JPH08309449A - 絞りプレス成形装置 - Google Patents

絞りプレス成形装置

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JPH08309449A
JPH08309449A JP8051161A JP5116196A JPH08309449A JP H08309449 A JPH08309449 A JP H08309449A JP 8051161 A JP8051161 A JP 8051161A JP 5116196 A JP5116196 A JP 5116196A JP H08309449 A JPH08309449 A JP H08309449A
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進 岡本
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和彦 国分
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義紀 酒井
Shinji Ishimoto
真二 石本
Takashi Tomiyama
隆 富山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイとポンチとの平行度不良を原因とする型
当たり現象の発生を防ぐ。 【解決手段】 ダイ1のダイフェース1aのうちブラン
ク材Bの最終製品形状部Pa以外の部分に沿う部分をイ
ンサートダイ10として分割し、このインサートダイ1
0の補助ダイフェース10aをダイフェース1aよりも
微小量だけ突出させる。補助ダイフェース10aをブラ
ンク材Bを介してポンチ5に圧接させることにより、ダ
イ1とポンチ5との間の最小クリアランスと平行度とを
保障する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイとポンチおよ
びブランクホルダとを備えたプレス成形装置に関し、特
に型当たり傷と称される成形欠陥の発生を防止するよう
にした絞りプレス成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】絞りプレス成形装置のなかには、共通の
ボルスタおよびスライドに対して二組の絞りプレス型を
配置して異なる成形品を同時に成形するようにしたもの
がある。
【0003】例えば、大型のトランスファプレス機にお
いては、図9に示すように、各ステージS1〜S5にボル
スタおよびスライドを共有する二組のプレス型をそれぞ
れ設置して、例えば自動車のフードに代表されるような
開閉体のアウターパネルとインナーパネルとをセットと
して前記二組のプレス型で同時に成形することが行われ
る。
【0004】図9の例では、アイドル工程S11を除く絞
り(ドロー)工程S1、トリム工程S2、ピアス工程
3、フランジ・ピアス工程S4、カムフランジ工程S5
の順にそれぞれ二組のプレス型P1,P2,P1112…が
設置されており、一方のプレス型群P1,P11,P21
によって成形品としてインナーパネルW1が成形される
とともに、他方のプレス型群P2,P22,P32…によっ
て上記インナーパネルW1と組み合わされるアウターパ
ネルW2が成形される。
【0005】そして、特に絞り工程S1に着目した場
合、成形圧力の異なるアウターパネルW2とインナーパ
ネルW1とを同時に成形することから、その成形圧力の
相違によって図10に示す各絞りプレス型P1,P2のダ
イ1とブランクホルダ2との平行度が損われるおそれが
あり、そのためにダイ1とブランクホルダ2のうちいず
れか一方、例えば図9,10に示すようにブランクホル
ダ2の四隅部に円柱状のディスタンスブロック3を設置
するようにしている。このディスタンスブロック3は、
相手側のダイ1に当接することによって両者の最小クリ
アランスを規制しつつ、そのダイ1とブランクホルダ2
との平行度を保つことになる。
【0006】なお、前記ブランクホルダ2は該ブランク
ホルダ2とともに下型4を形成するポンチ5の外周に配
置されていて、このブランクホルダ2はクッションピン
6を介して図示外のダイクッション装置のクッションパ
ッドに上下動可能に弾性支持されている。7はボルス
タ、8はスライド(ラム)である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の構
造においては、ディスタンスブロック3のはたらきによ
り各絞りプレス型P1,P2のダイ1とブランクホルダ2
との平行度は保つことはできたとしても、上記のように
同時に絞り成形されるアウターパネルW2とインナーパ
