JPH08301433A - 搬送反転装置 - Google Patents

搬送反転装置

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JPH08301433A
JPH08301433A JP7111399A JP11139995A JPH08301433A JP H08301433 A JPH08301433 A JP H08301433A JP 7111399 A JP7111399 A JP 7111399A JP 11139995 A JP11139995 A JP 11139995A JP H08301433 A JPH08301433 A JP H08301433A
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JP
Japan
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substrate
reversing
reversing device
air
air cylinder
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Withdrawn
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JP7111399A
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English (en)
Inventor
Takeo Sakai
健夫 酒井
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】搬送反転装置の大きさを大きくすることなく、
効率的な搬送反転装置を提供することを目的とする。 【構成】部品を搬送方向に設けられた2本の保持部で保
持し搬送する搬送装置と、前記搬送された部品をクラン
プして該部品の搬送方向と同軸に回動する反転装置で構
成される搬送反転装置において、前記反転装置の回動方
向における前記保持部は前記反転装置の回動時に前記部
品の回動範囲を外れる下方向へ移動するものであること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子機器の回路
基板の検査等を行う工程において、前記回路基板を搬送
途中のコンベア上で停止、反転させる搬送反転装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の回路基板(以降基板と略す)
に搭載された電子部品等をはんだ付けした後に、該はん
だ付け状態を検査する自動検査装置等に搬送反転装置が
用いられる。以下従来の搬送反転装置について一般的な
2例を図6、図7及び図8を用いて説明する。
【0003】先ず、従来の搬送反転装置の第1例を図6
及び図7を用いて説明する。図6は従来の搬送反転装置
の第1例を示す図で、(a)は反転前の状態を示す斜視
図、(b)は反転途中の状態を示す斜視図、(c)は反
転完了時の状態を示す斜視図である。図7は従来の位置
決装置を示す図で、(a)は正面図、(b)はB−B断
面図である。
【0004】60は搬送反転装置で、搬送装置65、位
置決装置70及び反転装置75等により構成される。搬
送装置65は基板63を矢印P方向へ搬送するベルトコ
ンベア(以降コンベアと略す)で、固定側コンベア66
と幅調整コンベア67の2本のコンベアで構成されてい
る。搬送する基板63の幅に合わせて幅調整コンベア6
7を移動させコンベア間の幅調整を行う。
【0005】位置決装置70はコンベア66、67で搬
送される基板63を任意の位置で停止させ位置決めする
装置で、位置決めストッパ71(以降ストッパ71と略
す)、光センサ72、及びエアシリンダ73等により構
成されている。基板63がコンベア66、67により設
定された位置まで搬送されてくると、光センサ72がこ
れを検知しコンベア66、67の回転を停止させると共
に、エアシリンダ73を作動させ基板63の通過領域の
下方に設けられたストッパ71を上昇させ基板63の位
置決めをする。そして、後述する基板保持部のエアクラ
ンパ77のクランプ動作信号によりエアシリンダ73を
作動させ元の位置に下降させる。
【0006】反転装置75はコンベア66、67上に位
置決めされた基板63の前端部をクランプし、基板63
の進行方向に裏返しに反転させ、反転装置75の前方の
位置に移す装置で、基板保持部と反転部等により構成さ
れている。基板保持部は基板63を把持する機構で、エ
アクランパ77が用いられ、位置決装置70の上昇信号
によりエアクランパ77が基板63の方向へ移動し基板
63をクランプする。また基板保持部の反転完了信号に
