JP2589695Y2 - 検出スイッチ接続用ターミナル - Google Patents

検出スイッチ接続用ターミナル

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JP2589695Y2
JP2589695Y2 JP1993064081U JP6408193U JP2589695Y2 JP 2589695 Y2 JP2589695 Y2 JP 2589695Y2 JP 1993064081 U JP1993064081 U JP 1993064081U JP 6408193 U JP6408193 U JP 6408193U JP 2589695 Y2 JP2589695 Y2 JP 2589695Y2
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佳広 樋口
貞雄 野田
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サンクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、検出スイッチが複数密
着した状態で並列配列される検出スイッチ接続用ターミ
ナルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光電スイッチ、近接スイッ
チ、圧力スイッチ等の各種検出スイッチの検出状態に基
づいてシーケンスコントローラにより負荷を制御する場
合には、それらの検出スイッチからのケーブルをシーケ
ンスコントローラに直接接続するようにしている。とこ
ろが、このような構成では、検出スイッチ毎にその検出
スイッチの取付場所からシーケンスコントローラまでケ
ーブルを配線する必要があり、配線作業が非常に煩わし
い。
【0003】そこで、実開平1−127001号公報の
ものでは、ねじ止め式伝送ターミナルとシーケンスコン
トローラとをシリアル伝送ラインで接続し、そのねじ止
め式伝送ターミナルに検出スイッチからのケーブルをね
じ止めするようにしている。従って、伝送ターミナルと
シーケンスコントローラとの間をシリアル伝送ラインで
接続すれば済むので、配線作業を軽減することができ
る。
【0004】しかしながら、上記構成のものでは、伝送
ターミナルとシーケンスコントローラとの間のケーブル
配線作業を簡略化することができるものの、検出スイッ
チからのケーブルを伝送ターミナルの端子にねじ止めす
る必要があるので、その接続作業が煩わしいという欠点
が依然として残されていた。
【0005】これに対処するものとして、実開平1−1
26078号公報のものでは、検出スイッチからのケー
ブルの先端にプラグを設け、そのプラグから突出した接
続ピンをシリアル伝送ラインに設けられたソケットのレ
セプタクルに接続するようにしている。このような構成
を利用すれば、検出スイッチからのケーブルを簡単に伝
送ターミナルに接続することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例で示した実開平1−126708号公報のもので
は、接続ピンのレセプタクルに対する差込みのみでプラ
グをソケットに支持するようにしているので、例えばプ
ラグにレセプタクルに対する差込み方向と反対方向への
力が加わった場合は勿論のこと、振動によりプラグがソ
ケットから脱落する虞があり、信号の伝送が不確実とな
る欠点がある。この場合、ソケットに接続されたプラグ
同士を互いに連結することによりソケットに対するプラ
グの装着力を高めることができるが、それでは任意のプ
ラグをソケットから取外すことができなくなってしま
う。
【0007】また、検出スイッチからのケーブルに接続
されたプラグをソケットに装着する構成であるので、ソ
ケットに対するプラグの装着作業を行った上で、さらに
検出スイッチの取付作業をさらに行わなければならず、
検出スイッチの取付作業工数が多いという欠点がある。
【0008】本考案は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、検出スイッチから出力される検出信号
を確実に入力することができると共に、接続された任意
の検出スイッチとの接続を簡単に解除することができ、
さらには検出スイッチの取付作業工数を削減することが
