JPH08307730A - 同期信号発生回路 - Google Patents

同期信号発生回路

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JPH08307730A
JPH08307730A JP7106755A JP10675595A JPH08307730A JP H08307730 A JPH08307730 A JP H08307730A JP 7106755 A JP7106755 A JP 7106755A JP 10675595 A JP10675595 A JP 10675595A JP H08307730 A JPH08307730 A JP H08307730A
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frequency divider
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Mikio Ujiie
幹夫 氏家
Hisato Kokubo
寿人 小久保
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NEC Engineering Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • H04N5/06Generation of synchronising signals

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  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 PLL回路を備えた同期信号発生回路におい
て、入力映像信号に基づいて水平同期信号、垂直同期信
号および高速なドットクロック信号を、PLL回路の定
常位相誤差を吸収して安定的且つ簡易に発生させる。 【構成】 同期信号に含まれる水平同期信号のクロック
幅より広く且つ上記定常位相誤差を包含する時定数のパ
ルス信号をタイミング発生回路4で生成し、フリップフ
ロップ回路5を介して比較禁止回路6の入力端子に入力
する。そしてパルス信号の論理レベルを垂直同期信号の
アクティブ区間と非アクティブ区間とで異ならしめ、ア
クティブ区間のときに水平同期信号102と再生化水平同
期信号110との位相比較を禁止させる。この再生化水平
同期信号110は、パラメータ設定回路17で分周値の設
定可能な分周器10,11の出力に基づいて生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NTSC方式やPAL
方式によるテレビジョン画像処理、コンピュータグラフ
ィック(CG)、CADシステム、あるいは液晶ディス
プレイを用いた画像処理技術に係り、特に、水平同期信
号と垂直同期信号が複合された同期信号に同期した水平
同期信号およびドットクロック信号を発生する同期信号
発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイでは、各画素に対応し
たドットクロック信号が必要であり、このドットクロッ
ク信号でディジタル値またはアナログ値化した映像信号
(R,G,B信号)をサンプリングする必要がある。
【0003】しかし、例えば特公平7−1423号公報
に記載されているように、映像信号の垂直同期区間、す
なわち垂直同期信号がアクティブな区間に水平同期信号
が存在しない場合がある。また、水平同期信号が存在し
ても、垂直同期区間外の水平同期信号と位相同期してい
ない場合もある。このような場合、従来は、互いに同期
する水平同期信号、垂直同期信号、ドットクロック信号
を別途発生させるか、あるいは特公平7−1423号に
記載された「パルス発生回路」のように当該区間の位相
比較を禁止して映像信号の同期ずれを防止していた。こ
れら信号処理に用いられる技術の基は、PLL(Phase
Lock Loop)技術であり、同期信号が間欠信号である場
合は、PLL回路を安定動作させるためにPLL回路内
にサンプルホールド回路を設け、間欠区間、VCO(電
圧制御発振器、以下同じ)のDCバイアスをホールドす
る処理を施す必要がある。
【0004】一方、普通の解像度や高解像度用のそれぞ
れのCRTディスプレイを一つの液晶ディスプレイで置
