JP2825210B2 - 飲料用容器及び飲料用容器充填方法 - Google Patents

飲料用容器及び飲料用容器充填方法

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JP2825210B2 JP3500202A JP50020291A JP2825210B2 JP 2825210 B2 JP2825210 B2 JP 2825210B2 JP 3500202 A JP3500202 A JP 3500202A JP 50020291 A JP50020291 A JP 50020291A JP 2825210 B2 JP2825210 B2 JP 2825210B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 炭酸飲料、特にビール、なかんずく生ビールを注ぐ場
合には、きめの細かい滑らかな泡の頂部を形成すること
が好ましい。これにより滑らかな味わいを得ることがで
き、顧客に対してかなりアピールすることができる。通
常、かかる頂部は上記のような飲料を生樽から注いだ場
合にのみ形成される。飲料、特にビールなどを生樽から
注ぐ時に、飲料が注がれるにつれて小さな泡が飲料の本
体と緊密に混合され、飲料の注ぎが完了した後に、飲料
の本体と小さな泡が徐々に分離してきめの細かい滑らか
な泡の頂部が形成されることも、顧客に対するアピール
を相当に増す別の要因である。
背景技術 注入の間に飲料本体中に発散される上記のような小さ
な泡の形成は、液体を攪拌して、制御された均一の寸法
の小さな泡を発生させるような局部的な圧力変化を生じ
させることにより促進される。かかる小さな泡の発生量
と飲料の頂部の生成量を増加させ制御するための多くの
提案が長年にわたりなされてきている。我々は以前に英
国特許公開第1378692号の明細書において、飲用容器に
飲料を注入する直前に飲料を攪拌するべく超音波トラン
スジューサを用いることを開示しており、さらに、飲料
の最初に注入される部分に超音波を当てて、この最初の
部分から小さな泡を発生させ、それから、飲料の残りの
部分を注ぐ間に徐々に浮かび上がらせ、それを核部分と
して作用させて、さらに制御された寸法の小さな泡の生
成を引き起こす方法を開示している。
英国特許公開第1280240号、同第1588624号及び同第22
00854号などにおいても、ビールその他の炭酸飲料の上
に必要なきめ細かな滑らかな頂部の形成を促進する他の
多くの提案がなされている。しかしながら、これらの提
案の大部分は、ビールが生樽から注入される場合の泡の
頂部の形成に関連してなされている。
英国特許公開第1266351号は、ビールその他の炭酸飲
料を缶や瓶などの容器から注入する場合に生タイプの頂
部を生成するためのシステムについて開示している。こ
の明細書に記述されている実施例において、容器は、内
部二次チャンバを含み、このチャンバには容器に飲料が
充填される充填工程の一部において加圧ガスが充填され
るか、あるいは加圧ガスで内部二次チャンバを予充填し
て充填後の短時間の間に溶解するゼラチンなどの材料か
ら形成される可溶性プラグでチャンバを密封する処理が
施される。二次チャンバは小さなオリフィスを含み、全
体の構成配置は、容器を開放して、容器の本体中の圧力
を減じる際に、二次室からのガスをオリフィスを介して
容器本体中のビール中に噴出させて、攪拌を生じさせ、
必要な小さな泡を発生させ、次いで、この泡が核部分と
して作用して、缶その他の容器中の内容物全体に同じよ
うな泡を発生させるように行われる。この特許明細書に
記載されている構成は、主に二次チャンバを加圧するた
めの別の充填工程を使用する必要があるために幾分複雑
であり、特に、好適に分割された缶を用いる必要がある
ために、この技法は商業的に用いられることがなかっ
た。
英国特許公開第2183592号には、最近市場で成功を収
めた別の技法が開示されている。このシステムにおいて
は、炭酸飲料の容器は、側壁にオリフィスを備えた別の
中空インサートを含んでいる。容器充填工程の一部とし
て、ビールがゆっくりとオリフィスを介して中空インサ
ートの内部に導入されて、インサート及び容器本体の内
部の圧力が平衡する。容器の開放時にインサート内部か
ら飲料がオリフィスを介して容器本体内の飲料中に噴出
され、この噴出流が容器内の液体を攪拌し、その結果多
数の小さな泡が発生し、次いで、この泡が核部分として
作用して、容器の内容物全体に多数の小さな泡を発生さ
せる。かかる容器から飲料を飲用容器に注入する際に、
飲料が注入されるにつれて容器の全体にわたる小さな泡
の発生により、生樽から同じ飲料を注入する場合と同様
の外観を生じさせることになる。このシステムは多くの
問題点を有している。飲料で容器を充填する前に中空イ
ンサートの内部から酸素を除去することが重要である。
容器内部に酸素が存在すると、飲料が酸化されて、結果
として、味を落とし、微生物を成長させて、例えばアル
コールを含むような場合には飲料を酢化させるおそれが
ある。このように、このシステムを用いる場合には、一
般に容器を密封する前に、容器及びその二次チャンバか
ら酸素を実質的に除去する必要がある。二次チャンバが
その壁部に小さなオリフィスのみを備えた中空インサー
トの形式をとり、このインサートが空気で充填されてい
る場合には、かかる容器の充填及び密封の間に全ての空
気を除去することは困難である。
この問題を克服するための1つの方法として、英国特
許公開2183592号は、二次チャンバを形成するための不
活性ガスを用いた吹き込み成形技法により二次チャンバ
を製造し、それから、例えばレーザー光線の照射により
二次チャンバが容器内に配置される時にオリフィスのみ
を形成する方法を開示している。しかしながら、実際に
は、これは、かかる容器を充填する方法を示すものでは
ない。実際には、二次チャンバは2つの部分として射出
成形されて、その後2つの部分が溶接される。二次チャ
ンバが形成される場合に、通常の大気が空の容器内に導
入されて、それから全体の圧力が下げられ、二酸化炭素
やそれらの混合ガスのような非酸化ガスが充填され、同
様に容器が真空排気にされて、実質的に、容器の内部及
び二次チャンバの内部から全ての酸素を除去し、その
後、容器は非酸化ガスで充填されて、かかる処理が終了
した後においてのみ、飲料が充填される。この方法にお
いては、密封された容器内に残存する酸素の量が許容水
準にまで減じられるが、これらの付随的な真空排気及び
酸素除去処理により、容器充填工程に相当の遅れと困難
が付加されて、結果として、二次チャンバが容器に形成
されない等価のシステムに比較して、充填速度におい
て、25%の遅れが生じることになる。また、これらの方
法は特殊な非従来品の充填装置を使用する必要があるた
