JPH08297973A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH08297973A
JPH08297973A JP8131623A JP13162396A JPH08297973A JP H08297973 A JPH08297973 A JP H08297973A JP 8131623 A JP8131623 A JP 8131623A JP 13162396 A JP13162396 A JP 13162396A JP H08297973 A JPH08297973 A JP H08297973A
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Ryoichi Hori
陵一 堀
Yoshiki Kawajiri
良樹 川尻
Takao Watabe
隆夫 渡部
Takayuki Kawahara
尊之 河原
Kiyoo Ito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雑音による影響が小さくともに高速動作可能
であり、かつ低消費電力にできるダイナミック形メモリ
を得る。 【構成】 電圧リミッタを設け、内部回路の動作電圧を
電圧リミッタから供給する。ワ−ド線選択のための高電
圧を、周期パルス信号で動作するチャ−ジポンプ動作の
昇圧回路によって得る直流電圧とする。 【効果】 電圧リミッタによる低電圧化により内部回路
は低消費電力となる。昇圧回路は定常的な動作状態にお
かれることによりその動作電流のピ−クが減少される。
ピ−ク電流の減少により、雑音とみなされる電源電圧変
動が抑圧される。その結果目的を達成するメモリを得る
ことができることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に関し、特に
高い駆動能力と大きな出力振幅を得るのに好適な半導体
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、バイポ−ラトランジスタとMOS
トランジスタを用いた回路として、特開昭59−254
32号公報に示された半導体装置が有る。
【0003】図30は上記半導体装置の回路図である。
以下、この回路の動作並びに問題点を説明する。
【0004】この回路は、PチャンネルMOSトランジ
スタ4とNチャンネルMOSトランジスタ5からなるC
MOS(相補型MOS)インバ−タとバイポ−ラトラン
ジスタ7の組合せ回路と、nMOSトランジスタ6とバ
イポ−ラトランジスタ8の組合せ回路を縦続に接続した
ものである。以下、電源電圧Vccを正の値、電源電圧
Vssを0Vとして説明を行う。入力端子1の電圧が0
Vの時、それに応じてPチャンネルMOSトランジスタ
4がオンし、バイポ−ラトランジスタ7のベ−スに電流
が流れ、このバイポ−ラトランジスタ7はオンする。一
方、バイポ−ラトランジスタ8は、入力端子1が0Vで
かつトランジスタ6がオンであることに応じてそのベ−
スの電圧が0Vとなるのでオンしない。この結果出力端
子2へ電流が流れ、その電圧が上昇する。出力端子2の
電圧は最終的には正電源電圧Vccからバイポ−ラトラ
ンジスタ7のべース・エミツタ間電圧VBEを差し引いた
値Vcc−VBEになる。一方、入力1が高電位の場合
は、4、7がオフ、8が6を介してべース電流が供給さ
れることによりオンとなるため、出力2は低電位に降下
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた技術によれ
ば、出力の立ち上り、立ち下り時には常にバイポーラト
ランジスタにより電流が流れるため、駆動能力が大きく
なり、高速動作が期待できる反面、次のような不都合を
生じる。
【0006】すなわち、図30に示す従来回路では、出
力端子2の電圧は正電源の電圧Vccまでは上昇しな
い。また、入力端子1の高電位側の電庄を、すべてのト
ランジスタが同時にオンしてVccからVssに流れ
る、いわゆる貫通電流を防ぐためにVccー|VT4P
以上と高くする必要があることである。ここでVT4P
pMOSトランジスタ4のしきい値電圧である。このた
めこの回路の前段を例えば低電力化のために低振幅動作
をさせると、正電源の電圧Vccも下げざるを得ず、出
力端子2の電圧はますます下がってしまう。
【0007】以上のように従来回路では、出力電圧を十
分高くとることができない。出力電圧が低いと、次段回
路の動作が遅くなり、LSI全体としてみた場合、バイ
ポーラトランジスタの高速性を十分に発揮できない。こ
の問題は、将来、デバイスが微細化され、電源電圧を低
くする必要が生じた時にますます顕著となる。したがっ
てバイポーラトランジスタの高駆動能力を活した上で、
十分に高い出力電圧を出せる回路が望まれる。また、こ
の問題はバイポーラトランジスタを用いない、ー般のC
MOS回路においても同様に生じる。
【0008】特にメモリセルがMOSトランジスタと情
報記憶用キヤパシタとからなるいわゆるダイナミック形
メモリからなる半導体記憶装置においては、ワ−ド線を
