JPH08312061A - 鋼製柱状部材およびその脚部の固定構造 - Google Patents
鋼製柱状部材およびその脚部の固定構造Info
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- JPH08312061A JPH08312061A JP7142462A JP14246295A JPH08312061A JP H08312061 A JPH08312061 A JP H08312061A JP 7142462 A JP7142462 A JP 7142462A JP 14246295 A JP14246295 A JP 14246295A JP H08312061 A JPH08312061 A JP H08312061A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼製柱状部材のコンクリート通過用開口部を
有する埋込固定用鋼製脚部を簡単な構造により補強す
る。 【構成】 鋼製柱状部材を、複数のコンクリート通過用
開口部1を備えた厚肉の埋込固定用鋼製脚部2と、これ
と一体に連設された薄肉の鋼製柱状本体3とから構成す
る。
有する埋込固定用鋼製脚部を簡単な構造により補強す
る。 【構成】 鋼製柱状部材を、複数のコンクリート通過用
開口部1を備えた厚肉の埋込固定用鋼製脚部2と、これ
と一体に連設された薄肉の鋼製柱状本体3とから構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋼製柱状部材およびその
脚部の固定構造に係り、特に有孔鋼板を用いて高架道路
の鋼製橋脚や建築物の鋼製柱等下部を基礎構造物に対し
て確実かつ強固に固定できるようにした鋼製柱状部材お
よび、その脚部の固定構造に関するものである。
脚部の固定構造に係り、特に有孔鋼板を用いて高架道路
の鋼製橋脚や建築物の鋼製柱等下部を基礎構造物に対し
て確実かつ強固に固定できるようにした鋼製柱状部材お
よび、その脚部の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、高架道路の鋼製橋脚の固定部
は、上部の構造物から伝えられる軸力,せん断力,曲げ
モーメントを下部構造物である基礎構造物に伝達し、巨
大な上部構造物を支える重要な箇所である。
は、上部の構造物から伝えられる軸力,せん断力,曲げ
モーメントを下部構造物である基礎構造物に伝達し、巨
大な上部構造物を支える重要な箇所である。
【0003】従来の高架道路の鋼製橋脚の固定部を例に
挙げると、その固定形式として、図13,図14に示さ
れるように橋脚11の下部にアンカーボルト13の固定
用の座板12が設置され、複数の前記アンカーボルト1
3により基礎コンクリート10中に埋設されるアンカー
フレーム14と緊結し固定する方法がとられてきた。
挙げると、その固定形式として、図13,図14に示さ
れるように橋脚11の下部にアンカーボルト13の固定
用の座板12が設置され、複数の前記アンカーボルト1
3により基礎コンクリート10中に埋設されるアンカー
フレーム14と緊結し固定する方法がとられてきた。
【0004】また、図15に示されるように鋼製橋脚1
1の外周は、鉄筋篭17が埋設されてなる鉄筋コンクリ
ート製の胴巻きコンクリート15で被覆され、かつ地盤
面から2m程度の高さまで鋼製橋脚11の内部を中詰め
コンクリート16により充填するのが一般的な方法であ
る。
1の外周は、鉄筋篭17が埋設されてなる鉄筋コンクリ
ート製の胴巻きコンクリート15で被覆され、かつ地盤
面から2m程度の高さまで鋼製橋脚11の内部を中詰め
コンクリート16により充填するのが一般的な方法であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図13〜図15に示さ
れる高架道路の鋼製橋脚11では、この鋼製橋脚11の
外部および内部に、鋼製橋脚を保護するための胴巻きコ
ンクリート15および、中詰めコンクリート16が打設
されるが、従来はこの胴巻きコンクリート15と中詰め
