JPH08310530A - 密閉容器及び容器充填方法 - Google Patents

密閉容器及び容器充填方法

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JPH08310530A
JPH08310530A JP8050871A JP5087196A JPH08310530A JP H08310530 A JPH08310530 A JP H08310530A JP 8050871 A JP8050871 A JP 8050871A JP 5087196 A JP5087196 A JP 5087196A JP H08310530 A JPH08310530 A JP H08310530A
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container
pressure
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gas
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JP8050871A
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James Gerard Jamieson
ジェラルド ジャミーソン、ジェイムズ
David Maule
モール、デビッド
Mark P Radford
ピー. ラッドフォード、マーク
Ernest James Cameron-Price
ジェイムズ キャメロン−プライス、アーネスト
Edward Roger Costello
エドワード ロジャー コステロ
Peter Frank Kershaw
フランク カーショー、ピーター
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Heineken Technical Services BV
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Whitbread PLC
Heineken Technical Services BV
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/72Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials
    • B65D85/73Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for for edible or potable liquids, semiliquids, or plastic or pasty materials with means specially adapted for effervescing the liquids, e.g. for forming bubbles or beer head

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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 注ぐと、きめの細かい滑らかな泡の頂部を形
成させることが可能な炭酸飲料特にビールを密閉するた
めの容器を提供することにある。 【解決手段】密閉容器1は、別体の中空インサート5を
備えている。インサート5は、内部に、酸化ガスを実質
的に含有していない。インサート5には、容器1の開放
に応答してその開放時にインサート内部と容器内の飲料
7との間を連通させてインサートから飲料内にガスを噴
出させるための手段6を備えている。この手段は、好ま
しくは、圧力応答弁で構成されている。インサート5
は、容器1が密閉された後その内圧が上昇するように構
成することができる。インサート5はまた、飲料7の表
面上を浮かぶように構成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉容器及び容器
充填方法に関する。より詳しくは、本発明は、ビール等
の炭酸飲料等を充填するための密閉容器、及び、該密閉
容器に飲料を充填するための容器充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】炭酸飲料、特にビール、なかんずく生ビ
ールを注ぐ場合には、きめの細かい滑らかな泡の頂部を
形成することが好ましい。これにより滑らかな味わいを
得ることができ、顧客に対してかなりアピールすること
ができる。通常、かかる頂部は上記のような飲料を生樽
から注いだ場合にのみ形成される。飲料、特にビールな
どを生樽から注ぐと、飲料が注がれるにつれて小さな泡
が飲料の本体と緊密に混合され、飲料の注ぎが完了した
後に、飲料の本体と小さな泡が徐々に分離してきめの細
かい滑らかな泡の頂部が形成されることも、顧客に対す
るアピールを相当に増す別の要因である。
【0003】注入の間に飲料本体中に発散される上記の
ような小さな泡の形成は、液体を攪拌して、制御された
均一の寸法の小さな泡を発生させるような局部的な圧力
変化を生じさせることにより促進される。かかる小さな
泡の発生量と飲料の頂部の生成量を増加させ制御するた
めの多くの提案が長年にわたりなされてきている。本出
願人は以前に英国特許公開第1378692号の明細書
において、飲用容器に飲料を注入する直前に飲料を攪拌
するべく超音波トランスジューサを用いることを開示し
ており、さらに、飲料の最初に注入される部分に超音波
を当てて、この最初の部分から小さな泡を発生させ、そ
れから、飲料の残りの部分を注ぐ間に徐々に浮かび上が
らせ、それを核部分として作用させて、さらに制御され
た寸法の小さな泡の生成を引き起こす方法を開示してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】英国特許公開第128
0240号、同第1588624号及び同第22008
54号などにおいても、ビールその他の炭酸飲料の上に
必要なきめ細かな滑らかな頂部の形成を促進する他の多
くの提案がなされている。しかしながら、これらの提案
の大部分は、ビールが生樽から注入される場合の泡の頂
部の形成に関連してなされている。
【0005】英国特許公開第1266351号は、ビー
ルその他の炭酸飲料を缶や瓶などの容器から注入する場
合に生タイプの頂部を生成するためのシステムについて
開示している。この明細書に記述されている実施例にお
いて、容器は、内部二次チャンバを含み、このチャンバ
には容器に飲料が充填される充填工程の一部において加
圧ガスが充填されるか、あるいは加圧ガスで内部二次チ
ャンバを予充填して充填後の短時間の間に溶解するゼラ
チンなどの材料から形成される可溶性プラグでチャンバ
を密封する処理が施される。二次チャンバは小さなオリ
フィスを含み、全体の構成配置は、容器を開放して、容
器の本体中の圧力が減じる際に、二次室からのガスをオ
リフィスを介して容器本体中のビール中に噴出させて、
攪拌を生じさせ、必要な小さな泡を発生させ、次いで、
この泡が核部分として作用して、缶その他の容器中の内
容物全体に同じような泡を発生させるように行われる。
この特許明細書に記載されている構成は、主に二次チャ
ンバを加圧するための別の充填工程を使用する必要があ
るために幾分複雑であり、特に、好適に分割された缶を
用いる必要があるために、この技法は商業的に用いられ
ることがなかった。
【0006】英国特許公開第2183592号には、最
近市場で成功を収めた別の技法が開示されている。この
システムにおいては、炭酸飲料の容器は、側壁にオリフ
ィスを備えた別体の中空インサートを含んでいる。容器
充填工程の一部として、ビールがゆっくりとオリフィス
を介して中空インサートの内部に導入され、インサート
及び容器本体の内部の圧力が平衡する。容器の開放時に
は、飲料がインサート内部からオリフィスを介して容器
本体内の飲料中に噴出され、この噴出流が容器内の液体
を攪拌する。その結果多数の小さな泡が発生し、次い
