JPH08300502A - ウオラストンプリズムの製造方法 - Google Patents
ウオラストンプリズムの製造方法Info
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- JPH08300502A JPH08300502A JP11293495A JP11293495A JPH08300502A JP H08300502 A JPH08300502 A JP H08300502A JP 11293495 A JP11293495 A JP 11293495A JP 11293495 A JP11293495 A JP 11293495A JP H08300502 A JPH08300502 A JP H08300502A
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Abstract
(57)【要約】
【目的 】 安定した性能を有する高屈折率のウオラス
トンプリズムの製造方法を提供する。 【構成】 プリズム1、2間に接触液を注入して接合層
3を形成し、空気中において仮硬化させて粘着状態にあ
る接着剤からなる封止剤4により前記接合層3を封止し
た後、前記封止剤4を本硬化させる。
トンプリズムの製造方法を提供する。 【構成】 プリズム1、2間に接触液を注入して接合層
3を形成し、空気中において仮硬化させて粘着状態にあ
る接着剤からなる封止剤4により前記接合層3を封止し
た後、前記封止剤4を本硬化させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学素子として用いられ
るウオラストンプリズムの製造方法に関する。
るウオラストンプリズムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】複屈折結晶体からなる複数のプリズムを
接合して得られるウオラストンプリズムは、偏光膜や偏
光板とともに用いることで、偏光プリズムとして利用さ
れている。
接合して得られるウオラストンプリズムは、偏光膜や偏
光板とともに用いることで、偏光プリズムとして利用さ
れている。
【0003】一般的には、特開平5−181016号公
報に開示されているように、複屈折結晶体としては人工
水晶が用いられ、接着剤により接合される。接着剤とし
ては、組立性の良さから低粘度の紫外線硬化形接着剤が
用いられることが多い。また、複屈折結晶体としては、
近年、LiNbO3 やLiTaO3 等が、人工水晶より
も屈折率が高いため有望視されている。
報に開示されているように、複屈折結晶体としては人工
水晶が用いられ、接着剤により接合される。接着剤とし
ては、組立性の良さから低粘度の紫外線硬化形接着剤が
用いられることが多い。また、複屈折結晶体としては、
近年、LiNbO3 やLiTaO3 等が、人工水晶より
も屈折率が高いため有望視されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複屈折結晶体として人
工水晶を用いた場合、接着剤と屈折率がほぼ等しい(人
工水晶:1.46、接着剤:1.4〜1.6)ため、界
面の反射は殆どなく、また接着剤の屈折率が人工水晶と
多少異なっていても、人工水晶の接合面に反射防止膜を
施すことで、反射を減らすことが可能である。
工水晶を用いた場合、接着剤と屈折率がほぼ等しい(人
工水晶:1.46、接着剤:1.4〜1.6)ため、界
面の反射は殆どなく、また接着剤の屈折率が人工水晶と
多少異なっていても、人工水晶の接合面に反射防止膜を
施すことで、反射を減らすことが可能である。
【0005】一方、複屈折結晶体としてLiNbO3 や
LiTaO3 を用いた場合、屈折率が2.0以上のた
め、通常用いる接着剤と屈折率が大きく異なり、界面の
反射を無視することが出来ない。また、このような場
合、反射防止膜により垂直の入射光の反射は防げても、
斜めに入射する光の反射は防ぐことが出来ず、全反射し
てしまうことになる。
LiTaO3 を用いた場合、屈折率が2.0以上のた
め、通常用いる接着剤と屈折率が大きく異なり、界面の
反射を無視することが出来ない。また、このような場
合、反射防止膜により垂直の入射光の反射は防げても、
斜めに入射する光の反射は防ぐことが出来ず、全反射し
てしまうことになる。
【0006】全反射を防ぐためには入射角にもよるが、
屈折率で1.7〜1.8以上の接着剤が必要であるが、
通常の接着剤ではそのような屈折率を得ることは困難で
ある。
屈折率で1.7〜1.8以上の接着剤が必要であるが、
通常の接着剤ではそのような屈折率を得ることは困難で
ある。
【0007】そこで、燐、硫黄、臭素化合物をベンゼン