コンクリート16は別々に施工しなければならず、この
ためコンクリートの打設作業が煩雑であった。
れる高架道路の鋼製橋脚11では、この鋼製橋脚11の
外部および内部に、鋼製橋脚を保護するための胴巻きコ
ンクリート15および、中詰めコンクリート16が打設
されるが、従来はこの胴巻きコンクリート15と中詰め
コンクリート16は別々に施工しなければならず、この
ためコンクリートの打設作業が煩雑であった。
【0006】また、中詰めコンクリート16と胴巻きコ
ンクリート15が鋼製橋脚11により遮断され一体化さ
れていない。このため鋼製橋脚11の固定は、アンカー
ボルト13およびアンカーフレーム14のみによって行
なわなければならず、そのために大型で強度の大きいア
ンカーボルトおよびアンカーフレームが必要不可欠であ
り、このようなコンクリート打設の煩雑さと、アンカー
ボルト13による固定作業は、建設コストの上昇を招く
主要因であった。
ンクリート15が鋼製橋脚11により遮断され一体化さ
れていない。このため鋼製橋脚11の固定は、アンカー
ボルト13およびアンカーフレーム14のみによって行
なわなければならず、そのために大型で強度の大きいア
ンカーボルトおよびアンカーフレームが必要不可欠であ
り、このようなコンクリート打設の煩雑さと、アンカー
ボルト13による固定作業は、建設コストの上昇を招く
主要因であった。
【0007】前記アンカーボルトによる橋脚の基礎構造
物に対する固定手段を省略するための解決手段として、
本出願人に係る特願平6−56841号(未公開)で
は、図16に示されるように、鋼管20内に位置する鋼
製の橋脚21にコンクリートが通過できるコンクリート
通過用開口部1が設けられており、このコンクリート通
過用開口部1を通ってその両側に充填される固定用コン
クリート24,24aを一体化させることにより簡便な
構造で強度の高い固定部を提供できることが示されてい
る。
物に対する固定手段を省略するための解決手段として、
本出願人に係る特願平6−56841号(未公開)で
は、図16に示されるように、鋼管20内に位置する鋼
製の橋脚21にコンクリートが通過できるコンクリート
通過用開口部1が設けられており、このコンクリート通
過用開口部1を通ってその両側に充填される固定用コン
クリート24,24aを一体化させることにより簡便な
構造で強度の高い固定部を提供できることが示されてい
る。
【0008】前記の特願平6−56841号では、コン
クリートを透過させるために設けられたコンクリート通
過用開口部1により橋脚21の埋込固定用鋼製脚部22
の断面に欠損が生じ、このため鋼製柱断面の鋼材の量が
減少する。この鉄骨柱では、断面欠損を伴うコンクリー
ト通過用開口部1の有する部分の耐荷重は、コンクリー
ト通過用開口部1の無い部分の耐荷重を下回る。このた
め、コンクリート通過用開口部1の有る部分に補強構造
を設けない場合には、前記の橋脚21の上部から荷重が
伝達されると、コンクリート通過用開口部1の有る部分
で破壊する。このため、これらのコンクリート通過用開
口部1には、何らかの補強構造が必要となる。
クリートを透過させるために設けられたコンクリート通
過用開口部1により橋脚21の埋込固定用鋼製脚部22
の断面に欠損が生じ、このため鋼製柱断面の鋼材の量が
減少する。この鉄骨柱では、断面欠損を伴うコンクリー
ト通過用開口部1の有する部分の耐荷重は、コンクリー
ト通過用開口部1の無い部分の耐荷重を下回る。このた
め、コンクリート通過用開口部1の有る部分に補強構造
を設けない場合には、前記の橋脚21の上部から荷重が
伝達されると、コンクリート通過用開口部1の有る部分
で破壊する。このため、これらのコンクリート通過用開
口部1には、何らかの補強構造が必要となる。
【0009】本発明は、前記の課題を解決した鋼製柱状
部材と、その脚部の固定構造を提供することを目的とす
る。
部材と、その脚部の固定構造を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明に係る鋼製柱状部材は、複数のコンクリート