で、この泡が核部分として作用して、容器の内容物全体
に多数の小さな泡を発生させる。かかる容器から飲料を
飲用容器に注入すると、飲料が注入されるにつれて容器
の全体にわたる小さな泡の発生により、生樽から同じ飲
料を注入する場合と同様の外観を生じさせる。このシス
テムは多くの問題点を有している。飲料で容器を充填す
る前に中空インサートの内部から酸素を除去することが
重要である。容器内部に酸素が存在すると、飲料が酸化
されて、結果として、味を落とし、微生物を成長させ
て、例えばアルコールを含むような場合には飲料を酢化
させるおそれがあるからである。このように、このシス
テムを用いる場合には、一般に容器を密封する前に、容
器及びその二次チャンバから酸素を実質的に除去する必
要がある。しかしながら、二次チャンバがその壁部に小
さなオリフィスのみを備えた中空インサートの形式をと
りこのインサートに空気が充填されている場合には、容
器に飲料を充填し密封する間に全ての空気を除去するこ
とは困難である。
【0007】この問題を克服するための1つの方法とし
て、英国特許公開2183592号は、不活性ガスを用
いた吹き込み成形技法により二次チャンバを製造し、そ
の後この二次チャンバを容器内に配置して、例えばレー
ザー光線の照射によりオリフィスのみを形成する方法を
開示している。しかしながら、実際には、これは、かか
る容器を充填する方法を示すものではない。実際には、
二次チャンバは2つの部分として射出成形されて、その
後2つの部分が溶接される。このように形成されている
間、二次チャンバの中は通常の大気が充満している。そ
の後、二次チャンバを空の容器に挿入し、全体の圧力を
下げ、二酸化炭素やそれらの混合ガスのような非酸化ガ
スを充填し、再び容器を真空排気して、実質的に、容器
の内部及び二次チャンバの内部から全ての酸素を除去す
る。その後、容器に非酸化ガスを充填し、かかる処理が
終了した後においてやっと飲料が充填される。この方法
によれば、密封された容器内に残存する酸素の量は許容
水準にまで減じるが、これらの付随的な真空排気及び酸
素除去処理により容器充填工程に相当の遅れと困難が付
加され、結果として、二次チャンバが容器に形成されな
い等価のシステムに比較して、充填速度において25%
の遅れが生じることになる。また、これらの方法は特殊
な非従来品の充填装置を使用する必要があるため、相当
の経済的負担が強いられることになる。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、充填された飲料を注ぐと
その飲料に細かい泡を形成することができると共に、充
填されている飲料を酸化させることがなく、かつ、従来
の充填装置にて飲料をすみやかに充填することができる
密閉容器を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、飲料を注ぐ際
にその飲料に細かい泡を形成させることができるよう当
該飲料を容器に充填することができると共に、充填され
た飲料が容器内において酸化されることを防止でき、し
かも、従来の充填装置にてすみやかに充填を行うことが
可能な容器充填方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の本発明の密閉容器は、飲料と別体の中空
インサートとを有し、該インサートが、超大気圧の非酸
化ガスを含み、飲料上に浮いた状態にされ重しをつけら
れており、容器の開放に応答して該インサートの内部と
飲料との間を連通させるための手段を備えており、もっ
て、容器の開放時に、該手段を除き閉じている該インサ
ートが該手段を介してガスを飲料内へ噴出させる。
【0011】また、請求項3の本発明の密閉容器は、飲
料と別体の中空インサートとを有し、該インサートが、
超大気圧の非酸化ガスを含み、飲料上に浮いた状態にさ
れ重しをつけられており、圧力応答弁手段を備え、該弁
手段を除いて閉じており、容器の開放時に、該インサー
トが該弁手段を介してガスを容器内の飲料中へ噴出させ
る。
【0012】また、請求項9の本発明の容器充填方法
は、容器と実質的に大気圧の非酸化ガスを含有し容器の
開放に応答してその内部と容器内の飲料との間を連通さ
せるための手段を備え該手段を除き閉じている別体の中
空インサートを用意する工程と、容器を充填する工程
と、容器を密閉する工程と、該容器密閉後該インサート
内の圧力を超大気圧まで上昇させる工程とからなり、該
容器が開放され該インサートが大気圧に露出されると、
非酸化ガスが該手段を介して該インサートから飲料へ噴
出される。
【0013】さらに、請求項10の本発明の容器充填方
法は、容器と実質的に大気圧の非酸化ガスを含有した別
体の閉じた中空インサートを用意する工程と、該容器に
飲料を充填して密閉する工程と、該中空インサートの体
積を変化させて該インサート内の圧力を超大気圧まで上
昇させる工程とからなり、該インサートが該容器の開放
に応答する手段を備え、該密閉された容器が開放される
と該インサート内の超大気圧がガスを該インサートから
該容器内の飲料へ噴出させる。
【0014】請求項1に記載の構成を有する密閉容器に
よれば、その開放時に、上記手段が開放し、上記中空イ
ンサートから容器内の飲料にガスを射出させ、容器内の
飲料を攪拌して容器の内容物全体に小さな泡を発生させ
る。インサートは、容器内の液体中に浮いており、重し
をつけられているので、容器の開放時にガスが噴出する
部分は常にインサートの底部方向に向かうようになって
いる。
【0015】請求項3に記載の構成を有する密閉容器に
よれば、その開放時に、上記弁手段が開放し、上記中空
インサートから該弁手段を介して容器内の飲料にガスを
射出させ、容器内の飲料を攪拌して容器の内容物全体に
小さな泡を発生させる。インサートは、容器内の液体中
に浮いており、重しをつけられているので、容器の開放
時にガスが噴出する部分は常にインサートの底部方向に
向かうようになっている。
【0016】請求項9に記載の工程を有する容器充填方
法によれば、まず、容器と実質的に大気圧の非酸化ガス
を含有し容器の開放に応答してその内部と容器内の飲料
との間を連通させるための手段を備え該手段を除き閉じ
ている別体の中空インサートを用意する。次に、この容
器を充填し密閉する。さらに、該容器密閉後該インサー
ト内の圧力を超大気圧まで上昇させる。その後、該容器
が開放され該インサートが大気圧に露出されると、非酸
化ガスが該手段を介して該インサートから飲料へ噴出さ
れる。
【0017】さらに、請求項10のに記載の工程を有す
る容器充填方法によれば、まず、容器と実質的に大気圧
の非酸化ガスを含有した別体の閉じた中空インサートを
用意する。該容器に飲料を充填して密閉する。該中空イ
ンサートの体積を変化させて該インサート内の圧力を超
大気圧まで上昇させる。ここで、該インサートは該容器
の開放に応答する手段を備えており、該密閉された容器
が開放されると該インサート内の超大気圧がガスを該イ
ンサートから該容器内の飲料へ噴出させる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の密閉容器は、飲料を含有
すると共に、超大気圧の非酸化ガスを含んだ別体の中空
インサートを備えている。該インサートは、飲料上に浮
いており(フロート状態にされており)、また、重しを
つけられている。インサートは、また、容器の開放に応
答してインサートの内部と飲料との間を連通させるため
の装置を備えている。インサートは、該装置を除き閉じ
ている。したがって、容器が開放すると、インサートは
該装置を介してガスを飲料内へ噴出させる。
【0019】かかる構成によれば、該密閉容器の開放時
に、上記装置が開放し、ガスが中空インサートから容器
内の飲料に射出して容器内の飲料を攪拌して容器の内容
物全体に小さな泡を発生させる。なお、容器内の液体中
に浮かんでいるインサートは、容器の開放時にガスを噴
出する部分が常にインサートの底部方向に向かうよう
に、重しをつけられている。
【0020】上記装置は破裂ディスクの形式で形成する
