JPH08304907A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH08304907A
JPH08304907A JP12562495A JP12562495A JPH08304907A JP H08304907 A JPH08304907 A JP H08304907A JP 12562495 A JP12562495 A JP 12562495A JP 12562495 A JP12562495 A JP 12562495A JP H08304907 A JPH08304907 A JP H08304907A
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JP
Japan
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film
information
frame
recording
feeding
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JP12562495A
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English (en)
Inventor
Masao Mizumaki
雅夫 水牧
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影終了後に毎回所定時間、該撮影駒の給送
を開始するのを待つことを不要にする共に、撮影情報と
プリントキャンセル情報を同一の記録手段によって記録
することを可能にする。 【構成】 撮影駒のプリントを不要とする際に用いられ
る操作部材11と、撮影駒のフィルム給送完了後に前記
操作部材が操作されている事を検知した場合には、給送
手段にフィルムの逆方向への送りを少なくとも1駒分行
わせ、その後再度正方向への送りを開始させると同時
に、記録手段9,21により前記撮影駒の情報記録部へ
プリントキャンセル情報を記録させる制御手段13とを
設け、撮影駒の巻上げ終了後に、該撮影駒のプリントを
キャンセルする旨の情報が入力されていた場合には、撮
影駒を一旦巻戻し、再度巻上げを開始すると共に、該撮
影駒の所定位置へプリントキャンセル情報を記録させる
ようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムの巻上げ(或
は巻戻し)中に該フィルムへ撮影情報等を記録する磁気
ヘッド等の記録手段を備えたカメラの改良に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録部を有するフィルムを使
用し、この磁気記録部に撮影情報等を磁気ヘッドにより
書込み、かつ、必要に応じてこの撮影情報等を読出すよ
うにしたカメラが米国特許第4965627号等にて提
案されている。
【0003】また、写真撮影に際して、手振れ,ピント
ボケ,ストロボ発光不良等が発生して撮影を失敗した時
や空撮り等のプリント不要の時にマニュアル操作により
プリント禁止情報を入力し、これがフィルムの磁気記録
部に記録されるカメラが特開平4−155325号公報
にて提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例(特開平4−155325号公報)では、撮影終了
直後にフィルムの1駒巻上げを行い、この際(巻上げ
中)に撮影データを書込む構成になっている為、撮影終
了後に撮影失敗に気付いたときには、この駒の磁気記録
部は既に記録ヘッドの位置を通過してしまっている為に
プリント禁止コードを記録することができず、これを実
現する為には別の記録ヘッドをフィルム巻上げ方向に半
駒分ずれた位置に設ける必要があった。あるいは、この
ような2個の記録ヘッドを用いる代わりに、撮影終了後
に所定時間、例えば数秒経過するまでフィルム巻上げを
待ち、この待ち時間内にプリント禁止コードが入力され
た場合には、これを記録するようにする必要があった。
【0005】従って、これらには以下のような問題点が
あった。
【0006】1)撮影データを記録する為の記録ヘッド
とプリント禁止コードを記録する為の記録ヘッドをそれ
ぞれ具備する構成のものにおいては、余分なスペースを
必要とすると共に、コストも高くつく。
