JPH0830864B2 - 減力性が改良された製版用ハロゲン化銀写真感光材料及びその減力処理方法 - Google Patents

減力性が改良された製版用ハロゲン化銀写真感光材料及びその減力処理方法

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JPH0830864B2 JP12543487A JP12543487A JPH0830864B2 JP H0830864 B2 JPH0830864 B2 JP H0830864B2 JP 12543487 A JP12543487 A JP 12543487A JP 12543487 A JP12543487 A JP 12543487A JP H0830864 B2 JPH0830864 B2 JP H0830864B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は製版用ハロゲン化銀写真感光材料(以下、適
宜「製版用感材」と記す場合がある)及びその減力処理
方法に関するものである。
製版用感材は、印刷工業等の分野において、写真製版
法により印刷版を作製する工程で網点画像や線画像を形
成するのに用いられる感光材料である。
〔従来の技術〕
通常、製版用感材は、最終的な網点画像または線画像
を得るにあたって、画像の微妙な調子再現や芸術的な表
現を満足させるために、減力処理と呼ばれる処理をして
画像を部分的に、または全面的に微修正することが多
い。
このため、製版用感材においては減力処理適性を有し
ているか否かは極めて重要な性能の1つである。
印刷製版工程においては、原画像の濃淡(調子)を微
少な点の面積の大小、即ち網点画像によって表現する方
法がとられることが多い。
露光、現像処理を経て網点画像または線画像を形成し
た製版用感材を減力処理するには、該網点または線画像
を形成している金属銀を酸化剤で漂白する方法が知られ
ている。
例えば、ミーズ著、ザ・セオリー・オブ・ザ・フォト
グラフィック・プロセス(Mees:The Theory of the Pho
tographic Process)第738〜739頁(1954年、Macmillan
社刊行)には、過マンガン酸塩、第2鉄塩、第2セリウ
ム塩、赤血塩、重クロム酸塩、過硫酸塩等の減力成分を
用いた減力液が記録されている。
減力処理とは、結局、銀画像を酸化し、溶解すること
であるから、銀画像を形成している銀の単位面積当りの
量が多ければ多い程、一般に減力処理により画像を修正
できる範囲は広くなる。
即ち、網点画像を減力処理する場合、減力処理により
網点面積を減少せしめると、それと併行して網点1個当
りの黒化濃度の減少が生ずるのが一般的であり、網点面
積の減少時に、網点1個当りの黒化濃度の減少が少ない
程、減力による修正可能な範囲は広い。
換言すれば、網点画像の修正可能な範囲のメジャー
は、網点1個当りの黒化濃度を一定値以上に保って網点
面積をいくら減少せしめ得たかによって表すことができ
る。
本明細書においては、減力処理により写真製版工程で
必要とされるぎりぎりの値にまで網点の黒化濃度が減少
した時に、網点面積が処理前の網点面積に対してどれ位
減少したかを「減力幅」なる用語で表すことにする。
前述の如く、一般に画像を形成している銀量が多けれ
ば多い程、減力幅は大きくなり、従って減力処理により
画像を修正できる程度も大きくすることができる。
そのためには、製版用感材に用いるハロゲン化銀の単
位面積当りの塗布量を多くすればよいのであるが、周知
の如く、銀は極めて高価かつ貴重なものであり、いたず
らに塗布銀量を多くすることは製版用感材のコストの点
からも省資源的見地からも好ましくない。
従って、出来るだけ少ない銀を用いて、必要な特性を
有する製版用感材を製造することは当業者にとっての重
要な課題の1つである。
〔発明の目的〕
従って本発明の目的の第1は、減力処理適性にすぐれ
る製版用感材であって、しかも単位面積当りの塗布銀量
を少なくしても減力処理適性が劣化しない製版用感光材
料を提供することにある。
第2に、単位面積当りの塗布銀量の少ない製版用感光
材料を用いながら減力幅の広い減力処理方法を提供する
ことにある。
〔発明の構成〕
本発明の目的は、支持体の片面および/または両面に
ハロゲン化銀乳剤層を有し、更に該ハロゲン化銀乳剤層
より支持体から遠い側に非感光性親水性コロイド層を有
する製版用ハロゲン化銀写真感光材料において、該非感
光性親水性コロイド層は酸性基を有するアニオン性弗素