ことも可能である。インサートの内側に存在する圧力と
開放後の容器内に存在する大気圧との間に差圧が生じる
と、この破裂ディスクが破裂して開口が形成され、その
開口を通じてガスが容器内の飲料中に噴射される。この
装置は、手動にて開放可能な弁形式、又は、容器閉止装
置に接続された破壊装置の形式をとることも可能であ
る。この場合には、容器の開放時に、かかる開放動作が
弁を開放するか、または、インサートを破壊するかし
て、インサートから容器内の溶液中に非酸化ガスを解放
する。
【0021】代わりに、この装置は圧力応答弁の形式を
とることも可能であり、この場合には、インサート内部
のガスの圧力と開放後の容器内に存在する圧力との間に
差圧が生じると、この圧力応答弁が開放して容器本体内
の飲料中にガスを放出する。
【0022】ある形式の上記弁は、制限オリフィス内に
終端を有するボアと、ボアの内側に嵌合され、開放時に
圧力が生じた場合にボアから飛び出し制限オリフィスを
介して飲料中にガスを噴出させるべくインサートの外側
に設けられたプラグとから構成される。この場合には、
好ましくは、プラグはボア及びオリフィスを囲む材料と
一体的に成形される捕捉プラグである。別の形式の弁は
キャップを含み、このキャップは軸方向に吹き飛ばされ
るか摺動してインサートの壁面又はキャップ内の少なく
とも1つのオリフィスを露出させる。この形式の弁は、
キャップがインサートの内側と外側の間に存在する圧力
差を被ると、キャップが開放して少なくとも1つのオリ
フィスを露出させて、それにより、容器内の飲料中に少
なくとも1つのオリフィスを介してガスを放出させる。
【0023】さらに、好適な構成配列においては、弁は
圧力応答部材の形式を採用することが可能であり、この
圧力応答部材はインサート内側と容器の内側の間の圧力
差を受けて、移動又は歪みを生じて、開口部を開放し
て、インサートの内側から容器内の飲料中にガスを逃
す。ある形式の上記弁は、インサートの壁面の開口に貫
装される弾性捕捉栓から構成されており、十分な圧力差
が生じると、撓んで、インサートの内部から開口部を介
して容器本体中の溶液中にガスを放出する。別の形式の
上記弁は、オリフィスの内側を囲む座と、その座に着座
されてシールを形成する弁閉止部材とから構成される。
好ましくは、インサートは2つの対向面を含み、一方の
面にはオリフィスと座が形成され、他方の面の内側には
弁閉止部材が取り付けられており、この弁閉止部材が該
一方の面の内側の座にまで延びている。インサートをプ
ラスチック材料のような若干の弾性を有する材料から形
成することにより、容器が開放された後、対向面の少な
くとも一方が、インサートの内側と外側の間の圧力差に
より外側に撓む。このような面の撓みにより、座と弁閉
止部材との間に相対的移動が生じて、閉止部材が座から
外れ、ガスが、インサートの内側から座と弁閉止部材の
間を通過しさらにオリフィスを介して容器本体内の溶液
中に放出される。
【0024】インサートには、二酸化炭素、窒素あるい
はこれらの混合ガスのような非酸素含有ガスがその製造
過程で予充填されることが好ましい。インサートは好ま
しくは超大気圧まで予加圧されることが好ましいが、部
分的に真空排気してもよく、また、容器内に最初に挿入
される時には実質的に大気圧の非酸素含有ガスが充填さ
れているのでもよい。インサートを超大気圧に予加圧す
る場合には、インサートが容器内に挿入される間インサ
ートは超大気圧に保持され、さらに、充填の間容器及び
インサート全体がこの超大気圧に保持される。しかしな
がら、この方法は、非従来品の装置を使用する必要があ
るために好ましくはない。好ましくは、非酸化ガスが予
充填されたインサートを、安定化されかつ完全に閉止さ
れた状態で大気に露出しその後容器内に挿入する。これ
を達成するためのある方法は、実質的に大気圧の非酸化
ガスでインサートを充填し、インサートを容器内に配置
し、容器に飲料を充填した後に、インサート内部の圧力
を上昇させることである。
【0025】そこで、本発明の容器充填方法では、容器
を用意すると共に、実質的に大気圧の非酸化ガスを含有
し容器の開放に応答してインサートの内部と飲料との間
を連通させるための装置を備え該装置の部分を除き閉止
されている別体の中空インサートを用意する。インサー
トを容器内に組み込み、容器を充填し密閉する。密閉
後、インサート内の圧力を超大気圧まで上昇させる。な
お、その後、容器が開放されインサートが大気圧に露出
すると、非酸化ガスが該装置を介して該インサートから
飲料へ噴出する。
【0026】このようにインサートを容器に配置した後
インサート内の圧力を上昇させることは、様々な方法に
より実現できる。第1の方法では、インサート全体、又
は少なくとも一部を、容器に充填され加圧されるガスが
浸透可能な材料で形成する。この方法によれば、充填し
てから1乃至6週間の間、インサートの浸透特性によ
り、容器内の飲料中に溶解しているガス、例えば、二酸
化炭素が、インサートの内側と容器の内側とが平衡状態
に達するまで、インサートの壁面を通過して浸透する。
インサート内の圧力を上昇させるための別の方法は、イ
ンサートを容器内に配置して容器に飲料を充填し密封し
た後にインサートの容積を変更できるように、インサー
トを構成することである。これは、充填された容器内に
生じる圧力がこの容器を密封した後特に加熱殺菌工程の
間に増加する結果として、あるいは、同様に容器が充填
された後に行われる加熱殺菌の間に生じる温度変化の結
果として達成可能である。
【0027】本発明の容器充填方法によれば、容器と実
質的に大気圧の非酸化ガスを含有する別体の中空インサ
ートを用意し、インサートを容器内に組み込み、容器に
飲料を充填して密閉した後、該中空インサートの体積を
変化させて該インサート内の圧力を超大気圧まで上昇さ
せるのでも良い。該インサートは該容器の開放に応答す
る装置を備えており、該密閉された容器が開放されると
該インサート内の超大気圧がガスを該インサートから該
容器内の飲料へ噴出させる。
【0028】充填密封の後に容器内の圧力が増加する結
果としてインサートの容積を変化させるためには、イン
サートを圧壊又はつぶれるよう構成すると共に、インサ
ートに機械的ロックを設ければ良い。かかる構成によれ
ば、一旦圧壊又はつぶれが生じたインサートは、容器内
のその後の圧力変化に拘らず、その圧壊又はつぶれた状
態を保持する。圧壊時にはインサートの容積が減少する
結果インサート内の圧力がかなり増加する。しかも、イ
ンサートはこの圧壊状態に保持されるので、容器に挿入
された当初よりもかなり高圧を保持することができる。
インサートを圧壊可能なように形成するための方法とし
ては、インサートが、圧力が加えられると安定状態に転
じるような1又はそれ以上のドーム状面を有するように
構成する方法がある。
【0029】インサートをその内部に包含するガスを圧
縮するよう収縮可能に構成するための方法として、イン
サートを二軸延伸プラスチック材料から製造する方法が
ある。かかる材料は、加熱時に二軸方向に延伸され、そ
の後冷却されて二軸延伸配向を有するようにロックされ
る。しかしながら、その後、かかる材料を加熱するとす
ぐに、プラスチック記憶により収縮が生じる。したがっ
て、インサートを、二軸延伸ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)のような二軸延伸材料から構成して、概ね
大気圧を有するガスで充填することが可能である。充填
済み容器の加熱殺菌時にインサートはかなりその容積を
減じ、その結果インサート内のガスが実質的に容器内に
存在する圧力にまで圧縮される。容器及びその内容物が
冷却されると、このインサートの形状が再びロックされ
る。
【0030】インサートが圧力応答部材を備えた弁を有
する場合には、インサートを予加圧しかつ浸透性材料か
ら形成することができる。インサートが超過加圧される
か、早期に顕著な圧力差に曝されると、いくらかの内容
物が排気されてしまうが、容器が充填されて加圧された
後には、インサートの内部の圧力が、充填から1乃至6