【0007】2)撮影終了後に毎回所定時間フィルム巻
上げを待つ構成のものにおいては、連続撮影時にはシャ
ッターチャンスを逃すことになり、又この所定時間内に
プリント禁止コードを入力できなっかた場合、二度とプ
リント禁止に出来ず、結果的に不要なプリントがなされ
ることになる。
【0008】(発明の目的)本発明の第1の目的は、撮
影終了後に毎回所定時間、該撮影駒の給送を開始するの
を待つことを不要にする共に、撮影情報とプリントキャ
ンセル情報を同一の記録手段によって記録することので
きるカメラを提供することである。
【0009】本発明の第2の目的は、上記第1の目的を
達成すると共に、撮影駒のプリントをキャンセル情報の
入力検知後、直ちに次の撮影を開始することのできるカ
メラを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1,3及び4記載の本発明は、撮影駒
のプリントを不要とする際に用いられる操作部材と、撮
影駒のフィルム給送完了後に前記操作部材が操作されて
いる事を検知した場合には、給送手段にフィルムの逆方
向への送りを少なくとも1駒分行わせ、その後再度正方
向への送りを開始させると同時に、記録手段により前記
撮影駒の情報記録部へプリントキャンセル情報を記録さ
せる制御手段とを設け、撮影駒の巻上げ(或は巻戻し)
終了後に、該撮影駒のプリントをキャンセルする旨の情
報が入力されていた場合には、撮影駒を一旦巻戻し(或
は巻上げ)、再度巻上げ(或は巻戻し)を開始すると共
に、該撮影駒の所定位置へプリントキャンセル情報を記
録させるようにしている。
【0011】上記第2の目的を達成するために、請求項
2〜4記載の本発明は、撮影駒のプリントを不要とする
際に用いられる操作部材と、撮影駒のフィルム給送完了
後に前記操作部材が操作されている事を検知した場合に
は、この時の撮影駒ナンバーとプリントキャンセル情報
を対応させて記憶する記憶手段と、フィルムカートリッ
ジ内へのフィルム給送が開始された際には、記録手段を
用いて、前記記憶手段に記憶された該当駒に対してプリ
ントキャンセル情報を記録させる制御手段とを設け、撮
影駒の巻上げ(或は巻戻し)終了後に、該撮影駒のプリ
ントをキャンセルする旨の情報が入力されていた場合に
は、この時の撮影駒ナンバーとプリントキャンセル情報
を対応させて記憶しておき、フィルムカートリッジ内へ
のフィルム巻戻し(或は巻上げ)が開始された際には、
記録手段を用いて、前記記憶していた該当駒に対してプ
リントキャンセル情報を記録するようにしている。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例に係わるカメ
ラの概略内部構成を示す斜視図である。
【0014】図1において、1はフィルム2に設けられ
たパーフォレーション3を検知してフィルムの一定距離
給送を行うのに用いられる信号を発生する給送用フォト
リフレクタ、2はベース側に磁気層が塗布された前出の
フィルム、3は撮影画面に対応した前出のパーフォレー
ション、4はスプール内に配置されたフィルム給送用モ
ータ、5は減速及び巻上げ,巻戻しの切換えを行うギア
列、6は巻戻し用フォ−ク、7はフィルムカートリッジ
である。
【0015】8は撮影画面の情報を磁気記録可能な磁気
記録部であり、例えばシャッタースピード,絞り値,フ
レームナンバー,プリント枚数等が記録される。9はフ
ィルム2上の磁気記録部8への情報書込み及び情報読出
しを行う磁気ヘッド、10はフィルム2を前記磁気ヘッ
ド9に押付ける圧着パット、11は撮影終了後のプリン
ト不要時にプリントキャンセル情報を入力する為のプリ
ントキャンセルスイッチ、12はカメラの絞り値情報,
シャッタスピード情報,フィルム感度情報,撮影枚数情
報,プリントキャンセル情報等を表示する為の表示部で
ある。
【0016】図2は上記の機械的構成を持つカメラの電
気的構成の要部を示すブロック図であり、図1と同じ部
分は同一符号を付し、その説明は省略する。
【0017】図2において、13はカメラ全体の制御を
司る制御回路、14は撮影レンズのピント合せや露光制
御用シャッタの動作を制御するAF・AE制御回路、1
5はフィルム2に書込むデータを必要に応じて記憶する
記憶回路、16はカメラの表示部12に絞り値情報,シ
ャッタスピード情報,フィルム感度情報,撮影枚数情
