JPH08311162A - 耐熱性積層板用エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

耐熱性積層板用エポキシ樹脂組成物

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JPH08311162A
JPH08311162A JP4120596A JP4120596A JPH08311162A JP H08311162 A JPH08311162 A JP H08311162A JP 4120596 A JP4120596 A JP 4120596A JP 4120596 A JP4120596 A JP 4120596A JP H08311162 A JPH08311162 A JP H08311162A
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epoxy resin
component
resin composition
weight
epoxy
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JP4120596A
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Hisao Ikeda
久男 池田
Yasuhiro Gunji
康弘 軍司
Toshinari Kouda
年成 好田
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/03Use of materials for the substrate
    • H05K1/0313Organic insulating material
    • H05K1/032Organic insulating material consisting of one material
    • H05K1/0326Organic insulating material consisting of one material containing O

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性を有するプリント配線基板や繊維強化
複合材料などの積層板に有用なエポキシ樹脂組成物を提
供する。 【解決手段】 (A)トリグリシジルイソシアヌレー
ト、(B)分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポ
キシ樹脂、(C)ジアミノジフェニルスルホン、(D)
硬化促進剤、及び(E)非プロトン性極性溶媒からな
り、且つ (イ):(A)の1重量部に対して(B)を0.4〜4
重量部、 (ロ):(A)及び(B)を合計したエポキシ基の1当
量に対して、(C)を0.9〜1.1当量、及び (ハ):(A)及び(B)を合計した重量の1重量部に
対して、(D)を0.001〜0.05重量部の割合で
含有した積層板用エポキシ樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、プリント配線板
や繊維強化複合材料などの積層板に有用な耐熱性エポキ
シ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年プリント配線板用樹脂はIC基板の
高集積化、多層化により耐熱性が一層望まれている。従
来のプリント配線板用エポキシ樹脂ワニスとしては、ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂にノボラック型エポキシ
樹脂を配合した組成物が知られているが、耐熱性が不十
分である。
【0003】イミド樹脂は耐熱性に優れるが、硬化温度
が200℃以上である事や、硬化時に溶媒や副生する水
分の除去を必要とする等の問題があった。一方、繊維強
化複合材料に使用されるエポキシ樹脂組成物であっても
充分な耐熱性を有するものではない。また、これらのエ
ポキシ樹脂組成物はワニス状態での貯蔵安定性が悪く、
硬化に高温で長時間を必要とする等の問題があった。
【0004】特開昭64−29415号公報には、エポ