ネルW1との成形圧力の差でプレス機械のスライド8が
撓むために、その影響で特に成形圧力の小さい方の絞り
プレス型P2におけるポンチ5とダイ1との平行度がく
ずれてしまうおそれがある。その結果、図11に示すよ
うに成形圧力の小さい方のアウターパネルW2の一部に
型当たり傷と称される欠陥Qが発生して、成形品質の向
上が望めない。
【0008】ここにいう型当たり傷とは、ポンチ5とダ
イ1との平行度の不良のためにポンチ5側の成形面とダ
イ1側の成形面との接触状態が不均一となり、それによ
って図12に示すような局部的な板厚減少等によりパネ
ル面に凹凸が発生する現象である。なお、図12のaは
正規の板厚で、bが板厚減少分である。
【0009】一方、上記の不具合は、トランスファプレ
ス機以外のいわゆるタンデムプレスラインにおける一般
的なシングルアクションタイプもしくはダブルアクショ
ンタイプの絞りプレス成形装置においても同様に起こり
得る。
【0010】例えば、ブランク材をダイとブランクホル
ダとで加圧拘束した上でそのブランク材をポンチにより
ダイ側に押し込んで所定形状に絞り成形するダブルアク
ションタイプの絞りプレス成形装置においては、ダイと
ポンチとの間で両者の成形面の平行度と最小クリアラン
スとを直接的に規制する手段を備えていない。そのた
め、型製作時におけるダイもしくはポンチの成形品の機
械加工誤差、あるいはプレス機械の平行度等の運動精度
誤差によっては、ダイとポンチの成形面同士のクリアラ
ンスが局部的に小さくなって、上記と同様に型当たり現
象が発生する。このような型当たり現象を防止するため
には、ダイとポンチの成形面同士のすり合わせ作業を何
回も行わなければならず、型精度調整のための工数の増
大を招く結果となって好ましくない。
【0011】また、上記のすり合わせの結果ダイとポン
チとの間の精度を確保することができたとしても、その
プレス型を別のプレス機械で使用しようとすると個々の
プレス機械の運動精度の違いのために当初の精度を再現
することができず、プレス機械が変わればその都度上記
のすり合わせ作業を実施しなければならないために工数
の削減が図れないことになる。
【0012】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、プレス機械ごとの固有の微妙な運動精度誤
差や、ダイおよびポンチの成形面の機械加工誤差の影響
を受けることなく、双方の成形面間の平行度と最小クリ
アラスとを常に保つことができるようにして、型当たり
傷の発生を未然に防止し、同時に、従来では母体となる
プレス機械が変わる度に必要とされたダイとポンチとの
すり合わせ作業を不要にするとともに、異なるプレス機
械においてもダイとポンチとの間の平行度と最小クリア
ランスとを容易に再現できるようにした絞りプレス成形
装置を提供することを目的としている。
【0013】さらに、本発明は、成形圧力の異なる二つ
の成形品を同時に絞り成形する場合でも、特に成形圧力
の小さい方の絞りプレス型におけるポンチとダイとの間
の平行度と最小クリアラスとを保つことができるように
して型当たり傷の発生を防止した絞りプレス成形装置を
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ブランク材の周縁部をダイとブランクホルダとで加
圧拘束した上でそのブランク材の周縁部以外の部分をポ
ンチによりダイ側に押し込んで所定の形状に絞り成形す
るようにした絞りプレス成形装置において、前記ダイお
よびポンチのうちいずれか一方の型面が双方の型面同士
の平行度と最小クリアランスとを規制するディスタンス
機能を有しているものであることを特徴としている。
【0015】請求項2に記載の発明は、ブランク材の周
縁部をダイとブランクホルダとで加圧拘束した上でその
ブランク材の周縁部以外の部分をポンチによりダイ側に
押し込んで所定の形状に絞り成形するようにした絞りプ
レス成形装置において、前記ダイおよびポンチのうちい
ずれか一方の成形面であって且つブランク材のうち最終
製品形状部以外の部分に相当する部分に、他方の成形面
側に向かって局部的に微小量突出してその他方の成形面
と当接することにより双方の成形面同士の平行度と最小
クリアランスとを規制するディスタンスシート部を形成
したことを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、一方の成形面における周縁部全周にデ
ィスタンスシート部が形成されていることを特徴として
いる。
【0017】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明におけるディスタンスシート部がダイの成形面に