できる検出スイッチ接続用ターミナルを提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の検出スイッチ接
続用ターミナルは、本体の端面に当該本体の横幅寸法以
下に設定された信号出力用コネクタ及び接続用係合部を
有すると共に上記本体の底面にDINレール装着用係合
爪を有して構成された検出スイッチを複数密着した状態
で並列配置可能にベース部を設け、前記検出スイッチの
信号出力用コネクタと接続される信号入力用コネクタを
有した接続部を前記ベースに一体に設け、前記信号入力
用コネクタに前記検出スイッチの信号出力用コネクタが
接続された状態で前記検出スイッチの接続用係合部と係
合すると共に外部からの操作に応じてその係合状態を解
除する被接続用係合部を前記接続部に設け、前記各コネ
クタ同士の接続状態で前記検出スイッチのDINレール
装着用係合爪と係合する被装着用係合部を前記ベース部
に設け、前記検出スイッチの信号出力用コネクタから出
力された検出信号を前記信号入力用コネクタを通じて入
力すると共にその検出信号を出力した前記検出スイッチ
を示す信号を出力する出力部を設けたものである。
【0010】また、前記検出スイッチを、検出信号に加
えて使用者の要求に応じて使用される付加価値信号を含
んで出力するように構成し、前記ベース部に、切替操作
状態で前記検出スイッチのうちの特定の検出スイッチの
ベース部に対する装着経路に突出して当該特定の検出ス
イッチの装着を阻止する操作子を有する操作スイッチを
設け、前記出力部を、前記操作スイッチの切替操作状態
で前記信号入力用コネクタに接続された前記検出スイッ
チから付加価値信号が出力されたときは前記特定の検出
スイッチが検出信号を出力したことを示す信号を出力す
るように構成してもよい。
【0011】
【作用】請求項1記載の検出スイッチ接続用ターミナル
の場合、検出スイッチをベース部に取付けるには、検出
スイッチの信号出力用コネクタを信号入力用コネクタを
接続する。すると、検出スイッチの本体に設けられた接
続用係合部が接続部に設けられた被接続用係合部に係合
するので、コネクタ同士を確実に接続することができ
る。また、検出スイッチの底面に設けられたDINレー
ル装着用係合爪がベース部に設けられた被装着用係合部
と係合するので、検出スイッチをベース部に確実に装着
することができる。そして、検出スイッチから検出信号
が出力されると、出力部は、検出信号を出力した検出ス
イッチを示す信号を出力するので、その信号に基づいて
検出状態となった検出スイッチを判断することができ
る。
【0012】一方、検出スイッチをベース部から取外す
には、接続部に設けられた被接続用係合部を操作する。
これにより、被接続用係合部による検出スイッチの接続
用係合部に対する係合が解除されるので、検出スイッチ
の信号出力用コネクタをベース部の信号入力用コネクタ
から取外すことができる。
【0013】請求項2記載の検出スイッチ接続用ターミ
ナルの場合、使用者は、検出スイッチから出力される付
加価値信号を利用したいときは、操作スイッチを切替操
作する。すると、操作スイッチの操作子が特定の検出ス
イッチの装着経路に突出してその検出スイッチの装着を
阻止するので、特別の機構を用いることなく特定の検出
スイッチの装着を禁止することができる。
【0014】このとき、出力部は、信号入力用コネクタ
の接続された検出スイッチから付加価値信号が出力され
たときは、特定の検出スイッチが検出信号を出力したこ
とを示す信号を出力するので、そのことに基づいて検出
スイッチから付加価値信号が出力されたことを判断する
ことができる。
【0015】
【実施例】以下、本考案をシリアル伝送用ターミナルに
適用した第1実施例を図1乃至図16を参照して説明す
る。図2はシリアル伝送ターミナルを含む全体構成を概
略的に示している。この図2において、シーケンスコン
トローラ1の入力端子には入力ユニット2が装着されて
いると共に、その入力ユニット2にはコントロールユニ
ット3がシリアル伝送ライン4及び制御ラインを通じて
接続されている。また、コントロールユニット3はシリ
アル伝送ライン4を通じて1台のメインターミナル5若
しくは必要に応じて複数のメインターミナル5と接続さ
れており、入力ユニット2及び各メインターミナル5と
の間でシリアル伝送ライン4を通じてシリアル伝送を行
う。この場合、コントロールユニット3は、入力ユニッ
トからの指令に基づいて生成したシリアル信号をシリア