よりクランプ状態を解除すると共に、エアクランパ77
を基板63から離れる方向へ移動させる。
【0007】反転部はエアクランパ77を回動させる機
構で、回転エアシリンダ79が用いられエアクランパ7
7のクランプ及びエアクランパ77の後退動作信号によ
り、それぞれ相反する方向へ180度回動する。次に、
動作を説明する。基板63がコンベア66、67により
所定の位置まで搬送されてくると、光センサ72がこれ
を検知する。そして、コンベア66、67の回転を停止
させると共に、ストッパ71と直結したエアシリンダ7
3を作動させ、ストッパ71の先端を基板63の上面よ
り上に上昇させる。そして、基板63の前端面64とス
トッパ71の位置決め面74を当接させ基板63を所定
の位置に位置決めする。
【0008】次に、ストッパ71の上昇信号によりエア
クランパ77を基板63の方向へ移動させ、エアクラン
パ77を作動させ基板63をクランプさせる。次に、エ
アクランパ77のクランプ動作信号によりストッパ71
と直結したエアシリンダ73を作動させストッパ71を
元の位置に下降させる。これと同時に回転エアシリンダ
79を作動させ、基板保持部を基板63の進行方向へ1
80度回動させる。そして、基板63を裏返しに反転さ
せ、前方の位置でエアクランパ77のクランプ状態を解
除し、エアクランパ77を基板63と離れる方向へ移動
させ、基板63をコンベア66、67上に移す。
【0009】次に、回転エアシリンダ79を逆方向に1
80度回動させ基板保持部を元の位置に戻す。そして、
この状態で基板63の上部に設置された検査装置(図示
省略)により基板63の裏面のはんだ付け部の検査等を
行う。次に、検査が完了すると検査装置からの完了信号
によりコンベア66、67を駆動させ、検査が完了した
基板63と次に検査する基板63を搬送させる。以降に
ついては上記の動作が繰り返される。
【0010】次に、従来の搬送反転装置の第2例を図8
を用いて説明する。図8は従来の搬送反転装置の第2例
を示す図で、(a)は反転前の状態を示す斜視図、
(b)は反転途中の状態を示す斜視図、(c)は反転完
了時の状態を示す斜視図である。尚、第2例は反転装置
以外は第1例とほぼ同じであるので第1例と同じ構成に
ついては同じ符号を付し説明を省略する。
【0011】80は搬送反転装置で、搬送装置65、位
置決装置70及び反転装置81等により構成される。反
転装置81はコンベア66、67上に位置決めされた基
板63の前端部をクランプし、基板63の搬送方向と同
じ軸線を回動軸線にして反転させ、基板63を裏返した
状態で裏面のはんだ付け部の検査等を行い、検査が完了
すると基板63を元の搬送状態に戻しコンベア66、6
7の元の位置に戻す装置で、基板保持部82、反転部8
5及び上下動部90等により構成されている。
【0012】基板保持部82は基板63を保持する機構
で、基板保持部82の上端部には基板63を保持するエ
アクランパ83が基板63の搬送方向と逆方向に向けて
設置されている。エアクランパ83は回動する軸の前端
部に固定されており、前記軸の後端部は回転エアシリン
ダ86に固定されている。エアクランパ83は回転エア
シリンダ86の回転動作に連動した回動(180度回
動)とエアシリンダによる前進後退動作を行う。また、
エアクランパ83はエアクランパ83の前進完了信号に
より基板63をクランプし、基板63の検査完了信号に
より反転装置81を下降させ、エアクランパ83のクラ
ンプ面が基板63の搬送面と同一の高さで一度停止させ
る。そして、停止した信号によりエアクランパ83のク
ランプ状態を解除し、該解除信号によりエアクランパ8
3を後退させる。
【0013】反転部85はエアクランパ83を回動させ
る機構で、回転エアシリンダ86が用いられエアクラン
パ83のクランプ及びクランプ解除動作信号により、そ
れぞれ相反する方向へ180度回動する。上下動部90
は基板保持部82及び反転部85を上下させる機構で、
基板保持部82及び反転部85を上下動させるエアシリ
ンダ(図示省略)及びスムーズに上下動させるためのガ
イドバー(図示省略)等により構成されている。上下動
させるエアシリンダはストッパ71の上昇信号により上
昇し、エアクランパ83の後退動作信号により下降す
る。
【0014】次に、動作を説明する。基板63がコンベ
ア66、67により所定の位置まで搬送されてくると、
光センサ72がこれを検知する。そして、コンベア6
6、67の回転を停止させると共に、ストッパ71と直
結したエアシリンダ73を作動させ、ストッパ71の先
端を基板63の上面より上に上昇させる。そして、基板
63の前端面64とストッパ71の位置決め面74を当
接させ基板63を所定の位置に位置決めする。
【0015】次に、ストッパ71の上昇信号により反転