キシ樹脂と硬化剤からなる積層板用エポキシ樹脂組成物
において、エポキシ樹脂としてトリグリシジルイソシア
ヌレートとビスフェノール型エポキシ樹脂を、硬化剤と
してジフェニルジアミノメタンや三弗化ホウ素モノエチ
ルアミンを用いた組成物が開示されている。特開平4−
85339号公報には、ビスフェノールA型エポキシ樹
脂と、硬化剤としてジアミノジフェニルスルホンやジア
ミノジフェニルメタンを用いたエポキシ樹脂による積層
板の製造方法が開示されている。
【0005】特開平6−206980号公報には、ビス
フェノールA型エポキシ樹脂と、テトラグリシジルジア
ミノジフェニルメタン等の多官能エポキシ樹脂と、硬化
剤としてジアミノジフェニルスルホンと、難燃剤として
臭素含有量が80%以上の有機ブロム化合物を用いた積
層板用エポキシ樹脂組成物が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公開公報に開示さ
れた組成物はいずれもガラス転移温度が200℃を超え
るものではなく、耐熱基板としては充分とはいえない。
また、エポキシ樹脂組成物を溶媒に溶解したワニスに、
カーボンファイバー、ガラスファイバー等の無機繊維を
浸漬させ、上記の無機繊維にエポキシ樹脂組成物を含浸
させ、その無機繊維を積層する工程からなる積層板の製
造において、ワニス用の溶媒として一般的なメチルエチ
ルケトンやアセトンを主溶媒とする場合は、樹脂が多官
能エポキシ化合物の時はワニスの粘度上昇が起こり貯蔵
安定性が悪く、また、樹脂がトリグリシジルイソシアヌ
レートの時は、トリグリシジルイソシアヌレートの析出
が起こり、ワニス中の樹脂組成が不均一になるのでそれ
らのワニスを使用した場合は、得られる製品にバラツキ
が生じて好ましくない。この場合、ワニスを再加熱すれ
ば析出した結晶の一部は再び溶解するが、作業が煩雑に
なり好ましくない。
【0007】本願発明は、ワニスにカーボンファイバ
ー、ガラスファイバー等の無機繊維を浸漬させ、樹脂を
含浸した無機繊維を積層し、その積層物を加熱硬化させ
て得られる積層板の製造において、貯蔵安定性に優れ特
定の樹脂成分の析出が起こらない新規なワニスを提供
し、このワニスの使用により従来の積層板よりも耐熱
性、耐湿性、接着性に優れたエポキシ樹脂積層板を得よ
うとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、(A)トリ
グリシジルイソシアヌレート、(B)分子内に2個以上
のエポキシ基を有するエポキシ樹脂、(C)ジアミノジ
フェニルスルホン、(D)硬化促進剤、及び(E)非プ
ロトン性極性溶媒からなり、且つ (イ):(A)の1重量部に対して(B)を0.4〜4
重量部、 (ロ):(A)及び(B)を合計したエポキシ基の1当
量に対して、(C)を0.9〜1.1当量、及び (ハ):(A)及び(B)を合計した重量の1重量部に
対して、(D)を0.001〜0.05重量部の割合で
含有した積層板用エポキシ樹脂組成物である。
【0009】
【発明の実施の形態】本願発明に使用される(A)成分
のトリグリシジルイソシアヌレートは、融点が100〜
110℃であるトリグリシジルイソシアヌレートの異性
体を使用する事が好ましい。100〜110℃の融点を
有するトリグリシジルイソシアヌレートの異性体を使用
する事により有機溶媒への溶解性が高くなり、ワニス状
態でのトリグリシジルイソシアヌレートの結晶析出を防
止する事ができる。トリグリシジルイソシアヌレートは
3個のグリシジル基を有していて、このグリシジル基は
β位に不斉炭素を有する為に光学異性体が存在する。R
/S表示法に従って表した場合に、トリグリシジルイソ
シアヌレートは8個の異性体が存在する。3個のグリシ
ジル基が全てR配置又はS配置に成る場合を除き、3個
のグリシジル基がR配置とS配置の2種の組合せから成
る異性体は6体ある。上記の100〜110℃の融点を
有するトリグリシジルイソシアヌレートの異性体とは、
3個のグリシジル基がR配置とS配置の2種の組合せか
ら成る6体の異性体の混合物である。
【0010】このトリグリシジルイソシアヌレートは、
日産化学工業(株)製の商品名TEPIC−L(融点1
04℃、純度99%、エポキシ当量100)が好ましく