週間の間に側壁を介して浸透するため、上昇する。これ
は、さらに、容器を格納している間に圧力応答弁から生
じる若干の漏れに対しても良好な効果を有する。
【0031】インサートは、好ましくは、本体部分と別
体の蓋部分の2つの部分から形成される。この場合に
は、インサートの製造及び組立中に本体を容易に予加圧
することができる。インサートは、その蓋部分と本体部
分を大気圧又は超大気圧の非酸化ガスに曝しながら閉止
することにより予加圧することができる。あるいはま
た、液体又は固体の二酸化炭素、液体窒素、又はこれら
の混合物のような不活性ガスをインサートの本体部分に
導入し、この液体又は固体のガスをインサートの本体か
ら蒸発させ空気と置換しこれを除去すべく若干の遅れの
後に蓋部を本体に取り付けてインサートを閉止する。残
りの固体又は液体の不活性ガスが蒸発するにつれて、そ
のガスがインサートを超大気圧に予加圧する。
【0032】インサートに導入される固体又は液体の不
活性ガスの量は、好ましくは、必要な圧力が得られるよ
うに計量される。従来は、こうしたインサートの予加圧
は、コンベヤー上を送られる本体部分を液体不活性ガス
計量ノズルを通過させ、この計量ノズルが計量した量の
液体不活性ガスを各インサート本体中に施す。インサー
ト本体は、それから、コンベヤーによってキャッピング
ステーションにまで運ばれ、そこで、蓋部が取り付けら
れる。液体ガス計量ノズルとキャッピングステーション
の間の距離及びコンベヤーの速度は、本体から空気を除
去するのに必要な時間遅れが生じるように選択される。
蓋部は、本体に単純にスナップ嵌合されることが好まし
いが、代わりに、例えば、螺子、溶接又は接着剤などで
接続することも可能である。
【0033】本発明の別の観点によれば、インサート
を、適当な場所に保持するよう容器の側壁に当接整合す
るよう構成することができる。容器が缶から構成される
場合には、缶を局所的に変形させて、特定の場所にイン
サートを捕捉させることも可能である。さらに別の変更
例ではインサートの一部を容器の側壁と蓋部の間に配置
して、一旦蓋部が容器に固定されると、インサートが捕
捉状態に保持されるように構成することも可能である。
【0034】本発明に基づく構成によれば、インサート
は、容器内に挿入される時には常に完全に閉止されてい
るので、従来の容器充填動作において追加しなければな
らなかった水洗及び浄化動作を行う必要がない。このよ
うに、本発明は、市販されている英国特許公開第218
3592号に開示されているようなシステムに対してか
なりの利点を有しており、さらに、標準金属缶やプラス
チック製又はガラス製の瓶のような標準容器を使用する
ことも可能であり、インサートを最初に容器内に配置し
てしまえば標準容器充填機械装置により取り扱うことも
可能である。
【0035】以下に、本発明の実施の形態による容器に
ついて、添付図面を参照しながら説明する。
【0036】これらの全ての実施の形態において、容器
は、引き裂きリングプル又はステイオンタブのような再
封不能な閉止装置3を含む蓋部2を備えた缶1の形式を
とる。蓋部2は折り曲げシーム4により缶の上方リムに
接続される。缶1は、また、典型的には5乃至20ミリ
リットルの容積を備えた中空インサート5を含み、この
インサートは二酸化炭素、又は窒素、又はこれらの混合
物で充填され、詳細には後述するような各種変更例のう
ちのいずれか1つの形式をとる。全てのインサートは何
らかの閉止装置6を含み、それを介してインサートから
ガスが排出される。缶1にはビールのような飲料7が充
填される。再封不能閉止装置3が閉止されている間は、
中空インサート5はガスのみを含み、閉止装置6は、缶
1の内部の飲料7が中空インサート5に入らないように
閉止されている。しかしながら、再封不能閉止装置3を
開放すると、缶1内の圧力が大気圧にまで減少し、中空
インサート5内のガスの超大気圧によりガスが閉止装置
6を介して放出され、飲料7にガスが噴出する。ガスの
噴出により飲料7が攪拌されて、結果として多くの小さ
な泡が発生し、その泡が缶1内の飲料7を介して立ち上
がるにつれて、核を形成し、飲料7全体にさらに小さな
泡を発生させる。こうして、飲料7が缶1から飲用グラ
スのような容器に注がれるにつれて、泡が飲料と密に混
在していき、あたかも樽から注いだようになる。閉止装
置6は、図1においては、インサート5の頂部に配置さ
れているように示されているが、閉止装置6は、インサ
ート5の側部又は6’に示すような底部に配置すること
も可能である。
【0037】中空インサート5は、フランジ9を備えた
アーム8を含むこともあり、フランジ9は図1に示され
るように缶1の内部側壁に当接整合し、缶1の内部の適
当な位置にインサート5を保持する。缶1の側壁にイン
サート5を保持するための内側突起を設けることも可能
である。代わりに、図2に示すように、インサート5を
飲料7中にフロートさせ、重し10をつけて缶1の内側
の特定方向を常に向くようにし、もって、缶1の開放時
にガスが閉止部材6より飲料7中に噴出するようにする
ことも可能である。
【0038】図3に示す第3の実施の形態では、インサ
ート5は、可撓性アーム11を含み、このアームもイン
サート5を適当な位置に保持するように缶1の内側側壁
に係合する。同様に、缶1の側壁にインサート5を保持
するための内側突起を設けることも可能である。図4に
示す別の実施の形態においては、インサートを缶に挿入
した後缶の側壁1を変形し、缶1の底部付近の位置にイ
ンサート5を保持するための半径方向内側に突出する突
起12を形成する。さらに、図示していない別の実施の
形態では、インサートを缶1の内側に接着させてもよ
く、また、インサートに「吸盤」のようなものを設けた
り形成したりすることにより缶1の底部又は側壁に対し
て保持してもよく、あるいは、インサート5のフランジ
を、ヨーロッパ特許公開第0、481、019号に記載
されているように、蓋部2と缶1との間のシーム4に捕
捉させることも可能である。
【0039】各種の閉止装置6について以下に説明す
る。全ての閉止装置は概ね上述の形式のインサート5の
いずれかと一緒に使用することができる。全ての閉止装
置は、缶の開放による中空インサート5の内側と缶1の
内側の間の圧力差に対して反応し、インサート5の超大
気圧によってその内側から容器1内の溶液7中にガスを
噴出させる。
【0040】閉止装置6の第1の実施の形態は、図5に
示すように、インサート5の壁面に形成された小さな破
裂ディスク12からなる。この実施の形態においては、
インサート5の壁面は小さな面積の非常に薄い部分12
を含み、この薄い部分が、例えば、1.3バールの圧力
差で破裂して直径約0.1ミリメートルの開口部を形成
する。
【0041】支持部材をインサート5の内側に設けて、
例えば、加熱殺菌等の間にディスク12が内側に向かっ
て破裂するのを防止することも可能である。
【0042】図6、図7及び図8に示す閉止装置の第2
の実施の形態は、カップ形状のインサート16から構成
されている。インサート16は、ガスが充填された後ア
ルミニウム又はプラスチックフィルムなどの薄膜17に
より閉止され密封される。膜17は典型的にはフランジ
にヒートシールされ又は接着される。カップ形状のイン
サート16のラウンド形状の上方リム19には、キャッ
プ20がスナップ嵌合されている。キャップ20は、下
方に突出するスパイク22及び開口21を有している。
このスパイク22は、当初は部材17の表面に僅かに乗
っている。
【0043】インサートは、缶1に挿入された後その内
部の圧力が、後述するように、缶1内の圧力と実質的に
平衡状態に達するまで調整される。内外の圧力が実質的
に同じとなった時、膜17は、図6に示すように、概ね
平面状になる。しかしながら、リング式プルタブ3の開
放時には、インサート5内の圧力が大気の圧力よりも非
常に大きいために、膜17が外側に曲がり、スパイク2
2にあたって破れ、ガスがインサート5から缶1内の飲
料7中に放出される。
【0044】第3の実施の形態においては、閉止装置6
は、10ミリメートル程度の大径の開口に連通する0.