通過用開口部1を備えた厚肉の埋込固定用鋼製脚部2
と、これと一体に連設された薄肉の鋼製柱状本体3とか
らなる構成を特徴とする。前記埋込固定用鋼製脚部2に
おける前記コンクリート通過用開口部1を通る切断線に
沿う鋼材の横断面積は、前記鋼製柱状本体3部の横断面
積と同等以上に設けるとよい。また本発明は、複数のコ
ンクリート通過用開口部1を有する埋込固定用鋼製脚部
2と、これと一体に連設された鋼製柱状本体3とからな
り、前記埋込固定用鋼製脚部2の外面に間隔をおいて複
数の補剛縦リブ4を固着した構成を特徴とする。前記補
剛縦リブ4は前記コンクリート通過用開口部1を跨ぐよ
うに設けるとよい。前記補剛縦リブ4には透孔5を設
け、さらにこの透孔5に挿通して環状の補強筋材6を設
けるとよい。また本発明の鋼製柱状部材の脚部固定構造
は、複数のコンクリート通過用開口部1を備えた厚肉の
埋込固定用鋼製脚部2と、これと一体に連設された薄肉
の鋼製柱状本体3とからなる鋼製柱状部材を基礎面に立
設し、前記コンクリート通過用開口部1を通して、当該
開口部両側に打設される固定用コンクリート中に前記鋼
製脚部2を埋込固定した構成を特徴とする。さらに本発
明の鋼製柱状部材の脚部固定構造は、複数のコンクリー
ト通過用開口部1を有すると共に、外面に補剛縦リブ4
を固着した埋込固定用鋼製脚部2と、これと一体に連設
された鋼製柱状本体3とからなる鋼製柱状部材を基礎面
に立設し、前記コンクリート通過用開口部1を通して開
口部両側に打設される固定用コンクリート中に前記鋼製
脚部2を埋込固定した構成を特徴とする。
め、本発明に係る鋼製柱状部材は、複数のコンクリート
通過用開口部1を備えた厚肉の埋込固定用鋼製脚部2
と、これと一体に連設された薄肉の鋼製柱状本体3とか
らなる構成を特徴とする。前記埋込固定用鋼製脚部2に
おける前記コンクリート通過用開口部1を通る切断線に
沿う鋼材の横断面積は、前記鋼製柱状本体3部の横断面
積と同等以上に設けるとよい。また本発明は、複数のコ
ンクリート通過用開口部1を有する埋込固定用鋼製脚部
2と、これと一体に連設された鋼製柱状本体3とからな
り、前記埋込固定用鋼製脚部2の外面に間隔をおいて複
数の補剛縦リブ4を固着した構成を特徴とする。前記補
剛縦リブ4は前記コンクリート通過用開口部1を跨ぐよ
うに設けるとよい。前記補剛縦リブ4には透孔5を設
け、さらにこの透孔5に挿通して環状の補強筋材6を設
けるとよい。また本発明の鋼製柱状部材の脚部固定構造
は、複数のコンクリート通過用開口部1を備えた厚肉の
埋込固定用鋼製脚部2と、これと一体に連設された薄肉
の鋼製柱状本体3とからなる鋼製柱状部材を基礎面に立
設し、前記コンクリート通過用開口部1を通して、当該
開口部両側に打設される固定用コンクリート中に前記鋼
製脚部2を埋込固定した構成を特徴とする。さらに本発
明の鋼製柱状部材の脚部固定構造は、複数のコンクリー
ト通過用開口部1を有すると共に、外面に補剛縦リブ4
を固着した埋込固定用鋼製脚部2と、これと一体に連設
された鋼製柱状本体3とからなる鋼製柱状部材を基礎面
に立設し、前記コンクリート通過用開口部1を通して開
口部両側に打設される固定用コンクリート中に前記鋼製
脚部2を埋込固定した構成を特徴とする。
【0011】
【作用】本発明によると、埋込固定用鋼製脚部2のコン
クリート通過用開口部1の有孔部分を、当該部分の鋼材
の肉厚を厚くし、又はコンクリート通過用開口部1の有
孔部分の外面に補剛縦リブ4を取付けることで、コンク
リート通過用開口部1を設けたことによる鋼製脚部2の
断面欠損を補充することができ、この簡潔な補強手段で
前記鋼製脚部2を補強できる。
クリート通過用開口部1の有孔部分を、当該部分の鋼材
の肉厚を厚くし、又はコンクリート通過用開口部1の有
孔部分の外面に補剛縦リブ4を取付けることで、コンク
リート通過用開口部1を設けたことによる鋼製脚部2の
断面欠損を補充することができ、この簡潔な補強手段で
前記鋼製脚部2を補強できる。
【0012】さらに本発明によると、前記のコンクリー
ト通過用開口部1を通して当該開口部両側に固定用コン