系界面活性剤と塩基性モルダントとを含有し、かつ膨潤
度を1.2〜2の値になるように硬膜したことを特徴とす
る製版用ハロゲン化銀写真感光材料によって、及び該製
版用感光材料を露光し、現像処理して得られた銀画像を
減力処理することを特徴とする製版用ハロゲン化銀写真
感光材料の減力処理方法によって、達成される。
以下、本発明について詳述する。
本発明で用いる酸性基を有するアニオン性弗素系界面
活性剤の好ましい代表的化合物として、下記一般式
〔a〕〔b〕〔c〕〔d〕〔e〕で表される化合物を挙
げることができる。但し本発明に用い得るアニオン性弗
素系界面活性剤はこれらに限定されるものではない。
一般式〔a〕 (但し一般式〔a〕中、R1は炭素原子数1〜32のアルキ
ル基で、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ヘキ
シル基、ノニル基、ドデシル基、ヘキサデシル基等を表
すが、これらの基は少なくとも1つの弗素原子で置換さ
れている。Lは2価の結合基を表し、例えばCH2CH2O
n2,-SO2N(CH3)-,-SO2NH-を表す。Aはスルホン酸基
またはカルボン酸基を表す。またn1,n2は0〜4の整数
を表す。
一般式〔b〕 一般式〔c〕 (但し一般式〔b〕〔c〕中、R2,R3,R5,R6およびR
7は、それぞれ炭素原子数1〜32の直鎖または分岐状の
アルキル基で、例えばメチル基、エチル基、ブチル基、
イソブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、
ノニル基、デシル基、ドデシル基、オクタデシル基等を
表すが、環状をなすアルキル基でもよく、これらの基は
少なくとも1つの弗素原子で置換されている。また、
R2,R3,R5,R6およびR7は、それぞれアリール基、例えば
フェニル基、ナフチル基等を表し、これらのアリール基
は少なくとも1つの弗素原子または少なくとも1つの弗
素原子で置換された基で置換されている。
さらにR4およびR8はカルボキシラト基、スルホナト基
またはリン酸基等の酸基を表す。) 一般式〔d〕 (但し一般式〔d〕中、R9は炭素原子数1〜32の飽和、
不飽和の直鎖または分岐状アルキル基を表し、例えば飽
和アルキル基としては、メチル基、エチル基、ブチル
基、イソブチル基、ヘキシル基、ドデシル基、オクタデ
シル基等を表し、不飽和アルキル基としては例えばアリ
ル基、ブテニル基、オクテニル基等を表す。そしれこれ
らの飽和,不飽和のアルキル基は少なくとも1つの弗素
原子で置換されている。n2およびn3は1〜3の整数を示
す。またn4は0〜6の整数を表す。) 一般式〔e〕 (但し一般式〔e〕中、Yは硫黄原子、セレン原子、酸
素原子、窒素原子または (ここでR11は水素原子または炭素原子数1〜3のアル
キル基、例えばメチル基、エチル基を表す)を表し、R
10は、前記一般式〔a〕におけるR1で表される基と同義
の基または少なくとも1つの弗素原子で置換されたアリ
ール基(例えばフェニル基、ナフチル基等)を表す。ま
たZは、5員または6員ヘテロ環を形成するのに必要な
原子群を表し、これらの例としては、チアゾール環、セ
レナゾール環、オキサゾール環、イミダゾール環、ピラ
ゾール環、トリアゾール環、テトラゾール環、ピリミジ
ン環、トリアジン環等を挙げることができる。
上記のヘテロ環には更にアルキル基、アリール基等の
置換基を有してもよく、またこれらの置換基には弗素原
子が置換されてもよい。
次に上記一般式〔a〕乃至〔e〕で表される酸性基を
有するアニオン性弗素系界面活性剤の具体例を以下
(1)〜(39)に示すが、本発明に用いることのできる
化合物はこれらに限定されるものではない。
(例示化合物) (27) C8F17COONa (28) H(CF2)8CH2-O-CH2CH2-SO3 酸性基を有するアニオン性弗素系界面活性剤の添加量
は、ハロゲン化銀組成、ハロゲン化銀粒子サイズ、銀付
量、バインダー量、減力の処理条件(温度、時間)等に
よりそれぞれ最適量は異なるが、概ね全ハロゲン化銀乳
剤層に含まれるハロゲン化銀1モルに対しおよそ10-5
10-2モルの範囲が好ましく、また塗布面積1m2当りおよ
そ3×10-7〜3×10-4モルの範囲が好ましい。また添加
するときのpHは4.5〜9.0が好ましく、特に5.0〜8.0が好
ましい。
本発明に用いられる塩基性モルダントとして、塩基性基
を有する高分子モルダントが好ましく、例えばイミダゾ
ール、ピリジン、アルキルアミノアルキル(メタ)アク
リレート、アミノグアニジン等4級化した残基を有する