め、相当の経済的負担が強いられることになる。
発明の開示 本発明によれば、容器は実質的に酸化ガスを含まない
別体の閉止型中空インサートと、容器の開放に応答して
容器の開放時にインサートの内部と容器本体内に含まれ
る飲料との間を連通させるための装置を含んでいる。
容器の開放時にインサートは超大気圧のガスを含んで
おり、そのため、容器の開放時に、上記装置が中空イン
サートから容器内の飲料にガスを射出するべく開放し、
容器内の飲料を攪拌し、容器の内容物全体に小さな泡を
発生させる。
上記装置は破裂ディスクの形式で形成することも可能
であり、インサートの内側に存在する圧力と開放後の容
器内に存在する大気圧の間の差圧が生じると、破裂ディ
スクが破裂して、開口が形成され、その開口を通じてガ
スが容器内の飲料中に噴射される。この装置は相互に開
放可能な弁形式又は容器閉止装置に接続された破壊装置
の形式をとることも可能であり、その場合には、容器の
開放時に、開放動作により弁が開放されるか、インサー
トを破壊するかして、インサートから容器内の溶液中に
非酸化ガスを解放する。代わりに、この装置は圧力応答
弁の形式をとることも可能であり、インサート内部のガ
スの圧力と開放後の容器内に存在する圧力との差圧が生
じると、この圧力応答弁が開放して容器本体内の飲料中
にガスを放出する。
ある形式の上記弁は、制限オリフィス内に終端を有す
るボアと、ボアの内側に嵌合され、開放時に圧力が生じ
た場合に、ボアから飛び出し制限オリフィスを介して飲
料中にガスを噴出するインサートの外側上のプラグとか
ら構成される。この場合には、好ましくは、プラグはボ
ア及びオリフィスを囲む材料と一体的に成形される捕捉
プラグである。別の形式の弁はキャップを含み、このキ
ャップは軸方向に吹き飛ばされるか摺動してインサート
の壁面又はキャップ内の少なくとも1つのオリフィスを
露出させる。この形式の弁は、キャップがインサートの
内側と外側の間に存在する圧力差を破ると、キャップが
開放して少なくとも1つのオリフィスを露出させて、そ
れにより、容器内の飲料中に少なくとも1つのオリフィ
スを介してガスを放出させる。
さらに、好適に構成配列においては、弁は圧力応答部
材の形式を採用することが可能であり、この圧力応答部
材はインサート内側と容器の内側の間の圧力差を受け
て、移動又は歪みを生じて、開口部を開放して、インサ
ートの内側から容器内の飲料中にガスを逃す。ある型式
の上記弁は、インサートの壁面の開口に貫装される弾性
捕捉栓から構成されて、十分な圧力差が生じると、撓ん
で、インサートの内部から開口部を介して容器本体中の
溶液中にガスを放出する。別の形式の上記弁は、オリフ
ィスの内側を囲む座と、その座に着座されてシールを形
成する弁閉止部材とから構成される。好ましくは、イン
サートは、2つの対向面を含み、一方の面にはオリフィ
スと座が形成され、他方の面の内側には弁閉止部材が取
り付けられて、一方の面の内側の座にまで延びている。
インサートをプラスチック材料のような若干の弾性を有
する材料から形成することにより、少なくとも対向面の
一方が、インサートの内側と外側の間の圧力差の結果、
容器が開放された後に外側に撓む。このような面の撓み
により、座と弁閉止部材との間に相対的移動が生じて、
閉止部材が座から外れ、インサートの内側からガスが、
座と弁閉止部材の間を通過し、さらにオリフィスを介し
て、容器本体内の溶液中に放出される。
インサートに二酸化炭素、窒素あるいはこれらの混合
ガスのような非酸素含有ガスが製造過程で予充填されて
いることが好ましい。インサートは好ましくは超大気圧
に予加圧されていることが好ましいが、部分的に真空排
気したり、最初に容器内に挿入される時に実質的に大気
圧の非酸素含有ガスで充填することも可能である。イン
サートが超大気圧に予加圧される場合には、インサート
が容器内に挿入される間、インサートは超大気圧に保持
され、さらに、容器及びインサート全体も、充填の間に
この超大気圧に保持される。しかしながら、これは、非
従来品の装置を使用する必要があるために好ましくはな
い。非酸化ガスが予充填されたインサートにとって好ま
しいことは、安定化されかつ完全に閉止された状態で大
気に露出され、その後に容器内に挿入されることであ
る。これを達成するためのある方法は、実質的に大気圧
の非酸化ガスでインサートを充填し、インサートを容器
内に配置し、容器に飲料が充填された後に、インサート
内部の圧力を上昇させることである。多くの方法により
これを達成することが可能である。第1に、インサート
全体、又は少なくとも一部を、容器に充填され加圧され
るガスが浸透可能な材料から形成することができる。こ
の方法によれば、充填してから1乃至6週間の間、イン
サートのインサートの浸透特性により容器内の飲料中に
ガスが溶解可能であり、例えば、二酸化炭素が、インサ
ートの内側のガスと溶解の内側のガスとが平衡状態に達
するまでインサートの壁面を通過して浸透する。インサ
ート内の圧力を上昇させるための別の方法は、インサー
トを容器内に配置して、容器に飲料を充填し密封した後
に、インサートの容積を変更可能なようにインサートを
構成することである。これはまた、充填された容器内に
生じる圧力を、容器の密封の後に、特に加熱殺菌工程の
間に、増加させる結果として、あるいは、同様に容器が
充填された後に生じる加熱殺菌の間に生じる温度変化の
結果として達成可能である。
充填密封の後に容器内で確定される圧力の増加の結
果、インサートの容積が変化した場合には、インサート
に圧壊又はつぶれが生じ、さらに機械的ロックを備える
ように構成することが可能であり、その結果、一旦圧壊
又はつぶれが生じれば、インサートは、容器内のその後
の圧力変化に拘らず、その圧壊又はつぶれた状態を保持
するように構成される。圧壊時にはインサート内の圧力
がかなり増加し、その結果インサートの容積が減少し、
インサートが圧壊状態に保持されるので、ガスが容器に
最初に挿入されたよりもかなり高圧に保持される。イン
サートを圧壊可能なように形成するある方法は、インサ
ートが圧力を加えると安定状態に転じるような1又はそ
れ以上のドーム状面を含むように構成することである。
インサートをその内部に包含されるガスを圧縮収縮可
能なように構成するある方法は、インサートを二軸延伸
プラスチック材料から製造することである。かかる材料
は、加熱時に二軸方向に延伸され、その後冷却されて、
二軸延伸配向を有するようにロックされる。しかしなが
ら、かかる材料が連続的に加熱されるとすぐに、プラス
チック記憶により収縮が生じる。このように、インサー
トを、二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)の
ような二軸延伸材料から構成して、概ね大気圧を有する
ガスで充填することが可能である。充填済み容器の加熱
