JPH08306893A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JPH08306893A
JPH08306893A JP7106599A JP10659995A JPH08306893A JP H08306893 A JPH08306893 A JP H08306893A JP 7106599 A JP7106599 A JP 7106599A JP 10659995 A JP10659995 A JP 10659995A JP H08306893 A JPH08306893 A JP H08306893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor substrate
recess
polycrystalline
insulating film
trench
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7106599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3864430B2 (ja
Inventor
Keimei Himi
啓明 氷見
Yasushi Okayama
靖 岡山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP10659995A priority Critical patent/JP3864430B2/ja
Publication of JPH08306893A publication Critical patent/JPH08306893A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3864430B2 publication Critical patent/JP3864430B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Element Separation (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一なチップ内でNチャネルおよびPチャネ
ルの両チャネルが高い耐圧特性を有する高耐圧MOSト
ランジスタを実現でき得るデバイス構造およびその製造
方法を提供すること。 【構成】 Nch型L−DMOS101 とPch型L−DMO
S102 と論理部103 から成る高耐圧MOS型素子構造を
有する半導体装置であり、Nch型L−DMOS101 は、
N型ドリフト領域12、Pウエル19、P型高濃度拡散層2
0、ソース拡散層21、ドレイン拡散層22、ソースコンタ
クト14、ドレインコンタクト16、ソース電極配線15、ド
レイン電極17、ゲート電極18の各主要素から成り、SO
I領域であるN型ドリフト領域12に形成されたこのNch
型L−DMOS101 のソース電極14と、領域11とを電気
的に導通して同電位になるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はいわゆる「SOI構造」
を有する半導体装置に関し、特に高電圧のもとで動作可
能なMOS型電界効果トランジスタの構造とその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、SOI構造を用いて素子の耐圧を
向上させる方法としては、埋め込み酸化膜中に高電圧を
分け持たせる方法が知られている。その1例は、高耐圧
半導体素子として特開平2−16751号公報に開示さ
れたものがある。すなわち、図7に示す如くの素子形成
用の高抵抗半導体層104の底部に、低濃度の半導体層
110が設けられている。このような構造においては、
電極111と112の間に印加された逆方向の高電圧は
高抵抗シリコン層104の厚み方向と低濃度層110の
横方向に分担される。よって、素子の印加電圧の一部が
埋め込み酸化膜102に有効に分担されて高電圧が達成
され得る構造であることがわかる。
【0003】また、その他の例としては、表面の高電界
を緩和する方法として図8に示すような「Resurf
(Redused Surface Field) 構造」が知られている。そこ
で上記の従来技術を組み合わせれば図9に示すようなS
OI構造の「横型高耐圧MOS」を形成することができ
る。しかしながら、消費電力を下げるという要求からN
chの高耐圧MOSとPchの高耐圧MOSを相補的に組み
合わせて用いることが必要とされる。この要求を従来の
技術で実現しようとすると現実的にやはりこのような図
9に示す構造となってしまう。この場合基板82の電位
は通常GRD電位に設定されるが、この時、次の理由か
ら、Pchトランジスタ側でソース近傍に「電界集中」が
起こり、充分な耐圧が得られないという問題がある。
【0004】すなわち、図9に示すNchがONで、Pch
がOFFの場合を考えると、Pchトランジスタのソース
には正の高電圧が印加され、Nchトランジスタのソース
にはGND電位が印加され、NchトランジスタがONで
あることからそのドレインとおよびそれに接続したPch
トランジスタのドレインにGND電位が印加され、基板
にはGND電位が印加されている。その結果,電気力線
はソースのPN接合の先端に集中し、さらに電圧を上げ
ていくとここでブレークダウンが発生し耐圧が維持され
ない。
【0005】一方、前述の状態とは逆にNchがOFF、
PchがONの場合を考えると、NchドレインとPchドレ
インをつないだ出力には高電圧が現れるので、電気力線
の集中が緩和される。
【0006】この対策としては、次の図10に示すよう
にPchトランジスタの底部に埋込み拡散層を挿入して電
界を支えることが行われるが、同図10からわかるよう
にこの場合Pchトランジスタ底部の埋込み酸化膜は素子