き換えて画像表示する需要が高まってきているが、同期
信号の周波数や水平同期区間内の画素数が提供される画
像処理部の機能やメーカーによって異なっている。従
来、これら複数の機能仕様に対して一つの同期信号発生
回路で処理できる(複数の機能仕様に対応できることを
マルチシンクと呼ぶ)ようにすべく、複数のVCOをP
LL回路内に持ち、個々の機能仕様に応じてそのいずれ
かを選択していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
「パルス発生回路」において位相比較を行う区間はPL
L回路の設計上予測される区間であり、位相比較の際に
現実に生じるPLL回路の定常位相誤差については考慮
されていない。しかも発生するドットクロック信号の周
期が固定的であって事後的にこれを変えることができな
い。そのため、映像信号に同期するドットクロック信号
を常に安定に発生することができるとは限らない問題が
あった。また、上記マルチシンクに対応し得るPLL回
路を構成するには複数のVCO等を設けなければならな
いため、全体的な回路構成を簡略にすることができない
という問題もあった。
【0006】本発明の課題は、上記背景に鑑み、垂直同
期区間に水平同期信号が存在しない場合、あるいは水平
同期信号が存在しても垂直同期区間外の水平同期信号と
位相同期しない場合であっても常に安定した水平同期信
号、垂直同期信号および高速なドットクロック信号を発
生させる同期信号発生回路を提供することにある。本発
明の課題は、この同期信号発生回路を簡易な構成により
マルチシンクに対応させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の同期信号発生回路は、水平同期信号と垂直同期信号
が複合された信号から水平同期信号と垂直同期信号を分
離抽出する回路と、前記同期信号を入力する位相比較回
路、該位相比較回路の出力に応じた発振周波数の信号を
出力する電圧制御発振器、および該電圧制御発振器の出
力を分周してクロック信号を生成する第一分周器を備
え、該第一分周器の分岐出力に基づく比較対象信号と前
記同期信号との位相比較を行うPLL回路と、を備えた
従来の同期信号発生回路において、前記水平同期信号に
同期し且つ少なくとも位相比較の際に生じる前記PLL
回路の定常位相誤差を包含する時定数のパルス信号を生
成するパルス信号発生回路と、該パルス信号の論理レベ
ルを前記垂直同期信号のアクティブ区間と非アクティブ
区間とで異ならしめる信号変換回路とを設け、この信号
変換回路の出力を前記位相比較回路に導いて前記垂直同
期信号のアクティブ区間のときの位相比較を禁止させる
ようにしたことを特徴とする。
【0008】本発明の他の構成に係る同期信号発生回路
は、上記従来の同期信号発生回路において、PLL回路
に、第一分周器の分岐出力を分周する第二分周器および
該第二分周器の出力に位相同期する再生化水平同期信号
を生成する水平同期信号再生回路を設け、この再生化水
平同期信号を前記比較対象信号として前記位相比較回路
に導くとともに、前記垂直同期信号と前記再生化水平同
期信号とから再生化垂直同期信号を再生する垂直同期信
号再生回路と、前記再生化垂直同期信号を前記第二分周
器の出力でリタイミングするリタイミング回路とを設け
たことを特徴とする。
【0009】前記水平同期信号再生回路は、例えば、前
記第二分周器の出力に基づいて前記再生化水平同期信号
の周期を決定する第一計数回路と、該第二の分周器の出
力に基づいて前記水平同期信号のパルス幅を決定する第
二計数回路と、前記第一計数回路の出力をセット端子に
入力するとともに前記第二計数回路の出力をリセット端
子に入力するセット・リセットフリップフロップ回路と
を含んで構成し、また、前記垂直同期信号再生回路は、
例えば、前記再生化水平同期信号をクロックとする複数
の同期式フリップフロップを縦続し、初段の同期式フリ
ップフロップに前記垂直同期信号を入力するとともに、
各段の同期式フロップフロップの出力から遅延タップを
引き出して該垂直同期信号の遅延量を段階的に調整可能
に構成する。
【0010】本発明の同期信号発生回路は、さらに、少
なくとも二つの論理素子を直列に接続するとともに前段
の論理素子と後段の論理素子間にダミー論理素子を並列
接続して成る基本遅延素子をn(自然数)段接続し、各