クリートを打設し、かつこの固定用コンクリートに鋼製
脚部2を埋込固定するだけの単一のコンクリート打設作
業で前記鋼製脚部2を基礎面に強固に固定できる。
ト通過用開口部1を通して当該開口部両側に固定用コン
クリートを打設し、かつこの固定用コンクリートに鋼製
脚部2を埋込固定するだけの単一のコンクリート打設作
業で前記鋼製脚部2を基礎面に強固に固定できる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1に第1実施例を示し、同図には鋼製柱状部材の
一例として示される橋脚が、薄肉の鋼製柱状本体3と、
この鋼製柱状本体3の下部に一体に連設されたコンクリ
ート通過用開口部1を備えた厚肉の埋込固定用鋼製脚部
2が示されており、前記コンクリート通過用開口部1
は、鋼管からなる鋼製脚部2に、同レベルにおいて、そ
の周方向に間隔をおいて設けられた透孔により構成され
ており、ここで鋼製脚部2の鋼材の厚さt1 と、鋼製柱
状本体3の鋼材の厚さt2 の関係がt1>t2 となるよ
うに設けられている。前記鋼材の厚さt1 とt2 の比は
任意でよいが、第1実施例では、コンクリート通過用開
口部1を有する部分(開設部分)7の鋼材の厚さt1 を
コンクリート通過用開口部1を有しない部分(非開設部
分)8の鋼材の厚さt2 の2倍とした例が示されてい
る。
る。図1に第1実施例を示し、同図には鋼製柱状部材の
一例として示される橋脚が、薄肉の鋼製柱状本体3と、
この鋼製柱状本体3の下部に一体に連設されたコンクリ
ート通過用開口部1を備えた厚肉の埋込固定用鋼製脚部
2が示されており、前記コンクリート通過用開口部1
は、鋼管からなる鋼製脚部2に、同レベルにおいて、そ
の周方向に間隔をおいて設けられた透孔により構成され
ており、ここで鋼製脚部2の鋼材の厚さt1 と、鋼製柱
状本体3の鋼材の厚さt2 の関係がt1>t2 となるよ
うに設けられている。前記鋼材の厚さt1 とt2 の比は
任意でよいが、第1実施例では、コンクリート通過用開
口部1を有する部分(開設部分)7の鋼材の厚さt1 を
コンクリート通過用開口部1を有しない部分(非開設部
分)8の鋼材の厚さt2 の2倍とした例が示されてい
る。
【0014】前記薄肉の鋼製柱状本体3と、前記厚肉の
埋込固定用鋼製脚部2とを一体的に連設する手段とし
て、例えば前記鋼製脚部2にコンクリート通過用開口部
1を穿孔した後、これと別に鋼製柱状本体3を構成し、
その後、図2に示す溶接部分9において、前記鋼製柱状
本体3と前記埋込固定用鋼製脚部2とを溶接接合して作
製することができる。
埋込固定用鋼製脚部2とを一体的に連設する手段とし
て、例えば前記鋼製脚部2にコンクリート通過用開口部
1を穿孔した後、これと別に鋼製柱状本体3を構成し、
その後、図2に示す溶接部分9において、前記鋼製柱状
本体3と前記埋込固定用鋼製脚部2とを溶接接合して作
製することができる。
【0015】さらに、前記鋼製柱状本体3が鋼製橋脚で
ある場合、この鋼製橋脚の設置現場での前記溶接作業等
の作業性を考慮して、図1,2のように鋼製脚部2の下
端部に座板18を設け、この座板18に仮受けボルト1
9を螺合固定し、この仮受けボルト19の下端を支持面
に当てがうことで、この仮受けボルト19を介して鋼製
柱状部材を所定の高さに保持し、コンクリート打設まで
の位置確保を図れば、前記の作業性はさらに向上する。
なお、仮受けボルト19は、前記作業が終了の後座板1
8から取外してもよいし、または図2に示されるように
座板18に残して固定用コンクリート24,24aの打
設後は、当該コンクリート中に埋設してもよい。
ある場合、この鋼製橋脚の設置現場での前記溶接作業等
の作業性を考慮して、図1,2のように鋼製脚部2の下
端部に座板18を設け、この座板18に仮受けボルト1
9を螺合固定し、この仮受けボルト19の下端を支持面
に当てがうことで、この仮受けボルト19を介して鋼製
柱状部材を所定の高さに保持し、コンクリート打設まで
の位置確保を図れば、前記の作業性はさらに向上する。