速く変化させることによりメモリセル選択を高速にさ
せ、また選択ワ−ド線のレベルを十分に高いレベルにす
ることによりメモリセルにおけるMOSトランジスタを
十分にオン状態にさせ、これにより情報記憶用キヤパシ
タに十分な量の情報電荷を書き込めるようにする上で、
ワ−ド線選択における電圧レベルと動作速度とが問題と
なる。
【0009】〔発明の目的〕したがって、本発明の目的
は、この様な従来の間題点を改善し、低振幅の入力信号
に対しても、十分高い出力電圧を得ることが可能なダイ
ナミック形メモリを成す半導体装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のダイナミック形メモリをなす半導体装置に
おけるワ−ド線駆動回路では、前段回路により制御され
る入力を持ち、かつ少なくとも1個の絶縁ゲート形電界
効果トランジスタを含む回路で構成され、該回路は1個
以上の基準電圧を持ち、上記基準電圧のうち少なくとも
1個を、上記回路を制御する前段回路の基準電圧よりも
高く設定すると共に、該基準電圧と該回路の入力との間
にスイツチ手段を設けることにより、入力電圧と独立の
高い出力電圧を得ることができる様にするものである。
【0011】
【作用】上記した手段によれば高い基準電圧とスイッチ
のスイッチ動作のよって入力電圧と独立の高い電圧が得
られる。
【0012】
【実施例】
〔実施例1〕以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明
する。図1は本発明の概念を示す実施例である。
【0013】Cは前段回路からの入力端子であり、Dは
出力端子である。本回路により低振幅入力Cから高振幅
出力Dを得る。B1、B2、B3は直流又はパルスの高電
庄印加端子である。このうちB1はスイツチ12を通し
てノードFに高電圧を供給し、B2はpMOS13のソ
ースに高電圧を供給し、またB3はバイポーラトランジ
スタのコレクタに高電圧を供給する端子である。これら
1、B2、B3は分離しても良いが、このうちの2個あ
るいは全部を接続しても良い。Aはスイツチ手段11の
制御端子である。バイポーラトランジスタ15で出力電
圧を立ち上げ、回路ブロツク16で出力を立ち下げる。
13、14は15を制御するためのpMOS、nMOS
トランジスタである。図1のスイツチ11の数を増減す
ることにより、入力数を自由に変更できる。本図および
後述の実施例では低振幅の入力Cあるいは制御入力Aの
高電圧側をVA、また端子B1、B2、B3に印加する直流
又はパルスの高電圧側をVHと記す。これらの端子の電
圧は必ずしもVAあるいはVHに完全に一致する必要はな
いが、説明を単純にするための低電圧系をVA、高電圧
系をVHとする。
【0014】以下、図1の動作を説明する。
【0015】まずスイツチ11がオン、12がオフの状
態で、Cが低電位になると、Fは低電位になり13がオ
ン、14がオフになる。この結果15のべース電位Gは
Hとなり、バイポーラトランジスタ15により出力
は、高速に高電位VH−VBEに向けて上昇する。ここで
BEは15のべース・エミツタ間電圧である。
【0016】次に入力Cが高電位になると、Fの電位は
スイツチ11を通して上昇しVAーVT1inとなる。ここ
でVT1inはスイツチ11を構成するnMOSのしきい値
電圧である。この結果、14がオン、15がオフ、また
16がオンとなりDの出力電位を立ち下げる。入力Cの
高電位への切換りとほぼ同時にスイツチ12をオンさ
せ、Fの電位をVA−VT1inより高いVHにする。これに
より13、14を通じて流れる貫通電流を防止すること
ができる。Fの電位は、C、Aより高くなると自動的に
スイツチ11がオフとなることに応じて入力Cと独立に
上昇する。
【0017】なお、出力電位を立ち下げる手段16は同
図に示す様な1個のnMOSトランジスタで構成しても
良いが、この部分に図2、図3に示す様な、バイポーラ
とMOSとの複合回路を用いれば、出力の立ち上げをさ
らに高速に行うことができる。さらに、図1の16の様
なnMOSと図2、図3のどちらか一方を並列接続すれ
ば出力電位を高速に、かっ0Vにまで立ち下げることが
できる。
【0018】図1の入力Cに接続される前段回路の構成
例を図4、図5、図6、図7に示す。 なお、図4〜図
6はCMOSゲ−ト回路であるが、図7はバイポーラー
CMOS複合ゲート回路である。これらはいずれも3入
力NAND機能を持つ。基準電圧がVAと低いので、出
力電圧CもVAあるいはVAより低くなる。図4、図5で
はp、pバ−であらかじめ、Cを高電位にプリチヤージ
しておき、I1、I2、I3が全て高電位の時Cを放電す
る。図6、図7では専用のプリチヤージ信号はないが、
あらかじめI1、I2、I3の1個あるいは全部を低電位
にしておき、Cを高電位にプリチヤージしておく。図1
の前段回路に図5あるいは図7の回路を用いれば、スイ
ツチ11を省略することができる。なぜなら図5、図7
では出力にはnMOSまたはバイポーラトランジスタが
接続されており、後段回路の動作によりCがVA以上の