ポリマー等を挙げることができる。これらの塩基性モル
ダントとして、米国特許第2,548,564号、同第2,675,316
号、同第2,882,156号、及び同第3,706,563号等に記載さ
れているものを挙げることができる。
本発明に使用される塩基性モルダントの代表例とし
て、以下(M−1)〜(M−7)のようなものを挙げる
ことができる。
その他、本発明に使用される塩基性モルダントとして
は、下記一般式〔b〕で示される第4級イミダゾリウム
塩を含む重合体または共重合体が挙げられる。
一般式〔b〕 (但し一般式〔b〕中、R1は炭素数1〜4のアルキル基
またはベンジル基、R2は水素またはメチル基、Xはアニ
オンを表す。) このような塩基性モルダントは、特公昭43-10254号、英
国特許第1,034,044号、英国特許第1,022,206号、英国特
許第1,151,877号、英国特許第756,592号、米国特許第2,
548,564号、米国特許第2,882,156号、米国特許第3,444,
138号、米国特許第2,753,263号等の記載内容により容易
に合成することができる。
これらの塩基性モルダントは、水、エタノール、メタ
ノール、プロパノール、アセトン等の有機溶媒に溶解さ
せでゼラチン等の親水性コロイド液中に添加することが
できる。
あるいはラテックス及び界面活性剤に分散させて、ゼ
ラチン等の親水性コロイド液を添加してもよい。
添加量は、2〜1000mg/m2がよく、好ましくは20〜500
mg/m2であり、用いる酸性基を有するアニオン性弗素系
界面活性剤の種類や量に応じて適宜調節することができ
る。
酸性基を有するアニオン性弗素系界面活性剤と塩基性
モルダントとを含有する非感光性親水性コロイド層の膨
潤度を1.2〜2の値になるように硬膜するには、硬膜剤
を用いることでき、例えば今まで知られている多くの硬
膜剤を用いることができる。本発明にとって特に好まし
い硬膜手段は、本発明に係る銀乳剤層より支持体から遠
い側の非感光性層を減力液中で膨潤度を1.2〜2の値に
なるよう硬膜することである。従って非感光性層以外の
層、例えば乳剤層の膨潤度は任意でよいが、本発明の主
旨からすれば非感光性層の膨潤度より大きくするのが好
ましい。
また非感光性層の膨潤度を測定する方法は、非感光性
層の膜をポリエチレンテレフタレート支持体上にあらか
じめ塗布し、このフィルムの乾燥時の膜厚(LD)を光学
的顕微鏡から求め、次にこのフィルムを減力液中に浸漬
して膨潤が飽和したときの液中でも膜厚(LW)を測定す
る。このとき膨潤度(B)は、下記式で求められる。
B=LW/LD 本発明の膨潤度を規定する減力液として下記(A
液)、(B液)を調製し、(A液):(B液):水= を調製し、(A液):(B液):水=5:1:6(20℃)と
なるようにしたもので定義される。上記減力液(A
液)、(B液)は膨潤度を規定するものであり、実際の
減力特性をみるためには、その他の減力液、例えばセリ
ウム系減力液、EDTA-Feキレート系減力液等いずれをも
用いることができる。
次に本発明の非感光性層の膨潤度を1.2〜2にする好
ましい硬膜剤として挙げられるものを以下具体的に示す
が、本発明がこれらに限定されるものではないことはい
うまでもない。これらの化合物は、特開昭58-42039号記
載の方法により容易に合成することができる。
これらの化合物の添加量はグラムゼラチン当り10-5
102g加えることがよく、その溶媒としは水やアルコー
ル類が好ましいが、その他有機の一般の溶剤を用いても
よい。
以下(H−1)〜(H-22)に硬膜剤の具体的化合物を
示すが、本発明がこれら化合物に限定されるものでない
ことはいうまでもない。
但し、Mは水素原子、ナトリウム原子、カリウム原子
であり、x,yはそれぞれ各ユニットの仕込のモル百分率
であり上記にかぎられるものではなく、xは0ないし9
9、yは1ないし10の値をとりうる。
本発明においては、上記例示した以外の硬膜剤、例え
ばアルデヒド系、イミン系、トリアジン系、エポキシ系
いずれの硬膜剤をも併用することができることは勿論で
ある。上記好ましい硬膜剤を併用する場合には、硬膜効
果を有利にするために、併用する硬膜剤の使用量比を任
意に設定することができるが、好ましい使用比率として
モル比で100:1から1:100までの比率を選択することがで
きる。
硬膜剤も非感光性親水性コロイド層に含有させるに
は、硬膜剤をそれぞれ水または有機溶剤(メタノール、
エタノール等)で溶解して、硬膜すべき層用の塗布液で