3ミリメートル程度の小径の開口から形成される。スト
ラップ28によりインサートの側壁に接続された捕捉プ
ラグ27が、当初は、開口25に近接するボア26内に
挿入されており、図9に示すように中空インサート5を
閉止している。しかしながら、缶1の蓋部2内の再封不
能の閉止装置3を開放した結果、開口26の側壁とプラ
グ27の間の摩擦力を越えるに十分な圧力差が生じる
と、図10に示すように、インサート5内の圧力がプラ
グ27を開口26から動かしガスをインサートの内側か
ら細い開口25を介して噴射する。
【0045】閉止装置の第4の実施の形態が図11乃至
図17に示されている。この実施の形態は、ラウンド状
リム31を備え、缶の内部の側壁に当接整合するフラン
ジ9を有するアーム8に接続されたカップ形状のインサ
ート30と、小径の開口33を含む蓋部32とから構成
されている。小開口33は0.3ミリメートルの直径を
有し、ラウンドリム31と協働する環状溝34を備えて
おり、スナップ係合が可能なように構成されている。リ
ム36を備えた二次キャップ35がキャップ32の外側
周りに整合している。リム36はキャップ32の外径に
当接係合されている。
【0046】インサート5が缶1の内側にある場合に
は、インサート5内の圧力が実質的に缶の内容物と平衡
しており、この状態は後述するような様々な方法の内か
ら1つを用いて達成される。閉止装置3を開放して缶を
開けると、インサート5内の圧力が小さなオリフィス3
3を介して作用する結果、実質的な圧力差が二次キャッ
プ35の表面を横切るように存在することになる。この
圧力は、キャップ32の外側とリム36の間の当接係合
を解消して、二次キャップ35を吹き飛ばすのに十分な
ものである。その後、インサート5の内側からのガス
が、小さなオリフィス33を介して噴出し飲料中を攪拌
し飲料7全体に小さな泡を発生させる。キャップが吹き
飛ばされたことによる衝撃波が飲料7全体に及び、飲料
からさらに小さな泡が発生する。
【0047】図18及び図19に示される第5の実施の
形態は第4の実施の形態を単純化したものである。第5
の実施の形態も、第4の実施の形態と同様、開口端の外
周に形成されたラウンド状突出リブ31を備えたカップ
形状の本体部分30から構成されている。第5の実施の
形態においては、インサートは、内曲がりリム38と内
側環状突起39を備えた単一キャップ37を備えてい
る。小さな開口33が内曲がりリム38に形成されてい
る。インサート5には不活性ガスが充填されキャップ3
7が取り付けられる。キャップ37はカップ形状部分3
0に完全に押圧され、環状突起39の外側がカップ形状
部分30の開放端のリムの内面に対して緊密なシールを
形成する。開口リムはさらに、キャップ37の内曲がり
リム38に係合するラウンド状突起31により支持され
ており、これが、これらの領域の間に形成されるシール
を完全なものにしている。インサート5に実質的な圧力
差が加わると、キャップ37が、リム38の内曲がり部
分が突出リブ31に係合するまで、本体30から軸方向
に離れるように移動する。この位置において、環状突起
39と部分30の開放端の間に形成されたシールが破壊
されて、インサート5からガスが小径のオリフィス33
を介して飲料7中に噴出される。
【0048】図21、図22及び図23に示される第6
の実施の形態は第5の実施の形態とほぼ同様であるが、
但し、カップ形状部分30が内側方向に向いた環状突起
40を有しており、キャップ41が外曲がり端43を備
えた従属フランジ42を備えている。小径の開口33が
フランジ42に設けられている。本体30にガスが充填
された後に、キャップ41が本体に付勢されて、本体の
開口端を閉止し、インサートを密封する。キャップ41
は第5の実施の形態と同様に当接係合により保持するこ
とも可能であり、また、接着剤44により所定位置に固
定することも可能である。接着剤の機能については後に
詳述する。
【0049】上述の実施の形態と同様、インサート5内
の圧力は、充填された缶の圧力と実質的に同じであり、
缶1の開放時にインサート5内の超大気圧によりキャッ
プ41が図22に示すような位置に向かって外側に移動
する。その後、ガスが開口33を介して缶1内の飲料7
中に放出される。
【0050】閉止装置6の第7の実施の形態が図23及
び図24に示されている。この実施の形態においては、
インサート5の壁面の開口45は挿入して閉止するゴム
製又はゴム状の栓46を備えている。栓46は拡大ヘッ
ド部分47と穴45内に栓46を保持する留め部分48
を備えている。栓46のヘッド部分47は通常はインサ
ート5の外面を密封してそれを閉止状態に保持する。し
かしながら、インサート5の内側と缶1の内側の間に十
分な圧力差が存在すると、栓46が歪んでガスが穴45
及び栓46のヘッド47の下方を介して漏れてインサー
ト5の内側からガスが噴出する。
【0051】第8の実施の形態においては、インサート
5は、2つの部分から構成され閉止された略環状(略円
形状)閉鎖体からなる。インサート5の一方の円形状面
には中央開口51が設けられている。ゴム又はゴム様の
弾性材料製の環(管)状部分52がボア51内に挿入さ
れている。ボア51及びゴム又はゴム様の弾性材料製の
管状部分52の間の整合性が調整されており、環状面5
0が図25に示すようにほぼ平面的である時、すなわ
ち、インサート5内の圧力が実質的に外側の圧力と等し
い時には、管状インサート52の中央の開口が、図25
に示すように開口51の側部により塞がれる。しかしな
がら、インサート5の内側の圧力が外側の圧力よりも大
きくなると、インサート5が膨張し、環状面50が図2
6に幾分誇張して示されているように概ね円錐形状にな
る。この結果、開口51の側部がインサート52に与え
る圧力が減じられて、インサート52内側の中央開口5
3が開放し、ガスが開口52を通って容器1内の飲料中
に放出される。
【0052】第9の実施の形態においては、インサート
5は、図27に示すような自転車のタイヤに用いられる
ものとほぼ同様な圧力応答弁を備えている。すなわち、
インサート5は直径0.5ミリメートルの小さな開口5
6を含む中空のスピゴット55を備えている。ゴム又は
ゴム様の弾性スリーブ57がスピゴット55の外周を囲
み、小さな開口56を覆っている。スリーブは、弁とし
て機能し、缶1内部の飲料7から開口56を介して液体
が侵入するのを防止するが、インサート5内の圧力が外
側の圧力よりも大きくなると、ガスがインサート5から
小さな開口56を介して放出されて、スリーブ57をス
ピゴット55の表面から離し、ガスをそれらの間から解
放させる。
【0053】閉止装置6の第10の実施の形態が図28
及び図29に示されている。この実施の形態では、イン
サート5の壁面に小径の開口60を備えており、小径の
開口60ははるかに大きな直径を有するチャンバ61に
連通している。チャンバ61は、チャンバ61の開口端
に隣接するラグ63により所定位置に保持される密封プ
レート62を収納している。チャンバ5の外側圧力が内
側圧力よりも大きくなると、密封プレート62がチャン
バの底部に向かって付勢されて、小径の開口60を密封
する。チャンバ5内の圧力が外側の圧力よりも大きくな
ると、プレートが座を持ち上げて、ガスをインサート5
内側から小径の開口60及びプレート62の側部周りを
介して逃す。接着剤64をプレート62と座の間に加え
て、プレートを所定の位置に固定して、インサート5の
内側と外側の内部圧力差に対抗させることも可能であ
る。なお、この接着剤の機能については後に詳述する。
【0054】第11の実施の形態においては、インサー
ト5は、図30に示すように、開放リムの周りに半径方
向外側に伸張するラウンド状突起66を有すると共に頂
部が開放したカップ形状容器65を備えている。蓋部6
7が、概ね半球形の座面69により外面を囲まれた小径
オリフィス68を備えている。半球形密封部材70が、
クロスペッグ形式のスプリング71により半球形座面6
9に付勢されて、通常は小径開口68を密封している。
密封部材70及び半球形密封面69により、圧力応答弁
アセンブリが構成されて、弁アセンブリの解放圧力はク
ロスペッグ形式のスプリング71の強さにより決定され