高い電圧に昇圧されてもラツチアツプ等の問題を生じな
いからである。
【0019】次に図1の本発明の概念をより具体化した
実施例を図8に示す。この実施例は図1に対しスイツチ
12をpMOSで形成し、そのソースをpMOS13の
ソースと接続し端子B1としたものである。
【0020】次にこの回路の動作を図9、図10の電圧
波形図を用いて説明する。
【0021】図9はnMOS11のゲートAの端子が常
に高電位VAの場合である。ここでは入力Cの高電位側
もVAとする。Eが高電位の状態でCが高電位になると
nMOS11を通してFの電位はVA−VTiinの電位と
なる。次いでEが低電位になると、12(pMOS)がオ
ンしFの電位はVHとなる。この結果13(pMOS)が
オフ、14(nMOS)がオン、バイポーラトランジスタ
15がオフ、16(nMOS)がオンとなり、出力Dは低
電位になる。なおFが高電位VHに上昇する時、A、C
の電位はVAであるので、11はオフでありC点の電位
はVAのままである。ー方、Eが高電位の状態でCが低
電位になると11がオンし、FもCと同じ低電位にな
る。この結果13がオン、14がオフしノードGがVH
となり、出力Dが高速に高電位に充電される。この出力
の高電位はVH−VBEである。なおこの回路では図9の
破線に示す様にCが高電位VAになってから、Eが低電
位になるまでの期間tCEが長いとFの高電位はVA−V
Tiinにしばらくとどまるので、13、14に貫通電流が
流れ、Dが不十分な低電位にとどまる期間が存在する。
したがってAが常時高電位の方式では、tCEの時間を短
かくすることが望ましい。そのためにはCが高電位にな
ると同時にEを低電位に切換えればよい。これにより上
記問題は完全に解決できる。
【0022】図10は上記貫通電流が流れないようにし
た他の実施例であり、図8の回路において、Aをパルス
駆動する方式である。時刻t1、t3でEが低電位に切換
る以前に制御端子Aを低電位にしておく。この時Cの電
位はどちらでも良い。Eが低電位になるとFは高電位V
Hとなるが、nMOS 11はAが低電位ゆえオフのま
まである。この結果出力Dは前述したと同様に低電位と
なる。次にEが高電位に戻り、入力Cが低電位の状態の
時刻t2でAが高電位になるとFが低電位となり、その
結果出力Dは高電位VHーVBEに充電される。逆に時刻
4の様に入力Cが高電位なら11はオフしたままであ
り出力Dは0Vのままである。またこの後t5でスイツ
チ12をオンさせてもFはVHのままであり、出力Dは
0Vのままである。この様に、図10の方式ではFの電
位はスイツチ12だけを介して高電位VHとするため図
9の破線の様にVAーVT11nの電位となる期間は存在し
ない。この回路の動作により、CとAの低振幅信号入力
から高振幅出力Dを得ることができる。
【0023】なお図8ではスイツチ12をpMOSで構
成したが、これを図11の実施例に示す様にnMOSで
構成することもできる。但しこの時には制御信号Eの極
性を図9、図10と比ベ反転させる必要がある。さらに
この場合はFの高電位をVHとするにはEの高電位をVH
+VT12n以上とする必要がある。ここでVT12nは12
(nMOS)のしきい値電圧である。
【0024】以上はA(スイツチ11)とE(スイツ
チ)12を同期させる方式、すなわち12をオンする前
に必ずスイツチ11をオフにしておき、また11がオン
する前に必ず12をオフにしておく方式である。次にE
をGと共通にする方式について述べる。
【0025】図12の実施例はスイツチ12をpMOS
で構成し、その制御を次段CMOSの出力Gで行い、図
8と図11での制御信号Eを省略したものである。この
図12の回路の動作を図13の電庄波形図を用いて説明
する。
【0026】まずスイツチ11の制御入力Aが高電位V
Aの状態で、入力Cが低電位0Vになると、スイツチ1
1がオンしているのでFも0Vになり、スイツチ13が
オン、14がオフとなる。こうして、Gの電位がVH
なり、バイポーラトランジスタ15がオン、16がオフ
になる。出力Dはバイポーラトランジスタにより高速に
立ち上がり、出力電位は最終的にはVHーVBEになる。
Gの電位がVHであるので、スイツチ12(pMOS)
はオンからオフに変わる。
【0027】次に入力Cが高電位になると、Fの電位は
11(nMOS)を介してVA−VT11nの電位まで立ち
上がる。この結果14がオンとなるとともに13がほと
んどオフとなり、Gの電位が低下し、12をオンさせ
る。このためFの電位はさらに上昇し、Gの電位はさら
に下降し、最終的にFはVH、Gは0Vになる。Fの電
位がVA−VT11nからVHに上昇する際はスイツチ11が
自動的にオフになるので、入力Cの電位は一定である。
この様に12、13、14で正帰還をかけている。
【0028】なお図13ではスイツチ11の制御入力A
は常に高電位としたが、Aにパルス電圧を印加すれば、
Aが高電位の時、上述の様に入力Cに応じて出力Dを変
化させ、またAが低電位の時は入力Cの変化に依らず出
力Dを、以前の高電位又は低電位の一定状態レこ保つこ
とができる。