ル伝送ライン4を通じてコントロールユニット3及び各
メインターミナル5に出力する。また、入力ユニット2
は、シリアル伝送ライン4を通じて入力したシリアル信
号をパラレル信号に変換してシーケンスコントローラ1
に出力する。
【0016】メインターミナル5には増設ターミナル6
が必要に応じて接続されるようになっている。これらの
メインターミナル5及び増設ターミナル6は後述する検
出スイッチを所定数まで装着可能に構成されており、そ
の装着された検出スイッチが検出状態となったときは、
検出信号を出力した検出スイッチを示す信号をシリアル
伝送ライン4を通じてコントロールユニット3に出力す
るようになっている。そして、シーケンスコントローラ
1は、入力ユニット2から入力したパラレル信号(各検
出スイッチの検出状態を示す信号)に基づいて出力ユニ
ット7に信号を出力する。出力ユニット7は、シーケン
スコントローラ1からの指令に応じて各種負荷8を適宜
駆動するようになっている。
【0017】図1はメインターミナル5の所定部位を断
面で示し、図3はメインターミナル5を平面で示し、図
4はメインターミナル5を斜視して示している。これら
の図1,図3及び図4において、メインターミナル5は
複数の所定形状の部材を係合により一体化して成り(図
1参照)、パネル部9、ベース部10及び接続部11か
ら構成されている。パネル部9にはエラーアドレス表示
部12、電源表示灯13、伝送表示灯14、アドレス設
定スイッチ15及びシステムセットボタン16が配設さ
れている。
【0018】ベース部10の上面にはDINレールの形
状に対応した被装着用係合部17が形成されている。こ
の実施例では、ベース部10には4台の検出スイッチた
る光電スイッチ18(図1参照)が装着されるようにな
っており、その装着位置に応じて被装着用係合部17に
は4個の突部19が突出形成されている。また、図1に
示すようにベース部10の下面にはDINレール装着用
の係合爪20が一体に形成されていると共に、その係合
爪20に対向する係合爪21が弾性的に内方に付勢され
た状態で装着されている。そして、ベース部10の端面
からはケーブル22が導出されている。尚、ベース部1
0には取付孔10aが2個形成されている。
【0019】図1において、接続部11の背面を閉鎖し
ているカバー23には前方に突出した被接続用係合部2
4が一体に形成されており、その被接続用係合部24の
先端に係合爪24aが図示上方を指向して形成されてい
る。また、被接続用係合部24の上面には押圧突部24
bが形成されており、その押圧突部24bが接続部11
の上面に形成された孔11aから上方に突出している。
以上の構成により、押圧突部24bの下方への押圧操作
により被接続用係合部24が下方に撓み、それに伴って
係合爪24が弾性的に下方に移動するようになってい
る。
【0020】ベース部10の端部には操作スイッチたる
警報出力スイッチ25が設けられており、その操作子2
5aが切替操作可能にベース部10の上面から上方に突
出している。この警報出力スイッチ25の操作子25a
は、切替位置に応じて被装着用係合部17から脱出した
位置と被装着用係合部17に突出した位置に移動するよ
うになっている。
【0021】一方、接続部11内にはプリント配線基板
26が配設されており、そのプリント配線基板26に4
個の信号入力用コネクタ27が装着されている。これら
の信号入力用コネクタ27は接続部11の前面に形成さ
れた窓部11bから前方を臨んでいる。この場合、前記
被接続用係合部24は信号入力用コネクタ27の上方に
位置している。尚、プリント配線基板26は各信号入力
用コネクタ27に対応して分離して設けられている。
【0022】また、メインターミナル5内には制御回路
が搭載されたプリント配線基板28が配設されており、
このプリント配線基板28と前記各プリント配線基板2
6とが図示しないフレキシブル基板により接続されてい
る。
【0023】図5はプリント配線基板28に搭載された
制御回路を含むメインターミナル5の電気的構成を示し
ている。即ち、ケーブル22を通じてメインターミナル
5内に導入された電源ライン29は各信号入力用コネク
タ27及び増設用コネクタ30と接続されている。この
場合、信号入力用コネクタ27は4個の端子を有してお
り、それらの端子のうちの所定の1対の端子が給電用端
子(+V,0)に設定されて電源ライン29と接続され
ていると共に、所定の端子が検出信号入力端子(IN)