装置81の上下動部90のエアシリンダを作動させ反転
装置81のエアクランパ83のクランプ面と搬送面が同
一の高さになるところまで上昇させる。この状態でエア
クランパ83を基板63の方向へ延伸させると共にエア
クランパ83を作動させ基板63をクランプさせる。次
に、反転装置81の上下動作用のエアシリンダを作動さ
せ反転する基板63がコンベア66、67に当たらない
位置まで更に上昇させる。そして、エアクランパ83の
回転エアシリンダ86を作動させ基板63を裏返しに反
転させる。そして、この状態で基板63の上部に設置さ
れた検査装置(図示省略)により基板63の裏面のはん
だ付け部の検査等を行う。
【0016】次に、検査が完了すると検査装置からの完
了信号により反転装置81の回転エアシリンダ86を作
動させ、基板63を保持したエアクランパ83を反転前
の元の状態になるように逆方向へ反転させる。次に、反
転装置81の上下動部90のエアシリンダを作動させ反
転装置81のエアクランパ83のクランプ面と搬送面が
同一の高さになるところまで下降させる。そして、エア
クランパ83のクランプ状態を解除し、エアクランパ8
3を基板63から遠ざかる方向へ移動させ、基板63を
元のコンベア66、67上に戻す。次に、この位置から
再度上下動部90のエアシリンダを作動させ反転装置8
1を元の位置まで更に下降させると同時に、ストッパ7
1と直結したエアシリンダ73を作動させストッパ71
を元の位置へ下降させる。
【0017】次に、基板保持部82の下降信号によりコ
ンベア66、67を駆動させ、検査が完了した基板63
と次に検査する基板63を搬送させる。以降については
上記の動作が繰り返される。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の第1例
の搬送反転装置60では、基板63を反転部で搬送方向
に裏返しに反転させるので、搬送方向に基板63の長さ
以上の余分なスペースが必要となる。また、反転部では
基板63の前端部をクランプし反転させるので、搬送装
置(コンベア)65の上部方向に基板63の長さ以上の
余分なスペースが必要となる。従って、搬送反転装置6
0の長さ方向と高さ方向に余分なスペース分大きくなる
という問題がある。また、基板63が反転後に裏返しと
なり、しかも、前後方向が逆になるので次工程の作業内
容により再度反転させる必要が生じる。
【0019】また、第2例の搬送反転装置80では、基
板保持部81を上昇させずに基板63を反転させると基
板63がコンベア66、67の上面に当たるので、基板
63の幅の半分以上の長さ分だけ反転装置81を上昇さ
せて反転させる必要がある。従って、コンベア66、6
7の上部方向に基板63の幅以上の反転させる余分なス
ペースが必要となり、搬送反転装置80が高さ方向に余
分なスペース分高くなるという問題がある。また、反転
装置81を上昇及び下降させるのに必要なロスタイムが
発生し検査効率が悪くなる等の問題がある。
【0020】そこで、本発明は上述の問題を解決するも
ので、基板の搬送反転装置の大きさを大きくすることな
く、また、基板の反転時にロスタイムを発生させない効
率のよい搬送反転装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の目的を達
成するもので、部品を搬送方向に設けられた2本の保持
部で保持し搬送する搬送装置と、前記搬送された部品を
クランプして該部品の搬送方向と同軸に回動する反転装
置で構成される搬送反転装置において、前記反転装置の
回動方向における前記保持部は前記反転装置の回動時に
前記部品の回動範囲を外れる方向へ移動するものである
ことを特徴とする。
【0022】また、前記反転装置の回動中心を前記部品
の幅中心より回動方向へ偏芯させた位置に設けてなるこ
とを特徴とする。
【0023】
【作用】本発明によれば、部品を反転装置でクランプし
搬送装置上で反転させる際に、反転方向の前記部品の保
持部が前記部品の回動範囲を外れる方向へ移動するの
で、前記部品が前記保持部に接触しなくなる。従って、
前記反転装置の回動中心位置を前記部品の搬送面の高さ
の位置で回動させることができる。
【0024】第2の発明によれば、前記反転装置の回転
中心を前記部品の幅中心より反転方向へ偏芯させたこと
により、前記反転装置の回転中心から反転方向の部品端
面までの寸法が短くなるので、前記部品を裏返しに反転
させ水平な状態にした際に前記固定側の保持部に前記部
品が当たらなくなる。従って、前記部品を水平な状態に
保持できる。また、前記反転方向の保持部の下方向への
移動距離を小さくすることができる。
【0025】
【実施例】本発明の一実施例を図1、図2、図3、図4
及び図5を用いて説明する。図1は搬送反転装置の構成