報,プリントキャンセル情報等を表示させる為の表示回
路である。17はレリーズスイッチで、不図示のレリー
ズボタンが押込まれることにより該スイッチがONし、
カメラのレリーズがなされる。18はフィルムカートリ
ッジ7上にバーコード等により記憶してあるフィルム枚
数等を読取るフィルム枚数読取部、19はフィルム2の
給送を行う為のフィルム給送用モータ4を駆動制御する
フィルム給送駆動回路、20は給送用フォトリフレクタ
1によりフィルム2のパーフォレーション3をカウント
するパーフォレーション検出回路、21は磁気ヘッド9
によりフィルム2に情報を書込む為の磁気記録回路であ
る。
【0018】次に、上記構成のカメラの動作について、
図3のフローチャートによって説明する。 [ステップ#101] レリーズスイッチ17の状態を
判別する。この結果、レリーズスイッチ17がオンされ
たならステップ#102へ進む。 [ステップ#102] AF・AE制御回路14を駆動
し、フィルム2へ露光を行う。 [ステップ#103] フィルム給送駆動回路19及び
パーフォレーション検出回路20により、フィルム2の
1駒巻上げを行う。また、同時に磁気記録回路21を駆
動して、巻上げ中のフィルム2の磁気記録部8へ磁気ヘ
ッド9により各種の撮影情報を記録する。
【0019】前記ステップ#101においてレリーズス
イッチ17がオフであった場合は、該ステップ#101
からステップ#104へ進む。 [ステップ#104] ここでは撮影済駒数を判別し、
1駒も撮影されていない場合はステップ#101へと戻
り、レリーズスイッチ17がオンされるのを待つ。一
方、1駒以上撮影済の場合はステップ#105へと進
む。
【0020】上記ステップ#103又は前述した様にス
テップ#104の動作が終了した後は、いずれもステッ
プ#105へ進む。 [ステップ#105] プリントキャンセルスイッチ1
1の状態を判別する。この結果、プリントキャンセルス
イッチ11がオンされたならばステップ#106へと進
む。また、オフであれば、レリーズスイッチ17或はプ
リントキャンセルスイッチ11のいずれかがオンされる
まで待機状態となる。 [ステップ#106] 表示回路16を駆動して表示部
12に、例えば“CANSEL OK?”という様なプ
リントキャンセルの確認表示を行う。
【0021】撮影者は、上記表示部12に表示される
“CANSEL OK?”を見ることにより、もしプリ
ントキャンセルを行いたくない場合は、プリントキャン
セルスイッチ11をオフに戻して所定時間が経過するの
を待つが、プリントキャンセルしたい場合には、オンを
保持し続けるか、或は、再度プリントキャンセルスイッ
チ11をオンにすることになる。 [ステップ#107] 上記の表示後、所定時間が経過
すると再びプリントキャンセルスイッチ11の状態を判
別する。この結果、プリントキャンセルスイッチ11が
オンのままであればステップ#108へと進む。 [ステップ#108] フィルム給送駆動回路19及び
パーフォレーション検出回路20により、フィルム2の
1駒巻戻しを行う。 [ステップ#109] フィルム給送駆動回路19及び
パーフォレーション検出回路20により、フィルム2の
1駒巻上げを再度行うと同時に、磁気記録回路21を駆
動して磁気ヘッド9により巻上げ中のフィルム2上の磁
気記録部8へプリントキャンセル情報である“プリント
枚数=0”を磁気記録信号に変換し記録する。
【0022】上記ステップ#107においてプリントキ
ャンセルスイッチ11がオフされた場合は、該ステップ
#107からステップ#110へと進む。 [ステップ#110] タイマを作動させ、所定時間経
過するまでにプリントキャンセルスイッチ11がオンさ
れるか否かを判別する。所定時間が経過してもプリント
キャンセルスイッチ11がオンされない場合、ステップ
#111へと進む。
【0023】上記ステップ#109又は前述した様にス
テップ#110の動作が終了した後は、いずれもステッ
プ#111へ進む。 [ステップ#111] 再び表示回路16を駆動し、プ
リントキャンセルの確認表示を表示部12から消す。
【0024】上記のステップ#106,#107,#1
10,#111の動作は、プリントキャンセルスイッチ
11の誤操作を防止する為のものであり、スイッチの形
状等の工夫により誤操作対策を行えば、省略できるもの