【0029】以上述べた実施例によれば、外部から余分
なパルス信号を必要とせず、低電圧の入力Cから高電圧
の出力Dを得ることが可能となる。
【0030】これまで述べてきた図8、図11、図12
の実施例ではスイツチ12をMOSトランジスタで構成
してきたが、さらにスイツチ12をMOSをトランジス
タでなくダイオード(バイポーラあるいはMOSダイオ
ード)で構成したのが図14の実施例である。図15は
その電圧波形図である。図15は図14のスイツチ11
のnNOSのゲートを常時高電位VAとするもので、前
述した図9、図13の電気波形図に対応するものであ
る。もちろんスイツチ11のゲートにパルスを印加して
図10と同様な動作をさせることもできる。図15でダ
イオード12のアノード側B1には入力Cが高電位VA
なった直後、VH+VBEの電位まで立ち上る信号を与
え、ダイオード12を通してF点をVHに充電する。か
くして出力Dを0Vにする。B1が0Vに戻ると、12
は逆バイアスとなりオフとなる。その後入力Cが低電位
になると、Fの電位は11を通して0Vになり、出力D
はVH+VBEまで充電される。F点の電位がVHの時、入
力Cが高電位VAのままであると、F点は放置されず出
力Dは0Vのままである。以上に述べた実施例において
も、既に述べた実施例と同様に高電圧出力を得ることが
できる。
【0031】さらに前述した図8の様にスイツチ12を
制御信号Eで制御する方式と、図12の方式を併用した
のが図16の実施例である。この図で12−1(pMO
S)は外部からの制御信号Eを用いてFを高電位VH
設定するスイツチ、また12−2は14、15で構成さ
れるCMOSインバータの出力Gを制御信号に用いるこ
とにより、Fを高電位VHに設定するスイツチである。
この回路の動作は図8の回路動作と等しいが、図8の回
路に比べ、12−1と12ー2のpMOSのゲート幅を
調整することにより、回路動作の安定化と高速化を両立
させることができる利点がある。すなわちスイツチ1
1、12ー1がオフの時には12ー2がオンとなり、F
点をフローテイング状態にしないので、外部からF点に
雑音が入りにくく、安定にF点を高電位に、出力Dを低
電位に保持することができる。またF点を低電位から高
電位に充電する時は12ー1をオンさせることにより行
うので、12−1のゲート幅を大きくとればF点を高速
に立上げ、出力Dを高速に立下げることができる。ー方
12−2のゲート幅を小さくとればF点を高速に立下
げ、出力Dを高速に立上げることができる。この様にし
て出力Dの立上り、立下りを共に高速化することができ
る。
【0032】なお以上に述べてきた実施例はいずれも1
入力(c)、1出力(D)の場合であるが、多入力の場
合にもスイツチ11を入力数に応じて多数並列に接続す
ることにより構成できる。この1例として図12を3入
力に変形した実施例を図17に示す。図17では3入力
(C1、C2、C3)とこれを制御する信号Al、A2、A3
を各々スイツチ11−1、11−2、11−3に印加す
る。本回路では、信号Ai(i=1,2,3)が高電位
Aとなっているスイツチの入力C1〜C3のいずれかが
内部に取り込まれ、これに対応する出力が出力端子から
得られる。
【0033】またA1,A2,A3がすべて低電位の時
は、C1,C2,C3のいずれの変化にも依らず、出力D
やF、Gの電位は以前の状態を保ち、ー定電位を保持し
続けることが出来る。
【0034】以上に記した実施例はいずれも出力の立ち
上げを高速に行うため、出力にバイポーラトランジスタ
を用いてきたが、場合によってはバイポーラトランジス
タを削除して、各実施例のG点から出力を取り出すこと
もできる。この場合バイポーラトランジスタを用いてい
ないため高速性では劣るが、低振幅入力から高振幅の出
力を得ることが出来る。次にそれらの構成について述べ
る。図17、図18はこれらの実施例である。このうち
図17は図1に、図18は図8に各々対応し、いずれも
図1、図8での出力充電用バイポーラトランジスタ15
と放電用nMOSトランジスタ16を省略したものであ
る。回路の動作や電圧波形も既に述べてある通りであ
る。
【0035】但しバイポーラトランジスタがないため出
力の立ち上がりが遅くなる反面、B2の電位VHがpMO
Sトランジスタ13を通してそのまますなわち出力VBE
の電圧降下なしに出力に得られる利点がある。図17、
図18で、B1、B2の端子は分離しても良いが破線の様
に接続し同一電圧VHを供給しても良いのは、これまで
の実施例と同じである。
【0036】本発明には種々の用途が考えられるが、特
にMOSメモリセルを用いたスタテイツク形メモリ(S
RAM)、ダイナミツク形メモリ(DRAM)あるいはリ
ードオンリメモリ(ROM)等の半導体記憶装置のワード
ドライバに用いると好適である。なぜなら高速の半導体
記憶装置を実現するためには、選択すべきワード線を高
速かつ高振幅に駆動し、信号電圧を大きくしてS/Nを
高め、さらには蓄積電圧を大きくしてソフトエラー耐性
を高めることが必要なためである。以上の事情について
は、ITOH, K.and SUNAMI, H. 「ハイデンシテイ・ワン