形成されていることを特徴としている。
【0018】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4に
記載のいずれかに記載の発明において、ディスタンスシ
ート部が形成された成形面からそのディスタンスシート
部の突出量がブランク材の板厚の10〜25%程度に設
定されていることを特徴としている。
【0019】請求項6に記載の発明は、ポンチとブラン
クホルダとからなる二組の下型を共通のボルスタに配置
するとともに、前記各下型と組み合わされて絞りプレス
型を構成する一対のダイを共通のスライドに支持させ、
さらに前記ブランクホルダおよびダイのうちいずれか一
方には他方に当接することによって両者間の平行度と最
小クリアランスとを規制するディスタンスブロックを設
けてなり、前記二組の絞りプレス型でそれぞれにブラン
ク材に絞り加工を施すことにより互いに異なる成形品を
同時に成形するようにした絞りプレス成形装置におい
て、前記二組の絞りプレス型のうち成形圧力の小さい一
方の絞りプレス型のダイの成形面であって且つブランク
材のうち最終製品形状部以外の部分に沿う複数箇所をイ
ンサートダイとして分割し、このインサートダイをダイ
の成形面からポンチ方向に微小量だけ突出させてディス
タンスシート部としたことを特徴としている。
【0020】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の発明におけるインサートダイがダイに対して着脱可能
であって、そのインサートダイの上面とダイとの間にシ
ムプレートが介装されていることを特徴としている。
【0021】請求項8に記載の発明は、請求項6に記載
の発明におけるインサートダイがダイの側面に臨むよう
に上下動可能に配置されていて、下死点位置からのダイ
の上昇動作開始直後にそのインサートダイがダイに対し
て所定量だけ上昇し、且つダイの上死点位置到達時期と
相前後してインサートダイが前記所定量だけダイに対し
て下降するものであることを特徴としている。
【0022】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の発明におけるインサートダイの上面に傾斜カム面が形
成されているとともに、そのインサートダイとダイとの
間には、インサートダイ側の傾斜カム面と摺接する傾斜
カム面を有するバックアップキーが挿入されていて、こ
のバックアップキーのスライド動作に応じてインサート
ダイが上下動するものであることを特徴としている。
【0023】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ダイと
ポンチの成形面同士の間で直接的にディスタンス機能が
発揮されて、両者の間の平行度と最小クリアランスとを
保つことができるため、母体となるプレス機械固有の運
動精度誤差や各成形面の機械加工誤差があったとしても
それの影響を受けることがなく、型当たりひいてはその
型当たりによる傷の発生を未然に防止して成形品質の向
上が図れる。また、従来は必須とされたダイとポンチと
の間のすり合わせ作業が不要となって工数の削減が図れ
るほか、異なるプレス機械においてもダイとポンチの平
行度をきわめて容易に再現できる効果がある。
【0024】請求項2に記載の発明によれば、ダイおよ
びポンチのうちいずれか一方の成形面に形成したディス
タンスシート部が他方の成形面に当接することによりデ
ィスタンス機能が発揮されることから、請求項1に記載
の発明と同様の効果が得られ、また、ディスタンスシー
ト部が一方の成形面から微小量だけ突出しているため
に、ブランク材のうちディスタンスシート部が圧接する
部分では局部的な板厚減少が生ずることになるものの、
ディスタンスシート部の設置位置は予めブランク材のう
ち最終製品形状部以外の部位となっていて、しかもブラ
ンク材のうちそのディスタンスシート部と圧接した部分
は後工程でトリミングされて除去されることから製品
(成形品)の品質の上で何ら問題となることはない。
【0025】請求項3に記載の発明によれば、ディスタ
ンスシートが一方の成形面の周縁部全周に形成されてい
ることにより、請求項2に記載の発明と同様の効果に加
えて、ディスタンスシート部の面積をより大きく確保し
てディスタンス機能を安定化できる効果がある。
【0026】請求項4に記載の発明によれば、ポンチが
入り込むことになるダイ側の成形面にディスタンスシー
ト部が形成されているため、請求項3に記載の発明と同
様の効果に加えて、ポンチ側の成形面にディスタンスシ
ート部を形成した場合と比べてそのディスタンスシート
部の面積をより大きく確保できる効果がある。
【0027】請求項5に記載の発明によれば、ディスタ