殺菌時にインサートはかなりその容積を減じ、その結果
インサート内のガスが実質的に容器内に存在する圧力に
まで圧縮される。容器及びその内容物が冷却されると、
インサートの形状が同様にロックされる。
好ましくは、インサートは、容器内に配置される前に
超大気圧にまで加圧され、さらに、最初は実際の圧力差
に耐えるが、容器内に組み込まれて容器が充填され密封
された後には、非常小さな圧力差しきい値を有するよう
に構成された弁装置を含んでいる。同様に、充填後に容
器に弁装置の解放圧力の変化を生じさせるような後続の
加熱殺菌処理を行うことが可能である。ある実施例で
は、インサートは、弁座によって囲まれるオリフィスを
含む弾性壁を含み、弁閉止部材が当初は弁座に永久接触
するように弾性壁に保持される。しかしながら、一旦イ
ンサートが閉止され密封された後に容器内に構築される
圧力の増加を被ると、インサートの壁面が内側に撓み、
弁閉止部材を、インサートの対向面からの突起に係合さ
せる。突起及び弁閉止部材を連動させるための装置を設
けて、インサートの弾性壁が内側に撓んだ時に、突起と
弁閉止部材を連動させることも可能である。インサート
内部の圧力よりも高いか又は等しい外部圧力をインサー
トが受けてる間中、弁閉止部材は弁座に保持されてイン
サートを閉止する。しかしながら、インサート内の圧力
が外側の圧力よりも大きくなると、弾性壁が外側に撓
み、弁閉止部材が突起により保持されているので、弁閉
止部材は弁座から引き離されて、超大気圧ガスがインサ
ートの内側からオリフィスを介して排気される。
インサートが2つの対向面を含み、一方の面にオリフ
ィスと座が形成され、他方の面の内側に弁閉止部材が取
り付けられて、その弁閉止部材が一方の面の内側の座に
まで伸張しており、これらの対向面がインサートの内側
及び外側の間の圧力差の結果として撓み可能であり、対
向面の特性及び性質の物理的変化が加熱殺菌中に生じ、
そのため弁を解放する圧力の変化が生じる。典型的に
は、例えば、インサートは非酸素含有ガスで2又は3バ
ールの超大気圧にまで予加圧され、圧力応答弁がこの圧
力差の状態では閉止状態に保持されるように調整され
る。インサートが容器内に配置されて容器に飲料が充填
されて密封された後に、容器には、例えば、約60℃の温
度で約20分加熱殺菌するような加熱殺菌が施される。か
かる条件下で、容器内の圧力が約5バールにされて、イ
ンサートの内側と外側の間で1又は2バールの圧力差が
生じる。60℃の比較的高温の加熱殺菌の間に、圧力差が
インサートの対向面に生じて双方を付勢し、比較的高い
温度で、一般的には半径方向に非弾性的に伸張される。
インサートの変形に加えて、温度の上昇により、インサ
ート内の内部応力の弛緩が生じる。半径方向への伸張及
び弛緩により、2つの面の間に存在していた半径方向張
力が減少し、弁を解放するために必要な圧力差が変化す
る。
インサートが圧力応答部材を備えた弁を含む場合に
は、インサートは予加圧されかつ浸透性材料から形成さ
れる。こうして、インサートが超過加圧されるか、早期
に顕著な圧力差に曝されると、いくらかの内容物が排気
されるが、容器が充填されて加圧された後には、インサ
ートの内部の圧力が、充填から1乃至6週間の間に側壁
を介して浸透するため、上昇する。これは、さらに、容
器の格納の間に圧力応答弁からの若干の漏れに対しても
良好な効果を有する。
好ましくは、インサートは、本体部分と別体の蓋部分
の2つの部分から形成される。この場合には、インサー
トの製造及び組立中に本体を容易に予加圧することがで
きる。インサートは、インサートを通常又は超大気圧の
非酸化ガスに曝す間を通じて蓋及び本体部分を閉止する
ことにより予加圧することができる。あるいはまた、イ
ンサートは液体又は固体の二酸化炭素、液体窒素、又は
これらの混合物のような不活性ガスを本体部分に導入
し、若干の遅れの後に、液体又は固体のガスをインサー
トの本体から蒸発させ空気と置換することも可能である
が、その場合には、インサートを閉止するために蓋部が
本体に取り付けられる。残りの固体又は液体の不活性ガ
スが蒸発するにつれて、そのガスがインサートを超大気
圧に予加圧する。
インサートに導入される固体又は液体の不活性ガスの
量は、好ましくは、必要な最終圧力が得られるように計
量される。従来は、こうしたインサートの予加圧は、コ
ンベヤー上を送られる本体部分を液体不活性ガス計量ノ
ズルを通過させ、次いで、この計量ノズルが計量された
量の液体不活性ガスを各インサート本体中に施す。イン
サート本体は、それから、コンベヤーによってキャッピ
ングステーションにまで運ばれ、そこで、蓋部が取り付
けられる。液体ガス計量ノズルとキャッピングステーシ
ョンの間の距離及びコンベヤーの速度は、本体からの空
気の置換に必要な時間遅れが生じるように選択される。
蓋部は、本体に単純にスナップ嵌合されることが好まし
いが、代わりに、例えば、螺子、溶接又は接着剤などで
接続することも可能である。
インサートは、適当な場所に保持されるように容器の
側壁に当接整合するように構成することができる。代わ
りに、容器内の液体中に単にフロート状態におき、重し
をかけて、容器の開放時ガスが噴出する部分が常に、イ
ンサートの底部方向に向かうように配置することも可能
である。容器が缶から構成される場合には、缶を局所的
に変形させて、特定の場所にインサートを捕捉させるこ
とも可能である。さらに別の変更例ではインサートの一
部を容器の側壁と蓋部の間に配置して、一旦蓋部が容器
に固定されると、インサートが捕捉状態に保持されるよ
うに構成することも可能である。
本発明に基づく構成によれば、インサートは、容器内
に挿入される時に、常に完全に閉止されるので、従来の
容器充填動作には必要であった、水洗及び浄化動作を容
器に加える必要がない。このように、本発明は、市販さ
れている英国特許公開第2183592号に開示されているよ
うなシステムに対してかなりの利点を有しており、さら
に、標準金属缶やプラスチック製又はガラス製の瓶のよ
うな標準容器を使用することも可能であり、一旦インサ
ートが最初に容器内に配置されれば標準容器充填機械装
置により取り扱うことも可能である。
図面の簡単な説明 以下に本発明に基づく容器の実施例について、添付図
面を参照しながら説明するが、添付図面において; 図1は、インサートを含む缶の第1実施例の断面図で
あり; 図2は、インサートを含む缶の第2実施例の断面図で
あり; 図3は、インサートを含む缶の第3実施例の断面図で
あり; 図4は、第4実施例の断面図であり; 図5は、閉止装置の第1実施例の部分断面図であり; 図6は、第1状態にある閉止装置の第2実施例を備え
たインサートの断面図であり; 図7は、図6に示すインサートの平面図であり; 図8は、第2状態にある図6に示すインサートの断面