系あるいは水等の溶媒に溶かした液体を高屈折率接触液
としてプリズム間に満たす手段が有効であることが鋭意
研究の結果判明したが、溶媒は基本的に揮発性があるた
め、長期間の間には揮発してしまい、不揮発性の燐、硫
黄、臭素化合物のみが残存し、接触液体積は著しく減少
して、接合面に気泡が発生することになる。
系あるいは水等の溶媒に溶かした液体を高屈折率接触液
としてプリズム間に満たす手段が有効であることが鋭意
研究の結果判明したが、溶媒は基本的に揮発性があるた
め、長期間の間には揮発してしまい、不揮発性の燐、硫
黄、臭素化合物のみが残存し、接触液体積は著しく減少
して、接合面に気泡が発生することになる。
【0008】このような気泡が光学有効領域に発生する
と、気泡部分で全反射が生じ、プリズムとして使用でき
ないことにになる。このため長期間にわたって性能を発
揮する為には、接合層の接着剤による封止が不可欠であ
るが、通常の接着剤では塗布すると同時に毛細管現象に
よる接合層への流入が発生し、均一な接合層を形成する
ことが困難である。
と、気泡部分で全反射が生じ、プリズムとして使用でき
ないことにになる。このため長期間にわたって性能を発
揮する為には、接合層の接着剤による封止が不可欠であ
るが、通常の接着剤では塗布すると同時に毛細管現象に
よる接合層への流入が発生し、均一な接合層を形成する
ことが困難である。
【0009】本発明は前記従来技術の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、安定した性能を有する高屈折率のウオ
ラストンプリズムの製造方法を提供することを目的とす
る。
れたものであり、安定した性能を有する高屈折率のウオ
ラストンプリズムの製造方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ウオラストンプリズムの製造方法において、プリズム間
に接触液を注入して接合層を形成し、空気中において仮
硬化させて粘着状態にあるコンタクト形接着剤により前
記接合層を封止した後、前記コンタクト形接着剤を硬化
させることを特徴とするものである。
ウオラストンプリズムの製造方法において、プリズム間
に接触液を注入して接合層を形成し、空気中において仮
硬化させて粘着状態にあるコンタクト形接着剤により前
記接合層を封止した後、前記コンタクト形接着剤を硬化
させることを特徴とするものである。
【0011】請求項2記載の発明は、ウオラストンプリ
ズムの製造方法において、プリズム間にTiO2 を主成
分とする接触液を注入して接合層を形成し、空気中にお
いて仮硬化させて粘着状態にあるクロロプレンゴム系接
着剤により前記接合層を封止した後、前記クロロプレン
ゴム系接着剤を硬化させることを特徴とするものであ
る。
ズムの製造方法において、プリズム間にTiO2 を主成
分とする接触液を注入して接合層を形成し、空気中にお
いて仮硬化させて粘着状態にあるクロロプレンゴム系接
着剤により前記接合層を封止した後、前記クロロプレン
ゴム系接着剤を硬化させることを特徴とするものであ
る。
【0012】請求項3記載の発明は、ウオラストンプリ
ズムの製造方法において、プリズム間にTiO2 を主成
分とする接触液を注入して接合層を形成し、空気中にお
いて仮硬化させて粘着状態にある無溶剤形変性シリコー
ンゴム系接着剤により前記接合層を封止した後、前記無
溶剤形変性シリコーンゴム系接着剤を硬化させることを
特徴とするものである。
ズムの製造方法において、プリズム間にTiO2 を主成
分とする接触液を注入して接合層を形成し、空気中にお
いて仮硬化させて粘着状態にある無溶剤形変性シリコー
ンゴム系接着剤により前記接合層を封止した後、前記無
溶剤形変性シリコーンゴム系接着剤を硬化させることを
特徴とするものである。
【0013】
【作用】以下に本発明の作用を説明する。
【0014】本発明におけるコンタクト形接着剤とは、
湿気硬化形接着剤が硬化して皮膜を形成し、皮膜形成過
程でタックと呼ばれる粘着性を発現するものであり、ク
ロロプレンゴム系接着剤、シリコーンゴム系接着剤等が
適用可能であるが中でも無溶剤形変性シリコーンゴム系
接着剤が望ましい。
湿気硬化形接着剤が硬化して皮膜を形成し、皮膜形成過
程でタックと呼ばれる粘着性を発現するものであり、ク
ロロプレンゴム系接着剤、シリコーンゴム系接着剤等が
適用可能であるが中でも無溶剤形変性シリコーンゴム系
接着剤が望ましい。
【0015】具体的な方法としては、コンタクト形接着
剤を予めプリズムに応じた任意の形状に形成しておき、
タックを発現するまで所定時間空気中に放置し仮硬化さ
せる。
剤を予めプリズムに応じた任意の形状に形成しておき、
タックを発現するまで所定時間空気中に放置し仮硬化さ
せる。