ている。チャンバ5内の圧力が密封部材70を座69か
ら持ち上げるのに必要な圧力差を超過すると、ガスがオ
リフィス68を介してインサート5の内側から缶1の飲
料7中に放出される。
【0055】第12の実施の形態は、概ね第11の実施
の形態と同様であるが、この場合には、クロスペッグ形
式のスプリング71を設ける代わりに、図31に示すよ
うに、蓋部67と一体的に形成されたレバー72を設け
て、これを、小径オリフィス68を閉じるよう密封部材
73を半球形密封面69に係合する位置に保持する片持
ちスプリングとして機能させる。この実施の形態は、前
述の実施の形態と、全く同様に作動する。
【0056】閉止装置6の第13の実施の形態が図32
乃至図36に示されている。図32及び図34はインサ
ート自体を示しており、他方、図33、図35及び図3
6は缶1の底部の所定位置に配置された状態を示してい
る。インサート5は、主体部分80と蓋部81との2つ
の部分に射出成型される。蓋部は、環状の概ね円錐形の
座83により内側が囲まれた典型的には0.3ミリメー
トルの直径を有する制限オリフィス82を備えており、
対応する円錐座面85を有する弁閉止部材84が、主体
部分80の面86と一体的に成型される。蓋部81は、
半径方向外側に突出する環状リブ87と蓋部81の重な
りリムのスカート部の環状リセスにより、本体80にス
ナップ嵌合可能である。蓋部81が本体80に取り付け
られると、円錐座面85が座83を密封して、インサー
トの内側から制限オリフィス82を介してのガスの通路
を塞ぐ弁を形成する。同様に、オリフィス82を介して
のインサート5への液体の侵入も防止される。インサー
ト5は、図34に明示するように、概ね楕円形状をして
おり、開口88が中空インサートと周囲スカート89の
間に設けられて飲料の通過を許す。
【0057】蓋部81は2乃至3バールの超大気圧の窒
素雰囲気内でインサート5の主体部分80と組み立てら
れる。インサート5はその後缶1に配置される。それか
ら、従来の缶充填機械にて、缶1にビール7が充填され
液体窒素が施されて蓋部3で密封される。蓋部3の密封
の後、缶1内の圧力が相当に上昇する。インサート5の
外側の圧力が蓋部81を抑え、面86がより堅固に付勢
されて、密封面83と85をよりしっかりと作用させ
る。充填の後に、缶に缶内加熱殺菌処理が施されて、そ
の場合には、約20分にわたって約60℃にまで加熱さ
れる。この間に、缶内部の圧力が少なくとも4バールの
圧力にまで上昇し、これにより、さらに蓋部81と壁部
86とがより強固に付勢される。ここで、インサート5
の射出成型材料であるプラスチック材料は約60℃の温
度下において非弾性的に歪む傾向を有しており、また、
缶の内部の圧力がインサート5の内部の圧力よりも相当
高くなっているため、少なくとも底部の壁面86が図3
5に示すように変形する。このインサートの変形に加
え、温度上昇によりインサート内の内部応力の緩和が引
き起こされる。加熱殺菌の後、缶及びその内容物は冷却
されるが、缶の内部の圧力はやはりインサート5の内側
の2バールよりも相当に高いので、壁部86及び蓋部8
1は相互に付勢されたまま保持されて、密封面83及び
85を堅密に係合し続ける。閉止部材3が解放される
と、缶の内圧が急激に大気圧にまで減圧する。インサー
ト5内の圧力は、今度は、加熱殺菌中に生じた変形と応
力緩和の結果として、壁面86を蓋部81から遠ざける
ように付勢し密封面83及び85を分離させて、ガスを
インサート5の内側から小径オリフィス82を介して缶
1内のビール内に噴出させる。
【0058】このように、加熱殺菌の間にインサート5
内に生じた状態の変化により圧力解放弁の吹き出し圧力
が変化して、加熱殺菌の後の吹き出し圧力の方が加熱殺
菌の前の吹き出し圧力よりも低くなる。これにより、缶
1に挿入する前にはインサート5をガスの放出のおそれ
なしに超過圧力にまで加圧することが可能になり、しか
も、加熱殺菌後に缶が開放されると閉止装置6が開放し
てインサート5からガスを噴出させることができる。
【0059】上記と同様の効果は、図31に示す実施の
形態の片持ちスプリング72を形成する材料の状態を変
化させたり、図25及び図26に示す実施の形態の壁面
50の強度を変化させることにより、達成することが可
能である。従って、これらの全ての場合において、イン
サート5に最初にガスを充填した際の閉止装置の解放圧
力と缶1が開放された際の解放圧力との間に差を達成す
ることが可能である。加熱殺菌処理の結果の温度変化を
用いる他の方法としては、感熱性及び/又は液体感応性
接着剤を使用するものが含まれる。図21及び図22、
あるいは図28及び図29に示す実施の形態において、
それぞれ、接着剤44又は64を感熱性又は液体感応性
材料から形成することにより、インサートはその製造及
び充填当初に高い超大気圧に対し抵抗可能となる。しか
しながら、容器内に組み込まれ、特に、加熱殺菌処理が
施された後には、接着剤が破壊され、その後は、閉止装
置6はインサート5の内側と外側の間の圧力差にのみ応
答するようになる。
【0060】第14の実施の形態は第13の実施の形態
とほぼ同様であるが、異なる技法を用いて、充填当初の
圧力と容器が解放された時の圧力との間に差圧を達成し
たものである。
【0061】第14の実施の形態は、特に、図37乃至
図40に示されている。インサート5は、リム周りに半
径方向外側に突出するリブ91を備えた開放端を有する
カップ形状部分90から構成される。蓋部92は、厚み
が減少した部分93と小径の中央開口94を備え、リブ
91に対しスナップ嵌合されている。図40に明示され
るような弁閉止部材95が小径開口94の下部に対して
保持されており、円錐台面96に対して着座している。
弁閉止部材95は、円錐台面96の端部の若干内曲がり
の部分97により、蓋部92の所定位置に保持されてい
る。管状部分98が、図37乃至図40に示すように、
カップ形状部分90の底部から上方に向かって伸張し、
その上方端に漏斗形状案内部分99を、また、その上方
端内側にラチェット歯100を備えている。弁閉止部材
95は、下方に延びるスピゴット101を備えている。
【0062】図37に示されるような初期構成の蓋部9
2は、約2バールの超大気圧の窒素雰囲気において部分
90の頂部に配置される。弁閉止部材95が座96に対
して保持されているので、結果として、ガスがインサー
トに内包され大気圧に曝された場合にも保持される。そ
の後、インサート5は缶1内に組み込まれ、次いで、従
来の方法により、缶1にビール7が充填され液体窒素処
理が施されて密封される。缶1内部の圧力が上昇して、
インサート5内の圧力の2バールを超過すると、蓋部9
2が部分90の底部方向下方に向かって付勢される。特
に、加熱殺菌処理の間に缶内部の圧力が4バールに達す
ると、蓋部はさらに部分90の底部方向下方に付勢され
図38に示すような位置に達する。この際、スピゴット
101は案内部分99により案内され、管状部分98の
頂端部に入り込み、ラチェット歯100に歯合する。加
熱殺菌が完了すると、缶内部の圧力が幾分下がるが、イ
ンサート5の内側に比較すればまだ大きいので、インサ
ートは図38に示すような状態に保持される。しかしな
がら、缶1の開放時には、インサート5の内側の圧力は
缶1の内側に存在する大気圧よりも高くなるので、その
結果、蓋部92は上下に曲がる。しかしながら、現段階
では弁閉止部材95はラチェット歯100とスピゴット
101の相互係合により保持されているため、蓋部92
が上方に曲がるにつれて弁閉止部材95が座96から離
れて、インサート5内部のガスが小径オリフィス94を
介して缶1内の飲料7中に噴出する。
【0063】上述の実施の形態によれば、上記部材2
5、26、27;32、33、35、36;33、3
7、38、39;33、41;46;51、52、5
3;55、56、57;60、61、62;68、6
9、70、71;68、69、72、73;82、8
3、84、85;94、95、96により、圧力応答弁
手段が構成されている。
【0064】上述のこれら全てのインサートは、缶1に
挿入される前あるいはその数工程後に、窒素、二酸化炭
素、これらの混合物、その他の不活性ガスにより超大気