用いる事ができる。なお、エポキシ当量はエポキシ基1
個当たりの当量(g/eqiv.)で、平均分子量を1
分子当たりのエポキシ基の数で割った値である。本願発
明に使用される(B)成分の分子内に2個以上のエポキ
シ基を有するエポキシ樹脂は、例えば、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、
ノボラック型エポキシ樹脂が挙げられ、ビスフェノール
A型エポキシ樹脂としては、油化シェルエポキシ(株)
製の商品名エピコート828(エポキシ当量184〜1
94、分子量370〜384)、油化シェルエポキシ
(株)製の商品名エピコート1001(エポキシ当量4
50〜500)が例示される。また、難燃性を必要とす
る用途では上記の(B)成分に臭素化エポキシ樹脂を使
用する事が好ましい。この臭素化エポキシ樹脂として
は、例えば、臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂が
挙げられ、この臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂
は、商品名YDB−400(東都化成(株)製、エポキ
シ当量380〜420、臭素含有量46〜50%)、商
品名エピコート5045B80(油化シェルエポキシ
(株)製、エポキシ当量450〜500、臭素含有量1
8〜20%)、商品名BREN−S(日本化薬(株)
製、エポキシ当量278〜290、臭素含有量35〜3
7%)が挙げられる。(A)成分と(B)成分は、
(A)成分の1重量部に対して(B)成分を0.4〜4
重量部の割合で用いる事が好ましい。
【0011】本願発明に使用される(C)成分のジアミ
ノジフェニルスルホンは硬化剤として作用する。このジ
アミノジフェニルスルホンは、3,3’−ジアミノジフ
ェニルスルホンと4,4’−ジアミノジフェニルスルホ
ンの混合物である事が好ましい。この混合割合は3,
3’−ジアミノジフェニルスルホン対4,4’−ジアミ
ノジフェニルスルホンの重量比として、3:7〜7:3
の範囲が好ましい。(C)成分の使用量は、(A)及び
(B)を合計したエポキシ基の1当量に対して、(C)
成分を0.9〜1.1当量の範囲で用いる事が好まし
い。
【0012】即ち、(A)及び(B)成分と(C)成分
は、エポキシ基とアミンが反応する事によって硬化が進
む。(A)及び(B)成分中のエポキシ基と、(C)成
分中の窒素原子に直結している水素原子は、1個のエポ
キシ基に対して0.9〜1.1個の水素原子が作用する
事が好ましいので、この割合で(A)及び(B)成分と
(C)成分を配合する。
【0013】(C)成分のジアミノジフェニルスルホン
はアミンに由来する水素原子を1分子中に4個有してい
るので、ジアミノジフェニルスルホンの1当量は248
/4=62(g/eqiv.)に相当する。よって、
(A)及び(B)成分中のエポキシ基1モルに対して、
55.8g〜68.2gの(C)成分を配合する事が好
ましい。
【0014】本願発明に使用される(D)成分の硬化促
進剤は、三弗化ホウ素モノエチルアミンが好ましく用い
られる。この三弗化ホウ素モノエチルアミンは、BF3
−NH2 (C25 )の構造を有しており、橋本化成
(株)製の商品名BF3−400が挙げられる。(A)
及び(B)の合計1重量部に対して、(D)成分を0.
001〜0.05重量部の割合で使用する事が出来る。
【0015】本願発明に使用される(E)成分の非プロ
トン性極性溶媒は、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド又はそれらの混合物(E1)と、アセトン、メチル
エチルケトン又はそれらの混合物(E2)からなり、且
つ(E1):(E2)の重量比が1:0.05〜1:
0.5、好ましくは1:0.1〜1:0.3である。更
に、上記の(E1)成分は、(A)成分1重量部に対し
て、(E1)成分を0.7〜2重量部で含有する事が好
ましい。
【0016】本願発明では、上記のエポキシ樹脂組成物
をワニスとして用い、カーボンファイバーやガラスファ
イバー等の無機繊維をこのエポキシ樹脂組成物、即ち、
ワニスに浸漬して、無機繊維にエポキシ樹脂組成物を含