に設定され、所定の端子が警報信号入力端子(STB)
に設定されている。ここで、各信号入力用コネクタ27
の検出信号入力端子(IN)及び警報信号入力端子(S
TB)は警報出力スイッチ25の切替状態に応じて選択
的に入力回路31と接続される。この入力回路31は入
力側と出力側とをフォトカプラで接続して成る。
【0024】また、増設用コネクタ30は16個の端子
を有しており、それらの端子のうちの所定の1対の端子
が給電用端子(+V,0)に設定されて電源ライン29
と接続されていると共に、所定の端子が警報出力スイッ
チ25と接続され、残りの端子が入力回路31と接続さ
れている。
【0025】一方、ケーブル22を通じてメインターミ
ナル5に導入されたシリアル伝送ライン4の一方の端部
はコントロールユニット3と接続され、他方の端部は電
源回路32と接続されている。この電源回路32は、シ
リアル伝送ライン4から入力した直流電圧を所定の定電
圧に安定化させた状態で出力部たる伝送制御回路33及
び他の回路に給電する。入力回路34はシリアル伝送ラ
イン4の電圧を監視しており、その電圧が12Vから2
4Vに立上がったことを伝送制御回路33に報知する。
出力回路35は、伝送制御回路33からの指令に応じて
シリアル伝送ライン4に0Vを出力する。
【0026】電源表示灯13は、電源回路32による給
電状態で点灯する。伝送表示灯14は、伝送制御回路3
3からの指令に基づいて点灯する。エラーアドレス表示
部12は、伝送制御回路33からの指令に基づいて伝送
エラーを生じたメインターミナル5の開始アドレスを表
示する。アドレス設定スイッチ15は、メインターミナ
ル5に開始アドレスを設定するときに使用され、設定さ
れた開始アドレスを伝送制御回路33に出力する。シス
テムセットボタン16は、アドレス設定スイッチ15に
設定された開始アドレスを伝送制御回路33に設定する
ときに操作され、操作されたことを示すローレベル信号
を伝送制御回路33に出力する。尚、システムセットボ
タン16は、システムを統括する特定のメインターミナ
ル5のみに設けられている。
【0027】図6はメインターミナル5に装着される光
電スイッチ18の電気的構成を概略的に示している。こ
の図6において、光電スイッチ18は信号出力用コネク
タ36を有しており、その信号出力用コネクタ36がメ
インターミナル5の信号入力用コネクタ27に接続され
た状態でセンサ主回路37の電源端子(+V,0)に給
電される。また、センサ主回路37は、所定の検出状態
で出力端子(OUT)から検出信号を出力すると共に、
その検出状態が不安定となったときは警報端子(ST
B)から警報信号を信号出力用コネクタ36に出力す
る。
【0028】また、メインターミナルの増設用コネクタ
30には、図7に示すように増設ターミナル6の増設用
コネクタ38が接続されるようになっている。ここで、
増設ターミナル6は、コネクタ30,38の接続状態で
メインターミナル5から給電されると共に、増設ターミ
ナル6に装着された光電スイッチ18からの検出信号及
び警報信号をメインターミナル5に出力するようになっ
ている。この場合、図8に示すようにメインターミナル
5には増設ターミナル6を最大3台まで接続できるよう
になっている。
【0029】さて、メインターミナル5の伝送制御回路
33は、以下の機能を有する。
【0030】システムセットボタン16が操作された
ときは、アドレス設定スイッチ15により設定された開
始アドレスを設定する。
【0031】入力回路31から検出信号を入力したと
きは、その検出信号を出力した光電スイッチのアドレス
をによる開始アドレスに基づいて判断する。
【0032】入力回路34を通じて入力するシリアル
信号に基づいて現在のアドレスを判断し、そのアドレス
とで判断した検出スイッチのアドレスとが一致したと
きは、出力回路35を駆動する。
【0033】入力回路34を通じて入力するシリアル
信号に基づいてシリアル伝送ライン4を監視しており、
シリアル伝送ライン4に異常が発生したときは異常が発
生したメインターミナル5の開始アドレスをエラーアド
レス表示部12に表示する。
【0034】次に、コントロールユニット3とメインタ
ーミナル5との間のシリアル伝送について簡単に説明す
る。コントロールユニット3は、図9(a)に示すよう
に24Vから12Vに立下がる所定周期のn個のパルス
信号及び異常発生の検査結果を示すチェック信号から成