の耐圧を分け待つことには全く寄与しない。その結果、
埋込み拡散層によるPN接合のみで耐圧を支えなければ
ならなくなり、高耐圧化にはおのずと限界があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来技術
によれば、NchおよびPchの両方の高耐圧トランジスタ
の耐圧を実質的に共に満足させることは依然として極め
て難しい問題であり、このような高耐圧性を備えた構造
のトランジスタの実現が切望されている。
【0008】そこで本発明は上記の問題点に鑑み、同一
チップ内でNchとPch両方の高耐圧MOSトランジスタ
を実現でき得るデバイス構造および、その製造方法を提
供することを主な目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】よって、本発明に係わる
高耐圧MOSトランジスタの構造においては、上記の課
題を解決し目的を達成するために、次のような手段を講
ずる。すなわち、本発明装置において、第1、第2半導
体基板が多結晶または非晶質半導体を介し接合されたウ
エハであり、第1半導体基板の接合面側には第1絶縁膜
が形成された凹部を形成し、第2半導体基板の接合面に
は全面に第2絶縁膜を形成する。第1半導体基板は接合
面から所定の厚さに鏡面研磨しデバイス形成用の主面を
形成した接合ウエハを用いる。凹部端部には第1酸化膜
に到る第1トレンチを形成し、この凹部を取り囲み第2
酸化膜に到る第2トレンチを形成する。これら第1、第
2トレンチの表面に絶縁膜を形成し、この領域と凹部下
の多結晶または非晶質半導体とを電気的に導通させる。
第1トレンチと凹部に形成した第1酸化膜(5) で囲まれ
るSOI領域にMOS型の高耐圧素子を形成し、この素
子のソース電極と、前記領域とを接続して「同電位」に
なるように構成する。
【0010】また、第1、第2トレンチとで囲まれた領
域と凹部下の多結晶または非晶質半導体とが電気的に導
通された半導体接合基板を同電位になるように構成す
る。さらに本発明装置は次の各行程から成る製造方法に
よって形成される。すなわち、一面が鏡面研磨された第
1半導体基板の研磨面の所定領域に凹部を形成するエッ
チング工程と、凹部表面のみに第1絶縁膜を形成する選
択的絶縁膜形成工程と、凹部が形成された第1半導体基
板の表面に多結晶または非晶質半導体層を形成する工程
と、多結晶または非晶質半導体層表面を平坦に研磨する
工程と、一面が鏡面研磨された第2半導体基板の鏡面に
第2絶縁膜を形成する工程と、その平坦に研磨された面
と第2絶縁膜とを密着させ、第1、第2半導体基板を接
合する接合工程と、第1半導体基板を接合面から所定の
厚さになるよう鏡面研磨しデバイス形成用主面を形成す
る工程とから成る製造方法、即ち「Poly Si − SiO2接
合」による製造方法で形成する。また同様に、「Poly S
i − Poly Si接合」または「Poly Si 酸化膜 − Si 接
合」による製造方法によって本発明の半導体装置を形成
する。
【0011】
【作用】したがって本発明装置の製造方法によれるデバ
イス構造は次の作用を奏する。すなわち、第1の半導体
基板の接合面側には凹部が形成され、この凹部には第1
の絶縁膜が形成され、一方、第2の半導体基板の接合面
には全面に第2の絶縁膜が形成される。そして前記の第
1半導体基板は接合面からある所定の厚さになるように
鏡面研磨が施されデバイス形成用主面が形成された接合
ウエハを用い、その凹部の端部にはこの凹部に形成され
た第1の酸化膜に到る第1のトレンチが形成され、さら
にこの凹部を取り囲み第2の酸化膜に到る第2のトレン
チが形成され、これら第1と第2のトレンチの表面には
絶縁膜が形成される。
【0012】よってこれら第1と第2のトレンチで囲ま
れた領域と前記の凹部の下の多結晶または非晶質半導体
とが電気的に導通される。また、前記第1トレンチと凹
部に形成された第1酸化膜で囲まれたSOI領域にはM
OS型の高耐圧素子が形成され、前記の高耐圧素子のソ
ース電極と、それら第1と第2のトレンチで囲まれた領
域とが配線により相互に接続され電気的に導通、すなわ
ち「同電位」に接続される。
【0013】よって、Nch( nチャネル) 高耐圧トラン
ジスタにおいては、第1酸化膜の下の多結晶または非晶
質半導体層はソース電位と同じGND電位に固定され、
一方、Pch( pチャネル) 高耐圧トランジスタにおいて
は、第1の酸化膜下の多結晶または非晶質半導体層はP
ch高耐圧トランジスタのソース電位と同じ、即ち同電位
の高電圧に固定さる。その結果、高電界は埋込み酸化膜
である第1酸化膜を介してドレインとの間に印加され、
埋込み酸化膜によるいわゆる「電界緩和」の作用効果が
発揮される。
【0014】
【実施例】以下に図面を参照して本発明の各実施例をそ
れぞれ説明する。 (第1実施例)図1には本発明装置の第1の実施例に係
わる要部断面図が例示されている。図示のように、この
半導体装置の支持基板となる第2半導体基板2の上に、
第2の絶縁膜6と、多結晶または非晶質の半導体層3を
介して、第1半導体基板から成るデバイス形成層1が形
成されている。
【0015】ここで本発明装置に係わる構造の第1の特
徴は、このデバイス形成層1の底部の多結晶または非晶
質半導体層3に接続する所定領域の表面に第1の絶縁膜
5が形成された凹部4が形成されていることにある。こ
の第1絶縁膜5は将来的に高耐圧素子底部の分離絶縁膜
となる絶縁膜である。この凹部4以外の領域において
は、この第1半導体基板1と多結晶または非晶質半導体
層3との間に絶縁膜が存在せず、両者( 即ち、半導体基
板1と半導体層3と) は電気的に導通した状態にある。
【0016】また、本発明装置に係わる構造の第2の特
徴としては、2種類の側面が絶縁膜10で覆われたトレ
ンチ8,9が形成され、前者( 即ち、トレンチ8) は前
記凹部4の外周付近に第1の絶縁膜5に到達しており、