段の出力から遅延タップを引き出した遅延回路を設け、
前記第一分周器の分岐出力を初段の基本遅延素子に入力
して該分周出力の遅延量を段階的に調整可能にした。な
お、マルチシンクに対応可能にするため、前記第一分周
器および第二分周器の分周数、前記第一計数回路および
第二計数回路の計数閾値、前記垂直同期信号の遅延量、
または前記分岐出力の遅延量を任意に設定するパラメー
タ設定回路を設けている。
【0011】
【作用】本発明では、水平同期信号に同期し且つ少なく
とも位相比較の際に生じるPLL回路の定常位相誤差を
包含する時定数のパルス信号をPLL回路の位相比較を
禁止するための基準信号とし、その論理レベルを垂直同
期信号のアクティブ区間と非アクティブ区間とで異なら
しめる。そして垂直同期信号のアクティブ区間のときの
パルス信号の論理レベルをもって位相比較を禁止し、そ
れ以外の論理レベルのときは位相比較を許容する。これ
により定常位相誤差分が吸収されて位相比較ないしその
禁止が行われるので、位相が安定したクロック信号が得
られる。
【0012】また、PLL回路に、第二分周器を付加し
た構成では、第一分周器の分周値と第二分周値との乗算
出力に基づいて再生化水平同期信号が生成される。つま
り再生化水平同期信号の周波数(周期)の幅が拡がる。
この再生化水平同期信号は位相比較対象信号となって位
相比較回路に入力され、水平同期信号との間で位相比較
ないしその禁止がなされる。一方、この再生化垂直同期
信号と垂直同期信号とに基づいて得た再生化垂直同期信
号を第二分周器の出力でリタイミングするようにしたの
で、結局、映像信号から得た同期信号とは別の同期信
号、すなわち位相が全て同期し且つPLL回路による定
常位相誤差分を吸収した安定した再生化水平同期信号、
再生化垂直同期信号、およびクロック信号を得ることが
できる。
【0013】さらに、本発明による遅延回路の初段に第
一分周器の分岐出力(クロック信号)を入力すると、こ
のクロック信号は基本遅延素子で遅延されて後段の基本
遅延素子に順次入力される。このとき、各基本遅延素子
を構成する論理素子として多入力端子を持つものを用い
るとともに、その多入力端子のうちで入出力間の遅延差
が最も少ないものを選択し、さらに論理素子間にダミー
論理素子を並列接続して負荷を調節することにより遅延
量のばらつきを抑制することができる。そして各段の基
本遅延素子の出力を選択的に採用することで、クロック
信号の遅延量を正確に且つ段階的に調整することが可能
となる。なお、第一分周器および第二分周器の分周数や
クロック信号の遅延量をパラメータ設定回路によって任
意に設定可能なので、一つのVCOとローパスフィルタ
でマルチシンクへの対応が可能になり、回路構成の簡略
化も可能になる。また、第一分周器および第二分周器の
ように必ずしも二つの分周器を物理的に独立させる構成
のほか、上記二つの分周器の機能を一つの分周器とパラ
メータ設定回路の設定によって実現することもできる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例に係る同期信号
発生回路の構成図である。この同期信号発生回路は、図
示しない画像処理部より入力した映像信号100から同
期信号101を分離する同期信号分離回路1を備え、さ
らにこの同期信号分離回路1で分離された同期信号10
1から水平同期信号102を発生させる水平同期信号発
生回路2と、垂直同期信号103を発生させる垂直同期
信号発生回路3とを備えている。
【0015】水平同期信号102には、水平同期区間
(水平同期信号がアクティブな区間)と垂直同期区間
(垂直同期信号がアクティブな区間)を示すパルス(コ
ンポジット信号)が重畳されている。この水平同期信号
102は三分岐され、第一の出力は直接、第二の出力は
同期式フリップフロップ回路(以下、F/F)5を介し
て、第三の出力はタイミング発生回路4とF/F5を介
して、それぞれ比較禁止回路6に入力される。タイミン
グ発生回路4は、図2に示すように、水平同期信号10
2の立ち上がり(または立ち下がり)エッジをトリガと
するモノマルチ21を含み、他の論理回路との協働によ
り、位相または周波数の比較禁止区間等のタイミングを
定めるためのタイミング信号104を発生させる。モノ
マルチ21の時定数は、水平同期信号102のパルス幅
よりも広く、かつ後述のPLL回路を用いる上で不可避