ンスシート部の突出量が成形対象となるブランク材の板
厚の10〜25%程度に設定されていることにより、請
求項2〜4のいずれかに記載の発明と同様の効果に加え
て、成形品質に影響を及ぼすことなく必要十分なディス
タンス機能が得られる。
【0028】請求項6に記載の発明によれば、ダイのう
ちブランク材の最終製品形状部以外の部分に沿う部分を
インサートダイとして分割し、このインサートダイをダ
イフェースからポンチ方向に微小量だけ突出させてディ
スタンスシート部としたことにより、このインサートダ
イによってダイとポンチとの間の平行度および最小クリ
アランスが保障されるため、同時に絞り成形される二つ
の成形品のうち成形圧力の小さい方の成形品に型当たり
傷と称される成形欠陥が発生することがなく、成形品質
の向上が図れる。
【0029】請求項7に記載の発明によれば、インサー
トダイがダイに対して着脱可能であって、そのインサー
トダイとダイとの間にシムプレートが介装されているた
め、請求項6に記載の発明と同様の効果に加えて、例え
ばシムプレートを適宜厚みの異なるものと交換すること
によってダイとポンチとの間のクリアランス調整と平行
度調整とを容易に行える利点がある。
【0030】請求項8に記載の発明によれば、インサー
トダイがダイの昇降動作に応じて上下動し、特にダイの
上昇動作時にはそのダイに対してインサートダイが上昇
することから、例えばダイの上昇動作と並行してそのイ
ンサートダイ近傍を進入軌跡としてワーク搬送用のトラ
ンスファ装置のグリッパが絞りプレス型内に進入する場
合に、そのインサートダイとグリッパとの干渉を防止で
きるようになり、これによってプレスラインあるいはト
ランスファプレスをより一層高速で運転することができ
るようになる。
【0031】請求項9に記載の発明によれば、インサー
トダイがそのインサートダイをバックアップしているバ
ックアップキーのスライド動作に応じて上下動すること
から、請求項8に記載の発明と同様の効果に加えて、上
記のようにインサートダイがダイに対して積極的に上下
動した場合でも、ダイとポンチとの間の平行度調整とク
リアランス調整とに必要なインサートダイの高さ位置を
容易に再現できる利点がある。
【0032】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
を示す図であって、図9,10に示した従来例と共通す
る部分には同一符号を付してある。
【0033】図1に示すように、アウターパネルW2
成形するための絞りプレス型P2であって、ダイ1のダ
イフェース(成形面)1aのうちポンチ5側のコーナー
部と対向する部分には受容空間部9が形成されており、
この受容空間部9にはダイフェース1aに連続する補助
ダイフェース10aが形成されたインサートダイ10が
着脱可能に嵌合されてボルト11にて固定されている。
【0034】前記インサートダイ10は、図2に示すよ
うに、ブランク材Bのうち最終的に成形品としてのアウ
ターパネルW2となる最終製品形状部Pa以外の部位で
あって、かつその最終製品形状部Paのコーナー部に比
較的近接した位置に合計四個配置されている。すなわ
ち、図1,2に示すように、絞り成形されたブランク材
Bは最終製品形状部Paの外周に付帯する非製品部領域
Sが後工程でトリムラインLからトリミングされた上
で、その最終製品形状部Paの外周縁部に相手側のイン
ナーパネルW1とのヘミング結合のためのフランジ部F
が曲折成形されることから、前記インサートダイ10は
ブランク材Bのうち非製品部領域Sに相当する位置に設
置される。
【0035】そして、前記インサートダイ10と受容空
間部9の底面9aとの間には所定厚みのシムプレート1
2が挾み込まれていて、図3に示すようにインサートダ
イ10の補助ダイエース10aが微小量Cだけダイエー
ス1aよりもポンチ5側に突出してディスタンスシート
部として機能するようになっており、これによってダイ
1の下死点位置では各インサートダイ10の補助ダイエ
ース10aがブランク材Bを介してポンチ5に均等に圧
接してダイ1とポンチ5との平行度を保つようになって
いる。
【0036】このように本実施形態によれば、図9,1
0に示す既存のディスタンスブロック3に加えてインサ
ートダイ10が設けられているため、ディスタンスブロ
ック3によってダイ1とブランクホルダ2との間の最小
クリアランスと平行度とが保障されることはもちろんの
こと、インサートダイ10によってダイ1とポンチ5と
の間の平行度と最小クリアランスとが保障される。
【0037】したがって、図10に示したように成形圧
力の異なるアウターパネルW2とインナーパネルW1
を、並設された二つの絞りプレス型P1,P2で同時に成
形した場合に、その成形圧力の相違のためにプレス機械
のスライド8に撓みが生じたとしても、それによって絞
りプレス型P2のダイ1とポンチ5との平行度が阻害さ
れることがなく、従来のような平行度不良による型当た
り傷の発生を未然に防止できるようになる。
【0038】また、アウターパネルW2の生産継続中に
万一型当たりが発生した場合には、所定位置のインサー
トダイ10を一旦取り外した上でそのインサートダイ1
0もしくはシムプレート12を厚みの異なるものと交換
すればよく、これによってダイ1とポンチ5との平行度
修正作業をきわめて容易に行えるとともに、その平行度
を元の状態に速やかに修復できることになる。
【0039】ここで、図3に示すように、インサートダ
イ10の補助ダイフェース10aがダイフェース1aよ
りも微小量Cだけポンチ5側に突出しているために、ブ
ランク材Bのうちインサートダイ10が圧接した部分で
は他の部分よりも強く押されてeなる板厚減少と型当た
り傷とが生ずるとともに、ブランク材Bとダイフェース
1aとの間にβなる隙間が生ずることになる。しかしな
がら、上記の板厚減少eや型当たり傷はブランク材Bの
うち最終製品形状部Pa以外の部分に生じるのみで後工
程で非製品部領域Sとしてトリミングされてしまうこと
から製品機能の上で何ら支障をきたすことはなく、また
隙間βが生じたとしてもブランク材Bは成形圧力により
引き伸ばされてダイ5の成形面5aに忠実に密着してい
るために、成形精度の上で問題となることはない。
【0040】図4は本発明の第2の実施の形態を示す図
で、インサートダイ20が積極的に上下動駆動されるよ
うに構成されている点で第1の実施の形態と異なってい
る。
【0041】図4に示すように、インサートダイ20
は、ブランク材Bのうち最終製品形状部Pa以外の非製
品部領域Sに相当する位置であって、且つダイ1の四隅
部でそれぞれダイ1の外側面に臨むような位置に配置さ
れている。このインサートダイ20は、ダイ1に形成さ
れた受容空間部21に上下動可能に嵌合支持されている
とともに、ダイ1との間に張設された引張コイルスプリ
ング24により常に上方に付勢されている。
【0042】また、前記インサートダイ20の下面には
ダイフェース1aに連続しつつディスタンスシート部と
して機能する補助ダイフェース20aのほか、ブランク
ホルダ2との間でブランク材Bを加圧拘束する拘束面2
0bが形成されていて、図4に実線で示すようにインサ
ートダイ20がダイ1に対して下降限位置にある状態で
は、補助ダイフェース20aがダイフェース1aよりも
微小量だけポンチ5側に突出するように設定されてい
る。なお、ここにいう微小量は図3に示すCに相当す
る。
【0043】一方、インサートダイ20の上面には傾斜
カム面20cが形成されているとともに、この傾斜カム
面20cと受容空間部21の底面との間には水平方向に
スライド可能なバックアップキー22が配設されてい
る。このバックアップキー22はエアシリンダ23によ
り進退駆動されるようになっているとともに、インサー
トダイ20側の傾斜カム面20cと摺接する傾斜カム面
22aが形成されていて、このバックアップキー22の
スライド変位に応じてインサートダイ20がストローク
1だけ上下動するようになっている。
【0044】したがって、本実施形態の構造によれば、
図4に実線で示すようにインサートダイ20がダイ1に
対して下降限位置にあるかぎり、このインサートダイ2
0は図1に示した先の実施形態のインサートダイ10と
全く同様のはたらきをする。
【0045】すなわち、インサートダイ20の補助ダイ
フェース20aがダイ1のダイフェース1aよりも微小
量だけ突出しているために、この補助ダイフェース20
aがブランク材Bを介してポンチ1に当接することによ
り、ダイ1とポンチ5との間の平行度と最小クリアラン
スが保障される。
【0046】一方、エアシリンダ23はダイ1の昇降動
作に同期して伸縮作動するようになっており、例えばダ
イ1が下死点位置からの上昇動作を開始するのとほぼ同
時にエアシリンダ23が収縮動作してバックアップキー
22が所定量だけ後退し、それに応じてインサートダイ
20がストロークS1だけ上昇する。同様に、ダイ1が
上死点位置に到達するのとほぼ同時にエアシリンダ23
が伸長動作してバックアップキー22が所定量だけ前進
し、それに応じてインサートダイ20がストロークS1
だけ下降して図4に実線で示す状態に戻ることになる。
【0047】このように、ダイ1の昇降動作に応じてダ
イ1に対してインサートダイ20が上下動することは、
ワーク搬送用のトランスファ装置のグリッパと絞りプレ
ス型P2との干渉を回避する上で特に有利となる。
【0048】例えば、トランスファプレスにおいては、
ダイ1が下死点位置から上昇し始めると、その絞り成形
後の成形品であるアウターパネルW2を次工程に搬送す
るためにトランスファ装置のグリッパがインサートダイ
20の近傍を、軌跡Dを描きながら絞りプレス型P2
に進入してくる。なお、図4に示す軌跡Dは上昇途中に
あるダイ1に対するグリッパの軌跡を示しているにすぎ
ない。
【0049】そして、前記インサートダイ20が固定式
である場合には、前記軌跡Dとインサートダイ20とが
干渉しない位置関係となるようにダイ1全体が上昇する
までグリッパの進入を待たなければならないことにな
る。
【0050】これに対して、図4に示した実施形態の場
合には、ダイ1の上昇動作の開始とほぼ同時にインサー
トダイ20がストロークS1だけダイ1に対して上昇す
るために、その時点からインサートダイ20とグリッパ
の軌跡Dとの干渉を回避できるようになる。したがっ
て、ダイ1の上昇動作開始後の早い時期から絞りプレス
型P2へのグリッパの進入を許容できるようになり、こ
れによってトランスファプレスのより一層の高速運転が
可能となる。
【0051】図5,6は本発明の第3の実施の形態を示
す図であって、ダブルアクションタイプの絞りプレス型
の例を示している。
【0052】図5,6に示すように、絞りプレス型P52
はダイ31とポンチ32およびブランクホルダ33の三
者から構成されていて、ポンチ32とその外周に配置さ
れたブランクホルダ33が実質的に上型として機能す
る。そして、ダイ31上にブランク材Bが投入されると
上型が下降し、最初にブランクホルダ33がダイ31と
の間でブランク材Bの周縁部を加圧拘束し、その状態か
らなおもポンチ32が下降することでその成形面32a
でブランク材Bをダイ31の成形面31a側に押し込ん
で所定の形状に絞り成形することになる。
【0053】前記ダイ31の成形面31aにはその周縁
部全周に微小高さhのディスタンスシート部34が一体
に突出形成されている。このディスタンスシート部34
は、例えばダイ31の型彫り加工時に同時形成されると
ともにブランク材Bのうち最終製品形状部Pa以外の部
分と対応する位置に設置されていて、その突出高さhは
ブランク材Bの板厚の約10〜25%程度であって、一
般的な自動車用鋼板の場合には0.1〜0.2mm程度
で且つ成形面31aの機械加工誤差の最大許法寸法と同
等もしくはそれよりもわずかに大きい値に設定されてい
る。すなわち、絞り成形されたブランク材Bは最終製品
形状部Paの外周に付帯する非製品部領域Sが後工程で
トリムラインLからトリミングされることから、前記デ
ィスタンスシート部34はブランク材Bのうち非製品部
領域Sに相当する位置に設置される。
【0054】そして、ダイ31に対してポンチ32が下
死点位置まで下降したときには、ポンチ32側の成形面
32aがブランク材Bを介してダイ31の成形面31a
側のディスタンスシート部34に圧接して、そのディス
タンス機能によりダイ31とポンチ32の成形面31
a,32a同士の平行度を保ちつつその最小クリアラン
スを規制するようになっている。
【0055】したがって、本実施形態によれば、図5,
6に示すように、成形末期においてポンチ32が下死点
位置に到達すると、ディスタンスシート部34の全面が
ブランク材Bを介してポンチ32の成形面32aと圧接
することから、いわゆるディスタンス効果によりダイ3
1とポンチ32の成形面31a,32a同士の平行度と
その最小クリアランスとが確保され、以上をもって絞り
成形が完了する。
【0056】この時、ディスタンスシート部34がダイ
31の成形面31aよりもh寸法だけ突出しているため
に、ブランク材Bのうちディスタンスシート部34と圧
接する部分では他の部分よりも強く押し付けられ、いわ
ゆる型当たり現象と同様の作用により傷が発生したり、
あるいは局部的な板厚減少が生ずるほか、ブランク材B
とダイ31の成形面31aとの間には第1の実施の形態
と同様にβなる隙間が生ずることになる。しかしなが
ら、上記の型当たり傷や板厚減少はブランク材Bのうち
最終製品形状部Pa以外の部分に生じるのみで後工程で
非製品部領域SとしてトリムラインLからトリミングさ
れてしまうことから製品機能の上で何ら支障をきたすこ
とはなく、また隙間βが生じたとしてもブランク材Bは
成形圧力により引き伸ばされてポンチ32の成形面32
aに忠実に密着しているために、成形精度の上で問題と
なることはない。
【0057】より詳しくは、例えば図7に示すように、
ポンチ32の成形面32aに最大寸法許容差内におさま
るような加工誤差による高さm突起部35が発生してい
る場合、ディスタンスシート部34のない従来の型構造
ではその突起部35とダイ31の成形面31aとの間の