を示す斜視図である。図2は位置決装置を示す図で、
(a)は正面図、(b)はA−A断面図である。図3は
反転装置を示す図で、(a)は正面図、(b)は上面図
である。図4は反転装置の反転動作を示す図で、(a)
は反転前の状態を示す斜視図、(b)は反転途中を示す
斜視図、(c)は反転完了時を示す斜視図である。図5
は基板とコンベアの関連動作を示す図で、(a)は反転
前の状態を示す側面図、(b)は反転途中を示す側面
図、(c)は反転完了時を示す側面図である。
【0026】10は搬送反転装置で、例えば、電子機器
の基板15に搭載された電子部品等をはんだ付けした後
に、該はんだ付け状態を検査する自動検査装置等に用い
られる装置で、搬送装置11、位置決装置20及び反転
装置30等により構成される。搬送装置11は基板15
を矢印F方向へ搬送する装置で、固定側コンベア12と
移動側コンベア13の2本のコンベアで構成され、反転
装置30の回動方向における保持部に相当する移動側コ
ンベア13は、後述する反転装置30のエアクランパ3
6と39の回動動作に連動し、エアクランパ36と39
が反転時は移動側コンベア13が下方向へ移動し、エア
クランパ36と39が元の位置に戻れば移動側コンベア
13も元の位置に復帰する。尚、移動側コンベア13の
上下動はエアシリンダ(図示省略)により行われる。ま
た、搬送する基板15の幅に合わせて移動側コンベア1
3を移動させ、固定側コンベア12との幅調整が可能で
ある。
【0027】位置決装置20はコンベア12、13で搬
送される基板15を任意の位置で停止させ位置決めする
装置で、位置決めストッパ21(以降ストッパ21と略
す)、光センサ22及びエアシリンダ23等により構成
されている。基板15がコンベア12、13により設定
された位置まで搬送されてくると、光センサ22がこれ
を検知しコンベア12、13の回転を停止させると共
に、エアシリンダ23を作動させ基板15の通過領域の
下方に設けられたストッパ21を上昇させ、基板15を
所定の位置に停止させ位置決めする。そして、後述する
基板保持部31のエアクランパ36と39のクランプ動
作信号により、エアシリンダ23を作動させストッパ2
1を元の位置に下降させる。
【0028】反転装置30はコンベア12、13上に位
置決めされた基板15の前後をクランプし、基板15の
搬送方向と同じ軸線を回動軸線にして、この基板15を
コンベア13方向へ裏返しに反転させ、裏面の検査を完
了するまで把持させる。そして、検査完了後に裏面を上
にした基板15を逆方向へ180度回動させ元の搬送状
態に戻す装置で、基板把持部31、反転部40及び上下
動部50等により構成される。
【0029】基板把持部31及び反転部40は基板15
を把持し回動させる機構で、ベース32上にコンベア1
2、13の搬送方向に設けられた2本のガイド軸33と
34に挿通し、軸33と34に軸支され立設した前後一
対のブラケット35、38の上端部に、基板15を把持
するエアクランパ36、39がそれぞれ内側方向へ向け
て設置されている。エアクランパ36及び39の回動中
心Gは、基板15の幅中心Kより移動側コンベア13の
方へDだけ偏芯した位置に設けてある。
【0030】一方のエアクランパ36は回動軸の前端部
に固定され、また前記回動軸の後端部にはタイミングプ
ーリ46が固定されている。タイミングプーリ46はガ
イド軸33に固定されたタイミングプーリ45とタイミ
ングベルト48により連結されており、回転エアシリン
ダ41に連動して回動(180度回動)する。また、エ
アクランパ36はエアシリンダ53により前進後退動作
を行う。また、エアクランパ36はエアクランパ36の
前進完了信号により基板15をクランプし、また移動側
コンベア13の上昇完了信号により基板15のクランプ
状態を解除する。尚、基板把持部31は搬送する基板1
5の長さによりブラケット35と38の間隔を調整する
ようになっている。
【0031】他方のエアクランパ39は回動軸の前端部
に固定され、また前記回動軸の後端部にはタイミングプ
ーリ47が固定されている。タイミングプーリ47はガ
イド軸33に固定されたタイミングプーリ44とタイミ
ングベルト49により連結されており、回転エアシリン
ダ41に連動して回動(180度回動)する。また、エ
アクランパ39はエアシリンダ54により前進後退動作
を行う。また、エアクランパ39はエアクランパ39の
前進完了信号により基板15をクランプし、また移動側
コンベア13の上昇完了信号により基板15のクランプ
状態を解除する。
【0032】反転部40はエアクランパ36と39を回
動させる機構で、回転エアシリンダ41が用いられ基板
把持部31のクランプ及びクランプ解除動作信号によ
り、それぞれ相反する方向へ180度回動する。エアク