となる定常位相誤差分を包括するような値に設定されて
いる。F/F5は、上記タイミング信号104の立ち上
がり(または立ち下がり)エッジで水平同期信号102
の垂直同期区間をリタイミングし、これにより得た比較
禁止信号105を比較禁止回路6に出力する。このタイ
ミング発生回路4における信号間のタイミング関係およ
び定常位相誤差分の状態を図8に示す。
【0016】次に、PLL回路について説明する。本実
施例では、比較禁止回路6、位相比較回路7、ローパス
フィルタ8、VCO9、第一分周器10、第二分周器1
1、および水平同期信号再生回路12でPLL回路を構
成している。比較禁止回路6と位相比較回路7は、図示
のように分離した構成のほか、一体化する構成も可能で
ある。
【0017】比較禁止回路6は、例えば図3に示す論理
和回路20から構成され、水平同期信号102と後述の
再生化水平同期信号110との位相比較の禁止タイミン
グを、F/F5から送られる比較禁止信号105によっ
て決定する。つまり、図9に示すように、比較禁止信号
105がアクティブな区間のみ水平同期信号102と再
生化水平同期信号110の位相比較が禁止されるように
動作する。これにより、映像信号100の垂直同期区間
に水平同期信号が存在しない場合や、水平同期信号は存
在するが垂直同期区間外の水平同期信号と位相同期しな
い場合であっても、PLL回路を安定に動作させること
ができる。この比較禁止回路6の出力段には、位相比較
回路7が設けられる。なお、比較禁止回路6は、図3に
示す論理和回路20によるほか、各入力信号102,1
05,110の極性(正論理または負論理)および後述
の位相比較回路7の位相比較方式により、論理積回路に
よっても対応が可能である。
【0018】位相比較回路7は、比較禁止信号105が
非アクティブな区間の水平同期信号(102)106と
再生化水平同期信号(110)111の周波数および位
相の比較を行う回路であり、本実施例では、エッジ検出
型の位相比較器で構成している。位相比較回路7は、ま
た、両信号106、111の周波数および位相を検出
し、その差に対応する差信号をローパスフィルタ8に出
力する。ローパスフィルタ8は、入力した差信号を平滑
し、上記差をDCバイアスとしてVCO9に出力する。
VCO9は、DCバイアスの分だけ発振周波数を増減す
る。なお、このVC09が発振する周波数の範囲は、マ
ルチシンクに対応し得るように、広く設定しておくこと
が好ましい。本実施例では、190MHz〜280MH
zの範囲で発振するようになっている。
【0019】VCO9の出力は、第一分周器10で1/
M分周され(Mは自然数)、その出力はドットクロック
信号107となって図示しない表示部に供給される。一
方、このドットクロック信号107は、分岐されてドッ
トクロック遅延回路16と第二分周器11に入力され
る。ドットクロック遅延回路16は、このドットクロッ
ク信号の遅延信号108を出力する。これについては後
述する。第二分周器11は、ドットクロック信号107
を1/P分周し(Pは自然数)、これを水平同期信号再
生回路12、クランプ信号発生回路13、およびリタイ
ミング回路15に出力する。
【0020】水平同期信号再生回路12は、水平同期信
号を再生する回路であり、図4に示すように、第二分周
器11の出力信号109によって動作する二つの計数回
路22,23と、セット・リセットF/F24から構成
される。第一計数回路22は、再生する水平同期信号の
周期を決定する計数器であり、第二計数回路23は再生
する水平同期信号のパルス幅を決定する計数器である。
第一計数回路22の出力はセット・リセットF/F24
のセット端子Sに入力され、第二計数回路23の出力1
14はセット・リセットF/F24のリセット端子Rに
入力されている。そしてこのセット・リセットF/F2
4の出力が再生化水平同期信号110となって、上記比
較禁止回路6、クランプ信号発生回路13、垂直同期信
号再生回路14、およびリタイミング回路15に入力さ
れる。
【0021】クランプ信号発生回路13は、映像信号1
00のバックポーチ部分の直流成分をある電圧レベルに
固定するために使用するクランプ信号を発生する回路で
あり、図5に示すように、クランプ幅を決めるために上
記再生化水平同期信号110で動作する第三計数回路2
5と、セット・リセットF/F26とから構成される。
