 导风装置、导风控制方法和空调器

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2209365A1 (de) * 1972-02-28 1973-09-06 Bosch Gmbh Robert Klimaanlage fuer kraftfahrzeuge
DE3421323A1 (de) * 1984-06-08 1985-12-12 Audi AG, 8070 Ingolstadt Luftverteileinrichtung fuer kraftfahrzeuge
DE3447185A1 (de) * 1984-12-22 1986-06-26 Ford-Werke AG, 5000 Köln Kraftfahrzeug-windlauf-armaturenbrett-bauteil aus kunststoff mit integrierter belueftungs- und heizungsanlage
IT1238134B (it) * 1989-10-20 1993-07-09 Borletti Climatizzazione Distributore per impianti di climatizzazione di autoveicoli.
US5062352A (en) * 1990-07-16 1991-11-05 General Motors Corporation Motor vehicle heating, ventilating and air conditioning system with combined mode/temperature door
FR2696382B1 (fr) * 1992-10-02 1994-12-09 France Design Auvent pour tableau de bord de véhicule automobile et véhicule automobile le comprenant.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102848879A (zh) * 2011-07-01 2013-01-02 威斯通全球技术公司 鼓风机吸气装置
CN102848879B (zh) * 2011-07-01 2016-09-21 翰昂系统有限公司 鼓风机吸气装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0691228A1 (en) 1996-01-10
DE69504770T2 (de) 1999-02-04
CN1124213A (zh) 1996-06-12
EP0691228B1 (en) 1998-09-16
DE69504770D1 (de) 1998-10-22
JPH0820218A (ja) 1996-01-23
CN1049865C (zh) 2000-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3486961B2 (ja) 車両用空調装置
JP3575495B2 (ja) 車両用空気調和装置
JP3735901B2 (ja) 空気通路切替装置およびそれを用いた車両用空調装置
JP4253960B2 (ja) 車両用空調装置
JP3937626B2 (ja) 車両用空調装置
JP2002200913A (ja) 自動車用空気調和装置
JP3750255B2 (ja) 車両用空調装置
WO2014087587A1 (ja) 車両用空調装置
JP4085769B2 (ja) 車両用空調装置
JPH10119533A (ja) 車両用空調装置
JP3505911B2 (ja) 車両用空調装置
JP3257547B2 (ja) 車両用空調装置
JP2006168584A (ja) 空気通路切替装置および車両用空調装置
JP3760582B2 (ja) 車両用空調装置用ドア手段の駆動回転軸組付機構
JP3781144B2 (ja) 自動車用空気調和装置のドア構造
JP2008143237A (ja) 車両用空調装置
JPH1016539A (ja) 車両用空気調和装置
GB2329465A (en) Air conditioner for vehicle
JPH1058947A (ja) 空気通路切替装置および車両用空調装置
JPH09156348A (ja) 車両用空気調和装置
JP4538979B2 (ja) 車両用空調装置
JP4123901B2 (ja) 車両用空調装置
JP4453210B2 (ja) 車両用空調装置
JP3684712B2 (ja) 車両用空調装置
JP3692636B2 (ja) 車両用空調装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees