JPH08306289A - チャージリレー駆動回路 - Google Patents
チャージリレー駆動回路Info
- Publication number
- JPH08306289A JPH08306289A JP7109685A JP10968595A JPH08306289A JP H08306289 A JPH08306289 A JP H08306289A JP 7109685 A JP7109685 A JP 7109685A JP 10968595 A JP10968595 A JP 10968595A JP H08306289 A JPH08306289 A JP H08306289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charge relay
- circuit
- voltage
- coil
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Relay Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジン始動時にオルタネータから発生する
電圧ノイズによる誤動作を防止することのできるチャー
ジリレー駆動回路を提供する。 【構成】 オルタネータIG端子からチャージリレーを
介して負荷に電圧を供給するためのチャージリレー駆動
回路において、そのオルタネータの端子Lとチャージリ
レーコイルとの間に抵抗とコンデンサよりなるフィルタ
回路を設け、エンジン始動時に端子Lから発生する電圧
ノイズを低減するようにする。
電圧ノイズによる誤動作を防止することのできるチャー
ジリレー駆動回路を提供する。 【構成】 オルタネータIG端子からチャージリレーを
介して負荷に電圧を供給するためのチャージリレー駆動
回路において、そのオルタネータの端子Lとチャージリ
レーコイルとの間に抵抗とコンデンサよりなるフィルタ
回路を設け、エンジン始動時に端子Lから発生する電圧
ノイズを低減するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン始動時にオル
タネータから発生する電圧ノイズによる誤動作を防止す
ることのできるチャージリレー駆動回路に関するもので
ある。
タネータから発生する電圧ノイズによる誤動作を防止す
ることのできるチャージリレー駆動回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のチャージリレー駆動回路
において、イグニッションキーをOFF、ACC、O
N、STのスイッチ位置に回した時のそれぞれのスイッ
チ位置に対応した電装品に供給される電圧波形と、オル
タネータ端子Lの電圧波形を示す図である。
において、イグニッションキーをOFF、ACC、O
N、STのスイッチ位置に回した時のそれぞれのスイッ
チ位置に対応した電装品に供給される電圧波形と、オル
タネータ端子Lの電圧波形を示す図である。
【0003】図6は、従来のチャージリレー駆動回路の
構成図である。エンジン始動の際には、イグニッション
キーをOFF→ACC→ON→STの順に回してエンジ
ンの始動を行う。この際オルタネータの端子Lの電圧
は、図5に示すようにイグニッションキーがSTの位置
となってスタータモータが回転し、エンジンが始動する
ことによって発生する。発生する電圧は24Vである。
構成図である。エンジン始動の際には、イグニッション
キーをOFF→ACC→ON→STの順に回してエンジ
ンの始動を行う。この際オルタネータの端子Lの電圧
は、図5に示すようにイグニッションキーがSTの位置
となってスタータモータが回転し、エンジンが始動する
ことによって発生する。発生する電圧は24Vである。
【0004】図6においてオルタネータ1のL端子から
チャージリレー2のコイルに24Vが供給されると、チ
ャージリレー2の可動接点がアース側端子からIG側端
子に移動してリレー2が作動し、その結果オルタネータ
1のIG端子電圧が各負荷へ印加されることとなり、チ
ャージウォーニングランプ3は消灯し、エアコンへ電源
を供給するためのリレーコイル4や排気ブレーキ回路に
電源を供給するためのリレーコイル5が通電される。
チャージリレー2のコイルに24Vが供給されると、チ
ャージリレー2の可動接点がアース側端子からIG側端
子に移動してリレー2が作動し、その結果オルタネータ
1のIG端子電圧が各負荷へ印加されることとなり、チ
ャージウォーニングランプ3は消灯し、エアコンへ電源
を供給するためのリレーコイル4や排気ブレーキ回路に
電源を供給するためのリレーコイル5が通電される。
【0005】しかし、イグニッションキーをONのスイ
ッチ位置とした際、図5に示すように18Vピークのノ
イズ電圧が発生する。このノイズ電圧はチャージリレー
2を作動させることになり、従ってチャージリレー駆動
前にチャージウオーニングランプが消灯したり、リレー
4やリレー5が動作するといった誤動作を引き起こすこ
とがしばしば起こった。
ッチ位置とした際、図5に示すように18Vピークのノ
イズ電圧が発生する。このノイズ電圧はチャージリレー
2を作動させることになり、従ってチャージリレー駆動
前にチャージウオーニングランプが消灯したり、リレー