図であり; 図9は、第1状態にある閉止装置の第3実施例の部分
断面図であり; 図10は、第2状態にある閉止装置の第3実施例の部分
断面図であり; 図11は、閉止装置の第4実施例を備えたインサートの
断面図であり; 図12及び図13は、それぞれ、図11に示されたインサー
トの本体部分の断面図及び平面図であり; 図14及び図15は、それぞれ、図11に示されたインサー
トの第1キャップの断面図及び平面図であり; 図16及び図17は、それぞれ、図11に示されたインサー
トの第2キャップの断面図及び平面図であり; 図18は、閉止装置の第5実施例を備えたインサートの
拡大断面図であり; 図19は、第1状態にある図18に示す組立済みインサー
トの断面図であり; 図20は、第2状態にある図18に示す組立済みインサー
トの断面図であり; 図21は、第1状態にある閉止装置の第6実施例を含む
インサートの断面図であり; 図22は、第2状態にある図21に示すインサートの断面
図であり; 図23は、閉止装置の第7実施例の部分断面図であり; 図24は、閉止装置の第7実施例の底面図であり; 図25は、第1状態にある閉止装置の第8実施例の部分
断面図であり; 図26は、第2状態にある閉止装置の第8実施例の部分
断面図であり; 図27は、閉止装置の第9実施例の部分断面図であり; 図28は、閉止装置の第10実施例の部分断面図であり; 図29は、図28に示された閉止装置の平面図であり; 図30は、閉止装置の第11実施例を含むインサートの断
面図であり; 図31は、閉止装置の第12実施例を含むインサートの断
面図であり; 図32は、閉止装置の第13実施例を備えたインサートの
断面図であり; 図33は、図32のインサートの配置状態を示す缶の断面
図であり; 図34は、図32に示すインサートの平面図であり; 図35は、加熱殺菌の間にどのようにインサートが変形
するかを示す断面図であり; 図36は、缶の開放時にガスを噴出するインサートの様
子を示す断面図であり; 図37は、第1状態にある閉止装置の第14実施例の断面
図であり; 図38は、第2状態にある閉止装置の第14実施例の断面
図であり; 図39は、第3状態にある閉止装置の第14実施例の断面
図であり; 図40は、閉止装置の第14実施例の拡大寸法で示した部
分断面図であり; 図41は、内部圧力が増加する前の状態を示すインサー
トの断面図であり; 図42は、内部圧力が増加した後の状態を示す図41に示
すインサートの断面図であり; 図43は、内部圧力が増加する前のインサートの別の実
施例の断面図であり; 図44は、内部圧力が増加した後の図43に示すインサー
トの断面図であり; 図45は、加熱殺菌の前でありかつ内部圧力が増加する
前のインサートの別の実施例の断面図であり;さらに、 図46は、加熱殺菌の後でありかつ内部圧力が増加した
後の図45に示すインサートの断面図である。
発明を実施するための最良の形態 これらの全ての実施例において、容器は、引き裂きリ
ングプル又はステイオンタブのような再封不能な閉止装
置3を含む蓋部2を備えた缶1の形式をとる。蓋部2は
折り曲げシーム4により缶の上方リムに接続される。缶
1は、また、典型的には5乃至20ミリリットルの容積を
備えた中空インサート5を含み、このインサートは二酸
化炭素、又は窒素、又はこれらの混合物で充填され、詳
細には後述するような各種変更例のうちのいずれか1つ
の形式をとる。全てのインサートはいくつかの閉止装置
6を含み、それを介してインサートからガスが排出され
る。缶1にはビールのような飲料7が充填される。再封
不能閉止装置3が閉止されている間は、中空インサート
5はガスのみを含み、閉止装置6は、缶1の内部の飲料
7が中空インサート5に入らないように、閉止される。
しかしながら、再封不能閉止装置3の開放時に、缶1内
の圧力が大気圧にまで減少し、その時に、中空インサー
ト5内のガスの超大気圧によりガスが閉止装置6を介し
て放出され、飲料7にガスが噴出される。ガスの噴出に
より飲料7が攪拌されて、結果として多くの小さな泡が
発生され、その泡が缶1内の飲料7を介して立ち上がる
につれて、核を形成し、飲料7全体にさらに小さな泡を
発生させる。こうして、飲料7が缶1から飲用グラスの
ような容器に注がれるにつれて、泡が最初は飲料と混在
しているが、樽から飲料を注ぐと出現する。閉止装置6
は、図1においては、インサート5の頂部に配置されて
いるように示されているが、閉止装置6は、インサート
5の側部又は6′に示すような底部に配置することも可
能である。
中空インサート5は、フランジ9を備えたアーム8を
含むこともあり、フランジ9は図1に示されるように缶
1の内部側壁に当接整合し、缶1の内部の適当な位置に
インサート5を保持する。缶1の側壁にインサート5を
保持するための内側突起を設けることも可能である。代
わりに、図2に示すように、インサート5を飲料7中に
フロートさせて、重し10をつけて、缶1の内側の特定方
向を常に向くようにすることも可能である。図3に示す
第3の実施例では、インサート5は、可撓性アーム11を
含み、このアームもインサート5を適当な位置に保持す
るように缶1の内側側壁に係合する。同様に、缶1の側
壁にインサート5を保持するための内側突起を設けるこ
とも可能である。図4に示す別の実施例においては、缶
の側壁1は、缶1の底部付近の位置にインサート5を保
持する半径方向内側に突出する突起12を形成することに
より、インサートの挿入の後に変形されている。さら
に、図示していない別の実施例では、インサートは、缶
1の内側に接着されて、「吸盤」のようなものを設けた
り形成したりすることにより缶1の底部又は側壁に対し
て保持され、あるいは、インサート5のフランジを、当
該出願人に係る出願継続中のPCT/GB90/01017号に記載さ
れているように、蓋部2と缶1との間のシーム4に捕捉
させることも可能である。
各種の異なる閉止装置6について以下に説明する。全
ての閉止装置は概ね上述の形式のインサート5のいずれ
かと一緒に使用することができる。全ての閉止装置は開
放による中空インサート5の内側と缶1の内側の間の圧
力差に対して反応し、インサート5の内側から容器1内
の溶液中にガスを噴出させる。
閉止装置6の第1の実施例は、図5に示すように、イ
ンサート5の壁面に形成される小さな円形状破裂部15を
提供する。この実施例においては、インサート5の壁面
は小さな面積の非常に薄い円形状破裂部15を含み、この
薄い部分が、例えば、1.3バールの圧力差で破裂し、直
径約0.1ミリメートルの開口部を形成する。
支持部材をインサート5の内側に設けて、例えば、加
熱殺菌の間に、円形状破裂部15の破裂を防止することも
可能である。
図6、図7及び図8に示す閉止装置の第2実施例は、
カップ形状のインサート16から構成される。これはガス