ある親水性コロイド溶液に添加すればよく、プロテクト
分散して添加してもよい。また、支持体の片面にハロゲ
ン化銀乳剤層を有する場合、ハロゲン化銀乳剤層側の反
対のバッキング層にも適用することができ、最上層を選
択的に硬膜するように用いることも可能であり、写真処
理液中の膜強度(スクラッチ耐性、メルティング)を高
める技術にも応用することができる。
本発明における製版用感光材料とは、前記の如く、印
刷工業分野において、網点画像や線画像を有する印刷版
を写真製版法によって作製する工程で用いられる感光材
料であり、その種類、性能は特に限定されない。最も一
般的な感光材料は、いわゆるリスフィルム(ポリアレキ
レンオキサイド化合物、特公昭59-17825号記載のテトラ
ゾリウム化合物あるいは特開昭56-106244号記載のヒド
ラジン化合物を含有する)の如き硬調感光材料である。
従って本発明の製版用感材の感光性ハロゲン化銀乳剤
層に用いるハロゲン化銀としては、特に限定はなく、塩
化銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀、沃臭化銀、臭化銀等を用
いることができるが、特に塩化銀を少なくとも60モル%
(好ましくは75モル%以上)含み、沃化銀の含有率が2
モル%以下である塩臭化銀もしくは塩沃臭化銀が好まし
い。ハロゲン化銀粒子の形態、晶癖、サイズ分布等に特
に制限はないが、粒径0.5μm以下のものが好ましい。
ハロゲン化銀乳剤は、塩化金酸塩、三塩化金などのよ
うな金化合物、ロジウム、イリジウムの如き、貴金属の
塩、銀塩と反応して硫化銀を形成するイオン化合物、第
一スズ塩、アミン類の如き還元性物質で粒子を粗大化し
ないで感度を上昇させることができる。
また、ロジウム、イリジウムの如き貴金属の塩、赤血
塩等の鉄化合物をハロゲン化銀粒子の物理熟成時、また
は該生成時に存在せしめることもできる。
本発明の製版用感光材料は、支持体上に形成された少
なくとも一層のハロゲン化銀乳剤層を有している。ハロ
ゲン化銀乳剤層は、支持体の片面でなく両面に設けられ
ることもある。もちろん必要に応じてバッキング層、ア
ンチハレーション層、中間層、最上層(例えば保護層)
等を設けることができる。なお上記ハロゲン化銀乳剤層
は感光性層に属し、上記バッキング層、アンチハレーシ
ョン層、中間層、保護層等は非感光性層に属する。また
上記ハロゲン化銀乳剤層は、ハロゲン化銀粒子を親水性
コロイド、例えばゼラチン、ゼラチン誘導体等に分散し
たものである。本発明においては、上記ハロゲン化銀乳
剤層より支持体から遠い側に、上述のように硬膜した非
感光性層を有するように構成するのである。
本発明における非感光性親水性コロイド層及びハロゲ
ン化銀乳剤層に用いられる親水性コロイドバインダーと
しては、ゼラチンを用いるのが有利であるが、それ以外
の親水性コロイドも用いることができる。
例えばゼラチン誘導体、ゼラチンと他の高分子とのグ
ラフトポリマー、アルブミン、カゼイン等の蛋白質;ヒ
ドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
スセルロース硫酸エステル類等の如きセルロース誘導
体;アルギン酸ソーダ;澱粉誘導体などの糖誘導体;ポ
リビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分アセタ
ール、ポリ−N−ビニルピロリドン、ポリアクリル酸、
ポリメタクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリビニルイ
ミダゾール、ポリビニルピラゾール等の単一あるいは共
重合体の如き多種の合成親水性高分子物質を用いること
ができる。
ゼラチンとしては石灰処理ゼラチンのほか、酸処理ゼ
ラチンやBull.Soc.Sci.Phot.Japan.No.16,30頁(1966)
に記載されたような酸素処理ゼラチンを用いてもよく、
ゼラチンの加水分解物や酵素分解物も用いることができ
る。
ハロゲン化銀乳剤層またはその他の塗設層には、米国
特許第3,411,911号、同第3,411,912号、同第3,142,568
号、同第3,325,286号、同第3,547,650号、特公昭45-533
1号等に記載されているアルキルアクリレート、アルキ
ルメタアクリレート、アクリル酸、クリシジルアクリレ
ート等のホモまたはコポリマーからなるポリマーラテッ
クスを、感光材料の寸度安定性の向上、膜物性の改良等
の目的で含有せしめることができる。
ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤として4−ヒド
ロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テトラアザインデン、
3−メチルベンゾチアゾール、1−フェニル−5−メル
カプトテトラゾールをはじめ多くの複素環化合物、含水
銀化合物、メルカプト化合物等の他に特開昭49-81024
号、同50-6306号、同50-19429号、米国特許第3,850,639
号に記載されているような当業界ではよく知られたカブ
リ防止剤を用いることができる。
ハロゲン化銀乳剤層の硬膜剤としては、特に制限はな
いが、アルデヒド系化合物、ケトン化合物、2−ヒドロ
キシ−4,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジン等の反応性の
ハロゲンを有する化合物、反応性オレフィンを持つ化合
物(例えばビニルスルホン系化合物)、N−メチロール
化合物、アジリジン化合物、カルボジイミド化合物等を
用いることができる。
本発明のハロゲン化銀乳剤層には、塗布助剤、写真特
性の改良等の目的で界面活性剤を添加することができ
る。
界面活性剤としては、サポニンの如き天然界面活性
剤、アルキレンオキサイド系、クリシドール系等のノニ
オン界面活性剤、カルボン酸、スルホン酸(例えば米国
特許第3,415,649号記載の界面活性剤)、燐酸、硫酸エ
ステル基、燐酸エステル基等の酸性基を含むアニオン界
面活性剤、アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノア
ルコールの硫酸または燐酸エステル等の両性界面活性剤
が好ましく用いられる。
本発明の製版用感材は、ポリアルキレンオキシド化合
物の存在下に現像処理されることが好ましい。ポリアル
キレンオキシド化合物は感光材料及び/または現像液に
含有させればよく、その用い方は常法に従えばよい。
本発明に好ましく用いられるポリアルキレンオキシド
化合物は、炭素数2〜4のアルキレンオキシド、例えば
エチレンオキシド、プロピレン−1,2−オキシド、ブチ
レン−1,2−オキシドなど、好ましくはエチレンオキシ
ドの少なくとも10単位から成るポリアルキレンオキシド
と、水、脂肪族アルコール、芳香族アルコール、脂肪
族、有機アミン、ヘキシトール誘導体などの活性水素原
子を少なくとも1個有する化合物との縮合物あるいは2
種以上のポリアルキレンオキシドのブロックコポリマー
等を包含する。即ち、ポリアルキレンオキシド化合物と
して、具体的にはポリアルキレングリコール類、ポリア
ルキレングリコールアルキルエーテル類、ポリアルキレ
ングリコールアリールエーテル類、ポリアルキレングリ
コール(アルキルアリール)エステル類、ポリアルキレ
ングリコールエステル類、ポリアルキレングリコール脂
肪酸アミド類、ポリアルキレングリコールアミン類、ポ
リアルキレングリコール・ブロック共重合体、ポリアル
キレングリコールグラフト重合物等を用いることができ
る。
本発明で好ましく用いられるポリアルキレンオキシド
化合物の具体例をあげると以下の化合物1〜9の如くで
ある。
(ポリアルキレンオキシド化合物例) 1.HO(CH2CH2O)9H 2.C12H25O(CH2CH2O)15H 3.C8H17CH=CHC8H16O(CH2CH2O)15H 5.C11H23COO(CH2CH2O)50H 6.C11H23CONH(CH2CH2O)15H 8.C14H29N(CH2)(CH2CH2O)24H 本発明に係る硬膜剤とモルダントとを含有する非感光
性親水性コロイド層は、親水性コロイド(例えばゼラチ
ン)をバインダーとする層で、その厚さは0.01〜100μ
mがよく、特に0.1〜10μmの範囲が好ましく、上記非
感光性親水性コロイド層は表面保護層であることがで
き、前記の硬膜剤及びモルダント以外に界面活性剤、ゼ
ラチン可塑剤、ポリマーラテックス、マット剤、帯電防
止剤、滑り剤、コロイダルシリカ等を含有することがで
きる。また、本発明に係る非感光性親水性コロイド層
は、ハロゲン化銀乳剤層よりも硬膜度が高くなるように
層別硬膜されていることが減力処理適性改良の点から望
ましい。
マット剤として、ポリメチルメタクリレートや二酸化
ケイ素の粒径は0.1〜10μmがよく、特に1〜5μm程
度の粒子を用いることができる。
本発明の製版用感材の支持体に制約はなく、通常用い
られるもの(ポリエチレンテレフタレートフィルムの如
きポリエステルフィルム、セルローストリアセテートフ
ィルムの如きセルロースエステルフィルム等)を用いる
ことできる。
本発明においては、画像を得るための露光は通常の方
法を用いることができる。
本発明の製版用感材の現像処理方法に関しては特に制
限はなく、一般に製版用感材の処理を用いられているも
のはいずれも用いることができる。
処理温度は普通18℃から50℃の間に選ばれるが、18℃
より低い温度または50℃をこえる温度としてもよい。
現像液は、知られている現像主薬を含むことができ
る。現像主薬としては、ジヒドロキシベンゼン類(例え
ばハイドロキノン)、3−ピラゾリドン類(例えば1−
フェニル−3−ピラゾリドン)、アミノフェノール類
(例えばN−メチル−p−アミノフェノール)、1−フ
ェニル−3−ピラゾリン類、アスコルビン類、及び米国
特許第4,067,872号に記載の1,2,3,4−テトラヒドロキノ
リン環とインドレイン環とが縮合したような複素環化合
物類等を単独もしくは組合せて用いることができる。現
像液は、通常用いられる保恒剤、アルカリ剤、pH緩衝
剤、カブリ防止剤等を含有することができ、さらに必要
に応じ溶解助剤、色調剤、現像促進剤、界面活性剤、消
泡剤、硬水軟化剤、硬膜剤、粘性付与剤等を含有するこ
とができる。
本発明の方法に特に好ましく用いられるのは、いわゆ
るリス用現像液(伝染現像液)である。またフェニドン
やメトールを含有するPQ、またはMQ現像液も適用できる
ものである。
現像液は多くの場合、ハロゲン化アルカリ(特に臭化
ナトリウム、臭化カリウムの如き臭化物)を現像調節剤
として含有することが好ましい。ハロゲン化アルカリ
は、現像液1当り0.01〜10g添加するのがよく、より
好ましくは0.1〜5g添加することが好ましい。
現像液中のpHを9以上(特にpH9.7〜11.5)にするた
めには、アルカリ剤を添加される。通常の現像液には、
アルカリ剤として炭酸ナトリウムあるいは炭酸カリウム
が用いられる。
定着液としては、一般に用いられる組成のものを用い
ることができる。
定着剤としては、チオ硫酸塩、チオシアン酸塩のほ
か、定着剤としての効果が知られている有機硫黄化合物
を用いることができる。定着液には、硬膜剤として水溶
性アルミニウム塩を含んでもよい。色素像を形成させる
場合には、常法が適用できる。
現像処理方法としては、手作業によってもよく、ま
た、自動現像機を用いて行ってもよい。自動現像機で処
理する場合、搬送の方法(例えばローラー搬送、ベルト
搬送)とかに特に制限はなく、当業界で用いられる搬送
型自動現像機を用いることができる。この他、処理液組
成、現像方法については、米国特許第3,025,779号、同
第3,078,024号、同第3,122,086号、同第3,149,551号、
同第3,156,173号、同第3,224,356号、同第3,573,914号
等の記載を参考にすることができる。
本発明の製版用感材のハロゲン化銀乳剤層、その他の
層、支持体及び処理方法等については、さらに、リサー
チ・ディスクロージャー誌(Research Disclosure)176
巻22〜28頁(1978年12月)の記載を参考にすることがで
きる。
本発明に用いられる減力液に関しては、特に制限はな
く、例えば前記のミーズ著「ザ・セオリー・オブ・ザ・
フォトグラフィック・プロセス」(Mees,The Theory of
the Photographic Process)第738〜739頁(1954年、M
acmillam社刊行)に記載されたものが有効に用いられ
る。
即ち、過マンガン酸塩、過硫酸塩、第二鉄塩、第二銅
塩、第ニセリウム塩、赤血塩、重クロム酸塩等の減力成
分を単独または併用し、さらに必要により硫酸等の無機
酸、アルコール等を含有せしめた減力液、あるいは赤血
塩、エチレンジアミン、テトラ酢酸等第二鉄塩等の減力
成分とチオ硫酸塩、ロダン塩、チオ尿素あるいはその誘
導体等のハロゲン化銀溶剤、さらに必要により硫酸等無
機酸を含有せしめた減力液が用いられる。
本発明に用いられる減力液には、さらに必要によりメ
ルカプト基を有する化合物を含有せしめることができ
る。
本発明の減力処理に用いる減力液の組成、処理条件
(温度、時間等)には特に制限はなく、当業者が適宜決
定することができる。
減力液及び減力方法に関しては、特開昭51-140733
号、同52-68419号、同52-68419号、同53-14002号、同54
-119236号、同54-119237号、同55-2245号、同55-2244
号、同55-17123号、同55-79444号、同55-81344号等を参
考にすることができる。
〔実施例〕
以下に、実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明
するが、本発明の技術的範囲は以下の実施例によってな
んら制限されるものではなく、種々な実施態様が可能で
ある。
実施例−1 74モル%の塩化銀及び26モル%の臭化銀からハロゲン
化銀組成がなる平均粒径0.27μmのハロゲン化銀乳剤
を、金増感及び硫黄増感して調製した。この乳剤に増感
色素として1−(β−ヒドロキシエチル)−3−フェニ
ル−5−〔(3−γ−スルホプロビル−2−ベンゾオキ
サゾリニリデン)−エチリデン〕チオヒダントイン100m
g/Ag 1モル、安定剤として4−ヒドロキシ−1,3,3a−7
−テトラザインデン1g/Ag 1モル、更に、ポリエチレン
オキサイド化合物(具体例−4の化合物)500mg/Ag 1モ
ル、塩化ビニリデン−メタアクリル酸ブチルポリマーラ
テックス0.5mg/m2、硬膜剤としてムコクロール酸10mg/g
ゼラチン当り等を順次に加えた後、ポリエチレンテレフ
タレートフィルムベース上に1m2当り銀3.5g、ゼラチン
1.8gとなるように塗布した。更にこのハロゲン化銀乳剤
層上(このハロゲン化銀乳剤層より支持体から遠い側)
に、表−1に示した酸性基を有するアニオン性弗素系界
面活性剤、塩基性モルダント及び硬膜剤を含有させたゼ
ラチン溶液の保護膜用塗布液を1m2当りゼラチン1.5gと
なるように塗布し試料No.1〜10を作製した。
次に上記試料を用いて次の方法により網点画像を形成
した。大日本スクリーン(株)製ネガ用グレイコンタク
トスクリーン(150線/インチ)を試料に密着せしめ、
これに連続調のウェッジを通してキセノン光源を用いて
10秒間露光した。この試料を現像液サクラドールリソ・
タイプ271、定着液サクラフィックス・タイプ811、自動
現像機サクラオートマチックプロセッサーGQ-25(以
下、小西六写真工業(株)製)を用いて32℃で60秒の現
像処理を行った。
得られた網点ストリップスを、下記処方の減力液で20
℃にて段階的に時間を変えて減力処理を行った。
減力液処方 使用液はA:B:水=5:1:6(20℃) このようにして得られた網点ストリップスの網点面積
と網点濃度との変化をドットメーター及びマイクロデン
シトメーターで測定した。結果を表−1に示す。
表−1から、本発明に係る製版用感光材料(表−1の
試料6〜10)は、非感光性層の単膜の膨潤度が1.5と安
定しており、また50%網点が濃度3.0になるまで減力さ
れた時の減力幅が12〜17、50%網点が濃度2.0になるま
で減力された時の減力幅が18〜22と大きいので、減力処
理性に優れていることがわかった。
一方、比較の製版用感光材料である表−1の試料1〜
4は、非感光層の単膜の膨潤度が1.5〜3とばらついて
おり、また50%網点が濃度3.0になるまで減力された時
の減力幅は大部分が6または7、50%網点が濃度2.0に
なるまで減力された時の減力幅が13または14と小さく減
力処理性に劣っていることがわかった。なお比較の製版
用感光材料である表−1の試料5は、すぐれた性能を得
るためにはゼラチン添加量を5g/(グラムゼラチン)と
多くしなければならず、実用上不都合であることがわか
った。
実施例−2 実施例−1と同様に試料を作製し、露光、現像処理
し、写真性能を評価したが、ここでは、沃化銀を2モル
%及び4×10-7モルのイリジウム及びロジウムを含有す
る平均粒径0.27μmの八面体沃臭化銀粒子を調製し、硫
黄増感した(粒子A)。また別に内部が金でかぶらされ
た(深さ0.13μmの部位)平均粒径0.15μmの立方晶臭
化銀粒子を調製した(粒子B)。粒子A:粒子Bの個数が
1:2となるように混合して、この乳剤に増感色素として
5,5′−ジクロロ−9−エチル3,3′−ビス(3−スルホ
プロピル)オキサカルボシアニンのカリウム塩200mg/Ag
1モル及び5,5′−メトキシ−9−エチル−3,3′ビス
(3−スルホプロピル)オキサカルボシアニンのカリウ
ム塩100mg/Ag 1モル、ポリエチルアクリレートの分散物
1g/m2、ポリエチレングリコール300mg/Ag 1モル、1−
ホルミル−2−{4−〔2−(2,4−ジ−tert−ペンチ
ルフェノキシ)ブチルアミド〕フェニル}ヒドラジン1g
/Ag 1モル、ベンゾトリアゾール、1−フェニル−5−
メルカプトテトラゾール90mg/Ag 1モル、ハイドロキノ
