JPH083031Y2 - 電子機器のユニット取付構造 - Google Patents

電子機器のユニット取付構造

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JPH083031Y2
JPH083031Y2 JP7106090U JP7106090U JPH083031Y2 JP H083031 Y2 JPH083031 Y2 JP H083031Y2 JP 7106090 U JP7106090 U JP 7106090U JP 7106090 U JP7106090 U JP 7106090U JP H083031 Y2 JPH083031 Y2 JP H083031Y2
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JP
Japan
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case
unit
locking
mounting structure
locking mechanism
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JP7106090U
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JPH0430778U (ja
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勇一 渡辺
真吾 岩澤
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
Original Assignee
Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えばプログラマブルコントローラの如き
電子機器に係り、さらに詳しくは、該機器を構成するユ
ニット式の入力部や出力部の取付構造に関するものであ
る。
[従来の技術] 例えば、プログラマブルコントローラ(以下PCとい
う)におけるケースは、最近ではほとんどが合成樹脂で
成型したものが使用されており、このケースには、電源
部ユニットと、特定の電気制御回路を組込んだ複数の入
力部ユニットと、同じく複数の出力部ユニット及びCPU
ユニットとを一体的に組込んで構成されているのが通例
で、制御プログラムを設定するに当たっては、例えばCP
Uユニットに接続ケーブルを介してプログラム設定器を
接続し、設定するようになっている。
第5図は特開平2-63192号に開示された従来のPCの一
例を示す斜視図で、このPCは正面が開口したケース
(1)内に複数の入力部ユニット(2)、出力部ユニッ
ト(3)、CPUユニット(4)及び電源部ユニット
(5)を挿入して取付けたのち、CPUユニット(4)と
電源部ユニット(6)の上に制御プログラム設定器(以
下設定器という)6を取付けたものである。
上記のケース(1)及び各ユニット(2),(3),
(4),(5)と設定器(6)の各表面パネルは合成樹
脂で成型されており、各表面パネルにはそれぞれ所要の
電気部品と、電気回路を組込んだプリント基板が取付け
られている。また、各ユニット(2)〜(5)をケース
(1)に装着するには、プリント基板をケース(1)に
設けた案内溝(12)に嵌合し、さらにプリント基板の端
部に形成されたカードエッジをケース(1)内に設けた
コネクタと接続して制御回路を構成する。
そして、これら入力部ユニット(2)、出力部ユニッ
ト(3)及びCPUユニット(4)は、表面パネルの背面
の上下に第3図に示すような係止機構(22),(23)を
設け、これをケース(1)の額縁状の縁部(11)に設け
た係止部(13),(14)に係止させ、第6図(a)に示
すように入力部ユニット(2)をケース(1)に固定し
て脱落を防止している。
[考案が解決しようとする課題] 上記のようなPCは性能がよく、操作や保守も容易なた
め好評を博しているが、ユニット(1)〜(5)の数が
多くなると必然的にケース(1)も長くなり(長さが50
cmに達するものもある)、しかもケース(1)は合成樹
脂で成型されており、肉厚も薄い(2〜3mm程度)の
で、装着されたれ各ユニット(2)〜(5)及びリード
線の重みでケース(1)の中央部が外側に反って円弧状
に変形することがある。このため、第6図(b)に示す
ように係止部(14)が下って係止機構(23)から外れた
り、ユニット(1)〜(5)を装入しても係止できなく
なることがある。
このような問題を解決するため、上記特開平2-63192
号公報に開示されているように、ケース(1)のほぼ中
央部において、ユニットの間にフックを挿入してその係
合部をケース(1)の縁部(11)に係止させ、これによ
り係止機構(22),(23)の外れ等を防止するようにし
たものがある。このようにすれば係止機構(22),(2
3)の外れ等は確実に防止できるが、フックの着脱が面
倒なばかりでなく、フックがケース(1)及びユニット
から突出するため、外観を損なうという問題があった。
本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、
操作が簡単で外観に全く影響を与えず、しかも係止機構
の外れや係止不能を防止することのできる機構を備えた
電子機器のユニット取付構造を得ることをを目的とした
ものである。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る電子機器のユニット取付構造は、ケース
の少なくとも下方の縁部に設けた係止部の近傍にピンを
突設すると共に、ユニットの前面パネルの背面に前記ピ
ンが嵌入する凹部を設けたものである。
[作用] ケースの中央部が外側に反って下降すると、ピンが前
面パネルの底部に当るため入力部ユニットの前面パネル
もケースと共に下降するので、係止機構と係止部との位
置関係は変化せず、したがって係止機構が係止部から外
れることはない。
[実施例] 第1図は本考案に係るケースの実施例を示す要部正面