で充填されて、アルミニウム又はプラスチックフィルム
などの薄膜17により閉止され密封される。膜17は典型的
にはフランジにヒートシール又は接着される。カップ形
状のインサート16のラウンド形状の上方リム19はそれに
スナップ嵌合されるキャップ20を備えている。キャップ
20は、当初は部材17の表面に僅かに乗っている下方に突
出するスパイク22及び開口21を含んでいる。
缶1に挿入した後に、インサート内部の圧力が、後に
詳述するように、缶1内の圧力と実質的に平衡状態に達
するまで、調整される。内外の圧力が実質的に同じであ
る場合には、膜17は、図6に示すように、概ね平面状に
なる。しかしながら、リング式プルタブ3の開放時に、
インサート5内の圧力が大気の圧力よりも非常に大きい
ので、膜17が外側に曲がり、スパイク22にあたって破
れ、ガスがインサート5から缶1内の飲料7中に放出さ
れる。
第3実施例においては、閉止装置6は、10ミリメート
ル程度の大径の開口に連通する0.3ミリメートル程度の
小径の開口から形成される。ストラップ28によりインサ
ートの側壁に接続される捕捉プラグ27が、当初は、開口
25に近接するボア26内に挿入されており、図9に示すよ
うに中空インサート5を閉止している。しかしながら、
缶1の蓋部2内の再封不能の閉止装置3を開放した結
果、ボア26の側壁とプラグ27の間の摩擦力を越えるに十
分な圧力差が生じると、インサート5内の圧力が、プラ
グ27をボア26から動かし、インサートの内側からガス
を、図10に示すように、細い開口25を介して噴射させ
る。
閉止装置の第4実施例が図11乃至図17に示されてい
る。この実施例は、ラウンド状リム31を備え、缶の内部
の側壁に当接整合するフランジ9を有するアーム8に接
続されたカップ形状のインサート30と、小径の開口33を
含む蓋部32とから構成されている。小開口33は0.3ミリ
メートルの直径を有し、ラウンドリム31と協働する環状
溝34を備えており、スナップ係合が可能なように構成さ
れている。リム36を備えた二次キャップ35がキャップ32
の外側周りに整合する。リム36はキャップ32の外径に当
接係合する。
インサート5が缶1の内側にある場合には、インサー
ト5内の圧力が実質的に、缶の内容物と平衡しており、
この状態は、後述するような様々な方法の内から1つを
用いて達成される。閉止装置3を開放して缶を開けた時
に、実質的な圧力差が、小さなオリフィス33を介して作
用するインサート5内の圧力の結果、二次キャップ35の
表面を横切るように存在することになる。この圧力は、
キャップ32の外側とリム36の間の当接係合を越えて、二
次キャップ35を破裂させるに十分なものである。インサ
ート5の内側からのガスは、それから、小さなオリフィ
ス33を介して噴出し、飲料中を攪拌し、飲料7全体に小
さな泡を発生させる。キャップの破裂による衝撃波が飲
料7全体に及び、飲料からさらに小さな泡を発生させ
る。
図18及び図19に示される第5実施例は第4実施例を単
純化したものである。同様に、第5実施例は、開口端の
外周に形成されたラウンド状突出リブ31を備えたカップ
形状の本体部分30から構成されている。第5実施例にお
いては、インサートは内曲がりリム38と内側環状突起39
を備えてた単一キャップ37を備えている。小さな開口33
が内曲がりリム38内に形成されている。インサート5に
は不活性ガスが充填されてキャップ37が取り付けられ
る。キャップ37はキャップ形状部分30に完全に押圧され
ており、環状突起39の外側がカップ形状部分30の開放端
のリムの内面に対して緊密なシールを形成する。開口リ
ムはさらに、キャップ37の内曲がりリム38に係合するラ
ウンド状突起31により支持されており、これが、これら
の領域の間に形成されるシールを完全なものにする。イ
ンサート5に実質的な圧力差が加わると、キャップ37
が、リム38の内曲がり部分が突出リブ31に係合するま
で、本体30から軸方向に離れるように移動する。この部
分において、環状突起39と部分30の開放端の間に形成さ
れたシールが破壊されて、インサート5からガスが小径
のオリフィス33を介して飲料7中に噴出される。
図21、図22に示される第6実施例は第5実施例とほぼ
同様であるが、但し、カップ形状部分30は、内側方向に
向いた環状突起40を有しており、キャップ41が外曲がり
端43を備えた従属フランジ42を備えている。小径の開口
33がフランジ42に設けられている。本体30にガスが充填
された後に、キャップ41が本体に付勢されて、本体の開
口端を閉止し、インサートを密封する。キャップ41は第
5実施例と同様に当接係合により保持することも可能で
あり、また、接着剤44により所定位置に固定することも
可能である。接着剤の機能については後に詳述する。
同様に、インサート5内の圧力は、実質的に充填され
た缶の圧力と同じであり、缶1の開放時にインサート5
内の超大気圧によりキャップ41が図22に示すような位置
に向かって外側に移動する。その後、ガスが開口33を介
して缶1内の飲料7中に放出される。
閉止装置6の第7実施例が図23及び図24に示されてい
る。この実施例においては、インサート5の壁面の開口
45は挿入して閉止するためのゴム製又はゴム状の栓46を
備えている。栓46は拡大ヘッド部分47と穴45内に栓46を
保持する留め部分48を備えている。栓46のヘッド部分47
は通常はインサート5の外面を密封してそれを閉止状態
に保持する。しかしながら、インサート5の内側と缶1
の内側の間に十分な圧力差が存在すると、栓46が歪んで
ガスが穴45及び栓46のヘッド47の下方を介して漏れてイ
ンサート5の内側からガスが噴出する。
第8実施例においては、インサート5は2つの部分か
ら形成される概ね閉鎖環体から形成される。インサート
5の一方の環状面には中央開口51が設けられる。ゴム又
はゴム様の弾性材料製の環状部分52がボア51内に挿入さ
れる。ボア51及びゴム又はゴム様の弾性材料製の環状部
分52の間の整合性が調整されて、環状面50が図25に示す
ようにほぼ平面的である場合に、すなわち、インサート
5内の圧力が実質的に外側の圧力と等しい場合に、環状
インサート52の中央の開口が、図25に示すように、開口
51の側部により塞がれる。しかしながら、インサート5
の内側の圧力が外側の圧力よりも大きくなると、インサ
ート5が膨張し、環状面50が図26に拡大して示すように
概ね円錐形状になる。これにより、インサート52の開口
51の側部が受ける圧力が減じられて、インサート52内側
の中央開口53が開放し、ガスが開口53を通って容器1内
の飲料中に放出される。
第9実施例においては、インサート5は、図27に示す
ような自転車のタイヤに用いられるものとほぼ同様な圧
力応答弁を含んでいる。従って、インサート5は直径0.