後者( 即ち、トレンチ9) は前記凹部4に接することな
くそれを取り囲んで第2絶縁膜に到達しており、更に、
前記トレンチ8との間に第1半導体基板1と多結晶また
は非晶質半導体層3とが電気的に導通した領域11が形
成されている。このトレンチ8によって囲まれた領域
に、例えばL−DMOSのような高耐圧素子101,1
02が形成され、かつこれらの素子は側面に絶縁膜10
が形成されたトレンチ9と第2の絶縁膜6により他の領
域から絶縁分離されている。
【0017】更に、本発明装置に係わる構造の第3の特
徴としては、凹部4とトレンチ8を含まず第2絶縁膜6
とトレンチ9によって他の領域から絶縁分離され、しか
も底部に多結晶または非晶質の半導体層3を有する領域
が形成されていることにある。このような領域にはMO
S型トランジスタ103やバイポーラトランジスタ等か
ら構成される論理部が形成されている。
【0018】図1には、高耐圧素子101,102とし
てそれぞれNch型L−DMOSとPch型L−DMOS、
論理部103としてCMOS素子を形成した構造が例示
されている。このNch型L−DMOS101の主要構成
要素としては、N型ドリフト領域12と、Pウエル19
と、P型高濃度拡散層20と、ソース拡散層21と、ド
レイン拡散層22と、ソースコンタクト14と、ドレイ
ンコンタクト16と、ソース電極配線15と、ドレイン
電極17と、ゲート電極18とが主な要素である。
【0019】上述のこれら構成要素の相互関係において
特徴的なことは、ゲート18がドリフト領域表面のLO
COS酸化膜23の上に延在して、いわゆる「フィール
ドプレート」としてドレイン端部の電界集中を緩和し得
る構造である点である。
【0020】ここで本発明装置に係わる構造の第4の特
徴は、前記第1と第2のトレンチ(8,9) で囲まれ多
結晶または非晶質半導体層3と電気的に導通された領域
11と、上記の高耐圧L−DMOSのソース電極15と
が、N型高濃度拡散層24によりオーミックコンタクト
を形成することによって電気的に導通していることであ
る。上述の構造の高耐圧化における効果については後で
詳しく述べる。
【0021】また、Pch型L−DMOS102の主要構
成要素とは、上記のNch型L−DMOS101において
NとPとを入れ換えたものである。また論理部に構成さ
れたCMOS素子103は、通常のNch型MOSトラン
ジスタ103aとPch型MOSトランジスタ103bで
構成されるものである。この場合、図1においては、N
ch型MOSトランジスタ103aとPch型MOSトラン
ジスタ103bとの間はLOCOSによって相互に分離
されているだけであるが、両者( 即ち、トランジスタ1
03aと103b) の間を前記の側面に絶縁膜を有し第
2の絶縁膜6に到るように形成されたトレンチ9によっ
て分離する構造であってもよい。この場合、CMOS特
有の問題であるいわゆる「ラッチアップ」を防止するこ
とが可能となる。
【0022】次に、上述のような構造の半導体装置にお
いて、如何にしてこの「高耐圧化」が達成され得るのか
を従来技術と対比して詳しく説明する。前述の従来技術
を示す図9の如く、Nchの高耐圧MOSとPchの高耐圧
MOSを相補的に組み合わせて用いる場合においては、
両者の高耐圧化を同時に実現することには限界があっ
た。その理由を再び実例を用いて詳説すると次のことが
明かである。つまり、図9に示すように、Nch:ON、
Pch:OFFの場合、Pchトランジスタのソースには正
の高電圧が印加され、NchトランジスタのソースにはG
ND電位が印加され、NchトランジスタがONであるこ
とからそのドレインおよびそれに接続されたPchトラン
ジスタのドレインに対してGND電位が印加され、さら
に基板に対してはGND電位が印加されている。その結
果、電気力線はソースのPN接合の先端に集中し、さら
にその電圧を上げていくと、ここでいわゆるエッジ等の
「ブレークダウン」が発生して耐圧が維持できなくなる
という不具合が存在していた。
【0023】そこで上述のような従来技術に対し、本発
明が実施する構造によって次の作用効果が生ずる。すな
わち、本発明によれば、高耐圧素子の底部の第1の絶縁
膜5の下部の多結晶または非晶質半導体層3がそれと電
気的に導通状態にある領域11を通して、ソース電極1
5によりソース拡散層21,P型高濃度拡散層20およ
びPウエル19と同電位にある。この状況はPch型高耐
圧L−DMOS102においても全く同様である。その
結果、ドレインに印加された高電圧はNch型高耐圧L−
DMOS101およびPch型高耐圧L−DMOS102
ともに、縦方向の高電界が第1の絶縁膜5の下部の多結
晶または非晶質半導体層3との間で分配されるために、
埋込み絶縁層5によって電界を支えることができ、その
結果として、トランジスタ素子としての高耐圧化が実現
可能となる。
【0024】なおこの状況を、前述の従来技術を示す図
9の1つの場合(即ち、Nch:ON、Pch:OFFの場
合)を例に本発明と比較すると次のように対比できる。
すなわち、今の状況はこの場合、即ち、Nch素子がON
で、Pch素子がOFFである場合の想定であるから、P
chトランジスタのソースには正の高電圧が印加され、一
方のNchトランジスタのソースにはGND電位が印加さ
れている。このNchトランジスタがONであることか
ら、そのドレインとそれに接続されたPchトランジス
タのドレインにはGND電位が印加されることになり、
ドレイン−ソース間には高電界が印加される。この様な
状態の場合、従来技術においては、基板にGND電位が
印加されている故にドレイン−ソース間の高電界は埋込
み絶縁膜には支えられずに、ドレイン−ソース間のPN
接合にのみ支えられることになる。その結果、本発明が
実現するような十分な高耐圧化はできなかった。
【0025】これに対比して本発明装置が実施する構造