る1フレーム分の信号を繰返してシリアル伝送ライン4
を通じてメインターミナル5に出力する。
【0035】一方、メインターミナル5の伝送制御回路
33は、自己に装着された光電スイッチ18及び増設タ
ーミナル6に装着された光電スイッチ18からの検出信
号の入力状態を監視しており、光電スイッチ18から検
出信号を入力したときはアドレス設定スイッチ15によ
り設定された開始アドレスに基づいてその光電スイッチ
18に対応するアドレスを判断する。つまり、アドレス
設定スイッチ15が「00」に設定されていた場合に
は、メインターミナル5に装着された4台の光電スイッ
チのうちの1番目の光電スイッチ18のアドレスを「0
0」に設定し、2,3,4番目の光電スイッチ18のア
ドレスを「01」,「02],[03」に夫々設定す
る。また、メインターミナル5に増設ターミナル6が接
続されている場合には、増設ターミナル6に装着された
n番目(メインターミナル5に装着された1番目の光電
スイッチ18から数えてn番目)の光電スイッチ18の
アドレスを「n−1」に設定する。尚、メインターミナ
ル5及び増設ターミナル6に光電スイッチ18を順番に
装着する必要はない。
【0036】そして、メインターミナル5の伝送制御回
路33は、入力回路34からの入力状態に基づいて現在
の入力中のパルス信号のアドレスを計数しており、その
アドレスと検出信号を出力した光電スイッチ18のアド
レスとが一致したときは、出力回路35を駆動する。こ
の結果、出力回路35はシリアル伝送ライン4に0Vを
出力するので、コントロールユニット3から出力された
パルス信号において検出信号を出力した光電スイッチ1
8のアドレスとなるパルス信号は12Vから0Vに低下
するようになる。図9(b)の例では、4番目の光電ス
イッチ18(アドレス3に対応)及び6番目の光電スイ
ッチ18(アドレス5に対応)、つまりメインターミナ
ル5に装着された4番目の光電スイッチ18及びメイン
ターミナル5に直接接続された増設ターミナル6に装着
された2番目の光電スイッチ18が検出状態となったこ
とを示している。
【0037】さて、入力ユニット2はコントロールユニ
ット3からシリアル伝送ライン4を通じて出力されたパ
ルス信号を入力しており、パルス信号が12Vから0V
まで低下したときは、そのパルス信号のアドレスに対応
した光電スイッチ18が検出信号を出力したと判断して
そのことを示すパラレル信号をシーケンスコントローラ
1に出力する。従って、シーケンスコントローラ1は、
メインターミナル5及び増設ターミナル6に装着された
各光電スイッチ18の検出状態に基づいて負荷8を適切
に駆動することができる。
【0038】一方、図10乃至図13は上記メインター
ミナル5及び増設ターミナル6に装着される光電スイッ
チ18の側面、背面、平面及び下面を夫々示している。
これらの図10乃至図13において、光電スイッチ18
において、本体39の正面側に投光用光ファイバ40及
び受光用光ファイバ41が装着されるようになってお
り、投光用光ファイバ40を通じて所定の検出領域に投
光すると共に、検出領域に位置した被検出物体で反射し
た光を受光用光ファイバ41で受光することにより被検
出物体を検出するようになっている。ここで、本体39
の背面には信号出力用コネクタ36が設けられており、
その信号出力用コネクタ36を通じてセンサ主回路37
に給電すると共にセンサ主回路37からの検出信号及び
検出状態が不安定となったことを示す警報信号を出力す
るようになっている。
【0039】この場合、信号出力用コネクタ36はこれ
を囲繞する接続用係合部42と一体に形成されており、
その接続用係合部42は、その横幅寸法が本体39の横
幅寸法以内に形成されていると共に、その上面及び下面
に係合孔42aが形成されて成る。
【0040】また、光電スイッチ18の本体39の下面
にはDINレール装着用の係合爪43が一体に形成され
ていると共に、その係合爪43と対向した係合爪44が
内方への付勢状態で装着されている。ここで、光電スイ
ッチ18の下面において係合爪43と対向する所定部位
には本体39の中心に沿って溝部45が形成されてい
る。
【0041】次に上記構成の光電スイッチ18のメイン
ターミナル5への装着方法を説明する。まず、図14に
示すように光電スイッチ18の係合爪44をベース部1
0に当接させた状態で光電スイッチ18を図示左側に移
