JPS6157927A - 密閉装置 - Google Patents

密閉装置

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JPS6157927A
JPS6157927A JP17979984A JP17979984A JPS6157927A JP S6157927 A JPS6157927 A JP S6157927A JP 17979984 A JP17979984 A JP 17979984A JP 17979984 A JP17979984 A JP 17979984A JP S6157927 A JPS6157927 A JP S6157927A
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JP
Japan
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sealing material
sealing
thickness
flexible
flexible polymer
Prior art date
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Pending
Application number
JP17979984A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyohiro Uehara
上原 清博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 蓋亙光互 本発明は離間して配設された可撓性高分子フィルム基板
間をシール材でシールしてセル構造を形成した密閉装置
に関する。このような密閉装置は、たとえば、プラスチ
ック基板を用いた液晶セルなどとして用いられる。
従米豊亘皿 液晶表示装置は、10μm程度の間隔で2枚の基板を対
向させ、その周縁をシール材でシールして液晶セルを形
成し、このセル内に液晶物質を封入し、電極に信号電圧
を印加することにより液晶物質を電気光学的に変調させ
てパターン表示を行うものである。
従来、この基板としてはガラス基板が用いられていたが
、薄型化、軽量化、曲面表示の要請あるいは強度や製造
コストの低減などの観点からポリエステルフィルムなど
の可撓性プラスチックフィルムを用いた液晶表示装置が
注目されている。従来のガラス基板を用いた液晶表示装
置においては、液晶物質の加水分解、酸化などによる特
性劣化を防止するために気密性の高い液晶セルが要求さ
れることから、シール材として水分の不透過性やガスバ
リア性に優れたエポキシ樹脂などの硬い接着剤が用いら
れていた。
しかしながら、ポリエステルフィルムのように可撓性が
あり柔軟で曲げやすいプラスチックフィルムのシールに
このような接着剤を使用すると、T型剥離強度が非常に
低く、実用に耐えなかった。
そこで、従来はエポキシ系接着剤によりポリエステルの
ような可撓性高分子フィルムを接着することは不可能で
あると考えられており、シールは、粘着、熱融着あるい
はポリエステル系などの可撓性に富んだやわらかい接着
剤を用いて行ってきた。
しかしながら、粘着剤を用いる場合は粘着剤に含まれる
有機溶剤により高温では液晶物質が分解され、また、熱
融着によるときは高温によりITOなどで形成された電
極パターンが破壊されてUまうという問題があった。さ
らに、ポリエステル樹脂などのようなやわらかい接着剤
をシール材として用いた場合は、水分の非透過性やガス
バリア性が十分でなく、特性の経時による劣化を−押さ
えた高性能の液晶表示装置が得られない。
以上、液晶表示装置の場合について説明した、    
    が、このことは、可撓性のある高分子フィルム
を、面積に対して十分に小さなギャップでシールしてセ
ル構造を形成した密閉装置に共通することである。
1瀝じ口り枚 本発明は、エポキシ系接着剤のような柔軟性に欠ける硬
いシール材によってもシール可能な。
可撓性高分子フィルムを対向させた密閉装置を提供する
ことを目的とする。
見朝立皇處 本発明の密閉装置は、可撓性高分子フィルム基板を10
0μm未満の間隔で対向させ、この基板間をシール材で
シールしてセル構造を形成するようにした密閉装置にお
いて、シール材の厚さが100μm以上となるようにし
たことを特徴とする。
以下、添付図面に沿って本発明をさらに詳細に説明する
第1図は、従来の液晶セルを示す一部省略断面図である
。ITOなどのパターン電極(図示せず)が内面側に設
けられた可撓性高分子フィルム基板11.13が、上基
板および下基板として、離間し対向して配設され、その
周縁がシール材15によりシールされてセル構造の密閉
装置17が形成され、この密閉装置17の中に液晶物質
19力1封入されて液晶セルが構成されている。たとえ
ば、ツイストネマティック型の液晶セルであれば、さら
にこの液晶セルを挟むようにして2枚の偏光板が配設さ
れて液晶表示素子が形成される6可撓性高分子フィルム
基板の厚さは、通常75〜125μm程度であり、また
、フィルム基板間の間隔は10μm程度であり、シール
材厚も10μm程度となる。ポリエステルフィルムのよ
うな可撓、性高分子フィルム基板11.13に外力Fを
加えてT型剥離試験を行うと、高分子フィルム11.1
3とシール材15との間で剥離が生じてしまう。これは
、T型剥離試験時にかかるストレスがシール材層で吸収
されず、可撓性フィルム11、13とシール材15との
界面に強い力がかかるためと考えられる。このことはエ
ポキシ系接着剤のように可撓性が不十分な硬い接着剤の
場合に顕著であり、一方1.可撓性高分子フィルムは軟
らかく柔軟性に富み曲げやすいことから、T型剥離試験
時のときのような外力は製作時や使用時においてかかり
やすい。
第2図は、本発明の密閉装置について、その周縁部付近
を示す断面図であり、可撓性フィルム基板の一部を薄く
することにより、基板1■隔が100μL未満であるに
もかかわらず、シール材の厚さが100μm以上となる
ようにしたものである。なお、この断面図においては、
ハツチングを施しておらず、このことは以下の断面図も
同様である。可撓性フィルム基板11.13はその周縁
部で対向する内面側がテーパ状に削られており、このテ
ーパ状に削られた部分にシール材15(ドツトで示した
)が充填されるので、可撓性フィルム基板11と13と
の間が10μm程度のギャップしかなくとも、端部側で
シール材15の厚さを100μm以上とすることができ
る。周縁部の全周に亘ってテーパ状に削る必要はなく、
一部は第1図に示すように周縁部セルギャップと同じ間
隔としてもよく、この部分からはパターン電極からのリ
ード線を容易に取り出すことができる。
第3図および第4図は本発明の他の実施例を示し、一方
の可撓性フィルム基板の側部を覆うようにしてシール材
を設け、シール材の厚さを100μm以上としたもので
ある。第3図に示した実施例においては、下側の可撓性
高分子フィルム基板13の上にこれより小さい上側の可
撓性高分子フィルム11が配設され、シール材15によ
りフィルム基板13の上面13aとフィルム基板11の
外側面11bとが接合されている。この結果、フィルム
基板11.13の間隔が10μm程度にもかかわらず、
シール材、の厚さを100μm以上とすることができる
。第4図には他の実施例の周縁部を示す部分斜視図であ
り、第5図はその線v−■に沿った断面図である。下側
の可撓性高分子フィルム基板13の上にこれより小さい
上側の可撓性高分子フィルム基板11が配設されており
、上側の可撓性高分子フィルム基板11の端部には切欠
部11cがあり、この切欠部11c内にもシール材15
が充填されている。第5図からも明らかなように、この
切欠部11cにおいてシール材15を100μm以上と
することができる。
第6図〜第11図は、少くとも1つの可撓性高分子フィ
ルム基板に穴ないしはスリットを設け、この穴ないしス
リット部を含めてシールするようにすることにより、穴
ないしスリット部においてシール材の厚さを100μm
以上としたものである。第6図は本発明の密封装置の実
施例を模式的に示す斜視図であり、第7図はその線■−
■に沿った断面図である。上側の可撓性高分子フィルム
基板11の周縁部近傍には側縁のほぼ全長に亘リスリッ
ト21が設けられており、このスリン(−21内にもシ
ール材15が充填されており、この部分では、下側の可
撓性高分子フィルム基板13の上面と、上側の可撓性高
分子フィルム基板11のスリン1−21の内側面とがシ
ール材15により接着されるとともに、シール材15の
厚さが100μm以上となっている。
第8図は同様の他の実施例を示す断面図であり、下側の
可撓性高分子フィルム基板13にもスリット21′ が
形成されており、上側および下側の可撓性高分子フィル
ム基板11.13のスリット21、21’が同期してい
る部分(断面図に示した部分)では、両基板11.13
の厚さの分だけシール材15の厚さを厚くすることがで
きる。 ′第9図は本発明のさらに他の実施例を示す。
上下基板11’、 13の構成は第7図に示したものと
同様であるが、シール材15をスリット部21から上側
基板13の上面に亘って盛り上げるように形成し、それ
だけシール材15の厚さを厚くできるとともに、上側基
板13の上面も接着に寄与せしめている。
第10図は他の実施例の密閉装置の周縁部近傍を示す部
分平面図であり、第11図はその線亘−万に沿った断面
図である。図からも判るように、この実施例では第6図
に示したスリットに代えて上側の可撓性高分子フィルム
基板13に丸穴、長穴などの穴23が穿設されている。
穴23が形成された部分25では下基板11と上基板1
3とが下基板11の上面および上基板13の穴23の内