デバイス・ダイナミツクス・メモリセルズ」‘High den
sity one - device dynamic MOS memory cells',IE
EPR0C., vo0. 130, Pt. I. M3, JUNE 1983., pp
127〜135に詳細がある。
【0037】図20は半導体記憶装置の(DRAM、S
RAM、ROM)のブロック図であり、メモリセルアレ
ーと周辺回路群が示されている。
【0038】このメモリセルアレーMCAには、i本の
ワード線WLとj本のデータ線DLが交差配列され、ワ
ード線とデータ線の交点のうちN個にメモリセルMCが
配置されている。アドレスバツフア回路ABX、ABY
には各々アドレス入力Xo〜Xn、Yo〜Ymが印加され、
その出力が、デコーダ・ドライバ回路XD、YDに伝達
される。これらのデコーダ・ドライバ回路XD、YDの
うち回路XDによりワード線が、回路YDにより書き込
み・読み出し回路RCがそれぞれ駆動され、メモリセル
アレーMCA内の選択されたメモリセルMCへの情報の
書き込み、あるいは該メモリセルMCからの情報の読み
出しを行う。CCは書き込み・読み出し制御回路で、こ
の回路CCは、チツプセレクト信号CS、書き込み動作
制御信号WE、入力信号DIによって前記アドレスバツ
フア回路ABX、ABY、デコーダ・ドライバ回路X
D、YD、書き込み・読み出し回路RC、出力回路0C
を制御する。出力回路OCは、書き込み・読み出し回路
RCにより読み出された情報を外部へ出力するための回
路である。なおメモリセルMCの一例としてスタテイツ
ク形MOSメモリセルを図20に、またダイナミック形
MOSメモリセルを図21に示す。また図では省略する
がリードオンリ形MOSメモリセルを用いることもあ
る。これらメモリセルの形式に応じて、周辺回路群の回
路構成は異ったものとなるが、ワード線を高速かつ高振
幅に駆動することが、いずれのメモリセルについても高
速化、動作安定化の必要条件である。
【0039】以後、本発明を半導体記憶装置(以下メモ
リと略す)のワードドライバに適用した実施例を述べ
る。
【0040】図23はデコーダ、ワードドライバの1実
施例である。DECはデコータ回路、WD0、WD1、
WD2、WD3のワードドライバである。ワードドライ
バには図8の実施例回路を用いている。この回路は1ケ
のデコーダ回路の出力Cを、4個のワードドライバで共
用している。デコーダとワードドライバの間にnMOS
によるスイッチ11−1、11−2、11−3、11−
4を設け、これらを信号ATo、ATl、AT2、AT
3で制御している。P1、P2は各々デコーダとワードド
ライバのプリチヤージ信号で、メモリ待機時あるいはプ
リチヤージ期間にはC点をVA、Fo、F1、F2、F
3点をVHに充電しておく。AX1、AX2、AX3、およ
びATo、ATl、AT2、AT3はアドレスバツフア回
路あるいはプリデコーダ回路の出力であり、AX1、A
2、AX3が全て高電位の時、Cは低電位の選択状態に
なる。さらに、ATo,ATl、AT2、ATのうち1本
が高電位になると、それに接続されるワードドライバ出
力を高電位の選択状態に充電する。
【0041】次に図23の回路の動作を図24の電圧波
形図を用いて説明する。図23のCSは図19のCSに
対応するものでメモリチツプのタイミング制御を行う基
本入力信号である。ここではTTLインターフェースの
入力電圧を想定している。高電位の時は待機時あるいは
プリチヤージ期間を表わし、低電位の期間にメモリが動
作状態になるものとする。まず図24のサイクルのto
p1について説明する。CSが高電位時にP1、P2は0
VでpMOS30、12によりCを高電位VA、F0、F
1、F2、F3を高電位VHに充電しておく。この時ワード
線W0、W1、W2、W3は全て低電位0Vである。CSバ
−が低電位になりメモリが動作状態になると、P1が高
電位VA、P2が高電位VHとなり、pM0S30、12
は共にオフとなる。この時AX1、AX2、AX3が全て
高電位VAになると、Cが0Vになり、さらにAT0のみ
が高電位VA、その他のAT1、AT2、AT3が低電位の
時は、F0のみが0V、Fl、F2、F3は高電位VHのま
まである。この結果W0が高電位VHーVBEに充電され、
1、W2、W3は低電位0Vのままである。メモリの読
出し,再書込みの終了後、CSバ−入力に応じてすべて
のAX、ATが低電位となり、さらにP1、P2が低電位
となり、再びC、F0、F1、F2、F3を高電位に充電す
る。この結果、選択ワード線W0も0Vに戻る。次のサ
イクルtop2では、アドレス入力が変化してAX1
AX2、AX3の一部または全部が低電位のままと仮定す
る。この時デコーダ出力CがVAのままでたとえばAT0
がVAになっても、F0放電されないので、出力W0は0
Vのままである。待機状態tSTではCSバ−入力が高電
位なのでP1、P2は低電位、AX、ATは低電位のまま
である。この時全ワード出力は低電位を保っ。図23の
デコーダ回路DECは図4と等しい3入力NAND回路