によれば、埋込み絶縁膜の下の多結晶または非晶質半導
体層3がソースと、いわゆる「同電位」になるので、こ
のドレイン−ソース間の高電圧はドレイン−ソース間の
PN接合のみならず埋込み絶縁膜5を挟んでドレイン−
基板( 即ち、多結晶または非晶質半導体層3) 間で支
持されるのことになるので、前述の従来構造よりも高い
耐圧化が容易に実現可能となる。
【0026】(第2実施例)次に、図2に本発明の第2
の実施例を示す。本実施例に係わる構造においては、多
結晶または非晶質半導体層3に第1の半導体基板1と同
じ導電型の不純物が高濃度に添加されている。この不純
物はトレンチ8および9に挟まれ多結晶または非晶質半
導体層3と電気的に導通してなる領域11において、接
合時の熱処理およびデバイス形成工程における熱処理に
よって上方の半導体基板中へ拡散して上方拡散領域16
を形成している。
【0027】さらに本第2実施例では、上記の領域11
においてデバイス形成用の主面7から、多結晶または非
晶質半導体に添加されているのと同等の導電型のドーパ
ントから成る拡散層17が形成され、且つこの拡散層1
7が先端において前記の上方拡散領域16に接触してい
る。
【0028】以上のような構造に形成することによっ
て、前記のトレンチ8および9で挟まれた領域11と多
結晶または非晶質半導体層3の電気抵抗成分が低減さ
れ、第1絶縁膜の下部をソースと実質的に同電位にする
ことによって耐圧を向上させる効果がより発揮される。
【0029】なお本第2実施例においては、上記の領域
11においてデバイス形成用の主面から添加された上記
の拡散層17は所望により構造的に省略してもよい。ま
た、前記の多結晶または非晶質半導体層3に第1半導体
基板と同等の導電型の不純物が高濃度、例えば、濃度
約5×1017cm-3 (又は、10ppm)に添加することによ
って、論理部103のSOI領域底部には基板1と同等
の導電型の低抵抗層が形成される。形成されたこの低抵
抗層は論理部103の領域に例えばCMOS回路を構成
した場合に、電圧変動や意図せぬキャリア注入等のノイ
ズをこの低抵抗層で吸収することができるので、CMO
S特有の問題点であった「ラッチアップ」を防止するこ
とが可能である。
【0030】また、上記の低抵抗層が例えば縦型のNP
Nトランジスタのようなバイポーラトランジスタを論理
部103の領域に形成した場合は、上述のように形成さ
れた低抵抗層は当該トランジスタのコレクタとしての機
能も果たすことができる。
【0031】(第3実施例)次に、図3( a) 〜( e)
は本発明の第3実施例として、本発明装置の第1の製造
方法を構造的に示している。
【0032】まず最初に、第1の半導体基板1の鏡面研
磨に例えばシリコン窒化膜からなる耐エッチング性の薄
膜層31を例えば「減圧CVD法( 化学気相法) 」等に
より形成する。続いて、通常のフォト工程により将来は
凹部4となる領域のシリコン窒化膜を除去し、その後に
残ったシリコン窒化膜をマスクとして例えば「RIE
法」等のドライエッチングを施して、第1のシリコン半
導体基板1に凹部4を形成する。(参照、図3( a)
)。
【0033】引き続いて、上記の薄膜層31であるシリ
コン窒化膜をマスクとして選択酸化を行い、凹部4の露
出した表面に第1の絶縁膜であるシリコン酸化膜5を形
成する。(参照、図3( b) )。
【0034】次に、前述のシリコン窒化膜31を除去す
ると、表面に酸化膜5が形成された凹部と表面にシリコ
ンが露出した凹部以外の領域が表出する。この上層に、
例えば多結晶シリコンまたは非晶質シリコンから成る薄
膜層3を、例えば減圧CVD法等を適用して形成を行
い、更にこの薄膜層3の表面を「メカノケミカル研磨
法」等により鏡面研磨を施す。(参照、図3( c) )。
【0035】続いて、少なくとも一方の面に鏡面研磨が
施された第2のシリコン半導体基板2の鏡面研磨に、例
えばシリコン酸化膜等の第2の絶縁膜6を形成する。
(参照、図3( d) )。
【0036】しかる後に、上記の鏡面研磨された多結晶
または非晶質シリコン層3を有する第1シリコン半導体
基板と上記の鏡面研磨面にシリコン酸化膜からなる第2
の絶縁膜6を有する第2シリコン半導体基板とを、多結
晶または非晶質シリコン層3の鏡面と第2の絶縁膜6の
表面とを密着させ水素結合等により直接的に接合させ
る。この後、例えば窒素、アルゴンまたは酸化性雰囲気
中で1100℃で約1時間の熱処理を施し、ウエハ対の
密着力を水素結合からより強固な共有結合に変える。そ
の後、第1シリコン半導体基板1の接合面とは反対の面
から、所定の厚みになるように研削または研磨処理を施
してデバイス形成用の主面7を形成する。(参照、図3
( e) ) 次に、上記のデバイス形成用主面7の表面に、例えば熱
酸化やCVD法等によってシリコン酸化膜またはシリコ
ン窒化膜等からなる薄膜層32を形成する。この薄膜層
32はシリコンのエッチング処理を行う際にシリコンの
エッチャントに対してマスクとなるものである。次に、
上記の薄膜層32の所定の場所の薄膜層を通常のフォト
リングラフィーとエッチングによって除去し開口部を形
成する。この際、開口を設けようとする所定の場所の真
下には必ず第1または第2絶縁膜のいずれが一方の絶縁
膜が配設されているものとする。
【0037】次に、前記のパターニングされた薄膜層3
2をマスクとして、例えば「RIE法」等を用いてシリ
コンをエッチング処理しシリコン半導体基板1にトレン
チ8,9を形成する。この際に、これらトレンチ8およ
び9は深さにおいて相違が有り、同時にエッチングする
と、深さの浅いトレンチ8の方が先にシリコン酸化膜か
らなる絶縁膜5に到達するが、絶縁膜5のエッチングレ
ートが極めて遅い故に、トレンチ9の先端がその第2絶
縁膜6に到達するまでの間に、前述のトレンチ8はそれ
以上にエッチングされることはない。(参照、図4(
a) )。
【0038】これらトレンチ8,9が形成された後に