なお、仮受けボルト19は、前記作業が終了の後座板1
8から取外してもよいし、または図2に示されるように
座板18に残して固定用コンクリート24,24aの打
設後は、当該コンクリート中に埋設してもよい。
【0016】図3には本発明の第2実施例が示されてい
る。この第2実施例では、埋込固定用鋼製脚部2のコン
クリート通過用開口部1の開設部分7を補強する手段と
して、第1実施例における鋼製脚部2の肉厚t1 と、鋼
製柱状本体3の肉厚t2 をt1 >t2 に設ける代りに、
埋込固定用鋼製脚部2の外面に間隔をおいて複数の鋼製
補剛縦リブ4が配置され、かつ前記鋼製脚部2と座板1
8に溶接により固着されている。
る。この第2実施例では、埋込固定用鋼製脚部2のコン
クリート通過用開口部1の開設部分7を補強する手段と
して、第1実施例における鋼製脚部2の肉厚t1 と、鋼
製柱状本体3の肉厚t2 をt1 >t2 に設ける代りに、
埋込固定用鋼製脚部2の外面に間隔をおいて複数の鋼製
補剛縦リブ4が配置され、かつ前記鋼製脚部2と座板1
8に溶接により固着されている。
【0017】前記補剛縦リブ4の高さ(鋼製脚部から外
方への突出長)をh、幅(厚み)をbとするとき、h>
bの関係に設けるとよい。またこの補剛縦リブ4を前記
埋込固定用鋼製脚部2のコンクリート通過用開口部1を
有する部分7に溶接接合することにより、前記開設部分
7の鋼材断面A1 、コンクリート通過用開口部1を有し
ない部分8の鋼材断面A2 をA1 ≧A2 とし、これによ
り、鋼製橋脚のコンクリート通過用開口部1を有する部
分7が補強される。
方への突出長)をh、幅(厚み)をbとするとき、h>
bの関係に設けるとよい。またこの補剛縦リブ4を前記
埋込固定用鋼製脚部2のコンクリート通過用開口部1を
有する部分7に溶接接合することにより、前記開設部分
7の鋼材断面A1 、コンクリート通過用開口部1を有し
ない部分8の鋼材断面A2 をA1 ≧A2 とし、これによ
り、鋼製橋脚のコンクリート通過用開口部1を有する部
分7が補強される。
【0018】また、第2実施例では、補剛縦リブ4への
荷重伝達を考慮して、この補剛縦リブ4の高さ(長さ)
が前記開設部分7の長さLよりも長く設けられている。
さらに、補剛縦リブ4は、図3に示されるように、その
一部の縦リブは円周方向に位置するコンクリート通過用
開口部1同士の中間に設けてもよいし、他の一部のリブ
は上下方向に位置する各コンクリート通過用開口部1を
跨ぐようにして設けてもよく、いずれでもよい。
荷重伝達を考慮して、この補剛縦リブ4の高さ(長さ)
が前記開設部分7の長さLよりも長く設けられている。
さらに、補剛縦リブ4は、図3に示されるように、その
一部の縦リブは円周方向に位置するコンクリート通過用
開口部1同士の中間に設けてもよいし、他の一部のリブ
は上下方向に位置する各コンクリート通過用開口部1を
跨ぐようにして設けてもよく、いずれでもよい。
【0019】また、第2実施例でも、第1実施例と同様
に埋込固定用鋼製脚部2の下端に座板18を固着し、こ
の座板18に仮受けボルト19を設けることで、鋼製橋
脚の設置現場での溶接作業等の作業性の向上が図られて
いる。
に埋込固定用鋼製脚部2の下端に座板18を固着し、こ
の座板18に仮受けボルト19を設けることで、鋼製橋
脚の設置現場での溶接作業等の作業性の向上が図られて
いる。
【0020】図7には本発明の第3実施例が示されてい
る。この第3実施例では、埋込固定用鋼製脚部2に固着
され、高さhと幅bがh>bの関係に設けられた補剛縦
リブ4に複数の透孔5が設けられた構成が第2実施例と
相異し、他の構成は第2実施例と同じである。この第3
実施例によると、図8に示されるように埋込固定用鋼製
脚部2が固定用コンクリート24,24aに埋設される
とき、前記透孔5に固定用コンクリート24aが喰込
み、鋼製脚部2と固定用コンクリート24,24aとを
さらに強固に一体化させることが可能となり、鋼製橋脚
のコンクリート基礎部への強度の大きな固定構造とする
ことができる。
る。この第3実施例では、埋込固定用鋼製脚部2に固着