圧にまで加圧される必要がある。ここで、閉止装置6が
インサート5の内側と外側の間のどんな圧力差にも応答
するものである場合においてインサート5を超大気圧に
予加圧する場合には、缶1が開放されるまでインサート
5を超大気圧下に保持し続けなければならない。そうで
ない場合には、缶1内にインサートを挿入した後に、イ
ンサート内の圧力を増加させるための装置を設ける必要
がある。
【0065】上述のインサートを用いてこれを達成する
ための1つの方法としては、インサートの組立の間に、
単にインサート5から空気を除去してやるか、あるい
は、例えば、組立時に酸素吸収剤をインサート内に配置
してやる方法がある。その後、インサートを缶1内に配
置し、缶に液体窒素又は固体二酸化炭素、あるいはこれ
らの混合物を添加し、蓋部2でその開放端を密封するこ
とにより、缶内部の圧力をインサート5内部の圧力より
も相当程度大きくなるまで上昇させることができる。容
器内部の窒素及び/又は二酸化炭素の部分圧力が中空イ
ンサート5の内部圧力よりも相当に高いことから、イン
サートを低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレンその
他のポリエチレンのような低い障壁材料から形成するこ
とにより、1乃至6週間の当初期間にわたり、窒素及び
/又は二酸化炭素が缶からインサートの壁面を介して浸
透し続け、インサート内部の二酸化炭素及び窒素の部分
圧力を缶内部の圧力に接近させる。このように、インサ
ート5内の圧力は、缶内に挿入された当初は大気圧かま
たはそれ以下であったとしても、缶に挿入された後の1
乃至6週間にわたって上昇するので、缶1の開放直前に
は約2バールの超大気圧がインサート5内に存在するよ
うになる。
【0066】代わりに、インサートの組立時に、ペレッ
ト状のドライアイスその他の固体または液体窒素のよう
な液体ガスをインサートに充填することも可能である。
インサートを缶内に配置し缶を充填する直前に、インサ
ートにこれらの固体または液体ガスを充填することによ
って、充填動作が完了する際にはインサートの内側の圧
力が超大気圧にまで上昇しているようにすることが可能
であり、その結果、缶内における圧力とほぼ同様の圧力
が得られる。こうして、インサート5内に生じた圧力が
ほぼ缶1内に生じた圧力と整合するので、後に缶1の上
のリング式プルタブ3を開けるまで顕著な圧力差が生じ
ることはない。
【0067】インサート5内の圧力をインサート5を缶
内に組み込んだ後に上昇させるための別の方法として
は、インサート5の容積の変化をその缶1内への配置の
後に生じさせることである。図41は閉止装置6を備え
た一般的な2部分構成インサート5の断面図を示してい
る。2部分構成インサートは、基体部分110と蓋部1
11から構成されている。蓋部111は最初に部分11
0に取り付けられる時には概ねドーム形状をしている。
インサート5の2つの部分は、ほぼ大気圧の窒素雰囲気
中で組み立てられることが好ましい。このインサート
は、缶1内に配置され、その後、従来の缶充填機械装置
により、缶に飲料7が充填され液体窒素が添加され蓋部
2により密封されると、缶1内の圧力が上昇する。圧力
が一旦十分な程度にまで上昇すると、その圧力により蓋
部111が反り返り、図42に示すように、インサート
5の内側に付勢される。すると、インサートにより囲ま
れた部分の容積が減じるので、インサート5内のガスの
圧力が上昇する。後に缶1を開放すると、蓋部111が
復帰するのではなく閉止装置6が動作する。
【0068】図43及び図44には別の実施の形態が示
されている。この実施の形態においては、インサート5
は、鼓状につぶれる側壁115とバネ付加ラチェットア
ーム116とを備えている。このインサートも閉止装置
6を備えている。上記と同様に、インサートは大気圧又
はそれよりも若干高い窒素で充填されるが、その際の状
態は図43に示すようである。このインサートが缶1内
に挿入され缶が充填されて密封された後、缶の内部の圧
力が特に加熱殺菌工程の間に上昇するにつれて、インサ
ートは圧壊されてその体積が減少し、インサートの内側
及び外側の圧力が実質的に同一に保持される。インサー
トが圧壊されるにつれ、その頂部壁117はラチェット
アーム116を外側に付勢していく。この頂部壁117
がつめ部を通過すると、インサートは跳ねかえってきた
ラチェットアーム116により保持されて、その収縮状
態に維持される。
【0069】体積を減じるための別の実施の形態が図4
5及び図46に示されている。この実施の形態は、閉止
装置6を備えた蓋部121と主体120を備えた2部分
構成インサートである。主体120は引き伸ばし吹き出
しPETから構成され、適当な体積を有している。イン
サート5の2つの部分は、実質的に大気圧の窒素雰囲気
内で組み立てられる。インサート5が、上記と同様に、
缶1内に配置されて、缶に充填が行われ密封される。加
熱殺菌の間に缶及び缶が内包する飲料が約20分にわた
って約60℃にまで加熱される。この間に、4バール以
下の圧力が缶1内に生じる。インサートの主体部分12
0は、この温度にまで加熱されると、吹き出される以前
の形状に戻るべく収縮する傾向を有する。この収縮は、
インサート5の内側の圧力と缶1の内側の圧力の間の圧
力差により促進され、加熱殺菌の間に、インサート5の
体積がかなり減少する。缶1及びその内容物が冷却され
ると、インサート5はこの新しい小さな体積を保持し、
缶1内部に存在する圧力とほぼ同じの超大気圧となる。
【0070】なお、本発明は上述の実施の形態の密閉容
器及び容器充填方法に限定されることはなく、本発明の
趣旨から逸脱することなく、種々の変更が可能である。
【0071】
【発明の効果】以上詳述した本発明の密閉容器によれ
ば、これから充填された飲料を注ぐと、その飲料に細か
い泡を形成させることができる。また、充填されている
飲料を酸化させることがない。しかも、従来の充填装置
にて飲料をすみやかに充填することができ、経済的負担
も少ない。
【0072】さらに、本発明の容器充填方法によれば、
飲料を注ぐ際にその飲料に細かい泡を形成させることが
できるよう当該飲料を容器に充填することができる。ま
た、充填された飲料が容器内において酸化されることを
防止するこができる。しかも、飲料の充填を従来の充填
装置にてすみやかに実施することが可能なため、経済的
負担を少なくすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインサートを含む缶の第1の実施の形
態の断面図である。
【図2】インサートを含む缶の第2の実施の形態の断面
図である。
【図3】インサートを含む缶の第3の実施の形態の断面
図である。
【図4】第4の実施の形態の断面図である。
【図5】閉止装置の第1の実施の形態の部分断面図であ
る。
【図6】第1状態にある閉止装置の第2の実施の形態を
備えたインサートの断面図である。
【図7】図6に示すインサートの平面図である。
【図8】第2状態にある図6に示すインサートの断面図
である。
【図9】第1状態にある閉止装置の第3の実施の形態の
部分断面図である。
【図10】第2状態にある閉止装置の第3の実施の形態
の部分断面図である。
【図11】閉止装置の第4の実施の形態を備えたインサ
ートの断面図である。
【図12】図11に示されたインサートの本体部分の断
面図である。
【図13】図11に示されたインサートの本体部分の平
面図である。
【図14】図11に示されたインサートの第1キャップ
の断面図である。
【図15】図11に示されたインサートの第1キャップ
の平面図である。
【図16】図11に示されたインサートの第2キャップ
の断面図である。
【図17】図11に示されたインサートの第2キャップ
の平面図である。
【図18】閉止装置の第5の実施の形態を備えたインサ
ートの拡大断面図である。
【図19】第1状態にある図18に示す組立済みインサ
ートの断面図である。
【図20】第2状態にある図18に示す組立済みインサ
ートの断面図である。
【図21】第1状態にある閉止装置の第6の実施の形態
を含むインサートの断面図である。
【図22】第2状態にある図21に示すインサートの断