は、いわゆるマスクとして用いた薄膜層32を除去し、
次に形成したトレンチの側面と薄膜層32が除去された
第1シリコン半導体の主面に絶縁膜10を、例えば「C
VD法」や「熱酸化法」などの手段によって形成を行
う。その後、例えば多結晶シリコン等のトレンチ埋設部
材33を、例えば「減圧CVD法」等の手段を用いて堆
積してこれらトレンチ8および9の内部を埋設する。
(参照、図4( b) )。
【0039】次に、第1シリコン半導体の主面に形成さ
れた絶縁膜10をストッパとして、「選択研磨法」ある
いはRIE法等のドライエッチングによる、いわゆる
「エッチバック法」を適用して当該トレンチ内部を残
し、それ以外のトレンチ埋設部材33を除去する。(参
照、図4( c) )。
【0040】その後は、表面に露出している第1シリコ
ン半導体の主面上の絶縁膜10を取り除き、更にメカノ
ケミカル研磨等を施すことによってその表面を平坦にな
るまで研磨処理し、図示のようなデバイス形成用の主面
7を形成して接合基板100を得る。(参照、図4(
d) )。
【0041】その後の工程は、上述の手順で形成された
この接合基板100を用い、通常に行われるデバイス形
成工程によって、図1に例示したような高耐圧素子( N
ch)101,( Pch) 102および論理部103を形成
することとなる。
【0042】(第4実施例)次に示す図5には、本発明
の第4実施例としての装置の第2の製造方法が簡単に示
されている。
【0043】すなわち、前述の第1製造方法によれば、
図3( e) において鏡面研磨された多結晶または非晶質
半導体層3が形成された第1のシリコン半導体基板1
と、表面に第2の絶縁膜6が形成された第2の半導体基
板2とを密着し接合基板100を作成したが、その代わ
りにこの実施例の第2製造方法においては、第2半導体
基板2に形成された第2絶縁層6の上に図4( a) に示
したと同様な多結晶または非晶質半導体層40と形成し
たその表面を鏡面研磨した後に、図3( e) と同様に、
鏡面研磨された多結晶または非晶質半導体層3が形成さ
れた第1のシリコン半導体基板と密着させて接合基板を
作成する。(但し、その詳細説明図は省略する。) (第5実施例)次に、図6には本発明の第5実施例とし
て、本発明装置の第3の製造方法を簡単に例示してい
る。本実施例においては、第2の絶縁膜6は、第2半導
体基板上に形成されるのではなく、第1半導体基板上の
鏡面研磨された多結晶または非晶質半導体層3の上に、
例えば「熱酸化法」または「CVD法」等を適用して形
成が行われる。
【0044】その後は、この絶縁膜6と第2半導体基板
の鏡面研磨面とを密着することによって求める接合基板
を同様に作成する。(但し、その詳細説明図は省略す
る。) (変形実施例)なお、上述した他にも、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
【0045】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、次
のような効果が生み出される。第1製造方法および第2
製造方法によって形成された本発明の半導体装置におい
ては、第1実施例の構造に形成することで、埋込み絶縁
膜の下の多結晶または非晶質半導体層がソースと同電位
になる。よって、ドレイン−ソース間の高電圧はドレイ
ン−ソース間のPN接合のみならず、埋込み絶縁膜を挟
んでドレイン−基板間でも支持される故に、電圧上昇に
従いエッジ等のブレークダウンが発生するような前述の
従来構造よりも更に高い耐圧性が得られる。
【0046】また、第2実施例の構造に形成すること
で、2つのトレンチで挟まれた領域と多結晶または非晶
質の半導体層の電気抵抗成分が低減され、第1絶縁膜下
部をソースと同電位にすることにより耐圧が効果的に向
上される。更に、多結晶または非晶質半導体層に第1半
導体基板と同等の導電型の不純物を高濃度に添加するこ
とで、論理部のSOI領域底部に基板1と同等の導電型
の低抵抗層が形成され、この低抵抗層が論理部の領域に
CMOS回路を構成した場合には、電圧変動やキャリア
注入等のノイズを効果的に吸収するので、CMOS特有
の問題であるラッチアップを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の半導体装置の構造を示す要部断
面図。
【図2】 第2実施例の半導体装置の構造を示す要部断
面図。
【図3】 ( a) 〜( e) は第3実施例としての半導体
装置の第1製造方法を示す断面図。
【図4】 ( a) 〜( d) は第3実施例としての半導体
装置の第1製造方法を示す断面図。
【図5】 第4実施例としての半導体装置の第2製造方
法を示す断面図。
【図6】 第5実施例としての半導体装置の第3製造方
法を示す断面図。
【図7】 従来の半導体装置の構造を示す要部断面図。
【図8】 従来のResurf構造の半導体装置の断面を示す
概念図。
【図9】 従来の半導体装置の構造を示す要部断面図。
【図10】 従来の半導体装置の構造を示す要部断面
図。
【符号の説明】
1…第1半導体基板,2…第2半導体基板,3…非晶質
半導体,4…凹部,5…第1絶縁膜,6…第2絶縁膜,
7…デバイス形成用主面,8…第1トレンチ,9…第2
トレンチ,10…絶縁膜,11…2つのトレンチで囲ま
れた領域,12…SOI領域,14…ソース電極,15
…配線,16…上方拡散領域,17…拡散層,18…ゲ
ート電極,19…Pウエル,20…P型濃度拡散層,2
1…ソース拡散層,22…ドレイン拡散層,23…LO
COS酸化膜,101…Nch型L−DMOS,102…
Pch型L−DMOS,103…CMOS素子,103a
…Nch型MOSトランジスタ,103b…Pch型MOS
トランジスタ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体基板と第2の半導体基板が