ン150mg/Ag 1モル、フェニドン100mg/Ag 1モル、安定剤
として4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a−7−テト
ラザインデン1g/Ag 1モル、延展剤としてサポニン400mg
/m2及びドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム60mg/
m2、硬膜剤としてホルマリン8mg/gゼラチン当たり及び
ムコクロム酸4mg/gゼラチン当たりを順次加えた後、特
開昭59-19941号の実施例−1の下塗層を施した厚さポリ
エチレンテレフタレートフィルムベース上に1m2当り銀
1.5g、ゼラチン1.0gとなるよう乳剤層を塗布した。乳剤
層の上には2層の保護層(上層ゼラチン0.5g/m2、下層
ゼラチン0.5g/m2を塗布し、最上層にはコロイダルシリ
カ、平均粒径3.5μmのポリメタクリル酸メチルを含有
するゼラチン層を弗素化ヘキシルコハク酸エステルを延
展剤として同時に重層塗布した。本発明に係る酸性基を
有するアニオン性弗素系界面活性剤、塩基性モルダント
及び硬膜剤を、保護層に添加して表−2の試料の試料N
o.1〜10を作製した。これら試料は、あらかじめ特開昭5
9-206828号の実施例−1の試料No.4の如くバッキング層
を支持体の反対側に塗布しておいた。ここでの試料の現
像処理には、下記処方の現像液で40℃15秒処理可能な迅
速処理用自動現像機で処理した。現像処理条件及び定着
液処方は、下記の通りである。
現像液処方 (組成A) (組成B) 現像液の使用時に水500ml中に上記組成A、組成Bの
順に溶かし、1に仕上げて用いた。
定着液処方 (組成A) (組成B) 定着液の使用時に水500ml中に上記組成A、組成Bの
順に溶かし、1に仕上げて用いた。この定着液のpHは
約4.3であった。
〈現像処理条件〉 (工程) (温度) (時間) 現像 40℃ 15秒 定着 35℃ 10秒 水洗 常温 10秒 乾燥 45℃ 10秒 表−2から、実施例−1におけると同様、本発明に係
る製版用感光材料(表−2の試料6〜10)は、非感光性
層の単膜の膨潤度が1.5と安定しており、また50%網点
が濃度3.0になるまで減力された時の減力幅が13〜17、5
0%網点が濃度2.0になるまで減力された時の減力幅が18
〜22と大きく、減力処理性に優れることがわかる。比較
の製版用感光材料の、表−2の試料1〜4は、非感光性
層の単膜の膨潤度が1.5〜3とばらついており、また50
%網点が濃度3.0になるまで減力された時の減力幅は大
部分が6〜8、50%網点が濃度2.0になるまで減力され
た時の減力幅が13,14と小さく、減力処理性に劣ること
がわかる。なお比較の製版用感材である表−2の試料5
は、実施例−1と同様ゼラチン添加量が多く、実用上不
利である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、製版用感光材料から得られる銀画像
の減力処理適性が改良され、また、これにより、製版用
感光材料の単位面積当りの塗布銀量を減少することがで
きる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持体の片面および/または両面にハロゲ
    ン化銀乳剤層を有し、更に該ハロゲン化銀乳剤層より支
    持体から遠い側に非感光性親水性コロイド層を有する製
    版用ハロゲン化銀写真感光材料において、該非感光性親
    水性コロイド層は酸性基を有するアニオン性弗素系界面
    活性剤と塩基性モルダントとを含有し、かつ膨潤度を1.
    2〜2の値になるように硬膜したことを特徴とする製版
    用ハロゲン化銀写真感光材料。
  2. 【請求項2】支持体の片面および/または両面にハロゲ
    ン化銀乳剤層を有し、更に該ハロゲン化銀乳剤層より支
    持体から遠い側に非感光性親水性コロイド層を有する製
    版用ハロゲン化銀写真感光材料において、該非感光性親
    水性コロイド層は酸性基を有するアニオン性弗素系界面
    活性剤と塩基性モルダントとを含有し、かつ膨潤度を1.
    2〜2の値になるように硬膜したものである製版用ハロ
    ゲン化銀写真感光材料を露光し、現像処理して得られた
    銀画像を減力処理することを特徴とする製版用ハロゲン
    化銀写真感光材料の減力処理方法。
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