上記第二計数回路23の出力114がセット・リセット
F/F26のセット端子Sに入力され、第三計数回路2
5の出力がセット・リセットF/F26のリセット端子
Rに入力されている。そしてこのセット・リセットF/
F26の出力がクランプ信号112となってリタイミン
グ回路15に出力される。
【0022】次に垂直同期信号再生回路14について説
明する。本実施例による垂直同期信号再生回路14は、
図6に示すように、垂直同期信号発生回路3から出力さ
れる垂直同期信号103を上記再生化水平同期信号11
0の立ち上がり(または立ち下がり)エッジでリタイミ
ングするF/F30と、このF/F30の出力を多段遅
延する複数のF/F31と、各段のF/F30,31の
出力のいずれかを選択して垂直同期信号113とする選
択回路32とから構成されている。F/F30のデータ
側には垂直同期信号103が入力され、クロック側には
再生化水平同期信号110が入力されている。そして、
両信号103,110の位相(タイミング)関係は、図
10に示すように、上記PLL回路の定常位相誤差分を
考慮して、タイミング発生回路4の時定数が定常位相誤
差分を包括する値に設定する。このようにすることで安
定した垂直同期信号113が再生される。多段F/F3
1は、映像信号100や再生化水平同期信号110との
位相関係を、図示しない上位プロセッサから柔軟に調整
できるようにするために存在する。なお、垂直同期信号
再生回路14に入力される垂直同期信号103に代え、
水平同期信号102に重畳される垂直同期区間をリタイ
ミングして再生化垂直同期信号113を発生させること
も可能である。
【0023】図7は、ドットクロック遅延回路16の構
成図である。このドットクロック遅延回路16は、複数
の論理素子33を直列に接続して数ナノ秒単位の基本遅
延素子dとし、さらにこの基本遅延素子dを直列にn段
接続し(nは自然数)、それぞれの段から遅延タップを
選択回路35に接続することにより、最大でd×nの遅
延量をもつ遅延回路を構成している。遅延回路は、ゲー
トアレイ型集積回路(LSI)の論理素子で構築される
ので、総遅延量が数10ナノ秒程度となり、ゲートアレ
イLSIの論理素子による正極性から負極性への変化に
対する遅延量と負極性から正極性への変化に対する遅延
量の差はデューティ(正負の極性比率)の劣化につなが
る。また、論理素子間の接続長や負荷によっても論理素
子間の遅延量が変化する。特に、高速なドットクロック
信号を遅延する場合、この遅延量のばらつきがクロック
デューティの劣化となり、映像信号100とのタイミン
グ調整を図るうえで無視できなくなる。そこで、本実施
例では、遅延量のばらつきを最小にするため、負荷が一
定になるように論理素子間にダミー論理素子34を設け
ている。また、多入力端子を持つ論理素子33を用いる
とともに、入出力間の遅延差が最も少ない入力端子を選
択して使用している。なお、遅延量が相当量以下の単入
力端子が提供される場合にはその単入力端子で代用する
こともできる。
【0024】次に、パラメータ設定回路17について説
明する。本実施例では、マルチシンクに対応させるた
め、第一および第二分周器10,11の分周数、第一〜
第三計数回路22,23,25の計数値、垂直同期信号
再生回路14の遅延量、ドットクロック信号108の遅
延量を上記プロセッサから制御できるように制御情報の
ハンドリングを行うパラメータ設定回路17を設けてい
る。制御情報は、イネーブル信号115、データ11
6、およびクロック信号117を含み、この制御情報は
パラメータ設定回路17にシリアルに転送される。パラ
メータ設定回路17は、この制御情報をパラレルに変換
した後、第一分周器10、第二分周器11、水平同期信
号再生回路12、クランプ信号発生回路13、垂直同期
信号再生回路14、およびドットクロック遅延回路16
に、設定情報118として送出する。
【0025】このように、本実施例では、水平同期信号
の立ち上がり(または立ち下がり)エッジをトリガとす
るモノマルチ型のタイミング発生回路4を設け、モノマ
ルチ21の時定数を水平同期信号102のクロック幅よ
り広く、かつPLL回路の特性である定常位相誤差分を
包括する値に設定し、さらに、タイミング発生回路4の
出力をクロックとするF/F回路5で水平同期信号10
2に重畳された垂直同期区間をリタイミングし、比較禁