【0016】その間にプリズム間に接触液を注入し、粘
着弾性体状態にある前記仮硬化させたコンタクト形接着
剤にて接合層を封止する。その後、前記コンタクト形接
着剤を本硬化させる。
着弾性体状態にある前記仮硬化させたコンタクト形接着
剤にて接合層を封止する。その後、前記コンタクト形接
着剤を本硬化させる。
【0017】通常の接着剤は、被着材に接着剤を塗布
後、即貼り合わせを行うものであるが、コンタクト形接
着剤は被着材に塗布した後に所定時間(オープンタイ
ム)空気中にて放置する。放置されたコンタクト形接着
剤は、空気中の湿気により硬化し、最終的には皮膜を形
成するが、皮膜形成過程においてタックを発現する。コ
ンタクト形接着とはこのタックを利用して、被着材を粘
着により固定し、その後本硬化させることにより被着材
を接着するものである。タックを発現しているときのコ
ンタクト形接着剤は弾性体状態であり、流動性を有さな
い。
後、即貼り合わせを行うものであるが、コンタクト形接
着剤は被着材に塗布した後に所定時間(オープンタイ
ム)空気中にて放置する。放置されたコンタクト形接着
剤は、空気中の湿気により硬化し、最終的には皮膜を形
成するが、皮膜形成過程においてタックを発現する。コ
ンタクト形接着とはこのタックを利用して、被着材を粘
着により固定し、その後本硬化させることにより被着材
を接着するものである。タックを発現しているときのコ
ンタクト形接着剤は弾性体状態であり、流動性を有さな
い。
【0018】本発明においては、タックを有し、弾性体
状態にあるコンタクト形接着剤を用いて封止を行うこと
により、接着剤の接合層への流入を防いでいる。また、
粘着状態にあるために、接触液注入後、即封止が可能で
あり、接触液中の溶媒の揮発を最小限に抑えることが可
能となる。また、コンタクト形接着剤として無溶剤形シ
リコーンゴム系接着剤を用いた場合には、人体に有害な
溶剤の揮発を抑えることが可能である。
状態にあるコンタクト形接着剤を用いて封止を行うこと
により、接着剤の接合層への流入を防いでいる。また、
粘着状態にあるために、接触液注入後、即封止が可能で
あり、接触液中の溶媒の揮発を最小限に抑えることが可
能となる。また、コンタクト形接着剤として無溶剤形シ
リコーンゴム系接着剤を用いた場合には、人体に有害な
溶剤の揮発を抑えることが可能である。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。
【0020】(第1実施例) [構成]図1を参照して本実施例の構成及び製造方法を
説明する。図1に示すウオラストンプリズムは、LiN
bO3 (LN)製の一対のプリズム1、2と、プリズム
1、2の接合面に形成したTiO2 を主成分とする接触
液よりなる接合層3と、この接合層3の回りを封止する
コンタクト形接着剤であるクロロプレンゴム系接着剤を
用いた封止剤4とから構成される。
説明する。図1に示すウオラストンプリズムは、LiN
bO3 (LN)製の一対のプリズム1、2と、プリズム
1、2の接合面に形成したTiO2 を主成分とする接触
液よりなる接合層3と、この接合層3の回りを封止する
コンタクト形接着剤であるクロロプレンゴム系接着剤を
用いた封止剤4とから構成される。
【0021】このウオラストンプリズムを製造するに
は、まず、PTFEシート上にクロロプレンゴム系接着
剤を幅1mmとなるように線状に塗布し、空気中に5分間
放置する。その間にプリズム1、2を貼り合わせ、接合
層3(斜線を付して示す)を形成する接触液を注入す
る。その後、粘着状態にあるクロロプレンゴム系接着剤
を用いた封止剤4をPTFEシートより剥離して接合層
3を封止し、このクロロプレンゴム系接着剤を本硬化さ
せる。
は、まず、PTFEシート上にクロロプレンゴム系接着
剤を幅1mmとなるように線状に塗布し、空気中に5分間
放置する。その間にプリズム1、2を貼り合わせ、接合
層3(斜線を付して示す)を形成する接触液を注入す
る。その後、粘着状態にあるクロロプレンゴム系接着剤
を用いた封止剤4をPTFEシートより剥離して接合層
3を封止し、このクロロプレンゴム系接着剤を本硬化さ
せる。
【0022】[作用]空気中に放置したクロロプレンゴ
ム系接着剤は、空気中の湿気により硬化し、皮膜を形成
するが、皮膜形成過程においてタックを発現する。この
時のクロロプレンゴム系接着剤は粘着性を有する弾性体
であるため流動性がなく、接合層3を封止してもクロロ
プレンゴム系接着剤の接合層への流入は発生しない。こ
の結果、TiO2 を主成分とする接触液よりなる接合層
3を均一に存在させることが可能となり、また、接触液
注入後即封止が可能であるため、接触液の揮発も最小限
に抑えることができる。
ム系接着剤は、空気中の湿気により硬化し、皮膜を形成