4やリレー5が動作するといった誤動作を引き起こすこ
とがしばしば起こった。
【0006】従来、この誤動作を防止するためには、チ
ャージリレー2の感動電圧を引き上げるカスタムリレー
を別途設けることによって対処していたが、このカスタ
ムリレーは製造や感動電圧値の管理が難しく、コストが
高くなるという問題があった。
ャージリレー2の感動電圧を引き上げるカスタムリレー
を別途設けることによって対処していたが、このカスタ
ムリレーは製造や感動電圧値の管理が難しく、コストが
高くなるという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するためになされたもので、電圧ノイズを8V程度
に低減させることにより、カスタムリレーを用いること
なくエンジン始動時にオルタネータから発生する電圧ノ
イズによる誤動作を防止することのできるチャージリレ
ー駆動回路を提供することを目的とするものである。
解決するためになされたもので、電圧ノイズを8V程度
に低減させることにより、カスタムリレーを用いること
なくエンジン始動時にオルタネータから発生する電圧ノ
イズによる誤動作を防止することのできるチャージリレ
ー駆動回路を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のチャージリレー駆動回路は、オルタネータ
L端子からチャージリレーのコイルに電流を流す回路に
電圧ノイズ低減回路を挿入したことを特徴とするもので
ある。
め、本発明のチャージリレー駆動回路は、オルタネータ
L端子からチャージリレーのコイルに電流を流す回路に
電圧ノイズ低減回路を挿入したことを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】本発明は、オルタネータL端子からチャージリ
レーのコイルに電流を流す回路に電圧ノイズ低減回路を
挿入するだけでエンジン始動の誤動作を防止することが
できるので、製造が困難でまた感動電圧値の管理の難し
いカスタムリレーを用いる必要のないチャージリレー駆
動回路を得ることができる。
レーのコイルに電流を流す回路に電圧ノイズ低減回路を
挿入するだけでエンジン始動の誤動作を防止することが
できるので、製造が困難でまた感動電圧値の管理の難し
いカスタムリレーを用いる必要のないチャージリレー駆
動回路を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1ないし図4を参照
しながら説明する。図1は、本発明のチャージリレー駆
動回路の構成を示す図である。同図において、従来のチ
ャージリレー駆動回路の回路素子と同じ回路素子には図
6と同じ符号が付されている。そして、オルタネータ1
の端子Lとチャージリレー2のコイルとの間には、抵抗
6を接続し、抵抗6とコイルとの接続点にコンデンサ7
の一端を接続し、コンデンサの他端をアースしたフィル
タ回路が設けられる。
しながら説明する。図1は、本発明のチャージリレー駆
動回路の構成を示す図である。同図において、従来のチ
ャージリレー駆動回路の回路素子と同じ回路素子には図
6と同じ符号が付されている。そして、オルタネータ1
の端子Lとチャージリレー2のコイルとの間には、抵抗
6を接続し、抵抗6とコイルとの接続点にコンデンサ7
の一端を接続し、コンデンサの他端をアースしたフィル
タ回路が設けられる。
【0011】このフィルタ回路は、イグニッションキー
がONのスイッチ位置で端子Lに発生する電圧ノイズを
図2に示すように、ピーク値8V程度に低減させて、チ
ャージリレー2のコイルに印加する。これにより、電圧
ノイズによってチャージリレー2が誤動作することはな
くなり、チャージリレー駆動回路は正常に動作する。
がONのスイッチ位置で端子Lに発生する電圧ノイズを
図2に示すように、ピーク値8V程度に低減させて、チ
ャージリレー2のコイルに印加する。これにより、電圧
ノイズによってチャージリレー2が誤動作することはな
くなり、チャージリレー駆動回路は正常に動作する。
【0012】図3は、本発明チャージリレー駆動回路の
他の実施例を示す図である。図3においては、オルタネ
ータ1の端子Lとチャージリレー2のコイルとの間に設
けられるフィルター回路は、抵抗とバリスタ8によって
構成されている。
他の実施例を示す図である。図3においては、オルタネ
ータ1の端子Lとチャージリレー2のコイルとの間に設
けられるフィルター回路は、抵抗とバリスタ8によって
構成されている。
【0013】図4は本発明チャージリレー駆動回路のさ
らに他の実施例を示す図である。図4(a)においてチ
ャージリレー2のコイルとアースとの間にツェナーダイ
オード9が直列に接続されている。このようにすると、
図4(b)に示すごとく、例えばツェナー電位が6Vで
あるツェナーダイオードを用いればチャージリレー2の
コイルには電圧ノイズ18Vとツェナー電位6Vとの差
12Vが印加されることになり、チャージリレー2が誤
動作することはなくなる。一方、24Vの電圧が印加さ
れるときは、チャージリレー2のコイルにかかる電圧は
チャージリレー2を動作させるに十分な値となるので確
実に動作する。
らに他の実施例を示す図である。図4(a)においてチ
ャージリレー2のコイルとアースとの間にツェナーダイ