    多結晶または非晶質な半導体を介して接合された接合ウ
    エハであって、 前記第1半導体基板の接合面側には凹部が形成され、前
    記凹部には第1の絶縁膜が形成され、前記第2半導体基
    板の接合面には全面に第2の絶縁膜が形成されており、
    前記第1半導体基板は当該接合面から所定の厚さになる
    ように鏡面研磨されデバイス形成用主面が形成された接
    合ウエハを用い、 前記凹部の端部には前記凹部に形成された第1の酸化膜
    に到る第1のトレンチが形成され、前記凹部を取り囲み
    第2の酸化膜に到る第2のトレンチが形成され、前記第
    1トレンチおよび前記第2トレンチの表面には絶縁膜が
    形成されて成り、 前記第1トレンチと前記第2トレンチとで囲まれた領域
    と、前記凹部の下の多結晶または非晶質半導体とが互い
    に電気的に導通されて成り、 前記第1のトレンチと前記凹部に形成された前記第1酸
    化膜で囲まれたSOI領域にはMOS型の高耐圧素子が
    形成され、 前記高耐圧素子のソース電極と、前記第1トレンチと前
    記第2トレンチとで囲まれた領域とが、配線により接続
    され互いに電気的に導通して同電位であることを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記多結晶または非晶質半導体は、前記
    第1半導体基板を同じ導電型のドーパント原子が高濃度
    に添加されていることを特徴とする、請求項1記載の半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記多結晶または非晶質半導体は、前記
    第1半導体基板と逆の導電型のドーパント原子が高濃度
    に添加され、前記第1トレンチと前記第2トレンチとで
    囲まれた領域には前記多結晶または非晶質半導体に添加
    されたドーパントが上方に拡散して上方拡散領域が形成
    され、前記第1トレンチと前記第2トレンチとで囲まれ
    た領域の主面には前記多結晶または非晶質半導体に添加
    されているのと同じ導電型のドーパントより成る拡散層
    が形成され、かつ前記拡散層の先端が前記上方拡散領域
    に接触していることを特徴とする請求項1記載の半導体
    装置。
  4. 【請求項4】 第1の半導体基板と第2の半導体基板は
    多結晶または非晶質半導体を介して接合された接合ウエ
    ハであって、 前記第1半導体基板の接合面側には凹部が形成され、前
    記凹部には第1の絶縁膜が形成され、前記第2半導体基
    板の接合面には全面にわたり第2の絶縁膜が形成されて
    おり、前記第1半導体基板は当該接合面から所定の厚さ
    になるように鏡面研磨されデバイス形成用主面が形成さ
    れてなり、 前記凹部の端部には前記凹部に形成された第1の酸化膜
    に到る第1のトレンチが形成され、前記凹部を取り囲み
    第2の酸化膜に到る第2のトレンチが形成され、前記第
    1トレンチと前記第2トレンチの側面には所定の絶縁膜
    が形成され、 前記第1トレンチと前記第2トレンチとで囲まれた領域
    と前記凹部の下の多結晶または非晶質半導体とが互いに
    電気的に導通され同電位であることを特徴とする半導体
    接合基板。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方の面が鏡面研磨された第
    1の半導体基板の鏡面研磨面の所定領域に凹部を形成す
    るエッチング工程と、 前記凹部の表面のみに第1の絶縁膜を形成する選択的絶
    縁膜形成工程と、 前記凹部が形成された前記第1半導体基板の表面に多結
    晶または非晶質半導体層を形成する工程と、 前記多結晶または非晶質半導体層表面を平坦に研磨する
    工程と、 少なくとも一方の面が鏡面研磨された第2の半導体基板
    の鏡面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記多結晶または非晶質半導体層の平坦に研磨された面
    と前記第2絶縁膜とを密着させて、前記第1半導体基板
    と前記第2半導体基板とを接合する接合工程と、 前記第1半導体基板を接合面から所定の厚さになるよう
    に鏡面研磨しデバイス形成用主面を形成する工程と、を
    具備することを特徴とする半導体基板の製造方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも一方の面が鏡面研磨された第
    1の半導体基板の鏡面研磨面の所定領域に凹部を形成す
    るエッチング工程と、 前記凹部の表面のみに第1の絶縁膜を形成する選択的絶
    縁膜形成工程と、 前記凹部が形成された前記第1半導体基板の表面に多結
    晶または非晶質半導体層を形成する工程と、 前記多結晶または非晶質半導体層の表面を平坦に研磨す
    る工程と、 少なくとも一方の面が鏡面研磨された前記第2半導体基
    板の鏡面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2絶縁膜の表面に多結晶または非晶質半導体層を
    形成する工程と、 前記多結晶または非晶質半導体層表面を平坦に研磨する
    工程と、 前記第1および前記第2半導体基板に形成された多結晶
    または非晶質半導体層の平坦に研磨された面どうしを互
    いに密着させ、前記第1半導体基板と前記第2半導体基
    板とを接合する接合工程と、 前記第1半導体基板を接合面から所定の厚さになるよう
    に鏡面研磨しデバイス形成用主面を形成する工程と、を
    具備することを特徴とする半導体基板の製造方法。
  7. 【請求項7】 少なくとも一方の面が鏡面研磨された第