するが、皮膜形成過程においてタックを発現する。この
時のクロロプレンゴム系接着剤は粘着性を有する弾性体
であるため流動性がなく、接合層3を封止してもクロロ
プレンゴム系接着剤の接合層への流入は発生しない。こ
の結果、TiO2 を主成分とする接触液よりなる接合層
3を均一に存在させることが可能となり、また、接触液
注入後即封止が可能であるため、接触液の揮発も最小限
に抑えることができる。
【0023】[効果]本実施例により、高屈折率を有
し、長期間にわたって安定した性能を発揮させることが
可能なプリズムを得ることができる。
し、長期間にわたって安定した性能を発揮させることが
可能なプリズムを得ることができる。
【0024】(第2実施例) [構成]図2を参照して本実施例の構成及び製造方法を
説明する。図2に示すウオラストンプリズムは、LiN
bO3 (LN)製の一対のプリズム1、2と、プリズム
1、2の接合面に形成したTiO2 を主成分とする接触
液よりなる接合層3と、コンタクト形接着剤である無溶
剤形変性シリコーンゴム系接着剤を用いた封止剤4aと
から構成される。
説明する。図2に示すウオラストンプリズムは、LiN
bO3 (LN)製の一対のプリズム1、2と、プリズム
1、2の接合面に形成したTiO2 を主成分とする接触
液よりなる接合層3と、コンタクト形接着剤である無溶
剤形変性シリコーンゴム系接着剤を用いた封止剤4aと
から構成される。
【0025】このウオラストンプリズムを製造するに
は、まず、PTFEシート上に無溶剤形変性シリコーン
ゴム系接着剤を幅1mmとなるように線状に塗布し、空気
中に10分間放置する。その間にプリズム1、2を貼り
合わせ、接合面に接合層3(斜線を付して示す)を形成
する接触液を注入する。その後、粘着状態にある無溶剤
形変性シリコーンゴム系接着剤を用いた封止剤4aをP
TFEシートより剥離して接合層3を封止し、接着剤を
本硬化させる。
は、まず、PTFEシート上に無溶剤形変性シリコーン
ゴム系接着剤を幅1mmとなるように線状に塗布し、空気
中に10分間放置する。その間にプリズム1、2を貼り
合わせ、接合面に接合層3(斜線を付して示す)を形成
する接触液を注入する。その後、粘着状態にある無溶剤
形変性シリコーンゴム系接着剤を用いた封止剤4aをP
TFEシートより剥離して接合層3を封止し、接着剤を
本硬化させる。
【0026】[作用]空気中に放置した無溶剤形変性シ
リコーンゴム系接着剤は、空気中の湿気により硬化し、
皮膜を形成するが、皮膜形成過程においてタックを発現
する。この時の無溶剤形変性シリコーンゴム系接着剤は
粘着性を有する弾性体であるため流動性がなく、接合層
3を封止しても無溶剤形変性シリコーンゴム系接着剤の
接合層3への流入は発生しない。この結果、接触液を接
合層3に均一に存在させることが可能となり、また、接
触液注入後即封止が可能であるため、接触液の揮発も最
小限に抑えることができる。さらに、本実施例において
は封止剤4aとして無溶剤形変性シリコーンゴム系接着
剤を用いているため、製造工程において人体に有害な溶
剤が揮発することがない。
リコーンゴム系接着剤は、空気中の湿気により硬化し、
皮膜を形成するが、皮膜形成過程においてタックを発現
する。この時の無溶剤形変性シリコーンゴム系接着剤は
粘着性を有する弾性体であるため流動性がなく、接合層
3を封止しても無溶剤形変性シリコーンゴム系接着剤の
接合層3への流入は発生しない。この結果、接触液を接
合層3に均一に存在させることが可能となり、また、接
触液注入後即封止が可能であるため、接触液の揮発も最
小限に抑えることができる。さらに、本実施例において
は封止剤4aとして無溶剤形変性シリコーンゴム系接着
剤を用いているため、製造工程において人体に有害な溶
剤が揮発することがない。
【0027】[効果]本実施例により、高屈折率を有
し、長期間にわたって安定した性能を発揮させることが
可能なプリズムを安全に得ることができる。
し、長期間にわたって安定した性能を発揮させることが
可能なプリズムを安全に得ることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、高屈折率
を有し、長期間にわたって安定した性能を発揮させるこ
とが可能なウオラストンプリズムを製造することができ
る。
を有し、長期間にわたって安定した性能を発揮させるこ
とが可能なウオラストンプリズムを製造することができ
る。
【0029】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明と同様、高屈折率を有し、長期間にわたって安
定した性能を発揮させることが可能なウオラストンプリ
ズムを製造することができる。