オード9が直列に接続されている。このようにすると、
図4(b)に示すごとく、例えばツェナー電位が6Vで
あるツェナーダイオードを用いればチャージリレー2の
コイルには電圧ノイズ18Vとツェナー電位6Vとの差
12Vが印加されることになり、チャージリレー2が誤
動作することはなくなる。一方、24Vの電圧が印加さ
れるときは、チャージリレー2のコイルにかかる電圧は
チャージリレー2を動作させるに十分な値となるので確
実に動作する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、製造や感動電圧値の管
理の難しいカスタムリレーを用いることなく、簡単な回
路素子を付加するだけで、エンジン始動時にオルタネー
タから発生する電圧ノイズによる誤動作を防止すること
ができる。
理の難しいカスタムリレーを用いることなく、簡単な回
路素子を付加するだけで、エンジン始動時にオルタネー
タから発生する電圧ノイズによる誤動作を防止すること
ができる。
【図1】本発明のチャージリレー駆動回路の構成図であ
る。
る。
【図2】本発明のチャージリレー駆動回路の電圧波形を
示す図である。
示す図である。
【図3】本発明のチャージリレー駆動回路の他の実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図4】本発明のチャージリレー駆動回路の他の実施例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】従来のチャージリレー駆動回路の電圧波形を示
す図である。
す図である。
【図6】従来のチャージリレー駆動回路の構成図であ
る。
る。
1 オルタネータ 2 チャージリレー 3 チャージウォーニングランプ 4 エアコン用リレーコイル 5 排気ブレーキ用コイル 6 抵抗 7 コンデンサ 8 バリスタ 9 ツェナーダイオード
Claims (4)
- 【請求項1】 オルタネータIG端子からチャージリレ
ーを介して負荷に電圧を供給するためのチャージリレー
駆動回路において、オルタネータL端子からチャージリ
レーのコイルに電流を流す回路に電圧ノイズ低減回路を
挿入したことを特徴とするチャージリレー駆動回路。 - 【請求項2】 上記電圧ノイズ低減回路が抵抗とコンデ
ンサよりなるフィルタ回路であることを特徴とする請求
項1記載のチャージリレー駆動回路。 - 【請求項3】 上記電圧ノイズ低減回路が抵抗とバリス
タよりなるフィルタ回路であることを特徴とする請求項
1記載のチャージリレー駆動回路。 - 【請求項4】オルタネータIG端子からチャージリレー
を介して負荷に電圧を供給するためのチャージリレー駆
動回路において、オルタネータL端子からチャージリレ
ーのコイルに電流を流す回路にツェナーダイオードより
なる回路を挿入したことを特徴とするチャージリレー駆
動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7109685A JPH08306289A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | チャージリレー駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7109685A JPH08306289A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | チャージリレー駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08306289A true JPH08306289A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14516597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7109685A Pending JPH08306289A (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | チャージリレー駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08306289A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110767501A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-02-07 | 浙江工商职业技术学院 | 一种适应宽电压工作的节能型继电器的驱动电路 |
-
1995
- 1995-05-08 JP JP7109685A patent/JPH08306289A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110767501A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-02-07 | 浙江工商职业技术学院 | 一种适应宽电压工作的节能型继电器的驱动电路 |
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