    1の半導体基板の鏡面研磨面の所定の領域に凹部を形成
    するエッチング工程と、 前記凹部の表面のみに第1の絶縁膜を形成する選択的絶
    縁膜形成工程と、 前記凹部が形成された前記第1半導体基板の表面に多結
    晶または非晶質半導体層を形成する工程と、 前記多結晶または非晶質半導体層の表面を平坦に研磨す
    る工程と、 前記多結晶または非晶質半導体層の平坦に研磨された鏡
    面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2絶縁膜の表面と、少なくとも一方の面が鏡面研
    磨された前記第2半導体基板の鏡面とを密着させて、前
    記第1半導体基板と前記第2半導体基板とを接合する接
    合工程と、 前記第1半導体基板を当該接合面から所定の厚さになる
    ように鏡面研磨しデバイス形成用主面を形成する工程
    と、を具備することを特徴とする半導体基板の製造方
    法。
JP10659995A 1995-04-28 1995-04-28 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3864430B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10659995A JP3864430B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10659995A JP3864430B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 半導体装置の製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005229466A Division JP4424277B2 (ja) 2005-08-08 2005-08-08 半導体装置及び接合ウエハ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08306893A true JPH08306893A (ja) 1996-11-22
JP3864430B2 JP3864430B2 (ja) 2006-12-27

Family

ID=14437614

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10659995A Expired - Fee Related JP3864430B2 (ja) 1995-04-28 1995-04-28 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3864430B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6150697A (en) * 1998-04-30 2000-11-21 Denso Corporation Semiconductor apparatus having high withstand voltage
EP1067600A1 (de) * 1999-07-06 2001-01-10 ELMOS Semiconductor AG CMOS kompatibler SOI-Prozess
US7009749B2 (en) 2002-03-11 2006-03-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical element and manufacturing method therefor
EP1734582A1 (de) * 2005-06-14 2006-12-20 ATMEL Germany GmbH Integrierter Schaltkreis und Verfahren zur Herstellung eines integrierten Schaltkreises
US7335549B2 (en) 2002-10-24 2008-02-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method for fabricating the same
DE102008038834A1 (de) 2007-11-16 2009-05-28 Mitsubishi Electric Corp. Halbleitervorrichtung und Verfahren zur Herstellung derselben
JP2013062432A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Denso Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2020506534A (ja) * 2016-12-20 2020-02-27 西安科鋭盛創新科技有限公司Xi’An Creation Keji Co., Ltd. スリーブアンテナの異質SiGe基プラズマpinダイオード組の製造方法
WO2021205884A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 株式会社東海理化電機製作所 半導体装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6150697A (en) * 1998-04-30 2000-11-21 Denso Corporation Semiconductor apparatus having high withstand voltage
EP1067600A1 (de) * 1999-07-06 2001-01-10 ELMOS Semiconductor AG CMOS kompatibler SOI-Prozess