5ミリメートルの小さな開口56を含む中空のスピゴット5
5を備えている。ゴム又はゴム様の弾性スリーブ57がス
ピゴット55の外周を囲み、小さな開口56を覆っている。
スリーブは弁として機能して、缶1内部の飲料7から開
口56を介して液体が侵入するのを防止するが、インサー
ト5内の圧力が外側の圧力よりも大きくなると、ガスが
インサート5から小さな開口56を介して放出されて、ス
リーブ57をスピゴット55の表面から離し、ガスをそれら
の間から解放させる。
閉止装置6の第10実施例が図28及び図29に示されてい
る。この実施例では、インサート5の壁面に小径の開口
60を備えており、小径の開口60ははるかに大きな直径を
有するチャンバ61に連通している。チャンバ61は、チャ
ンバ61の開口端に隣接するラグ63により所定位置に保持
される密封プレート62を収納している。チャンバ5の外
側圧力が内側圧力よりも大きくなると、密封プレート62
がチャンバの底部に向かって付勢されて、小径の開口60
を密封する。チャンバ5内の圧力が外側の圧力よりも大
きくなると、プレートが座を持ち上げて、ガスをインサ
ート5内側から小径の開口60及びプレート62の側部周り
を介して逃す。接着剤64をプレート62と座の間に加え
て、プレートを所定の位置に固定して、インサート5の
内側と外側の内部圧力差に対抗させることも可能であ
る。なお、この接着剤の機能については後に詳述する。
第11実施例においては、インサート5は、図30に示す
ように、開放リムの周りで半径方向外側に伸張するラウ
ンド状突起66を備えた頂部が開放したカップ形状容器65
を備えている。蓋部67は、概ね半球形の座面69により外
面を囲まれた小径オリフィス68を備えている。半球形密
封部材70は、クロスペッグ形式のスプリング71により半
球形座面69に付勢されて、通常は小径開口68を密封して
いる。密封部材70及び半球形密封面69により、圧力応答
弁アセンブリが構成されて、弁アセンブリの解放圧力は
クロスペッグ形式のスプリング71の強さにより決定され
る。チャンバ5内の圧力が密封部材70を座69から持ち上
げるのに必要な圧力差を超過すると、ガスがオリフィス
68を介してインサート5の内側から缶1の飲料7中に放
出される。
第12実施例は、概ね第11実施例と同様であるが、この
場合には、クロスペッグ形式のスプリング71を設ける代
わりに、図31に示すように、蓋部67と一体的に形成され
たレバー72を設けて、密封部材73を小径オリフィス68に
近接して半球形密封面69に係合する位置に保持する片持
ちスプリングとして機能させる。この実施例は、前述の
実施例と、全く同様に作動する。
閉止装置6の第13実施例が図32乃至図36に示されてい
る。図32及び図34はインサート自体を示しており、他
方、図33、図35及び図36は缶1の底部の所定位置に配置
された状態を示している。インサート5は、主体部分80
と蓋部81との2つの部分に射出成型される。蓋部は、環
状の概ね円錐形の座83により内側が囲まれた典型的には
0.3ミリメートルの直径を有する制限オリフィス82を備
えており、対応する円錐座面85を有する弁閉止部材84
は、主体部分80の面86と一体的に成型される。蓋部81
は、半径方向外側に突出する環状リブ87と蓋部81の重な
りリムのスカート部の環状リセスにより、本体80にスナ
ップ嵌合可能である。蓋部81が本体80に取り付けられる
と、円錐座面85が座83を密封して、インサートの内側か
ら制限オリフィス82を介してのガスの通路を塞ぐ弁を形
成する。同様に、オリフィス82を介してのインサート5
への液体の侵入も防止される。インサート5は、図34に
明示するように、概ね楕円形状をしており、開口88が中
空インサートと周囲スカート89の間に設けられて飲料の
通過を許す。
蓋部81は2乃至3バールの超大気圧の窒素雰囲気内で
インサート5の主体部分80と組み立てられる。インサー
ト5はその後缶1に配置される。それから缶1にビール
7が充填されて、液体窒素が施されて、従来の缶充填機
械上で蓋部3が密封される。蓋部3の密封の後、缶1内
の圧力が相当に上昇する。インサート5の外側の圧力が
蓋部81を抑え、面86がより堅固に付勢されて、密封面83
及び85をよりしっかりと作用させる。充填の後に、缶に
缶内加熱殺菌処理が施されて、その場合には、約20分に
わたって約60℃にまで加熱される。この間に、缶内部の
圧力が少なくとも4バールの圧力にまで上昇し、これに
より、さらに蓋部81と壁部86とがより強固に付勢され
る。約60℃の温度で、インサート5が射出成型されるプ
ラスチック材料は、非弾性的に歪む傾向を有し、その結
果、少なくとも、底部の壁面86が図35に示すように、缶
の内部の圧力がインサート5の内部の圧力よりも相当高
くなるまで、変形する。インサートの変形に加えて、温
度上昇によりインサート内の内部応力の緩和が引き起こ
される。加熱殺菌の後に、缶及びその内容物が冷却さ
れ、缶の内部がインサート5の内側の2バールよりも相
当に高いので、壁部86及び蓋部81は相互に付勢されたた
まま保持されて、密封面83及び85は堅密に係合し続け
る。閉止部材3の解放時に、缶の内圧が急激に大気圧に
まで減圧する。この時点で、変形と加熱冷却の間に生じ
た応力緩和の結果、インサート5内の圧力が蓋部81から
壁面86を付勢して、密封面83及び85を分離させて、ガス
をインサート5の内側から小径オリフィス82を介して缶
1内のビール内に噴出させる。
加熱殺菌の間にインサート5内に生じた状態の変化に
より、圧力解放弁の吹き出し圧力が変化して、加熱殺菌
の後の吹き出し圧力の方が加熱殺菌の前の圧力よりも低
くなる。これにより、インサート5を、缶1に挿入され
る前に、ガスの放出のおそれなしに、超過圧力にまで加
圧することが可能になるが、同時に、加熱殺菌後には、
缶が開放されると、閉止装置6が開放してインサート5
からガスを噴出させる。
同様の効果が、図31に示す実施例の片持ちスプリング
72を形成する材料の状態を変化させたり、図25及び図26
に示す実施例の壁面50の強度を変化させることにより達
成することが可能である。従って、これらの全ての場合
において、インサート5に最初にガスを充填された場合
の閉止装置の解放圧力と缶1が開放された場合の解放圧
力との間の差圧を達成することが可能である。加熱殺菌
処理の結果の温度変化を用いて達成される他の方法に
は、感熱性及び/又は液体感応性接着剤の使用が含まれ
る。図21及び図22、あるいは図28及び図29に示す実施例
において、それぞれ、接着剤44又は64を、感熱性又は液
体可能性材料から形成することにより、インサートは、
製造及び充填当初に、高い超大気圧に抵抗可能となる。
しかしながら、容器内に組み込まれ、特に、加熱殺菌処
理が施された後には、接着剤が破壊され、その後は、閉
止装置6はインサート5の内側と外側の間の圧力差にの
み応答するようになる。
第14実施例は第13実施例とほぼ同様であるが、異なる
技法を用いて、充填当初の圧力と容器が解放された時の
圧力との間の差圧を達成している。
第14実施例は、特に、図37乃至図40に示されている。
インサート5は、リム周りにおいて半径方向外側に突出