浸させ、その無機繊維を積層して乾燥、硬化させて積層
板を製造する事が出来る。本願発明では上記ワニスは貯
蔵安定性に優れ、23℃で1カ月以上保存する事が出来
る。上記の浸漬は、ワニスの温度が20〜30℃で行わ
れる。エポキシ樹脂組成物を含浸した無機繊維は積層し
た後、20〜40kg/cm2 の圧力と、160〜18
0℃の温度でプレス成形して硬化させ、繊維強化エポキ
シ樹脂積層板とする事が出来る。このエポキシ樹脂積層
板は耐熱性に優れ、220〜240℃のガラス転移温度
を有する。
【0017】本願発明では、耐熱性に優れた(A)成分
のトリグリシジルイソシアヌレートと、(B)成分の分
子内に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ樹脂を組
み合わせて使用する事により、バランスの取れた性能を
有する耐熱性積層板用エポキシ樹脂組成物とする事が出
来る。(A)成分と(B)成分は、(A)成分の1重量
部に対して(B)成分が4重量部を超える場合は、
(A)成分のトリグリシジルイソシアヌレートの割合が
低くなる為に硬化物の耐熱性が低下する。また、(A)
成分の1重量部に対して(B)成分が0.4重量部未満
の場合は、硬化物の架橋密度が必要以上に高くなり柔軟
性が低下する。また、その場合は耐熱性は向上するがワ
ニス中での結晶析出性が増加する。
【0018】一般的にワニス用の主溶媒はメチルエチル
ケトンやアセトンであるが、これらの溶媒にはトリグリ
シジルイソシアヌレートが充分に溶解しない。第1表に
トリグリシジルイソシアヌレートの各種溶媒への溶解度
を示した。溶媒100gに対するトリグリシジルイソシ
アヌレートの溶解する重量(g)を求めた。
【0019】
【表1】 第1表 溶媒\温度℃ 20℃ 40℃ アセトニトリル 61 150 ジメチルホルムアミド 45 82 メチルエチルケトン 9 25 アセトン 8 34 第1表から判る様に、アセトニトリルやジメチルホルム
アミドには、トリグリシジルイソシアヌレートが良く溶
解する。特に、アセトニトリルは良溶媒である。
【0020】一方、(C)成分については、4,4’−
ジアミノジフェニルスルホンを使用した場合は、3,
3’−ジアミノジフェニルスルホンを使用した場合に比
べて、硬化したエポキシ樹脂のガラス転移温度が約20
℃高い。しかし、4,4’−ジアミノジフェニルスルホ
ンや3,3’−ジアミノジフェニルスルホンは、それぞ
れ単独ではアセトニトリルやジメチルホルムアミドに対
して溶解度が低い。ところが、3,3’−ジアミノジフ
ェニルスルホン対4,4’−ジアミノジフェニルスルホ
ンを重量比として、3:7〜7:3の範囲で混合して使
用した場合は、アセトニトリルやジメチルホルムアミド
への溶解性が向上し、ワニス状態でも上記のジアミノジ
フェニルスルホンの析出が起こらない事を見出した。こ
の理由は、ジアミノジフェニルスルホンの異性体同士が
相互に分子配向を乱し、結晶化を妨害するためと考えら
れる。更に、3,3’−ジアミノジフェニルスルホンと
4,4’−ジアミノジフェニルスルホンを上記の範囲で
混合して硬化させた硬化物は、4,4’−ジアミノジフ
ェニルスルホンのみを硬化剤として硬化させた硬化物と
ほぼ同等の高いガラス転移温度を有する事が判った。
【0021】また、(E)成分の非プロトン性極性溶媒
は、アセトニトリル、ジメチルホルムアミド又はそれら
の混合物(E1)と、アセトン、メチルエチルケトン又
はそれらの混合物(E2)からなる。(E)成分が(E
1)成分のみから成る場合に比べて、適量の(E2)成
分を含有する場合は、ジアミノジフェニルスルホンの結
晶析出の防止に効果がある事が確認された。この時、
(E1)に対して(E2)が0.05未満の場合には、
やはりジアミノジフェニルスルホンの結晶が析出し易
く、また、溶媒の乾燥工程で多くの負荷が必要になる。
また、(E1)に対して(E2)が0.5を超える場合
は、トリグリシジルイソシアヌレートの結晶析出が起こ
り易くなると共に、ワニスの粘度が極端に低下するので
好ましくない。
【0022】本願発明のエポキシ樹脂組成物が、難燃性
を必要とする分野で使用される時、難燃性の尺度となる
UL−94の試験でV−0の値を達成する為には、従来