側面でシール材15により接着されるとともに、シール
材15の厚さを100μm以上とすることができる。ま
た、穴23が穿設されていない部分27では、通常のセ
ルギャップ(基板間隔)で上基板13と下基板11とが
シール材によりシールされ、この部分はパターン電極か
らのリード線の取り出しなどに利用される。スリットを
設けた実施例について示した第6〜8図のように、穴を
穿設した第1Oおよび11図に示した実施例においても
種々の態様を採用しうろことは明らかであろう。
また、第6図に示したように、周縁部のほぼ全域に亘リ
スリットをあるいは穴を非連続的に設けてもよいし、ス
リットを設ける部分と穴を設ける部分とを組み合せても
よいし、また、全域に亘って設けず、一部だけに、たと
えば、四角形の密閉装置であればその両側部などのよう
に設けてもよい。
及匪夏塾釆 本発明の密閉装置によれば、間隔が100μm未満とな
るように可撓性高分子フィルム基板をシールしてセル講
造を形成するようにした密閉装置において、シール部の
形状を工夫してシール材の厚さを100μm以上とする
ことにより、シール部にかかるストレスを吸収してT型
剥離強度を高め、シール材が本来備えている接着力を有
効に発揮せしめることができ、特に、20μm以下の間
隔でフィルムを配設した密閉装置に有効である。よって
、可撓性が必ずしも十分でなく硬いエポキシ系接着剤な
どもシール材として十分に使用することができ、このよ
うなシール材が具えている水分の非透過性やガスバリア
性などの優れた特性を有効に活用することができる。
本発明の密閉装置は、プラスチック基板を用いた液晶セ
ルとして好適であり、この他、プラスチック基板を用い
た薄型バッテリーなどにも使用できる。
実験例 エポキシ系シール材としてアラルダイトR(日本チバガ
イギー社製)を使用し、厚さ90μmの2枚のポリエチ
レンテレフタレートフィルムの周縁部を幅1mm、厚さ
10μmでシールし、JIS−56040に準じてT型
剥離強度を測定したところ、剥離強度は殆ど零であった
これに対し、1枚のポリエチレンテレフタレートフィル
ムに幅111IInのスリットを形成し、第6図に示し
たようにシール材の厚さが100μmとなるようにして
シールし、同様にT型剥離強度を測定したところ、フィ
ルム破断てあった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の液晶セルを示す一部省略断面図である。 第2図および第3図は本発明の実施例の密閉装置の周縁
部を示す一部断面図である。 第4図は本発明の他の実施例の周縁部を示す部分斜視図
であり、第5図はその線■−■に沿った断面図である。 第6図は本発明の他の実施例を模式的に示す斜視図であ
り、第7図はその線■−■に沿った断面図である。 第8図および第9図は本発明の他の実施例を示す部分断
面図である。 第10図は本発明のさらに他の実施例を示す一部平面図
であり、第11図はその線X[−XIに沿った断面図で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、可撓性高分子フィルム基板を100μm未満の間隔
    で対向させ、この基板間をシール材でシールしてセル構
    造を形成するようにした密閉装置において、シール材の
    厚さが100μm以上となるようにしたことを特徴とす
    る密閉装置。
JP17979984A 1984-08-29 1984-08-29 密閉装置 Pending JPS6157927A (ja)

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JP17979984A JPS6157927A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 密閉装置

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JPS6157927A true JPS6157927A (ja) 1986-03-25

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ID=16072094

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JP17979984A Pending JPS6157927A (ja) 1984-08-29 1984-08-29 密閉装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0376197A (ja) * 1989-08-18 1991-04-02 Nec Corp 電子部品保護方法
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