面図である。
【図23】閉止装置の第7の実施の形態の部分断面図で
ある。
【図24】閉止装置の第7の実施の形態の底面図であ
る。
【図25】第1状態にある閉止装置の第8の実施の形態
の部分断面図である。
【図26】第2状態にある閉止装置の第8の実施の形態
の部分断面図である。
【図27】閉止装置の第9の実施の形態の部分断面図で
ある。
【図28】閉止装置の第10の実施の形態の部分断面図
である。
【図29】図28に示された閉止装置の平面図である。
【図30】閉止装置の第11の実施の形態を含むインサ
ートの断面図である。
【図31】閉止装置の第12の実施の形態を含むインサ
ートの断面図である。
【図32】閉止装置の第13の実施の形態を備えたイン
サートの断面図である。
【図33】図32のインサートの配置状態を示す缶の断
面図である。
【図34】図32に示すインサートの平面図である。
【図35】加熱殺菌の間にどのようにインサートが変形
するかを示す断面図である。
【図36】缶の開放時にガスを噴出するインサートの様
子を示す断面図である。
【図37】第1状態にある閉止装置の第14の実施の形
態の断面図である。
【図38】第2状態にある閉止装置の第14の実施の形
態の断面図である。
【図39】第3状態にある閉止装置の第14の実施の形
態の断面図である。
【図40】閉止装置の第14の実施の形態の拡大寸法で
示した部分断面図である。
【図41】内部圧力が増加する前の状態を示すインサー
トの断面図である。
【図42】内部圧力が増加した後の状態を示す図41に
示すインサートの断面図である。
【図43】内部圧力が増加する前のインサートの別の実
施の形態の断面図である。
【図44】内部圧力が増加した後の図43に示すインサ
ートの断面図である。
【図45】加熱殺菌の前でありかつ内部圧力が増加する
前のインサートの別の実施の形態の断面図である。
【図46】加熱殺菌の後でありかつ内部圧力が増加した
後の図45に示すインサートの断面図である。
【符号の説明】
1 缶 2 蓋部 5 インサート 6 閉止装置 10 重し
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9004731.7 (32)優先日 1990年3月2日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (72)発明者 ジャミーソン、ジェイムズ ジェラルド イギリス国 ミッド ベッドフォードシャ ー エムケー45 2ディーエッチ モール ドン、アンプセィル ロード 65 (72)発明者 モール、デビッド イギリス国 ベッドフォードシャー ベッ ドフォード キンボルトン ロード 45 (72)発明者 ラッドフォード、マーク ピー. イギリス国 ベッドフォードシャー エム ケー45 4イーゼット シルソー ニュー バリー クローズ ナンバー.6 (72)発明者 キャメロン−プライス、アーネスト ジェ イムズ イギリス国 バーミンガム ビー30 2ビ ーティー スターチェリー、シー/オー シャルロット ロード (番地なし) (72)発明者 コステロ エドワード ロジャー イギリス国 コベントリー シーブイ4 7ビーエス キャノン ヒル ロード 86 (72)発明者 カーショー、ピーター フランク イギリス国 ブロムズグローブ ビー61 0エヌピー キャットシル メイフィール ド クローズ 136

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲料と別体の中空インサートとを有し、
    該インサートが、超大気圧の非酸化ガスを含み、飲料上
    に浮いた状態にされ重しをつけられており、容器の開放
    に応答して該インサートの内部と飲料との間を連通させ
    るための手段を備えており、もって、容器の開放時に、
    該手段を除き閉じている該インサートが該手段を介して
    ガスを飲料内へ噴出させることを特徴とする密閉容器。
  2. 【請求項2】 前記手段が圧力応答弁手段からなり、前
    記密閉容器の開放の後にインサートの内側のガスの圧力
    と容器内の大気圧との間に圧力差が生じると、該圧力応
    答弁手段が開放してガスを容器の本体中の飲料中に噴射
    することを特徴とする、請求項1に記載の密閉容器。
  3. 【請求項3】 飲料と別体の中空インサートとを有し、
    該インサートが、超大気圧の非酸化ガスを含み、飲料上
    に浮いた状態にされ重しをつけられており、圧力応答弁
    手段を備え、該弁手段を除いて閉じており、容器の開放
    時に、該インサートが該弁手段を介してガスを容器内の
    飲料中へ噴出させることを特徴とする密閉容器。
  4. 【請求項4】 前記弁手段が、オリフィスの内側を囲む
    座と、その座に対して着座してシールを形成するための
    弁閉止部材とを備え、前記インサートが、弾性材料から
    形成され2つの対向面を備えており、その一方の面に該
    オリフィスと該座が形成され、他方の面の内側に該弁閉
    止部材が取り付けられており、該弁閉止部材が該一方の
    面の内側の座まで伸張していることを特徴とする、請求
    項2または3に記載の密閉容器。
  5. 【請求項5】 前記インサートが、前記容器へ挿入され
    る際には実質的に大気圧のガスを含有しており、該イン
    サート内の圧力が該インサートが該容器内に配置され容
    器に飲料が充填された後に上昇することを特徴とする、
    請求項1乃至4のいずれかに記載の密閉容器。
  6. 【請求項6】 前記インサート内のガスが、前記容器内
    と実質的に平衡状態にあることを特徴とする、請求項5
    に記載の密閉容器。
  7. 【請求項7】 前記インサート内の圧力が、前記容器か
    ら該インサート内へガスが導入されることにより上昇す
    ることを特徴とする、請求項5または6に記載の密閉容
    器。
  8. 【請求項8】 前記インサートの壁部が浸透性を有する
    ことを特徴とする、請求項7に記載の密閉容器。
  9. 【請求項9】 容器と実質的に大気圧の非酸化ガスを含
    有し容器の開放に応答してその内部と容器内の飲料との
    間を連通させるための手段を備え該手段を除き閉じてい
    る別体の中空インサートを用意する工程と、容器を充填
    する工程と、容器を密閉する工程と、該容器密閉後該イ
    ンサート内の圧力を超大気圧まで上昇させる工程とから
    なり、該容器が開放され該インサートが大気圧に露出さ
    れると、非酸化ガスが該手段を介して該インサートから
    飲料へ噴出されることを特徴とする、容器充填方法。
  10. 【請求項10】 容器と実質的に大気圧の非酸化ガスを
    含有した別体の閉じた中空インサートを用意する工程
    と、該容器に飲料を充填して密閉する工程と、該中空イ
    ンサートの体積を変化させて該インサート内の圧力を超
    大気圧まで上昇させる工程とからなり、該インサートが
    該容器の開放に応答する手段を備え、該密閉された容器
    が開放されると該インサート内の超大気圧がガスを該イ
    ンサートから該容器内の飲料へ噴出させることを特徴と
    する、容器充填方法。
  11. 【請求項11】 前記インサートは圧壊されまたはつぶ
    れるものであり、該インサートは、さらに、これを該圧
    壊またはつぶれた状態に維持するための機械的ロック機
    構を備えていることを特徴とする、請求項10に記載の
    容器充填方法。
  12. 【請求項12】 前記容器が開放される際ガスが前記イ
    ンサート内から抜け出るよう破裂する手段が設けられて
    いることを特徴とする、請求項10または11に記載の
    容器充填方法。
  13. 【請求項13】 前記インサートの体積が、加熱殺菌工
    程中に前記容器内で生じる圧力の上昇により変化するこ
    とを特徴とする、請求項10、11、または、12に記
    載の容器充填方法。
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