の樹脂では、その樹脂中の臭素含有量は約18%である
が、本願発明のエポキシ樹脂ではトリグリシジルイソシ
アヌレートを配合している為に、そのトリグリシジルイ
ソシアヌレート中のトリアジン環に起因する難燃効果が
付加されるので、上記UL−94の試験でV−0の値を
達成する為の臭素含有量は13〜14%に低減する事が
出来る。
【0023】
【実施例】下記材料を準備した。 A:低融点型トリグリシジルイソシアヌレート(日産化
学工業(株)製、商品名TEPIC−L、融点104
℃、純度99%、エポキシ当量100) B1:臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(日本化
薬(株)製、商品名BREN−S、エポキシ当量278
〜290、臭素含有量35〜37%) B2:臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(東都化
成(株)製、商品名YDB−400、エポキシ当量38
0〜420、臭素含有量46〜50%) B3:臭素化ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シ
ェルエポキシ(株)製、商品名エピコート5045B8
0、エポキシ当量450〜500、臭素含有量18〜2
0% B4:ビスフェノールA型エポキシ樹脂(油化シェルエ
ポキシ(株)製、商品名エピコート828、エポキシ当
量184〜194、分子量370〜384) B5:テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン(東
都化成(株)製、商品名エポトートYH−434、エポ
キシ当量120) C1:3,3’−ジアミノジフェニルスルホン(市販の
試薬) C2:4,4’−ジアミノジフェニルスルホン(市販の
試薬) C3:ジシアンジアミド(市販の試薬) C4:2−エチル−4−メチルイミダゾール(市販の試
薬) D1:三弗化ホウ素モノエチルアミン(橋本化成(株)
製、商品名BF3−400) E1−1:アセトニトリル(市販の試薬) E1−2:ジメチルフォルムアミド(市販の試薬) E2−1:メチルエチルケトン(市販の試薬) 実施例1 35重量部の低融点型トリグリシジルイソシアヌレート
(日産化学工業(株)製、商品名TEPIC−L)、6
5重量部の商品名BREN−Sの臭素化ビスフェノール
A型エポキシ樹脂、18重量部の4,4’−ジアミノジ
フェニルスルホン、17重量部の3,3’−ジアミノジ
フェニルスルホン、1重量部の商品名BF3−400の
三弗化ホウ素モノエチルアミンを、50重量部のアセト
ニトリルと10重量部のメチルエチルケトンに溶解して
ワニスを調製した。これらの配合組成は第2表に記載し
た。
【0024】実施例2〜4 実施例1と同様に組成物を第2表に示す割合で配合し
た。 比較例1 100重量部の商品名BREN−Sの臭素化ビスフェノ
ールA型エポキシ樹脂、22重量部の4,4’−ジアミ
ノジフェニルスルホン、1重量部の商品名BF3−40
0の三弗化ホウ素モノエチルアミンを、70重量部のメ
チルエチルケトンに溶解してワニスを調製した。これら
の配合組成は第2表に記載した。
【0025】比較例2〜5 比較例1と同様に組成物を第2表に示す割合で配合し
た。
【0026】
【表2】 第2表 成分\実施例 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 A 35 50 50 35 B1 65 − − 65 B2 − 50 − − B3 − − − − B4 − − 50 − B5 − − − − C1 17 18.3 23 17 C2 18 19 24 18 C3 − − − − C4 − − − − D1 1 1 1 1 E1−1 50 50 50 35 E1−2 − − − 20 E2−1 10 10 10 6
【0027】
【表3】 第2表のつづき 成分\比較例 比較例1 比較例2 比較例3 比較例4 比較例5 A − − 35 − 50 B1 100 − 65 − − B2 − − − − 50 B3 − 125 − − − B4 − − − − − B5 − − − 100 − C1 − − − − 17 C2 22 − 35 53 18 C3 − 4 − − − C4 − 0.2 − − − D1 1 − 1 1 1 E1−1 − − 60 − 60 E1−2 − 30 − − − E2−1 70 25 10 60 − 実施例1〜4、及び比較例1〜5で得られたエポキシ樹