止信号105で水平同期信号102と再生化水平同期信
号110の位相比較を禁止するようにしたので、垂直同
期区間に水平同期信号102が存在しない場合や、水平
同期信号102が存在しても垂直同期区間外の水平同期
信号と位相同期しない場合でも安定した水平同期信号1
10、垂直同期信号113および高速なドットクロック
信号107が得られ、従来の問題点を解消することがで
きる。また、複数の分周器10,11の分周値の乗算に
よって再生化水平同期信号110の周波数(周期)を決
定するようにしたので、発生させる信号(ドットクロッ
ク信号等)の周波数(周期)の幅を従来よりも格段に拡
げることができる。
【0026】また、基本論理素子を構成する個々の論理
素子に多入力端子を用い、最も遅延量の少ない入力端子
を選択するとともに論理素子間にダミー論理素子34を
設けて負荷を調整するようにしたので、遅延量のばらつ
きを抑制することができる。さらに、PLL回路の中に
第一分周器10および第二分周器11を備え、ドットク
ロック周波数はVCO9の出力を第一分周器10で1/
Mに分周して生成し、水平同期信号の周波数は第一分周
器10の分周値(1/M)×第二分周器11の分周値
(1/P)により生成し、さらに各分周器10,11の
分周値をパラメータ設定回路17を用いて任意に設定可
能にしたので、一つのVCO9と一つのローパスフィル
タ8できめ細かな分解能をもってマルチシンクに対応さ
せることができる。なお、本実施例では、上述のように
マルチシンク対応としたから第一分周器10と第二分周
器11とを物理的に独立の構成としたが、ドットクロッ
ク信号107と再生化水平同期信号110がきめ細かな
周波数分解能を必要としない場合は、これら分周器1
0,11を機能統合した一つの分周器とパラメータ設定
回路17からの設定情報118によって対応させること
も可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の同期信号発生回路によれば、垂直同期区間に水平同期
信号が存在しない場合、あるいは水平同期信号が存在し
ても垂直同期区間外の水平同期信号と位相同期しない場
合であってもPLL回路の定常位相誤差が吸収された安
定した水平同期信号、垂直同期信号および高速なドット
クロック信号が得られる効果がある。また、PLL回路
についても、一つのVCOと同一の周波数帯域のローパ
スフィルタでマルチシンクに対応させることが可能とな
り、回路構成の簡略化が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る同期信号発生回路の構
成図。
【図2】本実施例によるタイミング発生回路の概念構成
図。
【図3】本実施例による比較禁止回路の構成図。
【図4】本実施例による水平同期信号再生回路の構成
図。
【図5】本実施例によるクランプ信号発生回路の構成
図。
【図6】本実施例による垂直同期信号再生回路の構成
図。
【図7】本実施例によるドットクロック遅延回路の構成
図。
【図8】本実施例のタイミング発生回路における信号間
のタイミング関係および定常位相誤差分の状態を示す説
明図。
【図9】本実施例の比較禁止回路における信号間のタイ
ミング関係説明図。
【図10】本実施例の垂直同期信号再生回路およびクラ
ンプ信号発生回路における信号間タイミング関係説明
図。
【符号の説明】
1 同期信号分離回路 2 水平同期信号発生回路 3 垂直同期信号発生回路 4 タイミング発生回路 5 同期式フリップフロップ 6 比較禁止回路 7 位相比較回路 8LPF(ローパスフィルタ) 9VCO(電圧制御発振器) 10,11 分周器 12 水平同期信号再生回路 13 クランプ信号発生回路 14 垂直同期信号再生回路 15 リタイミング回路 16 ドットクロック遅延回路 17 パラメータ設定回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平同期信号と垂直同期信号が複合され
    た信号から水平同期信号と垂直同期信号を分離抽出する
    回路と、 前記同期信号を入力する位相比較回路、該位相比較回路
    の出力に応じた発振周波数の信号を出力する電圧制御発
    振器、および該電圧制御発振器の出力を分周してクロッ
    ク信号を生成する第一分周器を備え、該第一分周器の分
    岐出力に基づく比較対象信号と前記同期信号との位相比