され、高さhと幅bがh>bの関係に設けられた補剛縦
リブ4に複数の透孔5が設けられた構成が第2実施例と
相異し、他の構成は第2実施例と同じである。この第3
実施例によると、図8に示されるように埋込固定用鋼製
脚部2が固定用コンクリート24,24aに埋設される
とき、前記透孔5に固定用コンクリート24aが喰込
み、鋼製脚部2と固定用コンクリート24,24aとを
さらに強固に一体化させることが可能となり、鋼製橋脚
のコンクリート基礎部への強度の大きな固定構造とする
ことができる。
【0021】この第3実施例でも、鋼製橋脚のコンクリ
ート基礎部への高い強度の固定構造が必要な場合は、鋼
製脚部2の座板18に固定した仮受けボルト19をアン
カーボルトとして使用し、これをコンクリート基礎中の
アンカーフレームに緊結するとよい。
ート基礎部への高い強度の固定構造が必要な場合は、鋼
製脚部2の座板18に固定した仮受けボルト19をアン
カーボルトとして使用し、これをコンクリート基礎中の
アンカーフレームに緊結するとよい。
【0022】図9には本発明の第4実施例が示されてい
る。この第4実施例では、透孔5を有する補剛縦リブ4
の前記透孔5に、環状の補強筋材6が通されている。他
の構成は第3実施例と同じである。この第4実施例によ
ると、埋込固定用鋼製脚部2の外周に固定用コンクリー
ト24aを充填するとき、環状補強筋材6が当接固定用
コンクリート24a中に埋設されることで、鋼製脚部2
と固定用コンクリート24,24aをさらに強固に一体
化させることが可能となり、埋込固定用鋼製脚部2のコ
ンクリート基礎に対する一層大きな強度の固定構造とす
ることができる。
る。この第4実施例では、透孔5を有する補剛縦リブ4
の前記透孔5に、環状の補強筋材6が通されている。他
の構成は第3実施例と同じである。この第4実施例によ
ると、埋込固定用鋼製脚部2の外周に固定用コンクリー
ト24aを充填するとき、環状補強筋材6が当接固定用
コンクリート24a中に埋設されることで、鋼製脚部2
と固定用コンクリート24,24aをさらに強固に一体
化させることが可能となり、埋込固定用鋼製脚部2のコ
ンクリート基礎に対する一層大きな強度の固定構造とす
ることができる。
【0023】図11には本発明の第5実施例が示されて
いる。この第5実施例では、鋼製柱状本体3と、これの
下端に一体に連接され、かつ複数のコンクリート通過用
開口部1を有する埋込固定用鋼製脚部2とがフラットな
鋼材で構成され、かつこの鋼製脚部2の表面で、前記幅
方向に隣合うコンクリート通過用開口部1の間を上下方
向に長く伸長して補剛縦リブ4が溶接25により固定さ
れている。第5実施例においては、補剛縦リブ4を設け
たことにより、フラットな鋼材からなる埋込固定用鋼製
脚部2のコンクリート通過用開口部1を設けたことによ
る強度低下を補強することができる。
いる。この第5実施例では、鋼製柱状本体3と、これの
下端に一体に連接され、かつ複数のコンクリート通過用
開口部1を有する埋込固定用鋼製脚部2とがフラットな
鋼材で構成され、かつこの鋼製脚部2の表面で、前記幅
方向に隣合うコンクリート通過用開口部1の間を上下方
向に長く伸長して補剛縦リブ4が溶接25により固定さ
れている。第5実施例においては、補剛縦リブ4を設け
たことにより、フラットな鋼材からなる埋込固定用鋼製
脚部2のコンクリート通過用開口部1を設けたことによ
る強度低下を補強することができる。
【0024】図12には第6実施例が示されている。こ
の第6実施例では、フラットな鋼材で構成された鋼製脚
部2の上下方向に位置する複数のコンクリート通過用開
口部1を跨って補剛縦リブ4が設けられた点が第5実施
例と相異し、他の構成は第5実施例と同じである。この
第6実施例によると、埋込固定用鋼製脚部2の両側に固
定用コンクリートが充填されるとき、コンクリート通過
用開口部1を跨って位置する補剛縦リブ4により、固定
用コンクリートの流動が適正に規制され、かつこれら固
定用コンクリート24と補剛縦リブ4をさらに強固に一
体化させることが可能になり、埋込固定用鋼製脚部2の