脂組成物を、室温で1か月間放置して貯蔵安定性試験を
行い安定性を評価した。成分の結晶析出がなければ
(○)、結晶析出はないが組成物の粘度上昇があれば
(△)、結晶析出のあるものは(×)として、その結果
を第3表に示した。
【0028】
【表4】 第3表 組成物 実施例1 実施例2 実施例3 実施例4 結果 ○ ○ ○ ○ 組成物 比較例1 比較例2 比較例3 比較例4 比較例5 結果 ○ ○ × △ × 実施例の組成物は結晶析出や粘度上昇がなく安定であっ
た。しかし、比較例3及び比較例5ではワニスに調製し
て2〜3時間後には容器の低部に沈降した結晶が確認で
きた。結晶析出が発生したものは、ワニス中の樹脂組成
が変化しているために充分に均一な組成のワニスではな
かった。
【0029】比較例4ではワニスの調製後から除々に粘
度上昇が起こり、3〜4日後から顕著な粘度上昇となっ
た。そして、1か月後には最初の約2倍の粘度値になっ
た。この粘度上昇が起こった比較例4のワニスは、組成
が大きく変わらない程度の溶媒を添加したが粘度の低下
が起こらなかった。これはエポキシ化合物の重合が起こ
り高分子量のポリマーが形成された為と考えられる。こ
の様にワニスの粘度上昇が起こるとエポキシ樹脂の無機
繊維への含浸性が悪くなり、積層板の製造工程で浸漬時
間の微調製が繰り返し必要となり作業性が低下するだけ
ではなく、得られる積層板の製品にバラツキが起こり好
ましくない。従って、ワニスの粘度上昇が起こる前にそ
のワニスの使用を中止して、新たにワニスを調製する事
が必要であり製造工程が煩雑になる。
【0030】実施例1〜2、実施例4、比較例1〜5の
各エポキシ樹脂組成物を、それぞれワニスとして用い、
このワニスを2日間放置後にガラスクロス(日東紡績
(株)製、商品名WEA−18K105RB84)を浸
漬して、ガラスクロス中にワニスを含浸した。送風乾燥
後、オーブン中で予備硬化して樹脂分45%のプリプレ
グを作成した。このプリプレグを9枚重ねて、更に両面
に35ミクロンの厚みの銅箔(日鉱グールド(株)製)
を重ね合わせて170℃、30kgf/cm2 で30分
間プレスして、更に170℃で90分間硬化を行い、厚
さ1.6mmのガラスエポキシ銅張積層板を作成した。
【0031】実施例3のエポキシ樹脂組成物をワニスと
して用い、このワニスを2日間放置後にPAN系炭素繊
維(東レ(株)製、商品名トレカ)を浸漬して、この炭
素繊維中にワニスを含浸した。送風乾燥後、140℃の
オーブン中で10分間予備硬化して樹脂分40%のべと
つきのないプリプレグを作成した。このプリプレグを1
5枚重ねて、180℃、30kgf/cm2 で40分間
プレスして、更に180℃で120分間硬化を行い、厚
さ1.6mmの炭素繊維強化エポキシ積層板を作成し
た。
【0032】上記のガラスエポキシ銅張積層板と炭素繊
維強化エポキシ積層板は、下記の試験法で評価した。 (a)試験〔曲げ強度〕:JISのK−6911に準じ
て測定した。試験片の両端部分を支点で支えて両端支持
ばりとし、その中央部に上部から集中荷重を加えたとき
の最大曲げ応力(kgf/mm2 )を測定した。支点間
距離は25mm、荷重速度は1mm/分で行った。測定
温度は、室温及び150℃とした。150℃の熱間測定
では、150℃で60分間保持後に測定を行った。 (b)試験〔ハンダ耐熱性〕:JISのC−6181に
準じて測定した。25mm角の片面銅張り積層板を1分
間ハンダ浴に浮かせた時の銅張り面のフクレの発生を調
べた。3点測定を行い全て異常が無かったハンダの温度
(℃)を記載した。 (c)試験〔引き剥がし強度〕:JISのC−6481
に準じて測定した。厚み35μm、幅10mmの銅箔の
回路線を、50mm/分の速度で90°方向に引き剥が
す時の破壊強度(kgf/cm)を測定した。 (d)試験〔絶縁抵抗〕:JISのC−6481に準じ
て測定した。500Vの直流電流を室温で1分間流して
絶縁抵抗(Ω)を測定した。更に、沸騰水中に24時間