動する。そして、図15に示すように光電スイッチ18
の信号出力用コネクタ36をメインターミナル5の信号
入力用コネクタ27に位置合わせした状態で挿入する。
このとき、光電スイッチ18のベース部10に対する装
着位置が正確であるときは、ベース部10の被装着用係
合部17に設けられた突部19が光電スイッチ18の下
面に形成された溝部45に侵入して光電スイッチ18の
係合爪43とベース部10の被装着用係合部17との係
合を許可するので、光電スイッチ18の信号出力用コネ
クタ36を接続部11に設けられた信号入力用コネクタ
27に対して傾くことなく挿入することができる。
【0042】そして、メインターミナル5に対する光電
スイッチ18の装着が完了したときは、図16に示すよ
うにメインターミナル5の被接続用係合部24に設けら
れた係合爪24aが光電スイッチ18の接続用係合部4
2の係合孔42aにこれの下面側から弾性的に係合する
と共に、光電スイッチ18の係合爪43がメインターミ
ナル5の被装着用係合部17に係合するようになる。
【0043】以上のような装着により、光電スイッチ1
8をメインターミナル5に対して確実に装着することが
できると共に、信号出力用コネクタ36と信号入力用コ
ネクタ27との接続により光電スイッチ18をメインタ
ーミナル5の電気回路と接続することができる。このと
き、各コネクタ36,27の接続状態では、信号出力用
コネクタ36と一体化された接続用係合部42は接続部
11の被接続用係合部24に係合されるので、各コネク
タ36,27同士の接続を確実に行うことができる。
【0044】また、上述のようにしてメインターミナル
5に装着された光電スイッチ18のうちから任意の光電
スイッチ18を取外すには、その光電スイッチ18に対
応して接続部11に設けられた押圧突部24bを押圧操
作する。すると、被接続用係合部24の係合爪24aが
下方に移動して光電スイッチ18の接続用係合部42に
対する係合を解除するので、その押圧状態で光電スイッ
チ18を装着方向と反対方向に移動することにより任意
の光電スイッチ18をメインターミナル5から簡単に取
外すことができる。
【0045】尚、上述したような光電スイッチ18の着
脱作業は増設ターミナル6でも全く同一に行うことがで
きる。
【0046】ところで、光電スイッチ18は検出状態が
不安定となったことを示す警報信号を出力するように構
成されているものの、メインターミナル5は、通常状態
では光電スイッチ18からの警報信号を出力するように
なっていない。これは、斯様な警報信号は使用者の必要
に応じて利用すればよいので、通常の使用状態では光電
スイッチ18から出力される警報信号を利用しないのが
一般的であるからである。
【0047】さて、使用者が光電スイッチ18から出力
される警報信号を利用したいときは、警報出力スイッチ
25の操作子25aを切替操作する。このような警報出
力スイッチ25の切替操作状態では、その操作子25a
が被装着用係合部17において特定の検出スイッチたる
1番目の光電スイッチ18に対応する突部19と隣合う
ように位置するので、1番目の光電スイッチ18をメイ
ンターミナル5に装着する際にその装着が警報出力スイ
ッチ25の操作子25aにより阻止されるようになる。
この結果、1番目の光電スイッチ18をメインターミナ
ル5に装着できなくなるが、警報出力スイッチ25が切
替えられた状態では、入力回路31は、1番目の光電ス
イッチ18からの検出信号を入力する代りにメインター
ミナル5及び増設ターミナル6に装着された光電スイッ
チ18から出力された警報出力を入力するようになる。
従って、何れかの光電スイッチ18から警報信号が出力
されたときは、伝送制御回路33は、1番目の光電スイ
ッチ18に対応するアドレスのパルス信号が入力したタ
イミングでシリアル伝送ラインを0Vに立下げるので、
シーケンコントローラ1を、1番目の光電スイッチ18
が検出状態となったときは警報信号が出力されたものと
判断するように設定することにより、警報信号を有効に
利用して光電スイッチ18の不安定な検出状態に素早く
対応することができる。
【0048】尚、光電スイッチ18をケーブル接続形と
して使用する場合には、ケーブルと接続されたコネクタ
を信号出力用コネクタ36と接続することにより対応す
ることができるので、光電スイッチ18の接続形態を拡
大して汎用性を高めることができる。
【0049】上記構成のものによれば、接続部11に設