ランパ36の回動は、回転エアシリンダ41の回転軸に
固定されたタイミングプーリ37とガイド軸33に固定
されたタイミングプーリ43間をタイミングベルト42
により連結し、ガイド軸33を回転エアシリンダ41の
回動動作と連動して回動させる。そして、ガイド軸33
の両端に固定された2個のタイミングプーリ44と45
も連動して回動させる。
【0033】一方のタイミングプーリ44はエアクラン
パ39の回動軸の終端部に固定されたタイミングプーリ
47とタイミングベルト49により連結され、回転エア
シリンダ41の回動動作と連動してエアクランパ39を
回動させる。他方タイミングプーリ45はエアクランパ
36の回動軸の終端部に固定されたタイミングプーリ4
6とタイミングベルト48により連結され、回転エアシ
リンダ41の回動動作と連動してエアクランパ36を回
動させる。
【0034】上下動部50は基板把持部31及び反転部
40を上下させる機構で、基板把持部31及び反転部4
0を上下動させるエアシリンダ51とスムーズに上下動
させるためのガイドバー52等により構成されている。
上下動させるエアシリンダ51はストッパ21の上昇信
号により上昇し、エアクランパ36の後退動作信号によ
り下降する。
【0035】次に、動作を説明する。基板15がコンベ
ア12、13により所定の位置まで搬送されてくると、
光センサ22がこれを検知する。そして、コンベア1
2、13の回転を停止させると共に、ストッパ21と直
結したエアシリンダ23を作動させ、ストッパ21の先
端を基板15の上面より上に上昇させる。そして、基板
15の端面16とストッパ21の位置決め面24を当接
させ基板15を所定の位置に位置決めする。
【0036】次に、ストッパ21の上昇信号により反転
装置30の上下動部50のエアシリンダ51を作動させ
基板把持部31及び反転部40を上昇させる。この状態
で基板把持部31の前後に設けられたブラケット35と
38の上端部のエアクランパ36と39が、基板15の
前後に位置し基板15と面一となる。次に、エアクラン
パ36と39をそれぞれ基板15の方向へ移動させ、エ
アクランパ36と39を作動させ基板15をクランプさ
せる。尚、エアクランパ36と39の回動中心Gより固
定側コンベア12方向の基板の長さLより移動側コンベ
ア13方向の基板の長さMの方が短くなるので、矢印方
向へ回動させる時コンベア12及び13の下方向の回動
領域が少なくなる。
【0037】次に、エアクランパ36と39のクランプ
動作信号によりストッパ21と直結したエアシリンダ2
3を作動させ、ストッパ21を元の位置へ下降させる。
これと同時に移動側コンベア13の上下動作用のエアシ
リンダを作動させ、移動側コンベア13を反転する基板
15が当たらない位置(H寸法)まで下降させる。これ
と共に移動側コンベア13の下降信号により反転部40
の回転エアシリンダ41を作動させ、基板15を保持し
たエアクランパ36と39を裏返しに反転させると、基
板15の端面eと固定側コンベア12との間に隙間Cが
発生するので、基板15が固定側コンベア12に接触せ
ず基板15を水平な状態に把持できる。そして、この状
態で基板15の上部に設置された検査装置(図示省略)
により基板15の裏面のはんだ付け部の検査等を行う。
【0038】次に、検査が完了すると検査装置からの完
了信号により反転部40の回転エアシリンダ41を作動
させ、基板15を把持したエアクランパ36と39を反
転前の元の状態になるように逆方向へ反転させる。これ
と共にエアクランパ36と39の反転信号により移動側
コンベア13の上下動作用のエアシリンダを作動させ、
移動側コンベア13を元の位置に復帰させる。
【0039】次に、移動側コンベア13の復帰完了信号
によりエアクランパ36、39のクランプ状態を解除
し、エアクランパ36、39を基板15から離れる方向
へ移動させ基板15を元の位置に戻す。エアクランパ3
6と39が元の位置に戻った信号により、基板把持部3
1及び反転部40を上下させるエアシリンダ51を作動
させ、基板把持部31及び反転部40を下降させ元の位
置に戻す。
【0040】次に、基板把持部31及び反転部40の下
降信号によりコンベア12、13を駆動させ、検査が完
了した基板15と次に検査する基板15を搬送させる。
以降については上記の動作が繰り返される。以上説明し
たように、本実施例によれば、基板15を反転させる際
に反転方向の移動側コンベア13を下降させるようにし
たため、基板15の搬送面と同じ高さの位置を回転中心
にして基板15を反転させることが可能となり、コンベ
ア12、13上面のデッドスペースが少なくなり装置全
体を小型化することができると共に反転のためのロスタ
イムも短くすることができる。また、エアクランパ36