浸漬後、取り出し水分を拭き取り室温に戻した後、同様
に測定した。 (e)試験〔ガラス転移温度〕:JISのK−7196
に準じてTMA(熱機械分析)装置で測定した。即ち、
試験片の温度を変化させながら、一定の荷重のもとで試
験片の変形を温度又は時間の関数として測定した。圧縮
荷重2g、昇温速度5℃/分で空気中で測定を行い、試
験片が軟化する温度(℃)を測定した。 (f)試験〔Z軸熱膨張率〕:JISのK−7196に
準じてTMA(熱機械分析)装置で測定した。X−Y軸
平面に対してZ軸厚み方向の線熱膨張率(%)を、23
℃〜200℃の温度範囲で測定した。即ち、23℃での
試験片の長さをL0 として、200℃での試験片の長さ
をLとすれば、線熱膨張率(%)=(L−L0 )/L0
で求めた。 (g)試験〔耐燃性〕:UL−94(アンダーライター
ズラボラトリーの規格)による試験を行った。127×
12.7×1.6mmの試験片を用いた。UL−94に
基づく垂直燃焼試験は、その試験結果から試験材料をV
−0〜V−2に区分できる。V−0は、どの試験片も試
験炎をあてた後の燃焼が10秒以下である事と、試験片
5個の1組に試験炎を10回あてた時の燃焼時間の合計
が50秒以下である事と、どの試験片も12インチ下方
に置いた綿を発火させる燃焼粒が落下しない事である。
また、V−1は、どの試験片も試験炎をあてた後の燃焼
が30秒以下である事と、試験片5個の1組に試験炎を
10回あてた時の燃焼時間の合計が250秒以下である
事と、どの試験片も12インチ下方に置いた綿を発火さ
せる燃焼粒が落下しない事である。また、V−2は、ど
の試験片も試験炎をあてた後の燃焼が30秒以下である
事と、試験片5個の1組に試験炎を10回あてた時の燃
焼時間の合計が250秒以下である事と、12インチ下
方に置いた綿を発火させる燃焼粒の落下がある事であ
る。 (h)試験〔層間剪断強度〕:ASTMのD2344に
準じてショートビーム法の試験を行った。10×20×
3mmの試験片を、スパン間15mmで最大曲げ応力
(kgf/mm2 )を室温で測定した。 これらの試験結果は第4表に記載した。第4表中で実施
例1〜4の各エポキシ樹脂を使用して積層板としたもの
は、実施板1〜4とした。また、比較例1〜5の各エポ
キシ樹脂を使用して積層板としたものは、比較板1〜5
とした。
【0033】
【表5】 第4表 積層板/ 実施板1 実施板2 実施板3 実施板4 評価試験 (a)室温 63 65 69 62 150 ℃ 51 50 57 50 (b) 310℃ 290℃ − 307℃ (c)室温 1.5 1.6 − 1.4 150 ℃ 1.2 1.4 − 1.2 (d)室温 3.2×1014 1.5×1014 − 3.0×1014 沸水後 1.1×1014 4.1×1013 − 1.0×1014 (e) 227℃ 220℃ 230℃ 225℃ (f) 0.64 0.7 0.6 0.65 (g) V-0 V-0 − V-0 (h) − − 4.6 −
【0034】
【表6】 第4表のつづき 積層板/ 比較板1 比較板2 比較板3 比較板4 比較板5評価試験 (a)室温 64 67 65 76 50 150 ℃ 40 8 42 58 45 (b) 310℃ 290℃ 310℃ − 250℃ (c)室温 1.6 2.2 1.6 − 1.2 150 ℃ 1.4 1.4 1.4 − 1.0 (d)室温 2.8×1014 6.2×1014 2.9×1014 − 1.0×1013 沸水後 1.0×1014 2.0×1013 1.1×1014 − 1.0×1011 (e) 202℃ 129℃ 180℃ 243℃ 180℃ (f) 1.1 2.7 1.1 0.5 1.5 (g) V-0 V-0 V-0 − V-0 (h) − − − 4.5 − 本願発明のエポキシ樹脂組成物から得られる積層板は、
ガラス転移温度が220℃以上と高い。比較例3及び5
のエポキシ樹脂組成物から得られる積層板は、ジアミノ
ジフェニルスルホンの結晶析出が起こり、ワニス中の樹
脂組成が変化し充分に均一な組成のワニスではなかった
ので、高い性能を有する積層板とならなかった。
【0035】また、実施例3のエポキシ樹脂組成物から