クリアランスが他の部分に比べて局部的に小さくなるた
めに、ダイ31あるいはポンチ32の撓みの発生ととも
にブランク材Bのうち突起部35に当接する部分が他の
部分よりも強く押されて先に述べたような型当たりによ
る傷が発生する。
【0058】これに対して、ディスタンスシート部34
を有する本実施形態によれば、ダイ31とポンチ32の
成形面31a,32a同士の平行度がディスタンスシー
ト部34とポンチ32との当接によって保たれるため
に、ディスタンスシート部34に相当する部分では型当
たり傷が発生したとしても突起部35に当接する部分で
は型当たり傷は発生しない。
【0059】以上の説明から理解されるように、ダイ3
1およびポンチ32の各成形面31a,32aの仕上加
工寸法が例えば±0.1mm以内で管理されている場合
には、上記のディスタンスシート部34の高さ寸法hと
しては0.1〜0.2mm程度が必要となる。
【0060】また、図8に示すように、プレス機械固有
の運動精度誤差例えば平行度誤差によりポンチ32が角
度θをもって傾いて下降した場合、従来の型構造では、
ダイ31とポンチ32の成形面31a,32a同士が平
行でなく両者のクリアランスが不均一となって、ブラン
ク材Bのうち最終製品形状部Paとなるべき部分に局部
的に型当たりが発生して、その型当たりによる傷が発生
する。
【0061】これに対して、本実施形態によれば、ポン
チ32がθだけ傾いたまま下降したとしても、ポンチ3
2が下死点に達するとディスタンスシート部34とポン
チ32との当接によるディスタンス効果のために上記の
平行度誤差が吸収されて、最終的には図6と同様に成形
面31a,32a同士はその全面で平行となる。したが
って、例えば一つの絞りプレス型P52を複数あるプレス
機械のいずれに用いたとしても、各プレス機械固有の運
動精度誤差の影響を受けることなく、双方の成形面31
a,32a同士の平行度と最小クリアランスとをきわめ
て簡単に再現できるようになるとともに、型当たり傷の
発生を防止できることになる。
【0062】ここで、上記の第3の実施の形態では、デ
ィスタンスシート部34をダイ31の成形面31aに一
体に形成しているが、第1の実施の形態と同様にディス
タンスシート部34をインサートダイ構造としても同様
の効果が得られる。
【0063】また、ディスタンスシート部34は、第1
の実施の形態と同様にダイ31の成形面31aの四隅部
に部分的に形成したり、あるいはポンチ32の成形面3
2a側に形成することも可能ではあるが、ディスタンス
シート部34の面積を可及的に大きく確保するためには
そのディスタンスシート部34をダイ31の成形面31
aの周縁部全周に形成するのが望ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、図10
のB部に相当する要部拡大断面図。
【図2】図1のインサートダイの配置関係を示す平面説
明図。
【図3】図1の要部拡大図。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す要部拡大断面
図。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示す絞りプレス型
の断面図。
【図6】図5のD部拡大図。
【図7】図5,6に示した絞りプレス型の作動説明図。
【図8】図5,6に示した絞りプレス型の作動説明図。
【図9】従来のトランスファプレス機の平面説明図。
【図10】図9のA−A線に沿う断面図。
【図11】型当たり傷と称される成形欠陥の説明図。
【図12】図10のB部の拡大図。
【符号の説明】
1…ダイ 1a…ダイフェース(成形面) 2…ブランクホルダ 3…ディスタンスブロック 4…下型 5…ポンチ 7…ボルスタ 8…スライド 10…インサートダイ 10a…補助ダイフェース(ディスタンスシート部) 12…シムプレート 20…インサートダイ 20a…補助ダイフェース(ディスタンスシート部) 20c…傾斜カム面 22…バックアップキー 22a…傾斜カム面 23…エアシリンダ 31…ダイ 31a…成形面 32…ポンチ 32a…成形面 33…ブランクホルダ 34…ディスタンスシート部 B…ブランク材 P1,P2…絞りプレス型 Pa…最終製品形状部 S…非製品部領域 W2…アウターパネル(成形品)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石本 真二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 富山 隆 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブランク材の周縁部をダイとブランクホ