コンクリート基礎部に対する固定強度を一層向上するこ
とができる。
の第6実施例では、フラットな鋼材で構成された鋼製脚
部2の上下方向に位置する複数のコンクリート通過用開
口部1を跨って補剛縦リブ4が設けられた点が第5実施
例と相異し、他の構成は第5実施例と同じである。この
第6実施例によると、埋込固定用鋼製脚部2の両側に固
定用コンクリートが充填されるとき、コンクリート通過
用開口部1を跨って位置する補剛縦リブ4により、固定
用コンクリートの流動が適正に規制され、かつこれら固
定用コンクリート24と補剛縦リブ4をさらに強固に一
体化させることが可能になり、埋込固定用鋼製脚部2の
コンクリート基礎部に対する固定強度を一層向上するこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によると、鋼製柱状部材の埋込固
定用鋼製脚部2にコンクリート通過用開口部1を設けた
ことに伴なう、当該開口部形成部分の断面欠損による当
該鋼製脚部2の強度低下を、当該鋼製脚部2の開口部形
成部分の鋼材の肉厚を厚くすること又は、当該鋼製脚部
2の開口部形成部分の外面に補剛縦リブ4を固着するこ
とで容易かつ確実に補強することができる。しかも、前
記構成の鋼製柱状部材の埋込固定用鋼製脚部2を基礎面
に立設し、コンクリート通過用開口部1を通してその両
側に固定用コンクリート24,24aを打設すること
で、当該固定用コンクリートの打設という単一のコンク
リート打設作業のみで迅速に鋼製柱状部材の基礎に対す
る固定作業を行なうことができ、しかも、コンクリート
通過用開口部1を通して打設される固定用コンクリート
を介して基礎面に対する強固な固定構造とすることがで
きる。
定用鋼製脚部2にコンクリート通過用開口部1を設けた
ことに伴なう、当該開口部形成部分の断面欠損による当
該鋼製脚部2の強度低下を、当該鋼製脚部2の開口部形
成部分の鋼材の肉厚を厚くすること又は、当該鋼製脚部
2の開口部形成部分の外面に補剛縦リブ4を固着するこ
とで容易かつ確実に補強することができる。しかも、前
記構成の鋼製柱状部材の埋込固定用鋼製脚部2を基礎面
に立設し、コンクリート通過用開口部1を通してその両
側に固定用コンクリート24,24aを打設すること
で、当該固定用コンクリートの打設という単一のコンク
リート打設作業のみで迅速に鋼製柱状部材の基礎に対す
る固定作業を行なうことができ、しかも、コンクリート
通過用開口部1を通して打設される固定用コンクリート
を介して基礎面に対する強固な固定構造とすることがで
きる。
【図1】本発明の第1実施例として示す鋼製橋脚の斜視
図である。
図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】第2実施例に係る鋼製橋脚の斜視図である。
【図4】図3の縦断面図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】図3のB−B線断面図である。
【図7】第3実施例に係る鋼製橋脚の斜視図である。
【図8】図7の縦断面図である。
【図9】第4実施例に係る鋼製橋脚の斜視図である。
【図10】図9の縦断面図である。
【図11】第5実施例として示す鋼製柱体の脚部の斜視
図である。
図である。
【図12】第6実施例として示す鋼製柱の脚部の斜視図
である。
である。
【図13】アンカーボルトおよびアンカーフレームを用
いた従来の鋼製橋脚の固定構造を示す側面図である。
いた従来の鋼製橋脚の固定構造を示す側面図である。
【図14】アンカーボルトおよびアンカーフレームを用
いた従来の鋼製橋脚の固定構造を示す側面断面図であ
る。
いた従来の鋼製橋脚の固定構造を示す側面断面図であ
る。
【図15】従来の鋼製橋脚の固定部に設置される中詰め
コンクリートと胴巻きコンクリートを示す半断面側面図
である。
コンクリートと胴巻きコンクリートを示す半断面側面図
である。
【図16】鋼製柱に透孔を設けた固定構造を示す図であ
る。
る。