である。
【0025】尚、この実施例では、給送方向が通常のも
のについて述べているが、通常とは逆のプリワインド方
式のカメラにおいても巻上げ、巻戻し方向を逆にするこ
とにより成り立つものである。
【0026】以上の第1の実施例によれば、1駒撮影終
了後において、プリント不要のときにはプリントキャン
セルスイッチ11をオンにすることにより、フィルムを
1駒以上巻戻して、当該駒の磁気記録部にプリントキャ
ンセル情報を記録するようにしたから、プリントキャン
セルの有無に関わらず毎回所定時間フィルム給送を待つ
必要がなく、また、プリントキャンセル情報専用の磁気
ヘッドを別にもつ必要もないため、省スペース,低コス
トでプリントキャンセル情報をフィルムに入力可能とな
る。
【0027】(第2の実施例)図4は本発明の第2の実
施例におけるカメラの動作を示すフローチャートであ
る。尚、カメラの機械的及び電気的構成は図1及び図2
と同様であるので、ここでは省略する。 [ステップ#201] レリーズスイッチ17の状態を
判別する。この結果、レリーズスイッチ17がオンされ
たならステップ#202へ進む。 [ステップ#202] AF・AE制御回路14を駆動
し、フィルム2へ露光を行う。 [ステップ#203] フィルム給送駆動回路19及び
パーフォレーション検出回路20により、フィルム2の
1駒巻上げを行う。また、同時に磁気記録回路21を駆
動して、巻上げ中のフィルム2の磁気記録部8へ磁気ヘ
ッド9により各種の撮影情報を記録する。
【0028】前記ステップ#201においてレリーズス
イッチ17がオフであった場合は、該ステップ#201
からステップ#204へ進む。 [ステップ#204] ここでは撮影済駒数を判別し、
1駒も撮影されていない場合はステップ#201へと戻
り、レリーズスイッチ17がオンされるのを待つ。一
方、1駒以上撮影済の場合はステップ#205へと進
む。
【0029】上記ステップ#203又は前述した様にス
テップ#204の動作が終了した後は、いずれもステッ
プ#205へ進む。 [ステップ#205] プリントキャンセルスイッチ1
1の状態を判別する。この結果、プリントキャンセルス
イッチ11がオンされたならばステップ#206へと進
む。また、オフであればステップ#211へ進む。 [ステップ#206] 表示回路16を駆動して表示部
12に、例えば“CANSEL OK?”という様なプ
リントキャンセルの確認表示を行う。
【0030】撮影者は、上記表示部12に表示される
“CANSEL OK?”を見ることにより、もしプリ
ントキャンセルを行いたくない場合は、プリントキャン
セルスイッチ11をオフに戻して所定時間が経過するの
を待つが、プリントキャンセルしたい場合には、オンを
保持し続けるか、或は、再度プリントキャンセルスイッ
チ11をオンにすることになる。 [ステップ#207] 上記の表示後、所定時間が経過
すると再びプリントキャンセルスイッチ11の状態を判
別する。この結果、プリントキャンセルスイッチ11が
オンのままであればステップ#208へと進む。 [ステップ#208] 駒ナンバーとプリントキャンセ
ル情報を記憶回路15に記憶する。
【0031】上記ステップ#207においてプリントキ
ャンセルスイッチ11がオフであった場合は、該ステッ
プ#207からステップ#209へと進む。 [ステップ#209] タイマを作動させ、所定時間経
過するまでにプリントキャンセルスイッチ11がオンさ
れるか否かを判別する。所定時間が経過してもプリント
キャンセルスイッチ11がオンされない場合、ステップ
#210へと進む。
【0032】上記ステップ#208又は前述した様にス
テップ#209の動作が終了した後は、いずれもステッ
プ#210へ進む。 [ステップ#210] 再び表示回路16を駆動して、
プリントキャンセルの確認表示を表示部12から消す。 [ステップ#211] 撮影済駒数とフィルム枚数読取
部18により読取り済のフィルム枚数との比較より全て
の駒への撮影が終了したか否かを判別し、終了していな
ければステップ#201へ戻り、以後同様の動作を繰り
返す。その後、全ての駒への撮影が終了したことを判別
すると、ステップ#212へと進む。 [ステップ#212] フィルム給送駆動回路19及び
パーフォレーション検出回路20により、フィルム2の
フィルムカートリッジ7への巻戻し動作を開始する。ま