するリブ91を備えた開放端を有するカップ形状部分90か
ら構成される。蓋部92は、厚みが減少した部分93と中央
を備え、小径の開口94がリブ91にスナップ嵌合可能なよ
うに調整される。図40に明示されるような、弁閉止部材
95が小径開口94の下部に対して保持されて、円錐台面96
に対して着座している。弁閉止部材95は、円錐台面96の
端部において若干内曲がりの部分97により蓋部92の所定
位置に保持される。環状部分98は、図37乃至図40に示す
ように、カップ形状部分90の底部から上方に向かって伸
張し、その上方端に漏斗形状案内部分99と、その下方端
内側にラチェット歯100とを備えている。弁閉止部材
は、弁閉止部材95から下方に延びるスピゴット101を備
えている。
図37に示されるような初期構成の蓋部92は、約2バー
ルの超大気圧の窒素雰囲気において部分90の頂部に配置
される。弁閉止部材95が座96に対して保持されており、
結果として、ガスが内包され、大気圧に曝された場合に
もインサート5の内部に保持される。インサート5が、
それから、缶1内に組み込まれて、次いでビール7が充
填されて、液体窒素処理が施されて、従来の方法により
密封される。缶1内部の圧力が上昇して、インサート5
内の圧力の2バールを超過すると、蓋部92が部分90の底
部方向下方に向かって付勢される。特に、加熱殺菌処理
の間に、缶内部の圧力が4バールに達すると、図38に示
すような位置にまで、蓋部はさらに部分90の底部方向下
方に付勢される。スピゴット101は案内部分99により案
内され、管状部分98の頂端部に入り込み、ラチェット歯
100に歯合する。加熱殺菌が完了した後に、缶内部の圧
力が幾分下がるが、インサート5の内側に比較すればま
だ大きいので、インサートは図38に示すような状態に保
持される。しかしながら、缶1の開放時には、インサー
ト5の内側の圧力は缶1の内側に存在する大気圧よりも
高くなるので、その結果、蓋部92は上下に曲がる。しか
しながら、この状態では、弁閉止部材95はラチェット歯
100とスピゴット101の相互係合により保持されており、
こうして、蓋部92が上方に曲がるにつれて、弁閉止部材
95が座96から離れて、インサート5内部のガスが小径オ
リフィス94を介して缶1内の飲料7中に噴出する。
上述のこれら全てのインサートは、缶1に挿入される
前、あるいは数工程後に、窒素、二酸化炭素、これらの
混合物、その他の不活性ガスにより超大気圧にまで加圧
される必要がある。閉止装置6がインサート5の内側と
外側の間の圧力差に応答し、インサート5が超大気圧に
加圧される場合には、インサート5は缶1が開放される
まで連続的に超大気圧下に保持される必要がある。そう
でない場合には缶1内にインサートが挿入された後に、
インサート内の圧力を増加させるための装置を設ける必
要がある。
上述のインサートのいずれかを用いてこれを達成する
ための1つの方法は、組立の間に、単にインサート5か
ら空気を排気してやるか、あるいは、例えば、組立時に
酸素吸収剤をインサート内に配置してやることである。
インサートが缶1内に配置され、蓋部がその開放端を密
封する前に缶に液体窒素又は固体二酸化炭素、あるいは
これらの混合物が添加される場合には、缶内部の圧力
は、インサート5内部の圧力よりも相当程度大きくなる
まで、上昇し得る。インサートを低密度ポリエチレン、
高密度ポリエチレンその他のポリエチレンのような低い
障壁材料から形成することにより、容器内部の窒素及び
/又は二酸化炭素の部分圧力が中空インサート5の内部
圧力よりも相当に高くなるので、1乃至6週間の当初期
間にわたり、窒素及び/又は二酸化炭素が缶からインサ
ートの壁面を介して、インサート内部の二酸化炭素及び
窒素の部分圧力が缶内部の圧力に接近するまで、浸透し
続ける。この方法では、インサート5内の圧力が、最初
に缶内に挿入された時には、インサート内部の圧力以下
か、または大気圧であったとしても、缶に挿入された後
の1乃至6週間にわたって上昇し、缶1の開放直前に
は、約2バールの超大気圧がインサート5内に存在する
ようになる。
代わりに、インサートをペレット状のドライアイスそ
の他の固体または液体窒素のような液体ガスを組立時に
充填することも可能である。インサートを缶内に配置し
缶を充填する直前にインサートにガスチャージを行うこ
とによって、充填動作が完了する時にインサートの内側
の圧力のみを超大気圧にまで上昇させることが可能であ
り、その結果、缶内においてほぼ同様の圧力が達成され
る。こうして、インサート5内に生じた圧力がほぼ缶1
内に生じた圧力と整合するので、缶1の上のリング式プ
ルタブ3を後に開けるまで顕著な圧力差が生じることは
ない。
インサート5内の圧力をインサート5が缶内に組み込
まれた後に上昇させるための別の方法は、インサート5
の容積の変化を、缶1内への配置の後に生じさせること
である。図41は閉止装置6を備えた一般的な2部分イン
サート5の断面図を示している。2部分インサートは基
本部分110と蓋部111から構成される。蓋部111は最初に
部分110に取り付けられる時には概ねドーム形状をして
いる。インサート5の2つの部分は、ほぼ大気圧の窒素
雰囲気中で組み立てられることが好ましい。それから、
インサートが缶1内に配置されて、缶に飲料7が充填さ
れて、液体窒素が添付され、蓋部が従来の缶充填機械装
置を用いて密封されると、缶1内の圧力が上昇する。一
旦圧力が十分な程度にまで上昇すると、圧力により蓋部
111が反り返り、図42に示すように、インサート5の内
側に付勢される。すると、インサートにより囲まれた部
分の容積が減じるので、インサート5内のガスの圧力が
上昇する。後に缶1を開放すると、閉止装置6が蓋部11
1の反りに抗するように動作する。
図43及び図44には別の実施例が示されている。この実
施例においては、インサート5が鼓状の側壁115とバネ
付加ラチェットアーム116とを備えるように形成され
る。同様に、インサートは大気圧又はそれよりも若干高
い窒素で充填されるが、その構成は図43に示すようであ
る。このインサートが缶1内に挿入され、缶の内部の圧
力が特に後続の加熱殺菌工程の間に上昇するように缶が
充填されて密封された後に、インサートが破壊されてそ
の体積が減少し、インサートの内側及び外側の圧力が実
質的に同じに保持される。インサートが破壊するとき
に、その頂部壁117がつめを通過するまで、跳ねグラチ
ェットアーム116から離れて付勢されて、そこで、イン
サートが跳ねラチェットアーム116により保持されて、
収縮配置に維持される。
体積を減じるための別の実施例が図45及び図46に示さ
れている。この実施例は、閉止装置6を備えた蓋部121
と主体120を備えた2部分インサートを示している。主
体120は引き伸ばし吹き出しPETから構成されて、適当な
体積を有している。インサート5の2つの部分が実質的
に大気圧の窒素雰囲気内で組み立てられる。インサート
5が、同様に、缶1内に配置されて、缶に充填が行われ
密封される。加熱殺菌の間に缶及び缶が内包する飲料が
約20分にわたって約60℃にまで加熱される。この間に、