であるが、図5、図6、図7の様な回路を用いることも
できる。またデコーダの入力数を3入力以外とすること
や1デコーダの出力を4個以外のワードドライバに共用
することも容易に可能である。
【0042】図25はワードドライバに図16の回路を
用いたものである。このデコーダ、ワードドライバの制
御は図24と同様にして行えるが、図16のところで述
べた様にこのワードドライバは動作の安定化と高速化を
両立させることができる。すなわちP2が高電位で、か
つデコーダ出力Cが高電位の時、あるいはP2が高電位
でかつスイツチ11−1〜11−4がオフの時、スイツ
チ12−2の動作によりF0〜F3の電位を安定にVH
保持することができる。したがってあるワ−ドが低電位
から高電位に切換る時にも、他のワードドライバのF0
〜F3点には雑音が誘起されにくく、非選択のワードを
安定に低電位に保持することができる。また12−1、
12−2のゲート幅を調整し、F0〜F3点の応答を高速
化することもできる。
【0043】さらに図26は、図23の実施例に対し、
ワードドライバとして図18の実施例を用いたものであ
る。バイポーラトランジスタを必要としないため、製造
コストを下げることができる。回路動作は図23とほと
んど等しいので説明を省略する。
【0044】さて、図22〜図26にメモリのワードド
ライバへの本発明の適用例を示した。 低振幅入力から
高速に高振幅出力に変換することが必要な箇所はメモリ
のワードドライバに限らず、メモリの入出力回路やその
他一般の集積回路中に広く存在する。図27はその一般
例である。この図は基準電圧VAで動作する低振幅回路
系45から信号を取出し本発明の変換回路を用いて、高
振幅出力Dを得るものである。41〜44は45を構成
するインバータ、あるいは論理回路を示し、これらの電
源端子JにはVAを供給する。46の基準電圧としてB
には高電圧VHを、また必要ならAには電圧VAの直流ま
たはパルス電圧を印加する。A、B、C、Dは前述の実
施例図のA、B、C、Dに対応する。この様な回路構成
は、たとえばECLの低振幅入力から高振幅のMOSレ
ベルヘ変換する部分、あるいはメモリのセンスアアンプ
の低振幅信号からTTLの高振幅出力に変換する部分
等、広く存在する。
【0045】ところで、図1〜図27の構成では、電圧
Aを供給する電源と電圧VHを供給する電源との2つの
正電源を必要とする。これらの電源をチツプ外部から別
々に供給することは勿論可能であるが、いずれか一方の
みを外部から供給し、他方はこれを基準にしてチツプ内
部で発生して供給したり、あるいはいずれもチツプ内部
で、他の電源を基準にして発生することも可能である。
したがって、前述の実施例のうち、2つの正電源を必要
とするものを1つの外部正電源のもとで、例えば2つの
電圧のうち、高い方は外部正電源より直接供給し、低い
方は、外部正電源の電圧を特願昭56−168698
号、特願昭57−220083号明細書などに示されて
いるような電圧リミツタ回路により低くして供給するこ
とも可能である。また、場合によっては、必要とする2
電源のうち、低い方は外部正電源より供給して、高い方
は、外部正電源の電圧を昇圧する回路によって高くして
供給してもよい。
【0046】図28は、本発明に用いる昇圧回路の一実
施例図である。この回路では、電圧VAは外部正電源よ
り供給して、高電圧VHを発生させる。この図28の回
路は、基本的にはいわゆるチヤージポンプ型の昇圧回路
CP1とCP2とを並列に並べたものである。チヤージ
ポンプ型の昇圧回路の動作原理は、よく知られているの
でここでは省略する。ここで、ツエナーダイオード19
2は、端子194の電圧が所望のレベルVHより上がり
過ぎた場合に電流リークさせ、それ以上の電位上昇を防
止するためのものであるが、必要のない場合は除去して
もよい。またツエナーダイオード192の替りに、通常
のダイオードやMOSトランジスタのゲートとドレイン
を接続したMOSダイオード回路を順方向に複数個接続
したものを用いてもよい。また、CP1、CP2として、
MOS容量とMOSトランジスタで構成したダイオード
を3段接続した例を示したが、ー般的に段数をn、MO
Sトランジスタのしきい電圧をVT、φS1〜φS3、φT1
〜φT3のパルス振幅をVAとすると、得られる電圧は約
(n+1)(VA−VT)となり、必要とするVHの値に
応じてnの値を選べばよい。
【0047】この回路を図22〜図26に適用した場
合、図28の端子194より供給しなくてはならない電
流は、ワード線が選択されるときに大きくなる。したが
って、半導体メモリのアクテイブな期間には、大きな供
給電流を得るためにCP1とCP2の両方を動作させ、ス
タンバイの期間には、CP1のみを動作させることも可
能である。これによって、低い消費電力で大きな出力電
流を得ることができる。図29は、図28のCP1、C
2へ印加するパルスの電圧波形の一例図である。 図
においては、tst、すなわちスタンバイの期間にはC
1のみが動作し、top、すなわちアクテイブな期間
にはCP1とCP2の両方が動作する例を示している。C