た、記憶回路19にキャンセル情報が記憶されている場
合、磁気記録回路21を駆動し、このフィルム巻戻し中
に磁気ヘッド9によりフィルム2上の所定の駒の磁気記
録部8へプリントキャンセル情報である“プリント枚数
=0”を磁気記録信号に変換し記録する。この時、磁気
記録信号への変換は給送方向の違いにより撮影情報等と
は逆に変換することは云うまでもない。
【0033】上記のステップ#206,207,20
9,210の動作はプリントキャンセルスイッチ11の
誤操作を防止するためのものであり、スイッチの形状等
の工夫により誤操作対策を行えば、省略できるものであ
る。
【0034】尚、本実施例では、撮影情報等の記録は巻
上げ中に行い、プリントキャンセル情報の記録は巻戻し
中に行うものであるが、撮影情報等も記憶回路19に記
憶することにより、巻上げ中には記録せず、巻戻し中に
撮影情報等とプリントキャンセル情報を同時に記録する
ようにしてもよい。
【0035】以上の第2の発明によれば、1駒撮影終了
後において、プリント不要のときにはプリントキャンセ
ルスイッチ11をオンにすることにより、この時の駒ナ
ンバーとプリントキャンセル情報を記憶回路15に記憶
しておき、フィルム巻戻し時に、プリントキャンセル情
報を該当駒の磁気記録部に記録するようにしたから、上
記第1の実施例における効果に加え、プリントキャンセ
ル情報入力後、次駒撮影開始可能になるまでのタイムラ
グを大幅に短縮できるため、次の撮影駒に対してシャッ
ターチャンスに強いものとなる。
【0036】以上説明したように、本出願に係る第1の
発明によれば撮影終了後、プリント不要のときにプリン
トキャンセル情報をカメラに入力すると、フィルムを1
駒以上巻戻して、当該駒の磁気記録部にプリントキャン
セル情報を記録するようにしたから、プリントキャンセ
ルの有無に関わらず毎回所定時間フィルム送りを待つ必
要がなく、また、プリントキャンセル情報専用の磁気ヘ
ッドを別にもつ必要もないため、省スペース,低コスト
でプリントキャンセル情報をフィルムに入力可能とな
る。
【0037】また、本出願に係る第2の発明によれば、
撮影終了後、プリント不要のときにプリントキャンセル
情報をカメラに入力すると、駒ナンバーとプリントキャ
ンセル情報がカメラに記憶され、フィルム巻戻し時にこ
のプリントキャンセル情報を当該駒の磁気記録部に記録
するようにしたから、プリントキャンセル情報入力後、
次駒撮影開始可能になるまでのタイムラグを大幅に短縮
できるため次のシャッターチャンスを逃すことが少なく
なる。
【0038】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、制御回路13が本発明の制御手段に相当し、フィル
ム給送駆動回路19及びフィルム給送用モータ4が本発
明の給送手段に相当し、記憶回路15が本発明の記憶手
段に相当し、プリントキャンセルスイッチ11が本発明
の操作部材に相当する。また、磁気ヘッド9及び磁気記
録回路21が本発明の記録手段に相当する。
【0039】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0040】(変形例)本発明は、データが記録できる
ものであれば、磁気的に行うもののみならず、光学的に
記憶する構成のカメラであっても良い。
【0041】また、フィルムの送り量検知は、フィルム
のパーフォレーションを検出することにより行うものに
限らず、回転するパルス板より発生するパルス信号に基
づいて行う構成や、他のどのような検出方法であっても
本発明は適用できるものである。また、フィルムの移動
信号は、パルス信号以外であっても本発明は適用できる
ものである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影駒のプリントを不要とする際に用いられる操作部材
と、撮影駒のフィルム給送完了後に前記操作部材が操作
されている事を検知した場合には、給送手段にフィルム
の逆方向への送りを少なくとも1駒分行わせ、その後再
度正方向への送りを開始させると同時に、記録手段によ
り前記撮影駒の情報記録部へプリントキャンセル情報を
記録させる制御手段とを設け、撮影駒の巻上げ(或は巻
戻し)終了後に、該撮影駒のプリントをキャンセルする
旨の情報が入力されていた場合には、撮影駒を一旦巻戻