    較を行うPLL回路と、を備えた同期信号発生回路にお
    いて、 前記水平同期信号に同期し且つ少なくとも位相比較の際
    に生じる前記PLL回路の定常位相誤差を包含する時定
    数のパルス信号を生成するパルス信号発生回路と、該パ
    ルス信号の論理レベルを前記垂直同期信号のアクティブ
    区間と非アクティブ区間とで異ならしめる信号変換回路
    とを設け、この信号変換回路の出力を前記位相比較回路
    に導いて前記垂直同期信号のアクティブ区間のときの位
    相比較を禁止させることを特徴とする同期信号発生回
    路。
  2. 【請求項2】 水平同期信号と垂直同期信号が複合され
    た信号から水平同期信号と垂直同期信号を分離抽出する
    回路と、 前記同期信号を入力する位相比較回路、該位相比較回路
    の出力に応じた発振周波数の信号を出力する電圧制御発
    振器、および該電圧制御発振器の出力を分周してクロッ
    ク信号を生成する第一の分周器を備え、該第一分周器の
    分岐出力に基づく比較対象信号と前記同期信号との位相
    比較を行うPLL回路と、を備えた同期信号発生回路に
    おいて、 前記PLL回路に、前記第一分周器の分岐出力を分周す
    る第二分周器および該第二分周器の出力に位相同期する
    再生化水平同期信号を生成する水平同期信号再生回路を
    設け、この再生化水平同期信号を前記比較対象信号とし
    て前記位相比較回路に導くとともに、前記垂直同期信号
    と前記再生化水平同期信号とから再生化垂直同期信号を
    再生する垂直同期信号再生回路と、前記再生化垂直同期
    信号を前記第二分周器の出力でリタイミングするリタイ
    ミング回路とを設けたことを特徴とする同期信号発生回
    路。
  3. 【請求項3】 前記水平同期信号再生回路は、前記第二
    分周器の出力に基づいて前記再生化水平同期信号の周期
    を決定する第一計数回路と、該第二の分周器の出力に基
    づいて前記水平同期信号のパルス幅を決定する第二計数
    回路と、前記第一計数回路の出力をセット端子に入力す
    るとともに前記第二計数回路の出力をリセット端子に入
    力するセット・リセットフリップフロップ回路とを含ん
    で成る請求項2記載の同期信号発生回路。
  4. 【請求項4】 前記垂直同期信号再生回路は、前記再生
    化水平同期信号をクロックとする複数の同期式フリップ
    フロップを縦続し、初段の同期式フリップフロップに前
    記垂直同期信号を入力するとともに、各段の同期式フロ
    ップフロップの出力から遅延タップを引き出して該垂直
    同期信号の遅延量を段階的に調整可能にしたことを特徴
    とする請求項2記載の同期信号発生回路。
  5. 【請求項5】 水平同期信号と垂直同期信号が複合され
    た信号から水平同期信号と垂直同期信号を分離抽出する
    回路と、 前記同期信号を入力する位相比較回路、該位相比較回路
    の出力に応じた発振周波数の信号を出力する電圧制御発
    振器、および該電圧制御発振器の出力を分周してクロッ
    ク信号を生成する第一分周器を備え、該第一分周器の分
    岐出力に基づく比較対象信号と前記同期信号との位相比
    較を行うPLL回路と、を備えた同期信号発生回路にお
    いて、 少なくとも二つの論理素子を直列に接続するとともに前
    段の論理素子と後段の論理素子間にダミー論理素子を並
    列接続して成る基本遅延素子をn(自然数)段接続し、
    各段の出力から遅延タップを引き出した遅延回路を設
    け、前記第一分周器の分岐出力を初段の基本遅延素子に
    入力して該分周出力の遅延量を段階的に調整可能にした
    ことを特徴とする同期信号発生回路。
  6. 【請求項6】 前記第一分周器および第二分周器の分周
    数、前記第一計数回路および第二計数回路の計数閾値、
    前記垂直同期信号の遅延量、または前記分岐出力の遅延
    量を任意に設定するパラメータ設定回路を設けたことを
    特徴とする請求項2ないし5のいずれかの項記載の同期
    信号発生回路。
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