図、第2図はケースに入力部ユニットを装着した状態を
示す断面図、第3図は入力部ユニットの実施例の斜視図
である。まず第3図において、(21)は表面パネルで、
前述のようにその上下には後方に突出した係止機構(2
2),(23)が設けられており、係止機構(22),(2
3)と側壁との間にはそれぞれ凹部(24)及び(25)が
形成されている。(26)は表面パネル(2)に設けら
れ、端子台(第5図の(29))からの信号線を取入れる
穴、(27)は端部にカードエッツジ(28)を有し、係止
機構(22),(23)の側面にねじ止めされたプリント基
板である。なお、出力部ユニット(3)も入力部ユニッ
ト(2)とほぼ同じ構造のものが使用されている。
第1図において、(1)はケース、(11)はケース
(1)の開口部に形成された額縁状の縁部、(12)はプ
リント基板(27)の案内溝、(13),(14)は係止部で
ある。(15)及び(16)は係止部(13),(14)の近傍
の、入力部ユニット(2)の表面パネル(21)の背面に
形成されたれ凹部(24)及び(25)とそれぞれ対応した
位置において、縁部(11)から突設されたピンである。
なお、上下のピン(15),(16)の外縁部間の距離l
は、上下の凹部(24),(25)の底部間の距離l1とほ
ぼ等しいか又はこれより若干短かく選ばれている。
次に、上記のように構成した本考案の作用を説明す
る。先ず、入力部ユニット(2)のプリント基板(27)
をケース(1)の案内溝(12),(12a)に嵌合して入
力部ユニット(2)をケース(1)内に押込む。これに
より第2図及び第4図(a)に示すように係止機構(2
2),(23)はケース(1)の係合部(13),(14)と
係合し、ピン(15)及び(16)はそれぞれ表面パネル
(21)の凹部(24),(25)内に嵌入される。このと
き、ピン(16)は第4図(a)に示すように凹部(25)
の底面と接するか又は底面より若干上方に位置する。
いま、ケース(1)の中央部が各ユニット(2),
(3),(4)及びリード線の重みで下方に下ろうとす
ると、ピン(16)が凹部(25)の底部に突設する。この
ため、ケース(1)の中央部のみが下ることができず、
ケース(1)は第4図(b)に示すように各ユニット
(2),(3),(4)と共に下方に変位する。したが
って、ケース(1)と表面パネル(21)との位置関係は
変化せず、係止機構(23)が係止部(14)から外れるこ
とはない。
上記の説明ではケース(1)の縁部(11)の上下にピ
ン(15)及び(16)を設けた場合を示したが、上部のピ
ン(15)を省略し、下部にのみピン(16)を設けてもよ
く、あるいは係止機構(23)の両側に設けてもよい。
また、このピン(15),(16)はケース(1)の縁部
(11)の上下全体に設けてもよく、あるいは一番荷重の
加わる中央部又はその近傍のみに設けてもよい。
さらに、上記の実施例では入力部ユニット(2)の前
面パネル(21)の背面に形成された既設の凹部(24),
(25)を利用してこれにピン(15),(16)を嵌入させ
る場合を示したが、このような凹部(24),(25)の無
いユニットにおいては、この位置に凹部を設けければよ
い。
また、上記の実施例では本考案をPCに実施した場合を
示したが、その他の電子機器にも同様にして本考案を実
施することができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案はケースの係
止部の近傍にピンを突設すると共に、ユニットの背面に
このピンが嵌入する凹部を設けたので、ケースの中央部
付近がユニット及びリード線の重みで下降すると、ユニ
ットもこれに伴って下降して両者の位置関係は変化しな
い。このため係止機構が外れるおそれがなく、その上ユ
ニットはワンタッチでケースに着脱でき、しかも外観を
損なうこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の要部の正面図、第2図はケース
にユニットを装着した状態を示す断面図、第3図はユニ
ットの一例を示す斜視図、第4図(a),(b)は本考
案の作用説明図、第5図は従来のPCの一例を示す斜視
図、第6図(a),(b)はその要部の作用説明図であ
る。 (1):ケース、(2):入力部ユニット、(11):縁
部、(12),(12a):案内溝、(13),(14):係止
部、(15),(16):ピン、(21):表面パネル、(2
2),(23):係止機構、(24),(25):凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面パネルの上下に係止機構を有する複数
    のユニットと、開口部の縁部に前記係止機構が係止する
    係止部を有するケースとからなり、前記ケース内に前記
    ユニットを並列して着脱可能に組込んで前記係止機構を
    係止部に係止させるように構成した電子機器のユニット
    取付構造において、 前記ケースの少なくとも下方の縁部に設けた係止部の近
    傍にピンを突設すると共に、前記ユニットの前面パネル
    の背面に前記ピンが嵌入する凹部を設けたことを特徴と
    する電子機器のユニット取付構造。
JP7106090U 1990-07-05 1990-07-05 電子機器のユニット取付構造 Expired - Lifetime JPH083031Y2 (ja)

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JP7106090U JPH083031Y2 (ja) 1990-07-05 1990-07-05 電子機器のユニット取付構造

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JPH0430778U JPH0430778U (ja) 1992-03-12
JPH083031Y2 true JPH083031Y2 (ja) 1996-01-29

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