けられた信号入力用コネクタ27に対応して被接続用係
合部24を設け、その被接続用係合部24により光電ス
イッチ18の信号出力用コネクタ36と一体に設けられ
た接続用係合部42を係合するようにしたので、コネク
タ同士のみで接続する構成に比べて、装着方向と反対方
向に大きな力が印加された場合であっても、光電スイッ
チ18のメインターミナル5に対する接続状態が解除或
いは不安定となってしまうことを防止することができ
る。
【0050】また、光電スイッチ18の信号出力用コネ
クタ36を囲繞する接続用係合部42を光電スイッチ1
8の横幅寸法以内に形成すると共に、被接続用係合部2
4による接続用係合部42に対する係合を光電スイッチ
18毎に解除できるようにしたので、光電スイッチ18
をメインターミナル5に密着して装着しながら、任意の
光電スイッチ18をメインターミナル5から簡単に取外
すことができる。
【0051】また、メインターミナル5に光電スイッチ
18を装着するのみで、光電スイッチ18をメインター
ミナル5の電気回路に接続することができるので、光電
スイッチ18からのケーブルを接続する構成のものに比
べて、ケーブルの接続作業に加えて光電スイッチ18の
取付作業を行う必要がなくなり、以て作業工数を軽減す
ることができる。
【0052】さらに、光電スイッチ18に設けられてい
るDINレール装着用の係合爪43を利用して光電スイ
ッチ18をメインターミナル5に装着するようにしたの
で、光電スイッチ18の装着構造を変更することなく実
施することができる。
【0053】加えて、メインターミナル5及び増設ター
ミナル6に装着された何れかの光電スイッチ18から出
力された警報信号を利用するために警報出力スイッチ2
5を切替操作したときは、その切替操作に応じてメイン
ターミナル5に1番目の光電スイッチ18を装着できな
いようにしたので、1番目の光電スイッチ18を誤って
メインターミナル5に装着してしまうことを確実に防止
することができる。また、斯様な装着防止構造として、
警報出力スイッチ25の操作子25aを利用するように
したので、特別の機構を用いて1番目の光電スイッチ1
8の装着を阻止する必要がなく、極めて低コストで実施
できる。
【0054】図17は本考案の第2実施例におけるメイ
ンターミナルの平面を示しており、第1実施例と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分につ
いてのみ説明する。即ち、メインターミナル5はパネル
部9に代えて出力部たるコネクタ46を有しており、メ
インターミナル5及び増設ターミナル6に装着された光
電スイッチ18からの検出信号をコネクタ46を通じて
パラレル伝送でシーケンスコントローラ1に出力するよ
うに構成されている。この場合、光電スイッチ18に対
する接続構造及び装着構造は同一である。
【0055】この第2実施例においても、光電スイッチ
18をメインターミナル5及び増設ターミナル6に確実
に接続及び装着することができると共に、任意の光電ス
イッチ18を簡単に取外すことができる。
【0056】尚、上記各実施例では、メインターミナル
5に設けられた押圧突部24bに対する押圧操作により
光電スイッチ18に対する係合を単に解除するように構
成したが、押圧突部24bに対する操作に応じて係合が
解除された光電スイッチ18を前方に押出すように構成
してもよい。
【0057】また、メインターミナル5及び増設ターミ
ナル6には4台までの光電スイッチを装着できると共
に、メインターミナル5には増設ターミナル6を3台ま
で連結できるようにしたが、それらの数は適宜変更でき
ることは勿論である。
【0058】さらに、メインターミナル5及び増設ター
ミナル6に装着する光電スイッチ18に代えて、光電ス
イッチ18と同一の接続構造及び装着構造の近接スイッ
チ、圧力スイッチ等の各種検出スイッチを装着するよう
にしてもよい。
【0059】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
の検出スイッチ接続用ターミナルによれば、以下の効果
を奏する。
【0060】請求項1記載のものによれば、光電スイッ
チを装着するためのベース部に接続部を設け、その接続
部に設けた信号入力用コネクタに光電スイッチに設けら
れた信号出力用コネクタを接続すると共に、その接続状
態で光電スイッチに設けられた接続用係合部を係合・解