し(或は巻上げ)、再度巻上げ(或は巻戻し)を開始す
ると共に、該撮影駒の所定位置へプリントキャンセル情
報を記録させるようにしている。
【0043】よって、撮影終了後に毎回所定時間、該撮
影駒の給送を開始するのを待つことを不要にすると共
に、撮影情報とプリントキャンセル情報を同一の記録手
段によって記録することができる。
【0044】また、本発明によれば、撮影駒のプリント
を不要とする際に用いられる操作部材と、撮影駒のフィ
ルム給送完了後に前記操作部材が操作されている事を検
知した場合には、この時の撮影駒ナンバーとプリントキ
ャンセル情報を対応させて記憶する記憶手段と、フィル
ムカートリッジ内へのフィルム給送が開始された際に
は、記録手段を用いて、前記記憶手段に記憶された該当
駒に対してプリントキャンセル情報を記録させる制御手
段とを設け、撮影駒の巻上げ(或は巻戻し)終了後に、
該撮影駒のプリントをキャンセルする旨の情報が入力さ
れていた場合には、この時の撮影駒ナンバーとプリント
キャンセル情報を対応させて記憶しておき、フィルムカ
ートリッジ内へのフィルム巻戻し(或は巻上げ)が開始
された際には、記録手段を用いて、前記記憶していた該
当駒に対してプリントキャンセル情報を記録するように
している。
【0045】よって、撮影駒のプリントをキャンセル情
報の入力検知後、直ちに次の撮影を開始することがで
き、シャッタチャンスに強いカメラとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わるカメラの概略内
部構成を示す斜視図である。
【図2】図1のカメラの電気的構成の要部を示すブロッ
ク図である。
【図3】本発明の第1の実施例におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施例におけるカメラの動作を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
4 フィルム給送用モータ 9 磁気ヘッド 11 プリントキャンセルスイッチ 12 表示部 13 制御回路 15 記憶回路 16 表示回路 19 フィルム給送駆動回路 20 パーフォレーション検出回路 21 磁気記録回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルムの給送を行う給送手段と、給送
    中にフィルムへ情報を記録する記録手段を備えたカメラ
    において、撮影駒のプリントを不要とする際に用いられ
    る操作部材と、撮影駒のフィルム給送完了後に前記操作
    部材が操作されている事を検知した場合には、前記給送
    手段にフィルムの逆方向への送りを少なくとも1駒分行
    わせ、その後再度正方向への送りを開始させると同時
    に、前記記録手段により前記撮影駒の情報記録部へプリ
    ントキャンセル情報を記録させる制御手段とを設けたこ
    とを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 フィルムの給送を行う給送手段と、給送
    中のフィルムへ情報を記録する記録手段を備えたカメラ
    において、撮影駒のプリントを不要とする際に用いられ
    る操作部材と、撮影駒のフィルム給送完了後に前記操作
    部材が操作されている事を検知した場合には、この時の
    撮影駒ナンバーとプリントキャンセル情報を対応させて
    記憶する記憶手段と、フィルムカートリッジ内へのフィ
    ルム給送が開始された際には、前記記録手段を用いて、
    前記記憶手段に記憶された該当駒に対してプリントキャ
    ンセル情報を記録させる制御手段とを設けたことを特徴
    とするカメラ。
  3. 【請求項3】 前記記録手段は、フィルムに具備された
    磁気記録部へ情報を記録する磁気ヘッドであることを特
    徴とする請求項1又は2記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記操作部材が操作された場合には、そ
    の旨の表示を行う表示手段を具備したことを特徴とする
    請求項1又は2記載のカメラ。
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