    ルダとで加圧拘束した上でそのブランク材の周縁部以外
    の部分をポンチによりダイ側に押し込んで所定の形状に
    絞り成形するようにした絞りプレス成形装置において、 前記ダイおよびポンチのうちいずれか一方の型面が双方
    の型面同士の平行度と最小クリアランスとを規制するデ
    ィスタンス機能を有しているものであることを特徴とす
    る絞りプレス成形装置。
  2. 【請求項2】 ブランク材の周縁部をダイとブランクホ
    ルダとで加圧拘束した上でそのブランク材の周縁部以外
    の部分をポンチによりダイ側に押し込んで所定の形状に
    絞り成形するようにした絞りプレス成形装置において、 前記ダイおよびポンチのうちいずれか一方の成形面であ
    って且つブランク材のうち最終製品形状部以外の部分に
    相当する部分に、他方の成形面側に向かって局部的に微
    小量突出してその他方の成形面と当接することにより双
    方の成形面同士の平行度と最小クリアランスとを規制す
    るディスタンスシート部を形成したことを特徴とする絞
    りプレス成形装置。
  3. 【請求項3】 一方の成形面における周縁部全周にディ
    スタンスシート部が形成されていることを特徴とする請
    求項2記載の絞りプレス成形装置。
  4. 【請求項4】 ディスタンスシート部がダイの成形面に
    形成されていることを特徴とする請求項3記載の絞りプ
    レス成形装置。
  5. 【請求項5】 ディスタンスシート部が形成された成形
    面からそのデイスタンスシート部の突出量がブランク材
    の板厚の10〜25%程度に設定されていることを特徴
    とする請求項2〜4のいずれかに記載の絞りプレス成形
    装置。
  6. 【請求項6】 ポンチとブランクホルダとからなる二組
    の下型を共通のボルスタに配置するとともに、前記各下
    型と組み合わされて絞りプレス型を構成する一対のダイ
    を共通のスライドに支持させ、さらに前記ブランクホル
    ダおよびダイのうちいずれか一方には他方に当接するこ
    とによって両者間の平行度と最小クリアランスとを規制
    するディスタンスブロックを設けてなり、 前記二組の絞りプレス型でそれぞれにブランク材に絞り
    加工を施すことにより互いに異なる成形品を同時に成形
    するようにした絞りプレス成形装置において、 前記二組の絞りプレス型のうち成形圧力の小さい一方の
    絞りプレス型のダイの成形面であって且つブランク材の
    うち最終製品形状部以外の部分に沿う複数箇所をインサ
    ートダイとして分割し、 このインサートダイをダイの成形面からポンチ方向に微
    小量だけ突出させてディスタンスシート部としたことを
    特徴とする絞りプレス成形装置。
  7. 【請求項7】 前記インサートダイがダイに対して着脱
    可能であって、そのインサートダイの上面とダイとの間
    にシムプレートが介装されていることを特徴とする請求
    項6記載の絞りプレス成形装置。
  8. 【請求項8】 前記インサートダイはダイの側面に臨む
    ように上下動可能に配置されていて、下死点位置からの
    ダイの上昇動作開始直後にそのインサートダイがダイに
    対して所定量だけ上昇し、且つダイの上死点位置到達時
    期と相前後してインサートダイが前記所定量だけダイに
    対して下降するものであることを特徴とする請求項6記
    載の絞りプレス成形装置。
  9. 【請求項9】 前記インサートダイの上面に傾斜カム面
    が形成されているとともに、そのインサートダイとダイ
    との間には、インサートダイ側の傾斜カム面と摺接する
    傾斜カム面を有するバックアップキーが挿入されてい
    て、このバックアップキーのスライド動作に応じてイン
    サートダイが上下動するものであることを特徴とする請
    求項8記載の絞りプレス成形装置。
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JP2009208105A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Nissan Motor Co Ltd プレス機械およびプレス方法
CN107716686A (zh) * 2017-11-30 2018-02-23 重庆平伟汽车科技股份有限公司 汽车覆盖件拉伸工艺及拉伸模具

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