の回転中心を基板15の幅中心より反転方向へ偏芯させ
たことにより、エアクランパ36の回転中心から基板1
5の端面16までの寸法が短くなるので、基板15を裏
返しに反転させ水平な状態にした際に、固定側コンベア
12に基板15が当たらなくなる。また、移動側コンベ
ア13の下方向への移動距離を小さくすることができ
る。しかも片側のコンベア13のみ下降させるので、下
降のための機構もコンパクトにできる。
【0041】尚、本実施例では搬送する部品に基板15
を適用したが、これ以外の例えば、電子部品等であって
もよい。また搬送装置の保持部に2本のコンベア12、
13を用いたが、これにこだわることはなく例えば、2
本のガイド板を用い搬送する部品をエアシリンダ等によ
る押出し又は引出し方法を用いた間欠搬送でもよく、上
記いずれの場合も本実施例と同じ効果を得ることができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、搬
送部品を2本の保持部で構成された搬送装置上で裏返し
に反転させる際に、反転方向の前記保持部を前記部品の
回動範囲から外れる下方向へ移動させるようにしたた
め、前記部品の回動中心が前記部品の搬送面と同じ高さ
の位置となり搬送面上の省スペース化が図れる。また、
反転装置の回動中心を前記搬送部品の幅中心より反転方
向へ偏芯させた位置に設けたことにより、前記部品を裏
返しに反転させ水平な状態にした際に、固定側の保持部
に前記部品が当たらなくなるので、前記部品を水平な状
態に保持できる。また、前記反転方向の保持部の方向へ
の移動距離を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の搬送反転装置の構成を示す
斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の位置決装置を示す図で、
(a)は正面図、(b)はA−A断面図である。
【図3】本発明の一実施例の反転装置を示す図で、
(a)は正面図、(b)は上面図である。
【図4】本発明の一実施例の反転装置の反転動作を示す
図で、(a)は反転前の状態を示す斜視図、(b)は反
転途中の状態を示す斜視図、(c)は反転完了時の状態
を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施例の基板とコンベアの関連動作
を示す図で、(a)は反転前の状態を示す側面図、
(b)は反転途中の状態を示す側面図、(c)は反転完
了時の状態を示す側面図である。
【図6】従来の搬送反転装置の第1例を示す図で、
(a)は反転前の状態を示す斜視図、(b)は反転途中
の状態を示す斜視図、(c)は反転完了時の状態を示す
斜視図である。
【図7】従来の位置決装置を示す図で、(a)は正面
図、(b)はB−B断面図である。
【図8】従来の搬送反転装置の第2例を示す図で、
(a)は反転前の状態を示す斜視図、(b)は反転途中
の状態を示す斜視図、(c)は反転完了時の状態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
10・・・・・搬送反転装置 11・・・・・搬送装置 12・・・・・固定側コンベア 13・・・・・移動側コンベア 15・・・・・基板 20・・・・・位置決装置 21・・・・・位置決めストッパ 22・・・・・光センサ 23、51、53、54・・エアシリンダ 30・・・・・反転装置 31・・・・・基板保持部 32・・・・・ベース 33、34・・ガイド軸 35、38・・ブラケット 36、39・・エアクランパ 37、43、44、45、46、47・・タイミングプ
ーリ 40・・・・・反転部 41・・・・・回転エアシリンダ 42、48、49・・タイミングベルト 50・・・・・上下動部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品を搬送方向に設けられた2本の保持部
    で保持し搬送する搬送装置と、 前記搬送された部品をクランプして該部品の搬送方向と
    同軸に回動する反転装置で構成される搬送反転装置にお
    いて、 前記反転装置の回動方向における前記保持部は前記反転
    装置の回動時に前記部品の回動範囲を外れる方向へ移動
    するものであることを特徴とする搬送反転装置。
  2. 【請求項2】前記反転装置の回動中心を前記部品の幅中
    心より回動方向へ偏芯させた位置に設けてなることを特
    徴とする請求項1記載の搬送反転装置。
JP7111399A 1995-05-10 1995-05-10 搬送反転装置 Withdrawn JPH08301433A (ja)

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