除するための被接続用係合部を設けたので、検出スイッ
チから出力される検出信号を確実に入力することができ
ると共に、接続された任意の検出スイッチとの接続を簡
単に解除することができ、さらには検出スイッチの取付
作業工数を削減することができる請求項2記載のものに
よれば、検出スイッチから出力された付加価値信号を利
用するための操作スイッチが切替操作されたときは、そ
の操作スイッチの操作子により付加価値信号の出力のた
めに使用が禁止される特定の検出スイッチの装着を阻止
するようにしたので、特別の機構を用いることなく特定
の検出スイッチの装着を禁止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例におけるメインターミナル
を光電スイッチの取外し状態で示す縦断面図
【図2】全体の構成を示すブロック図
【図3】メインターミナルの平面図
【図4】メインターミナルの斜視図
【図5】メインターミナルの電気的構成を示す概略図
【図6】光電スイッチの電気的構成を示す概略図
【図7】分離状態で示すメインターミナル及び増設ター
ミナルの斜視図
【図8】連結状態で示すメインターミナル及び増設ター
ミナルの平面図
【図9】シリアル信号による検出信号の伝送方法を示す
【図10】光電スイッチの側面図
【図11】光電スイッチの背面図
【図12】光電スイッチの平面図
【図13】光電スイッチの底面図
【図14】光電スイッチの装着過程の開始を示すメイン
ターミナルの縦断面図
【図15】光電スイッチの装着過程の途中を示す図14
相当図
【図16】光電スイッチの装着過程の終了を示す図14
相当図
【図17】本考案の第2実施例を示す図3相当図
【符号の説明】
10はベース部、11は接続部、18は光電スイッチ
(検出スイッチ)、24は被接続係合部、24aは係合
爪、24bは押圧突部、25は警報出力スイッチ(操作
スイッチ)、25aは操作子、27は信号入力用コネク
タ、33は伝送制御回路(出力部)、36は信号出力用
コネクタ、39は本体、42は接続用係合部、42aは
係合孔、43は係合爪である。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の端面に当該本体の横幅寸法以下に
    設定された信号出力用コネクタ及び接続用係合部を有す
    ると共に上記本体の底面にDINレール装着用係合爪を
    有して構成された検出スイッチを複数密着した状態で並
    列配置可能に設けられたベース部と、 このベース部に一体に設けられ前記検出スイッチの信号
    出力用コネクタと接続される信号入力用コネクタを有し
    た接続部と、 この接続部に設けられ前記信号入力用コネクタに前記検
    出スイッチの信号入力用コネクタが接続された状態で前
    記検出スイッチの接続用係合部と係合すると共に外部か
    らの操作に応じてその係合状態を解除する被接続用係合
    部と、 前記ベース部に設けられ前記各コネクタ同士の接続状態
    で前記検出スイッチのDINレール装着用係合爪と係合
    する被装着用係合部と、 前記検出スイッチの信号出力用コネクタから出力された
    検出信号を前記信号入力用コネクタを通じて入力すると
    共にその検出信号を出力した前記検出スイッチを示す信
    号を出力する出力部とを備えたことを特徴とする検出ス
    イッチ接続用ターミナル。
  2. 【請求項2】 前記検出スイッチは、検出信号に加えて
    使用者の要求に応じて使用される付加価値信号を含んで
    出力するように構成され、 前記ベース部には、切替操作状態で前記検出スイッチの
    うちの特定の検出スイッチのベース部に対する装着経路
    に突出して当該特定の検出スイッチの装着を阻止する操
    作子を有する操作スイッチが設けられ、 前記出力部は、前記操作スイッチの切替操作状態で前記
    信号入力用コネクタに接続された前記検出スイッチから
    付加価値信号が出力されたときは前記特定の検出スイッ
    チが検出信号を出力したことを示す信号を出力するよう
    に構成されていることを特徴とする請求項1記載の検出
    スイッチ接続用ターミナル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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