2の起動時刻をワード線を選択する時刻と同期させる
には、例えば、チツプセレクト信号CSバ−やRASバ
−信号を利用すればよい。また、いわゆるぺージモード
のように、ー体のワード線上のメモリセルの情報を連続
して読み出すような動作をさせる場合には、選択したワ
ード線の電位を長時間高電位に保っ必要がある。この場
合には、ワード線電位が高レベルに達した後も、CAS
バ−信号などを利用してCP2を活性化してもよいこと
は勿論である。
【0048】なお、ここではチヤージポンプ回路を2つ
用いた例を示したが、必要に応じて1個にしたり、ある
いはさらに多くの回路を用いてもよいことは勿論であ
る。また、ワード線の電位の立ち上げを非常に高速に行
うと、ー時的に、図28の端子(28)194の電位が
低下することがある。その場合には、端子194がコレ
クタに接続されたバイポーラトランジスタの飽和を防止
するため、端子194の容量を大きくして、電位の低下
を小さくする必要がある。そのためには、VHを供給す
るためのバイポーラトランジスタのコレクタを、全て端
子194に接続することによって、バイポーラトランジ
スタのコレクタ容量により端子194の寄生容量を増加
させることもできる。また、ここでは、φS1とφS3およ
びφT1とφT3はそれぞれ別信号として示したが、場合に
よっては同一信号で駆動することもできる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
MOSトランジスタを含む回路において、動作の基準と
なる電圧を、上記回路を制御する前段回路が基準として
動作する電圧とは異なる値にするので、所望の大きな出
力電圧を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す第1の実施例図。
【図2】出力放電回路。
【図3】出力放電回路。
【図4】前段回路の構成例。
【図5】前段回路の構成例。
【図6】前段回路の構成例。
【図7】前段回路の構成例。
【図8】第2の実施例図。
【図9】図8の電圧波形図。
【図10】図8の電圧波形図。
【図11】第3の実施例図。
【図12】第4の実施例図。
【図13】図12の電圧波形図。
【図14】第5の実施例図。
【図15】図14の電圧波形図。
【図16】第6の実施例図。
【図17】12を多入カヘ適用した第7の実施例図。
【図18】図8の実施例図。
【図19】第9の実施例図。
【図20】半導体記憶装置のブロック図。
【図21】スタテイツク形MOSメモリセルの回路図。
【図22】ダイナミツク形MOSメモリセル回路図。
【図23】メモリのデコーダ、ワードドライバへの本発
明の適用実施例図。
【図24】図23の電気波形図。
【図25】デコーダ、ワードドライバへの第2の適用実
施例図。
【図26】デコーダ、ワードドライバへの第3の適用実
施例図。
【図27】本発明の一般的な応用例を示す図。
【図28】直流高電圧を発生する回路図。
【図29】図28の各部の1電圧波形図。
【図30】バイポーラCMOS複合形従来回路である。
【符号の説明】
C、C1、C2・・・低振幅入力、D・・・高振幅出力、
A、Al、A2…制御入力、E・・・制御入力、B、
1、B2、B3・・・高電圧印加端子、VA‥・低電圧、
H・・・高電圧、Vcc・・・正側電源電圧、Vss
・・・負側電源電圧または0V、Xo〜Xn・・・Xア
ドレス、Yo〜Y.・・・Yアドレス、MCA・・・メ
モリセルアレー、MC・・・メモリセル、DL、DLバ
−・・・データ線、WL、W0、W1、W2、W3・・・ワ
ード線、ABX、ABY・・・アドレスバッフア回路、
XD、YD・・・デコーダ、ドライバ回路、RC・・・
書込み・読出し回路、CC…制御回路、OC・・・出力
回路、DO・・・メモリ読出し出力、CSバ−・・・チ
ップセレクト信号、WEバ−・・・書込み制御信号、D
I・・・書込み入力、DEC・・・デコーダ、P1・・
・デコーダプリチヤージ信号、P2・・・ワードドライ
バプリチヤージ信号、AX1、AX2、AX3…アドレス
バッフア出力あるいはプリデコーダ出力、ATo、AT
1、AT2、 AT3・・・第2のアドレスバツフア出力
またはプリデコータ出力、CP1、CP2・・・チヤージ
ポンプ回路、φs1、φs2、φS3・・・CP1活性化パル
ス、 φT1、φT2、φT3・・・CP2活性化パルス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 隆夫 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 河原 尊之 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 伊藤 清男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイナミック形メモリセルからなる複数の
    メモリセルと、各メモリセル内のMOSトランジスタの
    ゲ−トに夫々接続される複数のワ−ド線と、動作電圧振
    幅の入力信号をその入力とし上記複数のワ−ド線の所望