1 コンクリート通過用開口部 2 埋込固定用鋼製脚部 3 鋼製柱状本体 4 補剛縦リブ 5 透孔 6 補強筋材 7 開口部を有する部分 8 開口部を有しない部分 9 溶接部分 10 基礎コンクリート 11 橋脚 12 座板 13 アンカーボルト 14 アンカーフレーム 15 胴巻きコンクリート 16 中詰めコンクリート 17 鉄筋篭 18 座板 19 仮受ボルト 20 鋼管 21 橋脚 22 埋込固定用鋼製脚部 23 基礎面 24,24a 固定用コンクリート 25 溶接
Claims (8)
- 【請求項1】 複数のコンクリート通過用開口部1を備
えた厚肉の埋込固定用鋼製脚部2と、これと一体に連設
された薄肉の鋼製柱状本体3とからなる鋼製柱状部材。 - 【請求項2】 埋込固定用鋼製脚部2におけるコンクリ
ート通過用開口部1を通る切断線に沿う鋼材の横断面積
を、鋼製柱状本体3の横断面積と同等以上にしたことを
特徴とする請求項1に記載の鋼製柱状部材。 - 【請求項3】 複数のコンクリート通過用開口部1を有
する埋込固定用鋼製脚部2と、これと一体に連設された
鋼製柱状本体3とからなり、前記埋込固定用鋼製脚部2
の外面に間隔をおいて複数の補剛縦リブ4を固着してな
る鋼製柱状部材。 - 【請求項4】 補剛縦リブ4がコンクリート通過用開口
部1を跨ぐように設けられている請求項3に記載の鋼製
柱状部材。 - 【請求項5】 補剛縦リブ4に透孔5が設けられている
請求項3又は4のいずれかに記載の鋼製柱状部材。 - 【請求項6】 各補剛縦リブ4の透孔5を挿通して環状
の補強筋材6が設けられている請求項5に記載の鋼製柱
状部材。 - 【請求項7】 複数のコンクリート通過用開口部1を備
えた厚肉の埋込固定用鋼製脚部2と、これと一体に連設
された薄肉の鋼製柱状本体3とからなる鋼製柱状部材を
基礎面に立設し、前記コンクリート通過用開口部1を通
して、当該開口部両側に打設される固定用コンクリート
中に前記鋼製脚部2を埋込固定した鋼製柱状部材の脚部
固定構造。 - 【請求項8】 複数のコンクリート通過用開口部1を有
すると共に、外面に補剛縦リブ4を固着した埋込固定用
鋼製脚部2と、これと一体に連設された鋼製柱状本体3
とからなる鋼製柱状部材を基礎面に立設し、前記コンク
リート通過用開口部1を通して当該開口部両側に打設さ
れる固定用コンクリート中に前記鋼製脚部2を埋込固定
した鋼製柱状部材の脚部固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7142462A JPH08312061A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 鋼製柱状部材およびその脚部の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7142462A JPH08312061A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 鋼製柱状部材およびその脚部の固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08312061A true JPH08312061A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=15315886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7142462A Pending JPH08312061A (ja) | 1995-05-18 | 1995-05-18 | 鋼製柱状部材およびその脚部の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08312061A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-05-18 JP JP7142462A patent/JPH08312061A/ja active Pending
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