載の発明と同様、高屈折率を有し、長期間にわたって安
定した性能を発揮させることが可能なウオラストンプリ
ズムを製造することができる。
【0030】請求項3記載の発明によれば、高屈折率を
有し、長期間にわたって安定した性能を発揮させること
が可能なウオラストンプリズムを人体に無害な安全な状
態で製造することができる。
有し、長期間にわたって安定した性能を発揮させること
が可能なウオラストンプリズムを人体に無害な安全な状
態で製造することができる。
【図1】本発明の第1実施例のウオラストンプリズムを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例のウオラストンプリズムを
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 プリズム 2 プリズム 3 接合層 4 封止剤 4a 封止剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 11:00
Claims (3)
- 【請求項1】 ウオラストンプリズムの製造方法におい
て、プリズム間に接触液を注入して接合層を形成し、空
気中において仮硬化させて粘着状態にあるコンタクト形
接着剤により前記接合層を封止した後、前記コンタクト
形接着剤を硬化させることを特徴とするウオラストンプ
リズムの製造方法。 - 【請求項2】 ウオラストンプリズムの製造方法におい
て、プリズム間にTiO2 を主成分とする接触液を注入
して接合層を形成し、空気中において仮硬化させて粘着
状態にあるクロロプレンゴム系接着剤により前記接合層
を封止した後、前記クロロプレンゴム系接着剤を硬化さ
せることを特徴とするウオラストンプリズムの製造方
法。 - 【請求項3】 ウオラストンプリズムの製造方法におい
て、プリズム間にTiO2 を主成分とする接触液を注入
して接合層を形成し、空気中において仮硬化させて粘着
状態にある無溶剤形変性シリコーンゴム系接着剤により
前記接合層を封止した後、前記無溶剤形変性シリコーン
ゴム系接着剤を硬化させることを特徴とするウオラスト
ンプリズムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11293495A JPH08300502A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | ウオラストンプリズムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11293495A JPH08300502A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | ウオラストンプリズムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08300502A true JPH08300502A (ja) | 1996-11-19 |
Family
ID=14599157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11293495A Withdrawn JPH08300502A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | ウオラストンプリズムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08300502A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10444525B1 (en) | 2017-03-20 | 2019-10-15 | John L. Baker | Methods for producing an optical wedge or prism assembly |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP11293495A patent/JPH08300502A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10444525B1 (en) | 2017-03-20 | 2019-10-15 | John L. Baker | Methods for producing an optical wedge or prism assembly |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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