4バール以下の圧力が缶1内に形成される。インサート
の主体部分120をこの温度にまで加熱する時には、それ
は吹き出される以前の形状に戻るべく収縮する傾向を有
する。この収縮は、インサート5の内側の圧力と缶1の
内側の圧力の間の圧力差により促進されて、その結果、
加熱殺菌の間に、インサート5の体積がかなり減少す
る。缶1及びその内容物が冷却すると、インサート5は
新しい小さな体積を保持し、缶1内部に存在する圧力と
ほぼ同じの超大気圧となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9000743.6 (32)優先日 1990年1月12日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (31)優先権主張番号 9004731.7 (32)優先日 1990年3月2日 (33)優先権主張国 イギリス(GB) (72)発明者 ジャミーソン、ジェイムズ ジェラルド イギリス国 ミッド ベッドフォードシ ャー エムケー45 2ディ―エッチ モ ールドン、アンプセィル ロード 65 (72)発明者 モール、デビッド イギリス国 ベッドフォードシャー ベ ッドフォード キンボルトン ロード 45 (72)発明者 ラッドフォード、マーク ピー. イギリス国 ベッドフォードシャー エ ムケー45 4イーゼットシルソー ニュ ーバリー クローズ ナンバー. 6 (72)発明者 キャメロン―プライス、アーネスト ジ ェイムズ イギリス国 バーミンガム ビー30 2 ビーディー スターチェリー、シー オ ー シャルロット ロード (番地な し) (72)発明者 コステロ エドワード ロジャー イギリス国 コベントリー シーブイ4 7ビーエス キャノン ヒル ロード 86 (72)発明者 カーショー、ピーター フランク イギリス国 ブロムズグローグ ビー61 0エヌピー キャットシル メイフィ ールド クローズ 136 (56)参考文献 特開 昭62−135156(JP,A) 米国特許4399158(US,A) 英国特許1266351(GB,B)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料(7)と実質的に酸化ガスを含まない
    別体の閉止型中空インサート(5)を備えた密閉容器
    (1)であって、インサート(5)が、容器(1)の開
    放に応答してインサート(5)と飲料(7)との間を連
    通させることにより容器(1)の開放時にインサート
    (5)からガスを噴出させるための手段(6)を備えて
    いることを特徴とする飲料用容器。
  2. 【請求項2】前記装置(6)が圧力応答弁(25,26,27;3
    2,33,35,36;33,37,38,39;33,41;46;51,52,53;55,56,57;
    60,61,62;68,69,70,71;68,69,72,73;82,83,84,85;94,9
    5,96)の形式をとり、開放の後にインサート(5)の内
    側のガスの圧力と容器(1)内の圧力に圧力差が生じた
    場合に、容器の本体中の飲料(7)中にガスが噴射する
    べく開放することを特徴とする、請求項1に記載の飲料
    用容器。
  3. 【請求項3】前記弁が、オリフィス(82)の内側を囲む
    座(83)と、その座に対して着座してシールを形成する
    弁閉止部材(84,85)とを備え、前記インサート(5)
    が弾性材料から形成されて2つの対向面(81,86)を備
    えており、一方の面(81)にオリフィス(82)と座(8
    3)が形成され、他方の面(86)の内側に弁閉止部材(8
    4,85)が取り付けられて一方の面(81)の内側の座(8
    3)にまで伸張していることを特徴とする、請求項2に
    記載の飲料用容器。
  4. 【請求項4】前記圧力応答弁がキャップ(27,35,37,4
    1)を備え、そのキャップが、容器の解放の際にインサ
    ート(5)の内側と外側の間に確立される圧力差に応答
    して移動しオリフィス(25,33)を露出させて、そのオ
    リフィスを通って容器(1)内の飲料(7)中にインサ
    ート(5)内からガスが噴射されることを特徴とする、
    請求項2に記載の飲料用容器。
  5. 【請求項5】前記圧力応答弁が、インサート(5)が容
    器(1)内に配置される前は実質的な圧力差に抗する
    が、容器内に組み込まれて容器が充填密封されて加熱処
    理された後には、非常に小さな圧力差しきい値を有する
    ように構成されていることを特徴とする、請求項2、3
    又は4のいずれかに記載の飲料用容器。
  6. 【請求項6】前記圧力応答弁の閉止部材(46,57,62,70,
    73)又はキャップ(27,35,37,41)が、温度により破れ
    る感熱性接着剤(44,64)、又は、容器(1)の充填後
    に破れる液体感応性接着剤(44,64)により、最初は閉
    止状態に保持されていることを特徴とする、請求項5に
    記載の飲料用容器。
  7. 【請求項7】前記インサート(5)の全体又は少なくと
    も一部が、容器(1)内に存在するガスを透過させる材
    料から形成されており、このインサートの透過特性によ
    り、充填の後のある期間の間、容器(1)からガスが、
    インサートの壁を介して、インサート(5)内に超大気
    圧が構築されるまで透過することを特徴とする、請求項
    1乃至6のいずれかに記載の飲料用容器。
  8. 【請求項8】前記インサート(5)が、主体部分(16,3
    0,65,80,90,110,120)と別体の蓋部(18,32,37,41,67,8
    1,92,111,121)の2つの部分から構成されていることを
    特徴とする、請求項1乃至7のいずれかに記載の飲料用
    容器。
  9. 【請求項9】飲料用容器(1)と、超大気圧の非酸化ガ
    スと圧力応答弁(6)とを含む別体の閉止型中空インサ
    ート(5)を設けることと、インサート(5)を飲料用
    容器(1)内に挿入することと、従来の充填機械により
    飲料用容器に飲料を充填して密閉することと、充填され
    た飲料用容器に次いで加熱殺菌処理を施して容器を加熱
    してそれによりインサート(5)の状態を変化させて圧
    力応答弁(6)の解放圧力を減じそれにより飲料用容器
    が解放されインサートが大気圧に露出された時に非酸化
    ガスが弁手段(6)を介してインサート(5)から放出
    されることとから成ることを特徴とする、飲料用容器充
    填方法。
  10. 【請求項10】インサート(5)がプラスチック材料か
    ら形成され、加熱殺菌処理の間に生じる状態の変化がイ
    ンサート(5)の一部の非弾性的変形及び/又は応力緩
    和であることを特徴とする、請求項9に記載の飲料用容
    器充填方法。
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