得られる積層板は、ガラス転移温度が230℃と高く、
テトラグリシジルジアミノジフェニルメタン/ジアミノ
ジフェニルスルホン系組成物から得られた積層板とほぼ
同等の耐熱性を有し、更に良好な貯蔵安定性も持ってい
る。比較例4のエポキシ樹脂組成物は高い耐熱性を有し
ているが、ワニスの貯蔵安定性が悪く3日後には粘度上
昇が起こった。
【0036】本願実施例の組成物から得られる積層板は
トリグリシジルイソシアヌレートを含有している為に、
高い耐熱性と難燃性を有する。
【0037】
【発明の効果】本願発明のエポキシ樹脂組成物は、ワニ
ス状態での貯蔵安定性に優れる為に、効率的に積層板を
製造する事ができる。また、本願発明のエポキシ樹脂組
成物から得られる積層板は、高い耐熱性、絶縁性、接着
性に優れる為に、プリント配線基板として好ましく用い
ることが出来る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)トリグリシジルイソシアヌレー
    ト、(B)分子内に2個以上のエポキシ基を有するエポ
    キシ樹脂、(C)ジアミノジフェニルスルホン、(D)
    硬化促進剤、及び(E)非プロトン性極性溶媒からな
    り、且つ (イ):(A)の1重量部に対して(B)を0.4〜4
    重量部、 (ロ):(A)及び(B)を合計したエポキシ基の1当
    量に対して、(C)を0.9〜1.1当量、及び (ハ):(A)及び(B)を合計した重量の1重量部に
    対して、(D)を0.001〜0.05重量部の割合で
    含有した積層板用エポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (A)成分のトリグリシジルイソシアヌ
    レートが、100〜110℃の融点を有するトリグリシ
    ジルイソシアヌレートの異性体である請求項1に記載の
    積層板用エポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 (B)成分の分子内に2個以上のエポキ
    シ基を有するエポキシ樹脂が、臭素化エポキシ樹脂であ
    る請求項1又は請求項2に記載の積層板用エポキシ樹脂
    組成物。
  4. 【請求項4】 (C)成分のジアミノジフェニルスルホ
    ンが、3,3’−ジアミノジフェニルスルホンと4,
    4’−ジアミノジフェニルスルホンの混合物である請求
    項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の積層板用エポ
    キシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 (E)成分の非プロトン性極性溶媒が、
    アセトニトリル、ジメチルホルムアミド又はそれらの混
    合物(E1)と、アセトン、メチルエチルケトン又はそ
    れらの混合物(E2)からなり、且つ(E1):(E
    2)の重量比が1:0.05〜1:0.5の割合で含有
    した請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の積層
    板用エポキシ樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 (A)成分1重量部に対して、(E1)
    成分を0.7〜2重量部で含有した請求項5に記載の積
    層板用エポキシ樹脂組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018016665A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 東レ株式会社 エポキシ樹脂組成物、プリプレグおよび繊維強化複合材料
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CN114410065A (zh) * 2022-01-21 2022-04-29 深圳市郎搏万先进材料有限公司 一种环氧树脂组合物及碳纤维预浸料、碳纤维复合材料

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