    のワ−ド線を選択するワ−ド線駆動回路とを具備する半
    導体記憶装置において、 外部正電源からの電圧を受けて上記動作電圧を形成する
    電圧リミッタ回路と、 周期的なパルス信号にしたがって周期的にチャ−ジポン
    プ動作を行い、かかる周期的なチャ−ジポンプ動作によ
    って上記動作電圧よりも大きなレベルの直流電圧として
    の第1の電圧を形成する昇圧回路からなる電圧発生手段
    をさらに具備してなり、 上記ワ−ド線駆動回路は、上記電圧発生手段の出力と選
    択されるべきワ−ド線との間にそのソ−ス・ドレイン経
    路が形成された第1のPチャンネルMOSトランジスタ
    を有することにより該選択されるべきワ−ド線に上記動
    作電圧よりも大きい電圧を供給するようにされてなるこ
    とを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の半導体記憶装置におい
    て、 上記電圧発生手段は、上記第1の電圧を出力するととも
    に第1の電流供給能力を有する第1の状態と、上記第1
    の電圧を出力するとともに上記第1の電流供給能力より
    も大きい第2の電流供給能力を有する第2の状態とを有
    することを特徴とする半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の半導体記憶装置におい
    て、 上記半導体記憶装置の外部から入力される第1の信号に
    より、上記電圧発生手段の第1の状態と上記第2の状態
    とが切り換えられるようにされてなることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の半導体記憶装置におい
    て、 上記電圧発生手段は、それぞれチャ−ジポンプ動作を行
    う第1及び第2の昇圧回路を有し、 上記第2の昇圧回路は上記第1の信号により、動作、非
    動作が制御されるようにされてなることを特徴とする半
    導体記憶装置。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4の何れかに記載の半導体記
    憶装置において、上記第1の信号は、上記半導体記憶装
    置を選択するチツプセレクト信号であることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】請求項2乃至4の何れかに記載の半導体記
    憶装置において、上記第1の信号は、ロ−アドレススト
    ロ−ブ信号であることを特徴とする半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】請求項2乃至4の何れかに記載の半導体記
    憶装置において、上記第1の信号は、カラムアドレスス
    トロ−ブ信号であることを特徴とする半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7の何れかに記載の半導体記
    憶装置において、上記電圧発生手段は、上記電圧発生手
    段の出力が所定の電圧以上に大きくなることを防止する
    電圧上昇防止回路を有することを特徴とする半導体記憶
    装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の半導体記憶装置におい
    て、 上記電圧上昇防士回路はダイオ−ド、ツエナ−ダイオ−
    ド若しくはMOSダイオ−ドからなることを特徴とする
    半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至9の何れかに記載の半導体
    記憶装置において、 上記ワ−ド線駆動回路は、上記第1のPチャンネルMO
    Sトランジスタのゲ−ト・ソ−ス間にそのソ−ス・ドレ
    イン経路が形成された第2のMOSトランジスタを有す
    ることを特徴とする半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載の半導体記憶装置にお
    いて、 上記ワ−ド線駆動回路は、上記ワ−ド線駆動回路の上記
    入力と上記第1のPチャンネルMOSトランジスタのゲ
    −トとの間に、そのソ−ス・ドレイン経路が形成された
    第3のMOSトランジスタを有し、該第3のMOSトラ
    ンジスタのゲ−トには上記動作電圧が印加されることを
    特徴とする半導体記憶装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58185091A (ja) * 1982-04-24 1983-10-28 Toshiba Corp 昇圧電圧出力回路および昇圧電圧出力回路を備えたアドレスデコ−ド回路
JPS59213090A (ja) * 1983-05-18 1984-12-01 Toshiba Corp 駆動回路

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