US7009749B2 (en) 2002-03-11 2006-03-07 Sanyo Electric Co., Ltd. Optical element and manufacturing method therefor
US7335549B2 (en) 2002-10-24 2008-02-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor device and method for fabricating the same
EP1734582A1 (de) * 2005-06-14 2006-12-20 ATMEL Germany GmbH Integrierter Schaltkreis und Verfahren zur Herstellung eines integrierten Schaltkreises
DE102008038834A1 (de) 2007-11-16 2009-05-28 Mitsubishi Electric Corp. Halbleitervorrichtung und Verfahren zur Herstellung derselben
US7851873B2 (en) 2007-11-16 2010-12-14 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
US8110449B2 (en) 2007-11-16 2012-02-07 Mitsubishi Electric Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2013062432A (ja) * 2011-09-14 2013-04-04 Denso Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2020506534A (ja) * 2016-12-20 2020-02-27 西安科鋭盛創新科技有限公司Xi’An Creation Keji Co., Ltd. スリーブアンテナの異質SiGe基プラズマpinダイオード組の製造方法
WO2021205884A1 (ja) * 2020-04-07 2021-10-14 株式会社東海理化電機製作所 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3864430B2 (ja) 2006-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2788269B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US4837186A (en) Silicon semiconductor substrate with an insulating layer embedded therein and method for forming the same
JPH11195712A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH0824162B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP3864430B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8039401B2 (en) Structure and method for forming hybrid substrate
JP3250419B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPH05343686A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4424277B2 (ja) 半導体装置及び接合ウエハ
JP3694918B2 (ja) 半導体装置
JP3188779B2 (ja) 半導体装置
JP2775738B2 (ja) 半導体装置
US20110006376A1 (en) Semiconductor device, semiconductor device manufacturing method, and display device
JPH06151728A (ja) 半導体集積回路装置
JP2839088B2 (ja) 半導体装置
JP2001060634A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JPS624338A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11274501A (ja) 半導体装置
JPS59103380A (ja) 積層形mosトランジスタおよびその製造方法
JP3116609B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11274312A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPS6334949A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JPH0766965B2 (ja) 半導体装置とその製造方法
JP2674570B2 (ja) So1基板およびその製造方法
JPH0794741A (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111013

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121013

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees